2018 年度 事業報告 自 2018 年 4 月 1 日至 2019 年 3 月 31 日 一般社団法人放送サービス高度化推進協会

Similar documents
2017年度 事業報告

PowerPoint プレゼンテーション

目次 2 1 BS 及び110 度 CSによる4K 8K 放送に関する周知 広報の必要性 2 今後の周知 広報の基本的考え方 3 周知 広報の取組案 1~8 4 今後の主な取組スケジュール ( イメージ ) ( 参考 ) BS 東経 110 度 CSによる4K 8K 実用放送の業務等の認定の実施 衛

1990 年代 2000 年 ~ 2011 年 ~12 年 2016 年 ~ ハイビジョン 2000 年 12 月 BS デジタル放送 BS 地上デジタル放送完全移行 (2K) 2K 8K 時代の本格到来に向けて ハイビジョン推進協会 HPA BS デジタル放送推進協会 BPA 2007 年 4 月

2019 年 7 月 1 日スカパー JSAT 株式会社東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社 光回線を使ったテレビサービスにおける BS/110 度 CS 左旋 4K 8K 放送の提供開始について ~ アンテナ不要 屋内設備の大幅な変更なしで新 4K8K 衛星放送全チャンネルの受信に対応 ~

1. 4K 8K について (7 問 ) 2. BS 110 度 CS の 4K 8K 放送対応の受信機 (6 問 ) 3. 直接受信での 4K 8K 放送の受信システム (4 問 ) 4. ケーブルテレビや集合住宅での 4K 8K 放送の視聴 (2 問 ) 5. 試験放送 (3 問 ) 6. 技術

図 1 我が国の放送メディアの進展総務省資料 衛星放送の現状 平成 28 年度第 2 四半期版より 4K 8K とは何か? 4K 8K の K とは 1000 をあらわす用語です 現在の大型液晶テレビのスペックでは 2K にあたるフル HD の解像度 ピクセルが主流になっています

メディア・ソフトの制作および流通実態に関する調査研究

平成 30 年 12 月 21 日 衛星基幹放送の新規参入等に係る放送法関係審査基準の一部を改正する訓令案についての意見募集 総務省は 衛星基幹放送業務の認定に係る公募の実施に向け 放送法関係審査基準 ( 平成 23 年 6 月 29 日総務省訓令第 30 号 ) の一部を改正する訓令案を作成しまし

資料2-3 要求条件案.doc

注 1: 放送コンテンツ海外輸出額 : 番組放送権 インターネット配信権 ビデオ DVD 化権 フォーマット リメイク権 商品化権等の輸出額 注 2:2004 年度から 2009 年度までは 番組放送権のみの輸出額 2010 年度以降は番組放送権以外の輸出額を含む放送コンテンツ海外輸出額 なお 20

中間周波数漏洩対策事業とは 新 4K8K 衛星放送 ( 左旋円偏波 ) では新たな中間周波数帯が利用されます 各家庭で使われている衛星放送用受信設備の中には 旧製品の使用や不十分な施工方法等により この中間周波数帯 (BS/CS-IF) の電波が漏洩し 既存の無線サービス等 ( 無線 LAN 等 )

平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

「フレッツ・テレビ」及び「スカパー!プレミアムサービス光」の商用ネットワークを用いた4K映像伝送の成功について

<4D F736F F D F815B A BD90AC E93788E968BC695F18D E352E3135>

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

V2_ 年度版 衛星放送用受信環境整備事業中間周波数漏洩対策事業助成金制度について 2019 年 4 月 3 日 ( 一社 ) 放送サービス高度化推進協会 The Association for Promotion of Advanced Broadcasting Services(A-

mr0610.indd

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

目次 1 権限の移譲について 問 1 放送法改正に伴う権限移譲とは何か 問 2 小規模施設特定有線一般放送とは何か 2 届出について 問 3 なぜ届出が必要なのか 問 4 基幹放送とは何か 問 5 引込端子の数とは何か 問 6 有料放送とは何か 問 7 同時再放送とは何か 問 8 区域外再放送とは何

日本の放送コンテンツ海外輸出額の推移 1 日本の放送コンテンツ海外輸出額は 2010 年度以降 毎年増加を続けており 2015 年度には 億円となっている ( 対前年度比 58.0% 増 2010 年度の約 4.4 倍 ) 対前年度比で インターネット配信権が 146.7% 増と著しく増


技術協会STD紹介

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

BEE18_出展案内_前半_text

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

IICP Institute for Information and Communications Policy 放送コンテンツの海外展開に関する現状分析 平成 26 年 4 月 総務省情報通信政策研究所


