国 勢 調 査 小 地 域 集 計 データを GISソフト MANDARA で 利 用 する 方 法 佐 藤 崇 徳 ( 沼 津 工 業 高 等 専 門 学 校 ) ご 案 内 2010 年 11 月 に 公 開 された MANDARA Ver.9.30 以 降 では, 国 勢 調 査 小 地 域 集 計 データを 直 接 取 り 込 むことができるようになりました 詳 しくは,MANDARAのヘルプ 等 をご 参 照 くださ い この 文 書 に 依 らず,MANDARAのヘルプ 等 に 記 載 の 手 順 で 利 用 されるほうが 簡 単 です なお,この 文 書 に 記 載 した 方 法 でも 引 き 続 き 利 用 可 能 です 使 い 方 によっては,この 文 書 に 記 載 した 方 法 のほうが 都 合 がよい 場 合 もあるかもしれませんので, 引 き 続 き,この 文 書 を 公 開 しています ( 最 終 改 訂 日 :2011 年 5 月 13 日 )
目 次 Ⅰ. 統 計 データと 地 図 データのダウンロード 3 Ⅱ.Shape 形 式 の 地 図 データをMANDARAで 開 けるように 変 換 調 整 4 Ⅲ. 複 数 の 市 町 村 の 地 図 データを1つのファイルに 統 合 8 Ⅳ. 統 計 データをMANDARAで 利 用 できるように 調 整 10 Ⅴ.データをMANDARAで 開 いて 利 用 する 11 注 意 事 項 この 文 書 に 記 載 した 方 法 は,MANDARA Ver.9 以 降 に 対 応 しています また,Microsoft Excelに 関 する 操 作 方 法 の 記 述 はMicrosoft Excel 2003に 準 拠 しています この 文 書 では 平 成 17 年 国 勢 調 査 の 町 丁 字 等 別 集 計 データを 例 に 記 述 しています 平 成 12 年 国 勢 調 査 の 町 丁 字 等 別 集 計 データも 同 様 の 操 作 で 利 用 できます 国 勢 調 査 のメッシュデータや 農 林 業 センサスなどの 異 なる 統 計 については 対 応 していませんので,ご 注 意 ください この 文 書 は,MANDARAやパソコンの 一 般 的 な 操 作 がある 程 度 できるスキルを 持 った 方 を 対 象 に しています この 文 書 は, 筆 者 自 身 が 作 業 するにあたって 作 成 した 覚 え 書 きを 公 開 するものです したがっ て, 分 かりにくい 記 述 や 一 部 に 省 略 が 含 まれていることがあります また,この 文 書 を 参 照 したこと によって 生 じるいかなる 損 害 等 に 対 しても, 筆 者 は 責 任 を 負 うことができません ご 了 承 ください ( 2 )
Ⅰ. 統 計 データと 地 図 データのダウンロード 概 要 ウェブサイト e-stat 政 府 統 計 の 総 合 窓 口 で, 国 勢 調 査 の 小 地 域 集 計 データとそれに 対 応 する 地 図 データ(shape 形 式 )をダウンロードすることができる 手 順 1. ブラウザで e-stat 政 府 統 計 の 総 合 窓 口 (http://www.e-stat.go.jp/)へアクセスする 2. ホームページ 中 の 地 図 や 図 表 で 見 る の 囲 みの 中 の 地 図 で 見 る 統 計 ( 統 計 GIS) をクリックす る ( 直 リンク http://www.e-stat.go.jp/sg1/estat/toukeichiri.do?method=init) 3. データダウンロード をクリックする 4. 次 に 表 示 される 画 面 で, 左 側 の Step1: 統 計 調 査 ( 集 計 )を 選 択 欄 に 表 示 される 統 計 の 一 覧 の 中 から 平 成 17 年 国 勢 調 査 ( 小 地 域 ) を 選 択 する 5. 右 側 の Step2: 統 計 表 を 選 択 ( 複 数 選 択 可 能 ) 欄 に 表 示 される 統 計 表 の 一 覧 から, 入 手 したい 統 計 表 ( 例 : 男 女 別 人 口 総 数 及 び 世 帯 総 数 )を 選 択 し( にチェックマークを 入 れる), 次 へ をクリックする 6. 