データ シート TekExpress 10GBASE-T 自動コンプライアンス ソフトウェア 特長 10GBASE-T PHYコンプライアンスの自動化ソリューション ワンボタン操作によるマルチ テストと 4 チャンネル サポート 解析のためのマージンと統計情報を含む詳細なテスト レポート ユーザ定義モードではパラメータが設定でき 特性評価 マージン解析が可能 オシロスコープ上 またはPCによるリモート制御で効率的なテストが実行可能 1 台の計測器で時間ドメインと周波数ドメインの測定が実行可能 差動プローブまたはダイレクトSMAケーブル接続による 1 回の取込みと解析 MDIO インタフェースで DUT をテスト モードにすることにより エンド ユーザによるテスト ベンチの自動化が容易に
データ シート パワー スペクトル密度測定 4 チャンネル サポート TekExpress 10GBASE-T 自動コンプライアンス ソフトウェア XGbTソフトウェアは IEEE Std. 802.3an-2006の55.5.3 および55.8.2.1の適合性測定を実行することができます XGbTはTekExpressフレームワークで機能し 簡単な機器設定でパワー スペクトル密度 (PSD) パワー レベル リニアリティなどのスペクトルベースの測定を実行することができます 10GBASE-Tソリューションは XGbTコンプライアンス ソフトウェアとMSO/DSA/DPO70000シリーズを組み合せることで 802.3an-2006 規格の10GBASE-T 物理層 (PHY) 電気テストが実行できます 簡単な機器設定 - 時間とリソースの節約 XGbTソフトウェアにより 設定とテストが簡単になります オシロスコープによる信号取込みと解析は TekExpressの自動フレームワークによってすべて制御されます XGbTソフトウェアのGUI( グラフィカル ユーザ インタフェース ) により 設定とテストが直感的に実行できます 1 台の計測器で時間ドメインと周波数ドメイン テストを含むすべての測定解析が実行できるため リソースを効率的に使用でき 設計サイクルを短縮できます 差動およびシングルエンド対応 4 チャンネル サポート オシロスコープの 4 チャンネルすべてで測定できるため テスト時間が大幅に短縮されます 差動およびシングルエンドによる取込みサポート XGbTテスト ソリューションは マッチングのとれたSMA ケーブルまたは差動プローブによる信号取込みと解析に対応しています 2
TekExpress 10GBASE-T 自動コンプライアンス ソフトウェア ドループの設定パラメータ 計測器の検出 マージン テスト IEEE のコンプライアンスでは ドループ パワー スペクトル密度 リニアリティ測定によって設計特性を評価します 解析ウィンドウやパラメータなどのテスト設定により PHY を検証することができます 計測器の検出 XGbTソフトウェアは テスト ベンチに接続されている計測器 (Visa 対応の計測器 Visaに対応しない計測器共に ) を LAN GPIB USBへの接続状況も含めて自動的にスキャンして検出します Instrument Benchメニューでは すべての計測器が正しくネットワークに接続されていることを簡単にチェックすることができます また 外付けのPCでXGbTソフトウェアを操作したり 計測器をリモートで制御したりすることもできるため 時間とリソースを節約することができます パス / フェイルのレポート ワンボタンによるテストの実行 10GBASE-Tテストを簡単に実行するため XGbTソフトウェアではワンボタン操作でIEEE 802.3an-2006 規格で規定されているテスト項目を選択して実行することかできます 測定方法が統一できるため 作業グループや複数のパスによるテスト環境で信頼性の高いテスト結果を得ることができます パス / フェイルのレポート XGbTソフトウェアには パス / フェイル結果と.mht(MHTML) フォーマットによるすべてのレーンのサマリレポート機能があります このレポートは テスト完了後に自動的に生成されます 各レーンの詳細なレポートには 詳細なテスト設定 波形 マージン解析が含まれています 自動化サポート /LabVIEWサポート自動化スクリプトによる設定の保存 呼び出しなど テスト ベンチを自動化することもできます ナショナルインスツル メンツ社のLabVIEWまたはTestStand でプログラムすることにより XGbTアプリケーションを呼び出してテスト ソフトウェアや恒温槽や電源などの機器を制御することができます 3
