V05L10 V05L10 移行手順書
目次 1. はじめに... 1 1.1. 移行作業前の確認事項 ( 必須 )... 1 2. 移行手順... 3 2.1. セットアップの起動... 3 2.2. ES/1 NEO CS シリーズセットアップの実行... 5 2.3..NET Framework 4 セットアップの実行... 9 2.4. Windows Imaging Component セットアップの実行... 13 2.5. ライセンス期限延長... 16 2.6. ライセンス期限の確認... 18 2.7. Performance Web Service で使用する Apache Tomcat 設定値の確認... 19
V05L10 移行手順書 1. はじめに 本書では ES/1 NEO CS シリーズの管理用マシンに既に導入されている旧バージョンの CS シリーズ製品を 以下 の新バージョンへ移行するための手順について説明します ES/1 NEO CS シリーズ :V05L10 1.1. 移行作業前の確認事項 ( 必須 ) ここでは 実際に移行作業を行う前に必ず確認していただきたい事項について記載します 下記のフローに沿って 事前確認を行ってください 移行作業中に管理用マシンの再起動を求められる場合があります 管理用マシンの再起動は可能でしょうか? YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください CS-Java を導入済みの場合 移行作業中はデータ収集が中断されてパフォーマンスデータが欠損となります 移行作業中の収集データが欠損となっても問題が無いでしょうか? もしくは CS-Java を導入していないことを確認済みでしょうか? YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください CS-VMware を導入済みの場合 移行作業中はデータ収集が中断されてパフォーマンスデータが欠損となります 移行作業中の収集データが欠損となっても問題が無いでしょうか? もしくは CS-VMware を導入していないことを確認済みでしょうか? YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください -1-
ES/1 NEO CS Series CS-Hyper-V を導入済みの場合 移行作業中はデータ収集が中断されてパフォーマンスデータが欠損となります 移行作業中の収集データが欠損となっても問題が無いでしょうか? もしくは CS-Hyper-V を導入していないことを確認済みでしょうか? YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください 移行作業中は Performance Web Service の機能 ( グラフのアップロードや閲覧 ) を利用できません 移行作業中に Performance Web Service Uploader によるグラフのアップロードを行っていないこと および Performance Web Service を利用するユーザがいないことを確認済みでしょうか? もしくは Performance Web Service を導入していないことを確認済みでしょうか? YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください プロファイル機能 ( 1) または CS-Virtage を利用するためには Windows コンポーネント.NET Framework 4.0 を導入する必要があります.NET Framework 4 を導入する場合 C ドライブ ( システムドライブ ) 固定でインストールされます.NET Framework 4 を導入するために C ドライブの空き容量が下記の条件を満たしているでしょうか? 管理用マシンが 32bit OS の場合約 600MB 管理用マシンが 64bit OS の場合約 1.5GB.NET Framework 4 を導入しない場合は YES に進んでください ( 1)CS シリーズにおける設定変更作業を容易に行う機能です YES NO 弊社担当 SE までご連絡ください 2. 移行手順 に従って移行作業を行ってください -2-
V05L10 移行手順書 2. 移行手順 ES/1 NEO CS シリーズの管理用マシンに Administrators グループに所属する CS シリーズ用ユーザ ID でログ オンして移行作業を進めてください 2.1. セットアップの起動 新バージョンの ES/1 NEO CS シリーズをインストールします バージョンアップインストールでは プログラムファイル / 入出力データファイルの格納フォルダなどを変更せずに 既存の設定のままインストールします ES/1 NEO CS シリーズのセットアップ DVD/CD Disc1 をドライブにセットすると Autorun が実行され 左の画面が表示されます Autorun が起動しない場合は セットアップ DVD/ CD Disc1 の x: Setup Autorun.exe を起動してください1 DVD/CD ドライブが無い場合は DVD/CD Disc1 の内容を管理用マシンの適当なフォルダにコピーして x: Setup Autorun.exe を起動してください1 セットアップCD Disc1 では プロダクト マニュアル閲覧 (M) は表示されません プロダクト マニュアルは Disc2 より閲覧してください 1 これを起動します -3-
ES/1 NEO CS Series ES/1 NEO CS シリーズ (S) をクリ ックします 2 左の画面の Windows Imaging Component(W) Microsoft.NET Framework 4(N) メニューは表示されない場合があります.NET Framework 4 がインストールされている場合 Windows Imaging Component(W) Micro soft.net Framework 4(N) メニューは表示されません OSがWindows Server 2003 系以外の場合 Windows Imaging Component(W) メニューは表示されません 2 ここをクリックします 左の画面が表示された場合は 弊 社サポート または担当 SE までご連 絡ください 左の画面が表示されない場合は 2.2. ES/1 NEO CS シリーズセットアップの実行 へ進んでください -4-
