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IBM PureApplication サマー スクール第 1 部製品概要編 :PureApplication System を知る PureApplication パターン作成デモ ISE PureSystems ソリューション部後藤正俊

Disclaimer この資料は日本アイ ビー エム株式会社ならびに日本アイ ビー エムシステムズ エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません 当資料は 資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありません 資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが この資料の内容は 2013 年 07 月現在の情報であり 製品の新しいリリース 修正などによって動作 / 仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい PureApplication Summer School 2 2

当セッションの内容 パターン作成のデモ 3 PureApplication System のパターン デプロイメント作成に関するデモを行い PureAppl の実際の操作方法の概要を紹介します 3

パターン作成のデモ : Agenda 1. 仮想システム 2. 仮想アプリケーション 4 2 つのパターンについてデモを実施します

1. 仮想システム 5

PureApplication System が提供するデプロイメント方式 ソフトウェア +OS イメージ 仮想イメージ 仮想システム パターン + ミドルウェア + ノウハウ ( 構成情報 ) 仮想アプリケーション パターン + アプリケーション + ベストプラクティス Script Package 仮想イメージの組み合わせ 構成情報 Web application pattern Business Intelligence pattern SAP CRM pattern デプロイ ICCT WAS RHEL DB2 RHEL IBM MW Hypervisor Edition PureSystems Centre 6 PureApplicationによるシステム構築には 大きく3つの手段があります まず 単体の仮想サーバーのイメージ 仮想イメージ を使って 一つずつサーバーを構築する 従来からある方法です PureApplicationには OS 単体 WebSphere Application Server 及び DB2データベース サーバー等の仮想イメージが同梱されていて直に利用できます IBMでは 各製品の 仮想イメージ版 としてHypervisor Editionを提供しています これらを購入いただき PureApplicationで利用できます また ユーザーが 自分オリジナルの仮想イメージを作成することも可能です そのためのツールとして IBM Image Capture and Construction Tool 略してICCTが PureApplicationで提供されています これは 殆ど従来と変わらない構築方法です それに対して このような仮想イメージを組合せて システムのパターンを作成する方法が 次の方法です このパターンを 仮想システム パターンと呼びます 仮想システム パターンでは ユーザーは どのようなサーバー インスタンスを作成するか を知っており その知識に基づきパターンを作成する必要があります 3 つ目の方法 仮想アプリケーション パターンでは ユーザーは 個々にどのようはサーバー インスタンスが作成されるかを意識せずにパターンを作成します 実際のシステム構成は PureApplication が行います 例えば Web アプリケーション パターンでは 負荷分散サーバーや セッション キャッシュといったサーバーをユーザーは意識する必要がありません 仮想アプリケーション j パターンでは ユーザーは よりアプリケーション視点での作業に集中することができます このデモでは仮想システム パターンからのデプロイメント方式をデモします

仮想システム パターン vs 仮想アプリケーション パターン トポロジー視点 の配置とミドルウェアの構成 組み合わせに着目 ユーザーや ISV がアプリケーションにあわせて独自のパターンを作成 スクリプトによる柔軟なカスタマイズが可能 ワークロード視点 アプリケーションの特性に着目 ISVやベンダーが提供するワークロードに特化したパターン 利用者はミドルウェア レイヤーは意識しない 少ない設定項目 より短時間での構築 柔軟 簡単 仮想システムパターン 仮想アプリケーションパターン 7 このように PureApplicationが提供する パターン には 2 種類あります 一つは ワークロード視点のパターンである仮想アプリケーション パターン もう一つは トポロジー視点の仮想システム パターンです 端的にいうと 仮想アプリケーション パターンは 最低限の設定 操作でアプリケーションを動作させることができるパターンです 作成者には ミドルウェアの知識すら要求されません 実際のサーバーの作成 設定は PureApplicationのIWD 機能が自動的に行います 一方 仮想システム パターンでは 実際のサーバーに擬したアイコンを配置していきます つまり サーバー構成を意識して作成する必要があります また スクリプトによって 各サーバーに独自の設定を付加することができます 仮想アプリケーション パターンは設定値が少ない一方 カスタマイズする余地は殆どありません 一方 仮想システム パターンは スクリプトによって 様々なカスタマイズが可能です 例えれば 仮想アプリケーション パターンが コース料理 或いは 定食 であるのに対して 仮想システム パターンは アラカルト 又は オーダーメード といえます

仮想システム パターンデモのシステム構成 以下のようなシステム構成を作成するケース アプリケーションサーバー #1 データベースサーバー #1 デプロイメントマネージャ WAS 構成管理 オンデマンドルーター SW 負荷分散機能 アプリケーションサーバー #2 HADR データベースサーバー #2 8 このようなシステム構成のパターンを作成します 左側のオンデマンドルーターは アプリケーションサーバーの前面でSW 的に負荷分散を行います アプリケーションサーバーを冗長化のため2 台構成として その管理をデプロイメントマネージャが行います バックエンドにDB2のデータベースサーバーをやはり冗長構成でHADRを構成します 結構複雑な構成ですが ハンズオン セミナーで実施いただいている構成と同じものです

