vCenter Server およびホスト管理 - ESXi 6.0



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Update 1 ESXi 6.0 vcenter Server 6.0 このドキュメントは 新 しいエディションに 置 き 換 わるまで ここで 書 いてある 各 製 品 と 後 続 のすべてのバージョンをサ ポートします このドキュメントの 最 新 版 をチェックする には http://www.vmware.com/jp/support/pubs を 参 照 してください JA-001801-00

最 新 の 技 術 ドキュメントは VMware の Web サイト(http://www.vmware.com/jp/support/)にあります VMware の Web サイトでは 最 新 の 製 品 アップデートも 提 供 されています このドキュメントに 関 するご 意 見 およびご 感 想 がある 場 合 は docfeedback@vmware.com までお 送 りください Copyright 2009 2015 VMware, Inc. 無 断 転 載 を 禁 ず 著 作 権 および 商 標 情 報 VMware, Inc. 3401 Hillview Ave. Palo Alto, CA 94304 www.vmware.com ヴイエムウェア 株 式 会 社 105-0013 東 京 都 港 区 浜 松 町 1-30-5 浜 松 町 スクエア 13F www.vmware.com/jp 2 VMware, Inc.

目 次 VMware vcenter Server およびホスト 管 理 について 9 1 vsphere の 概 念 および 機 能 11 仮 想 化 の 基 本 11 vsphere データセンターの 物 理 トポロジ 12 vsphere のソフトウェア コンポーネント 12 vsphere のクライアント インターフェイス 15 vsphere が 管 理 するインベントリ オブジェクト 15 オプションの vcenter Server コンポーネント 17 vcenter Server のプラグイン 18 2 vsphere Web Client の 使 用 21 vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server へのログイン 22 vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server からのログアウト 22 vsphere Web Client ナビゲータの 使 用 23 vsphere Web Client インベントリ ツリーの 使 用 23 ユーザー インターフェイスのカスタマイズ 24 ユーザー インターフェイスのコンポーネントの 再 配 置 24 [レイアウト 設 定 ] メニューを 使 用 したユーザー インターフェイスのカスタマイズ 24 カスタマイズ 可 能 なユーザー インターフェイス 機 能 の 無 効 化 25 クライアント 統 合 プラグインのインストール 25 処 理 中 のタスクの 一 時 停 止 と 再 開 26 データの 更 新 26 インベントリの 検 索 27 クイック 検 索 の 実 行 27 単 純 検 索 の 実 行 28 詳 細 検 索 の 実 行 28 検 索 の 保 存 29 保 存 済 み 検 索 のロード 29 クイック フィルタの 使 用 29 vsphere オブジェクトで 使 用 可 能 なクイック フィルタ 30 最 近 のオブジェクトの 表 示 31 vsphere Web Client のタイムアウト 値 の 構 成 32 保 管 ユーザー データの 削 除 32 オブジェクトのドラッグ アンド ドロップ 33 リストのエクスポート 33 キーボードのショートカット 34 インベントリのキーボード ショートカット 34 キーボード ショートカットを 使 用 したスケジュール 設 定 タスクの 作 成 34 VMware, Inc. 3

3 ホストと vcenter Server の 構 成 35 ホスト 構 成 35 ESXi ホスト 上 での 起 動 デバイスの 構 成 35 エージェント 仮 想 マシン 設 定 の 構 成 35 ホストの 詳 細 属 性 の 設 定 36 vsphere ネットワーク 上 の 時 計 の 同 期 37 ホストの 時 間 の 構 成 の 編 集 37 vcenter Server の 構 成 38 vcenter Server のライセンス 設 定 の 構 成 38 統 計 設 定 の 構 成 38 vcenter Server のランタイム 設 定 の 構 成 41 ユーザー ディレクトリ 設 定 の 構 成 41 メール 送 信 元 設 定 の 構 成 42 SNMP 設 定 の 構 成 42 ポート 設 定 の 表 示 43 タイムアウト 設 定 の 構 成 43 ログ 機 能 のオプションの 構 成 44 データベース 設 定 の 構 成 44 レガシー ホストの SSL 証 明 書 の 確 認 45 詳 細 設 定 の 構 成 46 他 のログイン ユーザーへのメッセージの 送 信 46 サービスの 設 定 の 編 集 47 サービスの 起 動 停 止 および 再 起 動 47 vsphere Web Client でのサービスの 構 成 48 拡 張 リンク モードの 使 用 55 ESXi vcenter Server および vsphere Web Client 間 の 通 信 の 構 成 55 4 カスタマ エクスペリエンス 改 善 プログラムの 構 成 57 VMware が 受 信 する 情 報 の 種 類 57 vsphere Web Client でカスタマ エクスペリエンス 改 善 プログラムに 参 加 する 57 vcenter Server をアップグレードした 後 でカスタマ エクスペリエンス 改 善 プログラムに 再 び 参 加 58 5 vcenter Server の 可 用 性 の 実 現 59 vsphere High Availability クラスタの 使 用 59 ウォッチドッグ サポートの 確 立 60 vcenter Server 可 用 性 のための MSCS の 使 用 60 vcenter Server の 可 用 性 を 確 保 するための MSCS の 設 定 61 6 vcenter Host Gateway を 使 用 したサードパーティ 製 ハイパーバイザーの 管 理 63 vcenter Host Gateway のシステム 要 件 64 サポート 対 象 のサードパーティ 製 ハイパーバイザー 65 vcenter Host Gateway アプライアンスのデプロイ 65 OVF デプロイ ウィザードの 起 動 66 OVF ソースの 場 所 の 選 択 66 OVF の 詳 細 の 確 認 66 OVF 使 用 許 諾 契 約 書 の 同 意 67 OVF の 名 前 と 場 所 の 選 択 67 vcenter Host Gateway OVF テンプレートのストレージの 選 択 67 4 VMware, Inc.

目 次 OVF ネットワークのセットアップ 68 OVF テンプレートのカスタマイズ 68 構 成 の 確 認 とデプロイの 完 了 69 vcenter Host Gateway のユーザー アクセス 許 可 69 vcenter Host Gateway アプライアンスの 構 成 69 vcenter Host Gateway サービスの 再 起 動 70 vcenter Host Gateway アプライアンスの 時 刻 設 定 の 同 期 70 vcenter Host Gateway アプライアンスのネットワーク 設 定 の 変 更 71 プロキシ 設 定 の 構 成 71 vcenter Host Gateway サービスの 登 録 の 管 理 72 vcenter Host Gateway アプライアンスの 管 理 者 パスワードの 変 更 72 vcenter Host Gateway アプライアンスの 再 起 動 またはシャットダウン 72 サポート バンドルのダウンロード 73 vcenter Server インベントリへのサードパーティ 製 ホストの 追 加 73 vsphere Web Client でのサードパーティ ホストの 管 理 でサポートされるアクション 74 vsphere Web Client でのサードパーティ 仮 想 マシンの 管 理 でサポートされるアクション 74 7 インベントリの 編 成 75 データセンターの 作 成 76 ホストの 追 加 76 クラスタの 作 成 77 フォルダの 作 成 78 8 オブジェクトのタギング 81 タグへのカスタム 属 性 の 移 行 81 タグ カテゴリの 作 成 82 タグ カテゴリの 削 除 83 タグ カテゴリの 編 集 84 タグの 作 成 84 オブジェクトへのタグの 適 用 85 オブジェクトからのタグの 削 除 85 タグの 削 除 86 タグの 編 集 86 タグ 付 けのベスト プラクティス 86 9 ライセンスの 管 理 およびレポート 89 ライセンスの 専 門 用 語 と 定 義 90 vsphere 6.0 でのライセンス サービス 90 vcenter Server 6.0 および 5.5 システムが 含 まれる 環 境 のライセンス 91 vsphere の 製 品 のライセンス 91 ESXi ホストのライセンス 91 vcenter Server のライセンス 92 Virtual SAN が 有 効 なクラスタのライセンス 93 スイート ライセンス 94 VMware vcloud Suite のライセンス 94 vsphere with Operations Management のライセンス 94 ライセンスの 管 理 95 新 規 ライセンスを 作 成 95 VMware, Inc. 5

複 数 の 資 産 へのライセンスの 割 り 当 て 96 ESXi ホストのライセンス 設 定 の 構 成 96 vcenter Server のライセンス 設 定 の 構 成 97 Virtual SAN クラスタへのライセンスの 割 り 当 て 98 資 産 の 評 価 モードへの 設 定 98 ライセンスの 名 前 変 更 99 ライセンスを 削 除 99 ライセンス 情 報 の 表 示 100 vsphere 環 境 に 関 するライセンス 情 報 の 表 示 100 製 品 に 関 する 使 用 可 能 なライセンスおよび 機 能 の 表 示 100 資 産 が 使 用 する 機 能 の 表 示 101 ライセンス キーの 表 示 101 資 源 のライセンス 機 能 の 表 示 101 vsphere Web Client でのライセンス 使 用 量 レポートの 生 成 102 複 数 の 製 品 のライセンス 使 用 量 の 表 示 102 単 一 製 品 のライセンス 使 用 量 の 詳 細 の 表 示 102 ライセンス 使 用 量 レポートのエクスポート 103 10 タスクの 操 作 105 タスクの 管 理 105 タスクの 表 示 105 タスクのスケジュール 設 定 105 スケジュール 設 定 タスクの 作 成 106 タスクの 変 更 またはスケジュールの 再 設 定 107 スケジュール 設 定 タスクの 削 除 108 11 ESXi ホストの 再 起 動 またはシャットダウン 109 12 vcenter Server でのホストの 管 理 111 ホストの 切 断 と 再 接 続 111 管 理 対 象 ホストの 切 断 111 管 理 対 象 ホストの 再 接 続 112 vcenter Server の SSL 証 明 書 が 変 更 されたあとのホストの 再 接 続 112 クラスタからのホストの 削 除 112 vcenter Server からの 管 理 対 象 ホストの 削 除 113 13 仮 想 マシンの 移 行 115 コールド 移 行 116 vmotion での 移 行 117 vmotion のホスト 構 成 118 vmotion の 仮 想 マシンの 要 件 および 制 限 事 項 121 共 有 ストレージのない 環 境 での vmotion を 使 用 した 移 行 122 vcenter Server システム 間 での 移 行 122 Storage vmotion での 移 行 124 Storage vmotion の 要 件 および 制 限 事 項 124 CPU の 互 換 性 と EVC 125 CPU の 互 換 性 シナリオ 125 CPU ファミリと 機 能 セット 126 6 VMware, Inc.

