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Transcription:

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初期化完了後より電源を投入することが可能になります 次回以降の起動では x220 への電源供給 が途絶えない限り この初期化は不要です 1.1 必要となるコンポーネント 導入には以下のメディア およびソフトウェアが必要になります OS 導入前に用意が必要なもの Windows Server 2012 DVD リモートでインストールする場合に必要なもの CMM もしくは IMM2 にネットワーク接続可能な作業用コンピュータで 上記 DVD メディアを読み込める USB 接続形式の光学ドライブを備えるもの ローカルでインストールする場合に追加で必要なもの Flex System コンソール ブレイクアウト ケーブル (81Y5286) 外付け用 USB 光学ドライブ ディスプレイおよび USB キーボード /USB マウス 1.2 uefi/bios CMM レベルの確認 電源を投入し システム uefi/bios IMM2(Intergrated Management Module2) CMM(Chassis Management Module) のレベルを確認してください このガイドでは下記のレベルでの導入実績が確認されています 下記のバージョンより新しいものがリリースされている場合 新しいバージョンを適用してください

x220(7906) システム uefi/bios : Version: 1.10 BUILD ID: KSE116BUS IMM2 : Version: 1.45 BUILD ID: 1AOO28S CMM CMM : Revision: 10 BUILD ID: 2PET10I 1.2.1 uefi/bios IMM2 CMM バージョンの確認方法 (1) uefi/bios および IMM2 のバージョンを確認します a. 管理 PC より Web ブラウザを起動 アドレス欄に CMM の IP アドレスを入力し CMM にアクセスします b. CMM にログイン後 トップメニューより Chassis Management - Compute Nodes の順にクリックします c. Compute Nodes 画面にて x220 を装着した Bay 番号の項目に対応する Device Name 項目のリンクをクリックします d. Compute Node Properties 画面にて Firmware タブをクリックし システム uefi/bios IMM2 のバージョンを確認できます

(2) CMM のバージョンを確認します CMM のトップメニューより Mgt Module Management - Firmware の順にクリックし CMM のバージョンを確認できます uefi 上からの x220(7906) の uefi と IMM2 のバージョン確認方法 x220 の電源 ON 後 System x のロゴが表示されるので <F1> キーを押して System Configuration and Boot Management を起動します (System x ロゴ画面の下に <F1> Setup と表示される前に <F1> キーを押す事が可能です ) System Information を選択し <Enter> キーを押します System Information 画面にて Product Data を選択し <Enter> キーを押します Product Data 画面にてバージョンを確認することができます

1.3 メモリの増設 x220(7906) は 1CPU あたり 3 チャネル 最大 6 チャネルで構成された DIMM ソケットを装備しま す それぞれのチャネルには 2 枚の DIMM コネクターがあります DIMM ソケット 7-12 は 2CPU 構成時のみ導入可能です 1CPU 搭載時にはメモリー 1 枚以上 2CPU 搭載時にはメモリー 2 枚以上 ( 最低限の枚数 ) を搭載してく ださい 詳細についてはシステムガイドのメモリー構成ガイドをご参照ください Flex System x220(7906) http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/guide.shtml#9 1.4 CPU の取り付け 2-way SMP 構成をサポートしています (Pentium プロセッサー搭載モデルを除く ) 現在取り付けられているマイクロプロセッサーと同じキャッシュ サイズとタイプ 同じクロック スピード および同じ内部と外部のクロック周波数 ( システム バス スピードを含む ) のものを必ず取り付けてください 1.5 ServeRAID H1135 の取り付け 下記写真の位置に ServeRAID H1135 を取り付けてください

取り付け方法に関しては下記ガイドをご参照ください Flex System x220 コンピュート ノード Type 2585 および 7906 インストールとサービスのガイド 第 1 版第 3 刷 2013.1 http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd10.nsf/jtechinfo/sym0-00a6f63

