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目次ごあいさつ ii 目次 iii 1 インストールの準備 1 1.1 システム環境 1 1.2 インストールを行う前に 1 2 インストールの方法 2 3 各種設定 4 3.1 NQS 稼働マシンの設定 4 3.1.1 ネットワーク関連ファイルの設定 4 3.1.2 マシン ID の登録 5 3.1.3 ジョブキューの作成 5 3.1.4 パイプキューの作成 6 3.1.5 ジョブキューの状態変更 6 3.2 JMSS サーバの設定 7 3.2.1 ネットワーク関連ファイルの設定 7 3.2.2 ジョブ連携設定ファイル (JNQS.ini) 8 3.2.3 稼働マシンの登録 14 4 アンインストール 15 5 注意事項 16 付録終了コード表 17 iii

1 インストールの準備 1.1 システム環境 オペレーティングシステム Windows Server 2008 Standard Windows Server 2008 Enterprise Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2012 Standard Windows Server 2012 Datacenter Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 Datacenter Windows Server 2016 Standard Windows Server 2016 Datacenter Windows Server 2019 Standard Windows Server 2019 Datacenter メモリ容量 ( 最小使用メモリ ) 2MB 以上固定ディスク空き容量 3MB 以上 1.2 インストールを行う前に インストールを行う前に 以下の条件をすべて満たしていることを確認してください 条件を満たさない場合 インストールが正常に行えない場合があります (1) マシン環境の条件 1 ドメイン運用の場合 JMSS 運用コンピュータは JMSS 運用ドメインに属していること ログオン先は JMSS 運用ドメインであること ドメインコントローラが正常に起動していること 2 ワークグループ運用の場合 JMSS 運用ワークグループに属していること (2) インストールユーザーの条件インストールユーザーは 以下のユーザーグループに属していること 1 ドメイン運用の場合 JMSS 運用ドメインの Administrators グループ JMSS 運用ドメインの Domain Admins グループ JMSS 運用コンピュータの Administrators グループ ( ドメインコントローラ以外の時 ) 2 ワークグループ運用の場合 JMSS 運用コンピュータの Administrators グループ 注意 : アンインストールは インストールユーザーと同じユーザーで行う必要があります 1

2 インストールの方法 1. インストールの準備 を必ず読み インストールの準備を行ってから インストールを行ってください (1) WebSAM JMSS の製品パッケージに入っている CD の setup.exe を起動します (2) インストールウィザードが起動されますので ウィザードに従ってインストールを進めてください いくつかのダイアログについて説明します (a) 製品の選択 ダイアログ このダイアログでは インストールする製品を選択します ジョブ連携オプションをインストールするマシンには WebSAM JMSS が JMSS サーバまたは稼働マシンとしてインストールされている必要があります インストール済みの製品を選択すると 該当製品は上書きインストールされます 注意 : インストール時に万が一 エラーが発生した場合は 付録終了コード表 を確認してください 2

(b) Windows ファイアウォールで受信を許可するポートの選択 ダイアログ このダイアログでは ジョブ連携オプションで使用するポートを設定します 受信を許可しない場合 ジョブ連携オプションは正しく動作しませんので ここで設定しない場合は インストール後にポートを設定してください なお Windows Firewall のサービスが起動している場合のみ このダイアログが表示されます また アンインストールしても 上記のポートの設定はインストール前の状態に戻りませんので ご注意ください 注意 : インストール時に万が一 エラーが発生した場合は 付録エラーコード表 を確認してください 3

3 各種設定 3.1 NQS 稼働マシンの設定 NQS 稼働マシン側に必要な設定は 次のとおりです ネットワーク関連ファイルの設定 マシン ID の登録 ジョブキューの作成 パイプキューの作成 ジョブキューの状態変更 これらは管理者権限 (root など ) で設定してください 3.1.1 ネットワーク関連ファイルの設定 hostsファイルに使用するマシン名とipアドレスを記述します 155.1.1.1 HOST1 155.1.1.2 NQS1 155.1.1.3 NQS2 hosts.equivファイルに 参照するマシン名 (JMSSサーバ NQSマシン ) を記述します HOST1 NQS1 NQS2 services ファイルに NQS で使用するポート番号を記述します NQS 607/tcp 4

