平成19年度事業報告

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科 目 当年度 前年度 増 減 () 旅費交通費 556,962 1,659,072 1,102,110 通信運搬費 1,265,321 1,223,960 41,361 減価償却費 3,527,557 4,390, ,061 消耗備品費 0 24,079 24,079 消耗品費 766


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平成 28 年度貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 公益財団法人神奈川県下水道公社

平成 31 年度 事業計画及び予算書 一般財団法人高知県教職員互助会

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平成30年度収支予算

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綿貫財団会計

正味財産計算書 科目当年度前年度 諸謝金 32,854,572 委託料 5,334,818 広告宣伝費 134,400 雑費 2,481,375 受託事業費 1,567,353,872 生涯学習総合センター中央図書館事業費 1,110,625,083 給料手当 579,334,190 賞与 100,

目次財務諸表 1. 貸借対照表 貸借対照表内訳表

12 70, , , , , , , , , , , , , ,0


貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産現金 普通預金 34,426,784 48,558,060 14,131,276 定期預金 1,500,000 1,500,000 0 未収金 76,321,3

公益社団法人愛知県臨床検査技師会 ( 単位 : 円 ) 資産合計 55,516,520 5,142,325 34,503,869 4,008,577 91,154,137 Ⅱ 負債の部 科 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 仮払金 2. 固定資産 特定資産合計 建物 36,452,927 0


Ⅰ 一般正味財産増減の部 1. 経常増減の部 (1) 経常収益基本財産受取利息受取業務負担金受取システム運用負担金 受取拡大区域システム運用負担金 受取道路図出図費用負担金 受 取 業 務 受 託 金 受取道路テ ータ等利用料金 受取道調システム利用料金 受 取 利 息 雑 収 益 経常収益計 (2

科目当年度前年度増減 [ 負債の部 ] 流動負債未払金 3,44,15,654 3,486,316,11-46,3,357 給付金未払金 3,137,757,265 3,192,611,196-54,853,931 年金未払金 287,13, ,91,778 7,228,646 その他未

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平成 30 年度事業計画 ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) 当一般財団法人は 油脂工業に関する調査研究の助成 技術 経営の向上に寄与する優秀論文の表彰等を行うことにより 油脂工業の健全な発展を図り 我が国の国民生活の向上に貢献することを目的に活動を行う 公

貸借対照表 214 年 3 月 31 日 当年度 前年度 増 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流動資産現金預金 8,253,976 51,453,595 28,8,381 現金 4,475,782 1,865,366 2,61,416 預金 ( 福岡銀行西新町 ) 51,784,135 42,649,44

2019 年度事業計画書 ( 案 ) (2019 年 4 月 1 日から 2020 年 3 月 31 日まで ) 2019 年度事業計画 2019 年度収支予算 一般財団法人油脂工業会館 (2019 年 3 月 22 日理事会提出 )

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平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」報告書

法人単位事業活動計算書 当年度決算 (A) 前年度決算 (B) 増減 (A)-(B) サービス活動増減の部収益会費収益 4,402,000 4,559, ,000 寄附金収益 764, ,846 37,643 経常経費補助金収益 25,283,623 25,257,870 2



様式 1-1 貸借対照表 平成 30 年 3 月 31 日現在 科 目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 25,616,097 13,532,295 12,083,802 現金 80,135 24,510 55,625 普通預金 25,535,962 13,507,785

平成16年度

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平成 2 8 年度分 自平成 28 年 7 月 1 日至平成 29 年 6 月 30 日 貸借対照表貸借対照表附属明細書財務諸表に対する注記正味財産増減計算書正味財産増減計算書内訳書財産目録 公益財団法人広島平和ライオンズクラブ福祉事業団

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会計名 : 一般会計 平成 26 年度当初予算 ( 会計別収支予算書 ) ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当初予算額 前年度予算額 増減 1 基本財産運用収入 7,021 7,021 0 基本財産利息収入 7,021 7,021 0 基本財産 (417,

科 目 貸借対照表 2018 年 3 月 31 日現在公益社団法人チャンス フォー チルドレン 金額科目金額 Ⅰ 資産の部 Ⅱ 負債の部 1 流動資産 1 流動負債 現 金 0 未払金 11,851,288 普通預金 12,076,910 預り金 230,348 前払費用 696,832 賞与引当金