1.6 ハードディスクの取り付け x220(7906) は オプションのホット スワップ SAS/SATA ハードディスクを取り付けるための 2 つの内蔵ストレージ ベイが装備されています (ServeRAID C105 使用時は SATA ハードディスクのみサポートされます ServeRAID H1135 を取り付けることにより SAS ハードディスクもサポートされます ) 1.6.1 Network の設定確認 vnic( 仮想 NIC) とは Flex System コンピュート ノードの LOM(LAN on Motherboard) である 10GbE Emulex BE3 または Flex System CN4054 10Gb バーチャル ファブリック アダプターと Flex System ファブリック EN4093 10Gb スケーラブル スイッチで構成できる機能の 1 つで この機能を利用することによって 物理的な 10Gb イーサネット ポートを仮想的に 4 ポートに分けることが可能です vnic の使用可否は uefi およびスイッチの設定に依存しますので 使用する / しないにかかわらず 必ず uefi の設定を確認してください vnic を使用しない場合 (pnic を使用 ) System Settings -> Network -> Network Device List から選択 -> Emulex 10G NIC を選択 -> Multichannel -> <Disable> vnic を使用する場合 System Settings -> Network -> Network Device List から選択 -> Emulex 10G NIC を選択 -> Multichannel -> <Enable> スイッチの設定に関しては 下記資料をご参照ください Virtual Fabric Adapter/vNIC 環境構築ガイド Flex System 版 http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd07.nsf/jtechinfo/syj0-018c2af 1.7 I/O 拡張カードの取り付け コンピュート ノードに I/O 拡張カードを追加すると コンピュート ノードにネットワーク通信の 為の追加接続機能が装備されます Flex System x220 には I/O 拡張カードを最大 2 枚まで搭載可能です

標準で 2 ポート 1Gb Ethernet (Broadcom BCM5718) 搭載モデルの場合 マザー ボードにオンボード LAN チップと 接続用コネクター ( オンボード LAN コネクタ ) が標準装備されます I/O 拡張コネクター 1 に拡張カードを接続する場合 オンボード LAN 用コネクターは取り外す必要があります オンボード LAN 用コネクターあるいは I/O 拡張コネクター 1 に I/O 拡張カードを追加する場合 Flex System エンタープライズ シャーシのスイッチ モジュール ベイ 1 と 2 に搭載するスイッチ モジュールが 両方ともオンボード LAN 用コネクターあるいは拡張カードのネットワーク インターフェース タイプをサポートしていることを確認する必要があります 例えば イーサネット拡張カードをコンピュート ノードに追加する場合 Flex System エンタープライズ シャーシのスイッチ モジュール ベイ 1 と 2 に搭載されるスイッチ モジュールは その両方が拡張カードとの互換性 ( イーサネット インターフェース ) を備えている必要があります 同様に I/O 拡張コネクター 2 に I/O 拡張カードを追加する場合 Flex System エンタープライズ シャーシのスイッチ モジュール ベイ 3 と 4 に搭載するスイッチ モジュールが 両方とも拡張カードのネットワーク インターフェース タイプをサポートしていることを確認する必要があります 即ち その Flex System エンタープライズ シャーシ内に格納された別のコンピュート ノードに取 り付けられている全ての拡張カードも これらのスイッチ モジュールとの互換性を備えている必要 があります メモリを含む 各オプションの取り付けに関しましては 下記をご参照ください [ 消耗部品および構造部品の取り外しと交換 ] http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/flexsys/information/index.jsp?topic=%2fcom.ibm.acc.7906.doc%2f removing_and_replacing_consumable_and_structural_parts.html [Tier 1 CRU ( お客様による交換が可能な部品 ) の取り外しと交換 ] http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/flexsys/information/topic/com.ibm.acc.7906.doc/removing_and_repl acing_t1crus.html [Tier 2 CRU ( お客様による交換が可能な部品 ) の取り外しと交換 ] http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/flexsys/information/topic/com.ibm.acc.7906.doc/removing_and_repl

acing_t2crus.html 1.8 RAID の構成 Flex System x220(7906) は 標準で ServeRAID C105 RAID コントローラーが搭載されております 本ガイドでは ServeRAID H1135 を搭載しました Flex System x220(7906) では OS のインストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります OS の導入前の RAID の構成は 電源 ON 後 System x のロゴが表示されるので <F1> キーを押し て入れる uefi の System Settings メニューから Storage の設定で行う必要があります ご利用になられる RAID コントローラによって 構成を行うための設定ツールが異なります それぞれの環境にあわせて構成を行ってください 当ガイドでは ServeRAID H1135 RAID コントローラーでの RAID 1 構成を uefi の System Settings の Storage の設定で行います ここでは Flex System x220(7906) に追加の SAS RAID コントローラー (ServeRAID H1135) の RAID 機能を使用して構成を行っております 当ガイドでは uefi モードにてインストールを行うものとします 参考情報 Windows Server 2012 の導入における uefi モードと BIOS モードの違いについて http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd07.nsf/jtechinfo/syj0-00e1069 1. 電源 ON 後 System x のロゴ画面が表示されるので <F1> キーを押して System Configuration and Boot Management を起動します (System x ロゴ画面の下に <F1> Setup と表示される前に <F1> キーを押す事が可能です ) 2. System Settings を選択し <Enter> キーを押します

