住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 ( 平成 28 年国土交通省告示第 266 号 ) における 同等以上の評価となるもの の確認方法について 住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 (

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第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

2-16 (3) 居室の床面積 ( ) の計算 2-16 (4) 非居室の床面積の計算 ( ) 2-16~1 7 ( 全文 ) ( 削除 ) ( 全文 ) ( 削除 ) (3) 主たる居室 の床面積 主たる居室 の面積は リビング ( 居間 ) ダイニング ( 食堂 ) 及びキッチン ( 台所 )

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( 第二面 ) 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 3. 設計者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 4. 備考

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給湯器・ふろ給湯器・給湯暖房機・温水暖房機 Tシリーズ

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[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

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第一部平成 25 年住宅省エネルギー基準への対応について 2 平成 25 年住宅省エネルギー基準の適合確認計算方法 2.1 外皮性能の算定 外皮基準の概要外皮基準には 外皮平均熱貫流率 (U A 値 ) の基準と冷房期の平均日射熱取得率 (η A 値 ) の基準があります 外皮の基準値を

見直し後11 基準相当1.64GJ/ m2年hh11 基準相当見直しH11 基準と見直し後の省エネ基準の比較について 住宅 建築物判断基準小委員会及び省エネルギー判断基準等小委員会平成 24 年 8 月 31 日第 2 回合同会議資料 1-1 より抜粋 設備機器の性能向上により 15~25% 程度省

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外気カット制御 有 外気冷房制御 無 全熱交換器制御 有 ( 全熱交換効率 0.) 2 換気設備 室用途毎に基準設定換気風量 ( 換気回数 ) 基準設定全圧損失 標準的な送風機の送風機効 率 伝達効率 余裕率 モータ効率を定め これらを標準設備仕様とする 基準設定換気風量 : 設計者へのヒアリング調

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(一次エネ)①外皮等面積計算と図面への記載270710

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A 計算に使用したモデル ( 平面図 立面図 面積表 ) 自立循環型住宅設計ガイドライン設定モデル住宅 ( 一般モデル ) 木造 2 階建延床面積 m2 1~3 地域 4~7 地域 寒冷地モデル 温暖地モデル 部位 面積 [ m2 ] 長さ [m] 部位 面積 [ m2 ] 長さ [m

外皮については 地域の区分 ( 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令第 1 条第 1 項第 2 号イ⑴の地域の区分をいう 以下同じ ) に応じ 断熱及び日射遮蔽のための措置を講じた構造 ( 以下 断熱構造 という ) とすること ただし 次のイからヘまでのいずれかに該当するもの又はこれらに類す

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建築物省エネ法に係る 性能向上計画認定 認定表示制度の手引き 平成 28 年 1 月時点版 一般財団法人建築環境 省エネルギー機構 (IBEC)

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ARCHITREND ZERO 外皮性能計算編

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住宅・建築物の 着実な省エネルギー設計への誘導

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章の表紙

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真空ガラス スペーシア のご紹介 一般に使用されている一枚ガラスの約 4 倍の断熱効果を発揮!! お部屋全体を快適にします オフィスやパブリックスペースの環境は 冷房や暖房に常に取付専用グレチャン気を配らなければなりません 高断熱 Low-Eガラスしかし一方で経営者の方々にとっては節電対策も重要な項

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自然熱エネルギー 未利用エネルギーを活用し 環境配慮に貢献する 配管システムのご提案 クリーンな エネルギーを 有効利用 で 様々なシーン ギー 利 用 自 然 熱 エネ ル 未利用熱回収タンクユニット ホット Reco FRP製貯湯槽 ホットレージ 熱交換槽 貯湯槽 架橋ポリエチレン管 温泉引湯

地上 階 地下 階 建築面積 m 延べ面積 m 造 一部 - 耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 に 造 チェックがあることを確認してください 住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則第一条第八号に基づき住宅の性能に関し日本住宅性能表示基準に従って表示すべき事項ごとの住宅性能評価の実施の有無を下記