3.1.2 マシン ID の登録 NQS にマシン ID を登録するには nmapmgr を実行します JMSS サーバ 使用する NQS 稼働マシンをすべて登録します 次の例では host1 名のマシンがマシン ID10 で登録されます # nmapmgr NMAPMGR>: add mid 10 host1 list コマンドで一覧が表示されます 確認する際に使用してください NMAPMGR>: list 使用するマシンの別名を登録する必要がある場合は 次のように登録します hosts.equivファイルにも別名を登録してください NMAPMGR>: add name NEC1 10 登録が終了したら exitでnmapmgrを終了します NMAPMGR>: exit # 注意 :NQS 稼働マシンを複数台稼働させる場合 すべての NQS 稼働マシンにマシン ID の設定が必要です マシン ID に不整合が発生すると正常に動作しません 3.1.3 ジョブキューの作成 ジョブを投入するためのキュー ( バッチキュー ) を作成するには qmgr を実行します 次の例では batch1 という名前でバッチキューが作成されます # qmgr Mgr: create batch batch1 注意 : キュー名は ジョブキュー名 + @ +NQS 稼働マシン名 で 15 字以内となるようにしてください 5

3.1.4 パイプキューの作成 ジョブを転送するためのキュー ( パイプキュー ) を作成するには qmgr を実行します 次の例では pipe1 という名前でパイプキューが作成されます 転送先は host1 の batch1 キューです (hosts1 は nmapmgr で登録されている必要があります ) # qmgr Mgr: create pipe pipe1 Destination = batch1@host1 注意 : キュー名は ジョブキュー名 + @ +NQS 稼働マシン名 で 15 字以内となるようにしてください 3.1.5 ジョブキューの状態変更 作成したキューはそのままでは使用できませんので キューの状態を投入可能にし さらに実行可能状態にします Mgr: enable queue batch1 Mgr: enable queue pipe1 Mgr: start queue pipe1 キューの作成が終了したら exit で qmgr を終了します Mgr: exit # 6

3.2 JMSS サーバの設定 JMSS サーバ側に必要な設定は 次のとおりです ネットワーク関連ファイルの設定 ジョブ連携設定ファイル (JNQS.ini) の設定 稼働マシンの登録 3.2.1 ネットワーク関連ファイルの設定 <Windows インストールディレクトリ > system32 drivers etc にある hosts ファイルに NQS マシン名と IP アドレスを記述します 155.1.1.1 HOST1 155.1.1.2 NQS1 155.1.1.3 NQS2 インストール時に設定しなかった場合 <Windows インストールディレクトリ > system32 drivers etc にある services ファイルに NQS で使用するポート番号を記述します NQS 607/tcp 7

3.2.2 ジョブ連携設定ファイル (JNQS.ini) ジョブ連携設定ファイル (JNQS.ini) は JMSS インストールディレクトリにあります マシン ID 設定 JMSS サーバと NQS ジョブ稼働マシンのマシン ID を設定します [MID] HOSTNAME=host1,100 NAME1=host1,100 NAME2=NQS1,101,NEC NAME3=NQS2,102 NAME4=NQS3,103,NEC NAME5= <HOSTNAME= ホスト名, マシン ID> HOSTNAME には ジョブ連携オプションが起動されている JMSS サーバ名とマシン ID を設定してください <NAME1= ホスト名, マシン ID> NAME1 には HOSTNAME で設定した値を設定してください <NAME2= ホスト名, マシン ID,NQS モード > : NAME2 以降には NQS ジョブ稼働マシンのホスト名とそのマシン ID NQS モード ( 標 準 NQS の場合は省略 NEC 拡張 NQS の場合は NEC ) を設定してください デフォルトでは NAME5= まで記述されています NQS ジョブ稼働マシンが 5 台 以上となる場合は NAME6 から順次追加してください 注意 :OS が Windows 2000 SP4 以降で 1 枚のネットワークインタフェースカードに複数の IP アドレスが割り当てられている場合 NQS モードの後に各ホストの IP アドレスを追記し RESOLV= を修正してください 例 ) NAME1=host1,100,,155.1.1.1 NAME2=host2,101,,155.1.1.2 RESOLV=SELF,SYSTEM 8

ユーザー ID 設定 ユーザー ID を設定します [USERNAME] DEFUSER=user1,NQSusr1,1001 NAME1=user1, NQSusr1,1001 NAME2=user2, NQSusr2,1002 NAME3=user3, NQSusr3,1003 NAME4= NAME5= <DEFUSER = ユーザー名,NQS 稼働マシンユーザー名, ユーザー ID> DEFUSER には JMSS サーバを使用するデフォルトのユーザーとそれに対応する NQS 稼働マシンのユーザー名 ユーザー ID を設定してください <NAME1 = ユーザー名,NQS 稼働マシンユーザー名, ユーザー ID> NAME1 には DEFUSER で設定した値を設定してください <NAME2 = ユーザー名,NQS 稼働マシンユーザー名, ユーザー ID> : NAME2 以降には デフォルトのユーザー以外で JMSS サーバを使用するユーザーを 設定してください な デフォルトでは NAME5= まで記述されています 設定するユーザー ID が 6 以上と る場合は NAME6 から順次追加してください 注意 :NQS 稼働マシンのユーザーには root を使用しないでください 9