ンテ マント ルー 仮想イメージ ( 仮想アプライアンス ) を組み合わせてパターンを作成 ハイパーバイザー (HV) 製品や ユーザー作成のカスタム仮想イメージを利用 指定した役割に従い 仮想イメージ上のミドルウェアを設定 構成 デプロイ時に 各仮想イメージのインスタンス ( 仮想マシン ) を作成 アドオンやスクリプト パッケージによって 柔軟にカスタマイズ可能 アプリケーション サーバー (2 ノード ) [WAS HV 版 ] 拡張設定 スクリプト パッケージ パターン作成 アドオン オンデマンド ルーター [WAS HV 版 ] デプロイ DM DM DM 計算ノード DB DB DB AP AP AP AP オAP IHS マAP サササIHS サネーーーーーババババジーーーャ#1 #1 #2 #2 #1 #2 (2) ハイパーバイザーハイパーバイザーーハイパーバイザー ー仮想システム パターン 9 デプロイメント マネージャー [WAS HV 版 ] DB サーバー (2 ノート ) [DB2 HV 版 ] ネットワーク タストレージ 仮想システム パターンでは 仮想イメージに基づきシステムを構築します 仮想イメージは いくつかの パート つまり 役割 を提供します デプロイ時には この パート に応じて 各 上のミドルウェアを構成します 例えば WebSphere Application Serverのハイパーバイザー エディションでは デプロイメント マネージャー カスタム ノード 管理エージェント等のパートが提供されます 仮想システム パターンの作成では まずパターン エディタ上で この パート を配置していきます 例えば WASの複数サーバー構成を行うには 少なくとも1つの管理用のデプロイメント マネージャー 及び 実際にアプリケーションが稼動するカスタム ノードを配置する必要があります さらに 仮想システム パターンでは これらの パート を ユーザーがカスタマイズするための アドオンやスクリプト パッケージといった仕組みが提供されます 左下の画面イメージが 仮想システム パターンの作成している画面です デプロイメント マネージャー とカスタム ノード それから オンデマンドルーター DB2サーバーの 4つのパートで構成されています カスタム ノードにある数字 2 は デプロイ時に作成するサーバーのインスタンスの個数を表します 各パートのボックスで 赤点線で囲んでいるのは 仮想イメージで用意されている 拡張設定 の項目です また 青点線が スクリプト パッケージ 緑点線が アドオン になります このように GUI 上で どのようなカスタマイズを行うのか そのカスタマイズ内容を指定することができます これらのカスタマイズ方法については 次ページ以降で説明します こうして作成したパターンをデプロイすることで ハイパーバイザー上にパターンに基づいた仮想マシンが作成されます

仮想システムのデモ実施 1. PureApp の統合コンソールでログイン 2. ワークロード コンソールに切り替え 3. 仮想システムパターンの枠を作成 4. 編集 パターンエディター 5. パートを配置 (WAS DB) 6. 拡張オプション ( 動的クラスタ定義等 ) 7. スクリプトの割り当て 8. 編集の完了 9. 環境プロファイルの確認 10. デプロイ 11. デプロイの確認 12. アプリケーションの稼働確認 10 デモ内容の手順は以下の様になります

2. 仮想アプリケーション 11

PureApplication System が提供するデプロイメント方式 ソフトウェア +OS イメージ 仮想イメージ 仮想システム パターン + ミドルウェア + ノウハウ ( 構成情報 ) 仮想アプリケーション パターン + アプリケーション + ベストプラクティス Script Package 仮想イメージの組み合わせ 構成情報 Web application pattern Business Intelligence pattern SAP CRM pattern デプロイ ICCT WAS RHEL DB2 RHEL IBM MW Hypervisor Edition PureSystems Centre 12 今度は仮想アプリケーション パターンのデプロイメント方式です 先ほどの仮想システム パターンでは仮想マシンの配置やトポロジーを意識しましたが 今回の仮想アプリケーション パターンではそのような意識はせずに 機能を選択します そして細かい非機能要件などはポリシーで設定します

