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特許制度 1. 現行法令について 2001 年 8 月 1 日施行 ( 法律 14/2001 号 ) の2001 年改正特許法が適用されています 2. 特許出願時の必要書類 (1) 願書 (Request) 出願人の名称 発明者の氏名 現地代理人の氏名 優先権主張の場合にはその情報等を記載します 現

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一九二〇 経過的セーフガード措置 とは 第六 三条(経過的セーフガード措置の実施)2に定める措置をいう 第六 二条世界向けのセーフガード1この協定のいかなる規定も 千九百九十四年のガット第十九条の規定及びセーフガード協定に基づく締約国の権利及び義務に影響を及ぼすものではない 23に規定する場合を除く

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

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マネジメントシステム認証規則 目次 1 章総則 1.1 一般 2 章マネジメントシステムの登録 2.1 一般 2.2 登録簿 2.3 登録証書 2.4 登録マークの使用及び認証の引用 2.5 登録維持 2.6 登録継続 2.7 登録の拒否 消除 一時停止 一時停止後の復帰 並びに範囲の拡大及び縮小

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<4D F736F F D CF8D5888C4817A8A948EAE8EE688B58B4B91A E358C8E323993FA89FC90B E378C8E313693FA8E7B8D73816

の権利 包摂的な貿易 持続可能な開発並びに伝統的な知識を促進することの重要性並びに公共の利益のために締約国が規制を行う権利を有することの重要性を再確認すること並びに他の国又は独立の関税地域のこの協定への加入を歓迎することを決意して 次のとおり協定した 第一条環太平洋パートナーシップ協定の組込み1締約

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<4D F736F F F696E74202D E82C582E08F6F978882E98AC F82C582CC93C18B968C9F8DF595FB B8CDD8AB B83685D>

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なって審査の諸側面の検討や評価が行われ 関係者による面接が開始されることも ある ベトナム知的財産法に 特許審査官と出願人またはその特許代理人 ( 弁理士 ) の間で行われる面接を直接定めた条文は存在しない しかしながら 審査官は 対象となる発明の性質を理解し 保護の対象を特定するために面接を設定す

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1 頁 欧州特許庁 (O) ( 指定官庁又は選択官庁 ) 目 次 国内段階 - 概要 国内段階の手続 附属書手数料 附属書.Ⅰ 欧州段階 ( 指定又は選択官庁としてのO) への移行 (O 様式 1200) 附属書.Ⅱ 発明者の指定 (O 様式 1002) 附属書.Ⅲ 委任状 (O 様式 1003) 附属書.Ⅳ 包括委任状 (O 様式 1004) 附属書.Ⅴ 略語のリスト C: 欧州特許の付与に関する条約 ( 欧州特許条約 ) Rfees: ( 欧州特許庁の ) 手数料に関する規則 OJ O: 欧州特許庁公報 Euro-PCT Guide (www.epo.org/applying/international.html) ( 日本語版 : 欧州-PCTガイド :OにおけるPCT 手続 ) (2018 年 4 月 1 日 )

指定 ( 又は選択 ) 官庁 欧州特許庁 (O) 国内段階に入るための要件の概要 3 頁概要 国内段階に入るための期間 PCT 第 22 条 (3) に基づく期間 : 優先日から 31 箇月 PCT 第 39 条 (1)(b) に基づく期間 : 優先日から 31 箇月 要求される国際出願の翻訳文の言語 要求される翻訳文 英語, フランス語又はドイツ語 PCT 第 22 条に基づく場合 : 明細書 請求の範囲 ( 補正された場合で, 出願人が手続の基礎としてこれらの補正に依るべきことを希望する場合には, 最初に提出したもの 補正されたものの双方, 及び PCT 第 19 条に基づく説明書 1 ) 図面の中の説明 要約 PCT 第 39 条 (1) に基づく場合 : 明細書 請求の範囲 図面の中の説明 ( それらのいずれかが補正された場合で, 出願人が手続の基礎としてこれらの補正に依るべきことを希望する場合には, 最初に提出したもの 特許性に関する国際予備報告 ( 第 Ⅱ 章 ) の附属書により補正されたものの双方, 及び PCT 第 19 条に基づき補正された請求の範囲 PCT 第 19 条に基づく説明書 1 ) 要約 国際出願の写しを要求されるか? 国内手数料 されない 通貨 : ユーロ (EUR) 出願手数料 2,3 : - 欧州段階への移行様式 (O 様式 1200) がオンライン提出された場合 : EUR 120 - 欧州段階への移行様式 (O 様式 1200) がオンライン以外で提出された場合 : EUR 210 35 枚を超える頁の追加手数料 : 36 枚目以降の各頁につき EUR 15 4 1つ以上のO 締約国の指定手数料 EUR 585 各拡張国についての拡張手数料 ( 欧州特許のボスニア ヘルツェゴビナ又はモンテネグロへの拡張 ) 4 EUR 102 [ 次頁に続く ] 1 出願人が, 出願若しくは補正された請求の範囲の翻訳文を 1 通だけ又はその 1 部だけ提出した場合,O は相当の期間内に提出されていない翻訳文を提出するよう出願人に求める 国際出願の出願時の翻訳文が欠落している又は依然として提出されていない場合, 国際出願は取り下げられたものとみなされる 2 優先日から 31 箇月以内に支払わなければならない 請求の範囲手数料については, 国内編 の. 08 も参照 3 DOCX 出願の利用可能性, 並びに出願手数料, 付与手数料及び送付手数料の変更に関する利用者情報については,OJ O 2018, A28 を参照 4 指定手数料, 拡張手数料及び有効化手数料は, 優先日から 31 箇月以内に支払う (2018 年 4 月 1 日 )

4 頁 欧州特許庁 (O)( 続き ) 国内手数料 ( 続き ) 次の国における欧州特許の有効化手数料 : - カンボジア 5,6 EUR 180 - モロッコ 5,7 EUR 240 5,8 - モルドバ共和国 EUR 200 - チュニジア 5,9 EUR 180 10 請求の範囲手数料 : - 16 個以上,50 個まで各請求の範囲につき EUR 235-51 個以上の各請求の範囲につき EUR 585 調査手数料 : 10-2005 年 7 月 1 日より前に行われた ( 国際 ) 出願 EUR 885-2005 年 7 月 1 日以降に行われた ( 国際 ) 出願 EUR 1,300 手続続行手数料 : - 手数料の遅延支払の場合 関連する手数料の50% -その他の場合 EUR 255 配列リストの遅滞提出手数料 EUR 230 審査手数料 : 11-2005 年 7 月 1 日より前に行われた ( 国際 ) 出願 EUR 1,825-2005 年 7 月 1 日以降に行われた ( 国際 ) 出願であって補充欧州調査報告が作成されない場合 EUR 1,825-2005 年 7 月 1 日以降に行われた, その他すべての ( 国際 ) 出願 EUR 1,635 12 3 年目の更新手数料 EUR 470 国内手数料の免除, 減額又は払戻し 13 次の場合には調査手数料が不要となる -O が国際調査報告を作成した場合 -2005 年 7 月 1 日より前に国際出願が行われ, オーストリア特許庁, スペイン特許商標庁又はスウェーデン特許登録庁が国際調査報告を作成している場合 -2005 年 4 月 1 日から 2005 年 6 月 30 日までの間に国際出願が行われ, フィンランド特許登録庁 (PRH) が国際調査報告を作成している場合 [ 次頁に続く ] 5 脚注 4を参照 6 カンボジアにおける欧州特許の有効化は,2018 年 3 月 1 日以降に行われた国際出願のみについて利用可能である OJ O 2/2018, A16を参照 7 モロッコにおける欧州特許の有効化は,2015 年 3 月 1 日以降に行われた国際出願のみについて利用可能である OJ O 2/2015, A18-A20を参照 8 モルドバ共和国における欧州特許の有効化は,2015 年 11 月 1 日以降に行われた国際出願のみについて利用可能である OJ O 10/2015, A85を参照 9 チュニジアにおける欧州特許の有効化は,2017 年 12 月 1 日以降に行われた国際出願のみについて利用可能である OJ O 10/2017, A85を参照 10 脚注 2を参照 11 PCT 第 22 条及び第 39 条 (1) 並びにC 規則 159(1) に基づく期間内に, 審査請求及び審査手数料の支払を行わなければならない 12 この手数料は, 国際出願日の2 年目 (24 箇月 ) の応当日を含む月の末日までに支払う 優先日から31 箇月が前記期間より遅く満了する場合には優先日から31 箇月以内に支払う 13 OJ O 3/2006の189 頁及び192 頁,12/2007の692 頁,1/2008の12 頁,2/2009の96 頁以降,5/2010の338 頁以降,12/2011の616 頁以降, 並びにOJ O 2017, A94を参照 (2018 年 4 月 1 日 )