5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2


2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

1.日本家族社会学会会則_ 施行

平成 29 年度ジャパンリンクセンター運営実績 平成 30 年 3 月 31 日 ジャパンリンクセンター運営委員会 1) 1. 委員会 分科会 メンバーミーティングの主宰 招集 事務 (1) ジャパンリンクセンター運営委員会ジャパンリンクセンター運営委員会を四半期に 1 回 合計 4 回開催した ま

( 参考 ) 地上デジタルテレビ放送の都市難視聴地域における受信障害対策共聴施設への経費助成業務の概要 業務概要対象施設の要件助成額実施見込み実施期間 地上テレビ放送の都市難視聴地域に設置された受信障害対策共聴施設のうち NHK の地上デジタルテレビ放送が引き続き都市難視聴となる地域において N H

平成30年度事業計画書(みだし:HP用)


目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

平成27年度事業計画書

PowerPoint プレゼンテーション

笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

規格会議の結果

同時配信実験「試験的提供B」実施結果について

2

目的状 況予算の資金の流使れ途 活動実績 成果実績 評価項目特記事項 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか

2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

第1章

活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

放送法の一部を改正する法律案について 平成 31 年 4 月 総務省情報流通行政局

<4D F736F F D204C B7B8FE C CF CC92F18B9F8A4A8E6E2E646F63>

Microsoft Word - ★HP版平成28年度検査の結果

平成22 年 11月 15日

1‘Í-1Łfl1’ß.qxd

資料 1-4 放送における技術動向 事務局

平成 30 年度事業報告 一般財団法人自治体衛星通信機構 当機構は 地方公共団体等において通信衛星を共同利用するための設備を設置し 運用することによって 防災情報及び行政情報の伝送を行うネットワークの整備促進を図り もって地域社会における情報通信の高度化及び地域の振興に寄与することを目的として平成


<4D F736F F F696E74202D DC58F4994C5817A D C90BC C835B83938E9197BF2E >

NHK 平成22年度 ことしの仕事

Microsoft Word 総務省への要望書の定期的提出に関する規定

Microsoft Word - 24_11景観.doc

Microsoft PowerPoint _tech_siryo4.pptx

座間市自治会総連合会規約 第一章総則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 座間市自治会総連合会 ( 以下 市自連 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条市自連本部は 座間市役所ふれあい会館内に置く 第二章事業と目的 ( 目的 ) 第 3 条市自連は 地区自治会連合会 ( 以下 地区自連 という

日本の放送コンテンツ海外輸出額の推移 年度の放送コンテンツ海外輸出額は 引き続き増加し 億円となった 内訳を見ると 番組放送権 インターネット配信権 フォーマット リメイク 商品化権 が引き続き着実に増加し ビデオ DVD 化権 は減少に転じている ( 億円 ) 400 3

Microsoft Word 規約

27 年度当初予算 28 年度要求主な増減理由円)平 7 単 位 2 : 8 百年万度予訳(成 ( 目 ) 啓発広報費 2 平成 26 年度限りの経費 ( 重要事項に関する戦略的国際広報諸費に統合 ) 計 0 0 算内

No89 地上デジタル放送受信機(その1・概説)

資料3

平成22年2月●日

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

Microsoft PowerPoint - 9月末公表(栃木県正社員転換・待遇改善実現プラン)

津市中小企業振興等関係事業募集要領

報通信の現況 コンテンツ市場の動向 マルチユース市場の内訳をみると 映像系コンテンツ 1 兆 4,243 億円の主な内訳は 地上テレビ番組が 5,074 億円 映画ソフトが 4,884 億円 衛星 CATV 番組が 3,530 億円となっている 音声系コンテンツの内訳は 音楽ソフトであり 1,353

イ海外動向調査 交流の推進米国 SCTE CABLE-TECH 2018 の開催に併せ ( 一社 ) 日本ケーブルテレビ連盟 (JCTA) 及び ( 一社 ) 日本ケーブルラボ (JLabs) との共催により 米国ケーブル調査団を派遣してケーブル業界の動向 DOCSIS3.1 等の新技術動向 海外レ

このまま FAX して下さい FAX 消費税軽減税率対応窓口相談事業 事業計画策定セミナー参加申込書 事業所名 参加者氏名 所在地 TEL FAX 問い合わせ先 : 茂木町商工会担当五味渕 谷島 電話 : FAX:

テレビ ( ワンセグ ) を見る テレビ ( ワンセグ ) でできること テレビ ( ワンセグ ) をご利用になる前に TV 内蔵アンテナについて TV メニューを利用する テレビ ( ワンセグ ) の初期設定をする テレビ (

<4D F736F F F696E74202D208EFC A6D95DB939982C98AD682B782E988D38CA98F9182CC8E518D6C8E9197BF5F E707074>

報通信の現況347 放送事業 第 6 節 放送事業 1 放送市場 第 6 節ア放送事業者の売上高等 平成 22 年度の放送事業者売上高は 3 兆 9,089 億円で 近年では衛星系放送事業者とケーブルテレビ放送事業者のシェアが拡大我が国における放送は 受信料収入を経営の基盤とする NHK( 日本放送