V05L10 移行手順書 2.2. ES/1 NEO CS シリーズセットアップの実行 左のセットアップタイプ選択画面では すべて (C) にチェックがついていることを確認し3 次へ(N) をクリックします4 3 ここにチェックがあることを確認し 4 ここをクリックします 左の画面は UDB snapshot monitor agent が導入されている場合に表示されます 次へ (N) をクリックします -5-
ES/1 NEO CS Series データベースバックアップ指定画面は Performance Web Service が導入されている場合に表示されます データベースをバックアップする にチェックがついていることを確認し5 次へ(N) をクリックします 6 5 ここにチェックがあることを確認し 6 ここをクリックします 左のファイルコピーの開始確認画面では そのまま 次へ (N) をクリックします7 Performance Web Serviceデータベースのバックアップなどが行われますので しばらくお待ちください 7 ここをクリックします 注意! 環境によっては数分から数十分を要する場合があります また Performance Web Service データベースのサイズが数十 GB と非常に大きい場合はバックアップに数時間を要することもあります そのような場合 画面を終了するなどの操作を行わないでください -6-
V05L10 移行手順書 その後 実際のインストール処理 ( ファイルコピー ) が始まります しばらくお待ちください セットアップ CD Disc1 の場合は Disc2 を挿入してください セットアップ DVD の場合は表示されません インストールが完了したことを示す画面が表示されますので 完了 ボタンをクリックします8 これでインストールは終了です インストールしたコンピュータの状態によっては コンピュータの再起動が必要な場合があります 8 ここをクリックします -7-
ES/1 NEO CS Series.NET Framework 4 がインストールされていない場合は 左のメッセージが表示されます OK ボタンをクリックします OK ボタンをクリックします AutoRun 画面に戻ります.NET Framework 4 が未インストールの場合は 2.3..NET Frame work 4 セットアップの実行 に従って インストールしてください.NET Framework 4 がインストール済の場合は Exit をクリックして終了します9 2.6. ライセンス期限の確認 へ進んでください 9 ここをクリックします -8-
V05L10 移行手順書 2.3..NET Framework 4 セットアップの実行.NET Framework 4 をインストールします 既にインストールされている場合は 本項の作業は不要です 2.6. ラ イセンス期限の確認 へ進んでください Microsoft.NET Framework 4(N) をクリックします10 Autorunが起動しない または Autorunに Microsoft.NET Frame work 4(N) が表示されない場合は セットアップDVD/CD Disc1の x: Tools NET Framework dotnetfx40_client_x86_ x64.exe を起動してください 10 ここをクリックします 左の画面は Windows Server 2003 系で表示される場合があります 表示された場合は.NET Frame work 4 をインストールする前に Windows Imaging Component をインストールしてください Windows Imaging Component のインストールは 2.4. Windows Imaging Component セットアップの実行 に従って インストールしてください -9-
ES/1 NEO CS Series インストール処理の準備を行っています しばらくお待ちください 左の画面の何れかが表示された場合は C ドライブの空き容量が不足しています 弊社サポート または担当 SEまでご連絡ください -10-
V05L10 移行手順書 同意する (A) をチェックし イン ストール (I) をクリックします インストール処理が始まりますので しばらくお待ちください -11-
ES/1 NEO CS Series インストールが完了したことを示す画面が表示されますので 完了 (F) ボタンをクリックします これで.NET Framework 4 のインストールは終了です AutoRun 画面に戻ります Exit をクリックして終了します11 2.6. ライセンス期限の確認 へ進んでください 11 ここをクリックします -12-
V05L10 移行手順書 2.4. Windows Imaging Component セットアップの実行 Windows Imaging Component をインストールします Windows Imaging Component は.NET Framework 4 に必要なモジュールです Windows Server 2003 系の場合はインストールする必要があります Windows Imaging Component(W) をクリックします12 Autorunが起動しない またはAut orunに Windows Imaging Compo nent(w) が表示されない場合は セットアップDVD/CD Disc1 の下記モジュールを起動してください 32bitOSでは x: Tools NET Framework wic_x86_jpn. exe を 64bitOSでは x: Tools NET Framework wic_x64_ jpn.exe を起動してください 12 ここをクリックします 次へ (N) をクリックします -13-
ES/1 NEO CS Series 同意します (A) をチェックし 次 へ (N) をクリックします インストール処理が始まりますので しばらくお待ちください -14-
V05L10 移行手順書 インストールが完了したことを示す画面が表示されますので 完了 ボタンをクリックします これで Windows Imaging Compon ent のインストールは終了です 続いて 2.3..NET Framework 4 セットアップの実行 に従って.NET Framework 4 をインストールしてください -15-