目 次 Enhanced vmotion Compatibility について 126 ホストの EVC 要 件 127 EVC クラスタの 作 成 127 既 存 のクラスタでの EVC の 有 効 化 128 クラスタの EVC モードの 変 更 128 仮 想 マシンの EVC モードの 決 定 129 ホストがサポートする EVC モードの 特 定 130 3DNow! が 搭 載 されていない AMD プロセッサのクラスタの 準 備 130 CPU の 互 換 性 マスク 131 EVC クラスタの CPUID 詳 細 の 表 示 131 パワーオフ 状 態 またはサスペンド 状 態 の 仮 想 マシンの 移 行 132 新 しい 計 算 リソースへの 仮 想 マシンの 移 行 133 新 しい 計 算 リソースおよびストレージへの 仮 想 マシンの 移 行 134 新 しいストレージへの 仮 想 マシンの 移 行 136 ESXi ホストの vmotion TCP/IP スタックへの vmotion トラフィックの 配 置 138 プロビジョニング TCP/IP スタックへのコールド 移 行 クローン 作 成 およびスナップショットのトラフィック の 配 置 139 同 時 移 行 の 制 限 140 移 行 の 互 換 性 の 確 認 について 141 14 vrealize Orchestrator を 使 用 した 管 理 タスクの 自 動 化 143 ワークフローの 概 念 143 vsphere オブジェクトでの 管 理 タスクの 実 行 144 デフォルトの vrealize Orchestrator の 構 成 145 ワークフローと vsphere インベントリ オブジェクトの 関 連 付 けの 管 理 145 ワークフローと vsphere インベントリ オブジェクト タイプの 関 連 付 け 145 ワークフローと vsphere オブジェクトの 関 連 付 けの 編 集 146 ワークフローと vsphere オブジェクトの 関 連 付 けのエクスポート 147 ワークフローと vsphere オブジェクトの 関 連 付 けのインポート 147 ワークフローの 管 理 148 vsphere インベントリ オブジェクトに 対 するワークフローの 実 行 148 ワークフローの 実 行 に 関 する 情 報 の 表 示 149 特 定 ワークフローの 実 行 に 関 する 情 報 の 表 示 149 ユーザーの 操 作 を 待 機 しているワークフローの 表 示 150 ワークフローの 検 索 150 ワークフローのスケジュール 設 定 151 インベントリ オブジェクトの 管 理 ワークフロー 154 クラスタとコンピューティング リソースのワークフロー 154 ゲスト 操 作 ファイルのワークフロー 155 ゲスト 操 作 プロセスのワークフロー 156 カスタム 属 性 のワークフロー 156 データセンターのワークフロー 156 データストアとファイルのワークフロー 156 データセンター フォルダ 管 理 のワークフロー 157 ホスト フォルダ 管 理 のワークフロー 157 仮 想 マシン フォルダ 管 理 のワークフロー 157 基 本 的 なホスト 管 理 のワークフロー 157 ホスト 電 力 管 理 のワークフロー 158 ホスト 登 録 管 理 のワークフロー 158 VMware, Inc. 7

ネットワーキングのワークフロー 158 分 散 仮 想 ポート グループのワークフロー 159 分 散 仮 想 スイッチのワークフロー 159 標 準 仮 想 スイッチのワークフロー 159 リソース プールのワークフロー 160 ストレージのワークフロー 160 ストレージ DRS のワークフロー 161 基 本 的 な 仮 想 マシン 管 理 のワークフロー 161 クローンのワークフロー 162 リンク クローンのワークフロー 163 Linux カスタマイズ クローンのワークフロー 163 ツール クローンのワークフロー 163 Windows カスタマイズ クローンのワークフロー 164 デバイス 管 理 のワークフロー 164 移 動 と 移 行 のワークフロー 165 その 他 のワークフロー 165 電 力 管 理 のワークフロー 166 スナップショットのワークフロー 166 VMware Tools のワークフロー 167 15 ヘッドレス システムについて 169 ヘッドレス システムの 検 出 169 シリアル モードの 動 的 切 り 替 えについて 169 ESXi のシリアル ポート モード 170 動 的 切 り 替 えのキーストローク 170 CLI を 使 用 したシリアル ポートの 動 的 切 り 替 え 170 シリアル DCUI の 制 御 171 インデックス 173 8 VMware, Inc.

VMware vcenter Server およびホスト 管 理 について vcenter Server およびホスト 管 理 では VMware vsphere Web Client コンポーネントの 起 動 方 法 および 停 止 方 法 vsphere 環 境 の 構 築 方 法 コンポーネント 情 報 の 監 視 方 法 および 管 理 方 法 vsphere 環 境 を 使 用 したユーザーまた はグループのロールおよび 権 限 の 設 定 方 法 について 解 説 します さらに vcenter Server and Host Management では システム 内 で 実 行 できるさまざまなタスクを 簡 単 に 紹 介 し これらのタスクのすべてについて 詳 細 に 解 説 するドキュメントのクロス リファレンスを 提 供 します vcenter Server and Host Management では ESXi および vcenter Server について 説 明 しています 対 象 読 者 vcenter Server およびホスト 管 理 に 記 載 されている 情 報 は Windows または Linux のシステム 管 理 者 としての 経 験 をお 持 ちのユーザーで 仮 想 マシン テクノロジーおよびデータセンターの 操 作 に 詳 しい 方 を 対 象 としています VMware, Inc. 9

10 VMware, Inc.

vsphere の 概 念 および 機 能 1 VMware vsphere は 仮 想 化 の 機 能 を 活 用 してデータセンターをシンプルなクラウド コンピューティング インフラス トラクチャに 変 換 し IT 部 門 が 柔 軟 で 信 頼 性 の 高 い IT サービスを 提 供 できるようにします vsphere の 2 つの 主 要 なコンポーネントは VMware ESXi と VMware vcenter Server です ESXi は 仮 想 プラット フォームで その 上 で 仮 想 マシンを 作 成 して 実 行 します vcenter Server は ネットワークで 接 続 されている ESXi ホス トを 統 合 管 理 するサービスです vcenter Server では 複 数 のホストのリソースをリソース プールにまとめて 管 理 でき ます vcenter Server には 物 理 インフラストラクチャと 仮 想 インフラストラクチャを 監 視 および 管 理 するための 多 数 の 機 能 が 備 わっています また vsphere 製 品 の 機 能 を 拡 張 するプラグインとして ほかの vsphere コンポーネントも 使 用 できます この 章 では 次 のトピックについて 説 明 します 仮 想 化 の 基 本 (P. 11) vsphere データセンターの 物 理 トポロジ (P. 12) vsphere のソフトウェア コンポーネント (P. 12) vsphere のクライアント インターフェイス (P. 15) vsphere が 管 理 するインベントリ オブジェクト (P. 15) オプションの vcenter Server コンポーネント (P. 17) vcenter Server のプラグイン (P. 18) 仮 想 化 の 基 本 仮 想 マシンとは 物 理 コンピュータのようにオペレーティング システムとアプリケーショ ンを 実 行 するソフトウェア コ ンピュータです ハイパーバイザーは 仮 想 マシンを 実 行 するためのプラットフォームとして 機 能 し コンピューティン グ リソースの 統 合 を 可 能 にします 各 仮 想 マシンには CPU メモリ ハード ディスク ネットワーク インターフェイスなど 独 自 の 仮 想 (ソフトウェア ベースの) ハードウェアがあります ハイパーバイザーと 呼 ばれるソフトウェアが 仮 想 化 されたデータセンターの 物 理 ハードウェアにインストールされ 仮 想 マシンのプラットフォームとして 機 能 します ESXi は vsphere 環 境 におけるハイパーバイザーです ハイパーバイ ザーは 仮 想 マシンの 操 作 をサポートするために 必 要 な 場 合 その 仮 想 マシンに 物 理 ハードウェア リソースを 動 的 に 提 供 します ハイパーバイザーによって 仮 想 マシンは 基 になる 物 理 ハードウェアからある 程 度 独 立 して 機 能 できます た とえば 仮 想 マシンの 動 作 に 影 響 を 与 えることなく その 仮 想 マシンを 別 の 物 理 ホストに 移 動 したり その 仮 想 マシンの 仮 想 ディスクを 別 のタイプのストレージに 移 動 したりできます 仮 想 マシンは 基 になる 物 理 ハードウェアから 分 離 されているため 仮 想 化 によって CPU メモリ ストレージ ネット ワークなどの 物 理 コンピューティング リソースを 仮 想 マシンが 動 的 かつ 柔 軟 に 使 用 できるリソース プールにまとめる ことができます また vcenter Server などの 管 理 ソフトウェアを 使 用 すると 仮 想 インフラストラクチャの 可 用 性 と セキュリティを 強 化 する さまざまな 機 能 を 使 用 できます VMware, Inc. 11