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1 外皮断熱性能の強化 1.1 断熱強化の必要性 昭和 40 年代以降 大量に供給された公営住宅ストックを建て替えのみで更新していくことは困難であり 既存ストックの有効活用は重要性を増しています 既存の道営住宅の年代別ストックを見ると 北海道環境共生型公共賃貸住宅整備指針 が策定され断熱水準が強化さ

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性能基準 計算ルート 性能基準 計算ルート の評価フロー項目 床 壁 天井等は断熱材以外にも色々な材料で構成されていますので 各材料の熱伝導率と厚さで熱抵抗値を求 め それを合算して各部位のを逆算します 計算で求める方法が3種 あらかじめ示された構成の数値で求 める方法が2種あります 面積を拾う 詳

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建築物省エネルギー性能表示制度 BELS 申請要領 (申請提出図書一覧)

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3. 線熱貫流率の求め方鉄筋コンクリート造等の住宅の線熱貫流率は 以下の (1) から (3) までの方法により求める 100 分の 1 未満の端数を切り上げた小数第二位までの値とする (1) を含む壁体全体の貫流熱損失 (Qw) を求める { 熱橋長さ (W)=1m} 壁体の長さ (L W ) の

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1. 背景 目的 -1- CO2 排出量 の削減 地球温暖化防止 電力消費の削減と平準化 電力不足への対応 グローバルな要求事項 今後の電力供給体制への影響が大きい 地球温暖化が叫ばれる中 グローバルな要求事項として CO2 排出量の削減が求められている 加えて震災後の電力供給体制に対し 電力消費そ

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蛍光ランプのみを主光源とする照明器具のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等 平成 11 年 3 月 31 日通商産業省告示第 191 号 ( 廃止 制定 ) 平成 16 年 1 月 22 日経済産業省告示第 8 号 ( 一部 ) 平成 18 年 3 月 29

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建築物省エネ法認定申請手数料 適合証 : 登録住宅性能評価機関又は登録建築物調査機関等の審査を経て 各省エネ基 準に適合するとして発行する 適合証 があるもの 共同住宅等 : 一戸建ての住宅以外の住宅 共用部 ( 一戸建ての住宅以外の住宅で住戸以外の部分 ) は住宅の手数料に含む 住宅 省エネ性能向

各家庭の 1 年間の出費のうち約 7% は電気 ガス 灯油といったエネルギーへの支出です 詳しくは 各制度のパンフレット W EB で 市民向け 太陽光発電 燃料電池 ( エネファーム ) HEMS ( ホームエネルギーマネジメントシステム ) 定置用蓄電 太陽熱利用 ガスエンジン木質コージェネバイ

消費量は除く )) とする 4: 以下の両方の条件を満たす集合住宅に限り ZEH-M Oriented も補助対象とする 1 当該集合住宅が商業地域に立地し 敷地面積が 200m 2 未満である土地 2 当該集合住宅の許容容積率が 600% (5 階建の場合 ) 500% (4 階建の場合 ) であ

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6.2.2 断熱省エネルギーと快適な居住環境の実現のためには 断熱性能の向上が重要となる 断熱性能は戸建住宅に準じて 各地域区分における次世代省エネ基準の等級 4を標準とし できればひとつ上の地域レベルを目指したい 断熱は切れ目 ( 断熱断点 ) をつくらないことが原則だが やむを得ず断熱断点が生ず

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中古住宅を購入して改修する場合は 補助 対象になります 改修した購入住宅に居住する ( 実績報告時 点で購入住宅に住民登録を移している ) 場 合は 補助対象になります 借家 の場合 入居者のために貸主が改 修する工事は補助対象になります 補助対象になりません 個人の申請者が 自らが居住するための市

松本市手数料条例抜粋 13 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律 ( 平成 27 年法律第 53 号 以下この項において 法 という ) に関する事務区分金額 (1) 法第ア建築物エネル法第 11 条第 1 項に規定する非住宅部分 144,0 00 円 ただし 工場 倉庫 12 条第 1 項

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(案)