5 頁 欧州特許庁 (O)( 続き ) 国内手数料の免除, 減額又は払戻し ( 続き ) 14 国内官庁の特別の要件 (PCT 規則 51 の 2) 17 誰が代理人として行為できるか? 国内官庁は優先権の回復請求を認めるか (PCT 規則 49 の 3.2)? 次の場合には以下の額が調査手数料から減額される -オーストリア特許庁, 又は集中化議定書に従いフィンランド特許登録庁 (PRH), 北欧特許機構, スペイン特許商標庁, スウェーデン特許登録庁, トルコ特許商標庁 (Turkpatent) 若しくはヴィシェグラード特許機構が国際調査報告又は補充国際調査報告を作成している場合には,EUR 1,110 15 補充欧州調査報告が,Oが作成した先の調査報告を基礎とする場合には, 調査手数料の全額又は一部が払い戻される Oが特許性に関する国際予備報告 ( 第 Ⅱ 章 ) を作成した場合には, 審査手数料が75% 減額される 16 更に言語上の理由に基づき, 一定の場合に審査手数料は30% 減額される 16 発明者の氏名及びあて名が国際出願の願書又はPCT 規則 4.17(i) に基づく申立てに記載されていない場合には, 発明者の氏名及びあて名出願人のあて名, 国籍及び住所が国際出願の願書に記載されていない場合には, 出願人のあて名, 国籍及び住所出願人が欧州特許条約の締約国の1つの領域内に居所又は主たる営業所を有していない場合には, 代理人の選任該当すれば, 電子形式によるヌクレオチド又はアミノ酸の配列リスト Oが備える該当名簿に登載されている職業代理人 ( 職業代理人の名簿はOウェブサイトで確認することができる ) 18 欧州特許条約の締約国の1 国において, 特許に関し業として手続をとる資格を有し, かつ, 当該国に営業所を有する法律実務家 認める 国内官庁は当該請求に 相当な注意 の基準を適用する 14 脚注 13 及びOJ O 3/2013の153 頁以降を参照 15 2015 年 12 月 16 日 (CA/D 8/15) 及び2017 年 6 月 28 日 (CA/D 9/17) のO 管理理事会決定を参照 16 国内編 の.14,OJ O 2/2014, A23 及びOJ O 2018, A4も参照 17 PCT 第 22 条及び第 39 条 (1) に基づく期間内 ( 優先日から31 箇月 ) に要件を満たしていない場合, Oは2 箇月以内に要件を満たすよう出願人に求める ヌクレオチド又はアミノ酸の配列リストに関しては, OJ O 6/2011の372 頁及びOJ O 11/2013の542 頁以降も参照 18 www.epo.org/applying/online-services/representatives.html を参照 (2018 年 4 月 1 日 )

7 頁 国内段階の手続 指定官庁及び選択官庁としての O に対する手続の詳細な情報は,O Customer Service Centre に注文又は O ウェブサイト www.epo.org/applying/international.html で利用することができる Euro-PCT Guide ("PCT procedure before O")( 日本語版 : 欧州 -PCT ガイド O における PCT 手続 ) でも参照できる Euro-PCT Guide, 420 et seq.. 01 国内段階へ移行するための様式 O は国内段階へ移行するための特別の様式を用意している (O 様式 1200- 附属書.Ⅲ 参照 ) O は出願人がこの様式の最新バージョンを使用するよう強く推奨している これには詳細な備考が含まれている この様式は www.epo.org/applying/forms-fees/forms.html の O ウェブサイトから入手することもできる 様式は電子的に提出することができる (OJ O 2015, A91 参照 ) O 様式 1200 は,O ケースマネジメントシステム及び O ウェブフォーム出願サービス経由で電子的に出願することもできる (OJ O 2014, A98 及び OJ O 2015, A27 参照 ) C Art. 14 153(4) Euro-PCT Guide, 418 419 C Rule 3(1), 3(2) Euro-PCT Guide, 512. 02 手続言語手続言語は O 公用語の英語, フランス語又はドイツ語のいずれか 1 つである 国際出願が同言語の 1 つによって公開された場合には, その言語が手続言語となる 国際出願が同言語以外の言語によって公開された場合には, 欧州段階移行時に提出しなければならない翻訳文の言語が手続言語となる 手続言語を後に変更することはできない 書面による手続において, 出願人は O のいずれの公用語も使用できる ただし, 出願の補正 (.18 参照 ) は手続言語によって提出しなければならない PCT Art. 19(1) PCT Rules 49.3 70.16 74(1) Euro-PCT Guide, 517-521. 03 出願の翻訳文優先日から 31 箇月の期間内に提出する翻訳文の要素 ( 出願時の明細書, 請求の範囲及び図面の文言事項, 並びに公開時の要約 ) に加えて, 次の要素も含むべきである O が指定官庁として行動する場合 : - 該当すれば出願時の請求の範囲すべての差替え用紙として提出した, 請求の範囲の完全なセットの翻訳文形式による,PCT 第 19 条に基づく請求の範囲の補正書, ただし出願人がその補正書を更なる手続の基礎として希望する場合に限る 補正書を国際事務局に提出する場合には, 補正に関する PCT 第 19 条 (1) に基づく説明書を添付しなければならず, いずれの場合であっても,O 公用語の 1 つによる PCT 規則 46.5(b) に基づく書簡を添付しなければならない PCT 第 19 条に基づき提出した請求の範囲の完全なセットの翻訳文が提出されない場合, 又は補正書を国際事務局に提出した場合には, 第 19 条 (1) に基づく説明書が翻訳文に添付されていない場合, そしていずれの場合であっても PCT 規則 46.5(b) に基づく書簡が添付されていない場合,PCT 第 19 条に基づく補正は更なる手続において無視される P CT 第 19 条 (1) に基づく説明書が公用語の 1 つによって利用できない場合に限り, その説明書だけが無視される - 該当すれば PCT 規則 13 の 2.3 及び 13 の 2.4 に基づく表示, すなわち別途提出される寄託生物材料についての言及 - 該当すれば PCT 規則 5.2(a) に基づくヌクレチオド及びアミノ酸の配列リスト, ただし O が配列リストの英語版テキストを入手可能な場合を除く - 該当すれば PCT 規則 48.2(a)(vii) に基づき公表された,PCT 規則 91.3(d) に関する訂正の請求 O が選択官庁として行動する場合 : - 特許性に関する国際予備報告 (IPRP)( 第 Ⅱ 章 ) 附属書の翻訳文, 同報告書の対象と同一バージョンの出願書類について保護を求めるのか否かを問わない PCT 第 19 条に基づく補正書が IPRP( 第 Ⅱ 章 ) に添付されている場合には, その補正書の翻訳文も常に提出しなければならない (2018 年 4 月 1 日 )