vsphere データセンターの 物 理 トポロジ 一 般 的 な VMware vsphere データセンターは 基 本 的 な 物 理 要 素 (x86 仮 想 化 サーバ ストレージ ネットワークおよび アレイ IP ネットワーク 管 理 サーバ デスクトップ クライアントなど)で 構 成 されます vsphere データセンターのトポロジを 構 成 するコンポーネントは 次 のとおりです コンピューティング サーバ ストレージ ネットワークおよ びアレイ IP ネットワーク vcenter Server 業 界 標 準 の x86 サーバで ベア メタルで ESXi を 実 行 します ESXi ソフトウェアは 仮 想 マシンにリソースを 提 供 し 仮 想 マシンを 実 行 します 仮 想 環 境 では 各 コンピュー ティング サーバはスタンドアロン ホストと 呼 ばれます 同 様 に 構 成 された 複 数 の x86 サーバを 同 一 のネットワークおよびストレージ サブシステムに 接 続 してグループ 化 し クラスタと 呼 ばれる 仮 想 環 境 内 のリソースの 統 合 セットを 構 築 できます ファイバ チャネル SAN アレイ iscsi SAN アレイ および NAS アレイは 広 く 使 用 されているストレージ テクノロジーで データセンター ストレージのさまざまなニー ズに 対 応 できるように VMware vsphere によってサポートされています ストレージ アレイは ストレージ エリア ネットワークを 介 してサーバのグループに 接 続 され 共 有 されます この 配 置 によってストレージ リソースの 集 約 が 可 能 となるため 仮 想 マ シンへプロビジョニングする 場 合 に 高 い 柔 軟 性 が 実 現 します 各 コンピューティング サーバに 複 数 の 物 理 ネットワーク アダプタを 装 備 すれば 広 域 バンド 幅 が 実 現 し VMware vsphere データセンター 全 体 で 信 頼 性 の 高 いネットワー クを 利 用 できます vcenter Server はデータセンターにとっての 単 一 制 御 ポイントです アクセス コント ロール パフォーマンス 監 視 構 成 など データセンターの 基 幹 サービスを 提 供 しま す 個 々のコンピューティング サーバのリソースを 統 合 し データセンター 全 体 の 仮 想 マシン 間 でそのリソースを 共 有 できるようになります これは システム 管 理 者 が 設 定 するポリシーに 基 づき コンピューティング サーバへの 仮 想 マシン 割 り 当 てを 管 理 したり コンピューティング サーバにある 仮 想 マシンへのリソース 割 り 当 てを 管 理 し たりすることにより 実 現 されています コンピューティング サーバは たとえばネットワークが 切 断 されて vcenter Server が アクセス 不 能 になるという 予 想 外 のイベントが 発 生 しても 引 き 続 き 機 能 します この 場 合 サーバは 個 別 に 管 理 でき 最 後 に 設 定 されたリソース 割 り 当 てに 基 づいて 割 り 当 てられた 仮 想 マシンを 継 続 して 実 行 します vcenter Server への 接 続 がリストアされ ると vcenter Server でデータセンター 全 体 を 再 び 管 理 できます 管 理 クライアント VMware vsphere には データセンター 管 理 用 と 仮 想 マシン アクセス 用 のインター フェイスが 複 数 用 意 されています これらのインターフェイスには Web ブラウザを 介 してアクセスするための vsphere Web Client または vsphere コマンドライン イ ンターフェイス (vsphere CLI) が 含 まれています vsphere のソフトウェア コンポーネント VMware vsphere は 仮 想 化 用 ソフトウェア コンポーネント スイートです これには ESXi vcenter Server およ び vsphere 環 境 でのさまざまな 機 能 を 実 現 するその 他 のソフトウェア コンポーネントが 含 まれます VMware vsphere には 次 のソフトウェア コンポーネントが 含 まれています ESXi 仮 想 マシンを 作 成 するために 使 用 する 仮 想 化 プラットフォーム 仮 想 マシンは 構 成 ファイルとディスク ファイルのセットであり これらのすべてのファイルで 物 理 マシ ンのすべての 機 能 を 実 行 します 12 VMware, Inc.

第 1 章 vsphere の 概 念 および 機 能 ユーザーは ESXi を 介 して 仮 想 マシンの 実 行 オペレーティング システムのインス トール アプリケーションの 実 行 仮 想 マシンの 構 成 を 行 います 構 成 には ストレー ジ デバイスなど 仮 想 マシンのリソースの 指 定 も 含 まれます サーバは ブートストラッピング 管 理 および 仮 想 マシンを 管 理 するその 他 のサービ スを 提 供 します vcenter Server ネットワークで 接 続 されている VMware ESXi ホストの 統 合 管 理 機 能 を 提 供 するサー ビス vcenter Server は 仮 想 マシンおよび 仮 想 マシン ホスト (ESXi ホスト) に 対 する 操 作 を 指 示 します vcenter Server は 1 つの Windows サービスまたは Linux サービスで 自 動 的 にイ ンストールされ 実 行 されます vcenter Server はバックグラウンドで 継 続 的 に 実 行 し ます 接 続 している vsphere Web Client がない 場 合 や インストール 先 のコンピュー タにログオンしているユーザーがいない 場 合 でも 監 視 アクティビティと 管 理 アクティ ビティは 実 行 されます vcenter Server は すべての 管 理 対 象 ホストにネットワーク 接 続 できる 必 要 があります また vsphere Web Client を 実 行 しているすべてのマ シンからネットワーク 接 続 できる 必 要 があります vcenter Server は ESXi ホスト 上 の Windows 仮 想 マシンにインストール 可 能 で VMware HA で 提 供 される 高 可 用 性 を 利 用 できるようにします この 構 成 の 設 定 につ いての 詳 細 は vsphere Installation and Setup ドキュメントを 参 照 してください vcenter Single Sign-On vcenter Server 管 理 インフラストラクチャの 一 部 となるサービス vcenter Single Sign-On の 認 証 サービスにより Active Directory などのディレクトリ サービスで 各 コンポーネントがユーザーを 個 別 に 認 証 するのではなく 安 全 なトークン 交 換 メカニズ ムを 介 してさまざまな vsphere ソフトウェア コンポーネントが 互 いに 通 信 を 行 うこと が 許 可 され VMware クラウド インフラストラクチャ プラットフォームの 安 全 性 が 高 まります vcenter Single Sign-On をインストールすると 次 のコンポーネントがデプロイされ ます STS (Security Token Service) 管 理 サーバ vcenter Lookup Service STS 証 明 書 を 使 用 すると vcenter Single Sign-On を 介 し てログオンしたユーザーが vcenter Single Sign-On がサ ポートする vcenter サービスを 認 証 なしで 使 用 できます STS サービスは Security Assertion Markup Language (SAML) トークンを 発 行 します これらのセキュリティ トークンは vcenter Single Sign-On によってサポートさ れている ID ソースのタイプの 1 つでユーザーの ID を 表 し ます 管 理 サーバにより ユーザーが vcenter Single Sign-On の 管 理 者 権 限 で vcenter Single Sign-On サーバを 構 成 し たり vsphere Web Client からユーザーとグループを 管 理 したりすることが 可 能 です 初 期 の 状 態 では administrator@vsphere.local のユーザーだけにこの 権 限 があります vcenter Lookup Service には vsphere インフラストラク チャに 関 するトポロジ 情 報 が 含 まれており vsphere コン ポーネントが 安 全 に 相 互 接 続 できます Simple Install を 使 用 していない 場 合 他 の vsphere コンポーネントをインス トールすると Lookup Service URL を 求 められます たと えば Inventory Service および vcenter Server インス トーラは Lookup Service の URL を 要 求 し その 後 で Lookup Service に 接 続 して vcenter Single Sign-On を VMware, Inc. 13

検 索 します インストール 後 Inventory Service および vcenter Server システムが vcenter Lookup Service に 登 録 され vsphere Web Client などの 別 の vsphere コン ポーネントから 検 索 できるようになります VMware ディレク トリ サービス vsphere.local ドメインに 関 連 付 けられたディレクトリ サー ビスです ポート 11711 で LDAP ディレクトリを 使 用 可 能 にするマルチテナント マルチマスターのディレクトリ サー ビスです マルチサイト モードでは 1 つの VMware ディ レクトリ サービス インスタンスの VMware ディレクトリ サービス コンテンツを 更 新 すると 自 動 的 に 他 のすべての vcenter Single Sign-On ノードに 関 連 付 けられた VMware ディレクトリ サービス インスタンスが 更 新 されます vcenter Server のプラグイン vcenter Server に 追 加 機 能 を 提 供 するアプリケーション 通 常 プラグインはサーバ コンポーネントとクライアント コンポーネントで 構 成 されます プラグイン サーバが インストールされると vcenter Server に 登 録 され vsphere Web Client がプラグ イン クライアントをダウンロードできるようになります vsphere Web Client にプ ラグインがインストールされると 追 加 された 機 能 に 関 連 するビュー タブ ツール バー ボタン メニュー オプションなどが 追 加 されて インターフェイスが 変 わること があります プラグインは 認 証 や 権 限 管 理 などの vcenter Server の 中 核 機 能 を 利 用 しますが 独 自 のタイプのイベント タスク メタデータ および 権 限 を 持 つ 場 合 があります 一 部 の vcenter Server 機 能 はプラグインとして 実 装 されており vsphere Web Client プラグイン マネージャで 管 理 できます こういった 機 能 には vcenter ストレージの 監 視 vcenter ハードウェア ステータス および vcenter サービス ステータスなど があります vcenter Server データベース vcenter Server 環 境 で 管 理 する 各 仮 想 マシン ホスト およびユーザーのステータス を 保 持 する 恒 久 的 ストレージ 領 域 vcenter Server データベースは vcenter Server システムに 対 してリモートでも ローカルでもかまいません データベースは vcenter Server のインストール 中 にインストールおよび 構 成 されま す vcenter Server システムやそれに 関 連 する vsphere Web Client を 使 用 せずに vsphere Web Client を 使 用 して 直 接 ESXi ホストにアクセスする 場 合 は vcenter Server データベースを 使 用 しません tcserver vcenter Server の 多 くの 機 能 は tcserver を 必 要 とする Web サービスとして 実 装 さ れます tcserver は vcenter Server インストールの 一 部 として vcenter Server マ シン 上 にインストールされます tcserver が 実 行 されている 必 要 がある 機 能 には [lcim] または [ハードウェア ステー タス] タブ パフォーマンス チャート WebAccess ストレージ ポリシーベースの サービス および vcenter サービス ステータスなどがあります vcenter Server エージェント ホスト エージェント 各 管 理 対 象 ホスト 上 で vcenter Server から 受 け 取 ったアクションを 収 集 通 信 実 行 するソフトウェアです vcenter Server エージェントは vcenter Server インベ ントリにホストがはじめて 追 加 されたときにインストールされます 各 管 理 対 象 ホスト 上 で vsphere Web Client から 受 け 取 ったアクションを 収 集 通 信 実 行 するソフトウェアです ESXi のインストール 時 に その 一 部 としてインストー ルされます 14 VMware, Inc.