次 の 表 示 される 画 面 で, 左 側 の Step3: 地 域 選 択 の 都 道 府 県 欄 から 統 計 データを 入 手 した い 地 域 の 都 道 府 県 を 選 択 する すると,その 下 の 市 区 町 村 ( 複 数 選 択 可 ) 欄 に 当 該 都 道 府 県 に 含 まれる 市 町 村 のリストが 表 示 されるので, 統 計 データを 入 手 したい 市 区 町 村 を 選 択 し( 市 町 村 名 をクリックして 反 転 表 示 させる), 検 索 をクリックする 7. 右 側 の Step4:データダウンロード の ダウンロードデータ 一 覧 うち, 統 計 データ 欄 に 表 示 されている 統 計 表 の 名 称 の 下 にある 市 町 村 名 をクリックすることにより, 統 計 データ( 圧 縮 ファイ ル)をダウンロードする ( 複 数 の 統 計 表 や 市 町 村 のデータをダウンロードする 場 合 は, 統 計 表 市 町 村 名 とダウンロードし たファイル 名 との 対 応 をメモとして 書 き 記 しておくと 良 い ) 8. 統 計 データ 欄 の 右 隣 の 境 界 データ 欄 から, 世 界 測 地 系 緯 度 経 度 Shape 形 式 のとこ ろの 市 町 村 名 をクリックし, 統 計 に 対 応 する 地 図 データ( 圧 縮 ファイル)をダウンロードする ( 複 数 の 市 町 村 のデータをダウンロードする 場 合 は, 市 町 村 名 とダウンロードしたファイル 名 との 対 応 をメモとして 書 き 記 しておくと 良 い ) 9. 利 用 したい 統 計 データと 地 図 データをすべてダウンロードしたら,ブラウザを 閉 じる 10. ダウンロードしたファイルは,ZIP 形 式 で 圧 縮 されているので,ファイルを 展 開 する ( 圧 縮 ファイルの 展 開 には, +Lhaca などのフリーウェアが 利 用 できる 圧 縮 ファイルを 展 開 する 手 順 については,ここでは 省 略 する ) ( 3 )
Ⅱ.Shape 形 式 の 地 図 データをMANDARAで 開 けるように 変 換 調 整 概 要 ダウンロードした 地 図 データ(shape 形 式 )を,MANDARAで 利 用 することができるように, MANDARAに 付 属 の マップエディタ でMANDARA 形 式 に 変 換 する 手 順 <Ⅱ- 1.Shape 形 式 のファイルの 読 み 込 み> 1. MANDARAを 起 動 する 最 初 に 操 作 選 択 のダイアログボックスが 表 示 されるので, マップエ ディタ( 地 図 データの 作 成 編 集 ) を 選 択 し, OK ボタンをクリックする 2. マップエディタが 起 動 するので,メニューから 地 図 データ 取 得 シェープファイル を 選 択 す る 3. シェープファイル 読 み 込 み ダイアログボックスが 表 示 される 読 み 込 むシェープファイル の 欄 が 空 白 であることを 確 認 して( 読 み 込 むシェープファイル の 欄 に 予 め 何 らかのファイル 名 が 表 示 されている 場 合 は, 全 て 取 り 消 し ボタンをクリックし, 空 欄 にして)から, 追 加 ボタンをクリッ クする 4. ファイルを 開 くダイアログボックスが 表 示 されるので,ダウンロードした 圧 縮 ファイルから 展 開 した ファイルのうち,ファイル 名 末 尾 の 拡 張 子 が.shp のファイル( 複 数 の 市 町 村 のデータをダウン ロードした 場 合 は,いずれか1つ)を 選 択 して, 開 く ボタンをクリックする ( 複 数 の 地 図 ファイル( 複 数 の 市 町 村 )を 一 度 に 開 くことも 可 能 ではあるが,この 後 の 作 業 の 都 合 などを 考 え,ここでは1つの 市 町 村 ずつ 変 換 作 業 を 行 っていくことにする ) 5. 読 み 込 むシェープファイル に 変 換 したい 地 図 のファイル 名 1つが 表 示 されていることを 確 認 し, シェープファイル 読 み 込 み ダイアログボックスのなかの 右 側 にある 座 標 系 の 欄 は 緯 度 経 度 を 選 択,その 下 の 測 地 系 の 欄 は 世 界 測 地 系 を 選 択 し, ファイル 変 換 ボタンをクリックする 6. 