- 2 - 第一条建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(以下 法 という )第二条第三号の経済産業省令 国土交通省令で定める基準は 次の各号に掲げる建築物の区分に応じ それぞれ当該各号に定める基準とする 一非住宅部分(法第十一条第一項に規定する非住宅部分をいう 以下同じ )を有する建築物(複

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住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 ( 平成 28 年国土交通省告示第 266 号 ) における 同等以上の評価となるもの の確認方法について 住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 ( 平成 28 年国土交通省告示第 266 号 )( 以下 住宅仕様基準 という ) の 2 一次エネルギー消費量に関する基準では 暖房 冷房 全般換気 照明及び給湯 ( 以下 各用途 ) のそれぞれの設備について 住宅仕様基準で示す設備仕様 ( 以下 標準仕様 という ) に該当すること または 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における算定方法等に係る事項 ( 平成 28 年国土交通省告示第 265 号 )( 以下 算出告示 という ) において 標準仕様と同等以上の評価となるものを要件としている ここでは 同等以上の評価となるもの の確認 ( 以下 同等性確認 という ) の方法について解説する 同等性確認は エネルギー消費性能計算プログラム ( 住宅版 ) Ver. 2.0 以降 ( 以下 算定プログラム という ) を用いて行う 以降に示す方法により 各用途のそれぞれの設備について 当該住宅における仕様で計算した一次エネルギー消費量が 標準仕様で計算した一次エネルギー消費量以下であることを確認する エネルギー消費性能計算プログラム ( 住宅版 ) http://house.app.lowenergy.jp/ 住宅仕様基準における基準適合の可否は 各用途の設備ごとに規定の内容を確認することになる 例えば 太陽光発電設備を設置した場合でも 各用途で設置する設備について住宅仕様基準と同等以上の評価であることを確認するには 住宅仕様基準に示す事項に該当するもの 又は算出告示においてこれと同等以上の評価となることを確認しなければならない なお 各用途間での評価が必要となる設備については ( 熱交換型換気の熱交換の効果やコージェネレーション設備等 ) 住宅仕様基準の規定に関わらず 算出告示による ( 下記参照 ) < 算出告示により確認を必要とするもの> 熱交換換気設備のうち熱交換の効果を見込む場合( 換気性能を評価する場合を除く ) 暖房設備のうち電気ヒートポンプ ガス併用型給湯温水暖房機 給湯設備のうち電気ヒートポンプ ガス併用型給湯温水暖房機 太陽熱利用給湯設備 コージェネレーション設備 太陽光発電設備による発電量を考慮する場合 1

1 暖房設備 設備の仕様を入力するにあたっては 算定プログラム入力画面の 基本情報 及び暖冷房の 外皮 タブに あらかじめ以下に指定する内容を設定する必要がある 1) 基本情報 タブ 1 住宅タイプ 一般住宅 を選択 2 住宅建て方暖房設備を設置する住宅の種類を選択 3 床面積主たる居室の床面積 29.81m 2 その他の居室の床面積 51.34m 2 床面積の合計 120.08 m 2 4 地域の区分申請する設備が設置される評価物件の当該地域 5 年間日射地域区分の指定 指定しない を選択 2) 外皮 タブ 1 総外皮面積 307.51 m 2 2 外皮性能地域ごとに以下に示す値を入力すること 戸建て住宅の場合 地域の区分 1 2 3 4 5 6 7 8 外皮平均熱貫流率 (U 値 ) 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 2.14 冷房期平均日射熱取得率 (ηc 値 ) 1.9 1.9 2.0 2.7 3.0 2.8 2.7 3.2 暖房期平均日射熱取得率 (ηh 値 ) 2.5 2.3 2.7 3.7 4.5 4.3 4.6 - 共同住宅の場合 地域の区分 1 2 3 4 5 6 7 8 外皮平均熱貫流率 (U 値 ) 0.41 0.41 0.44 0.69 0.75 0.75 0.75 1.67 冷房期平均日射熱取得率 (ηc 値 ) 1.1 1.1 1.1 1.4 1.5 1.4 1.3 2.4 暖房期平均日射熱取得率 (ηh 値 ) 1.5 1.3 1.5 1.8 2.1 2.0 2.1-3 通風の利用 主たる居室 及び その他の居室 ともに 通風を利用しない を選択 4 蓄熱の利用 利用しない を選択 5 床下空間を経由して外気を導入する換気方式の採用 利用しない を選択 2