仮想システム パターン vs 仮想アプリケーション パターン トポロジー視点 の配置とミドルウェアの構成 組み合わせに着目 ユーザーや ISV がアプリケーションにあわせて独自のパターンを作成 スクリプトによる柔軟なカスタマイズが可能 ワークロード視点 アプリケーションの特性に着目 ISVやベンダーが提供するワークロードに特化したパターン 利用者はミドルウェア レイヤーは意識しない 少ない設定項目 より短時間での構築 柔軟 簡単 仮想システムパターン 仮想アプリケーションパターン 13 仮想アプリケーション パターンは 最低限の設定 操作でアプリケーションを動作させることができるパターンです 作成者には ミドルウェアの知識すら要求されません 実際のサーバーの作成 設定は PureApplicationのIWD 機能が自動的に行います 一方 仮想システム パターンでは 実際のサーバーに擬したアイコンを配置していきます つまり サーバー構成を意識して作成する必要があります また スクリプトによって 各サーバーに独自の設定を付加することができます 仮想アプリケーション パターンは設定値が少ない一方 カスタマイズする余地は殆どありません 一方 仮想システム パターンは スクリプトによって 様々なカスタマイズが可能です 例えれば 仮想アプリケーション パターンが コース料理 或いは 定食 であるのに対して 仮想システム パターンは アラカルト 又は オーダーメード といえます

仮想アプリケーション パターンデモのシステム構成 以下のようなシステム構成を作成するケース エンタープライズアプリケーション #1 データベース 既存サービス 共有 ELB プロキシーサービス SW 負荷分散機能 既存サービス エンタープライズアプリケーション #2 共有キャッシュ サービス 14 仮想アプリケーション パターンは以下のようなシステム構成を作成するデモになります これも仮想システム パターンと同様にハンズオン ワークショップで実施したものです 黒いサーバーは既に PureAppl で共有サービスとして提供されてますので 実際には エンタープライズ アプリケーションとデーターベースの 2 つだけを設定することになります

仮想アプリケーション パターン 特定アプリケーション ワークロードに特化したカスタマイズ / チューニングを組み込み テンプレートに沿って最低限の設定でアプリケーション稼動環境の パターン を作成 IBM やパートナー各社のエキスパートが OS/MW の導入 / 構成 / 連携 / チューニングがなされた仮想アプリケーション パターンを 製品 として提供 独自の仮想アプリケーション パターン ( プラグイン & テンプレート ) も開発可能 (Plug-in Development Kit) ELB プロキシー共有サービス 15 仮想アプリケーション パターン 非機能要件をポリシーに記述 ポリシー 物理構成 Proxy Proxy + 機能コンポーネント配置 WAS WAS WAS 共有キャッシュ サービス ( 物理サーバー構成 ) デプロイ Cache 既存 DB2 既存 LDAP Cache 仮想アプリケーション パターン製品 ( 例 )Web Application Pattern V2.0 Plug-in Template 機能コンポーネントを物理サーバー構成にマップ ポリシーを設定 構成に反映 共有サービスと連携して自律的機能を実現 仮想システム パターンでは 個々の仮想マシンを仮想イメージを使って構成していくことでシステムのパターンを作成しました 仮想アプリケーション パターンでは 個々の仮想マシンの作成というより アプリケーションを稼動させるための 機能コンポーネント を使ってパターンを作成します また パターンが提供するポリシーに記述した非機能要件によって PureApplicationが 構成やミドルウェア設定を自動的に行います ユーザーは 殆ど実際に稼動するミドルウェアを意識する必要がありません 例えば Web Application Patternの場合 デプロイ時にPureApplicationは ユーザーの作成した仮想アプリケーション パターンに基づいて アプリケーション サーバーを構成するとともに 共有サービスであるELBプロキシーや共有キャッシュ サービスとの連携なども設定し 実際にアプリケーションが稼動する環境を構築します PureApplicationには 仮想アプリケーション パターンとして Web Application Pattern Transactional Database Pattern Data Mart Patternが同梱されています また IBMやパートナー各社の提供する仮想アプリケーション パターン製品を利用するほか ユーザー独自の仮想アプリケーション パターンを開発することも可能です

仮想アプリケーションのデモ実施 1. PureAppの統合コンソールでログイン 2. ワークロード コンソールに切り替え 3. 仮想アプリケーション パターンタイプの選択 4. 仮想アプリケーション ビルダーの起動 5. 資産から各コンポーネントを配置 (WAS DB) 6. ポリシーの追加 設定 ( ルーティング スケーリング Jポリシーの設定 ) 7. アプリケーションの保存 8. デプロイ 9. デプロイの確認 10. アプリケーションの稼働確認 16 仮想アプリケーション パターンのデモ内容の手順です 仮想システム パターンでは6 個の仮想マシンを構成しました このデプロイには実際では1 時間程度かかります 通常この程度のシステムではWASの担当者 1 名 DB 担当者 1 名 インフラ担当者 1 名の3 名くらいで 2 週間から1 っか月くらいかかるシステムが 先ほどのデモでご覧いただいた程度の操作で デプロイ完了まで入れると役 2 時間程度で構築までできてしまいます 16

IT を もっと手早くカンタンに 17