科 目 貸借対照表平成 30 年 3 月 31 日現在 当年度前年度増減 ( 単位 : 円 ) Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 28,313,776 24,804,212 3,509,564 未 収 金 5,810,958 5,810,958 0 流動資産合計 34,124,734 30,6

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

(1) 貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 公財 ) 東燃ゼネラル石油研究奨励 奨学財団 ( 単位 : 円 ) 科目当年度 前年度 増 減 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 資産の部 1. 流動資産 2. 固定資産 現金 1,997,647 1,800, ,757 普通預金 11,155,9

平成11年度決算:計数資料

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科目当年度前年度増減 受取ロームミュージックフェスティバル共催金 5,000,000 5,000,000 0 受取ロームミュージックフェスティバル 2016 共催金 受取ロームミュージックフェスティバル 2017 共催金 受取ロームシアター京都 ミュージックサロン 事業協賛金 受取ロームクラシックサ

貸借対照表平成 29 年 3 月 31 日現在 科目当年度前年度増減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産現金預金 37,096,602 51,412,532 14,315,930 未収金 25,738,147 23,890,278 1,847,869 流動資産合計 62,834,749 75,302,81

資金収支計算書 平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると 収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり 前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると 収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

平成 25 年度 事業報告及び財務諸表 平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで 一般財団法人原子力機構互助会

様式3

Ⅰ Ⅱ Ⅲ 科 資産の部 1 流動資産 ( 単位 : 円 ) 当年度 前年度 増減 現金 23,619 21,658 1,961 普通預金 4,172,694 3,367, ,875 未収金 5,502,757 3,111,142 2,391,615 流動資産合計 9,699,070 6

WWFジャパン 2007年度(平成19年度 第37期)決算報告書

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価


会計 : 貸借対照表平成 3 年 3 月 31 日現在 1 公益目的事業会計 ~ 3 法人会計 1/ 2 科目当年度前年度増減備考 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 139,197, ,752,851 25,555,36 金銭信託 7,47,597 7,33,594 14,3 未収

Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳

決算書目次 1 収支計算書 (1) 収支計算書総括表 1 (2) 一般会計収支計算書 2 (3) 基金特別会計収支計算書 4 2 正味財産増減計算書 (1) 正味財産増減計算書総括表 6 (2) 一般会計正味財産増減計算書 7 (3) 基金特別会計正味財産増減計算書 8 3 賃借対照表 (1) 賃借

科 目 貸借対照表 2017 年 3 月 31 日現在公益社団法人チャンス フォー チルドレン 金額科目金額 Ⅰ 資産の部 Ⅱ 負債の部 1 流動資産 1 流動負債 現 金 3,559 未払金 13,551,189 普通預金 14,777,810 預り金 188,340 前払費用 664,184 賞

平成23年度いのちの森文化財団事業計画書(23年4月1日—24年3月31日)

財務比率推移 ( 過去 5 年間 ) ( 単位 :%) ( 単位 :%) 比率算式平成 26 年度比率算式平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度 1 帰 属 収 支 差 額 比 率 帰属収入 - 消費支出 59.2 帰属収入 54.4 事業活動収支差額比率 基本金組入前当年

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平成 30 年度 事業計画書 公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会

貸借対照表平成 3 年 3 月 31 日現在 科目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産現金預金 6,79,624 49,39,391 42,959,767 未収金 25,837,183 1,184,712 15,652,471 前払金 9,473,784 6,331,565 3,14

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

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目 次 1 事業計画 平成 30 年度事業計画 1 2 予算書 平成 30 年度収支予算書 4 平成 30 年度収支予算書内訳表 6 3 その他 資金調達及び設備投資の見込を記載した書類 8

公益財団法人チャイルド ケモ サポート基金 貸借対照表平成 26 年 7 月 31 日現在 科目当年度前年度増減 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 資産の部 1. 流動資産現 金 預 金 54,140 5,673,922 5,619,782 未 収 金 106, ,930 前 払 用 2,558,111

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財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201

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第 16 回ビジネス会計検定試験より抜粋 ( 平成 27 年 3 月 8 日施行 ) 次の< 資料 1>から< 資料 5>により 問 1 から 問 11 の設問に答えなさい 分析にあたって 連結貸借対照表数値 従業員数 発行済株式数および株価は期末の数値を用いることとし 純資産を自己資本とみなす は