8 頁 出願人が,PCT 第 19 条に基づき国際事務局に提出した請求の範囲の補正を, 選択官庁としての O に対する手続の基礎を構成するよう希望しており, それが ( たとえば PCT 第 34 条に基づく補正によって戻されたものとみなされ )IPRP( 第 Ⅱ 章 ) に添付されていない場合には, その補正書も翻訳形式で提出しなければならず, 提出しなければ更なる手続において無視される 該当すれば PCT 第 19 条 (1) に基づく説明書, 更にいずれにしても PCT 規則 46.5(b) に基づく書簡を,O 公用語の 1 つによって提出する PCT 第 19 条 (1) に基づく説明書が公用語の 1 つによって利用できない場合に限り, その書類だけが無視される すべての附属書の翻訳文が適時に提出されない場合, 出願人は通知から 2 箇月以内に未提出の翻訳文を提出するよう要求される 出願人が要求に応じなければ欧州 -PCT 出願は取り下げられたものとみなされる 出願人は手続続行を請求することができる ( 又は翻訳文が適時に提出されず出願が取り下げられたものとみなされた場合には,PCT 規則 49.6 に基づく権利回復も請求可能である ただし手数料は高額となり, 厳格な要件が適用される したがってこの救済手段は, 手続続行の請求期間が既に終了している場合に限り有益である ). 04 翻訳文 ( 補充 ) 国際出願の翻訳文の誤りは, 出願時の国際出願の本文を基準として補充することができる ( 国内段階 6.002 及び 6.003 項を参照 ) RFees Art. 5. 05 手数料 ( 支払方法 ) 概要及び本章に表示する手数料の支払方法は附属書.Ⅰ に概説されている O に保有する預金口座からの支払は, オンライン支払, すなわち, たとえば O 電子出願様式又はオンラインサービスのオンライン手数料支払などを使用した電子処理形式 (XML) による場合に限り認められる これは自動決済指令にも適用される 詳細は附属書.Ⅰ に記載する預金口座についての取決め (ADA) 及び同附属書並びに OJ O 2017 追補公表 5 を参照 PCT Art. 22(1), 39(1) C Art. 78(2) C Rule 159(1)(c), 165 RFees Art. 2(1). 1 OJ O 2009, 118 Euro-PCT Guide, 534-536 661 C Rule 38(2) RFees Art. 2(1). 1a OJ O 2009, 338 Euro-PCT Guide, 537-544. 05a 出願手数料 31 箇月の期間内に欧州出願手数料を支払う この手数料は基本手数料及び出願の第 36 頁以降の各頁についての追加手数料で構成される 追加手数料は 頁手数料 と呼ばれる O 様式 1200 をオンライン提出する場合,O ケースマネジメントシステム及び O ウェブフォーム出願サービス経由で提出する場合, 基本手数料は減額される 基本出願手数料, そして該当すれば頁手数料の全額が適時に支払われない場合, 出願は取り下げられたものとみなされる 更に欧州 -PCT 出願は,C 第 54 条 (3) に基づく技術水準に含まれないものとみなされる. 05b 頁手数料原則として頁手数料は, 公開言語と無関係に, 公開時の国際出願を基礎とする 明細書, 請求の範囲及び図面の頁数が計算され, 更に書誌データ及び要約について合計 1 頁が加算される PCT 第 19 条又は PCT 第 34 条に基づき補正された請求の範囲も国際公開の一部を構成するものとみなされ, 欧州段階の手続がこれを基礎としない旨を出願人が表明しない限り, その頁数も考慮しなければならない 明細書又は請求の範囲 ( の一部 ) が欧州段階移行時に補正された場合には, 補正後の明細書の頁, そして補正後の請求の範囲一式の頁が, 公開時の国際出願における同等の頁に差し替えられ, これが頁手数料を計算する基礎となる ただし明細書又は請求の範囲の一部が O の公用語の 1 つによって作成され, 一部が他の言語によって作成された場合, その頁は頁手数料を計算する基礎とすることができない したがって国際出願が O 公用語の 1 つによって公開されず, かつ, 欧州段階移行時に補正書が提出され場合には, 頁手数料の計算に特別の規則が適用される この場合の頁手数料の正確な計算方法に関する詳細な情報は,OJ O 2009, 338, 及び O 審査便覧 A-III, 13.2 に示す O 様式 1200 の Section 6 及び関係する表は, 出願人が更なる手続において基礎とする書類を O に明確に表示し, 頁手数料を正確に計算するために供される 31 箇月経過後に提出された補正書の頁は, 頁手数料の計算において考慮されない 更に, O に対する手続中に頁数が減少した場合, 頁手数料は払い戻しされない (2018 年 4 月 1 日 )

9 頁 C Art. 79(2) C Rules 39(1) 159(1)(d), 160 RFees Art. 2 No. 3 Euro-PCT Guide, 549 et seq.. 06 欧州指定手数料国際事務局による国際調査報告の公開日から 6 箇月以内, 又は PCT 第 22 条 (3) 及び第 39 条 (1)(b) 並びに C 規則 159 に基づき適用される期間 ( 出願日から 31 箇月, 又は優先権主張の場合には最先の優先日から 31 箇月 ) の終了前のいずれか遅く満了する期間内に ( 定額の ) 指定手数料を支払わなければならない 適時に指定手数料が支払われない場合, 欧州 -PCT 出願は取り下げられたものとみなされる Euro-PCT Guide, 556 et seq. OJ O 2009, 603 OJ O 2015, A18-20 A84 A85 OJ O 2016, A5 A67 OJ O 2017, A85 OJ O 2018, A16. 07 拡張 / 有効化 Oにおける国内段階 ( 欧州段階 ) に移行した国際出願は, 欧州特許機構と拡張協定若しくは有効化協定を締結した国 ( 概要に示されている ) について拡張すること, 又はその国において有効化することができる ただしOとの拡張 / 有効化協定が出願日において有効であり, 関係国が国際出願において国内特許に関して指定され, 附属書.Ⅰに示す額の拡張 / 有効化手数料がそれぞれ支払われていなければならない 拡張 / 有効化手数料の支払については, 欧州指定手数料の支払に関する規定が準用される 指定手数料の支払について Cで定める期間内に拡張 / 有効化手数料がOに支払われなかった場合, 国の拡張 / 有効化請求は取り下げられたものとみなされる (C 規則 159(1)(d)) 指定手数料は支払われたが拡張 / 有効化手数料が支払われなかった場合, 拡張 / 有効化手数料の支払期間が遵守されなかった旨を指摘する通知は行われない ただし出願人は, 指定手数料及び拡張 / 有効化手数料を支払う ( 基本 ) 期間の終了から2 箇月の猶予期間内であれば,50% の割増料を伴い拡張 / 有効化手数料を依然として支払うことができる 更に, 指定手数料に関して手続続行を請求できる期間内に指定手数料が支払われない場合であっても, 出願人は権利喪失の通知から2 箇月以内であれば,50% の割増料を伴い拡張 / 有効化手数料を支払うことができる (O 審査便覧 A-III, 12.2 参照 ) 拡張国がCに加入した場合, 加入日前に行われた国際出願には拡張協定が引き続き適用される C Rule 162 Euro-PCT Guide, 602 et seq.. 08 請求の範囲手数料欧州付与手続の基礎となる出願書類に 15 個を超える請求の範囲が含まれている場合には, 16 番目以降の各請求の範囲について 31 箇月の期間内に請求の範囲手数料を支払う 51 番目以降の各請求の範囲については更に高額の請求の範囲手数料を支払う 請求の範囲手数料は, 国内段階移行時に更なる手続の基礎を構成するものとして特定した請求の範囲 ( すなわち補正書が提出されている場合には,PCT 第 19 条若しくは第 34 条 (2) に基づき補正された請求の範囲, 又は国内段階移行時に出願人が PCT 第 28 条若しくは第 41 条に基づき提出した請求の範囲 ) の数に基づき計算するが, 出願人が.18 に示す C 規則 161 及び 162 の規定による通知に応答して請求の範囲を補正する機会を利用した場合を除き, この場合には補正後の請求の範囲が請求の範囲及び更なる手続の手数料計算の基礎となる 出願人が 31 箇月の期間内に請求の範囲手数料の正確な額を支払わなかった場合,O は C 規則 161 及び 162 に基づく通知を出願人に送付し, 通知に示す延長不可能の 6 箇月の期間内に不足額を支払うよう求める 規則 161 及び 162 に規定する通知に応答して後に ( 更に ) 行われた補正の結果として請求の範囲の数が変更された場合には, その数が請求の範囲手数料の支払額を計算する基礎として使用される 請求の範囲手数料が適時に支払われない場合には権利喪失の通知 (C 規則 112(1)) が行われ, 出願人は通知から 2 箇月以内に未払の請求の範囲手数料及び手続続行に適用される手数料を支払うことによって, 手続続行 (C 第 121 条 ) を請求することができる この期間内に支払われなければ, 関係する請求の範囲は放棄されたものとみなされる 放棄されたものとみなされた請求の範囲の特徴は, それが明細書又は図面から見出されなければ, 後に出願に, 特に請求の範囲に再導入することができない C Rule 163(1), (6) Euro-PCT Guide, 608-610. 09 発明者の指定詳細については, 附属書.Ⅳの特定のための様式を参照されたい 認証は不要 提出期間については概要を参照されたい (2018 年 4 月 1 日 )

