ARM 用統合開発環境 IAR Embedded Workbench for ARM 動的解析アドオン機能 C-RUN のご紹介 2015/4 IAR Systems K.K.
C-RUN とは? 統合開発環境 IAR Embedded Workbench for ARM (EWARM) のデバッグ機能が強化されました C-RUNはデバッグ効率アップを目的とした動的解析アドオン機能です 単体テスト時の動的解析が簡単 & 安価に可能です 従来の解析ツール 開発プロセスの変更が必要 C-RUN 開発プロセスを変えずにデバッグ効率アップ 難しい & 高い 開発効率は期待ほど up しない 簡単 & 安い
C-RUN でできること C-RUN では統合開発環境 EWARM から以下の項目をチェック可能です 1. ヒープチェック 2. バウンダリングチェック 3. 整数演算のオーバーフロー 4. 整数変換時のデータ精度落ち 5. 整数シフトでのオーバーフロー 6. ゼロでの除算 7. Switch 文で何もしないケースの検出 自動でエラーチェックした結果を表示
EWARM EWARM と C-RUN C-RUN は EWARM にアドオンするユーザのテストを支援する動的解析ツールになります IDE ツールビルドツール IAR C-SPY デバッガ C-RUN エディタ プロジェクトマネージャ ライブラリビルダ ライブラリアン 追加 チェック項目の指定 IAR C/C++ コンパイラ アセンブラ リンカ MISRA-C 追加 チェックコードの自動挿入 シミュレータ ハードウェアドライバ Power デバッグ RTOS プラグイン 追加 チェックコードによる違反検出と違反原因の表示
Why C-RUN? 以下のようなユーザーに最適です 簡単かつ 20 万円以下の費用で デバッグ効率を上げたい コードを変えずに解析を行いたい 解析のためにわざわざテストケースを作成する余裕がない 解析ツールには興味があるがコストが高すぎる 解析ツールを所有しているが 設定が難しく使いこなせていない 製品リリース後や保守フェーズに発生するバグリスクを減らしたい 統合開発環境 EWARM の GUI 上で チェックを入れるだけ! テストケース コード変更は不要
C-RUN のメリット C 言語で見過ごされやすい不具合要因を確認できます GUI 上から簡単に ON/OFF 出来るので気軽に実施可能 コンパイラ / デバッガに完全に統合されており通常の開発フローとして利用可能 開発の最初の工程から利用でき 利用するための工数はほとんどゼロです
C-RUN に必要なもの C-RUN に必要なもの 1. EWARM 製品版ライセンス ver7.20.1 以降 * サイズ制限版 機能限定版 ( コンパイラのみ ) は除く 2. C-RUN 製品版ライセンス (C-RUN スタンドアロンでの利用は不可となります ) 評価版でも C-RUN は お試し可能です http://supp.iar.com/download/sw/?item=ewarm-eval&lang=ja より EWARM 評価版をダウンロード下さい サイズ制限 (12k) がかかっておりますが 評価用に制限が足りないなどあればまずはご相談下さい
これまでのEWARMロードマップ 6.50.4 Functional Safety 2011 10 2012 6 2012 11 2013 6 2013 10 2014 2 2014 5 6.30 6.40 6.50 6.60 6.70 7.10 7.20 スタック使用量解析 速度最適化 I-scope 外部静的解析ツール連携 新エディタ ソースブラウザ I-jet M0+ サポート 更なる速度最適化! JTAGjet-trace 新ライセンスシステム 外部ツール連携 M0+ MTBトレース C-RUN マルチコアデバッグ Neonサポート サンプルオンデマンド 新 pragma IARはコーディングに集中できる環境を提供します
C-RUN 詳細
C-RUN を使うには? オプション画面からチェックする項目に を入れ 再コンパイルします 1 2 3
メッセージの見かた : 型変換 発生した違反 発生したソース位置 発生した PC 位置 発生したコア ( マルチコア対応 ) データ値の表示値 0x000001f4 を 0xf4 にした コールスタックで main から conv を呼んだ中で発生したことを示しています
メッセージの見かた : 型変換 オーバーフロー原因のデータ値を表示
メッセージの見かた : シフトオーバーフロー シフトして値がオーバーフローすることを表示
メッセージの見かた : ゼロ除算 説明そのまま...
メッセージの見かた : 未処理ケース 説明そのまま...
メッセージの見かた : 領域外アクセス アクセスと本来の領域が Bounds で示されています
メッセージの見かた : 間違ったメモリ管理 0x20000710 は間違った free アドレス
メッセージの見かた : 領域外アクセス アクセスと本来の領域が Bounds で示されています
メッセージの見かた : 同じエラーが発生 複数回発生した場合は 数字がインクリメントされます データ値や呼び出しが違うと違う物としてまとめます
柔軟な C-RUN 適用スコープ ( 単位 ) 設定 プロジェクト単位でのみ設定 プロジェクト単位でもファイル単位でも ON/OFF 可能
個別に C-RUN オプションを指定するには? 1 ファイル ( もしくはグループ ) を選択し 2 継承した設定をオーバーライドにチェック 3 個別にチェックを入れる 1 2 3 ここは選択不可能
IAR システムズ会社概要 スウェーデン本社 代表者 Stefan Skarin 所在地 スェーデン / ウプサラ市 従業員 約 160 名 (2013 年 グループ全体 ) 売上高 約 30 億円 (2013 年 グループ全体 ) 日本法人 代表者 上村清史 所在地 東京都千代田区神田須田町 1-21-5 C-5ビル5 階 設立 2001 年 1 月 15 日 従業員 13 名 ( 技術 / 営業 / 業務 ) 現地法人 沿革 1983 年スウェーデンにて創業 1986 年世界で初めて組込みマイコン向け C 言語コンパイラを開発日本国内でも代理店経由での販売開始 2001 年日本法人設立 2011 年 IAR SYSTEMS GROUP AB がスウェーデン市場上場 世界初の組込 C 言語コンパイラメーカー 世界 40 ヵ国以上で販売 のべ 10 万ライセンスの販売実績 日本法人には技術 / 営業 / マーケティングチームが常駐 国内ユーザーをフルサポート
お問い合わせ お見積りやご相談などお気軽にお問い合わせ下さい ユーザー様の状況に合わせた最適な提案をさせて頂きます お問合せフォーム www.iar.com/customer_jp e-mail info.jp@iar.com TEL 03-5298-4800 IAR システムズ株式会社東京都千代田区神田須田町 1-21-5 C-5 ビル 5 階 23
本資料について
本資料取り扱い上の注意 本資料は 2015 年 4 月 1 日時点の情報を基に作成されており 将来変更の可能性のあるものです あわせてご紹介する設定や機能に関連して 動作保証をお約束するものではございませんので ご了承ください 本資料で提供している情報は ご利用されている方のご判断 責任においてご使用ください 提供した情報に関連して ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても 弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねますので ご了承ください 本資料の内容に関する弊社または各社へのお問合せはご遠慮ください 本資料及びデータの再配布 無断転用 転載等はご遠慮ください 25
商標について IAR Systems, IAR Embedded Workbench, C-SPY, C-RUN, C-STAT, visualstate, Focus on Your Code, IAR KickStart Kit, I-jet, I-scope, IAR, および IAR Systems のロゴタイプは IAR Systems AB が所有する商標または登録商標です ARM および Cortex は ARM Limited( またはその子会社 ) の EU またはその他の国における登録商標です CoreSight は ARM Limited( またはその子会社 ) の EU またはその他の国における商標です All rights reserved. その他 本資料中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です 26