第 1 章 vsphere の 概 念 および 機 能 vsphere のクライアント インターフェイス vsphere インターフェイスのオプションを 通 じて さまざまな 方 法 で vsphere コンポーネントにアクセスできます vsphere には 次 のインターフェイス オプションがあります vsphere Web Client vsphere Client vsphere Web Client は ご 使 用 の vcenter Server 環 境 にネットワーク 経 由 でアクセ スできるコンピューターにインストールされた Web アプリケーションです vsphere Web Client は vcenter Server インスタンスに 接 続 して 管 理 するための 主 要 インターフェイスです vsphere Client は ESXi または vcenter Server システム 環 境 にネットワーク 接 続 で きる Windows マシンにインストールされます このインターフェイスには 接 続 先 のサーバのタイプによって 若 干 異 なるオプションが 表 示 されます 1 つの vcenter Server システムまたは ESXi ホストで 複 数 の 同 時 接 続 された vsphere Client をサポートできます vsphere Client の 詳 細 については vsphere 単 一 ホスト 管 理 を 参 照 してください vsphere コマンドライン イ ンターフェイス ESXi ホスト 構 成 用 のコマンドライン インターフェイスです ESXi ホストと vcenter Server の 起 動 と 停 止 の と 詳 細 については 第 11 章 ESXi ホストの 再 起 動 またはシャットダ ウン (P. 109) を 参 照 してください vsphere が 管 理 するインベントリ オブジェクト vsphere でのインベントリとは 権 限 の 割 り 当 て タスクおよびイベントの 監 視 およびアラームの 設 定 を 行 うことがで きる 仮 想 および 物 理 オブジェクトの 集 合 体 です フォルダを 使 用 してほとんどのインベントリ オブジェクトをグループ 化 することにより 管 理 を 簡 素 化 できます ホストを 除 くすべてのインベントリ オブジェクトは その 役 割 を 表 す 名 前 に 変 更 できます たとえば 企 業 の 部 署 場 所 または 機 能 にちなんだ 名 前 を 付 けることができます vcenter Server は 仮 想 および 物 理 インフラストラクチャの 次 のコンポーネントを 監 視 および 管 理 します データセンター 特 定 のオブジェクト タイプを 体 系 化 するフォルダとは 異 なり データセンターは 仮 想 インフラストラクチャで 機 能 する 必 要 のあるすべての 種 類 のオブジェクト(ホスト 仮 想 マシン ネットワーク データストア)の 集 まりです データセンター 内 には 4 つの 異 なる 階 層 が 存 在 します 仮 想 マシン (およびテンプレート) ホスト (およびクラスタ) ネットワーク データストア データセンターは ネットワークおよびデータストアのネームスペースを 定 義 します これらのオブジェクトの 名 前 は データセンター 内 で 一 意 である 必 要 があります たと えば 単 一 のデータセンター 内 で 2 つのデータストアが 同 一 の 名 前 を 持 つことはでき ません ただし 2 つの 異 なるデータセンターで 2 つのデータストアが 同 一 の 名 前 を 持 つことは 可 能 です 仮 想 マシン テンプレート およびクラスタは データセンター 内 で 一 意 にする 必 要 がありませんが 各 フォルダ 内 では 一 意 にする 必 要 があります VMware, Inc. 15

2 つの 異 なるデータセンターで 複 数 のオブジェクトが 同 じ 名 前 である 場 合 それらが 同 一 のオブジェクトである 必 要 はありません これが 原 因 で データセンター 間 でオブ ジェクトを 移 動 すると 予 期 しない 結 果 になることがあります たとえば data_centera の networka というネットワークは data_centerb の networka と いうネットワークと 同 じではない 可 能 性 があります networka に 接 続 している 仮 想 マシンを data_centera から data_centerb に 移 動 すると その 仮 想 マシンが 接 続 す るネットワークが 変 わります 管 理 対 象 オブジェクトは 214 バイトを 超 えることもできません (UTF-8 エンコード) クラスタ 1 つのユニットとして 連 携 する ESXi ホストとそれに 関 連 する 仮 想 マシンの 集 合 体 あるクラスタに 1 台 のホストを 追 加 すると そのホストのリソースはそのクラスタの リソースの 一 部 になります クラスタは すべてのホストのリソースを 管 理 します クラスタで VMware EVC を 有 効 にすると CPU の 互 換 性 エラーが 原 因 で vmotion で の 移 行 が 失 敗 するということがなくなります クラスタ 上 で vsphere DRS を 有 効 にす ると クラスタ 内 のホストのリソースが 結 合 されて クラスタ 内 のホストに 対 してリ ソースのバランスをとれるようになります クラスタ 上 で vsphere HA を 有 効 にする と クラスタのリソースがキャパシティ プールとして 管 理 され ホストのハードウェ ア 障 害 から 迅 速 に 復 旧 できるようになります データストア フォルダ データセンター 内 の 基 盤 となる 物 理 ストレージ リソースを 仮 想 化 したもの データス トアは 仮 想 マシン ファイル 用 のストレージの 場 所 です これらの 物 理 ストレージ リ ソースは ESXi ホストのローカル SCSI ディスク ファイバ チャネル SAN ディスク アレイ iscsi SAN ディスク アレイ または NAS (ネットワーク 接 続 型 ストレージ) アレイから 獲 得 できます データストアは 基 盤 となる 物 理 ストレージの 性 質 に 左 右 さ れることなく 仮 想 マシンに 必 要 なさまざまなストレージ リソースに 一 貫 したモデル を 提 供 します フォルダを 使 用 すると 同 じタイプのオブジェクトをグループ 化 できるため 管 理 が 容 易 になります たとえば フォルダを 使 用 して 複 数 のオブジェクトにわたる 権 限 を 設 定 したり 複 数 のオブジェクトにわたるアラームを 設 定 したり 有 意 義 な 方 法 でオブ ジェクトを 整 理 したりすることができます フォルダには 別 のフォルダ またはデータセンター クラスタ データストア ネッ トワーク 仮 想 マシン テンプレート またはホストなどの 同 じタイプのオブジェクト のグループを 含 むことができます たとえば 1 つのフォルダには 複 数 のホストと 複 数 のホストを 含 む 1 つのフォルダを 配 置 できますが 複 数 のホストと 複 数 の 仮 想 マシンを 含 む 1 つのフォルダを 配 置 することはできません データセンター フォルダはルート vcenter Server 直 下 に 階 層 を 形 成 し ユーザーが このデータセンターを 便 利 な 方 法 でグループ 化 できるようにします 各 データセンター 内 には 仮 想 マシンおよびテンプレートが 含 まれる 1 階 層 のフォルダと ホストやク ラスタが 含 まれる 1 階 層 のフォルダ データストアが 含 まれる 1 階 層 のフォルダ ネッ トワークが 含 まれる 1 階 層 のフォルダが 存 在 します ホスト ネットワーク ESXi がインストールされている 物 理 コンピュータ 仮 想 マシンはすべてホスト 上 で 実 行 されます 仮 想 マシン 同 士 または 仮 想 データセンター 外 部 の 物 理 ネットワークを 接 続 する 仮 想 ネッ トワーク インターフェイス カード( 仮 想 NIC) Distributed Switch または vsphere Distributed Switches およびポート グループまたは 分 散 ポート グループのセット 同 じポート グループに 接 続 されるすべての 仮 想 マシンは 異 なる 物 理 サーバ 上 にある 場 合 でも 仮 想 環 境 内 の 同 じネットワークに 属 します ポート グループおよび 分 散 ポー ト グループ 上 では ネットワークの 監 視 と 権 限 およびアラームの 設 定 が 可 能 です 16 VMware, Inc.

第 1 章 vsphere の 概 念 および 機 能 リソース プール リソース プールは ホストまたはクラスタの CPU リソースとメモリ リソースを 区 分 するために 使 用 されます 仮 想 マシンはリソース プール 内 で 実 行 し リソース プール のリソースを 使 用 します スタンドアロン ホストまたはクラスタの 直 接 の 子 として 複 数 のリソース プールを 作 成 したあと これらの 制 御 をほかの 個 人 または 組 織 にデリゲー トできます vcenter Server では DRS コンポーネントを 使 用 して リソースのステータスを 監 視 したり リソースを 使 用 している 仮 想 マシンの 調 整 または 調 整 の 提 案 を 行 なったりする さまざまなオプションが 提 供 されます リソースを 監 視 し アラームを 設 定 できます テンプレート 仮 想 マシン vapp 新 しい 仮 想 マシンの 作 成 とプロビジョニングに 使 用 可 能 な 仮 想 マシンのマスター コ ピー テンプレートは ゲスト OS およびアプリケーション ソフトウェアをインストー ルしておくことができます また デプロイ 中 に 新 規 の 仮 想 マシンに 一 意 の 名 前 を 付 けたり ネットワーク 設 定 を 行 なったりといったカスタマイズが 可 能 です ゲスト OS および 関 連 アプリケーション ソフトウェアを 実 行 できる 仮 想 化 されたコン ピュータ 環 境 同 一 の 管 理 対 象 ホスト マシンで 同 時 に 複 数 の 仮 想 マシンを 操 作 でき ます vsphere vapp は アプリケーションをパッケージ 化 して 管 理 するフォーマットです vapp には 複 数 の 仮 想 マシンを 含 めることができます オプションの vcenter Server コンポーネント オプションの vcenter Server コンポーネントは 基 本 製 品 にパッケージされて 同 時 にインストールされますが 別 個 に ライセンスが 必 要 な 場 合 もあります オプションの vcenter Server 機 能 には 次 のものがあります vmotion Storage vmotion サービスを 中 断 せずに 実 行 中 の 仮 想 マシンをある ESXi ホストから 別 の ESXi ホスト に 移 動 できる 機 能 ソース ホストとターゲット ホストの 両 方 にライセンスが 必 要 で す vcenter Server は すべての vmotion アクティビティを 一 元 的 に 調 整 します サービスを 中 断 せずに 実 行 中 の 仮 想 マシンのディスクおよび 構 成 ファイルをデータス トア 間 で 移 動 できる 機 能 仮 想 マシンのホストにライセンスが 必 要 です vsphere HA クラスタに 高 可 用 性 を 提 供 する 機 能 ホストが 停 止 すると そのホスト 上 で 稼 動 中 だっ たすべての 仮 想 マシンが すぐに 同 じクラスタ 内 の 別 のホストで 再 起 動 されます クラスタで vsphere HA を 有 効 にするときは 復 元 可 能 なホストの 数 を 指 定 します 許 容 するホスト 障 害 数 を [1] に 指 定 した 場 合 vsphere HA はホスト 1 台 分 の 障 害 を 許 容 するのに 十 分 なキャパシティをクラスタ 全 体 で 保 持 します このホストで 実 行 中 の すべての 仮 想 マシンは 残 りのホストで 再 起 動 できます デフォルトでは 必 要 なフェ イルオーバー キャパシティを 下 回 った 場 合 には 仮 想 マシンをパワーオンできません 詳 細 については vsphere Availability ドキュメントを 参 照 してください vsphere DRS すべてのホストおよびリソース プールでのリソース 割 り 当 ておよび 消 費 電 力 を 改 善 す る 機 能 vsphere DRS はクラスタ 内 のすべてのホストおよび 仮 想 マシンのリソース 使 用 状 況 に 関 する 情 報 を 収 集 し 次 のいずれかの 場 合 に 推 奨 を 表 示 したり 仮 想 マシンを 移 行 したりします 初 期 配 置 :クラスタ 内 ではじめて 仮 想 マシンをパワーオンした 場 合 DRS は 仮 想 マシンを 配 置 するか 推 奨 を 表 示 します VMware, Inc. 17