地 図 データの 変 換 作 業 が 行 われたのち,マップエディタの 画 面 に 地 図 が 表 示 される 変 換 したファイルの 名 前 を 表 示 するダイアログボックスが 現 れるので, OK ボタンをクリックする 地 図 に 表 示 された 各 地 区 には 代 表 点 がプロットされているとともに,データの 読 み 込 み 順 に 仮 の 番 号 (1,2,3 )が 振 られているが, 画 面 表 示 上 の 縮 尺 によっては 表 示 されない 場 合 もある <Ⅱ- 2. 統 計 データと 結 びつけるためのID 番 号 を 地 図 上 の 各 オブジェクトの 名 前 に 設 定 > 7. メニューから 編 集 初 期 属 性 データ 編 集 を 選 択 する 8. 初 期 属 性 データ 編 集 ウィンドウが 開 き, 表 計 算 ソフトのようなグリッドが 表 示 されるので, 一 番 左 上 ( データの 種 類 と 書 かれているセルの 左 上 )の 灰 色 の 四 角 い 部 分 をクリックする 9. グリッド 全 体 が 選 択 され, 表 示 色 が 変 わるので,それを 確 認 してからグリッド 上 で 右 クリックし, 現 ( 4 )
れたポップアップメニューから コピー を 選 択 する 10. OK ボタンまたは キャンセル ボタンをクリックし, 初 期 属 性 データ 編 集 ウィンドウを 閉 じる 11. MANDARAのマップエディタは 開 いたままにしておき,Microsoft Excelを 起 動 する 12. コピーした 初 期 属 性 データの 内 容 をExcel 上 に 貼 り 付 ける (Excelの 一 番 左 上 のセル(A1セル)を 選 択 し,メニューから 編 集 貼 り 付 け を 選 択 する ) 13. 上 から2 行 目 で KEY_CODE と 記 載 されている 列 ( 一 番 右 端 の 列 のはず)を 見 つける (この 列 に 記 されている 数 値 が, 地 図 と 統 計 データとを 結 びつけるID 番 号 となる ) 似 たような 名 前 (KEYCODE1,Y_CODE 等 )があるので 注 意 すること 14. KEY_CODE の 列 と 一 番 左 の 列 (1 行 目 から 下 に 向 かってセルの 内 容 が データの 種 類, タイ トル, 単 位, 1, 2, 3 となっている)を 残 して,その 他 の 列 を 削 除 する( 下 図 参 照 ) ( 不 要 な 列 の 上 の 列 番 号 のところをクリックし, 当 該 列 のセル 全 てを 反 転 表 示 させ,メニューから 編 集 削 除 これを 不 要 な 列 すべてに 対 して 行 う ) この 範 囲 の 列 を 削 除 A B AL AM 1 データの 種 類 通 常 のデータ 通 常 のデータ 通 常 のデータ 2 タイトル AREA KCODE1 KEY_CODE 3 単 位 4 1-5 2-6 3-15. この 作 業 により, 現 時 点 で 地 図 上 の 各 地 区 に 振 られている 仮 の 番 号 と, 統 計 データと 結 びつける ためのID 番 号 (KEY_CODE)との 対 応 表 ができたので,この 表 全 体 を 選 択 してコピーする (メニューから 編 集 コピー ) 16. Excelを 閉 じる Excel 上 のデータを 保 存 する 必 要 はない (メニューから ファイル 終 了 ) 17. MANDARAのマップエディタに 戻 り,メニューから 編 集 オブジェクト 名 関 係 オブジェクト 名 一 括 変 換 を 選 択 する 確 認 のダイアログボックスが 現 れるので, はい をクリックする これにより, 地 図 上 の 各 地 区 に 振 られていた 仮 の 番 号 が, 統 計 データと 結 びつけるためのID 番 号 (KEY_CODE)に 置 き 換 えられる 下 記 のエラーメッセージが 表 示 されるが,そのまま OK ボタンをクリックする (エラーメッセージ が 下 記 の 内 容 である 限 り, 問 題 ない ) エラー 次 の 名 称 は 地 図 データ 中 に 見 つかりませんでした ( 5 )