10 頁 C Art. 133 134 C Rules 152 163(5), (6) OJ O 2007, Special Edition No.3, page 128 et seq. Euro-PCT Guide, 459 et seq.. 10 代理人の選任及び委任状 Cの締約国の1つの領域内に住所又は主たる営業所を有する自然人及び法人は,O に対して自ら手続をすることができる (C 第 133 条 (1)) Cの締約国の1つの領域内に住所又は主たる営業所を持たない自然人及び法人は,Cが定めるすべての手続について職業代理人によって代理されなければならない ( 概要の 誰が代理人として行為できるか? を参照) 所定の職業代理人を選任していない場合, 出願人は2 箇月以内に代理人を選任するようOから通知を受ける 適時に欠陥が是正されない場合, 出願は却下される ただし, 国際出願がPCT 第 22 条 (3) 及び第 39 条 (1)(b) 並びにC 規則 159(1) に基づく31 箇月の期間内であれば出願人自身が手続することができる しかし出願人は, 国際段階で選任した代理人がOに対して手続をする資格を持たなければ, いかなる状況であっても, その代理によって国際段階の手続を行うことができない 支払は誰が行ってもよい 通常,E POに備えてある名簿に記載されている職業代理人は, 委任状 ( 委任状 又は 包括委任状, それぞれ附属書.Ⅴ 及び.Ⅵ の見本を参照 ) の提出が要求されない ただし選任されたことをOに届け出る必要はある これは職業代理人が国際段階について選任されており, 同時に受理官庁としてのOに対して欧州段階について特に選任されていない場合にも適用される Oに対して業として手続をする資格を有する法律実務者, 及びC 第 133 条 (3) に基づき当事者を代理する従業者であるが職業代理人でない者は, 署名済の委任状の提出, 又は提出済の包括委任状の引用が常に要求される ( 詳細については, 委任状の提出に関する2007 年 7 月 12 日付のOの長官決定,OJ O 2007 特別版 No.3, 128 以降を参照 ) Oが受理官庁として行動し, 委任状が広域段階においてOに対して手続する権限を法律実務者又は従業者に与えていることが明確である場合に限り, 新たな委任状は要求されない 委任状が要求される場合, 出願人又は代理人は, 指定期間内に必要な委任状を提出するようOから通知を受ける 委任状が適時に提出されない場合, 代理人が行った手続はされなかったものとみなされる C Art. 86(1) and (2) C Rules 51 159(1)(g) RFees Art. 2 No. 4, 5 Euro-PCT Guide, 599-601 OJ O 2018, A2. 11 更新手数料更新手数料は国際出願日から3 年後以降の各年について支払う 国際出願日の各年の応当日を含む月の満了前に支払わなければならない 国際出願日の各年の応当日を含む月から起算して6 箇月以内であれば, 後払の50% 割増料を伴い更新手数料を支払うことができる P CT 第 22 条 (3) 及び第 39 条 (1)(b) に基づき31 箇月の期間内に支払う更新手数料は,31 箇月の期間内であれば割増料なしで支払うことができる この場合に更新手数料は,50% の割増料支払を条件として,31 箇月の期間経過後 6 箇月以内であれば有効に支払うことができる この 6 箇月の期間内に更新手数料が支払われなければ, 出願は取り下げられたものとみなされる 割増料を伴う更新手数料の支払期間を遵守しなかった場合には, 権利回復請求による救済が可能である (C 第 122 条,C 規則 136) 更新手数料の額は附属書.Ⅰに示されている 合計期間の計算に関しては OJ O 1993, 229, point II-3 を参照 第 3 年度の更新手数料は支払期日前 6 箇月以内まで支払うことができない その他の更新手数料はすべて, 支払期日前 3 箇月以内まで支払うことができない C Art. 94 Euro-PCT Guide, 587-589. 12 審査請求欧州特許は, 実体審査によってCの要件を満たすことが判明しなければ付与されない 審査は明確に請求しなければ開始されない 請求は.01( 附属書.Ⅲ,O 様式 1200, チェック印記入済の box 4.1 参照 ) に示す様式を使用できる 審査請求は審査手数料が支払われるまで行われたものとみなされない C Art. 94(2) C Rule 159(1)(f) Euro-PCT Guide, 590. 13 審査請求の期間審査請求は, 国際事務局による国際調査報告の発行から6 箇月, 又はPCT 第 22 条 (3) 及び第 39 条 (1)(b) 並びにC 規則 159(1)( 出願日から31 箇月, 又は優先権を主張している場合には最先の優先日から31 箇月 ) に基づく期間のうち, 遅く満了する期間内に行わなければならない (2018 年 4 月 1 日 )

11 頁 C Art. 94(1) RFees Art. 14(2) OJ O 2018, A4 Euro-PCT Guide, 595 C Art. 14(1) C Rule 6(3)-(6) RFees Art. 14(1) Euro-PCT Guide, 594 OJ O 2014, A4, A23 RFees Art. 11 Euro-PCT Guide, 596 OJ O 2013, 153 RFees Art. 11(a),(b) Euro-PCT Guide, 580-581 OJ O 2016, A48, A49. 14 審査手数料審査請求は審査手数料が支払われて初めて有効となる このため, 同手数料は.13で定められた期間内に支払われなければならない 審査手数料の額は附属書.Ⅰに示されている (i) Oが特許性に関する国際予備報告 ( 第 Ⅱ 章 ) を作成している場合には,75% 減額される 報告が国際出願の一部について作成されている場合には, その報告で調査されている対象について審査を行う場合のみ減額が認められる (ii) 更に, 公用語の 1 つとして英語, フランス語若しくはドイツ語以外の言語を用いる E PC 締約国に居住又は主たる営業所を有する中小企業 (SME), 自然人, 非営利組織, 大学又は公的研究機関が, その国の公用語の 1 つ ( 認められる非 O 言語 ) によって審査請求を行い, 自身がその資格を有する旨を宣言した場合 (C 規則 6(6)), 審査手数料は 30% 減額される 審査請求は審査手数料が支払われて初めて有効になるので, 審査手数料の支払前であれば, 認められる非 O 言語による審査請求も可能である 認められる非 O 言語による審査請求を後に行う場合には, 手続言語による審査請求書の翻訳文を添付しなければならない 附属書.Ⅲ,2 頁,box 4 参照 (iii) 上述した両方の減額条件が認められる場合には, 最初に審査手数料の 75% が減額される 最初の額ではなく, その後の総額について 30% の減額が適用される したがって減額の合計は最初の額の 82.50% である 実体審査開始前に出願が取下げ, 拒絶又はみなし取下げとなった場合, 審査手数料の全額が払い戻される 審査部の審査開始後であるが, 審査部からの C 第 94 条 (3) に基づく最初の通知の応答期間終了前, 又はその通知がなければ,C 規則 71(3) に基づく通知日前に, 出願が取下げ, 拒絶又はみなし取下げとなった場合, 審査手数料の 50% が払い戻される C Art. 121 C Rules 135 160 Euro-PCT Guide, 521 545-548 553-555 585-586 597-598. 15 一部の要件を満たさなかった場合の処置 C 規則 160 は, 国際出願の翻訳文若しくは審査請求書のいずれかが適時に提出されなかった場合, 又は,35 頁を超える頁の追加手数料を含む出願手数料, 調査手数料若しくは指定手数料が期間内に支払われなかった場合, 欧州特許出願は取り下げられたものとみなされる旨を規定している この状況において出願人はみなし取り下げについて通知され,C 規則 112(2) が適用される ただし O からの通知後 2 箇月以内に, 手続続行のための各手数料の支払及び手続続行請求を行い, 不遵守の手続を完了すれば, 権利は喪失しなかったものとみなされる 出願人が適時に審査請求及び審査手数料の支払を行わない場合には, 両方の不遵守行為, すなわち審査請求及び審査手数料の支払の両方について手続続行を請求しなければならない したがって出願人は審査請求及び審査手数料それ自体の支払に加えて,2 件分の手続続行手数料を支払わなければならない 手続続行手数料は, 審査請求に関しては定額, 審査手数料に関してはその 50% である C Art. 153(7) C Rules 70, 70a 161 Euro-PCT Guide, 569 et seq. OJ O 2015, A94. 16a 補充欧州調査報告原則として欧州段階に移行する各国際出願について補充欧州調査を行い, 調査手数料を支払わなければならない 補充欧州調査は,C 規則 161(2) に基づく期間の満了日時点で O が利用可能である ( 補正された ) 最新版の請求の範囲一式を基礎とする したがって同日までに行われた請求の範囲の補正が考慮される (.18 参照 ) 通常であれば補充欧州調査報告の送付前に審査請求が行われており, この場合に O は補充欧州調査報告の送付後に出願人に通知を行い,O に対して更に手続を希望するのか表明するよう求める 出願人は適時に O に通知することによって,O からの求めを受領する権利を放棄することができる (2018 年 4 月 1 日 )