ロード バランシング:DRS は 仮 想 マシンを 自 動 的 に 移 行 (vmotion) した り 仮 想 マシンの 移 行 を 推 奨 したりすることによって クラスタ 全 体 におけるリ ソース 使 用 率 を 向 上 しようとします vsphere DRS には DPM (Distributed Power Management) 機 能 が 含 まれていま す DPM を 有 効 にすると クラスタ レベルおよびホスト レベルでの 容 量 と クラス タ 内 で 稼 働 している 仮 想 マシンの 需 要 が 比 較 されます その 比 較 結 果 に 基 づいて DPM はクラスタの 消 費 電 力 を 削 減 する 操 作 を 推 奨 または 実 施 します ストレージ DRS vsphere フォールト トレラ ンス 複 数 のデータストアを 単 一 のコンピューティング リソースとして 管 理 することを 可 能 にする 機 能 データストア クラスタと 呼 ばれています データストア クラスタは 複 数 のデータストアを 負 荷 分 散 された 1 つの 論 理 プールに 統 合 したものです リソース 管 理 の 目 的 で データストア クラスタを 単 一 の 柔 軟 なストレージ リソースとして 操 作 できます 仮 想 ディスクをデータストア クラスタに 割 り 当 てることが 可 能 で Storage DRS は 自 身 が 必 要 とする 適 切 なデータストアを 見 つけます 負 荷 測 定 に 基 づいて ロード バランサーが 初 期 配 置 と 後 の 移 行 を 担 当 します ストレージ 容 量 や I/O のバラ ンシングによって 領 域 不 足 のリスクや 仮 想 マシンのパフォーマンスを 低 下 させる I/O ボトルネックのリスクが 最 小 限 に 抑 えられます vsphere フォールト トレランスは フェイルオーバーが 発 生 したときに プライマリ 仮 想 マシンと 同 じセカンダリ 仮 想 マシンを 作 成 および 保 持 し 継 続 してプライマリ 仮 想 マシンの 代 わりに 使 用 できるようにして 仮 想 マシンに 対 して 継 続 的 な 可 用 性 を 実 現 し ます vcenter Server のプラグイン vcenter Server のプラグインは より 多 くの 機 能 を 提 供 して vcenter Server の 機 能 を 拡 張 します 一 部 のプラグインは vcenter Server 基 本 製 品 の 一 部 としてインストールされます vcenter ストレージの 監 視 vcenter ハードウェア ステー タス vcenter サービス ステータス ストレージ 使 用 率 に 関 する 情 報 を 確 認 したり vcenter Server で 使 用 可 能 なすべての ストレージ エンティティ 間 の 関 係 をマップとして 視 覚 化 したりできます vcenter Server が 管 理 するホストのハードウェア ステータスを CIM 監 視 を 使 用 し て 表 示 します vcenter サービスのステータスを 表 示 します 18 VMware, Inc.

第 1 章 vsphere の 概 念 および 機 能 一 部 のプラグインは 基 本 製 品 とは 別 のパッケージになっていて 別 途 インストールが 必 要 です プラグインと 基 本 製 品 は 個 別 に 更 新 できます 当 社 のモジュールには 次 のものがあります vsphere Update Manager (VUM) vvshield Zones vrealize Orchestrator システム 管 理 者 は ESXi ホストおよびすべての 管 理 対 象 仮 想 マシンにアップデートや パッチを 適 用 できます 管 理 者 は 一 連 のセキュリティ 標 準 を 示 すセキュリティのベー スラインをユーザー 定 義 できます セキュリティ 管 理 者 は ホストと 仮 想 マシンをこの ようなベースラインと 比 較 し 準 拠 していないシステムを 確 認 および 修 正 できます vcenter Server の 統 合 のために 構 築 された アプリケーション 対 応 のファイアウォー ル vshield Zones は クライアントとサーバ 間 の 通 信 および 仮 想 マシン 間 の 通 信 を 検 査 して 詳 細 なトラフィック 分 析 と アプリケーションに 対 応 したファイアウォール パーティショニングを 提 供 します vshield Zones は ネットワーク ベースの 攻 撃 と 不 正 使 用 から 仮 想 化 データセンターを 保 護 するために 不 可 欠 なセキュリティ コンポー ネントです vsphere 環 境 内 で 自 動 ワークフローを 作 成 し 実 行 することができるワークフロー エ ンジンです vrealize Orchestrator は オープンなプラグイン アーキテクチャを 通 じて 複 数 の VMware 製 品 とサードパーティの 管 理 ソリューションにわたってワーク フロー タスクを 調 整 します vrealize Orchestrator は 拡 張 可 能 なワークフローの ライブラリを 備 えています vcenter Server API で 利 用 できるすべての 処 理 は vrealize Orchestrator ワークフローをカスタマイズするために 使 用 できます VMware, Inc. 19

20 VMware, Inc.

vsphere Web Client の 使 用 2 vsphere Web Client を 使 用 して vcenter Server システムに 接 続 し vsphere インベントリ オブジェクトを 管 理 しま す vsphere Web Client を 使 用 するには サポート 対 象 の Web ブラウザが 必 要 です 次 のゲスト OS とブラウザ バージョンはテスト 済 みであり vsphere Web Client でサポートされています 表 2 1. vsphere Web Client でサポートされるゲスト OS とブラウザ バージョン オペレーティング システム ブラウザ Windows 32 ビットおよび 64 ビット Microsoft Internet Explorer 10 および 11 Mozilla Firefox: 最 新 のブラウザ バージョン および vsphere 6.0 のリリース 時 のバージョン よりも 1 つ 前 のバージョン Google Chrome: 最 新 のブラウザ バージョン および vsphere 6.0 のリリース 時 のバージョ ンよりも 1 つ 前 のバージョン Mac OS Mozilla Firefox: 最 新 のブラウザ バージョン および vsphere 6.0 のリリース 時 のバージョン よりも 1 つ 前 のバージョン Google Chrome: 最 新 のブラウザ バージョン および vsphere 6.0 のリリース 時 のバージョ ンよりも 1 つ 前 のバージョン これらのブラウザの 後 続 バージョンは 正 常 に 動 作 する 可 能 性 が 高 いですが テストは 行 われていません vsphere Web Client では Adobe Flash Player バージョン 11.9 以 降 および 使 用 しているブラウザに 対 応 するプラグ インがインストールされている 必 要 があります この 章 では 次 のトピックについて 説 明 します vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server へのログイン (P. 22) vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server からのログアウト (P. 22) vsphere Web Client ナビゲータの 使 用 (P. 23) vsphere Web Client インベントリ ツリーの 使 用 (P. 23) ユーザー インターフェイスのカスタマイズ (P. 24) クライアント 統 合 プラグインのインストール (P. 25) 処 理 中 のタスクの 一 時 停 止 と 再 開 (P. 26) データの 更 新 (P. 26) インベントリの 検 索 (P. 27) クイック フィルタの 使 用 (P. 29) 最 近 のオブジェクトの 表 示 (P. 31) VMware, Inc. 21

