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(4) 業務履行体制計画書 (5) 手持ち業務の状況及び従事技術者 ( 様式第 2 号 ) (6) 配置予定技術者名簿 ( 様式第 3 号 ) (7) 技術者の専任配置誓約書 ( 様式第 4 号 ) (8) 照査技術者名簿 ( 様式第 5 号 ) (9) 手持機械の状況 ( 測量 に限る )( 様式

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1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

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管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

3 入札参加者は 設計図書等に疑義が生じたときは 質疑応答書 ( 様式第 4 号 ) をもって質問することができる ( 入札参加資格の事前確認 ) 第 7 条町長は 一般競争入札に参加しようとする者が第 3 条第 1 号から第 4 号までに規定する入札参加資格を有しているかどうかを確認及び同条第 5

(Taro-5-c16-4-\210\317-2\201E5-c15-4-\210\317-1)

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

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4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

PowerPoint プレゼンテーション

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Taro _土木建築部発注の建設コンサルタント業務に係る総合評価落札方式試行要領

平成 24 年度公共 事品質確保技術者更新講習 岡山県の品質確保に向けた取り組みについて 平成 24 年 11 2 岡山県土木部技術管理課杉原誠 郎 1 目次 1. 一般競争入札の拡大等入札契約適正化法施行後の取り組み 2. 総合評価方式の本格導入等品確法に基づく取り組み 3. 低入札価格調査制度及

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

建設工事等における入札 契約の過程等に係る再苦情処理の手続に関する要綱 平成 27 年 6 月 1 日制定 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 広島県が発注する建設工事等における入札及び契約の過程及び指名除外等の措置及び成績評定に係る苦情等を適切に処理することにより, 入札 契約手続等の透明性の確

財営第   号

第2章 材    料

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

建設コンサルタント等の業務入札契約情報公表要領 ( 平成 14 年 3 月 8 日 13 監第 428 号 ) ( 最終改正平成 29 年 3 月 29 日 28 契検第 150 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 県の発注する建設工事に係る測量 調査 設計及び工事監理の業務 ( 以下 建設コンサルタント

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が


特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

岐阜県県土整備部建設コンサルタント業務等に係る低入札価格調査試行要領

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

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建設工事入札参加業者等指名停止要領について

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名取市工事成績調書作成要領 ( 目的 ) 第 1 この要領は 名取市工事検査規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 4 号 以下 規程 という ) 第 13 条第 5 項及び名取市請負工事監督規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 6 号 ) 第 23 条第 1 項の規定に基づき 工事成績調書の作成に関


2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

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A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

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所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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法第 26 条の規定により当該工事に配置できること なお 配置する技術者は一般競争入札参加資格確認申請書の提出期限の 3 月以上前から恒常的に雇用関係にある者とし 施工実績については調達案件ごとに別に定める ウこの公告の日において 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に定める健康保険

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(2) 不当な情報提供要求職員に対して, 入札 契約に係る次に掲げる情報のうち, 公表されていないものの提供を, 要求する行為をいう ア競争入札等の参加企業等の名称及び数イ他者の見積金額若しくは入札金額又は当該金額の類推を可能とするものウ予定価格算定の基礎となった額並びに歩掛及び単価の全部又は一部エ

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社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

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聖籠町建設工事入札 契約等情報公表実施要綱 平成 14 年 3 月 27 日 告示第 45 号 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令( 平成 13 年政

提出資料について 別紙 入札参加資格審査資料 提出書類提出時期提出すべき者説明様式の取得方法提出方法 1 2 入札説明書に定める入札参加資格を証する資料等 ( 様式 1) 案件ごとに定める開札日 ~ 開札日の翌開庁日午後 5 時 30 分 指示があった場合指示日 ~ 指示日の翌開庁日午後 5 時 3

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

技術者等及び現場代理人の適正配置について

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

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下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

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4 ア イ ウ 手形交換所による取引停止処分を受けてから 2 年間を経過しない者 又は当該工事の入札日前 6 か月以内に手形 小切手を不渡りにした者 会社更生法 ( 平成 14 年法律第 154 号 ) の適用を申請した者で 同法に基づく裁判所からの更生手続開始決定がされていない者 民事再生法 (