12 頁 Euro-PCT Guide, 574-576 - 出願人が更なる手続を希望しない場合には, 出願の取下げ, 又は単純に指定期間内に求めに回答しないことによって, 出願は取り下げられたものとみなされる 出願人が更なる手続を希望する場合には,O にその旨を通知しなければならない 出願人は同時に, 補正書及び / 又は自身の出願に関するコメントを提出することによって補充欧州調査報告に応答することができる O が否定的な書面による見解を示した場合, 出願人は C 規則 70a(2) に基づき O が指定する期間内に, 調査見解書に応答しなければならない (O 審査便覧 B-XI,8, 及び.18 参照 ) 次の場合, 補充欧州調査報告は作成されない O が国際調査報告 ( 又は補充国際調査報告 ) 1 を作成していれば, 補充欧州調査報告は作成されず, 調査手数料の支払は不要である この場合, 出願人は国際調査機関の書面による見解, 特許性に関する国際予備報告 ( 第 Ⅱ 章 ) 又は補充国際調査報告に応答し, 適切であれば通知から 6 箇月以内 2 に, そこに記載されている欠陥を是正し, 出願を補正するよう求められる (C 規則 161(1); 詳細は O 審査便覧 E-IX,3.2 を参照 Euro-PCT Guide, 582-583 OJ O 2016, A2, A20 OJ O 2017, A57 OJ O 2017, A94 Euro-PCT Guide, 584. 16b 調査手数料補充欧州調査報告が作成される場合には31 箇月の期間内に調査手数料を支払わなければならず, この手数料は次の場合に以下の額が減額される オーストリア特許庁, フィンランド特許登録庁, 北欧特許機構, スペイン特許商標庁, スウェーデン特許登録庁, トルコ特許商標庁 (Turkpatent) 又はヴィシェグラード特許機構が国際調査報告を作成した場合にはEUR 1,110 この減額は, オーストリア特許庁, フィンランド特許登録庁, 北欧特許機構, スウェーデン特許登録庁, トルコ特許商標庁 (Turkpatent) 又はヴィシェグラード特許機構が補充国際調査を作成した場合にも適用される Oが調査を行った先の出願に基づいて優先権を主張する出願の場合には, 補充欧州調査報告について支払われた手数料 ( の一部 ) が払い戻される 払戻される額は, 先の出願の種類, そしてOが補充調査を行う時点で先の調査報告から利益を受ける程度によって異なる C Rules 30 163(3) Euro-PCT Guide, 527-533 OJ O 11/2013,542. 17 ヌクレオチオド及びアミノ酸の配列 PCT 規則 5.2に基づき国際出願に含まれるTXT 形式による基準に準拠した配列リストを,PCT 規則 13の3.1(a) に基づき,( 補充 ) 国際調査機関又は国際予備審査機関として行動するOに提出する場合, 又はその他の手段でOが入手可能とする場合, 出願人は指定又は選択官庁としてのOに対する広域段階移行時にTXT 形式による基準に準拠した配列リストを再提出する必要がない ただし,C 規則 159(1) に基づく期間の終了時点でOがTXT 形式による基準に準拠した配列リストを入手可能でなければ, 出願人は通知から2 箇月の延長不可能の期間内に TXT 形式による基準に準拠した配列リストを提出し, 遅延提出手数料を支払うよう求められる これに関して,C 規則 30(2) 及び (3) 並びに配列リスト提出に関する2011 年 4 月 28 日付欧州特許庁長官決定第 1 条 (OJ O 6/2011,372) が適用される ( 上述した長官決定第 5 条に関連するC 規則 163(3) を参照 ) この通知後, 期間内に欠陥が是正されない場合 ( これは遅延提出手数料の支払にも適用される ), 出願は拒絶される (C 規則 30(3)) 出願人はC 第 121 条に基づき出願の手続続行を請求することができる ( 配列リストの提出に関する2013 年 10 月 18 日付欧州特許庁通達,OJ O 11/2013, 542 以降を参照 ) 1 2010 年 7 月 1 日から適用される (OJ O 12/2009,594 参照 ) 2 2011 年 5 月 1 日から適用される (OJ O 12/2010,634 参照 ) (2018 年 4 月 1 日 )

13 頁 更に出願人は, 遅延提出したTXT 形式の配列リストと共に, 提出した配列リストが出願時の内容を超えていない旨の宣言書を同封しなければならない (O 様式 1200,Section 9.2 参照 ) 紙/PDF 形式での配列リストの提出は要求されない ただし紙 /PDF 形式による配列リストも提出する場合, 出願人は電子形式及び紙又はPDF 形式の配列リストが同一である旨の申立てを提出しなければならない C Rule 161(1),(2) OJ O 2010, 634 Euro-PCT Guide, 483-508. 18 出願の補正及びその時期指定 / 選択官庁としてのOに対する手続に関して, 出願人は31 箇月の期間内であればいつでも ( 自発的に ) 補正が可能であり, 更に後に希望すれば,C 規則 161 及び162の併合通知に指定する期間内に ( 更なる ) 補正が可能である 出願人は更に,C 規則 161 及び 162の併合通知に指定する期間内に ( 義務的な ) 補正及び / 又は出願に関するコメント提出が要求される可能性がある 応答が義務づけられているのか否かは通知に明確に表示されており, したがってその文言は状況によって異なる (O 様式 1226AA, 1226BB 又は 1226 CC) C 規則 161 及び 162 に基づく通知は, 出願が欧州段階に移行した後すみやかに,O が国際調査報告を利用可能である場合, 各出願について行われる したがって出願人が様式 1200 に添付して又はその後に, 欧州段階における手続の基礎を構成する補正書又はコメントを既に提出している場合にも通知が行われる C 規則 161 及び 162 によると, 通知で指定する期間は 6 箇月である これは延長することができない Euro-PCT Guide, 442 489-491 OJ O 2015, A94 C Rule 70a(2) 70a(3) 137(3) Euro-PCT Guide, 493,503 C Art. 123(2) C Rule 137(4) 出願人は付与手続を早期化する目的で,O 様式 1200 の Section 12.2 の最初のチェック欄をチェックすることによって, 規則 161/162 に基づく通知を受ける権利を放棄することができる この権利放棄は, 該当すれば欧州段階における手続の基礎として表示した請求の範囲一式について支払う請求の範囲手数料が支払われており,O が作成した国際調査機関による見解書 / 特許性に関する国際予備報告 ( 第 Ⅱ 章 )/ 補充国際調査報告に対する実質的な応答が, 欧州段階移行時に行われている場合に限り適用される 6 箇月の期間経過後, 更に出願を補正する可能性は限定される 補充欧州調査報告が作成されない場合, 補正の可否は審査部の裁量に委ねられる 補充欧州調査が行われる場合, 出願人は常に, 報告の受領時に更に補正を行う機会を 1 回有する したがって補充欧州調査報告の発行後, 出願人は最初に, 出願について更なる手続を希望するのか表明するために C 規則 70a(2) に基づく通知に指定された期間内に, 調査報告及び調査見解書の両方にコメントを行い, 明細書, 請求の範囲及び図面を ( 自発的に ) 補正することができる 2 番目に出願人は, 調査見解書に欠陥が記載されている場合,C 規則 70a(2) に基づき拒絶理由に応答しなければならない, 出願人が C 規則 70a(2) に基づく通知に対する実質的な応答 ( 義務的な応答 ) を行わなければ, 出願は取り下げられたものとみなされる 権利喪失に対して手続続行請求による救済が可能である その後の補正には審査部の承諾が要求される いかなる場合であっても, 補正は出願時の国際出願の範囲を超えてはならない 補正する場合, 出願人は常にそれを特定し, 出願時の出願における根拠を表示しなければならない これを行わなければ審査部は出願人に通知を行い, 延長不可能の 1 箇月の期間内に欠陥を是正するよう要求することができる 適時に欠陥が是正されなければ, 出願は C 第 94 条 (4) に基づき取り下げられたものとみなされる 権利喪失に対して手続続行請求による救済が可能である C Art. 97(1) C Rule 71(3)-(6). 19 欧州特許の付与欧州特許の付与の決定前に, 出願人は, 審査部が欧州特許の付与を意図する本文, 並びに付与及び印刷手数料の支払,O の他の 2 つの公用語による請求の範囲の翻訳文提出を求める文書の両方を受領する これらの行為を遂行することは本文の承諾を意味する 3 該当すれば, その通知に請求の範囲の追加手数料の支払を求める文書も記載されている 3 C の改正規則 71 及び新規則 71a に関する情報は,2011 年 12 月 13 日付欧州特許庁通達,OJ O 2/2012,52 参照 (2018 年 4 月 1 日 )