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

参考資料 第 1 回メディア ソフト研究会参考資料 平成 21 年 11 月 20 日 総務省情報通信政策研究所調査研究部

研究開発の概要のイメージ ①画像 音声 映像情報の分析技術 周辺コンテンツや他情報源から収集したテキスト情報の分析 画像特徴量分析による信憑性検証 Web画像の典型度 過不足性 W b画像の典型度 過不足性 整合性の分析 映像 音声の偏り分析や 映像 音声の偏り分析や 視聴者評価情報の分析 Webア

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

2016年度 事業計画書(第一次補正)

(Microsoft Word -

【 金融円滑化に関する基本方針・体制について 】

株式会社インプレス_ ニュースリリース添付資料

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

Microsoft Word - fcgw03wd.DOC

スライド 1

再生画面 機能 再生一時停止停止逆スキップ順スキップ先頭へ 停止中および一時停止中は再生を開始します 再生中に押すことで 通常の0.8 倍の速度で再生します 再生を一時停止します 再生を停止します 10 秒戻して再生します 15 秒進めて再生します 番組の先頭へ移動します 2

<4D F736F F D20819D D815B EF8D8791E693F18E9F92868AD495F18D CC94C5816A F193B

ネクストニッチトップ企業育成事業 公募要領 募集期間 令和元年 6 月 14 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 )(17 時必着 ) 申請書提出先 問合せ先 金沢市鞍月 1 丁目 1 番地 平成 25 年 5 月 石川県商工労働部産業政策課競争力強化推進グループ TEL:0

調査結果のポイント 1 調査結果のポイント 2014 年のメディア ソフト市場の全体像 ( トレンド ) メディア ソフト市場全体は約 11.5 兆円で微増 映像系ソフト市場は増加 音声系ソフト市場 テキスト系ソフト市場は減少 マルチユース市場は微減 市場全体の22% を占める ネットワーク流通市場

中小企業等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

米国地デジ次世代規格 ATSC 3.0 最新状況 ~ 地方放送局が考えるメディア戦略 ~ NHK 放送文化研究所研究主幹大墻敦

000_ア_イ_目次.indd

Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

Transcription:

2018 年度 事業報告 自 2018 年 4 月 1 日至 2019 年 3 月 31 日 一般社団法人放送サービス高度化推進協会

Ⅰ. はじめに 2018 年 12 月 1 日午前 10 時 17 チャンネルの 新 4K8K 衛星放送 が開始された 長年にわたって 放送事業者や受信機器メーカー 関係する組織の多くの方々が努力し開拓してきた一つの新しいメディアが世に問われることとなった その中で A-PAB は 一方では周知広報の要として 他方では技術サポートの結節点として 多くの会員社 関係者のご支援 ご参加を得て 期待される役割を果たすことが出来た 関係の皆様に心から感謝申し上げる 2018 年度を通じて振り返ると 後述するように 周知広報面では放送事業者 受信機器メーカーのほか 報道関係 販売店 ケーブルテレビ関係など多方面に最新の情報を間断なく提供することで これらの関係者が更なる発信源となって周知の輪を広げていくスキームを構築することが出来た 特に夏以降 4K8K 推進キャラクターの深田恭子さんを活用しながら 認定放送事業者の番組編成情報を番組ガイド 番組 PR ビデオなどの形で家電販売店に提供していく一方 イベントや記者発表会等の機会を通じて報道関係の皆様に情報提供し ニュースや記事等で取り上げて頂くなど 重層的な情報発信が機能し 12 月 1 日の放送開始に向けた認知の醸成に寄与することとなった この結果 12 月末の視聴可能機器台数は 45 万台にのぼった 技術面では帯域再編という 基幹放送としてはわが国初の作業を関係者の周到な準備とご協力によって完成することが出来た またテストセンターを中心とする活動を通じて 本放送開始に向けた放送側と受信側の緊密な連携が実現した 既存放送へのサービスとして行っている技術規格のメンテナンス ES 業務 RMP 管理など 放送サービスのインフラを担う業務についても 効率的かつ円滑な運用を実現するよう努めた また 地域放送局の新たな放送への関心に応える目的で 4K8K 制作ワークショップ 4K8K 番組制作奨励制度 を実施し 多くの社の参加を得た 年度後半で顕在化した国の 地上テレビ放送の高度化に向けた技術試験事務 については 全国の地域放送局の参加も得て準備を行い 2019 年度事業の落札に導いた この他 国の事業では 中間周波数漏洩対策事業費補助事業 を実施する一方 4K 8K 衛星放送に係る高度なサービスの実現に向けた 4K 放送技術の実証 新 4K8K 衛星放送の視聴方法に関する動向調査 を請負ったが それぞれ所期の目的を達することが出来た 会員向けサービスとして 講演会 の実施 ホットラインニュース の発行を継続して行い ご好評を頂いている 協会運営面では 会員各位から頂いてきた組織の効率的運営に対するご要望に対し 一般会費を減額し 会費収入規模を 2 割減とすることによってお応えすることとなった 以下 2018 年度事業計画に沿う形で報告を行う 1

