欧州特許庁における審査期間短縮手段 背景欧州出願は 日本 米国と比較して係属期間が長い また 欧州出願では 登録まで出願維持年金を特許庁に支払う必要があり 係属期間が長くなると費用が高くなる そこで 早期権利化と 権利化にかかる費用の削減のために 欧州特許庁における審査期
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- かずひろ ゆのもと
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1 欧州特許庁における審査期間短縮手段 1 1. 背景欧州出願は 日本 米国と比較して係属期間が長い また 欧州出願では 登録まで出願維持年金を特許庁に支払う必要があり 係属期間が長くなると費用が高くなる そこで 早期権利化と 権利化にかかる費用の削減のために 欧州特許庁における審査期間を短縮する手段について紹介する (1) 欧州出願における特許査定までの平均係属期間パリルート :66ヶ月(12 年 ) PCTルート :78ヶ月(12 年 ) (2) 欧州出願における出願維持年金 ( 出願した年を第 1 年とする 第 3 年目から必要 ) 第 3 年 46 EUR( 64,170 円 ) 第 4 年 80 EUR( 80,040 円 ) 第 年 8 EUR(111,780 円 ) 第 6 年 1,040 EUR(143, 円 ) 第 7 年 1,1 EUR(19,390 円 ) 第 8 年 1,26 EUR(174,70 円 ) 第 9 年 1,38 EUR(190,440 円 ) 第 年以降 1,60 EUR(21,280 円 ) * 通貨換算率 1EUR:138 円 ( 平成 26 年 8 月 日付 基準外国為替相場及び裁定外国為替相場 ( 日本銀行ウェブサイト ) による ) 審査期間短縮手段 (1)Request for Early Processing( 早期処理の請求 ) PCT ルート EPC 出願に適用 EPC 国内段階に移行後 方式審査開始までの期間を短縮できる Early Processing を申請すると 国際段階が終了し 方式審査が開始される * 通常は 移行期限 ( 優先日から31ヶ月 ) が経過するまで 審査を開始することが禁止されている (PCT23 条 40 条 ) 仮に 欧州特許庁への移行と同時に PACE や PPH を申請したとしてもこの禁止は解除されない この禁止は唯一 Early Processing の申請によって解除することができる 1
2 1 (2)EPC 規則 161/162 の通知 ( 補正の機会を与える旨の通知 ) を受ける権利の放棄 PCT ルート EPC 出願に適用 EPC 国内段階に移行後 方式審査と欧州補充調査報告との間の期間を少なくとも6ヶ月 * 短縮できる EPC 国内段階に移行直後に欧州補充調査が開始される EPC 規則 161 条 /162 条の通知がなされると 通知から 6 ヶ月以内に補正をする機会が与えられる 補充調査が開始されるのはEPC 規則 161 条 /162 条の通知の6 ヶ月の期間の経過後 仮に通知後 1 ヶ月後に補正を提出したとしても 移行時に早期審査 (PACE PPH) を申請していたとしても 補充調査が開始されるのはEPC 規則 16 1 条 /162 条の通知の6ヶ月の期間の経過後になる 早期審査を申請してもEPC 規則 161 条 /162 条の通知を受ける権利を放棄しなければ 実質的に補充調査を促進させる効果はない * 少なくとも 6ヶ月としたのは 以下の理由による 補充調査が開始されるのはEPC 規則 161 条 /162 条の通知の6ヶ月の期間の経過後である EPC 規則 161 条 /1 62 条の通知がされるのが 方式審査開始後どれくらいかかるか不明である 方式審査と規則 161 条 /162 条の通知との間の期間 +6ヶ月短縮できる <デメリット> 欧州移行後 補充調査開始前の補正の機会が失われる 補充調査開始前に補正をしたい場合は 移行時に補正クレームを提出するなど 前倒しの対応が必要 2