14 頁 C Rule 71(3) C Rule 71(3) PCT Art. 23(2) 40(2) C Rule 159(1) Euro-PCT Guide, 427-440 PCT Art. 25 PCT Rule 51 82bis C Rule 159(2) Euro-PCT Guide, 637-639. 20 公告手数料及び請求の範囲の手数料を含む付与手数料手数料の額は附属書.Ⅰ に示されている これらの手数料は.19 に記載した C 規則 71(3) に基づく通知から 4 箇月以内に支払わなければならない. 21 請求の範囲の翻訳文同期間内に, 請求の範囲を手続言語 (.02 及び.19 参照 ) 以外の O の 2 つの公用語に翻訳しなければならない. 22 国内段階の早期処理出願人は,PCT 第 22 条 (3) 又は第 39 条 (1)(b) に基づき適用される期間の満了前に自己の出願処理及び審査を開始するよう希望する場合, 早期処理のための明確な請求を行わなければならない この請求は O 様式 1200 の Section 12.1 のチェック欄をチェックすることによって行うことができる また出願人は,C 規則 159(1) に規定する 31 箇月の期間が自己の早期処理請求日において満了しているものとして, 欧州段階移行のための要件を満たさなければならない (OJ O No. 3/2013, 156 以降参照 ). 23 PCT 第 25 条の規定に基づく検査関係手続は国内段階 6.018から6.021 項に概説されている Oは出願人の請求に基づき, 受理官庁による国際出願日認定の拒絶, 又は欧州 -PCT 出願若しくは国の指定が取り下げられたものとみなした受理官庁の宣言, 又はPCT 第 12 条 (3) に基づく国際事務局の判断が, 関係官庁の過失によるものであるのか検査することができ, 過失であれば欧州 -PCT 出願を欧州出願として処理することができる 指定 / 選択官庁としてのOがこの検査を行うために, 出願人はPCT 規則 51.1に基づく2 箇月の期間内に, 指定官庁としてのOに一件書類中の書類をすみやかに送付するよう,PCT 第 25 条 (1) に基づき国際事務局に請求しなければならない 更にこの2 箇月の期間内に,C 規則 159(1)(c) に基づく出願手数料を支払い, 必要であれば欧州 -PCT 出願の翻訳文を提出しなければならない (PCT 規則 51.3) 出願人は同時に,C 規則 159(1) に基づく欧州段階移行手続の残りの部分も遂行することが推奨される C Art. 106 108 PCT 第 25 条に基づく検査に関し,Oが受理官庁若しくは国際事務局の過失を否定する場合には, 決定の受領日から2 箇月以内に, この決定に対する審判通知を申し立てることができる この2 箇月の期間内に審判手数料を支払わなければならない ( 手数料の額は附属書.Ⅰ 参照 ) 決定の受領から4 箇月以内に審判通知の理由書を提出しなければならない その後, 審判部は審判について決定する PCT Art. 24(2), 48(2) PCT Rule 82bis Euro-PCT Guide, 640 C Art. 121 C Rule 135. 24 期間を遵守しなかったことによる遅滞についての許容国内段階 6.022から6.028 項及び.15を参照されたい. 25 手続続行出願人が国際段階又は国内段階において期間を遵守しなかった場合,C 規則 135(2) に基づく手続続行が不可能でなければ, 出願の手続続行を請求できる 請求が認められた場合には, 期間を遵守しなかった法的帰結が発生しなかったものとみなされる効果を有する 請求は, 権利喪失の通知から2 箇月以内に, 該当すれば不遵守の行為を遂行し, 附属書.Ⅰに示す額の手続続行手数料を支払うことによって行わなければならない (C 規則 112(1)) 手続続行手数料は, 権利喪失の発生理由が行為の不遵守 ( 定額の手数料 ) であるのか, 又は手数料の遅延支払 ( 当該手数料の50%) であるのかによって異なる 一部の状況, たとえば審査請求の遅延提出及び審査手数料の遅延支払について手続続行を請求する場合には (.15 参照 ), 手続続行について両方の手数料を支払わなければならない PCT Rule 82bis C Art. 122 C Rule 136. 26 権利回復状況において要求される相当な注意を払ったが, 出願人が国際段階又は国内段階における手続を遵守できず権利を喪失する場合, 出願人は権利回復を請求できる 権利回復請求は, 不遵守の原因が解消した後 2 箇月以内であり, 不遵守期間の経過後 1 年以内に書面で行わな (2018 年 4 月 1 日 )

15 頁 ければならない この2 箇月以内に不遵守の行為を遂行し, 権利回復のための各手数料 ( 附属書.Ⅰ 参照 ) を支払い, 請求では根拠となる理由を述べ, 依拠する事実を提示しなればならない ただしC 第 121 条に基づく手続続行が利用できる期間については権利回復が適用されない 詳細はO 審査便覧 E-VIII,3を参照 C Rule 53(2) OJ O 8-9/2012, 492 Euro-PCT Guide, 613-623 OJ O 2007 Special Edition No.3, A.3 OJ O 2014, A98 OJ O 2015, A27, A91. 27 優先権書類欧州 -PCT 出願について先の出願の優先権を主張しており, 国際事務局が優先権書類を受理官庁から又は出願人から直接受領した場合, 又は優先権書類を電子図書館から入手可能な場合, 国際事務局は優先権書類をOに送付する いずれかの理由によって優先権書類が国内段階移行時までに提出されなかった場合, 出願人はC 規則 163(2) に基づく通知の日から2 箇月以内に不足書類を提出するよう要求される この期間は延長不可能である この期間内に優先権書類又は出願番号が提示されない場合, 優先権は失われる 権利喪失に対して手続続行請求による救済が可能である 発行官庁による電子的な署名を O が認めている場合に限り, 優先権書類を電子形式で O に提出することができる 優先権書類をファックスで提出することはできない 次の場合, 優先権書類を提出する義務はない 指定 / 選択官庁としての O は, 国際事務局から写しを受領していない場合であっても, 優先権書類の写しを欧州 -PCT 出願のファイルに無料で取り込む ただし, 出願人が出願番号を O に提示しており, 更に優先権書類が次に該当する場合に限る - 欧州特許出願 - 受理官庁としての O に対して行われた国際出願 - 中国特許又は実用新案出願 - 日本国特許又は実用新案出願 - 韓国特許又は実用新案出願 4 - 米国仮出願又は正規出願 C Rule 53(3) OJ O 2013, 150 Euro-PCT Guide, 624-629 優先権書類の言語が O 公用語 ( 英語, フランス語, ドイツ語 ) の 1 つでなく, 優先権主張の有効性が関係する発明の特許性に関係する場合, 出願人は, この 3 言語のうちの 1 つによる翻訳文又は国際出願が優先基礎出願の完全な翻訳文である旨の宣言のいずれかを,E PO が指定する期間内に提出するよう要求される この要求に応じなければ, 関係する優先権は失われる 詳細については O 審査便覧,A-III,6.8 を参照 PCT Rule 49ter.1 and.2 C Art. 122 OJ O 2007, 692 Euro-PCT Guide, 630-636. 28 優先権の回復優先権主張の基礎となる先の出願の出願日から 12 箇月経過後に国際出願が行われた場合, 出願人は指定 / 選択官庁としての O に優先権の回復を請求することができる PCT 規則 49 の 3.2 に基づく優先権の回復請求は, 次の要件を満たした場合に認められる - 出願日が, 優先期間の満了日から 2 箇月以内である (PCT 規則 26 の 2.2(c)(iii)) - 状況において要求される相当な注意を払ったが, 優先期間中に優先権を主張することができなかった すなわち O は,C 第 122 条に基づき確立された実務に従い, 相当な注意 の要件を適用する - 欧州段階に移行する 31 箇月の期間の満了日から 1 箇月以内に優先権の回復請求を行う (PCT 規則 49 の 3.2(b)(i)) 4 O 及び USPTO 間の優先権書類の電子的交換の実務面に関する 2007 年 6 月 27 日付欧州特許庁通達,OJ O 8-9/2007,473 以降参照 (2018 年 4 月 1 日 )