データ シート リターン ロス 波形ファイル デジタル オシロスコープ USB MPC デバイス DUT USB インタフェース MDIO インタフェース MDIO の自動化 優れたプログラム インタフェース 波形ファイル オシロスコープが使えない場合 代わりに波形ライブラリを使用することができ さまざまな場所から波形を共有することができます リターン ロス XGbT テスト ソリューションは オシロスコープベースのリターン ロス メカニズムを提供します テクトロニクスといくつかのユーザは リターン ロス メカニズムの検証から VNA( ベクトル ネットワーク アナライザ ) と非常に良く似た結果が得られたことを確認しています XGbT によるリターン ロス測定では 波形ライブラリがサポートされています オープン 負荷 ショートの校正データはファイルに保存 呼び出すことができます MDIOの自動化 ET3ソリューション (10/100/1000Base-Tコンプライアンス ソリューション ) に携わっているエンジニアは DUTをテスト モードにし 必要なテストを自動的に実行するソリューションも必要としています XGbTでは DUTで利用できる IEEE MDIOインタフェース ピンを使用するソリューションを提供します 優れたプログラム インタフェース XGbTには優れたプログラム インタフェースを備えており 個々の測定を実行したり 各測定を設定したり 測定結果からデータを保存するなど きめ細かなPIサポートを実現します 他の計測器の関数呼び出しにより XGbTベースの関数呼び出しを組み込むことができます 4
TekExpress 10GBASE-T 自動コンプライアンス ソフトウェア 性能 XGbT コンプライアンス テスト ソフトウェアで対応可能な 10GBASE-T 測定項目 測定項目テスト モード XGbT の機能 / 備考 Maximum Output Droop( 最大出力ドループ ) Transmitter Timing Jitter-Master ( トランスミッタのタイミング ジッタ-マスタ ) Subclause 55.5.3.1, Test Mode 6 Subclause 55.5.3.3, Test Mode 2 コンプライアンスにおけるテストが容易に-XGbTは IEEE Std. 802.3an-2006で規定されているテストを実行 コンプライアンス テストだけでなく PHYの解析も可能数 psまでのジッタが測定可能 ソフトウェア フィルタは 測定実行中に取込んだデータに対して自動的に設計され 適用される Transmit Clock Frequency( 伝送クロック周波数 ) Subclause 55.5.3.5, Test Mode 2 測定クロック周波数の正確な PPM 値が表示される Transmitter Timing Jitter-Slave( トランスミッタのタイミング ジッタ-スレーブ ) Transmitter Linearity( トランスミッタの直線性 ) Transmitter Power Spectral and Power Level Density (PSD)( トランスミッタのパワー スペクトラムとパワー レベル密度 ) Return Loss( リターン ロス ) Subclause 55.5.3.3, Test Mode 1 and Test Mode 3 Subclause 55.5.3.2, Test Mode 4. Tones 1-5 Subclause 55.5.3.4, Test Mode 5 Subclause 55.8.2.1, Test Mode 5 数 psまでのジッタが測定可能 ソフトウェア フィルタは 測定実行中に取込んだデータに対して自動的に設計され 適用されるオシロスコープのスペクトル機能で測定を実行 テストは テクトロニクス独自の方法で UNH-IOLによって承認されているオシロスコープのスペクトル機能で測定を実行 テストは テクトロニクス独自の方法で UNH-IOLによって承認されている リターン ロス測定はオシロスコープで実行できますが この測定方法はテクトロニクスの特許です 詳細については 当社ウェブ サイトに掲載されているアプリケーション ノート デジタル ストレージ オシロスコープによるイーサネット差動リターン ロスの測定 をご参照ください ご発注の際は以下の型名をご使用ください XGbT 10GBASE-T 自動化ソリューションスタンダード アクセサリ : アプリケーションCD 電子ドキュメント XGbTソフトウェアを実行するのに必要なUSBキー ドングルとソフトウェア キー 製品 / 機能概要オシロスコープと同時ご発注の場合 Opt. TEKEXP Opt. XGbT