Ⅱ.2018 年度の事業報告 (1) 放送サービスの高度化 (4K 8K 等 )/ 地上 衛星デジタル放送にかかわる技術仕様の検討 検証 評価等 1 高度広帯域衛星デジタル放送運用規定のメンテナンス 本年度は 新 4K8K 衛星放送 ( 高度広帯域衛星デジタル放送 ) の技術仕様である運用規定 (ARIB 技術資料 TR-B39) について 1.6 版以降のメンテナンス作業を行い 放送開始を機に 2.0 版へメジャーアップデートされた 2 地上 衛星デジタル放送運用規定のメンテナンス 本年度は 地上デジタルテレビジョン放送および BS/ 広帯域 CS デジタル放送の技術仕様である運用規定 (ARIB 施術資料 TR-B14 および TR-B15) のメンテナンス作業として 第 6.5 版および第 7.7 版までの改定作業を行った 3 放送事業者 メーカー等への協力 放送サービスの高度化 ( 新 4K8K 衛星放送 ) については テストセンター事業の一環として BS 右旋帯域再編では作業部会を通じて受信機メーカーや放送事業者への協力を 送出設備整備や受信機開発へはテストストリームを配布して協力を行った ( 詳しくは (2)3 で記述 ) 地上デジタルテレビジョン放送および BS/ 広帯域 CS デジタル放送にかかわる諸案件に対応するため JEITA 等関係団体とはリエゾン会議において連携を図った 放送事業者に対しては 4K8K 放送事業者運用検討会議を通じて運用に関する情報共有を行った 4 地上テレビジョン放送の高度化にかかわる調査 地上デジタルテレビジョン放送の高度化に関しては 総務省平成 31 年周波数逼迫対策技術試験事務のうち 放送用周波数を有効活用する技術方策に関する調査検討 ( 効率的な周波数利用の実現に向けた調査検討 ) および 放送用周波数を有効活用する技術方策に関する調査検討 ( 新たな放送サービスの実現に向けた調査検討 ) について 請負に必要な準備を行い 一般競争入札に入札して 2 件とも落札した 2

(2) 放送サービスの高度化にかかわる技術仕様の実用化に向けた実証および所要の期間の試行的な放送等 1 BS による 4K 8K 試験放送の実施 2016 年 12 月 1 日から開始した BS による 4K 8K 試験放送は 2018 年 7 月 23 日 14 時に無事終了した 1 年 7 か月余りにわたって NHK および B-SA T から借用した放送設備を使用して 会員社から提供された番組を送出した ドキュメンタリー 紀行からバラエティ ドラマにいたる幅広いジャンルの番組を編成し 4K 8K 画質と多様な音声モードで放送した 会員社向けには プロ野球巨人 vs 阪神戦の 4K/HDR 制作版視聴会や 2K 制作のアップコンバート 4K 番組と 4K 制作番組との比較視聴会 2K からのアップコンバートを含む CM や短尺イベントが続いた場合の見え方についての検証 2K 画質を 4 画面並べた 4K 番組や 8K 収録から 4K 画質を切り出した 4K 番組の視聴会などを実施し 番組制作で得られた多様な知見と今後の課題を共有した 2018 年 5 月には第 4 回番組審議会を開催し 4K HDR のドラマ制作についての活発な議論を行った 7 月 23 日の試験放送終了日には記者懇談会を開催して 試験放送の終了を確認した BS による 4K 8K 試験放送を運営する BS 試験放送特別委員会 は 最終報告書を作成 報告し 2018 年 8 月 31 日をもって終了した 2 東経 110 度 CS 左旋による 4K 試験放送の実施 東経 110 度 CS を利用した衛星基幹放送による我が国で初めての 左旋円偏波による 4K 試験放送 は 2017 年 4 月 1 日から 1 年 7 か月間にわたって放送を行い 2018 年 10 月 31 日 17 時をもって無事終了した スカパー JSAT の放送設備を借用し 同社から提供された 4K 番組をベースに 番組審議会によって承認された当協会の独自編成基準に基づき 1 日 6 時間の放送を行った この試験放送は 4K 8K 放送の基本的な伝送路となる左旋円偏波の 中間周波数帯 (IF) の一番高い 3224MHz の周波数を使って行うことにより 4 K 8K 放送の受信 伝送システム 受信機器の開発 試験 検証 送出設備の機能検証を行うとともに 4K 8K 放送導入の施工現場での施設診断 改修設計支援 改修診断等に活用された 左旋試験放送を運営する 左旋試験放送特別委員会 は 最終報告書を作成 報告し 2018 年 11 月 30 日をもって終了した 3 新 4K8K 衛星放送のテストセンター業務 本年度は 2016 年度および 2017 年度に活動してきたテストセンターでの成果をもとに 新 4K8K 衛星放送の 12 月開始に向けた最終の仕上げのため 以下の対応を行った 3