16 頁 - 同期間内に,O が要求する優先権回復手数料を支払う (PCT 規則 49 の 3.2(b) (iii)) - 期間を遵守しなかった理由の説明書を優先権回復請求に添付し, 望ましくは理由の説明書を裏付ける宣言書又はその他の証拠を添付する (PCT 規則 49 の 3.2(b)(ii)) C Art. 82 C Rule 164 OJ O 2014, A70 Euro-PCT Guide, 644-649 Euro-PCT Guide, 650-655. 29 単一性の欠如補正のための C 規則 161 及び 162 に基づく通知に指定する期間が経過した時点で, 補充欧州調査又は審査の基礎となる書類に,O が調査しなかった発明に関する請求の範囲が含まれており, 出願書類が発明の単一性の要件を満たしていない場合には,C 規則 164 に基づく手続が適用される (OJ O 2014,A70 参照 ) O が ( 補充 ) 国際調査機関として行動しなかった場合 : - この場合にOは, 請求の範囲の最初に記載された発明に関する出願の部分について, 部分的な補充欧州調査報告を作成し, その他の発明を補充欧州調査報告の対象とするためには, 関係する各発明について2 箇月以内に更なる調査手数料を支払うよう出願人に通知する Oが ( 補充 ) 国際調査機関として行動した場合 : - 補充欧州調査報告が省略されており (.16a 参照 ), 審査の基礎となる出願書類中に ( 補充 ) 国際調査機関としてのOが調査しなかった発明がクレームされていると審査部が考える場合, 審査部は,2 箇月以内に調査手数料が支払われた発明に関して調査を行う旨を出願人に通知する (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅰ,1 頁 手数料 ( 通貨 : ユーロ ) 1 出願手数料 : 2 - 欧州段階への移行様式 (O 様式 1200) がオンライン提出された場合 - 欧州段階への移行様式 (O 様式 1200) がオンラインで提出されなかった場合 120 210 35 枚を超える頁の追加手数料 :36 枚目以降の各頁につき 15 先の出願自体が分割出願である場合の分割出願の追加手数料 : - 第 2 世代の各分割出願について - 第 3 世代の各分割出願について - 第 4 世代の各分割出願について - 第 5 世代以降の各分割出願について 1 つ以上の O 締約国の指定手数料 585 各拡張国についての拡張手数料 (O 締約国でない国への欧州特許の拡張, 概要参照 ) 102 210 425 635 850 次の国における欧州特許の有効化 : - カンボジア 3 - モロッコ 4 - モルドバ共和国 5 - チュニジア 6 請求の範囲手数料 : -16 番目以降,50 番目までの各請求の範囲について -51 番目以降の各請求の範囲について 欧州調査又は補充欧州調査の調査手数料 : -2005 年 7 月 1 日より前に行われた国際出願 -2005 年 7 月 1 日以降に行われた国際出願 180 240 200 180 235 585 885 1,300 手続続行手数料 : - 手数料の遅延支払の場合 関連する手数料の50% -C 規則 71(3) に基づく行為が遅延した場合 255 -その他の場合 255 配列リストの遅延提出手数料 230 審査手数料 : -2005 年 7 月 1 日より前に行われた国際出願 -2005 年 7 月 1 日以降に行われた国際出願であって, 補充欧州調査報告が作成されない場合 -2005 年 7 月 1 日以降に行われた, その他すべての国際出願 欧州特許出願の更新手数料 7 - 国際出願日から起算して第 3 年分 - 国際出願日から起算して第 4 年分 - 国際出願日から起算して第 5 年分 1,825 1,825 1,635 470 585 820 1 この表は, 欧州特許庁の手数料及び費用表に基づく この表の現行版は,OウェブサイトからOJ O 最新号の手数料及び費用の支払案内を参照されたい 2 DOCX 出願の利用可能性, 並びに出願手数料, 付与手数料及び送付手数料の変更に関する利用者情報については,OJ O 2018, A28を参照 3 カンボジアにおける欧州特許の有効化は,2018 年 3 月 1 日以降に行われた国際出願にのみ適用される 4 モロッコにおける欧州特許の有効化は,2015 年 3 月 1 日以降に行われた国際出願にのみ適用される 5 モルドバ共和国における欧州特許の有効化は,2015 年 11 月 1 日以降に行われた国際出願にのみ適用される 6 チュニジアにおける欧州特許の有効化は,2017 年 12 月 1 日以降に行われた国際出願にのみ適用される 7 欧州特許公報で欧州特許付与の旨を公告した年分の更新手数料を支払えばOに対する更新手数料の支払が終了する (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅰ,2 頁 - 国際出願日から起算して第 6 年分 - 国際出願日から起算して第 7 年分 - 国際出願日から起算して第 8 年分 - 国際出願日から起算して第 9 年分 - 国際出願日から起算して第 10 年分以降の各年分 1,050 1,165 1,280 1,395 1,575 更新手数料の遅延支払の追加手数料 関連する手数料の 50% 欧州特許明細書の印刷手数料を含む付与手数料 8,9 - 印刷する出願書類が 35 頁以下の場合 - 印刷する出願書類が 35 頁より多い場合 -36 頁以降の 1 頁ごとの追加手数料 925 925 15 欧州特許明細書の公開手数料を含む付与手数料 9,10 925 権利の回復手数料 ( 権利の回復請求 / 回復手数料 ) 640 次の者による審判手数料 : 11 - 個人又は規則 6(4) 及び (5) でいう組織 - その他の組織 1,880 2,255 手数料に関する規則の抜粋 第 5 条手数料の支払 (1) 欧州特許庁に対する手数料は, ユーロ建で, 欧州特許庁の銀行口座に支払又は振込を行う (2) 欧州特許庁の長官は, 第 1 項に定めた方法以外の方法による手数料の支払を認めることができる 第 6 条支払に関する詳細 (1) すべての支払には支払人の氏名を明示し, 欧州特許庁がただちに支払目的を知り得るだけの必要事項を含まなければならない (2) 支払目的がただちに判らない場合, 欧州特許庁は支払人に書面で, 指定する期間内に支払目的を通知するよう求める 支払人が期間内に求めに応じない場合には, 支払われなかったものとみなされる 第 7 条支払われた日とみなされる日 (1) 欧州特許庁に対して支払われたものとみなされる日は, 支払額若しくは振込額が欧州特許庁の銀行口座に実際に入金された日である (2) 欧州特許庁長官が第 5 条第 2 項の規定に従い第 5 条第 1 項に定める方法以外の手数料の支払方法を認める場合, 長官はかかる支払が行われたものとみなされる日を定めなければならない (3) 第 1 項及び第 2 項によって, 手数料の支払が期間内に行われなかったものとみなされた場合, 支払人が次に掲げる証拠を欧州特許庁に提出すれば, 期間が遵守されたものとみなされる (a) 支払期間内に締約国において次のいずれかの条件を充足している旨の証拠 (ⅰ) その者が金融機関を介して支払を行った (ⅱ) その者が金融機関に支払額の振込を正規に依頼した (b) 関連する手数料について,EUR 150 を超えない範囲で 10% の割増料を支払った旨の証拠 ただし, 支払期間終了の 10 日以前に (a) の条件が充足されていた場合には, 割増料を支払う必要がない (4) 欧州特許庁は, 支払人に対し, 欧州特許庁が指定する期間内に第 3 項 (a) の条件が充足された日に関する証拠の 8 2009 年 4 月 1 日より前に広域段階に移行した国際出願に適用される 9 脚注 2を参照 10 2009 年 4 月 1 日以降に広域段階に移行した国際出願に適用される 11 OJ O 2018,A4 及びA5 を参照 (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅰ,3 頁 提出, 及び, 必要があれば, 第 3 項 (b) に規定された割増料を支払うよう要請することができる その者が要請に応じない場合, 証拠が不十分な場合, 又は請求された割増料が期日までに支払われなかった場合には, 支払期間が遵守されなかったものとみなされる 第 8 条支払額の不足 原則として, 手数料の全額が期間内に支払われた場合に限り, 支払期間が遵守されたものとみなされる 手数料の全額が支払われなかった場合には, 支払われた額を支払期間経過後に払い戻す ただし, 欧州特許庁は, 期間終了前の残存期間内に可能な限りにおいて, 支払人に不足額の支払の機会を与えることができる 欧州特許庁は更に, 正当であると考えられる場合には, 支払人の権利を害することなく少額の不足分を無視することができる 第 9 条調査手数料の払戻 (1) 欧州特許庁が調査報告の作成を開始する前に, 欧州特許出願が取り下げられた, 拒絶された又は取り下げられたものとみなされた場合には, 欧州調査又は補充欧州調査について支払われた調査手数料を全額払い戻す (2) 欧州調査報告が, その欧州特許出願の優先権主張の基礎とされた出願, 条約第 76 条若しくは規則 17 に定める先の出願について, 欧州特許庁が既に作成した先の調査報告を基礎とする場合には, 長官の決定に従い, 先の調査の種類に応じた額を, 後の調査を行うときに欧州特許庁が先の調査報告から利益を受ける範囲内で, 出願人に払い戻す 第 11 条審査手数料の払戻 次の場合には審査手数料が払い戻される (a) 実体審査の開始前に欧州特許出願が取り下げられた, 拒絶された又は取り下げられたものとみなされた場合には, 全額払戻し (b) 実体審査の開始後であるが, 担当審査部からの条約第 94 条第 3 項に基づく最初の通知に対する応答期間の終了前, 又は審査部がそのような通知を行わなければ, 条約規則 71 第 3 項に基づく通知日前に, 欧州特許出願が取り下げられた場合には,50% 払戻し 第 14 条手数料の減額 (1) 条約の規則 6 第 3 項に規定する減額は, 出願手数料又は審査手数料の 30% とする (2) 欧州特許庁が国際予備審査報告を作成した場合, 審査手数料は 75% 減額される PCT 第 34 条 (3)(c) に従い国際出願の一部について国際予備審査報告が作成されており, その報告に含まれていない対象が審査される場合, 手数料は減額されない O に対する手数料又は公報料金の精算及びその他の支払のために使用できる預金口座についての取決の抜粋 12 1. 