1.1 単位住戸全体を暖房する方式における設備機器の確認方法 ダクト式セントラル空調機 ( ヒートポンプ式熱源に限る ) を設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 定格能力および定格消費電力の入力 入力しない 風量補正 風量補正なし 消費電力量補正係数 1.0 1.2 居室のみを暖房する方式における主たる居室に設置する設備機器の確認方法 1) 電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーターのいずれかの設備を設置する場合 主たる居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーターを設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 温水暖房用パネルラジエーター その他の居室 温水暖房用パネルラジエーター 主たる居室に設置する設備に同じ とする 熱源機の種類 1~4 地域においては 石油熱源機 温水暖房用パネルラジエーターを であって定格能力におけるエネル 設置する場合に限り 申請者が提案 ギー消費効率が 83.0% のもの する仕様による 5~7 地域においては ガス熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 82.5% のもの 断熱配管の採用採用する温水暖房用パネルラジエーターを 設置する場合に限り 申請者が提案 する仕様による 配管が通過する空間 全てもしくは一部が断熱区画外で ある 温水暖房用パネルラジエーターを 設置する場合に限り 申請者が提案 する仕様による 3

2) 温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合 主たる居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 このうち ルームエアコンディ 費効率が 86.0% のもの ショナー及び FF 暖房機を設置 5~7 地域においては ルームエアコ する場合は 省エネルギー対策 ンディショナーであって エネルギ の有無及び種類は申請者が提案 ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ する仕様による 電気ヒーター るもの 式床暖房を設置する場合は 敷 設率及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) は申請者が提案する仕様によ る その他居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 費効率が 86.0% のもの 5~7 地域においては ルームエアコ ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの 熱源機の種類 温水暖房用ファンコンベクター を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 断熱配管の採用 温水暖房用ファンコンベクター を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 配管が通過する空間 全てもしくは一部が断熱区画外であ 温水暖房用ファンコンベクター る を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 4

3) 主たる居室に温水式床暖房設備を設置し その他居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備のいずれかの設備を設置する場合 主たる居室に温水式床暖房設備を設置し その他居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備のいずれかの設備を設置する場合において 主たる居室の温水式床暖房設備が標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備を選択し 敷設率 及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) は申請 者が提案する仕様による その他の居室 温水暖房用パネルラジエーター 熱源機の種類 1~4 地域においては 石油熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 83.0% のもの 5~7 地域においては ガス熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 82.5% のもの 断熱配管の採用採用する 配管が通過する空間 全てもしくは一部が断熱区画外で ある 5

4) 主たる居室に温水式床暖房設備を設置し その他居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合 主たる居室に温水式床暖房設備を設置し その他居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合において 主たる居室の温水式床暖房設備が標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ 温水式床暖房設備を選択し 敷 って定格能力におけるエネルギー消 設率及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) 費効率が 86.0% のもの は申請者が提案する仕様によ 5~7 地域においては ルームエアコ る ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの その他居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 費効率が 86.0% のもの 5~7 地域においては ルームエアコ ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの 熱源機の種類 断熱配管の採用 配管が通過する空間 6

1.3 居室のみを暖房する方式におけるその他の居室に設置する設備機器の確認方法 1) 電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーターのいずれかの設備を設置する場合 その他の居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーターを設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 温水暖房用パネルラジエーター その他の居室に設置する設備に同 じとする その他の居室 温水暖房用パネルラジエーター 熱源機の種類 1~4 地域においては 石油熱源機 温水暖房用パネルラジエーターを であって定格能力におけるエネル 設置する場合に限り 申請者が提案 ギー消費効率が 83.0% のもの する仕様による 5~7 地域においては ガス熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 82.5% のもの 断熱配管の採用採用する温水暖房用パネルラジエーターを 設置する場合に限り 申請者が提案 する仕様による 配管が通過する空間 全てもしくは一部が断熱区画外で ある 温水暖房用パネルラジエーターを 設置する場合に限り 申請者が提案 する仕様による 7