3 1 (3)PACE(Program for Accelerated prosecution for European patent application: 早期審査 ) パリルート EPC 出願 PCT ルート EPC 出願の双方に適用 PACE 申請は 出願が特許庁に係属中はいつでもすることができる 1 早期調査 (Accelerated Search): 優先権を主張した出願の場合には 出願をする時に早期調査を請求することができ E POはできるだけ早くサーチレポートを作成する 優先権を主張していない出願( 最初の出願 ) の場合 出願人は出願日から約 6ヶ月以内にサーチレポートを入手することができる 2 早期審査 (Accelerated Examination): 早期審査の請求がされた場合 審査部が出願書類の受領 又は早期審査請求の受理のいずれか遅い日から 3ヶ月以内に最初の審査報告書が発行される 2 回目以降の拒絶理由通知も前拒絶理由通知の応答が提出されてから3ヶ月以内に発行する *PACEは訓示規定であり 必ずしも審査の迅速化を約束するものではない 2 30 (4)PPH( 特許審査ハイウェイ ) パリルート EPC 出願 PCT ルート EPC 出願の双方に適用 PPH の申請が認められると PACE に従って処理される 最初の審査通知が出るまでの期間は PACE と大差はない 他国で特許可能と判断されていることが前提であり 他国の審査結果に関する資料が提出されるため 審査手続の迅速化の効果が期待できる <デメリット> 種々の資料の提出が必要となり 代理人手数料が高くなる 他国で認められた補正が欧州で認められない場合がある EPO において 他国の審査経過があまり参照されない可能性が高い 許可クレームと同一にしなければならない 3
4 1 ()EPC 規則 70 条 (2) の通知 ( 審査継続の確認をする通知 ) を受ける権利の放棄 EPC 規則 70 条 (2) の通知 : 調査報告書が出願人に発送される前に審査請求が提出された場合に 審査継続の確認をする通知 調査報告書に対する補正書の提出は 規則 70 条 (2) の通知に対する応答期間内にすることができる パリルート EPC 出願 PCT ルート EPC 出願の双方に適用 <メリット> EPC 規則 70 条 (2) の通知を受ける権利を放棄すると 見解書が添付されない調査報告書 ( 引用文献だけが列挙される ) が送付され その約 1ヶ月後に1stOA が発行される パリルートの場合は 優先日から EPC 出願までの期間が短いほど 審査期間を短縮することができる ( 約 2~9ヶ月程度 )PCT ルートの場合は 審査期間の短縮にあまり寄与しない [ パリルート ] 規則 70 条 (2) の通知が 出願公開 ( 優先日から18ヶ月 ) のタイミングで通知されるため 規則 70 条 (2) を放棄していないと 優先日から18ヶ月以降にしか 調査報告に基づく補正を行うことができない 規則 70 条 (2) を放棄していると 調査報告書の約 1 ヶ月後に1stOA が発行されるため EPC 出願が早い場合には 優先日から18ヶ月が経過する前に補正の機会が得られる 規則 70 条 (2) を放棄していない場合と比較して 約 2 ~9ヶ月程度審査期間を短縮できる [PCT ルート ] 規則 70 条 (2) の通知が 調査報告から約 1ヶ月程度で通知される そのため 規則 7 0 条 (2) を放棄しても 審査期間の短縮にはあまり寄与しない 2 < デメリット > EPC 規則 70 条 (2) の権利を放棄すると調査報告書を受け取った時点で出願を取り下 げた場合であっても 審査料が返還されない 4
5 3. お勧め (1)PACE と PPH の比較ファースト OA までの平均日数 : PPH:16 日 PACE:188 日 EPO が新たな X,Y 文献を引用する可能性 : PPH:6% PACE:74% PPH の方がファースト OA が 1 ヶ月ほど早く発行され 新たな文献が引用される可能性が % ほど低い (08 年 EPO 発表 ) 期間的には どちらもあまり変らない PPH の申請には 種々の資料の提出が必要となるため 費用面では PACE がお勧め PACE の方が 新たな X,Y 文献を引用する可能性が高いため 権利の安定性の面からも PACE がお勧め 1 2 (2)Request for Early Processing 国内移行期間の満了前に 審査を開始することができるため お勧め PACE,PPH を 国内移行期間の満了迄に申請する場合には 併せて Early Processing の申請をするのが必須と考えた方がよい そうしないと 折角 PACE,PPH を申請しても 審査の開始時期を早めることができない PACE,PPH の申請を現地代理人に依頼したら 通常 Early Processing 申請しますか と聞かれるはず 聞かれなければ 依頼する (3)EPC 規則 70 条 (2) の通知 ( 審査継続の確認をする通知 ) を受ける権利の放棄短縮される期間が短く 出願を取り下げても審査請求料 (1,6EUR) が返還されないため あまりお勧めではない 但し パリルート EPC 出願を早期に行った場合には 短縮される期間が6ヶ月以上になることもあるため 放棄する意味があると考えられる