総則 O は手数料規則 (RFees) 第 5 条 (2) 及び第 7 条 (2) に基づき, 関係する自然人若しくは法人 ( 又は適用される法律に基づき法人と同等とされる組織 ) が,O が課金する手数料, 費用又は料金の支払を目的とする預金口座を開設することができる状態とする 2. 預金口座開設のための方式要件 2.1 預金口座は口座保有の予定者の請求によって開設することができる 予定者は身元, 職業, 住所に関する必要な情報すべてを提示しなければならない これは O ウェブサイトの Applying for a patent Forms and fees Making payments からオンライン請求様式を完成させて提出することによって行われる 連絡 12 預金口座についての取決め (ADA) 及び同附属書 (2017 年 12 月 1 日から有効 ):OJ O 2017 追補公表 5 を参照 (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅰ,4 頁 の詳細に変更があれば口座名義人は同様にオンライン様式を使用して O に通知しなければならない 2.2 預金口座は, 預金口座名義人又はその承継人が署名した請求書面を添付した電子メールを support@epo.org に送付することによって, 又は O ウェブサイトの Applying for a patent Forms and fees Making payments からオンライン請求様式を完成させ, 署名済の請求書面を添付して提出することによって閉鎖することができる 請求では請求人及び預金口座名義人が同一であることを明らかにしなければならない 承継人は自己の資格の証明書類を O に提出しなければならない 2.5 預金口座は, 第 2.1 項で述べたオンライン請求様式の適切なチェック欄をチェックすることによって, 最初の口座名義人の請求に基づき再開設することができる 3. 預金口座間での補充, 再支払及び移動 3.1 預金口座を開設した後, 口座番号が名義人に通知されるので, 名義人は口座に十分な資金を確保するために, 必要額及び補充頻度に見合った最初の支払を行わなければならない 3.2 預金口座に対する補充支払は O 銀行口座あてに行わなければならない 13 支払の場合, 振込用 Reference 欄に次の情報を表示しなければならない : replenishment ( 若しくは短縮形 repl ) 又は deposit, 更に関係する (28 で始まる )8 桁の O 預金口座番号 この補充支払は O 銀行口座に実際に入金した日付で預金口座にクレジットされる 5. 口座決済 第 8 項の規定に従い, 預金口座の決済は, 欧州及び PCT 手続に関して O に支払う手数料, 費用及び料金のみに関して行うことができる 5.1 決済指令の種類及び認められる提出方法 5.1.1 決済は, 口座名義人又は承認済の代理人が署名した電子決済指令のみに基づき行われる 署名はテキストストリング署名, ファクシミリ再生署名, 強化電子署名 14, 又はオンラインサービスのオンライン手数料支払経由で行う場合にはスマートカードによる認証によるものが認められる 決済指令は, 次のいずれかによって行うことができる - 1 件又は複数件の出願の個別手数料の決済指令, すなわち単一又はバッチ決済指令 - 特定の欧州又は国際特許出願について,O が処理過程で手数料を自動的に決済することを承認する, 自動決済指令 15 5.1.2 決済指令は次のいずれかを使用して, 電子処理可能な形式 (XML) で行わなければならない - O 様式 1001E,1200E,2300E,1038E を使用した,O オンライン出願又は O ケースマネジメントシステム (CMS) - O オンライン出願ソフトウェア, 又は PCT 手数料計算及び支払機能 16 を使用した PCT-SAFE,C MS 又は epct - オンラインサービスのオンライン手数料支払 5.1.3 その他の方法, たとえば紙形式, ファックス, ウェブフォーム出願サービス経由, 又は PDF 添付書類など異なる形式を使用して提出した決済指令は無効であり, 実行されない O は便宜上, 手続当事者にその旨を通知する 無効な決済指令の法的帰結は第 5.4.2 項に規定されている 13 すべての締約国からの支払及び送金について, ドイツのCommerzbank の次の口座が利用可能である :Nr.3 338 800 00 (BLZ 700 800 00), IBAN DE20 7008 0000 0333 8800 00, BIC DRESDEFF700, Commerzbank AG, Leopoldstrasse 230, 80807 München, Germany. 14 詳細については書類の電子提出に関する2015 年 11 月 15 日付長官決定 (OJ O 2015, A91) を参照 15 ADA 第 7 項, 自動決済に関する取決め ( 本追補公表, 附属書 A.1) 及び自動決済手続に関するOからの情報 ( 上記附属書 A.2) を参照 16 OにおけるPCT 手続に関するすべての手数料の支払は, オンライン出願 PCT-SFD プラグイン経由で表示することができる (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅰ,5 頁 5.4 支払日 5.4.2 認められない提出手段又は無効な形式で決済指令が行われた場合, 受領日は支払日とみなされない この結果として支払期間を経過した場合, 手続当事者 17 は C 又は PCT に基づき利用可能ないずれかの法的救済を受けることができる 5.5 決済指令提出に認められる電子手段が利用できない場合 O が第 5.1.2 項に基づき認められる決済指令の提出手段の 1 つを利用できない日に支払期間が終了する場合, 支払期間は, その後に関係する出願の種類に利用可能な手段すべてに再びアクセス可能となった最初の日まで延長される 電子通信サービス全般が利用不可能である場合, 又はそれ以外で C 規則 134(5) 若しくは PCT 規則 82 の 4.1 で意味する同様の理由が生じた場合, 支払期間はこれらの規定に従い延長される 7. 自動決済手続 口座名義人は, 自動決済指令に基づき自己の口座から自動的に決済することができる 適用される条件, 特に対象となる手続の種類及び手数料の詳細は, 自動決済手続についての取決め (AAD) に別途記載されている 18 クレジットカードによる手数料支払に関する欧州特許庁長官決定の抜粋 19 欧州特許庁長官は手数料に関する規則第 5 条 (2) 及び第 7 条 (2) を考慮して, 次を決定する 第 1 条手数料支払手段としてのクレジットカード O に支払う手数料は本決定で述べる条件に基づきクレジットカードよって行うことができる 第 2 条使用条件 クレジットカードによる支払は,O が認めるクレジットカードを使用し,O のクレジットカード手数料支払サービスからユーロ建で行わなければならない 第 3 条支払日 クレジットカードによる支払は, 取引の認証日に行われたものとみなされる この日付は支払人が利用可能な取引確認書に表示される 第 5 条施行日 この決定は 2017 年 12 月 1 日に施行される 17 たとえば出願人, 異議申立人, 審判請求人, 又は当事者が代理される場合, その国際代理人若しくは欧州代理人は, 手続当事者となることができる 18 本追補公表の附属書 A.1を参照 自動決済手続に関するOからの情報については, 本追補公表の附属書 A.2も参照 19 クレジットカードによる手数料支払に関する2017 年 8 月 22 日付長官決定及び欧州特許庁通達 :OJ O 2017, A72 及びA73 参照 (2018 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,1 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,2 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,3 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,4 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,5 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,6 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,7 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,8 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,9 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,10 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,11 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,12 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,13 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,14 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,15 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅱ,16 頁 (2018 年 3 月 1 日 )

附属書.Ⅲ,1 頁 (2008 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅲ,2 頁 (2008 年 4 月 1 日 )

附属書.Ⅳ,1 頁 (2013 年 5 月 30 日 )

附属書.Ⅳ,2 頁 (2013 年 5 月 30 日 )

附属書.Ⅴ,1 頁 (2013 年 5 月 30 日 )

附属書.Ⅴ,2 頁 (2013 年 5 月 30 日 )