2) 温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合 その他の居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 費効率が 86.0% のもの 5~7 地域においては ルームエアコ ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの その他居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 このうち ルームエアコンディ 費効率が 86.0% のもの ショナー及び FF 暖房機を設置 5~7 地域においては ルームエアコ する場合は 省エネルギー対策 ンディショナーであって エネルギ の有無及び種類は申請者が提案 ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ する仕様による 電気ヒーター るもの 式床暖房を設置する場合は 敷 設率及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) は申請者が提案する仕様によ る 熱源機の種類 温水暖房用ファンコンベクター を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 断熱配管の採用 温水暖房用ファンコンベクター を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 配管が通過する空間 温水暖房用ファンコンベクター を設置する場合に限り 申請者 が提案する仕様による 8

3) その他の居室に温水式床暖房設備を設置し 主たる居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備のいずれかの設備を設置する場合 その他の居室に温水式床暖房設備を設置し 主たる居室に電気蓄熱暖房器 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備のいずれかの設備を設置する場合において その他の居室の温水式床暖房設備が標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室 温水暖房用パネルラジエーター その他の居室 温水暖房用パネルラジエーター 温水式床暖房設備を選択し 敷設率 及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) は申請 者が提案する仕様による 熱源機の種類 1~4 地域においては 石油熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 83.0% のもの 5~7 地域においては ガス熱源機 であって定格能力におけるエネル ギー消費効率が 82.5% のもの 断熱配管の採用採用する 配管が通過する空間 全てもしくは一部が断熱区画外で ある 9

4) その他の居室に温水式床暖房設備を設置し 主たる居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合 その他の居室に温水式床暖房設備を設置し 主たる居室に温水暖房用ファンコンベクター ルームエアコンディショナー FF 暖房機 電気ヒーター式床暖房のいずれかの設備を設置する場合において その他の居室の温水式床暖房設備が標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した暖房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること ( い ) ( ろ ) 主たる居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ って定格能力におけるエネルギー消 費効率が 86.0% のもの 5~7 地域においては ルームエアコ ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの その他居室 1~4 地域においては FF 暖房機であ 温水式床暖房設備を選択し 敷 って定格能力におけるエネルギー消 設率及び床の断熱 ( 上面放熱率 ) 費効率が 86.0% のもの は申請者が提案する仕様によ 5~7 地域においては ルームエアコ る ンディショナーであって エネルギ ー消費効率の区分が区分 ( ろ ) であ るもの 熱源機の種類 断熱配管の採用 配管が通過する空間 10

2 冷房設備 設備の仕様を入力するにあたっては 算定プログラム入力画面の 基本情報 及び暖冷房の 外皮 タブに あらかじめ以下に指定する内容を設定する必要がある 1) 基本情報 タブ 1 住宅タイプ 一般住宅 を選択 2 住宅建て方冷房設備を設置する住宅の種類を選択 3 床面積主たる居室の床面積 29.81m 2 その他の居室の床面積 51.34m 2 床面積の合計 120.08 m 2 4 地域の区分申請する設備が設置される評価物件の当該地域 5 年間日射地域区分の指定 指定しない を選択 2) 外皮 タブ 1 総外皮面積 307.51 m 2 2 外皮性能地域ごとに以下に示す値を入力すること 戸建て住宅の場合 地域の区分 1 2 3 4 5 6 7 8 外皮平均熱貫流率 (U 値 ) 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 2.14 冷房期平均日射熱取得率 (ηc 値 ) 1.9 1.9 2.0 2.7 3.0 2.8 2.7 3.2 暖房期平均日射熱取得率 (ηh 値 ) 2.5 2.3 2.7 3.7 4.5 4.3 4.6 - 共同住宅の場合 地域の区分 1 2 3 4 5 6 7 8 外皮平均熱貫流率 (U 値 ) 0.41 0.41 0.44 0.69 0.75 0.75 0.75 1.67 冷房期平均日射熱取得率 (ηc 値 ) 1.1 1.1 1.1 1.4 1.5 1.4 1.3 2.4 暖房期平均日射熱取得率 (ηh 値 ) 1.5 1.3 1.5 1.8 2.1 2.0 2.1-3 通風の利用 主たる居室 及び その他の居室 ともに 通風を利用しない を選択 4 蓄熱の利用 利用しない を選択 5 床下空間を経由して外気を導入する換気方式の採用 利用しない を選択 11