ご使用中のオシロスコープに追加される場合 MSO/DSA/DPO70000シリーズに DPO-UP-TEKEXP TEKEXPを追加する場合 ホスト システムで必要なソフトウェア要件 Microsoft XP OS(SP2 またはそれ以降 ) Microsoft Excel 2002 またはそれ以降 MSO/DSA/DPO70000シリーズに XGbTを追加する場合 XGbTテスト フィクスチャ TF-XGbT DPO-UP-XGbT XGbT テスト フィクスチャ Microsoft Explorer 6.0 SP1またはそれ以降 Microsoft Photo Editor 3.0または同等のイメージ ファイル ビュア Adobe Reader 6.0または同等のPDFファイル表示ソフトウェア 5
データ シート TF-XGbT に含まれる部品 SI.NO XGbT テスト フィクスチャ数量概要 1 XGbT テスト フィクスチャ 1 メイン テスト フィクスチャは メイン ボード TC1 TC2 TC3 という 3 種類の セクションから成り立っています テスト フィクスチャ TC1: ドループ トランスミッタのタイミング XGbT 用テスト フィクスチャ セット ジッタ - マスタ 伝送クロック 周波数 トランスミッタの直線性 トランスミッタのパワー スペクトル密度 (PSD) パワー レベル コンプライアンステスト 測定で使用注 :SMA (Ma-Ma) アダプタ 8 50ΩSMAターミネーション 8 10GBASE-T PHYテストのためのテクトロニクス推奨オシロスコープ MSO/DSA/DPO70000シリーズ注 : 同時 4チャンネル機能は MSO/DSA/DPO70000シリーズでサポートされています (SMAコネクタに取り付けられている ) が付いているテスト フィクスチャTC2: トランスミッタのタイミング ジッタ-スレーブの コンプライアンス テスト XGbT がサポートするプローブ オシロスコープ MSO/DSA/ DPO70000シリーズ すべての項目 リターン ロス ( リターン ロスを除く ) *1 P6330 型 *1 P6330 型 P7330 型 P7350 型 P7330 型 P7350 型 2 XGbT テスト フィクスチャ キャリブレーション ボード 1 測定で使用注 :SMA (Ma-Fe) アダプタ 2が SMAコネクタに付いているテスト フィクスチャ TC3: リターン ロスのコンプライアンス テスト測定で使用注 :SMA (Ma-Fe) アダプタ 2が SMAコネクタに付いているテスト フィクスチャTC3A: リターン ロス校正用 TriModeプローブ- TriModeプローブ- P7520 型 P7516 型 P7520 型 P7516 型 P7513A 型 P7508 型 P7513A 型 P7508 型 P7506 型 P7504 型 P7506 型 P7504 型 SMAケーブル P7340A 型 P7360A 型 P7380A 型 P7350SMA 型 P7380SMA 型 P7313SMA 型 3 RJ45 パッチ コード 2 8cm シールドされた RJ45 *1 MSO/DSA/DPO70000 シリーズで P6330 型を使用する場合は TCA-BNC 型アダプタが必要です ケーブルでテスト フィクスチャ リターン ロス キャリブレーション ボード DUT を接続する 4 中国版 RoHS シート 1 推奨機器 オシロスコープ必要なソフトウェアテスト フィクスチャ MSO/DSA/ DPO70000シリーズ TEKEXP XGbT TF-XGbT 6
TekExpress 10GBASE-T 自動コンプライアンス ソフトウェア 7
Tektronix お問い合わせ先 : 日本 お客様コールセンター 0120-441-046 地域拠点米国 1-800-426-2200 中南米 52-55-54247900 東南アジア諸国 / 豪州 65-6356-3900 中国 86-10-6235-1230 インド 91-80-42922600 欧州 / 中近東 / 北アフリカ 41-52-675-3777 他 30 カ国 Updated 9 October 2009 詳細について 当社は 最先端テクノロジに携わるエンジニアのために 資料を用意しています 当社ホームページ () をご参照ください TEKTRONIX および TEK は Tektronix, Inc. の登録商標です Microsoft は 米国 Microsoft Corporation の登録商標です 記載された商品名はすべて各社の商標あるいは登録商標です 06/12 61Z-24430-4