6 他庁で 特許可能 との判断 Early Processing 申請可 PACE 申請可出願が特許庁に係属中はいつでも EPC 規則 161/162 条放棄可 PPH 申請可実体審査開始前まで Rule 70(2) EPC 規則 70 条 (2) 放棄可 Rule 70(2) 6
7 審査促進制度の違い ( 要件と効果 ) (1) (2) (3) (4) () Early Processing 規則 161/162 の申請の放棄 PACE 申請 PPH 規則 70 条 (2) の放棄 概要 移行期限 ( 優先日から欧州移行後 補充調査他国の審査結果又はPCTの調査成 31ヶ月 ) 経過に先立っ早期調査 早期審査を審査継続の確認の通知を受け開始前の補正の機会果に基づいて審査促進 ( 早期審査 ) て審査を開始させるた受けるための手続る権利を放棄するを放棄するをするものめの手続 時期 国内移行のための期 欧州移行時 EPO 係属中ならいつで 実体審査開始前 欧州移行時 / 欧州出願時 要件 効果 注意事項 間 ( 優先日から31ヶ月 ) も可 申請するだけ 欧州移行時に提出す 申請するだけ ( 早期審 PPH 申請と同時に以下を提出 ( 出願費用 調査費用 るForm for entry into 査を希望する理由の (JPO-EPO 間の場合 ) 等が支払われることが the European phase 説明等は不要 ) 1) 許可クレームと欧州出願のクレー 前提 ) (EPO Form 10) の ムの対応関係に関する宣誓書 ボックス6.4にチェック (Declaration) 手続 を入れるだけ 2) 日本特許庁が発行した全ての審査通知の写とその翻訳文 ( 欧州特 許庁公用語である英語 フランス語 又はドイツ語のいずれか ) 3) 許可クレーム及びその翻訳文 4) 日本特許庁に引用された非特許 文献全ての写 費用 EPO 手数料 : 不要 EPO 手数料 : 不要 EPO 手数料 : 不要 EPO 手数料 : 不要 EPO 手数料 : 不要 国内移行期間の満了前に 審査を開始することができる 欧州特許庁に移行後 方式審査と補充調査報告との間の期間を 6 ヶ月短縮できる 欧州移行後 補充調査開始前の補正の機会が失われる 補充調査開始前に補正をしたい場合は 移行時に補正クレームを提出するなど 前倒しの対応が必要 サーチ ( 調査 ) 段階 : 可及的速やかにサーチレポートを発行する 審査段階 : 審査開始 PACE 申請受領いずれか遅い日から 3ヶ月以内に最初の審査報告書を発行するよう努 める 審査通知に対して延長を行うと 通常審査に戻される PACE 申請だけしても PCT23 条 40 条は解除されない 審査手続が迅速化される 種々の資料の提出が必要となり 代理人手数料が高くなる 他国で認められた補正が欧州で認められない場合がある EPO において 他国の審査経過があまり参照されない可能性が高い 許可クレームと同一にしなければならない <PCT ルート > 欧州移行時に提出する Form for entry into the European phase (EPO Form 10) のボックス 4. 2 にチェックを入れるだけ ( 出願時または移行時に審査請求がなされ 審査料が支払われていること (EPC 規則 70 条 (2)) が前提 ) < パリルート > 出願書類のチェックボックスにチェックを入れる 調査報告書の送付と EPC 規則 70 条 (2) の通知との間の時間を短縮することができる 調査報告書に見解書が添付されない 見解書は 1stOA として発行される EPC 規則 70 条 (2) の権利を放棄すると調査報告書を受け取った時点で出願を取り下げた場合であっても 審査料が返還されない PACE:the program for acelerated prosecution of European patent applications PPH: 特許審査ハイウェイ 7
第41回 アクセプタンス期間と聴聞手続(2016年版) ☆インド特許法の基礎☆
インド特許法の基礎 ( 第 41 回 ) ~アクセプタンス期間と聴聞手続 (2016 年版 )~ 2016 年 10 月 20 日河野特許事務所弁理士安田恵 1. はじめにインド特許法はアクセプタンス期間制度を採用している ( 第 21 条 ) アクセプタンス期間制度は, 所定の期間内に特許出願を特許付与可能な状態にしなければ, 当該特許出願を放棄したものとみなす制度である インド特許法におけるアクセプタンス期間は,
