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OSS-DB(PostgreSQL) 研 究 会 活 動 のご 紹 介 2013 年 6 月 7 日 TIS 株 式 会 社 産 業 事 業 本 部 西 日 本 産 業 事 業 部 西 日 本 産 業 システム 第 2 部 内 田 明 男 Copyright 2013 TIS Inc.

Agenda 1.TISのご 紹 介 2. 研 究 会 発 足 の 背 景 3. 活 動 概 要 4. 活 動 成 果 Copyright 2013 TIS Inc. 1

1.TISのご 紹 介 Copyright 2013 TIS Inc. 2

TISのご 紹 介 会 社 概 要 (2012 年 4 月 1 日 現 在 ) 登 記 名 称 設 立 株 式 TIS 株 式 会 社 昭 和 46 年 (1971 年 )4 月 28 日 株 式 移 転 による 共 同 持 株 会 社 ITホールディングス 株 式 会 社 の 設 立 により 株 式 会 社 東 京 証 券 取 引 所 及 び 株 式 会 社 大 阪 証 券 取 引 所 において 上 場 廃 止 資 本 金 231 億 円 代 表 者 従 業 員 代 表 取 締 役 社 長 6,812 名 桑 野 徹 Copyright 2013 TIS Inc. 3

TISのご 紹 介 沿 革 1971 年 4 月 1991 年 9 月 2001 年 1 月 2008 年 4 月 2011 年 4 月 2011 年 12 月 ( 株 ) 東 洋 情 報 システムを 設 立 大 阪 市 東 区 ( 現 中 央 区 )で ソフトウェア 開 発 サービスを 開 始 東 京 証 券 取 引 所 及 び 大 阪 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部 上 場 社 名 を TIS 株 式 会 社 に 変 更 東 京 本 社 ビルを 移 転 統 合 ( 株 )インテックホールディングスと 共 同 持 株 会 社 ITホールディ ングス( 株 ) を 設 立 TIS( 株 ) ソラン( 株 ) ( 株 )ユーフィットが 合 併 新 生 TIS 株 式 会 社 が 発 足 東 京 本 社 ビルを 西 新 宿 に 移 転 し 東 京 地 区 のオフィスを 集 約 ( 大 阪 地 区 は 江 坂 に 集 約 ) Copyright 2013 TIS Inc. 4

TISのご 紹 介 産 業 事 業 本 部 製 造 流 通 社 会 インフラ サービス 情 報 通 信 分 野 のお 客 様 向 ソリューション 事 業 の 推 進 産 業 事 業 推 進 部 産 業 ソリューション 推 進 部 金 融 第 1 事 業 本 部 特 定 のお 客 様 向 けの 開 発 保 守 運 用 ビジネ スの 推 進 西 日 本 産 業 事 業 部 東 日 本 産 業 事 業 部 西 日 本 地 域 の 産 業 系 のお 客 様 を 担 当 東 日 本 地 域 の 産 業 系 のお 客 様 を 担 当 金 融 第 2 事 業 本 部 金 融 及 びカード 分 野 での 開 発 保 守 運 用 ビ ジネスの 推 進 中 部 産 業 事 業 部 ネットコミニケーション 事 業 部 中 部 地 域 の 産 業 系 のお 客 様 を 担 当 東 日 本 地 域 のサービス 通 信 ネットビジネス 人 材 ビジネスのお 客 様 を 担 当 ITソリューションサービス 本 部 公 共 宇 宙 事 業 本 部 公 共 宇 宙 分 野 のお 客 様 向 け ワンストッ プソリューション 事 業 の 推 進 業 種 業 界 を 横 断 する 共 通 のソリューション 事 業 の 推 進 ITソリューションサービス 事 業 推 進 部 IT 戦 略 コンサルティング 部 エンタープライズソリューション 事 業 部 業 界 横 断 型 の 業 務 モデルを 中 心 とした ソリューション 事 業 の 推 進 ビジネスシステム コンサルティング 事 業 部 SAPソリューションを 中 心 としたERP 特 化 型 事 業 の 推 進 IT 基 盤 サービス 本 部 業 種 業 界 を 横 断 するIT 基 盤 サービス 事 業 の 推 進 IT 基 盤 サービス 事 業 推 進 部 データセンター 統 括 部 IT 基 盤 サービス 企 画 室 IT 基 盤 サービス 第 1 事 業 部 御 殿 山 DCを 核 とした 高 付 加 価 値 基 盤 サービスの 推 進 及 び 部 品 群 やサービスプラットフォームの 提 供 など 基 盤 運 用 管 理 アウトソーシングビジネスの 推 進 アドバンストソリューション 事 業 部 新 規 ソリューションの 推 進 と 事 業 化 までのイン キュベーション 本 社 系 組 織 コーポレート 本 部 アプリケーション 開 発 部 特 定 領 域 のソフトウェア 開 発 における 技 術 スキルの 全 社 集 約 全 社 展 開 Copyright 2013 TIS Inc. 5