データの 種 類 タイトル 単 位 <Ⅱ- 3. 複 数 市 町 村 の 地 図 統 合 のための 初 期 属 性 データの 編 集 修 正 > 18. メニューから 編 集 初 期 属 性 データ 編 集 を 選 択 する 19. 初 期 属 性 データ 編 集 ウィンドウが 開 き, 表 計 算 ソフトのようなグリッドが 表 示 されるので, 一 番 左 端 の 列 ( 地 図 と 統 計 データとを 結 びつけるために 各 地 区 に 振 られたID 番 号 )と,タイトル(2 行 目 ) が 次 に 掲 げる 名 前 となっている5 列 だけを 残 して,その 他 の 列 は 削 除 する ( 当 該 列 の 一 番 上 の 列 番 号 をクリックして,その 列 全 体 の 表 示 色 が 変 わったことを 確 認 したうえで,その 列 の 上 で 右 ク リックし, 現 れたポップアップメニューから 初 期 属 性 データ 項 目 削 除 を 選 択 する ) < 削 除 せずに 残 す 項 目 > KEN_NAME( 都 道 府 県 名 ), SITYO_NAME( 支 庁 名 ), GST_NAME( 郡 市 特 別 区 政 令 指 定 都 市 名 ), CSS_NAME( 区 町 村 名 ), MOJI( 町 丁 字 等 名 称 ) 20. 残 した5 項 目 のうち,KEN_NAME,SITYO_NAME,GST_NAME,CSS_NAMEの4 項 目 については 単 位 (3 行 目 )を CAT とし,MOJIについては 同 じ 箇 所 を STR とする( 下 図 参 照 ) ( 当 該 セルをダブルクリックすると 編 集 可 能 になるので,( 異 なる 文 字 列 が 記 載 されている 場 合 は それを 削 除 したうえで) CAT または STR と 入 力 ) 入 力 後, CAT と 入 力 した 列 は, 当 該 列 の 一 番 上 のセルが カテゴリーデータ に,また, STR と 入 力 した 列 は 一 番 上 のセルが 文 字 データ となっていることを 確 認 する( 下 図 参 照 ) 1 2 3 4 5 データの 種 類 カテコ リーテ ータ カテコ リーテ ータ カテコ リーテ ータ カテコ リーテ ータ 文 字 データ タイトル KEN_NAME SITYO_NAME GST_NAME CSS_NAME MOJI 単 位 CAT CAT CAT CAT STR 1 県 市 2 県 市 3 県 市 複 数 の 市 町 村 のデータを 扱 う 場 合, 各 市 町 村 の 地 図 ファイルで, 初 期 属 性 データの 項 目,タイト ル, 単 位 が 異 なっていると, 次 の 段 階 で 複 数 の 市 町 村 の 地 図 データを1つのファイルに 統 合 する 際 に 支 障 となるので, 注 意 すること 21. OK ボタンをクリックし, 初 期 属 性 データ 編 集 ウィンドウを 閉 じる <Ⅱ- 4. 島 飛 び 地 等 の 処 理 > 22. メニューから 編 集 オブジェクト 名 関 係 同 一 オブジェクト 名 のオブジェクトを 結 合 を 選 択 する 確 認 のダイアログボックスが 現 れるので, はい をクリックする これにより, 別 々の 地 区 とし ( 6 )
て 扱 われていた 飛 び 地 が,1つの 地 区 として 扱 われるようになる 結 合 処 理 を 行 った 地 区 のID 番 号 表 示 するダイアログボックスが 現 れるので, OK ボタンをクリッ クする 同 一 オブジェクトグループ 内 で 同 じオブジェクト 名 のオブジェクトはありませんでした というダ イアログボックスが 現 れる 場 合 も, OK ボタンをクリックする これは, 同 一 ID 番 号 をもつ 地 区 の 飛 び 地 等 が 存 在 しないので 結 合 処 理 が 行 われなかった( 行 う 必 要 がない)ということである <Ⅱ- 5.MANDARA 形 式 での 地 図 ファイルの 保 存 > 23. メニューから ファイル 地 図 ファイル 保 存 を 選 択 し,ファイル 保 存 のダイアログボックスが 表 示 されるので, 適 当 なファイル 名 を 付 けて,MANDARA 形 式 の 地 図 ファイルとして 保 存 する 24. 