Capsulebrowser for MEAP ADVANCE Ver1.4.5 設置手順書 第 1.0 版
目 次 1 はじめに... 1 1.1 本書の読み方... 1 1.1.1 商標について... 1 1.2 システム概要... 1 1.3 本書の対象読者... 1 1.4 注意事項... 1 1.5 対応機種... 2 1.6 環境資源... 2 1.7 用語について... 3 2 事前準備... 4 2.1 インストールの準備... 4 2.1.1 インストールファイルの確認... 4 2.1.2 インストール用クライアント PC... 4 2.1.3 ライセンスファイルの入手... 4 2.1.4 複合機 AMS 環境の確認... 4 3 インストールとセットアップ... 5 3.1 SMS(Service Management Service) を利用したインストール方法... 5 3.2 SMS(Service Management Service) を利用したアンインストール方法... 8 4 環境設定... 13 4.1 Web ブラウザからのログイン方法... 13 4.2 アプリケーションの個別設定... 15 5 動作確認... 17
1 はじめに 1.1 本書の読み方 1.1.1 商標について Canon Canon ロゴ ir imagerunner imagepress Satera LBP MEAP imageware はキヤノン株式会社の商標または登録商標です Microsoft, Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です Windows Server は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, INC. の商標または登録商標です その他 本書中の社名や商品名は 各社の登録商標または商標です 1.2 システム概要 本アプリケーションでは 複合機の送信機能を使用して 本アプリケーションに送信されたファイルをハードディスクに保存し ネットワーク上の PC から Web ブラウザによって 保存されたファイルを取り出すことが可能になります 1.3 本書の対象読者 本書は 複合機に Capsulebrowser for MEAP ADVANCE をインストールされる方向けの設置手順書です 1.4 注意事項 複合機の環境資源に関して本アプリケーションをインストールする前に 対象の複合機の SMS(ServiceManagementService) を表示し 資源情報の 残量 を確認してください 残量 に本アプリケーションで使用する環境資源の空きがない場合は インストールすることができませんのでご注意ください 本アプリケーションが使用する環境資源に関しては 1.6 環境資源 を参照してください タッチパネル上の UI に関して本アプリケーションは Web ブラウザから操作を行います 複合機本体のタッチパネル上には何も表示されません 本アプリケーションのインストール確認は リモート UI の表示確認で行ってください 確認方法に関しては 5 動作確認 を参照してください FTP データの受信に関して本アプリケーションの FTP 受信機能では 本アプリケーションがインストールされている複合機からの送信のみを受け付けます ネットワークを介して送られてくるデータの受信はできませんのでご注意ください 設定ファイルの移行に関して既存の Capsulebrowser for MEAP の設定ファイルを Capsulebrowser for MEAP ADVANCE にインストールすることはできません - 1 -
1.5 対応機種 本アプリケーションに対応する機種は以下のとおりです MEAP 対応 imagerunner ADVANCE シリーズ カラー複合機 imagerunner ADVANCE C350 imagerunner ADVANCE C2030/C2020 imagerunner ADVANCE C2230/C2220 imagerunner ADVANCE C2218F-V imagerunner ADVANCE C3330/C3320 imagerunner ADVANCE C5035/C5030 imagerunner ADVANCE C5051/C5045 imagerunner ADVANCE C5240/C5235 imagerunner ADVANCE C5255/C5250 imagerunner ADVANCE C5540/C5535 imagerunner ADVANCE C5560/C5550 imagerunner ADVANCE C7065/C7055 imagerunner ADVANCE C7270/C7260 imagerunner ADVANCE C9075 PRO/C9065 PRO imagerunner ADVANCE C9280 PRO/C9270 PRO モノクロ複合機 imagerunner