ES/1 NEO CS Series 2.5. ライセンス期限延長 ライセンス期間延長 (L) をクリック します 13 13 ここをクリックします OK ボタンをクリックします -16-
V05L10 移行手順書 AutoRun 画面に戻りますので Exit をクリックして終了します 14 2.6. ライセンス期限の確認 へ進 んでください 14 ここをクリックします -17-
ES/1 NEO CS Series 2.6. ライセンス期限の確認 [ スタート ] メニュー プログラム ES1 NEO CS シリーズ ライ センスマネージャ を起動します ライセンス適用情報に ライセンス 有効期限日 :2014/05/31 と表示さ れていることを確認してください 閉じる (C) をクリックして終了しま す 2.7. Performance Web Service で使用する Apache Tomcat 設定値の確認 へ進んでください -18-
V05L10 移行手順書 2.7. Performance Web Service で使用する Apache Tomcat 設定値の確認 ES/1 をバージョンアップインストールすると Apache Tomcat の設定ファイルは初期化されます バージョンアップする際に設定ファイル内の設定値の変更をチェックした結果がログファイルに出力されます 設定値を変更している場合は バージョンアップ後に再設定してください チェック項目 C:\IIM\PWS\Server\Tomcat\conf\( 標準インストールの場合 ) server.xml 接続ポート番号 web.xml タイムアウト時間 server.xml アクセスログ ( 但し Apache Tomcat7 ではデフォルトで出力となっているため 必ずログに出力されます ) チェック結果を出力するログファイル出力先 :PWSTOMCAT 標準ログファイル出力フォルダ ( 標準インストールの場合 C:\IIM\PWS\Server\Tomcat\logs\) ログファイル名 :tomcatup.log すでにログファイルが存在する場合は ファイルの一番後ろに追記されます ログファイル出力例 変更がない場合 設定値を変更する必要はありません 1.Server.xml ポート番号のチェックポート番号に変更はありません 2.Server.xml アクセスログの初期値 Apache Tomcat 7 ではアクセスログの初期値が有効となりました Apache Tomcat 6 では定義がコメントアウトされていたため 無効となっておりました 以下に Apache Tomcat 6 と Apache Tomcat 7 のアクセスログ定義を記載します Apache Tomcat 7 でもアクセスログの出力を抑止する場合は Apache Tomcat 6 のときと同様に <Valve /> タブをコメントアウトしてください (1) Apache Tomcat 6 での定義 <!-- <Valve classname="org.apache.catalina.valves.accesslogvalve" directory="logs" prefix="localhost_access_log." suffix=".txt" pattern="common" resolvehosts="false"/> --> (2) Apache Tomcat 7 での定義 <Valve classname="org.apache.catalina.valves.accesslogvalve" directory="logs" prefix="localhost_access_log." suffix=".txt" pattern="%h %l %u %t "%r" %s %b" /> 3.web.xml タイムアウト値のチェック タイマー値に変更はありません -19-
ES/1 NEO CS Series 変更がある場合は 設定値を再度設定してください 1.Server.xml ポート番号のチェックポート番号に変更がありました ポート番号の定義内容を以下に記載します Apache Tomcat 7 でも同様の設定にする場合は Apache Tomcat 6 のときと同様に <Connector> タブのポート番号を変更してください (1)-------- <Connector port="8888" protocol="http/1.1" connectiontimeout="20000" redirectport="8443" /> (2)-------- <Connector port="8009" protocol="ajp/1.3" redirectport="8443" /> 2.Server.xml アクセスログの初期値 Apache Tomcat 7 ではアクセスログの初期値が有効となりました Apache Tomcat 6 では定義がコメントアウトされていたため 無効となっておりました 以下に Apache Tomcat 6 と Apache Tomcat 7 のアクセスログ定義を記載します Apache Tomcat 7 でもアクセスログの出力を抑止する場合は Apache Tomcat 6 のときと同様に <Valve /> タブをコメントアウトしてください (1) Apache Tomcat 6 での定義 <!-- <Valve classname="org.apache.catalina.valves.accesslogvalve" directory="logs" prefix="localhost_access_log." suffix=".txt" pattern="common" resolvehosts="false"/> --> (2) Apache Tomcat 7 での定義 <Valve classname="org.apache.catalina.valves.accesslogvalve" directory="logs" prefix="localhost_access_log." suffix=".txt" pattern="%h %l%u%t"%r" %s%b"/> 3.web.xml タイムアウト値のチェックタイマー値に変更がありました タイマー値の定義内容を以下に記載します Apache Tomcat 7 でも同様の設定にする場合は Apache Tomcat 6 のときと同様に <session-timeout> タブのタイマー値を変更してください (1)-------- <session-timeout>60</session-timeout> -20-