vsphere Web Client のタイムアウト 値 の 構 成 (P. 32) 保 管 ユーザー データの 削 除 (P. 32) オブジェクトのドラッグ アンド ドロップ (P. 33) リストのエクスポート (P. 33) キーボードのショートカット (P. 34) vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server へのログイン vsphere Web Client を 使 用 して vcenter Server にログインし vsphere インベントリを 管 理 できます 開 始 する 前 に vcenter Server 5.0 を vsphere Web Client と 一 緒 に 使 用 する 場 合 vcenter Server 5.0 システムが vsphere Web Client に 登 録 されていることを 確 認 します vcenter Server 5.1 または vcenter Server 5.5 を vsphere Web Client と 一 緒 に 使 用 する 場 合 vcenter Server がイ ンストール 済 みであり vcenter Server と vsphere Web Client の 両 方 で 同 じ vcenter Single Sign-On インスタンス が 指 定 されていることを 確 認 します vsphere 6.0 の 場 合 vsphere Web Client は vcenter Server の 一 部 として Windows または vcenter Server Appliance のデプロイにインストールされます このようにして vsphere Web Client では 常 に 同 じ vcenter Single Sign-On インスタンスが 指 定 されます 1 Web ブラウザを 開 き vsphere Web Client の URL として https://<client-hostname>/vsphere-client と 入 力 します 2 vcenter Server に 対 する 権 限 があるユーザーの 認 証 情 報 を 入 力 し [ログイン] をクリックします 3 信 頼 されない SSL 証 明 書 に 関 する 警 告 メッセージが 表 示 された 場 合 は セキュリティ ポリシーに 従 って 適 切 な 操 作 を 選 択 します オプション このログイン セッションについてのみセキュ リティ 警 告 を 無 視 する このログイン セッションについてセキュリ ティ 警 告 を 無 視 し デフォルトの 証 明 書 をイ ンストールして 警 告 が 再 度 表 示 されないよう にする キャンセルして 署 名 済 み 証 明 書 をインス トールしてから 先 に 進 む 操 作 [ 無 視 ] をクリックします [この 証 明 書 をインストールし このサーバに 対 するセキュリティ 警 告 をすべて 表 示 し ない] を 選 択 し [ 無 視 ] をクリックします デフォルトの 証 明 書 を 使 用 しても 環 境 にセキュリティ 上 の 問 題 が 発 生 しない 場 合 にの み このオプションを 選 択 してください [キャンセル] をクリックし 署 名 済 み 証 明 書 が vcenter Server システムにインストー ルされたのを 確 認 してから 再 度 接 続 を 試 みます vsphere Web Client が 指 定 されたユーザーが 権 限 を 持 つすべての vcenter Server システムに 接 続 され インベントリ を 表 示 および 管 理 できるようになります vsphere Web Client を 使 用 した vcenter Server からのログアウト vsphere Web Client からログアウトして vcenter Server システムとの 接 続 を 解 除 します u vsphere Web Client ウィンドウの 上 部 にあるユーザー 名 をクリックし [ログアウト] を 選 択 します 22 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 vsphere Web Client ナビゲータの 使 用 階 層 的 インベントリ ツリーの 代 わりに ナビゲータを 使 用 して vsphere Web Client インベントリのオブジェクトを 参 照 して 選 択 できます ホストおよびクラスタ 仮 想 マシンおよびテンプレート ストレージ ネットワークというビューに 配 置 された 親 オブジェ クトと 子 オブジェクトの 階 層 的 配 置 が 表 示 されるインベントリ ツリーとは 異 なり ナビゲータではグラフを 使 用 してイン ベントリが 表 示 されるため タイプに 関 係 なく 1 つのオブジェクトからその 関 連 オブジェクトに 移 動 することができます 1 vsphere Web Client ホームで [vcenter インベントリ リスト] をクリックします 2 [vcenter インベントリ リスト] で オブジェクト カテゴリのいずれかをクリックして そのタイプのオブジェクト を 表 示 します たとえば [ホスト] をクリックして vsphere Web Client インベントリ 内 のホストを 表 示 します 3 リストの 中 でオブジェクトを 1 回 クリックすると そのオブジェクトに 関 する 情 報 が vsphere Web Client の 中 央 のペインに 表 示 されます 4 (オプション) オブジェクトをもう 一 度 クリックして 開 きます オブジェクトを 開 くと そのオブジェクトはナビゲータの 一 番 上 に 移 動 し その 下 に 関 連 するオブジェクト カテゴ リが 表 示 されます たとえば ホストを 開 くと このホストに 関 連 付 けられた 子 リソース プール 仮 想 マシン vapp データストア 標 準 ネットワーク Distributed Switch 分 散 ポート グループを 表 示 できます 5 追 加 の 情 報 とアクションにアクセスするには 中 央 のペインのいずれかのタブをクリックします オプション はじめに サマリ 監 視 管 理 関 連 オブジェクト 説 明 概 要 情 報 を 表 示 し 基 本 アクションにアクセスできます オブジェクトの 基 本 ステータスと 構 成 を 表 示 します オブジェクトに 関 するアラーム パフォーマンス データ リソース 割 り 当 て イベン ト その 他 のステータス 情 報 を 表 示 します 設 定 アラーム 定 義 タグ 権 限 を 構 成 します 関 連 オブジェクトを 表 示 します vsphere Web Client インベントリ ツリーの 使 用 ナビゲータの 代 わりに vsphere Web Client のインベントリ ツリーを 使 用 してオブジェクトを 参 照 して 選 択 できます インベントリ ツリーでは ホストおよびクラスタ 仮 想 マシンおよびテンプレート ストレージ ネットワークという 4 つの 異 なるビューでオブジェクトの 階 層 的 配 置 が 表 示 されます 1 vsphere Web Client ホームで [vcenter インベントリ リスト] をクリックします 2 [インベントリ ツリー] で 4 つのカテゴリの 1 つをクリックしてツリー ビューを 表 示 します 3 オブジェクトの 横 にある 三 角 形 をクリックして ツリーを 展 開 して 子 オブジェクトを 表 示 します 4 インベントリ ツリーでオブジェクトを 選 択 し そのオブジェクトに 関 する 情 報 を 中 央 のペインに 表 示 します 5 (オプション) 選 択 したオブジェクトをクリックしてオブジェクト ナビゲータに 移 動 し そのオブジェクトに 焦 点 を 当 てます VMware, Inc. 23

6 追 加 の 情 報 とアクションにアクセスするには 中 央 のペインのいずれかのタブをクリックします オプション はじめに サマリ 監 視 管 理 関 連 オブジェクト 説 明 概 要 情 報 を 表 示 し 基 本 アクションにアクセスできます オブジェクトの 基 本 ステータスと 構 成 を 表 示 します オブジェクトに 関 するアラーム パフォーマンス データ リソース 割 り 当 て イベン ト その 他 のステータス 情 報 を 表 示 します 設 定 アラーム 定 義 タグ 権 限 を 構 成 します 関 連 オブジェクトを 表 示 します ユーザー インターフェイスのカスタマイズ vsphere Web Client の 外 観 をカスタマイズして タスクの 実 行 環 境 を 改 善 できます ユーザー インターフェイスをカスタマイズしたら vsphere Web Client で 個 々のユーザー インターフェイスのカスタ マイズが 保 存 されます ユーザー インターフェイスのコンポーネントの 再 配 置 (P. 24) vsphere Web Client ユーザー インターフェイスのサイドバーを 再 配 置 できます vsphere Web Client ユーザー インターフェイスをカスタマイズすると サイドバーとナビゲータ ペインをコンテンツ 領 域 の 周 りに 移 動 して 操 作 性 を 向 上 させることができます インターフェイスはいつでも 変 更 できます [レイアウト 設 定 ] メニューを 使 用 したユーザー インターフェイスのカスタマイズ (P. 24) さまざまなサイドバーの 表 示 / 非 表 示 を 選 択 することにより vsphere Web Client のユーザー インターフェイス をカスタマイズすることができます カスタマイズ 可 能 なユーザー インターフェイス 機 能 の 無 効 化 (P. 25) vcenter Server または vcenter Server Appliance の webclient.properties ファイルを 変 更 して カスタ マイズ 可 能 なユーザー インターフェイス 機 能 を 無 効 にできます ユーザー インターフェイスのコンポーネントの 再 配 置 vsphere Web Client ユーザー インターフェイスのサイドバーを 再 配 置 できます vsphere Web Client ユーザー イン ターフェイスをカスタマイズすると サイドバーとナビゲータ ペインをコンテンツ 領 域 の 周 りに 移 動 して 操 作 性 を 向 上 させることができます インターフェイスはいつでも 変 更 できます 1 Web ブラウザで vsphere Web Client にログインします 2 移 動 するサイドバーを 適 切 な 場 所 にドラッグ アンド ドロップします サイドバーの 上 にマウス ポインタを 置 くと 2 種 類 の 矢 印 が 表 示 されます UI のある 部 分 から 別 の 部 分 にマウス ポ インタを 動 かすと 片 方 向 矢 印 が 移 動 します 片 方 向 矢 印 と 両 方 向 矢 印 はどちらも 移 動 するサイドバーのターゲッ トの 位 置 を 示 します [レイアウト 設 定 ] メニューを 使 用 したユーザー インターフェイスのカスタマイズ さまざまなサイドバーの 表 示 / 非 表 示 を 選 択 することにより vsphere Web Client のユーザー インターフェイスをカス タマイズすることができます 1 Web ブラウザで vsphere Web Client にログインします 2 vsphere Web Client ウィンドウの 上 部 でユーザー 名 をクリックし [レイアウト 設 定 ] を 選 択 します 3 [レイアウト 設 定 ] ウィンドウで UI を 表 示 するサイドバーを 選 択 します 24 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 4 [OK] をクリックして 変 更 内 容 を 保 存 します カスタマイズ 可 能 なユーザー インターフェイス 機 能 の 無 効 化 vcenter Server または vcenter Server Appliance の webclient.properties ファイルを 変 更 して カスタマイズ 可 能 なユーザー インターフェイス 機 能 を 無 効 にできます 1 リモート コンソールを 使 用 して vcenter Server または vcenter Server Appliance に 接 続 し オプションで SSH を 使 用 します 2 webclient.properties ファイルに 移 動 し テキスト エディタで 開 きます オプション vcenter Server vcenter Server Appliance 説 明 <installation_directory>\vmware\cis\cfg\vsphereclient\webclient.properties /etc/vmware/vsphere-client/webclient.properties 3 新 しい 行 に docking.disabled=true と 入 力 して ファイルを 保 存 します クライアント 統 合 プラグインのインストール クライアント 統 合 プラグインを 使 用 すると vsphere Web Client で 仮 想 マシンのコンソールにアクセスするとともに 他 の vsphere インフラストラクチャ 機 能 にアクセスできます またクライアント 統 合 プラグインにより Windows セッ ションの 認 証 情 報 を 使 用 して vsphere Web Client にログインすることもできます クライアント 統 合 プラグインを 使 用 して OVF または OVA テンプレートをデプロイし データストア ブラウザでファイ ルを 転 送 します また クライアント 統 合 プラグインを 使 用 すると クライアント コンピュータにある 仮 想 デバイスを 仮 想 マシンに 接 続 することもできます クライアント 統 合 プラグインを 1 回 インストールするだけで プラグインのすべての 機 能 が 有 効 になります プラグイン をインストールする 前 に Web ブラウザを 閉 じる 必 要 があります Internet Explorer ブラウザからクライアント 統 合 プラグインをインストールする 場 合 は まず 保 護 モードを 無 効 にし Web ブラウザのポップアップ ウィンドウを 有 効 にする 必 要 があります Internet Explorer は クライアント 統 合 プラグ インが ローカルのイントラネットではなくインターネット 上 に 存 在 すると 認 識 します そのような 場 合 は インターネッ トの 保 護 モードが 有 効 になっているため プラグインが 正 常 にインストールされません サポートされるブラウザとオペレーティング システムの 詳 細 については vsphere のインストールとセットアップ ド キュメントを 参 照 してください クライアント 統 合 プラグインの 詳 細 については ビデオ クライアント 統 合 プラグインのインストール をご 覧 ください 開 始 する 前 に クライアント 統 合 プラグインのインストール (http://link.brightcove.com/services/player/bcpid2296383276001? bctid=ref:video_client_plug_in) Microsoft Internet Explorer を 使 用 している 場 合 保 護 モードを 無 効 にします VMware, Inc. 25