ADVANCE 4045/4035/4025 imagerunner ADVANCE 4245/4235/4225 imagerunner ADVANCE 6075/6065/6055 imagerunner ADVANCE 6275/6265/6255 imagerunner ADVANCE 6575/6565/6555 imagerunner ADVANCE 8105 PRO/8095 PRO/8085 PRO imagerunner ADVANCE 8295 PRO/8285 PRO/8205 PRO imagerunner ADVANCE 8595/8585/8505 本システムで複合機の使用制限または機能別認証を行なう場合にはオプションの Access Management System 拡張キット ( オプション商品名は機種毎に異なります ) が必要です 本アプリケーションを imagerunner ADVANCE C2030/C2020 にインストールする場合にはオプションの オプション HDD(2.5inch/80GB) E1 が必要です (imagerunner ADVANCE C2030F/C2020F の場合は不要です ) また インストールする複合機 またはそのオプション構成によっては複合機本体にその他のオプションキットを追加する必要がある場合があります 1.6 環境資源 本アプリケーションでは以下の資源を使用します 本アプリケーションをインストールするためには インストール先の複合機に資源の空き容量があることが前提となります 使用資源容量 ハードディスクメモリスレッドファイル記述子ソケット 430000KB 6000KB 30 個 30 個 4 個 - 2 -
1.7 用語について 用語 / 略称 MEAP 複合機 認証システム AMS (Access Management System) 説明 MEAP とは Multifunctional Embedded Application Platform の略で 複合機 ( キヤノン製デジタル複合機の名称 ) などの周辺機器に組み込まれるソフトウエアプラットフォーム Java(J2ME=Java2 Platform Micro Edition)Platform 環境を基礎にしており その上で Java Application(MEAP Application) を実行可能としたものです キヤノン製複合機 imagerunner/imagerunner ADVANCE/imagePRESS の総称複合機上で動作する認証システム 複合機の機能を必要なユーザにのみ提供することができ 使用制限を行うことができる管理システムの名称 複合機に搭載されている各機能の使用許可 / 不許可などの情報を設定したロールを割り当てることで 各ユーザの複合機の使用を制限することができます 複合機のオプションが別途必要です ( 部門別 ID 管理との併用はできません ) - 3 -
2 事前準備 2.1 インストールの準備 2.1.1 インストールファイルの確認 以下のファイルをインストール時に使用します インストール時に必要なファイル Capsulebrowser for MEAP ADVANCE_x.x.x.jar 説明 アプリケーションファイル (x.x.x はバージョン番号 ) 入手方法 インストール CD licence.lic ライセンスファイル 別途入手してください 上記のファイル名は実際のファイル名とは異なる場合があります 2.1.2 インストール用クライアント PC Capsulebrowser for MEAP ADVANCE の アプリケーションファイル および ライセンスファイル の複合機へのインストール作業は Web ブラウザから専用のインストールページ SMS(Service Management Service) を利用して行います 対象複合機と同一ネットワーク上に存在し Web ブラウザを利用できる PC が必要になります 2.1.3 ライセンスファイルの入手複合機への Capsulebrowser for MEAP ADVANCE のインストールは 管理対象とする全ての複合機に対して行う必要があります 管理対象とする全ての複合機に有効なライセンスファイル または 複合機台数分のライセンスファイルを入手してください 2.1.4 複合機 AMS 環境の確認本アプリケーションは AMS 環境下でのユーザ権限による使用制限に対応しています AMS 環境下での使用制限の内容や 制限方法に関しては運用管理者向けマニュアルを参照してください AMS 環境確認方法 1 AMS に対応した認証アプリケーションが動作している ( 現在お使いの認証アプリケーションが AMS に対応しているかは 対象の認証アプリケーションのマニュアルでご確認ください ) 1 に当てはまらない場合は通常環境ですので以下の確認は不要です 2 複合機のカウンターキーを押し [ カウンタ確認 ] 画面を表示します 3 デバイス構成確認ボタンを押し [ デバイス構成 ] 画面を表示します 4 デバイス構成の中に ACCESS MANAGEMENT SYSTEM と表示があれば 対象の複合機は AMS 環境です - 4 -