鳥取県告示第260号

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Taro _土木建築部発注の建設コンサルタント業務に係るプロポーザル方式試行要領


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現場代理人及び主任技術者等の資格要件について 平成 30 年 9 月 18 日 本市では この度銚子市建設工事請負契約約款 ( 工事約款 ) を一部改正し 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 工事約款第 12 条第 4 項 ) を追加しました これを受け 下記のとおり取り扱うこととしますので

富山市病院事業局低入札価格調査制度実施要領 ( 趣旨 ) 第 1 条この要領は 病院事業局における低入札価格調査 ( 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16 号 ) 第 167 条の 10 第 1 項又は第 167 条の 10 の 2 第 2 項 ( 同令第 167 条の 13 においてこ

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

(案)

プレゼンテーションタイトル

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

一般競争入札(条件付)公告共通事項

Microsoft Word - H30.06

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工事名 : 工事工事番号 : 第 - 号工事場所 : 市 町 工事落札者決定基準 落札者決定基準 高度技術提案型 (PC 橋 ) 農林部 分類 評価 ( 審査 ) 項目 評価 ( 審査 ) 内容 評価 ( 審査 ) 基準 配点 技 術 提 案 書 技術提案に係る項目 総合的なコストの縮減に関する項目

(Taro-4-a22-2-2\214\366\215\ \226\234\211~\201`300)

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2 低入札対策の拡充

Taro-入札公告(差替)

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

(Taro \225\342\220\263-1\201E \225\342\220\263)

(Microsoft Word - \223\374\216D\214\366\215\220.docx)

設計業務委託契約約款新旧対照表 新 ( 平成 28 年 4 月 1 日適用 )( 改正後 ) 旧 ( 改正前 ) 第 34 条受注者は 公共工事の前払金保証事業に関する法律 ( 昭和 27 年法律第 184 号 ) 第 2 条第 4 項に規定する保証事業会社 ( 以下 保証事業会社 という ) と

Microsoft Word - 工事現場における施工体制点検マニュアル

Transcription:

奈良県農林部低入札価格調査制度に係る取扱要領 第 1 目的この要領は 奈良県農林部が実施する建設工事に係る入札について低入札価格調査制度を実施するために必要な事項を定め もってダンピングの防止及び公共工事の適正な施行の確保を図ることを目的とする 第 2 定義この要領において 低入札価格調査 とは 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16 号 以下 施行令 という ) 第 167 条の10 第 1 項及び第 167 条の10の2 第 2 項 ( 第 16 7 条の13において準用する場合を含む ) の規定に基づき落札者を決定するための調査をいう 2 この要領において 調査基準価格 とは 低入札価格調査を行う基準となる価格をいう 3 この要領において 低価格入札者 とは 調査基準価格を下回る入札を行った者をいう 4 この要領において 評価値 とは 奈良県農林部総合評価落札方式実施要領 ( 以下 総合評価実施要領 という ) 第 13 条に規定する評価値のことをいう 第 3 低入札価格調査制度対象工事 低入札価格調査制度の対象工事は次に掲げるものとする (1) 総合評価落札方式を適用する建設工事 (2) その他発注者が必要と認めた工事 第 4 調査基準価格の設定及び算定低入札価格調査制度対象工事には 調査基準価格を設定するものとする 2 調査基準価格は 予定価格の算出の基礎となる仕様書 設計書等により 事業担当課長が算定するものとする 3 調査基準価格は 予定価格の算出の基礎となった次に掲げる額の合算額 ( 以下 調査基準比較価格 という ) に 100 分の108を乗じて得た額とする ただし その額が 予定価格の10 分の9を超える場合にあっては予定価格に10 分の9を乗じて得た額とし 予定価格の10 分の7に満たない場合にあっては予定価格に10 分の7を乗じて得た額とする なお 調査基準比較価格は百円以下を切り捨てた額とする (1) 直接工事費の額に10 分の9.7を乗じて得た額 (2) 共通仮設費の額に10 分の9を乗じて得た額 (3) 現場管理費の額に10 分の9を乗じて得た額 (4) 一般管理費の額に10 分の5.5を乗じて得た額 4 事業担当課長は 必要があると認めるときは 前項の規定にかかわらず 予定価格に 10 分の9を乗じて得た額と予定価格に10 分の7を乗じて得た額の範囲内で 調査基準価格を算定することができる - 1 -