2. 研 究 会 発 足 の 背 景 Copyright 2013 TIS Inc. 6

TISのOSSへの 取 り 組 み 2008 年 から 戦 略 技 術 センターでPostgreSQLを 中 心 とした OSSに 関 する 技 術 検 証 を 開 始 エンタープライズ 領 域 へのOSS 適 用 を 目 指 して そのノウハウ をOSS 推 奨 構 成 ISHIGAKI Template として 体 系 化 Copyright 2013 TIS Inc. 7

TISの 想 い ISHIGAKI Template を 活 かしたビジネスをしたい OSSマイグレーションサービス を 企 画 詳 細 は 以 下 のアドレスをご 確 認 ください http:/ / www.tis.jp/ service_solution/ ossmigration/ OSSで 関 西 のビジネスを 盛 り 上 げたい リスクを 一 緒 に 乗 り 越 え ノウハウを 共 有 するための 原 動 力 となるパートナーシップ 構 築 を 意 図 した OSS-DB 研 究 会 を 企 画 Copyright 2013 TIS Inc. 8

KSSOL 様 の 想 い 自 社 データセンターを 基 盤 としたフルサポートサービスに OSSを 活 用 したい OSSに 関 するノウハウ 蓄 積 OSSで 関 西 のビジネスを 盛 り 上 げたい OSSを 活 用 したビジネススキームの 構 築 Copyright 2013 TIS Inc. 9

3. 活 動 概 要 Copyright 2013 TIS Inc. 10

活 動 内 容 < 概 要 > KSSOL 様 提 供 の 社 内 システムに 対 し TISのOSSマイグレー ションサービスである DBアセスメントサービス と 移 行 サービ ス を 適 用 し KSSOL 様 /TISの 共 同 でOracleからPostgr esqlへのdb 移 行 を 実 施 した 工 程 作 業 場 所 作 業 内 容 準 備 作 業 各 社 研 究 会 の 目 的 /テーマ/スケジュールを 決 定 する (OSS-DB 研 究 会 推 進 計 画 書 の 立 案 ) DBアセスメント 各 社 パイロットシステムのダンプ 情 報 やヒアリング 情 報 をもとにアセスメ ントを 実 施 し 移 行 性 難 易 度 および 概 算 見 積 りを 算 出 する 移 行 PJ 計 画 策 定 各 社 移 行 作 業 のスケジュール タスク 体 制 役 割 などを 定 義 した 移 行 PJ 計 画 書 を 策 定 する 移 行 実 施 KSSOL KSSOL 様 とTISの 共 同 でパイロットシステムの 移 行 作 業 を 行 う 評 価 / 振 り 返 り 各 社 研 究 会 を 通 して 得 られた 成 果 を 評 価 する Copyright 2013 TIS Inc. 11

活 動 内 容 < 対 象 システムの 概 略 > 言 語 :Java PL/SQL FW:Struts ORMは 使 用 せずPreparedStatementをアプリ 内 から 発 行 し ResultSetを 受 け 取 る 方 式 対 象 パッケージ:kokyaku,common ( 約 32,000ステップ) < 移 行 対 象 > DBオブジェクト(テーブル インデックス ビュー シーケンス) データ Javaプログラム PL/SQL PL/PgSQL Copyright 2013 TIS Inc. 12

スケジュール 作 業 工 程 ~12.9 12.10 12.11 12.12 13.1 13.2 13.3 マイルストーン 準 備 作 業 DBアセスメント PJ 移 行 計 画 策 定 移 行 実 施 スキーマ 移 行 (K/T) データ 移 行 (K/T) Java 移 行 (T) PL/SQL 移 行 (K) Ora2Pg 検 証 (K) 評 価 まとめ () 内 は 実 施 の 主 担 当 K:KSSOL T:TIS 研 究 会 推 進 計 画 策 定 キックオフ 報 告 会 (11/16) 報 告 会 (12/26) 報 告 会 (2/21) 報 告 会 (3/28) Copyright 2013 TIS Inc. 13