時間設定 ソケットの接続間隔 タイムアウト時間を設定します [TIME] WAIT=1 NPKCOMMON=600 <WAIT => WAITには ソケットの接続間隔を秒単位で指定します デフォルトでは1( 秒 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 秒 ) です <CONNECT => CONNECTには 1 回の接続時のタイムアウト時間を秒単位で指定します デフォルトでは10( 秒 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 秒 ) です 接続の総タイムアウト時間は (* リトライ数 ) になります <RECV => RECVには 受信タイムアウトを秒単位で設定します デフォルトは120( 秒 ) が設定されています 指定できる範囲は0~99999999( 秒 ) です 0を指定すると無限に待ちます <NPKCOMMON => NPKCOMMONには NEC 拡張 NQSの場合のタイムアウト時間を指定します デフォルトは600( 秒 ) が設定されています 指定できる範囲は1~99999999 秒です 10

リトライ設定 ソケットの接続のリトライ回数を設定します [RETRY] NUM=5 <NUM => NUMには ソケットの接続のリトライ回数を指定します デフォルトでは5( 回 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 回 ) です 11

投入設定 ジョブの投入単位と最大ジョブ登録数を設定します [THROW] TANI=0 NUM=10 NUM2=10 NUM3=100 <TANI => TANIには JMSSからNQSへのジョブの投入単位を設定します NQS 稼働マシンのキューごと (0) NQS 稼働マシンごと (1) NQS 稼働マシン全体 (2) のいずれかを指定してください デフォルトでは0(NQS 稼働マシンのキューごと ) が設定されています <NUM => NUMには JMSSからNQS(TANIで指定した単位 ) へジョブ投入する場合の同時投入可能数を指定します TANIごとにNUM 数のジョブを同時に投入することができます デフォルトでは10( 個 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 個 ) です <NUM2 => NUM2には NQSからJMSSへジョブ投入する場合の同時実行可能数を指定します デフォルトでは10( 個 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 個 ) です <NUM3 => NUM3には NQSからJMSSへジョブ投入する場合の同時投入可能数を指定します デフォルトでは100( 個 ) が設定されています 指定できる範囲は1~100( 個 ) です 12

標準出力 ( 一時ファイル ) 設定 NQS から JMSS へジョブを投入したときに出力される一時ファイルを削除するか どうかを指定します [STDOUT] ERASE=1 <ERASE => ERASEには 標準出力を削除するかどうか (0: 削除しない 1: 削除する ) を指定します デフォルトは1( 削除する ) です 注意 : 一時ファイルの作成上限数は NQS 稼働マシンの 1 シーケンス番号につき 999 個までとなっておりますので 標準出力を削除しない と設定した場合は不要な一時ファイル (JMSS インストールディレクトリ LOG NQS 稼働マシン名.Mid.oXXXXX[.YYY]) を適宜削除してください 文字コード設定 SJIS と EUC の文字コード変換を行うかどうかを指定します [CODE] 2BYTE=1 <2BYTE=> 2BYTEには文字コード変換を行うかどうか (0: 変換しない 1: 変換する ) を指定します デフォルトは1( 変換する ) です 13

3.2.3 稼働マシンの登録 [JMSS/JEnv] で NQS ジョブ稼働マシンを追加します 1 サブコマンド ( ツールアイコン ) から [ ジョブ稼働マシン編集 ] ボタン す 2[ ジョブ稼働マシン編集 ] ダイアログボックスが表示されます を選択しま 3[ ジョブ稼働マシンの追加 ] のマシン名に キュー名 @NQS 稼働マシン名 を入力します 4[ 追加 ] ボタンを選択すると NQS 稼働マシンとデフォルトジョブキューが作成されます 14

4 アンインストール (1) WebSAM JMSS の製品パッケージに入っている CD の setup.exe を起動します (2) インストールウィザードが起動されますので ウィザードに従ってアンインストールを進めてください 15