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

科目 2015 年度活動計算書 2015 年 4 月 1 日から 2016 年 3 月 31 日まで 特定非営利活動に係る事業 特定非営利活動法人 POSSE ( 単位 : 円 ) その他の事業合計 Ⅰ 経常収益 1. 受取会費正会員受取会費 952, ,000 賛助会員受取会費 1,0

3. 基本財産及び特定資産の財源等の内訳 基本財産及び特定資産の財源等の内訳は 次のとおりです 科目当期末残高 ( うち指定正味財産からの充当額 ) ( うち一般正味財産からの充当額 ) ( うち負債に対応する額 ) 基本財産投資有価証券 800,000,000 (662,334,000) (137

People s Bank 決算概要 The Bank of Okinawa,Ltd 11

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

学校法人加計学園平成 28 年度財務の概要 貸借対照表 ( 表 1) 資産の部 科 目 平成 29 年 3 月 31 日 ( 単位 : 円 ) 本年度末前年度末増減 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 土 地 建 物 その他の有形固定資産 特 定 資 産 そ の 他 の 固 定 資 産 流動資産

Microsoft PowerPoint - 平成22年度決算の概要(Ver2)

貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 公益財団法人フランスヘ ット メテ ィカルホームケア研究 助成財団 ( 単位 : 円 ) 科 目 当年度 前年度 増減 備考 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産現金預金 5,379,359 3,739,449 1,639,910 現金 10,833 3,0

平成○年○月期 第○四半期財務・業績の概況(連結)

第3 法非適用企業の状況

2012 年度公益財団法人三鷹国際交流協会事業方針 Ⅰ 事業方針三鷹国際交流協会 (MISHOP) は 2012 年 4 月 1 日に 公益財団法人三鷹国際交流協会 として新たにスタートします 公益財団法人の認定を受けるにあたっては 関係機関や会員の皆さまのご理解とご協力を賜りましたことを 改めて感

目 次 1. 貸借対照表 2. 貸借対照表内訳表 3. 正味財産増減計算書 4. 正味財産増減計算書内訳表 5. キャッシュ フロー計算書 6. 財務諸表に対する注記 7. 附属明細書 8. 財産目録

平成29年度_事業活動計算書(第二号第一様式).xlsx

( 単位 : 円 ) 科 目 予算額 決算額 差異 (2) 経常費用事 業 費 182,393, ,945,179-63,551,847 会 場 費 24,613,74 33,473,876-8,86,82 旅 費 交 通 費 7,577,36 12,346,581-4,769,221

(1) 貸借対照表 平成 27 年 3 月 31 日現在 科目当年度前年度 増 減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現 金 1,800,890 1,831,547-30,657 普通預金 34,138,545 17,674,973 16,463,572 短期公社債等 8,486,536 1,466,8

事業活動計算書 第 2 号の 様式 サービス活動増減の部益費用収サービス活動外増減の部益費用至平成 26 年月 3 3 日収( 自 ) 平成 25 年 月 6 日 7 )( 勘 定 科 目 当年度決算 (A) 前年度決算 (B) 増減 (A)-(B ) 介護保険事業収益 95,62, ,

2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

( 案 ) 決算報告書 自 平成 25 年 4 月 1 日 至 平成 26 年 3 月 31 日 公益財団法人地球環境センター 大阪市鶴見区緑地公園 2-110

【PDF】2019年3月期 決算補足資料

【PDF】2018年3月期決算補足資料

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平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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1. いただいた寄付は奨学事業のために使います ロータリー米山記念奨学会の財政は すべてロータリアンの寄付が支えています 収益事業は行っていません 理事会 評議員会 委員会開催費用や事務局の人件費 借室料などの管理費は 資産運用益でまかなっています 2. 事業費の内訳 収支のバランス 2015 年度

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【PDF】平成29年度3月期決算補足資料

西川計測 (7500) 2019 年 6 月期第 2 四半期決算短信 ( 非連 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. 四半期財務諸表及び主な注記 3 (1

平成18年6月30日

事業活動内訳表 第 2 号の 2 様式 勘定科目社会福祉事業公益事業合計内部取引消去法人合計 介護保険事業 904,969,769 86,659, ,629, ,629,397 老人福祉事業 178,343, , ,628, ,628,91

Transcription:

1 事業報告 長引く低金利の状況は, 依然として上昇する気配がみられず, 引き続き極めて低い金利水準のままとなっていることから, 当会の事業収入である 利息配当 についても, 大幅な収入増は見込めない状況となっている また, 受取会員掛金 についても, 会員数の減少や会員の世代交代により前年同様に減収となった このようなことから, 平成 30 年度の事業実施にあたっては, 収支のバランス等を考慮しながら, 事業計画に基づき, 適切かつ効率的に進め, 予定されていた事業を滞りなく遂行することができた < 実施事業会計 >では, 公益事業として 学校教材費等助成事業 を 45 校に助成を行い, 特定寄附 では茨城県陶芸美術館に資料等運搬用の自動車及び来館者への案内表示等を行うデジタルサイネージを寄贈した <その他会計 ( 一般事業会計 )>では, 眼鏡等補助費 の単価を 5,000 円から 10,000 円に引き上げて実施した また, 前年に引き続き 退職予定者総合検診 では, 契約健診機関を1か所増やし 17 の健診機関で実施した < その他会計 ( 退職医療事業会計 )> では, 退職会員数の増に伴い,

人間ドック補助 の個人受診枠を 1,150 名から 1,380 名に増やし, 本会が健診機関と契約し実施する団体受診枠と併せて 2,667 名で実施した 福祉厚生事業では, 会員からの希望の多い大相撲観戦を 1 回から2 回に増やし実施した 貸付事業では, 特例基準割合が引き下がったことから, 新規貸付者及び既存の貸付者全員の貸付利率を 1.7% から 1.6% に引き下げた 貸付事故に対しては, 平成 28 年 4 月から貸付保険を廃止し, 貸倒引当金を引き当てている 平成 30 年 7 月に 1 名の自己破産の手続きが確定し終結したことから, 貸倒引当金 1,075,625 円を償還元金に引き当て貸付残高に充当した 本会の事業費全体の一般正味財産増減の部における経常収益計は, 全会計を合わせて, 決算額で 1,537,728,720 円となり, 前年度 1,454,356,154 円と比較して,83,372,566 円の増となった 経常費用計は, 全会計を合わせて 1,503,993,769 円となり, 前年度 1,405,631,725 円と比較して,98,362,044 円の増となった 当期一般正味財産増減額は, 全会計を合わせて 33,734,951 円となり, 前年度 48,724,429 円と比較して 14,989,478 円の減となり, 一般正味財産期末残高は 1,223,657,221 円となった 指定正味財産は基本財産の 10,000,000 円で, 正味財産期末残高は, 1,233,657,221 円となった

< 実施事業会計 > Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1) 経常収益計 0 円 (2) 経常費用計 6,978,964 円 学校教材費等助成事業費 では,45 校に対して 4,240,612 円の助成を行った 特定寄附 では, 茨城県陶芸美術館に 2,428,392 円の自動車及び 309,960 円のデジタルサイネージを寄贈した 2 経常外増減の部 (1) 経常外収益計 0 円 (2) 経常外費用計 0 円 他会計振替額 6,978,964 円 その他会計 ( 退職医療事業会計 ) から公益事業費の額を振り 替えた 当期一般正味財産増減額は 0 円となり, 正味財産期末 残高は 0 円である <その他会計 ( 一般事業会計 )> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1) 経常収益計 463,306,689 円

受取会員掛金 ( 給料月額の 5/1,000) は, 会員数の減少や世代交代による会員 1 人当たりの掛金額の減少により, 決算額は 443,143,090 円となり, 前年度と比較して 11,150,327 円の減となった 受取被扶養者掛金 ( 被扶養者 1 人につき 100 円 ) についても, 被扶養者数の減少により, 決算額は 18,333,800 円となり, 前年度と比較して 775,600 円の減となった 各金融機関に預け入れている預金等からの 利息配当 は, 本年度から 特定資産受取利息 と分けて表示したことから, 決算額は 406,449 円となり, 前年度と比較して 446,370 円の減となったが, 特定資産受取利息 が 690,699 円となったことから, 利息収入全体では増収となった 資産額に対する運用利回りは 0.29% であり, 平成 30 年度末における一般事業会計の資産総額は 433,559,679 円で, 資産運用の割合は地方債や譲渡性預金等の有価証券及び定期預金が 71.59%, 普通預金が 28.41% となった (2) 経常費用計 376,556,987 円 給付事業費 全体では, 決算額は 367,489,713 円となり, 前年度と比較して 2,647,411 円の増となった 家族療養費 は, 給付件数の減により決算額は 44,715,700 円となり, 前年度と比較して 2,640,900 円の減となった 弔慰金 は, 給付件数の増により, 決算額は 13,400,000 円