3. Storage を選択し <Enter> キーを押します 4. LSI SAS2 MPT Controller SAS2004, を選択し <Enter> キーを押します

5. LSI SAS2 MPT Controller Version を選択し <Enter> キーを押します 6. Controller Management を選択し <Enter> キーを押します

7. Create Configuration を選択し <Enter> キーを押します 8. Select RAID level で <Enter> キーを押した後 RAID 1 を選択し <Enter> キーを押します 当ガイドでは 内蔵 HDD を RAID 1 にて構成します

9. Select Physical Disks を選択し <Enter> キーを押します 10. 0:1:0, SAS HDD, 横のボックスにカーソルを移動し <Space> キーを押します 0:1:1, SAS HDD, も同様にカーソルを移動し <Space> キーを押します 選択されたこと ( 下図参照 ) を確認し Apply Changes にカーソルを移動し <Enter> キーを押します

11. Confirm 横のボックスにカーソルを移動し <Space> キーを押します Yes にカーソルを移動し <Enter> キーを押します 12. <OK> キーを押します

以上で ServeRAID H1135 RAID コントローラの構成は終了です <ESC> キーを数回押して uefi の System Configuration and Boot Management を終了します 12. の手順後 6. の画面に戻ります Virtual Disk Management Manage Virtual Disk Properties と選択できるようになり 作成した RAID 1 の Virtual Disk を確認する事が可能です 続けて 2. Windows Server 2012 の導入 を開始します 2. Windows Server 2012 の導入 当ガイドでは Windows Server 2012 の DVD メディアを使用して uefi モードで導入を行っており ます Flex System x220 のファームウェアは uefi に準拠しているため uefi に対応している Windows Server 2012 を導入する際 通常は uefi モードで導入されます また Flex System x220 は 起動時に uefi モードで起動できるデバイスを最初に検索します uefi モードで起動できるデバイスがなかった場合に 改めて BIOS モード (Legacy Mode) で起動できるデバイスを検索します

したがって Windows Server 2012 を BIOS モードで導入した場合 最初に BIOS モードで起動できるデバイスを検索するよう x220 の設定を変更してください この設定は uefi 上の設定画面にて行うことができます 設定方法については 以下のヒント集をご参考ください 参考情報 Windows Server 2012 の導入における uefi モードと BIOS モードの違いについて http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd07.nsf/jtechinfo/syj0-00e1069 導入手順 1. サーバー本体の電源を投入し 直ちに Windows Server 2012 の DVD メディアを DVD-ROM ドラ イブに挿入し DVD メディアからブートします < 注意!> Windows Server 2012 の DVD メディアからのブート方法について Windows Server 2012 の DVD メディアからブートするには System x ロゴが表示された タイミングで <F12> キーを押します しばらくすると 起動デバイスの選択画面 Boot Devices Manager が表示されます uefi モードで導入する場合 [Legacy Only] にチェックが入っていないことを確認してから Windows Server 2012 の DVD メディアが挿入された [CD/DVD] ドライブを選択して <Enter> キーを押してください 続けて Press any key to boot from CD or DVD... と表示されますので <Enter> キーなどを押すと Windows Server 2012 の DVD メディアからブートします 当ガイドでは uefi モードで導入を行っております BIOS モードで導入する場合 起動デバイスの選択画面 Boot Devices Manager の [Legacy Only] にチェックを入れます ([ スペース ] キーを押すことで 選択している項目にチェックを入れることができます ) 続けて Windows Server 2012 の DVD メディアが挿入された [CD/DVD] ドライブを選択し

て <Enter> キーを押してください 自動的に Windows Server 2012 の DVD メディアからブートします 2. サーバー本体の電源を投入し 直ちに Windows Server 2012 の DVD メディアを DVD-ROM ドライブに挿入し DVD メディアからブートします 3. Windows のインストール 画面が表示されるまでお待ちください 画面が表示されたら 言語とその他の項目を選択して [ 次へ ] ボタンを押してください ここでは 初期設定のまま導入を行います インストールする言語 : 日本語 ( 日本 ) 時刻と通貨の形式 : 日本語 ( 日本 ) キーボードまたは入力方式 :Microsoft IME キーボードの種類 : 日本語キーボード (106/109 キー ) 4. 今すぐインストール のメッセージが表示されます メッセージ部分をクリックしてください