5 注意事項 (1) インストーラについて本製品より前のバージョンの製品を上書きインストールしないでください (2) 64Bit OS 環境におけるインストール先フォルダインストール先フォルダとして "[ システムドライブ ]: Program Files" および そのサブフォルダが選択された場合 無条件にインストール先が "[ システムドライブ ]: Program Files(x86)" になります (3) インストーラの起動についてインストーラは 同時に二つ以上起動しないでください 二つ起動した場合には すぐに終了してください もしも二つ以上のインストーラを同時に実行した場合には インストール済みの全製品をアンインストールし 再インストールを行ってください (4) インストーラの動作について同一リビジョンでの再セットアップ またはバージョンアップインストールを行うと 一部のフォルダやファイルのアクセス権 及び INI ファイルの内容が インストーラで指定した値や JMSS の初期状態に変更となります 各製品のインストールフォルダ インストールフォルダ配下のサブフォルダのアクセス権を変更している場合には 必要に応じて再設定ください 16

付録終了コード表 インストール / アンインストールに失敗した場合 %temp% フォルダに出力される JMSS インストールログファイル ~JMSLOG.SYS をご確認ください インストールログは ---- ---- ( ハイフン 54 個 ) から始まるため 最後の該当行以降が最後のインストール / アンインストールのログとなります 終了コード : 12050 のように記載される行を確認し 該当コードに対応する対処を実施ください 下記の表において コードは上段が 10 進数 カッコ内が 16 進数です コード説明 0 (0) 10769 (2A11) 10770 (2A12) 11027 (2B13) 11042 (2B22) 11265 (2C01) 11267 (2C03) 11270 (2C06) 11522 (2D02) 11523 (2D03) 内容 : インストールに成功しました 対処 : なし 内容 : JMSSインストール情報の参照に失敗しました 対処 : JMSSサーバへのインストールが正常に行なわれたか確認してください 内容 : JMSSインストール情報の作成に失敗しました 対処 : JMSSサーバへのインストールが正常に行なわれたか確認してください メモリが十分か確認してください 内容 : ファイルの作成に失敗しました 対処 : ディレクトリおよびファイルの書き込み属性を確認してください 内容 : 製品情報の削除に失敗しました 対処 : インストールを起動可能なユーザーか確認してください レジストリへのアクセス権があるか確認してください 内容 : 対処 : ドメイン名の取得に失敗しました ドメイン環境とドメインコントローラの状態を確認してください またはメモリが不足している可能性があります いくつかのアプリケーションを終了させて再度 ESMPRO/JMSS のインストールを行ってください 内容 : サービスの作成に失敗しました 対処 : サービスが正常に動作していることを確認してください また新規インストールの場合では同名のサービスが存在しないこと 上書きインストールでは同名のサービスが存在していることを確認してください 内容 : 自マシン名の取得に失敗しました 対処 : マシン環境を確認してください 内容 : JMSS/ ジョブ運用管理 ESMPRO/JMSS Enterprise Edition がインストールされています 対処 : JMSS/ ジョブ運用管理 ESMPRO/JMSS Enterprise Edition をアンインストールしてから WebSAM JMSS のインストールを行ってください 内容 : 使用しているOSでは使用できないインストールツールでインストールを行おうとしています 対処 : 使用しているOSに合ったインストールツールでインストールを行ってください 17

コード説明 11682 内容 : WebSAM JMSSのインストール情報が不正です (2DA2) 対処 : WebSAM JMSSが正しくインストールされているか確認してください 11713 内容 : JMSS/JLookログファイルの変換に失敗しました (2DC1) ( バージョンアップインストール時のみ発生 ) 対処 : JMSS/JLookログファイルが壊れている可能性があります 今までの監視ログは表示できません 11714 内容 : JMSS/JSchedule で登録したスケジュールデータの変換に失敗しました ( バージョ (2DC2) ンアップインストール時のみ発生 ) 対処 : スケジュールデータが壊れている可能性があります 今までに登録したスケジュールデータは使用できません 11715 内容 : JMSSセキュリティ情報の変換に失敗しました (2DC3) 対処 : JMSSセキュリティ情報が壊れている可能性があります 今まで使用していたJMSSセキュリティは使用できません 11716 内容 : JMSSのSG 情報が不正です (2DC4) 対処 : ( セキュリティ情報 キュー情報 ) 前回 JMSSインストールからマシン名が変更された可能性があります 11719 内容 : DLLのロードに失敗しました (2DC7) 対処 : メモリが十分か確認してください 11720 内容 : 本インストーラで旧バージョンの製品をアンインストールできません (2DC8) 対処 : 旧バージョンの製品をアンインストールしてから本インストーラを起動してください 12050 (2F12) 内容 : システムファイルのインストールに失敗しました 対処 : メモリが十分か 空きディスクが十分かを確認してください 18