2.1 単位住戸全体を冷房する方式における設備機器の確認方法 ダクト式セントラル空調機 ( ヒートポンプ式熱源に限る ) を設置する場合で 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 定格能力および定格消費電力の入力 入力しない 風量補正 風量補正なし 消費電力量補正係数 1.0 2.2 居室のみを冷房する方式における主たる居室に設置する設備機器の確認方法 主たる居室に設備を設置し 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室冷房設備機器の種類ルームエアコンディショナーであっ て エネルギー消費効率の区分が区 分 ( ろ ) であるもの その他居室冷房設備機器の種類ルームエアコンディショナーであっ て エネルギー消費効率の区分が区 分 ( ろ ) であるもの 2.3 居室のみを冷房する方式におけるその他の居室に設置する設備機器の確認方法 その他の居室に設備を設置し 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した冷房設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 12

主たる居室冷房設備機器の種類ルームエアコンディショナーであっ て エネルギー消費効率の区分が区 分 ( ろ ) であるもの その他居室冷房設備機器の種類ルームエアコンディショナーであっ て エネルギー消費効率の区分が区 分 ( ろ ) であるもの 3 全般換気設備 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した換気設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した換気設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 換気設備の方式について 比消費電力または省エネルギー対策の 種類 比消費電力 0.3W/(m 3 /h) 換気回数 0.5 回 /h 有効換気量率 1.00 ( ダクト式第一種換気設備 もしくは 壁付け式第二種換気設備または壁付け式第三種換気設備 を選択した場合のみに表示される項目 ) 熱交換換気設備 : 熱交換 タブ 熱交換換気を採用しない 省エネルギー対策の種類とは ダクト式の換気設備において 径の太いダクトの採用の有無および直流モーターの採用 の有無等をいう 13

4 給湯設備の同等性確認の方法 設備の仕様を入力するにあたっては 算定プログラム入力画面の 基本情報 に あらかじめ以下に指定する内容を設定する必要がある 1) 基本情報 タブ 1 床面積当該住宅の床面積により以下に指定する入力用の床面積を設定する なお 入力用の床面積が 2 以上指定されている場合は いずれの床面積条件の場合にも 標準仕様と同等以上の評価となることを確認しなければならない 当該住宅の床面積 入力用の床面積 1 2 主たる居室の床面積 :7.45m 2 30m 2 未満 その他居室の床面積 :12.83m 2 床面積の合計 :30.00m 2 30m 2 以上 60m 2 未満 60m 2 以上 90m 2 未満 90m 2 以上 120m 2 未満 120m 2 以上 主たる居室の床面積 :7.45m 2 その他居室の床面積 :12.83m 2 床面積の合計 :30.00m 2 主たる居室の床面積 :14.90m 2 その他居室の床面積 :25.65m 2 床面積の合計 :60.00m 2 主たる居室の床面積 :22.34m 2 その他居室の床面積 :38.48m 2 床面積の合計 :90.00m 2 主たる居室の床面積 :29.79m 2 その他居室の床面積 :51.31m 2 床面積の合計 :120.00m 2 主たる居室の床面積 :14.90m 2 その他居室の床面積 :25.65m 2 床面積の合計 :60.00m 2 主たる居室の床面積 :22.34m 2 その他居室の床面積 :38.48m 2 床面積の合計 :90.00m 2 主たる居室の床面積 ::29.79m 2 その他居室の床面積 ::51.31m 2 床面積の合計 :120.00m 2 2 省エネルギー基準地域区分申請する設備が設置される評価物件の当該地域を選択する 上記指定の項目以外は 特に入力する必要はない 14