3 インストールとセットアップ 3.1 SMS(Service Management Service) を利用したインストール方法 ここでは 複合機に Capsulebrowser for MEAP ADVANCE をインストールする手順を説明します MEAP アプリケーションを管理するツールである SMS を利用して MEAP アプリケーションのインストールをします (SMS の詳細については 複合機本体付属のマニュアル MEAP アプリケーション管理機能 をご覧ください ) 1. Web ブラウザにて http:// 複合機の IP アドレス :8000/sms/ に接続します 下記の SMS のトップ画面 が表示されますのでパスワードを入力して [ ログイン ] ボタンを押します SMS のパスワードの初期値は MeapSmsLogin ( 大文字 小文字を区別します ) で設定されています 2. 以下の MEAP アプリケーション管理画面 が表示されますので 画面左部の [MEAP アプリケーションのインストール ] を押してください - 5 -
3. 以下の MEAP アプリケーション / ライセンスのインストール画面 が表示されます 参照ボタンを押して お持ちのアプリケーションファイル ( 拡張子 jar ) とライセンスファイル ( 拡張子 lic ) を指定し [ インストール ] ボタンを押してください 4. 下記の 確認画面 が表示されます 内容を確認し [OK] ボタンを押してください ( 以下 実際の製品は製品バージョン等下記の内容と異なる場合があります ) - 6 -
5. MEAP アプリケーション管理画面 の アプリケーション名 に Capsulebrowser for MEAP ADVANCE が表示されていることを確認し [ 開始 ] ボタンを押してください 6. Capsulebrowser for MEAP ADVANCE の 状態 が 開始 と表示されていることを確認してください 以上で 複合機への Capsulebrowser のインストール作業は終了です - 7 -
3.2 SMS(Service Management Service) を利用したアンインストール方法 ここでは Capsulebrowser for MEAP ADVANCE を複合機からアンインストールする方法を説明します MEAP アプリケーションを管理するツールである SMS を利用して MEAP アプリケーションのアンインストールをします (SMS の詳細については 複合機本体付属のマニュアル MEAP アプリケーション管理機能 をご覧ください ) 1. Web ブラウザにて http:// 複合機の IP アドレス :8000/sms/ に接続します 以下の SMS のトップ画面 が表示されますのでパスワードを入力して [ ログイン ] ボタンを押してください SMS のパスワードの初期値は MeapSmsLogin ( 大文字 小文字を区別します ) で設定されています 2. 以下の MEAP アプリケーション管理画面 が表示されますので Capsulebrowser for MEAP ADVANCE の 状態 が 開始 の場合には [ 停止 ] を押してアプリケーションを停止させてください - 8 -
3. Capsulebrowser for MEAP ADVANCE の[ 状態 ] 欄が [ 停止 ] となる事を確認します 4. 次にライセンスの削除を行います アプリケーション名 の Capsulebrowser for MEAP ADVANCE のリ ンクを押してください 5. アプリケーション / ライセンス情報画面 が表示されます ライセンス情報 の [ ライセンス管理 ] ボタンを押してください - 9 -
6. ライセンス管理画面 が表示されます ライセンスの無効化 の [ 無効化 ] ボタンを押してください 7. 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください 8. ライセンス管理画面 の 無効ライセンスファイルのダウンロード / 削除 から [ ダウンロード ] ボタンを押して ライセンスファイルをダウンロードしてください - 10 -
9. 無効ライセンスファイルのダウンロード / 削除 から [ 削除 ] ボタンを押してください 10. 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください 11. ライセンス管理画面 が表示されます ライセンスの無効化 の [ 無効化 ] ボタンおよび [ 無効ライセンスファイルのダウンロード / 削除 ] の [ ダウンロード ]/[ 削除 ] ボタンが押せないことを確認して [MEAP アプリケーション管理 ] を押してください - 11 -