(a) BS デジタル放送の周波数再編作業については 受信機やケーブルテレビへの不具合発生可能性の調査や 送出側の不具合発生軽減の手法を検討してきたが 4 月中旬から 5 月下旬にかけてのトラポン移動では 作業終了後の受信機動作の確認等を行った 視聴者への対応としては コールセンターを設置して不具合等の事象について メーカー窓口への誘導を行った (b) 新 4K8K 衛星放送の映像 音声 字幕 文字スーパー マルチメディアサービス CAS/RMP テスト用に作成してきたテストストリームのメンテナンスとして 追加 削除 再収録等の対応を行い 受信機動作の検証作業に供した (c) 接続試験では 新 4K8K 衛星放送事業者の送出設備と受信機の動作検証として 疑似放送信号による受信機検証 放送事業者個別運用の動作確認 放送信号を用いた地上折り返し試験 試験電波による受信確認の 4 つのフェーズで検証作業を行った (3) 放送サービスの高度化 / 地上 衛星デジタル放送にかかわる開発 普及 利用促進 周知広報 1 放送サービスの高度化の理解および普及促進を目的とした情報の発信 2018 年 12 月 1 日の新 4K8K 衛星放送開始 ならびに当協会が 4K 8K 放送の周知広報に関して中核に位置付けられていることを踏まえ 以下の業務を実施した 新 4K8K 衛星放送はどのような機器があれば放送サービスを享受できるのか どの放送局がどんな番組を放送するのかという情報を 視聴者に分かりやすく伝えるためにリーフレット 120 万部 番組ガイド 360 万部 チェックポイントチラシ 200 万枚 深田恭子さんポスター 20 万枚 店頭テレビ用 POP7 万個を全国電気店等に送付し 視聴者の興味醸成および正しい理解につながるよう努めた また PR 用に各社の番宣映像を一本化し 合計 6 パターンを電気店店頭の 4K テレビで上映した 深田恭子さん出演の PR スポット (3 種類 15 秒 5 秒版計 6 バージョン ) を制作し 認定放送事業者のスポット素材 および店頭 PR 用素材として展開した 6 月 1 日に新 4K8K 衛星放送開始半年前セレモニー 12 月 1 日に放送開始セレモニーをそれぞれ開催 また 10 月 16 日 11 月 5 日 1 月 25 日に記者発表会を開催し 新 4K8K 衛星放送 の継続的な情報発信に努めた 特に 12 月は放送開始を広く告知するために全国紙 5 紙 地下鉄サイネージ広告に出稿した CEATEC(10 月開催 ) InterBEE(11 月開催 ) に出展し 一般の方々ならびに関連業界の方々へも広く周知した NHK イベント全国 9 か所ならびに総務省総合通信局が関わるイベント全国 8 か所 4

において A-PAB コーナーを設置し 4K 視聴体験 をしていただくなどした 報道関係者向けに放送設備見学ツアーを 5 月と 11 月に実施し それぞれ 40 社程度の参加を得た A-PAB ホームページでは 4K8K の魅力とともに どうしたら見られるのか よくある質問 最新機器販売情報 などを分かりやすい形で掲載した 視聴者の認識 普及への課題を把握するため 9 月 11 月 3 月の 3 回にわたり 市場調査 を実施し 結果を公表した 既設マンションへの普及のため アンテナメーカー マンション管理業協会などの関連団体とも情報交換を実施した 2 新 4K8K 衛星放送の受信環境整備の推進 総務省の 平成 30 年度衛星放送用受信環境等整備事業 ( 中間周波数漏洩対策事業費補助事業 ) の実施団体に採択され 4 月 1 日の交付決定を受けて各種業務を実施した 本補助事業の周知啓発活動において 電気店や電気工事店を中心に電波漏洩に関する技術講習会を業務委託し 実施した 全国各地 191 か所で開催し 1 万 2,43 9 人の参加があった ケーブル技術ショー CEATEC InterBEE そして新 4K8K 衛星放送の放送開始セレモニーの各展示会でも 電波漏洩対策 助成金制度 などの PR に努めた この補助事業の中で 助成金制度や電波漏洩対策について視聴者からの相談に応ずる 電波漏洩対策コールセンター を業務委託により開設した 電気店等の関係者からは 登録方法や制度の概要 のお問合せを 一般視聴者からは 助成金はいくらもらえるのか? 等の相談を受け 年度合計 1,730 件の相談に対応した さらに 漏洩対策の助成金を審査する 助成金審査 を業務委託し 円滑な補助事業の執行に努めた 本補助事業は年度繰越となって現在も継続しているが 3 月末時点集計で下記表の申請状況となっている 項目 件数 登録業者数 5,658 申請数 1,353 交付決定数 1,309 一方 補助事業とは別に総務省の 新 4K8K 衛星放送の視聴方法に関する動向調査 の請負も実施した この業務の一環として 新 4K8K 衛星放送コールセンター を開設し 12 月 1 日の新 4K8K 衛星放送のスタートに対応した この新 4 K8K 衛星放送コールセンターでは 年度累計で 9,202 件の相談を受け付けた 相談内容には 視聴するためのチューナーや受信機器 録画機に関するもの パラボラアンテナは今のものが利用できるのか? 受信設備はどうすれば良いのか?4K 8K 番組の内容への問い合わせなど多岐に渡る相談に対応し 新 4K8K 衛星放送の開始を着実に迎えることが出来た 5