4.1 浴室等のある物件に設置する給湯設備を評価する場合 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 当該住宅の床面積により指定する入力用の床面積ごとに 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した給湯設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した給湯設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること なお 入力用の床面積が 2 以上指定されている場合は いずれの床面積条件の場合にも 上記条件に適合していることを確認しなければならない 給湯設備の有無給湯設備がある ( 浴室等がある ) 給湯熱源機の分類 種類 効率の入力 ふろ機能の種類 1~4 地域においては ふろ給湯機 ( 追い焚きあり ) の石油給湯機であって 給湯 JIS 効率が 81.3% のもの 5~7 地域においては ふろ給湯機 ( 追い焚きあり ) のガス給湯機であって 給湯 JIS 効率が 78.2% のもの 配管方式 先分岐方式 台所水栓 2バルブ水栓 浴室シャワー水栓 2バルブ水栓 洗面水栓 2バルブ水栓 浴槽の保温措置 高断熱浴槽を使用しない 太陽熱給湯設備 : 太陽熱 タブ 設置しない 4.2 浴室等のない物件に設置する給湯設備を評価する場合 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 当該住宅の床面積により指定する入力用の床面積ごとに 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した給湯設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した給湯設備の一次エネルギー消費量以下であることを確認すること なお 入力用の床面積が 2 以上指定されている場合は いずれの床面積条件の場合にも 上記条件に適合していることを確認しなければならない 15

給湯設備の有無給湯設備がある ( 浴室等がない ) 給湯熱源機の分類 種類 効率の入力 ふろ機能の種類 1~4 地域においては ふろ給湯機 ( 追い焚きあり ) の石油給湯機であって 給湯 JIS 効率が 81.3% のもの 5~7 地域においては ふろ給湯機 ( 追い焚きあり ) のガス給湯機であって 給湯 JIS 効率が 78.2% のもの 配管方式 先分岐方式 台所水栓 2バルブ水栓 浴室シャワー水栓 2バルブ水栓 洗面水栓 2バルブ水栓 浴槽の保温措置 高断熱浴槽を使用しない 太陽熱給湯設備 : 太陽熱 タブ 設置しない 16

5 照明設備 5.1 主たる居室に設置する照明設備の同等性確認の方法 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白熱 灯を使用している 多灯分散照明方式の採用採用しない 調光が可能な制御採用しない その他の居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白熱 灯を使用している 調光が可能な制御採用しない 非居室設置の有無設置する 照明器具の種類 すべての機器において白熱灯以外を使用している ( すべての機器において LED を使用している場合を除く ) 人感センサ採用しない 17

5.2 その他の居室に設置する照明設備の同等性確認の方法 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白 熱灯を使用している 多灯分散照明方式の採用採用しない 調光が可能な制御採用しない その他の居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白 熱灯を使用している 調光が可能な制御採用しない 非居室設置の有無設置する 照明器具の種類 すべての機器において白熱灯以外を使用している ( すべての機器において LED を使用している場合を除く ) 人感センサ採用しない 18

5.3 非居室に設置する照明設備の同等性確認の方法 標準仕様と同等以上の評価となることを確認するには 下表 ( ろ ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明設備の一次エネルギー消費量が 下表 ( い ) 欄の設備の仕様を入力して計算した照明一次エネルギー消費量以下であることを確認すること 主たる居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白 熱灯を使用している 多灯分散照明方式の採用採用しない 調光が可能な制御採用しない その他の居室設置の有無設置する 照明器具の種類 いずれかの機器において白 熱灯を使用している 調光が可能な制御採用しない 非居室設置の有無設置する 照明器具の種類 すべての機器において白熱灯以外を使用している ( すべての機器において LED を使用している場合を除く ) 人感センサ採用しない 19