複 数 の 市 町 村 について 地 図 データを 変 換 する 場 合 は,メニューから ファイル 新 規 作 成 を 選 択 し( 現 在 の 地 図 データは 破 棄 されます よろしいですか? と 確 認 のダイアログボックスが 現 れるが, 保 存 した 後 なら 大 丈 夫 なので, はい をクリック), 画 面 を 白 紙 状 態 にしたうえで, 次 の 市 町 村 について,ここまでの 手 順 (2~23)を 繰 り 返 す 25. 1つの 市 町 村 のデータしか 扱 わない 場 合 は, 地 図 データの 準 備 作 業 はこれで 終 わりとなるので, マップエディタを 終 了 する(メニューから ファイル マップエディタの 終 了 を 選 択 ) 複 数 の 市 町 村 の 地 図 データをダウンロード 変 換 した 場 合 は,すべての 市 町 村 の 地 図 データを 変 換 保 存 し 終 えた 後 に, 次 ページの Ⅲ. 複 数 の 市 町 村 の 地 図 データを1つのファイルに 統 合 へ 進 む ( 7 )
Ⅲ. 複 数 の 市 町 村 の 地 図 データを1つのファイルに 統 合 概 要 MANDARA 形 式 に 変 換 した 各 市 町 村 の 地 図 データを,1つのファイルにまとめます これにより, 複 数 の 市 町 村 にまたがった 地 図 を 描 くことが 可 能 になります 手 順 1. マップエディタのメニューから ファイル 地 図 ファイル 読 み 込 み を 選 択 する 2. ファイルを 開 くダイアログボックスが 表 示 されるので, 先 に 変 換 してMANDARA 形 式 で 保 存 した 地 図 ファイルのうちいずれか1つを 選 択 して, 開 く ボタンをクリックする 選 択 した 市 町 村 の 地 図 が 画 面 に 表 示 される 3. メニューから ファイル 地 図 ファイルの 挿 入 を 選 択 する 4. ファイルを 開 くダイアログボックスが 表 示 されるので,まだ 開 いていない 別 の 地 図 ファイル(いずれ か1つ)を 選 択 して, 開 く ボタンをクリックする オブジェクトグループ 名 線 種 名 が 同 じ 場 合 はまとめますか? と 尋 ねるダイアログボックスが 現 れるので, はい をクリックする (この 段 階 では,オブジェクトグループ 名 線 種 名 は 各 市 町 村 の 地 図 ごとに 異 なっているので, 作 業 上 関 係 ない ) 複 数 の 市 町 村 が1つの 地 図 として 画 面 に 表 示 される 5. まとめたい 地 図 データすべてについて,この 手 順 (3~4)を 繰 り 返 し, 対 象 となる 全 域 を1つの 地 図 として 表 示 させる 6. メニューから 設 定 線 種 設 定 線 種 統 合 を 選 択 する 7. 線 種 統 合 ダイアログボックスが 表 示 されるので, すべて 選 択 ボタンをクリックし,その 上 に 表 示 されている 線 種 すべてにチェックマークが 表 示 されたことを 確 認 したうえで, 統 合 後 の 名 称 欄 に 適 当 な 名 称 ( 例 えば, 国 勢 調 査 2005 小 地 域 )を 入 力 し, 統 合 ボタンをクリックする 確 認 のダイアログボックスが 現 れるので, はい をクリックする 8. メニューから 設 定 オブジェクトグループ 設 定 オブジェクトグループ 統 合 を 選 択 する 9. オブジェクトグループ 統 合 ダイアログボックスが 表 示 されるので, すべて 選 択 ボタンをクリック し,その 上 に 表 示 されているオブジェクトグループすべてにチェックマークが 表 示 されたことを 確 認 したうえで, 統 合 後 の 名 称 欄 に 適 当 な 名 称 ( 例 えば, 国 勢 調 査 2005 小 地 域 )を 入 力 し, 統 合 ボタンをクリックする 確 認 のダイアログボックスが 現 れるので, はい をクリックする もし, 初 期 属 性 のタイトルまたは 単 位 が 異 なるオブジェクトグループが 選 択 されています という ダイアログボックスが 表 示 されて,オブジェクトグループの 統 合 ができない 場 合 は, オブジェクト グループ 統 合 ダイアログボックスで キャンセル ボタンをクリックして,いったんダイアログボック スを 閉 じてから,メニューから 編 集 初 期 属 性 データ 編 集 を 選 択 し, 表 示 される 初 期 属 性 ( 8 )