2018 年度の前半には 新 4K8K 衛星放送をスタートさせるための 帯域再編 が行われ この相談窓口も併設し 的確な対応を行った さらには 電波漏洩が無い未来の受信システムとして注目される POF( プラスチックオプティカルファイバー ) 伝送 の実用化に向けた実証実験を行った また 新 4K8K 衛星放送の受信環境整備のため 全国各地域の テレビ受信向上委員会 (NHK JEITA ケーブル連盟 CATV 技術協会 全国電機商業組合連合会等が構成員 ) と連携して 全国の 新技術セミナー に A-PAB 講師として参加 周知広報部が制作した新 4K8K 衛星放送の番組宣伝デモビデオの上映の他 認定放送事業者の動向 電波漏洩対策などの周知活動と電波漏洩対策の知識の浸透に努めた 年度前半では 左旋試験放送特別委員会 年度を通じて 周知広報委員会の左旋準備 WG 集合住宅情報連絡会 の活動として A-PAB 会員のアンテナメーカーの協力のもと ( 一社 ) マンション管理業協会に加盟のマンション管理会社に向けた 受信設備改修セミナー 等を展開 新 4K8K 衛星放送のすべてに対応する受信環境整備に向けた諸活動を実施した 3 地上 衛星の 2K 放送サービスへの対応 ワンセグ エリア情報に関する情報発信をホームページで継続し 問い合わせに対応した 特にエリア情報に関してはシステムの老朽化 GoogleMAP の有料化に伴い 使用実態等の調査に着手した 2KBS 放送の更なる普及促進等の対応を継続実施した (4) 新たな放送技術を用いたコンテンツの制作環境の高度化と浸透に向けた業務 4K 8K コンテンツの制作および成果の共有等 前年度に続き A-PAB 4K8K 制作ワークショップ を 2019 年 1 月 24 日 25 日に開催した 6 社による講演と 4K8K 放送番組制作奨励制度 で選定された 7 社による上映会 さらに記者発表会の三要素で構成した 2 日間でのべ 672 人が来場し コンテンツ制作に関するノウハウや課題を共有できる貴重な機会となった 昨年度に引き続き 4K8K 番組の制作経験の少ない会員社に向けて 4K8K 番組制作奨励制度 を実施した 応募 24 企画の中から 7 企画を選定し 2019 年 11 月に番組化される予定 6

(5)BS 放送のエンジニアリングストリームの衛星基幹放送業務ならびに地上テレビジョン放送のエンジニアリングサービスの運用および関係事業者等との連絡 調整 契約にかかわる業務 システムの安定運用継続と低コスト化の追求 エンジニアリングサービス ( 以下 ES) 利用約款 ES 運用規程および ARIB 運用規定に定められた ES 利用目的に沿った運用を徹底するとともに 特別委員会および業務委託事業者との連携により 信頼性の高いシステム運用を継続した ここ数年の ES 利用率の低下傾向を踏まえた低コスト運用に対応するため BSE S の設備更新において帳票電子化システムを廃止した (6) 地上テレビジョン放送番組の著作権保護に関する関係事業者等との連絡 調整 契約にかかわる業務 1 RMP 特別委員会 RMP 特別委員会を 4 回開催し コピー制御方式利用に関する 年度事業計画 予算 決算などの重要事項の検討 審議を行った また 下位組織 放送コンテンツ適正流通推進連絡会 汎用ルート証明書作業班 の活動を支援し 放送事業者のコンテンツ保護業務や双方向サービス業務等の円滑 安定的な運用を推進した 2 放送コンテンツ違法流通対策業務 放送コンテンツ適正流通推進連絡会 を 4 回開催し ユーチューブやインターネットオークションでの違法なコンテンツを監視し削除に向けた情報提供を行った 各放送事業者が 違法動画削除要請作業を自ら迅速かつ効率的に実施できる とりし丸 の有効活用を推進した 民放連が実施する 違法配信撲滅キャンペーン に協力し 放送コンテンツ流通環境の健全化を推進した 3 双方向サービス運用支援 デジタル放送において 双方向サービスをセキュアに行うために不可欠な汎用ルート証明書の円滑な運用のため 汎用ルート証明書作業班 の協力のもと 関係機関及び各放送事業者との調整及び情報共有などの支援を行った 7