1 vsphere Web Client で リンクに 移 動 して クライアント 統 合 プラグインをダウンロードします オプション 説 明 vsphere Web Client ログイン ページ a Web ブラウザを 開 き vsphere Web Client の URL を 入 力 します b vsphere Web Client ログイン ページの 下 部 にある [Download Client Integration Plug-in] をクリックします 注 意 すでにクライアント 統 合 プラグインがシステム 上 にインストールされてい る 場 合 このプラグインをダウンロードするためのリンクは 表 示 されません ク ライアント 統 合 プラグインをアンインストールすると このプラグインをダウン ロードするためのリンクが vsphere Web Client のログイン ページに 表 示 され ます OVF デプロイ ウィザード a インベントリでホストを 選 択 し [アクション] - [すべての vcenter アクション] - [OVF テンプレートのデプロイ] を 選 択 します b [クライアント 統 合 プラグインのダウンロード] をクリックします 2 証 明 書 エラーの 発 生 やポップアップ ブロッカーの 実 行 のいずれかによって ブラウザでインストールがブロックさ れた 場 合 は ブラウザのヘルプの 指 示 に 従 って 問 題 を 解 決 してください 処 理 中 のタスクの 一 時 停 止 と 再 開 [ 処 理 中 の 作 業 ] ペインでは vsphere Web Client で 処 理 中 のタスクの 多 くを 一 時 停 止 し 後 で 再 開 することができます 1 ダイアログ ボックスまたはウィザードの 最 小 化 ボタンをクリックします タスクが 一 時 停 止 され [ 処 理 中 の 作 業 ] ペインに 最 小 化 されます ダイアログ ボックスまたはウィザードで 行 った 変 更 は 保 存 されますが 処 理 対 象 のオブジェクトにはまだ 適 用 されていません 2 タスクを 再 開 する 準 備 が 整 ったら [ 処 理 中 の 作 業 ] ペイン 内 のそのタスクをクリックします ダイアログ ボックスまたはウィザードが 開 き 一 時 停 止 していたタスクを 再 開 できます データの 更 新 セッション 中 にほかのユーザーがオブジェクトに 対 して 行 った 変 更 を 表 示 するには vsphere Web Client でデータを 手 動 で 更 新 する 必 要 があります パフォーマンス 上 の 理 由 で vsphere Web Client はインベントリのすべてのオブジェクトに 関 するデータを 継 続 的 に 更 新 しません 現 在 のセッション 中 に 行 ったすべての 変 更 内 容 は クライアント ユーザー インターフェイスで 即 座 に 反 映 されます ほかのユーザーが 行 った 変 更 やほかのセッションでの 変 更 は 手 動 でデータを 更 新 するまで 反 映 されません u 現 在 の vsphere Web Client ビューですべてのデータを 更 新 するには 更 新 アイコン( )をクリックします クライアント ビューが 更 新 されます 最 後 の 更 新 日 時 が 更 新 アイコンの 横 に 表 示 されます 26 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 インベントリの 検 索 vsphere Web Client では 指 定 した 条 件 と 一 致 するオブジェクトをインベントリで 検 索 することができます 同 じ Platform Services Controller または 複 数 の Platform Services Controller に 接 続 されているすべての vcenter Server システムのインベントリを 検 索 できます 表 示 する 権 限 のあるインベントリ オブジェクトのみ 表 示 および 検 索 ができます 注 意 ログイン 中 に 権 限 を 変 更 しても 検 索 サービスはそれらの 変 更 をすぐには 認 識 できない 場 合 があります 最 新 の 権 限 を 使 用 して 検 索 を 実 行 するためには 検 索 を 実 行 する 前 に 開 いているすべてのセッションからログアウトして 再 度 ロ グインします クイック 検 索 の 実 行 (P. 27) 簡 単 検 索 では すべてのタイプのオブジェクトを 対 象 に 指 定 した 検 索 語 がオブジェクトの 名 前 またはその 他 のプ ロパティにあるかどうかを 検 索 します 単 純 検 索 の 実 行 (P. 28) 単 純 検 索 では 指 定 した 検 索 語 がオブジェクトの 名 前 に 含 まれる すべてのタイプのオブジェクトが 検 索 されます 詳 細 検 索 の 実 行 (P. 28) 詳 細 検 索 では 複 数 の 条 件 に 適 合 する 管 理 対 象 オブジェクトを 検 索 できます 検 索 の 保 存 (P. 29) 検 索 クエリを 保 存 し それを 後 で 取 得 して 再 実 行 できます 保 存 済 み 検 索 のロード (P. 29) 保 存 済 みの 検 索 クエリを 読 み 込 んで その 検 索 を 再 度 実 行 できます クイック 検 索 の 実 行 簡 単 検 索 では すべてのタイプのオブジェクトを 対 象 に 指 定 した 検 索 語 がオブジェクトの 名 前 またはその 他 のプロパティ にあるかどうかを 検 索 します 1 クライアント ウィンドウの 右 上 にある 検 索 ボックスに 検 索 語 を 入 力 します 簡 単 検 索 または 単 純 検 索 では 複 数 の 検 索 語 が OR で 接 続 されているように 処 理 されます たとえば example machine を 検 索 した 場 合 は 名 前 に example または machine が 含 まれるすべてのオブジェ クトが 検 索 されます 入 力 すると 検 索 ボックスの 下 に 検 索 結 果 が 表 示 されます 表 示 される 項 目 は 最 大 で 10 個 です 2 (オプション) 検 索 結 果 内 の 任 意 の 項 目 をクリックして インベントリにその 項 目 を 表 示 します 3 (オプション) ほかの 検 索 結 果 または 検 索 結 果 の 詳 細 について 表 示 するには [すべての 結 果 を 表 示 ] をクリックしま す a b (オプション) 結 果 の 表 でオブジェクトを 選 択 して そのオブジェクトに 関 する 追 加 情 報 を 表 示 できます (オプション) 検 索 結 果 内 の 任 意 の 項 目 をダブルクリックして インベントリにその 項 目 を 表 示 します 表 に 検 索 結 果 が 一 覧 表 示 されます 別 のタイプのオブジェクトが 見 つかった 場 合 表 には 各 オブジェクト タイプの タブが 含 まれます たとえば 検 索 でホストとデータストアが 見 つかった 場 合 は 次 のタブが 表 示 されます [デー タストア] タブにデータストアの 結 果 のみが 表 示 され [ホスト] タブにホストの 結 果 のみが 表 示 されます VMware, Inc. 27

単 純 検 索 の 実 行 単 純 検 索 では 指 定 した 検 索 語 がオブジェクトの 名 前 に 含 まれる すべてのタイプのオブジェクトが 検 索 されます 1 vsphere Web Client のホーム 画 面 で [ 新 規 検 索 ] をクリックします 2 検 索 ボックスに 検 索 語 を 入 力 し Enter キーを 押 します 簡 単 検 索 または 単 純 検 索 では 複 数 の 検 索 語 が OR で 接 続 されているように 処 理 されます たとえば example machine を 検 索 した 場 合 は 名 前 に example または machine が 含 まれるすべてのオブジェ クトが 検 索 されます 表 に 検 索 結 果 が 一 覧 表 示 されます 別 のタイプのオブジェクトが 見 つかった 場 合 表 には 各 オブジェクト タイプの タブが 含 まれます たとえば 検 索 でホストとデータストアが 見 つかった 場 合 は 次 のタブが 表 示 されます [デー タストア] タブにデータストアの 結 果 のみが 表 示 され [ホスト] タブにホストの 結 果 のみが 表 示 されます 3 (オプション) 結 果 の 表 でオブジェクトを 選 択 して そのオブジェクトに 関 する 追 加 情 報 を 表 示 できます 4 (オプション) 検 索 結 果 内 の 任 意 の 項 目 をダブルクリックして インベントリにその 項 目 を 表 示 します 詳 細 検 索 の 実 行 詳 細 検 索 では 複 数 の 条 件 に 適 合 する 管 理 対 象 オブジェクトを 検 索 できます たとえば 名 前 に 特 定 の 文 字 列 が 含 まれ 特 定 のホスト 上 に 存 在 する 仮 想 マシンを 検 索 できます 1 vsphere Web Client のホームから [ 新 規 検 索 ] をクリックし [ 詳 細 検 索 ] をクリックします 2 検 索 するオブジェクトのタイプを [ 検 索 対 象 ] ドロップダウン メニューから 選 択 します 3 検 索 条 件 の 組 み 合 わせ 方 法 を 選 択 します オプション any すべて 説 明 指 定 した 条 件 のいずれかを 満 たす 結 果 が 返 されます 指 定 した 条 件 のすべてを 満 たす 結 果 だけが 返 されます 4 検 索 するプロパティをドロップダウン メニューから 選 択 します 使 用 可 能 なプロパティは 検 索 するオブジェクトのタイプによって 異 なります 5 検 索 語 とプロパティの 関 係 を ドロップダウン メニューから 選 択 します この で 使 用 できるオプションは 前 の で 選 択 されたプロパティに 応 じて 変 わります たとえば [ 名 前 ] プロ パティを 選 択 する 場 合 利 用 できるオプションは [に 含 む 内 容 は] [が 次 である] および [ が 次 でない] です 6 検 索 語 を 入 力 または 選 択 します 7 (オプション) 検 索 条 件 を 追 加 するには [ 新 しい 条 件 の 追 加 ] をクリックし 4 から 6 までを 繰 り 返 します 8 (オプション) 検 索 を 追 加 するには [ 別 のオブジェクト タイプを 追 加 ] をクリックし 2 から 7 までを 繰 り 返 します 9 [ 検 索 ] をクリックします 検 索 結 果 は 詳 細 ペインとナビゲータに 表 示 されます 10 (オプション) ナビゲータ 内 の 任 意 の 項 目 をクリックすると 検 索 コンテキストを 出 ることなく その 項 目 の 詳 細 を 表 示 します 11 (オプション) 詳 細 ペイン 内 の 任 意 の 項 目 をダブルクリックすると インベントリにその 項 目 が 表 示 されます 28 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 検 索 の 保 存 検 索 クエリを 保 存 し それを 後 で 取 得 して 再 実 行 できます 1 単 純 検 索 または 詳 細 検 索 のクエリを 入 力 します 2 [ 保 存 ] をクリックします 3 検 索 の 名 前 を 入 力 し [OK] をクリックします 入 力 した 検 索 クエリが 保 存 されます 保 存 されたクエリをあとで 再 度 読 み 込 めば 検 索 を 再 実 行 できます 保 存 済 み 検 索 のロード 保 存 済 みの 検 索 クエリを 読 み 込 んで その 検 索 を 再 度 実 行 できます vsphere Web Client で 保 存 されるのは 検 索 クエリで 検 索 結 果 ではありません 保 存 された 検 索 を 読 み 込 むと 検 索 ク エリが 再 実 行 され 新 しい 結 果 が 表 示 されます 1 vsphere Web Client のホームから [ 保 存 された 検 索 ] をクリックします 2 保 存 された 検 索 をクリックします その 検 索 が 実 行 され 検 索 結 果 が 表 示 されます クイック フィルタの 使 用 クイック フィルタを 使 用 することにより vsphere Web Client インベントリ 内 で 特 定 の 基 準 を 満 たすオブジェクトまた はオブジェクトのセットを 見 つけることができます クイック フィルタは インベントリ リストの [オブジェクト] タブ [ 関 連 オブジェクト] タブ および 検 索 結 果 に 表 示 さ れるリスト ビューで 使 用 できます たとえば 仮 想 マシンに 対 してクイック フィルタ オプションを 使 用 して vsphere インベントリの 中 でパワー オンして いて VMware Tools が 実 行 中 でないすべての 仮 想 マシンを 見 つけることができます 1 vsphere Web Client で リスト ビューを 開 きます オブジェクトのリスト ビューには [インベントリ リスト] [ 関 連 オブジェクト] タブ および 検 索 結 果 からアクセス できます 2 フィルタ ボックスの 隣 の [クイック フィルタの 表 示 と 非 表 示 ] ( ) をクリックし 使 用 可 能 なオプションから 選 択 します 選 択 基 準 を 満 たすインベントリ オブジェクトのリストが 表 示 されます 次 に 進 む 前 に フィルタが 適 用 された 状 態 の vsphere インベントリ オブジェクトのリストをクリアするには フィルタ 基 準 の 選 択 を 解 除 するか フィルタ グループ 名 の 隣 の [クリア] をクリックします VMware, Inc. 29