データ 編 集 ウィンドウで, 初 期 属 性 データの 項 目,タイトル, 単 位 を 確 認 修 正 する( 前 章 の 手 順 18~21を 参 照 ) そのうえで, 再 度,オブジェクトグループ 統 合 を 行 う 10. オブジェクトグループ 設 定 のダイアログボックスが 現 れるので,そのまま OK ボタンをクリック する 11. メニューから ファイル 名 前 を 付 けて 地 図 ファイル 保 存 を 選 択 し,ファイル 保 存 のダイアログ ボックスが 表 示 されるので, 適 当 な 新 しい 名 前 を 付 けて1つに 統 合 された 地 図 を 保 存 する もとのファイル 名 のままだと, 最 初 に 開 いた 市 町 村 単 独 の 地 図 ファイルに, 統 合 後 の 地 図 データ で 上 書 きしてしまうことになるので, 注 意 すること 12. マップエディタを 終 了 する(メニューから ファイル マップエディタの 終 了 を 選 択 ) ( 9 )
Ⅳ. 統 計 データをMANDARAで 利 用 できるように 調 整 概 要 ダウンロードした 統 計 データをMicrosoft Excelで 開 いて,MANDARAタグを 付 加 する 手 順 1. ダウンロードして 展 開 した 統 計 データのファイル(ファイル 名 :tblt.txt)について, ファイル 名 末 尾 の 拡 張 子 を.txt から.csv に 変 更 する 2. Microsoft Excelを 起 動 する 統 計 データのファイルをExcelで 開 く 3. 複 数 の 市 町 村 にまたがった 地 図 を 描 きたい 場 合 は,すべての 市 町 村 の 統 計 データを 開 き,1つ のファイルにまとめる いずれか1つの 市 町 村 のファイルのデータの 最 下 行 の 下 に, 別 の 市 町 村 のファイルから( 項 目 名 等 の 記 された 冒 頭 2 行 を 除 いた)3 行 目 以 降 のデータをコピーして, 貼 り 付 ける 4. 2 行 目 ( 統 計 の 項 目 ラベルが 記 されている 行 )と3 行 目 ( 一 番 初 めの 地 区,すなわち 市 町 村 全 域 の 統 計 値 の 行 )の 間 に 新 たな 行 を1 行 挿 入 する(3 行 目 のいずれかのセルをクリックし,メニューから 挿 入 行 を 選 択 ) 5. 1 行 目 の 上 に 新 たな 行 を2 行 挿 入 する(1 行 目 のいずれかのセルをクリックし,メニューから 挿 入 行 を 選 択 この 操 作 をもう1 回 繰 り 返 す) 6. 次 の 太 線 枠 内 の 文 字 列 を 入 力 する(すでにデータがあるセルについては 書 き 換 える) A B C D E F 1 MAP 地 図 ファイル 名 2 MISSING ON 3 COMMENT HYOSYO HTKSYU CITYNAME NAME T 4 TITLE 地 域 単 位 符 号 秘 匿 合 算 符 号 市 区 町 村 町 丁 字 等 5 UNIT CAT CAT CAT STR 6 1 市 なお,B1セルの 地 図 ファイル 名 には, 対 応 する 地 図 ファイル(ⅡおよびⅢで 作 成 した MANDARA 形 式 の 地 図 ファイル)の 名 前 ( 末 尾 の.mpf は 省 略 可 )を 記 入 する 7. 5 行 目 ( 左 端 のセルが UNIT )の6 列 目 (F5セル) 以 降 の 各 セルについて,4 行 目 に 記 載 されて いる 統 計 の 項 目 名 に 対 応 させるかたちで, 数 値 の 単 位 ( 例 : 人, 世 帯 )を 入 力 していく 8. ファイルを 保 存 する(メニューから ファイル 上 書 き 保 存 または 名 前 を 付 けて 保 存 を 選 択 ) ( 10 )