4 コピー制御お問合せセンターの運営 コンテンツ保護施策の周知広報 B-CAS 方式によるコンテンツ保護施策に関する視聴者対応の窓口として コピー制御お問合せセンター を運営し 視聴者 電気店や放送事業者からのコンテンツ保護に関する問い合わせに対応した (7)4K 8K 等の技術基盤を用いた 新たな産業 文化の創成への貢献にかかわる業務 1 新たな技術基盤の利活用促進 パブリックビューイングやデジタルサイネージ 医療 教育をはじめとする幅広い応用分野における 4K 8K 等の利活用について 関係各団体との情報交換のほか 会員社が実施した技術展示会などの機会を捉え 情報交換等を行った 2 公的実証事業などへの協力 貢献 平成 30 年度総務省事業 4K 8K 衛星放送に係る高度なサービスの実現に向けた技術の実証 を受託し 実施した また 総務省の 4K 8K にかかわる実証事業等に関する会員間の情報共有を図った (8) 会員向けサービス 会員向けサービスの充実 情報発信の強化 会員サービス推進事務局としては 本年度も 講演会 と ホットラインニュース を軸に 会員への情報提供活動を行った 会員が関心の高い旬の話題を中心に 年間 6 回 (13 テーマ ) の 講演会 を行い 1,620 名 ( 平均 270 名 / 回 ) の方々にご聴講を頂いた ホットラインニュース では 会員の約 2,500 アドレス ( メーリングリストを含む ) の方々を対象に 年間 46 回発行し 当該週の A-PAB の活動状況報告 業界関連注目記事のご紹介 を行うことで情報共有 / 情報提供した 8

Ⅲ. 会員の状況及び協会の運営 1. 会員の状況 区分 2018 年 4 月 1 日 2019 年 3 月 31 日 正会員 261 社 ( 団体 ) 264 社 ( 団体 ) 賛助会員 36 社 ( 団体 ) 34 社 ( 団体 ) 合計 297 社 ( 団体 ) 298 社 ( 団体 ) 2. 協会の運営 開催された公式会議は以下の通り 区分 回数 開催日 議案 総会 第 3 回 2018 年 第 1 号議案 任期満了に伴う役員の選任について 6 月 29 日 第 2 号議案 諸規程の附則の一部変更について 報告事項 1 2017 年度事業報告及び決算報告について 理事会 第 5 回 2018 年 第 1 号議案 2017 年度事業報告及び決算報告について 6 月 6 日 第 2 号議案 任期満了に伴う役員の選任について 第 3 号議案 任期満了に伴う会計監査人の選任について 第 4 号議案 事務処理規則の一部変更について 第 5 号議案 諸規程の附則の一部変更について 第 6 号議案第 7 号議案 委員会委員の選任について第 3 回総会の開催について 第 6 回 2019 年 第 1 号議案 2019 年度事業計画及び収支予算について 3 月 7 日 第 2 号議案 委員会委員の選任について 報告事項 1 2018 年度の決算見通しについて 報告事項 2 2019 年度の総務省の補助事業について 報告事項 3 2019 年度の資金の借入れについて 運営 第 23 回 2018 年 2018 年度運営委員会委員長 副委員長の選任 委員会 4 月 17 日 案件 1 BS 帯域再編の最新状況 案件 2 新 4K8K 衛星放送開始半年前セレモニー企画説明 案件 3 衛星放送用受信環境整備事業交付決定 案件 4 4K8K 市場調査結果概要説明 (2 月実施 ) 案件 5 委員会委員の選任について 第 24 回 2018 年 案件 1 2017 年度事業報告及び決算報告について 5 月 15 日 案件 2 6 月 1 日放送開始半年前セレモニーについて 案件 3 リーフレット 6 月版の確定版について 案件 4 受信設備整備事業推進本部の設置について 案件 5 左旋普及特別委員会 特別会計の設置について 案件 6 BS 帯域再編の最新状況 案件 7 4K 8K 放送に関する市場調査結果のまとめについ て 9