1 アルゼンチン産業財産権庁 (INPI) への特許審査ハイウェイ試行プログラム (PPH) 申請に 係る要件及び手続 Ⅰ. 背景 上記組織の代表者は
1 アルゼンチン産業財産権庁 (INPI) への特許審査ハイウェイ試行プログラム (PPH) 申請に 係る要件及び手続 -------------------------------------------------------------------------- Ⅰ. 背景 上記組織の代表者は 2016 年 10 月 5 日 ジュネーブにおいて署名された 特許審査手続における協力意向に係る共同声明
目次 1. はじめに 2. 出願前 3.PCT 国際出願 4. 国際調査 5. 国際予備審査 6. 国内段階移行 7. まとめ Creating IP Vision for the World
世界から期待され 世界をリードする JIPA PCT 制度の戦略的な利用 2013 年 3 月 5 日 ( 東京 ) 日本知的財産協会国際第 2 委員会副委員長 熊切謙次 ( 日立製作所 ) 2013 年 3 月 6 日 ( 大阪 ) 日本知的財産協会国際第 2 委員会委員長 太田宜衛 ( 積水化学工業 ) 目次 1. はじめに 2. 出願前 3.PCT 国際出願 4. 国際調査 5. 国際予備審査
第5回 特許出願(2) ☆インド特許法の基礎☆
インド特許法の基礎 ( 第 5 回 ) ~ 特許出願 (2)~ 河野特許事務所 弁理士安田恵 1. はじめに 1 インドは パリ条約及び特許協力条約 2 の加盟国である 従って パリルート又は PCT ルートによるインドへの特許出願が可能である 以下 パリルート及び PCT ルートの特 許出願に求められる基本的な要件を確認し 優先権書類 出願権の証拠に関する実務的 な運用について説明する 2. 条約出願
間延長をしますので 拒絶査定謄本送達日から 4 月 が審判請求期間となります ( 審判便覧 の 2.(2) ア ) 職権による延長ですので 期間延長請求書等の提出は不要です 2. 補正について 明細書等の補正 ( 特許 ) Q2-1: 特許の拒絶査定不服審判請求時における明細書等の補正は
拒絶査定不服審判 Q&A 1. 期間の延長について 拒絶理由通知の応答期間の延長 ( 特許 ) Q1-1: 特許について 拒絶査定不服審判請求後 ( 前置審査中を含む ) に受けた拒絶理由通知に対する応答期間を延長することはできますか A1-1: 出願人が国内居住者のときは 以下の理由 (1) を満たすときに 1 回 ( 最大 1 か月 ) 限りの延長が認められます 出願人が在外者のときは 以下の理由
何故 IDS をする必要があるのか? 米国特許出願をするときは 発明者が以下の要件に対して宣誓をする宣誓書 (37 CFR 1.63) に署名しなければならない (1) 明細書 ( クレームを含む ) の内容を検討し 理解している (2) 真実であり 最初の発明者であると信じる ; (3) 規則 1
IDS に関して一言 二言 IDS Related Rules: 37 CFR 1.63: Oath or declaration 37 CFR 1.56: Duty to disclose information material to patentability 37 CFR 1.97: Filing of information disclosure statement 37 CFR 1.98:
実践編 まず Search term(s) に EP と入力し Search ボタンをクリックすると以下のような 画面が表示される この About this file の画面では欧州特許の権利状況や書誌事項についての情報を得ることができる が 最初に確認すべき項目は Status の
6.6.1.5 欧州における特許を対象にした権利状況調査 Q 気になる欧州特許が見つかった 技術的に近いので 特許侵害 を懸念している まずやっておくべきことは何か? 1) 調査ツールの選択欧州における特許は 欧州特許庁 ( 以下 EPO) が提供する Espacenet 世界知的所有権機関 ( 以下 WIPO) が提供する PatentScope やドイツ特許商標庁 ( 以下 DPMA) が提供する
2.2.2 外国語特許出願の場合 2.4(2) を参照 2.3 第 184 条の 5 第 1 項に規定された書面 (1) 日本語特許出願 外国語特許出願を問わず 国際特許出願の出願人は 国内書面提出期間 ( 注 ) 内に 出願人 発明者 国際出願番号等の事項を記載した書面 ( 以下この部において 国