Ⅴ.データをMANDARAで 開 いて 利 用 する 概 要 MANDARAタグを 付 加 したデータを,MANDARAで 読 み 込 む 手 順 <クリップボード 経 由 で 読 み 込 む 場 合 > 1. Ⅳで,Microsoft Excel 上 で 統 計 データのファイルを 開 いたままの 状 態 である 場 合 は,すべてのセ ルを 選 択 ( 画 面 左 上 の1 行 目 の 上,A 列 の 左 隣 の 灰 色 の 部 分 をクリック)した 上 で,メニューから 編 集 コピー を 選 択 する 2. MANDARAを 起 動 する 最 初 に 操 作 選 択 のダイアログボックスが 表 示 されるので, クリップ ボードのデータを 読 み 込 む を 選 択 し, OK ボタンをクリックする 既 にMANDARAが 起 動 している 場 合 は,メニューから ファイル クリップボードからデータの 読 み 込 み を 選 択 する 3. MANDARAにデータが 読 み 込 まれる データに 問 題 がある 旨 のメッセージ( 下 記 )が 表 示 されるが,そのまま OK ボタンをクリックする <ファイルから 読 み 込 む 場 合 > 1. MANDARAを 起 動 する 最 初 に 操 作 選 択 のダイアログボックスが 表 示 されるので, データファ イルから 読 み 込 む を 選 択 し, OK ボタンをクリックする 既 にMANDARAが 起 動 している 場 合 は,メニューから ファイル データファイル 読 み 込 み を 選 択 する 2. MANDARA 用 データファイル 読 み 込 み ダイアログボックスが 表 示 されるので, 読 み 込 むファイル (ⅣでMANDARAタグを 付 加 して 保 存 した,ファイル 名 末 尾 が.csv のファイル)を 選 択 し, 開 く ボタンをクリックする 3. MANDARAにデータが 読 み 込 まれる データに 問 題 がある 旨 のメッセージ( 下 記 )が 表 示 されるが,そのまま OK ボタンをクリックする データに 問 題 があります 以 下 のオブジェクトは 地 図 ファイルに 含 まれていません XXXXX XXXXXXXXX XXXXXXXXX ( 11 )
データに 問 題 がある 旨 のメッセージについて データを 読 み 込 んだ 際,データに 問 題 がある 旨 のメッセージが 表 示 されます これは, 統 計 デー タの 中 に, 当 該 市 町 村 の 全 域 での 集 計 値 など, 対 応 する 地 図 データがないものがあるためです しかし,これらは 町 丁 字 等 の 単 位 での 統 計 の 地 図 化 にあたっては 必 要 がありません この 先 の MANDARAでの 操 作 に 当 たっては 何 ら 支 障 がありませんので,このメッセージは 無 視 してかまい ません < 読 み 込 んだデータの 利 用 > MANDARAにデータを 読 み 込 んだら,MANDARAの 一 般 的 な 操 作 手 順 により, 統 計 データにもと づいた 主 題 図 の 作 成 などが 可 能 になります なお,この 文 書 に 示 した 方 法 でデータを 取 り 込 んだ 場 合, 地 図 と 統 計 ( 属 性 データ)とを 結 びつけ るオブジェクト 名 は, 町 丁 字 等 の 名 称 ではなく, 都 道 府 県 コード, 市 町 村 コード, 町 丁 字 等 番 号 を 結 合 したID 番 号 (KEY_CODE)となります 町 丁 字 等 の 名 称 は, 属 性 データの1つとして, 統 計 データのファイルの 中 に 収 録 されています ので,データ 表 示 (ラベル 表 示 ) 機 能 により,データ 項 目 から 選 択 すれば 地 図 上 に 表 示 することが できるほか, 地 図 が 表 示 された 出 力 画 面 においても, 属 性 データとして 参 照 することができます ( 地 図 上 で 右 クリック の 属 性 データ ) ( 12 )