5. プロダクトキーの入力画面が表示されます プロダクトキーを入力して [ 次へ ] ボタンを押してく ださい 6. インストールする Windows の選択画面が表示されます 購入したエディションが正しく表示されているを確認し Server Core インストール GUI 使用サー バーのいずれかを選択して [ 次へ ] ボタンを押してください

7. マイクロソフトソフトウェアライセンス条項 が表示されます 内容を確認の上 同意します にチェックを入れて [ 次へ ] ボタンを押してください 同意できない場 合にはインストールはできません

8. インストールの種類の選択画面が表示されますので カスタム : Windows のみをインストールす る を選択してください 9. Windows のインストール場所の選択画面が表示されます この段階ではパーティションが作成されていないので インストール可能なパーティションの作成を行います ドライブ 0 の割り当てられていない領域 を選択して [ ドライブオプション ] ボタンを押し 続けて [ 新規 ] ボタンを押してください 認識順などによっては 必ずしもドライブ 0 とならない場合が

あります その場合は適宜読み替えてください 10. 作成するパーティションのサイズを入力して [ 適用 ] ボタンを押してください

11. 以下のメッセージが表示されます [OK] ボタンを押してください 作成したパーティションとは別に システムが使用するパーティシ ョンも作成されます 12. 作成したパーティションを選択して [ 次へ ] ボタンを押すと インストールが開始されます インストール中に数回 自動的に再起動されます インストールが完了するまでしばらくお待ちくだ さい

13. インストール完了後 最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります 画面の指示に従って Administrator のパスワードを設定してください

Server Core インストール を選択した場合の画面 GUI 使用サーバー を選択した場合の画面 14. コンピュータ名やネットワークの設定などは 自動的に行われています これらの変更が必要な場合 以下の方法で行うことが可能です Server Core インストール環境の場合 サインイン ( ログオン ) 後に コマンドプロンプト が表示されます

現在のコンピュータ名は "hostname" コマンド ネットワーク設定は "ipconfig" コマンドで それぞれ確認することができます コンピュータ名の変更やネットワークの設定 OS の再起動や停止などは メニュー形式の SCONFIG ユーティリティ から行うことが可能です SCONFIG ユーティリティ は < コマンドプロンプト > にて "sconfig" コマンドを実行することで起動することが出来ます GUI 使用サーバー環境の場合サインイン ( ログオン ) 後に サーバーマネージャー が表示されます コンピュータ名の変更やネットワークの設定 OS の再起動や停止などは サーバーマネージャー の < ローカルマシン > の項目にて行うことができます 以上の手順で Windows Server 2012 のセットアップが完了しました < 参考!> 導入した Windows Server 2012 の Edition を確認する方法について 導入した Windows Server 2012 の Edition については 以下の方法で確認することができ ます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて "systeminfo" コマンドを実行して OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 Datacenter などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー を起動て < ツール > - < システム情報 > の OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 Datacenter などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます < 参考!> 導入した Windows Server 2012 が uefi/bios モードのどちらで導入されてい

るのかを確認する方法について 導入した Windows Server 2012 が uefi/bios モードのどちらで導入されているのかにつ いては 以下の方法で確認することができます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて 以下の方法で確認できます 1."diskpart" コマンドを実行します 2."list disk" コマンドを実行して OS が導入されているディスクの GPT の項目を確認します それぞれ以下のとおりです * と表示されている場合は uefi モード ( 空白 ) になっている場合は BIOS モード 確認したら "exit" コマンドを実行して "diskpart" を終了します GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー より 以下の方法で確認できます 1. サーバーマネージャー を起動して < ツール > - < コンピューターの管理 > を開きます 2.< ディスクの管理 > の項目を開き Windows Server 2012 が導入されたディスクを右クリックしてプロパティを開きます 3.< ボリューム > タブを開いて [ パーティションのスタイル ] の項目を確認します それぞれ以下のとおりです GUID パーティションテーブル (GPT) と表示されている場合は uefi モード マスターブートレコード (MBR) と表示されている場合は BIOS モード 以上 免責 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex System などを活用するこ

とを目的として作成しました 詳細につきましては URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ ) の利用条件をご参照くださ い 当技術資料に含まれるレノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社および Lenovo Enterprise Solutions ( 以下総称して LES) 以外の製品に関する情報は 各提供ベンダーより提供されたものであり LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません 当技術資料の個々の項目は LES にて検証されていますが お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られる保証はありません お客様の環境 その他の要因によって異なる場合があります お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします Copyright 2015 レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社