第 5 入札参加者への通知入札執行者は 次に掲げる事項を公告するとともに 入札説明書及び入札通知書においても記載することとする (1) 低入札価格調査制度を採用すること (2) 調査基準価格を設定し 調査基準比較価格を下回る入札が行われた場合は 落札者の決定を保留し 低入札価格調査を行い 入札者全員に対し後日結果の通知を行うこと (3) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者は 最低価格入札者 ( 総合評価実施要領第 2 条に定める工事にあっては 評価値の最も高い者 ) であっても落札者とならない場合があること (4) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者は 入札執行者が定める期限までに 第 7に定める書類を提出しなければならず 期限までに提出がなかった場合は失格となること 期限は 開札日の翌日 ( その日が奈良県の休日を定める条例 ( 平成元年 3 月奈良県条例第 32 号 ) 第 1 条に規定する県の休日 ( 以下 休日 という ) に当たるときは その翌日以降の直近の休日でない日 ) の午前 9 時から正午までとする (5) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者は 聞き取り調査及び資料の提出に協力しなければならず この聞き取り調査及び資料の提出に応じない場合は失格となること (6) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者との契約に係る前金払の額は 請負代金額の10 分の2 以内となること (7) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者との契約に係る契約保証金の額及び契約解除の場合の違約金を支払うべき額は 請負代金額の10 分の3 以上となり 契約保証金を支払われない場合又は契約保証を受けられない場合は 契約は締結できないものであること (8) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者と契約する場合においては 主任 ( 監理 ) 技術者とは別に同等の要件を満たす技術者の配置を求めること (9) 調査基準比較価格を下回る入札を行った者で契約者となったものは 下請金額にかかわらず 下請契約に係る契約書等の写し 施工体制台帳及び施工体系図を提出しなければならないこと また 工事施工中及び工事完了後 施工体制台帳の内容等について調査やヒアリングを実施する場合があること さらに 奈良県農林部土木工事重点監督実施要領の規定に基づき 品質管理を行わなければならないこと (10) 低入札価格調査時の積算内訳と工事完了後の実績を対比するため 調書を提出しなければならないこと (11) 下請代金の不払いがないか 支払期間が不適切でないか等を調査するため 調査やヒアリングを実施する場合があること (12) 調査基準価格を下回る価格をもって単独又は特定建設工事共同企業体の一構成員として契約する場合においては 当該者又は当該構成員の 県土マネジメント部 農林部又は水道局が入札公告を行った工事における過去 2ヶ年度の間 ( 当該契約対象工事の発注年度を含まない ) の工事成績評定点の平均値 ( 県土マネジメント部の平均値 農林部の平均値又は水道局の平均値の最も低い値とする ) が75 点未満のときは 当該契約対象工事が完成し かつ 引渡しが完了するま - 2 -