第 VIII 部国際特許出願 この部における 国際特許出願 とは 特許協力条約に基づく国際出願であって国内移行されたもの ( 特許出願に係るもの ) を意味する また 日本語特許出願 とは 日本語でなされた国際特許出願を意味し 外国語特許出願 とは 外国語でなされた国際特許出願を意味する 1. 概要 特許協力条約 (PCT) に基づく国際出願は 国際出願日が認められると各指定国において国際出願日から正規の国内出願としての効果を有するとされ
各国の特許制度の比較に基づき日本の特許制度・実用新案制度の改正・改良へ向けて検討すべき事項
特集 特許 各国の特許制度の比較に基づき日本の特許制度 実用新案制度の改正 改良へ向けて検討すべき事項 平成 28 年度特許委員会第 1 部会 ( 筆宝 幹夫, 赤堀孝, 水本 義光, 小原 寿美子, 中尾 直樹, 三上 敬史, 中村 敏夫, 大倉 宏一郎, 石渡 英房, 加藤 真司, 三宅 一郎, 来田 義弘, 伊藤 貴子, 竹中 謙史, 津田 理, 加藤 卓士, 吉田 昌司, 菅原 峻一, 清水
資料 4 平成 26 年度特許庁実施庁目標 参考資料 2014 年 3 月 28 日
資料 4 平成 26 年度特許庁実施庁目標 参考資料 2014 年 3 月 28 日 知的財産権とは ( 特許庁関連 ) 特許権 ( 発明 ) 特許法 保護対象 : 高度な技術的創作のうち 産業上有用な物や方法等 存続期間 : 出願から 20 年 年間出願件数 :34 万件 (2012 年 ) < 電気自動車に関連する知的財産権の例 > 特許権 例 : 少ない電気量で長距離走行が可能な高効率モーター
第26回 知的財産権審判部☆インド特許法の基礎☆
インド特許法の基礎 ( 第 26 回 ) ~ 知的財産権審判部 ~ 河野特許事務所 弁理士安田恵 1. はじめにインドには知的財産権審判部 (IPAB: Intellectual Property Appellate Board) が設置されており 審判部は 中央政府又は特許意匠商標総局の長官によって行われた各種決定 命令 指示に対する審判請求事件 特許取消などの事件を管轄している 審判部における審理対象を概観する
<4D F736F F F696E74202D208DE096B18FC893648E71905C90BF C982C282A282C428835A C5292E707074>
資料 3 財務省電子申請システム について 平成 21 年 10 月 2 日 財務省 Ⅰ システムの利用状況と今後の利用見込み 1 財務省電子申請システムの概要 財務省電子申請システムの導入経緯財務省電子申請システムは 政府における e-japan 重点計画 ( 平成 13 年 3 月 29 日 IT 戦略本部 ) において 実質的にすべての行政手続の電子化を行う こととされたことを踏まえ 政府全体の取組の一環として
平成 29 年度 外国制度相談 QA 集 外国産業財産権侵害対策等支援事業 ( 平成 30 年 3 月末終了 ) において作成 ( 委託事業者 :( 一社 ) 発明推進協会 ) 1
外国制度相談 QA 集 外国産業財産権侵害対策等支援事業 ( 平成 30 年 3 月末終了 ) において作成 ( 委託事業者 :( 一社 ) 発明推進協会 ) 1 目次 特許 >> 共通事項について ( 新規性 ) Q2 3 年前に日本で特許権を取得していますが 同じ発明についてこれから海外で特許を出願して権利を取得できるかを教えて下さい 20 ( 主な国 地域 条約の新規性喪失の例外規定 ) Q9
(Microsoft PowerPoint - \222m\223I\215\340\216Y\214\240\214\244\213\206\211\ \225\237\222n.pptx)
ASEAN 特許調査について 2014.6.20 知的財産権研究会 ( 九経連 ) 株式会社レイテック福地成彦 1 ASEAN について 東南アジア10か国から成るASEAN( 東南アジア諸国連合 ) は,1967 年の バンコク宣言 によって設立されました 原加盟国はタイ, インドネシア, シンガポール, フィリピン, マレーシアの5か国で,1984 年にブルネイが加盟後, 加盟国が順次増加し,
<4D F736F F D2095BD90AC E93788EF38CB188C493E094AD B CC82B288C493E D5A97B92E646F6378>