12. Capsulebrowser for MEAP ADVANCE の ライセンス が [ 未インストール ] であることを確認し [ アンインストール ] ボタンを押してください 13. 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください 14. アプリケーション名 から Capsulebrowser for MEAP ADVANCE が削除されていることを確認してください 以上で アンインストール作業は終了です - 12 -
4 環境設定 ここでは 本アプリケーションの個別の環境設定を行う手順を説明します 環境設定は Web ブラウザを用いて行います 4.1 Web ブラウザからのログイン方法 認証アプリケーションが動作している時は Web ブラウザからの複合機へのアクセスは必ず認証が行なわれます ( リモートログイン ) ここでは Web ブラウザからのログイン方法を説明します 1. Web ブラウザを立ち上げ 複合機の保持する Web ページへアクセスします http:// 複合機の IP アドレス / 下記のログイン画面が表示されます 2. 下記情報を入力し [ ログイン ] を押すと リモート UI のページが表示されます 項目 内容 備考 ユーザー名 Administrator 大文字 小文字を区別します パスワード password( 初期値 ) 大文字 小文字を区別します ログイン先 このデバイス パスワードは お使いの環境によって異なる場合があります お使いの環境のパスワードは事前にご確認ください - 13 -
画面が表示されないときは お使いの OS が Windows Server 2003 のようにセキュリティ強化が図られている場合 コンテンツのブロックが行われページにアクセスできません その場合お使いの InternetExplorer にて イントラネットに信頼済みサイトとして登録する 必要があります ログインできないときは ログインできない場合には 対象の複合機上で動作する認証アプリケーション付属のマニュアルの Web ブラウザからのログイン方法をご確認ください 3. アプリケーション から [Capsulebrowser for MEAP ADVANCE] を押すと Capsulebrowser のページが表示されます - 14 -
4.2 アプリケーションの個別設定 1. リモート UI: ポータル の アプリケーション から [Capsulebrowser for MEAP ADVANCE] を押すか Web ブラウザにて http:// 複合機の IP アドレス :8000/cmj/cb を入力し Capsulebrowser の ボックス一覧画面 を表示します Caution 本アプリケーションを表示する際に ログインページが表示される環境では 必ず MEAP 管理者ユーザでログインしてください 一般ユーザでログインすると [ 管理者設定 ] のリンクが表示されませんので ご注意ください - 15 -
2. 右上の [ 管理者設定 ] のリンクを押すと 管理者設定ページが表示されます ページは画面左の赤枠で囲んだ メニュー 部分と 画面右の青枠で囲んだ 設定部分 に分けられます メニューを押すことで 設定部分がリンクボタンに応じた画面に遷移します メニュー説明 FTP サーバ設定 FTP サーバの設定を行います ボックス設定 ボックスの設定を行います ボックス一括設定 ボックスごとの設定を一括で設定を行うことができます ゴミ箱設定 ゴミ箱機能に関する設定を行います 設定管理 Capsulebrowser に関する設定ファイルのインポート エクスポートを行います ボックス一覧画面へ ボックス一覧画面に戻ります 各設定の詳細内容に関しては 運用管理者向けマニュアルを参照してください - 16 -
5 動作確認 MEAP アプリケーションが正常にインストールされたことを確認します 複合機の宛先の設定を行った後 以下の検証内容を行い Capsulebrowser が正常に動作をするか確認してください 宛先の設定に関しては 運用管理者向けマニュアルを参照してください 1 検証内容 原稿の内容を Capsulebrowser でスキャンファイルとして保存する 2 ボックスに保存されたデータをダウンロードする 正常動作 ボックスにデータファイルを保存 ボックスのデータをダウンロード 正常に動作したか (OK / NG) - 17 -
Capsulebrowser for MEAP ADVANCE Ver1.4.5 設置手順書第 1.0 版 : 2016 年 6 月 注意 : 1. 本書の内容の一部または全体を無断で複製することは禁止されています 2. 本書の内容については万全を期しておりますが 万一誤りやご不審な点が見つかりましたら当社までご連絡ください 3. 本書の誤りによる場合も含め 本書の内容がもとで発生した一切の損害につきましては 当社での責任を負いかねます - 18 -