となり, 前年度と比較して 3,600,000 円の増となった 医療費 は, 給付件数の減により, 決算額は 149,721,700 円となり, 前年度と比較して 5,930,100 円の減となった 人間ドック補給金 は, 会員数の減少に伴う計画人数の減により, 決算額は 38,899,099 円となり, 前年度と比較して 1,471,970 円の減となった なお, 計画人数 15,640 名に対して, 15,526 名が受診した 配偶者人間ドック補給金 は, 決算額は 3,542,447 円となり, 前年度と比較して 94,146 円の減となった 計画人数 500 名に対して,475 名が受診した 脳ドック補給金 は, 受診希望者の減少により, 決算額は 4,934,920 円となり, 前年度と比較して 661,400 円の減となった なお, 計画人数 600 名に対して,441 名が受診した 退職予定者総合検診補給金 は, 定年退職予定者の減に伴い受診者が減少したことから, 決算額は 15,662,224 円となり, 前年度と比較して 1,741,508 円の減となった なお, 計画人数 637 名に対して 595 名が受診した リフレッシュ助成費 については, 該当者数の減により, 決算額は 29,450,000 円となり, 前年度と比較して 770,000 円の減となった 眼鏡等補助費 は, 給付単価を 5,000 円から 10,000 円に引き上げたことから, 決算額は 16,263,000 円となり, 前年度と比較して 11,333,000 円の大幅増となった

福祉厚生事業費 については, 観劇, ゴルフ大会, スポーツ観戦, 東京ディズニーリゾート利用補助事業及び茨城空港利用リフレッシュ助成等の経費で, 全体の計画人数 4,790 名に対し 6,908 名の申込みがあり,4,830 名が参加した 特に観劇 4 コースについては, 計画人数 1,300 名に対して 2.3 倍となる 2,995 名の申込みがあり,1,299 名が参加した 決算額は 8,178,002 円となり, 前年度と比較して 136,623 円の増となった 経常費用計は, 決算額 376,556,987 円となり, 前年度と比較して 2,599,504 円の増となった 当期経常増減額は, 決算額で 86,749,702 円となり, 前年度と比較して 13,700,272 円の減となった 2 経常外増減の部 (1) 経常外収益計 0 円 (2) 経常外費用計 0 円 他会計振替額 49,290,271 円 その他会計 ( 一般事業会計 ) における人件費及びその他の管理費の額を法人会計へ振り替えた 当期一般正味財産増減額は, 決算額 37,459,431 円となり, 前年度と比較して 17,015,894 円の減となった 一般正味財産期末残高は, 決算額 359,818,010 円となり, 前年度と比較して 37,459,431 円の増となった

Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は, 基本財産の 10,000,000 円である Ⅲ 正味財産期末残高 正味財産期末残高は,369,818,010 円となり, 前年度と比較して 37,459,431 円の増となった 平成 30 年度末の現職会員の会員数は 21,320 名で, 加入率は 99.85% である 前年度末の会員数 21,637 名と比較をして 317 名の減となった <その他会計 ( 退職医療事業会計 )> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1) 経常収益計 1,074,422,031 円 受取会員掛金 ( 給料月額の 5/1,000) は, 会員数の減少や世代交代による会員 1 人当たりの掛金額の減少により, 決算額は 443,033,289 円となり, 前年度と比較して 11,148,177 円の減となった 受取年齢別負担金 は, 退職医療事業に加入するため退職時に納入するもので, 定年退職者の増加及び加入率の上昇に伴う加入者の増により, 決算額は 340,263,000 円となり, 前年度と比較して 63,058,000 円の大幅増となった 平成 30 年度の退職医療事

業への加入者は,695 名 ( 本人会員 637 名, 配偶者会員 58 名 ) で, 本人会員の移行率 ( 加入率 ) は 60.21% となった なお, 定年退職者の移行率は 64.91% となり, 前年度と比較して 7.2 ポイントの増となった 特定資産受取利息 は, 本年度から, 特定預金や特定有価証券等の利息を含めることとしたため, 決算額は 67,446,271 円となり, 前年度と比較して 49,586,929 円の増となった 一方, 利息配当 は 特定資産受取利息 と別けて表示したことから決算額は 1,809,890 円となり, 前年度と比較して 47,552,220 円の減となった 資産額に対する運用利回りは 0.66% であり, 平成 30 年度末における退職医療事業会計の資産総額は 10,422,196,245 円で, 資産運用の割合は定期預金が 36.53%, 有価証券が 57.41%, 普通預金が 6.07% となった 給付引当金取崩額 は, 給付引当金取崩額と給付引当金繰入額の差を計上した 退会一時金の給付の増に伴い, 決算額は 221,869,581 円となり, 前年度と比較して 40,528,802 円の増となった (2) 経常費用計 1,029,182,084 円 給付事業費 全体では, 決算額は 1,021,845,982 円となり, 前年度と比較して 92,141,143 円の増となった 現職会員が退職したときに給付する 退会一時金 は, 定年退職

