NEC 社 製 UNIVERGE IX2105 ベンチマークテストレポート#2 IP 拡 張 機 能 編 DUT(テスト 対 象 装 置 : Device Under Test) IX2105 2015/10/20
目 次 DUT(テスト 対 象 装 置 : Device Under Test):NEC 社 製 UNIVERGE IX2105... 3 ベンチマークテスト 内 容 と 結 果... 4 1. IP 標 準 設 定 での RFC 2544 準 拠 テスト... 4 スループットテスト... 4 レイテンシテスト... 5 2. IP100 フローでの RFC 2544 準 拠 テスト... 5 スループットテスト... 5 レイテンシテスト... 6 3-1. ACL 設 定 環 境 での RFC 2544 準 拠 テスト... 6 スループットテスト... 6 レイテンシテスト... 7 3-2. ACL1000 行 設 定 環 境 での RFC 2544 準 拠 テスト... 7 スループットテスト... 7 レイテンシテスト... 7 3-3. ACL 100 フロー 下 での RFC 2544 準 拠 テスト... 8 スループットテスト... 8 レイテンシテスト... 9 4. IPsec 構 成 での RFC 2544 準 拠 テスト... 9 スループットテスト... 9 レイテンシテスト... 10 5. スループット/レイテンシまとめ... 10 スループット... 10 レイテンシ... 10 ベンチマークテスト 機 材... 11 PAGE 1 OF 12
リファレンス... 11 NEC 社 製 UNIVERGE IX2105 設 定... 11 PAGE 2 OF 12
DUT(テスト 対 象 装 置 : Device Under Test):NEC 社 製 UNIVERGE IX2105 DUT 概 要 UNIVERGE IX2105 は 4 ポートの 10/100/1000 Gigabit Ethernet マネージド スイッチと WAN ポートが 搭 載 されているサービス 統 合 型 ルータである ポート 構 成 LAN ポート : 4 ポート : 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T, スイッチングハブ WAN ポート : 1 ポート : GE OS Version 10.2 NEC 社 製 UNIVERGE IX2105 http://jpn.nec.com/univerge/ix/info/ix2105.html PAGE 3 OF 12
ベンチマークテスト 内 容 と 結 果 DUT に 特 定 の IP 拡 張 機 能 を 設 定 した 際 の 各 イーサネットインタフェースのトラフィック 転 送 性 能 を 評 価 するため 次 の 項 目 についてテストを 行 った 1. IP 標 準 設 定 での RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT に 標 準 的 な IP 設 定 を 加 えた 環 境 で RFC 2544 *1 に 準 拠 したスループットテストを 行 い DUT 標 準 設 定 でのパフォーマンスを 確 認 した 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを 各 インタフェースに 設 定 した トラフィックのフレーム 長 は 64 バイトから 1518 バイトまでの 固 定 長 テスト 時 間 は 60 秒 とした 実 通 信 環 境 では 様 々なフレーム 長 が 混 在 したトラフィックが 流 れるため トラフィックに imix *2 パターンを 用 いたテストも 合 わせて 行 った imix パターンは 次 のフレーム 長 の 組 み 合 わせとした imixdistribution Ethernet Size (byte) Weight Percentage(%) Short 64 7 58.33 Mid 570 4 33.33 Long 1518 1 8.33 テスト 構 成 PAGE 4 OF 12
レイテンシテスト IP 標 準 設 定 の DUT に 負 荷 をかけた 状 態 でのレイテンシテストを 行 った 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスループットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイテンシ 測 定 モードは FIFO を 用 いた 2. IP100 フローでの RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT が 扱 うフロー 数 によるスループットへの 影 響 を 調 べるため DUT に 標 準 的 な IP 設 定 を 加 えた 環 境 で 測 定 器 から 送 信 する IP トラフィックフローを 100 フロー 印 加 し RFC 2544 に 準 拠 したスループットテス トを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 100 の 組 み 合 わせをフローとして 各 インタフェースに 設 定 した トラフィックのフレーム 長 は 64 バイトから 1518 バイトま での 固 定 長 および imix パターンとし テスト 時 間 は 60 秒 とした テスト 構 成 PAGE 5 OF 12
レイテンシテスト DUT が 扱 うフロー 数 によるレイテンシへの 影 響 を 調 べるため IP 標 準 設 定 の DUT に 測 定 器 から 送 信 す る IP トラフィックフローを 100 フロー 印 加 した 状 態 でレイテンシテストを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 100 の 組 み 合 わせをフローとして 各 インタフェース に 設 定 した 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスループットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイ テンシ 測 定 モードは FIFO を 用 いた 3-1. ACL 設 定 環 境 での RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT の 拡 張 機 能 設 定 によるスループットへの 影 響 を 調 べるため DUT 標 準 設 定 に ACL(Access Control List) 設 定 を 追 加 した 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したスループットテストを 行 った 測 定 器 から のトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを 各 インタフェースに 設 定 した トラフィックのフレーム 長 は 64 バイトから 1518 バイトまでの 固 定 長 および imix パターンとし テス ト 時 間 は 60 秒 とした ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 1 行 設 定 し 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した テスト 構 成 PAGE 6 OF 12
レイテンシテスト DUT の 拡 張 機 能 設 定 によるレイテンシへの 影 響 を 調 べるため DUT 標 準 設 定 に ACL 設 定 を 追 加 し た 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したレイテンシテストを 行 った 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスル ープットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイテンシ 測 定 モードは FIFO を 用 いた ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 1 行 設 定 し 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した 3-2. ACL1000 行 設 定 環 境 での RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT に 設 定 する ACL 行 数 の 影 響 を 調 べるため 追 加 する ACL 設 定 1000 行 とした 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したスループットテストを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP ア ドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを 各 インタフェースに 設 定 した トラフィックのフレーム 長 は 64 バイトから 1518 バイトまでの 固 定 長 および imix パターンとし テスト 時 間 は 60 秒 とした ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 しない 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせ を Deny 条 件 で 999 行 設 定 し 最 後 にトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アド レスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 設 定 した ACL は 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した レイテンシテスト DUT に 設 定 する ACL 行 数 の 影 響 を 調 べるため 追 加 する ACL 設 定 1000 行 とした 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したレイテンシテストを 行 った 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスループットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイテンシ 測 定 モードは FIFO を 用 いた PAGE 7 OF 12
ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 しない 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせ を Deny 条 件 で 999 行 設 定 し 最 後 にトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アド レスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 設 定 した ACL は 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した 3-3. ACL 100 フロー 下 での RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT に 設 定 する ACL を 100 行 設 定 し 測 定 器 からのトラフィックフローを 100 行 全 てマッチさせた 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したスループットテストを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスと あて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 100 の 組 み 合 わせをフローとして 各 インタフェースに 設 定 した トラフィッ クのフレーム 長 は 64 バイトから 1518 バイトまでの 固 定 長 および imix パターンとし テスト 時 間 は 60 秒 とした ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 100 行 設 定 し 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した テスト 構 成 PAGE 8 OF 12
レイテンシテスト DUT に 設 定 する ACL を 100 行 設 定 し 測 定 器 からのトラフィックフローを 全 てマッチさせた 環 境 で RFC 2544 に 準 拠 したレイテンシテストを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アド レスを 1 対 1 とする 100 の 組 み 合 わせをフローとして 各 インタフェースに 設 定 した 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスループットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイテンシ 測 定 モードは FIFO を 用 い た ACL は 測 定 器 からのトラフィックフローと 一 致 する 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスの 組 み 合 わせを Permit 条 件 で 100 行 設 定 し 各 インタフェースの 入 力 方 向 に 適 用 した 4. IPsec 構 成 での RFC 2544 準 拠 テスト スループットテスト DUT に IPsec を 設 定 した 場 合 のスループットへの 影 響 を 調 べるため 同 一 機 種 である DUT を 2 台 対 向 で 接 続 し RFC 2544 に 準 拠 したスループットテストを 行 った DUT の IPsec 条 件 は 下 記 を 用 いた IPsec 条 件 ESP-AES256, ESP-SHA, Tunnel mode 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレスとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを 各 イン タフェースに 設 定 した カプセル 化 のオーバヘッドを 考 慮 してトラフィックのフレーム 長 は 64 バイトから 1280 バイトまでの 固 定 長 とし テスト 時 間 は 60 秒 とした テスト 構 成 PAGE 9 OF 12
レイテンシテスト DUT に IPsec を 設 定 した 場 合 のレイテンシへの 影 響 を 調 べるため 同 一 機 種 である DUT を 2 台 対 向 で 接 続 し RFC 2544 に 準 拠 したレイテンシテストを 行 った 測 定 器 からのトラフィックは 送 信 元 IP アドレ スとあて 先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを 各 インタフェースに 設 定 した 入 力 するトラフィック 負 荷 は 先 に 測 定 したスループットを 用 いた テスト 時 間 は 60 秒 とし レイテンシ 測 定 モードは FIFO を 用 いた 5. スループット/レイテンシまとめ スループット 各 テスト 構 成 でのスループット(%)を 下 表 にまとめる レイテンシ 各 テスト 構 成 での 平 均 レイテンシ(usec)を 下 表 にまとめる PAGE 10 OF 12
ベンチマークテスト 機 材 本 ベンチマークテストには 下 記 の 測 定 器 を 用 いた Spirent Communications 社 トラフィックジェネレータ Spirent TestCenter Version 4.49 リファレンス *1 http://tools.ietf.org/html/rfc2544 ネットワーク 装 置 のベンチマーク 手 法 Benchmarking Methodology for Network Interconnect Devices *2 http://tools.ietf.org/html/rfc6985 IMIX ゲノム: 追 加 テストのための 混 合 パケット 長 仕 様 IMIX Genome: Specification of Variable Packet Sizes for Additional Testing NEC 社 製 UNIVERGE IX2105 設 定 設 定 ファイルは 以 下 の URL よりダウンロード 可 能 です PAGE 11 OF 12
免 責 本 テストレポートは@benchmark 会 員 よりテスト 申 請 を 受 けて 株 式 会 社 東 陽 テクニカがテストを 実 施 しております テストに 際 し DUT の 設 定 はレポート 内 の 設 定 ファイルで 記 載 しており この 設 定 テスト 環 境 における 実 測 値 を 記 載 しており DUT の 性 能 を 保 証 するものではありません 本 テストレポートに 関 する 会 員 からの 質 問 は benchstaff@at-benchmark.com でお 受 けしておりま す なお 会 員 以 外 からの 質 問 には 一 切 お 答 えできません 本 テストレポートをデータとしてご 利 用 いただく 場 合 会 員 規 約 で 規 定 されている 注 意 事 項 を 了 承 された ものとします 本 テストレポートに 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 などは 各 社 の 商 標 および 登 録 商 標 です PAGE 12 OF 12