平成 31 年度大学入試センター試験 受験案内 発送サービスのご案内 学校単位の一括請求申込み概要 お申込方法以下のいずれかの方法でお申し込みください 1 請求お申込み票 にお申込み部数等をご記入後 FAX 送信 2 当センターの大学入試センター試験 受験案内 取扱いサイトの申込みフォームにお申込み部数等を入力 URL http://telemail.jp/shingaku/center/ お申込期限
第 4 回株主総会プロセスの電子化促進等に関する研究会参考資料 2 諸外国における実質株主の開示制度 平成 28 年 3 月 4 日
第 4 回株主総会プロセスの電子化促進等に関する研究会参考資料 2 諸外国における実質株主の開示制度 平成 28 年 3 月 4 日 1. 米国の実質株主開示制度の概要 1 米国は 登録株主と実質株主とのコミュニケーション格差の緩和を目的として 実質株主情報を開示する NOBO 制度 を導入 発行企業からの要請があれば NOBO( 発行企業に対して自身の株主情報の開示を拒否しない株主 ) の株主情報は
<4D F736F F F696E74202D E82C582E08F6F978882E98AC FA967B93C18B9692A182C582CC93C18B9692B28DB895FB B8CDD8AB B83685D>
誰でも出来る簡単日本特許庁での特許調査方法 2011 年 8 月独立行政法人科学技術振興機構研究振興支援業務室高橋弘 1 目次 2 はじめに 日本特許庁の電子図書館 (IPDL) は 特許 実用新案 意匠 商標の 検索が無料で行えるオンラインサービスを提供しています 本書では 特許 ( 出願 ) 公報番号からの特許公報の取得 対象特許の法的状況の調査方法を中心に 先行特許の調査方法についても簡単に解説します
大学入試センター試験 受験案内 の請求申込みについて 全国学校案内資料管理事務センターでは 今年も大学入試センター試験 受験案内 ( 出願書類一式が綴じ込まれている ) の発送サービスを実施いたします 請求方法は 必要部数に応じた申込みが可能な 学校単位の一括請求申込み と テレメールを利用する 個
平成 30 年度大学入試センター試験 受験案内 発送サービスのご案内 学校単位の一括請求申込み概要 お申込方法以下のいずれかの方法でお申し込みください 1 請求お申込み票 にお申込み部数等をご記入後 FAX 送信 2 当センターの大学入試センター試験 受験案内 取扱いサイトの申込みフォームにお申込み部数等を入力 URL http://telemail.jp/shingaku/center/ お申込期限
Japan_NOV2009_new Rules_Engl_and Japanese
The EPO s Raising the Bar Initiative The new EPC Rules coming into force on April 1, 2010 Müller-Boré & Partner 1 欧州特許庁の レベル引き上げ イニシアチブ 2010 年 4 月 1 日に施行される新規則 Müller-Boré & Partner 2 Changes to the Implementing
(2) 国内優先権主張を伴う特許出願を行う場合 後の出願の願書に新規性喪失の例外証明書を援用する旨の表示をしなくても 先の出願について提出した新規性喪失の例外証明書が後の出願においても提出されたものとみなされますか ( 特 実 ).. 10 問 国との共同出願における手数料の納付国と国以
出願等の手続の方式審査に関する Q&A 目次 1. 出願の手続... 8 問 1-1. 願書に記載する発明者の表示 ( 特 実 意 ) 発明者が外国人の場合 願書に記載する発明者の氏名はどのように記載するのですか また 発明者が中国人の場合は 漢字で記載することはできますか... 8 問 1-2. 発明者の氏名の旧姓使用 ( 特 実 意 ) 特許出願をするときに発明者の氏名に旧姓を使用してもよいですか...
O-27567
そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))
文書管理番号
プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 1. 一般 1.1 適用範囲この規程は プライバシーマーク付与の適格性に関する審査 ( 以下 付与適格性審査 という ) を行うプライバシーマーク指定審査機関 ( 以下 審査機関 という ) が その審査業務を遂行する際に遵守すべき事項を定める 1.2 用語この基準で用いる用語は 特段の定めがない限り プライバシーマーク制度基本綱領 プライバシーマーク指定審査機関指定基準