者等の増により, 決算額は 670,838,682 円となり, 前年度と比較して 89,395,743 円の大幅増となった 医療補給金 は, 請求件数の増により決算額は 270,994,300 円となり, 前年度と比較して 7,337,400 円の増となった 無給付者記念品代費 は, 給付該当者数の減により, 決算額は 10,900,000 円となり, 前年度と比較して 300,000 円の減となった 人間ドック補助費 は, 受診者数の減により給付額が減となったことから, 決算額は 39,706,000 円となり, 前年度と比較して 3,978,000 円の減となった 宿泊利用補助費 は, 請求件数の増により決算額は 15,852,000 円となり, 前年度と比較して 483,000 円の増となった 福祉厚生事業費 は, 日帰り旅行, 観劇, ゴルフ大会, 東京ドーム野球観戦, 大相撲観戦等を実施した 特に, 大相撲観戦は人気があり計画人数の 6 倍を超える応募があり, 今年度から 1 月場所に加え 9 月場所も実施した また, 日帰り旅行も応募が多いことから 1 コース増やし 3 コースで実施の予定だったが, 猿島散策 横須賀軍港めぐり については台風の影響により実施を中止した 観劇 5 コースにおいても計画人数 620 名に対して 955 名の申込みがあった 全体では, 定員 1,730 名に対して 2,246 名の申込みがあり,1,151 名が参加した 決算額は 3,728,991 円となり, 前年度と比較して 80,976 円の減となった 経常費用計は, 決算額で 1,029,182,084 円となり, 前年度と比較

して 92,292,763 円の増となった 当期経常増減額は, 決算額で 45,239,947 円となり, 前年度と比 較して 2,180,571 円の増となった 2 経常外増減の部 (1) 経常外収益計 0 円 (2) 経常外費用計 0 円 他会計振替額 48,964,427 円 その他会計 ( 退職医療事業会計 ) における人件費及びその他の管理費の額を法人会計へ, 公益事業費の額を実施事業会計に振り替えた 一般正味財産期末残高は, 決算額 863,839,211 円となり, 前年度と比較して 3,724,480 円の減となった Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は,0 円である Ⅲ 正味財産期末残高正味財産期末残高は, 決算額 863,839,211 円となり, 前年度と比較して 3,724,480 円の減となった 平成 30 年度末の退職医療事業会員数は, 退職時から 70 歳までの給付事業対象者である退職会員が 6,621 名,75 歳まで福祉厚生事業等に参加できる長寿会員が 2,282 名で, 合計 8,903 名となった 前

年度末の会員数 8,764 名と比較して,139 名の増となった 退職医療事業会計の給付に必要な責任準備金 ( 全現職会員の掛金 5/1,000 とその利息及び全退職会員の給付積立必要額 ) の積立率は 100% となっている < 法人会計 > Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1) 経常収益計 0 円 (2) 経常費用計 91,275,734 円職員の給料等の 人件費 及び事務経費の その他の管理費 で, 決算額 89,085,038 円となり, 前年度と比較して 1,395,221 円の増となった 退職給付引当金繰入額 は, 職員の退職給付金への繰入れで, 決算額 2,190,696 円となり, 前年度と比較して 2,076,535 円の増となった 当期経常増減額は, 決算額 91,275,734 円で, 前年度と比較して 3,471,756 円の減となった 2 経常外増減の部 (1) 経常外収益計 0 円

(2) 経常外費用計 0 円 他会計振替額 91,275,734 円 その他会計 ( 一般事業会計 ) とその他会計 ( 退職医療事業会計 ) から人件費とその他管理費の額を振り替えた 当期一般正味財産増減額及び一般正味財産期末残高は,0 円となった Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は,0 円である Ⅲ 正味財産期末残高 正味財産期末残高は,0 円である