4. 活 動 成 果 Copyright 2013 TIS Inc. 14

研 究 会 で 得 られたノウハウ 机 上 でのみ 整 理 していた 各 種 ドキュメントやツール 類 に 対 し 実 移 行 を 通 じて 得 た 知 見 をフィードバックすることができた Oracle PostgreSQL 変 換 仕 様 アセスメントツール(コスト 算 出 ツール) Ora2Pgパラメータ 設 定 一 覧 などなど 次 ページ 以 降 で 簡 単 にご 紹 介 し ます KSSOL 松 添 様 より 詳 しくご 紹 介 頂 きます Copyright 2013 TIS Inc. 15

実 移 行 を 通 じて 得 た 知 見 のご 紹 介 1. データ 型 キャスト Oracleでは 暗 黙 的 に 変 換 されていた 文 字 型 と 数 値 型 の 比 較 等 が Oracleではエラーになる データ 参 照 時 のエラー 箇 所 はPostreSQLの CREATE CAST で 対 応 データ 登 録 時 のエラー 箇 所 に 対 しては 明 示 的 に 型 を 指 定 し 対 応 2. SELECT FOR UPDATE 時 の 外 部 結 合 SELECT FOR UPDATEで 外 部 結 合 している 場 合 Oracleでは 外 部 結 合 しているテーブルもロック 対 象 となるが PostgreSQLではエラーになる SELECT FOR UPDATE 対 象 のテーブルを 個 々にロックすることで 対 応 3. 副 問 合 せ 時 の 表 別 名 PostgreSQLでは 副 問 合 せ 時 に 表 別 名 をつける 必 要 がある 表 別 名 をつけることで 対 応 Copyright 2013 TIS Inc. 16

実 移 行 を 通 じて 得 た 知 見 のご 紹 介 4. MAXなどの 列 別 名 以 下 のようなSQLの 場 合 列 の 名 称 が 異 なるためJavaでデータを 取 得 する 際 にエラーになる 例 :SELECT COUNT(*), 項 目 1 項 目 2 Oracleの 検 索 結 果 の 列 名 :COUNT(*), 項 目 1 項 目 2 PostgreSQLの 検 索 結 果 の 列 名 :count,?column? 列 に 対 して 別 名 をつけて 対 応 5. UPDATE 文 の 表 別 名 UPDATE 文 で 表 別 名 を 指 定 している 場 合 SET [ 表 別 名 ].[カラム 名 ] = の 記 載 でエラーになる SET 句 で 表 別 名 を 使 用 しないよう 変 更 Copyright 2013 TIS Inc. 17

実 移 行 を 通 じて 得 た 知 見 のご 紹 介 6. SQL 内 に 全 角 が 含 まれているとエラー OracleではSQLに 全 角 が 含 まれていても 正 常 終 了 するが PostgreSQLの 場 合 はエラーになる SQL 内 の 全 角 を 半 角 にすることで 対 応 7. NULL 文 字 連 結 Oracleでは 空 文 字 とNULLは 同 じものとして 扱 われるが PostgreSQLでは 別 のものとして 扱 われる concat 関 数 coalesce 関 数 を 利 用 して 同 等 の 処 理 を 実 現 - SELECT concat('abc',null) FROM user; - SELECT * FROM user WHERE coalesce(phone_no, '') = '' Copyright 2013 TIS Inc. 18

実 移 行 を 通 じて 得 た 知 見 のご 紹 介 ツール(Orafce 自 動 置 換 ツール)を 利 用 することでの 効 率 化 について 今 回 の 実 績 値 としては 以 下 の 結 果 となりました 250 200 約 15%の 効 率 効 果 が 期 待 できます 150 約 33%の 効 率 化 効 果 が 期 待 できます 100 自 動 ツール 効 果 Orafce 効 果 修 正 箇 所 50 0 ツール 未 使 用 Orafce Orafce+ 自 動 置 換 Copyright 2013 TIS Inc. 19

もう1つの 成 果 研 究 会 はKSSOL 様 /TIS 双 方 にとって 新 しい 試 みであり KSSOL 様 におかれては 社 内 環 境 の 利 用 調 整 やパイロット システムの 提 供 に 至 るまで 多 大 なご 協 力 を 賜 りました 更 に お 互 いに 実 業 務 を 持 ちながら 協 力 的 に 研 究 会 を 推 進 してきたことで 強 い 信 頼 関 係 が 築 けたと 考 えます 今 後 も 関 係 の 維 持 向 上 を 継 続 しつつ 両 社 の 強 みを 活 かし OSSビジネスを 共 に 推 進 していきましょう!! Copyright 2013 TIS Inc. 20

それでは 松 添 さん よろしくお 願 いします!! Copyright 2013 TIS Inc. 21