で 県土マネジメント部 農林部又は水道局が入札公告を行う新たな工事の入札に参加することができないこと この場合において 当該者又は当該構成員に対象となる工事実績がない場合は 75 点以上とみなして扱うものとし 当該者又は当該構成員に対象となる工事実績がある場合は 過去 2ヶ年度の間 ( 当該契約対象工事の発注年度を含まない ) の工事成績評定点の平均値の算定については 別紙 1に定める対象工事の工事成績評定点を用いて算定する (13) 調査基準価格を下回る価格をもって単独又は特定建設工事共同企業体の一構成員として契約する場合においては 当該者又は当該構成員の 県土マネジメント部 農林部又は水道局が入札公告を行った工事における過去 2ヶ年度の間 ( 当該契約対象工事の発注年度を含まない ) の工事成績評定点の平均値 ( 県土マネジメント部の平均値 農林部の平均値又は水道局の平均値の最も低い値とする ) が75 点以上のときは 当該契約対象工事が完成し かつ 引渡しが完了するまで 県土マネジメント部 農林部又は水道局が入札公告を行う新たな工事入札において 調査基準価格を下回る価格での入札を行った場合は 落札者としないこと この場合において 過去 2ヶ年度の間 ( 当該契約対象工事の発注年度を含まない ) の工事成績評定点の平均値の算定については 別紙 1に定める対象工事の工事成績評定点を用いて算定する 第 6 入札の執行入札の結果 調査基準比較価格を下回る入札が行われた場合は 入札執行者は 入札者又は立会人に対して 保留 と宣言し 低価格入札者に対して 低入札価格調査を実施する旨を告げ 期限を示して 別紙 2に定める書類の提出を指示するものとする なお 低価格入札者のうち最低の価格で入札した者 ( 総合評価実施要領第 2 条に定める工事にあっては 評価値の最も高い者 ) が2 者以上ある場合は くじ引きにより 聞き取り調査を行う順位 ( 落札候補者としての順位を兼ねる ) を決定するものとする 2 入札執行者は 低価格入札者以外の者に対し 低入札価格調査により 後日落札者を決定する旨を告げ 入札を終了するものとする 3 入札執行者は 調査基準比較価格を下回る入札が行われた場合は 入札終了後直ちに第 8に定める契約審査会にその旨を報告し 開札録の写し及び全ての入札者から入札時に提出された見積根拠資料を送付するものとする 第 7 低入札価格調査の調査事項 低入札価格調査は次に掲げる事項について実施するものとし 調査の実施方法はこの 要領に定めるもののほか奈良県県土マネジメント部低入札価格調査マニュアルに基づく ものとする (1) 当該価格で入札した理由 (2) 入札価格の積算内訳 (3) 契約対象工事箇所及び調査対象者の事務所 倉庫等との関連 (4) 手持ち工事の状況 (5) 手持ち資材の状況 (6) 資材の調達に関する事項 (7) 手持ち機械の状況 (8) 労務者の具体的供給見通し - 3 -

(9) 過去に施工した公共工事名及びその発注者等 (10) 建設副産物等に関する事項 (11) 品質確保体制に関する事項 (12) 安全衛生管理体制に関する事項 (13) 調査対象者が受注した本県発注工事を含む公共工事の成績状況 (14) 調査対象者の経営内容及び経営状況 (15) 調査対象者の信用状態 (16) その他の必要な事項 第 8 低入札価格調査の実施低入札価格調査は 契約審査会 ( 以下 審査会 という ) が行う 2 審査会は 農林部長を会長とし 農林部次長 ( 農政 農村振興担当 ) 農林部次長 ( 林務担当 ) 農林部企画管理室長 県土マネジメント部建設業 契約管理課長 県土マネジメント部技術管理課長 技術管理課参事及び事業担当課長で構成する ただし 農林部長に事故があるときは 農林部次長 ( 農政 農村振興担当又は林務担当 ) が その職務を代理する なお 対象工事の予定価格 ( 税込み ) が5 千万未満の場合は 別途定める農林振興事務所等の審査会に読み替えるものとする 3 審査会の庶務は 県土マネジメント部建設業 契約管理課において行い 審査担当の事務局は 県土マネジメント部技術管理課において行う 4 入札執行者は 低価格入札者から提出のあった別紙 2に定める書類を速やかに審査会に送付するものとする 5 審査会は 入札執行者から送付のあった書類に基づき 速やかに低入札価格調査を実施する 第 9 低入札価格調査後の落札者の決定審査会は 調査対象者の入札価格により契約の内容に適合した履行がされると認められる場合は 入札執行者にその旨を通知するものとする 2 入札執行者は 前項の通知を受けたときは直ちに調査対象者に対して落札した旨を通知するとともに 他の入札参加者全員に対してもその旨を知らせるものとする 3 審査会は 調査対象者の入札価格により契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められる場合は 入札執行者にその旨を通知するものとする 4 入札執行者は 前項の通知を受けたときは 調査対象者を落札者とせず 予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のうち最低の価格をもって入札した者 ( 総合評価実施要領第 2 条に定める工事にあっては 予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のうち評価値の最も高い者 以下 次順位者 という ) を落札者と決定する ただし 次順位者が調査基準価格を下回る入札を行った場合は 第 7 以降と同様の手続を行った上で 落札者を決定するものとし この場合には 複数の低価格入札者について並行して聞き取り調査を行うことができるものとする 5 入札執行者は 次順位者を落札者とした場合 次に掲げる通知を行うものとする (1) 当該落札者には 落札決定等の通知 (2) 調査対象者で落札者にならなかった者には 落札者とならなかった理由及びその他必要な事項の通知 - 4 -