区分 回数 開催日 議案 案件 8 諸規程の附則の一部変更について 案件 9 衛星放送の未来像に関する WG について 案件 10 放送コンテンツ検討委員会について 案件 11 第 5 回理事会 第 3 回総会及び臨時理事会の開催に ついて 案件 12 委員会委員の選任について 第 25 回 2018 年 案件 1 BS 右旋帯域再編作業について 6 月 19 日 案件 2 新 4K8K 衛星放送開始半年前セレモニーの報告 案件 3 BS による 4K 8K 試験放送 終了に際しての記者懇談会について 案件 4 新 4K8K 衛星放送の視聴方法に関する動向調査 の請負への応札について 案件 5 衛星放送の未来像に関するWGについて 案件 6 放送コンテンツ検討委員会について 案件 7 委員会委員の選任について 第 26 回 2018 年 運営委員会委員長 副委員長の選任 7 月 17 日 案件 1 BS による 4K 8K 試験放送終了に際しての記者懇談会 について 案件 2 新 4K8K 衛星放送放送開始告知スポットについて 案件 3 NHK による新 4K8K 衛星放送周知全国キャラバンへの参加について 案件 4 CEATEC での出展について 案件 5 国費事業の実施について 案件 6 委員会委員の選任について 第 27 回 2018 年 案件 1 家電量販店で上映している PR 動画 ( 試写 ) 9 月 18 日 案件 2 4K8K 推進キャラクターの新スポットの制作について 案件 3 CEATEC Inter BEE での展示等について 案件 4 番組ガイドの進捗状況について 案件 5 12.1 新 4K8K 衛星放送開始式典の概要 案件 6 4K 8K 放送番組制作奨励制度について 案件 7 次回市場調査について 案件 8 BS 試験放送の終了について 案件 9 BS 試験放送特別委員会及び BS 試験放送実施本部の廃止について 案件 10 委員会委員の選任について 第 28 回 2018 年 案件 1 2018 年度の周知広報予算の見通しについて 10 月 23 日 案件 2 11 月 5 日の記者発表会について 案件 3 Inter BEE での展示について 案件 4 新 4K8K 衛星放送体感キャンペーン について 案件 5 新 4K8K 衛星放送放送設備等視察ツアーについて 案件 6 4K 8K 放送番組制作奨励制度について 案件 7 第 6 回 4K 8K 放送推進連絡協議会について 案件 8 委員会委員の選任について 第 29 回 2018 年 案件 1 新 4K8K 衛星放送開始セレモニーについて 11 月 20 日 案件 2 PR 制作物のスケジュールについて 10

区分回数開催日議案案件 3 第 30 回 第 31 回 第 32 回 第 33 回 2018 年 12 月 18 日 2019 年 1 月 15 日 2019 年 2 月 19 日 2019 年 3 月 19 日 案件 4 案件 5 案件 6 案件 7 案件 8 案件 9 案件 1 案件 2 案件 3 案件 4 案件 5 案件 6 案件 1 案件 2 案件 3 案件 4 案件 5 案件 1 案件 2 案件 3 案件 4 案件 5 案件 6 案件 7 案件 8 案件 9 案件 1 案件 2 案件 3 案件 4 案件 5 新 4K8K 衛星放送開始に向けた試験電波の発射について 11 月 5 日の記者発表会報告民放大会での展示報告新 4K8K 衛星放送放送設備等視察ツアー報告 Inter BEE 2018 での活動報告左旋試験放送特別委員会及び左旋試験放送事務局の廃止について委員会委員の選任について 中間周波数漏洩対策事業費補助事業に係る借入金について 4K8K 制作ワークショップ 2019 について地下鉄デジタルサイネージ展開について 新 4K8K 衛星放送開始セレモニー 結果報告第 6 回 4K8K 市場調査結果報告委員会委員の選任について 2019 年度事業計画 収支予算の基本方針案 2019 年度総務省技術試験事務について 2019 年度総務省衛星放送用受信環境整備事業への応募について 2018 年度周知広報経費の見通しについて委員会委員の選任について 2019 年度事業計画及び収支予算について 2019 年度の周知広報予算と施策について 2019 年度総務省衛星放送用受信環境整備事業への応募と A-PAB の業務委託業者の公募について 4K 8K 衛星放送に係る高度なサービスの実現に向けた 8K 放送技術の実証について 2019 年度総務省技術試験事務の請負への入札について 4K8K 制作ワークショップ 2019 実施報告委員会委員の選任について第 6 回理事会の開催について事業計画 収支予算説明会の開催について地上 TV 放送高度化技術検討会の設置について 4 月 3 日の記者発表について 2018 年度 4K8K 番組制作奨励制度選考結果総務省 衛星放送用受信環境整備事業 の委託業者の決定について 2019 年度事業計画 収支予算説明会について 上記の他 理事会承認を要する運営委員会 ES 特別委員会 RMP 特別委員会の各委員 会の委員交代 会員の入会 その他の案件審議のため 書面による理事会を計 8 回開催した 2018 年度事業報告については 事業報告の内容を補足する重要な事項が存在しないの で 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第 34 条第 3 項に規定する付属明 細書は作成しない 11