(3) その他の入札者には 落札決定を行った旨の通知 第 10 審査会による契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると判定する基準審査会は 次の各号のいずれかに該当すると認められる場合 ( 第 1 号から第 5 号までについては 別紙 3( 失格判断基準 ) に該当する場合 ) には 契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められる場合に該当するものとして 調査対象者 ( 第 9 第 4 項ただし書の規定により 次順位者が低入札価格調査の対象となった場合の次順位者を含む ) を失格とする (1) 低入札価格調査に協力しない場合 (2) 設計仕様等に適合しない場合 (3) 積算内訳書の算出根拠が適正でない場合 (4) 建設副産物の処理が適正でない場合 (5) 法令違反 契約上の基本事項違反等があると認められる場合 (6) 前各号に掲げる場合のほか 適正な工事の履行がなされないおそれがあると認められる場合 2 前項の基準のほか 審査会は 契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められる基準を定めることができる 第 11 低入札価格調査の結果の概要の公表入札執行者は 低入札価格調査の結果の概要について 調査終了後 速やかに公表するものとする 第 12 低入札価格調査時の積算 工事完了後の実績対比調査等調査対象者で請負業者となった者 ( 以下 請負業者 という ) は 工事完了後 速やかに低入札価格調査時の積算と工事完了後の実積とを対比する調書 ( 別紙 4) を監督員に提出しなければならない 2 監督員は 必要があると認められる場合は 工事完了後 速やかに下請代金の不払いがないか 支払期間が不適切でないか等に関し 請負業者及び下請業者の双方から聞き取り調査を行うことができる 3 監督員は 前二項の規定による調査等により必要と認められる場合は 請負業者に対して 適切な指導を行うものとする 4 請負業者が前項の指導に従わないときには 監督員は次の各号に掲げるいずれかの措置を行うとともに 審査会に報告し 必要があると認められる場合は内容を公表するものとする (1) 口頭による注意 (2) 文書による注意 附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 18 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 18 年 10 月 1 日から施行する 附則 ( 施行期日 ) - 5 -

この要領は 平成 19 年 7 月 1 日から施行する 附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 20 年 6 月 2 日から施行する 附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 21 年 5 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 21 年 6 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 22 年 4 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 23 年 6 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 24 年 6 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する 2 この要領の施行前に入札公告がなされた工事については なお従前の例による 附則 ( 施行期日等 ) 1 この要領は 平成 25 年 4 月 1 日から施行する ただし 第 5の (12) 及び (13) の改正規定 ( 土木部 を 県土マネジメント部 に改める部分を除く ) は 平成 25 年 6 月 1 日から施行する 2 改正後の第 5の (12) 及び (13) の規定 ( 県土マネジメント部 の部分を除く ) は 同日以降に入札公告がなされた工事について適用し 同日前に入札公告がなされた工事については なお従前の例による 附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 25 年 6 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 26 年 4 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 28 年 4 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する 2 この要領の施行前に入札公告がなされた工事については なお従前の例による - 6 -

附則 ( 施行期日 ) この要領は 平成 28 年 6 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 29 年 5 月 1 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する この要領は 平成 30 年 6 月 11 日から施行し 同日以降に入札公告がなされた工事について適用する 2 この要領の施行前に入札公告がなされた工事については なお従前の例による - 7 -