vsphere オブジェクトで 使 用 可 能 なクイック フィルタ インベントリ 内 の vsphere オブジェクトに 対 して さまざまな 種 類 のクイック フィルタを 使 用 できます リンクされて いる vcenter Server システム ホスト プロファイル およびエクステンションでは クイック フィルタは 使 用 できませ ん タグは リンクされている vcenter Server システム ホスト プロファイル およびエクステンションを 除 くすべてのタ イプの vsphere オブジェクトで 使 用 可 能 なクイック フィルタ オプションです データセンター vapp およびリソー ス プールをフィルタリングするには それらに 割 り 当 てられたタグを 使 用 する 必 要 があります データストア クラス タ ホスト 仮 想 マシン および 仮 想 マシンのテンプレートについては 数 種 類 のクイック フィルタを 使 用 できます データストア 用 のクイック フィルタ データストアは 以 下 の 基 準 によってフィルタリングできます タグ タイプ データストア クラスタに 属 します アクセス 可 能 性 メンテナンス モード ドライブのタイプ 空 き 領 域 の 割 合 (%) Storage I/O Control クラスタ 用 のクイック フィルタ クラスタは 以 下 の 基 準 によってフィルタリングできます タグ vsphere DRS vsphere HA ホスト 用 のクイック フィルタ ホストは 以 下 の 基 準 によってフィルタリングできます タグ 接 続 状 態 メンテナンス モード スタンドアロンまたはクラスタ 化 パワー 状 態 CPU 個 数 NIC 枚 数 ESX/ESXi バージョン vmotion HA 状 態 FT サポート 30 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 EVC モード 仮 想 マシン 用 のクイック フィルタ 仮 想 マシンは 以 下 の 基 準 によってフィルタリングできます タグ 状 態 統 合 が 必 要 質 問 によってブロック FT ロール VMware Tools バージョン ステータス VMware Tools 実 行 ステータス EVC モード ゲスト OS 互 換 性 CPU 個 数 NIC 枚 数 仮 想 マシンのテンプレート 用 のクイック フィルタ 仮 想 マシンのテンプレートは 以 下 の 基 準 によってフィルタリングできます タグ VMware Tools バージョン ステータス ゲスト OS 互 換 性 CPU 個 数 NIC 枚 数 最 近 のオブジェクトの 表 示 vsphere Web Client セッション 中 に 参 照 したオブジェクトにすばやく 移 動 することができます オブジェクト ナビゲー タやインベントリ ツリーでオブジェクトを 検 索 することなく 最 後 に 参 照 したオブジェクト 間 を 前 後 に 移 動 することがで きます [ 最 近 のオブジェクト] ドロップダウン メニューには お 使 いの 環 境 で 最 近 参 照 したオブジェクトの 履 歴 が 表 示 されます [ 最 近 のオブジェクト] には 2 種 類 のオブジェクト ( 最 近 アクセスしたオブジェクト 最 後 に 作 成 したオブジェクト) が 表 示 されます [ 最 近 のオブジェクト] リストは vsphere Web Client セッション 間 で 保 持 されますが 新 しいオブジェク トのリストは vsphere Web Client セッション 間 では 保 持 されません 1 vsphere Web Client オブジェクト ナビゲータで [ 最 近 のオブジェクト]または ). VMware, Inc. 31

2 [ 最 近 のオブジェクト]ドロップダウン メニューで 表 示 するオブジェクトを 選 択 します オブジェクトを 参 照 したか 作 成 したかにより 2 種 類 の 表 示 があります オプション 最 近 のオブジェクト 新 規 オブジェクト 説 明 vsphere Web Client インベントリで 最 後 に 参 照 したオブジェクト vsphere Web Client インベントリで 最 後 に 作 成 したオブジェクト [ 最 近 のオブジェクト]メニューで 選 択 したオブジェクトに 移 動 しました vsphere Web Client のタイムアウト 値 の 構 成 デフォルトでは vsphere Web Client セッションはアイドル 時 間 が 120 分 経 過 すると 終 了 します この 場 合 クライ アントをレジュームするには ユーザーは 再 度 ログインする 必 要 があります webclient.properties ファイルを 編 集 することで タイムアウト 値 を 変 更 できます 1 vsphere Web Client がインストールされているコンピュータで webclient.properties ファイルを 探 します このファイルの 場 所 は vsphere Web Client がインストールされているオペレーティング システムによって 異 な ります オペレーティング システム Windows 2008 vcenter Server Appliance ファイルのパス C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vsphereclient /etc/vmware/vsphere-client/ 2 ファイルを 編 集 して session.timeout = < 値 > という 行 を 含 めます value は 分 単 位 のタイムアウト 値 です 必 要 に 応 じて 行 のコメントを 解 除 します クライアントがタイムアウトしないように 設 定 するには タイムアウト 値 として 負 数 または 0 を 指 定 します たとえば タイムアウト 値 を 60 分 に 設 定 するには session.timeout = 60 という 行 を 含 めます 3 vsphere Web Client サービスを 再 起 動 します Windows オペレーティング システムでは VMware vsphere Web Client サービスを 再 起 動 します vcenter Server Appliance では vsphere-client サービスを 再 起 動 します 保 管 ユーザー データの 削 除 vsphere Web Client には 保 存 済 みの 検 索 処 理 中 の 作 業 の 項 目 [はじめに] ページの 環 境 設 定 などのユーザー データ が 格 納 されます こうした 格 納 されたデータを 削 除 してこれらの 項 目 を 初 期 のデフォルトにリセットしたり 格 納 されて いても 不 要 になったデータを 削 除 したりできます 削 除 できるデータは 現 在 ログインしているユーザーのものだけです ほかのユーザーが 格 納 したデータは 影 響 を 受 けま せん 1 vsphere Web Client で 現 在 ログインしているユーザーの 名 前 をクリックし [ 保 管 データの 削 除 ] を 選 択 します 32 VMware, Inc.

第 2 章 vsphere Web Client の 使 用 2 削 除 するデータを 選 択 します オプション 説 明 処 理 中 の 作 業 の 項 目 このユーザーの 現 在 処 理 中 の 作 業 のすべての 項 目 が 削 除 されます [はじめに] ページの 環 境 設 定 保 存 済 みの 検 索 このユーザーの [はじめに] ページの 環 境 設 定 がすべて 削 除 されます すべての [はじ めに] ページは vsphere Web Client に 表 示 されます このユーザーの 保 存 済 みの 検 索 がすべて 削 除 されます 3 [OK] をクリックします オブジェクトのドラッグ アンド ドロップ インベントリ オブジェクトを 選 択 して 左 マウス ボタンを 押 したままにし 別 のオブジェクトにドラッグ アンド ドロップ できます ドラッグ アンド ドロップは コンテキスト メニューで 使 用 できる 操 作 ([ 移 動 先 ] や [ 移 行 ] など) をすばや く 開 始 するための 代 替 方 法 です 一 部 のドラッグ アンド ドロップ 操 作 は 追 加 のアクションを 実 行 しなくても 完 了 します 他 のドラッグ アンド ドロップ 操 作 では ウィザードを 実 行 しなければならない 場 合 もあります 1 vsphere Web Client インベントリ ツリーまたはリスト ビューで インベントリ オブジェクト グループを 選 択 しま す vsphere Web Client インベントリ ツリー 内 またはリスト ビューからインベントリ ツリーにオブジェクトをドラッ グ アンド ドロップできます リスト ビューには [インベントリ リスト] [ 関 連 オブジェクト] タブ および 検 索 結 果 からアクセスできます 2 移 動 先 オブジェクトにオブジェクトをドラッグします 現 在 ポイントしているオブジェクトにオブジェクトをドラッグできるかどうかに 応 じてマウス カーソルが 変 化 します 表 2 2. ドラッグ アンド ドロップ 操 作 を 実 行 できるかどうかを 示 すマウス アイコン アイコン 説 明 ドラッグしているオブジェクトをこのオブジェクトにドロップできます ドラッグしているオブジェクトをこのオブジェクトにドロップできません 3 移 動 先 オブジェクトにオブジェクトをドロップします [ 最 近 のタスク] パネルでタスクが 開 始 します 4 (オプション) ウィザードが 開 いた 場 合 画 面 の 指 示 に 従 ってドラッグ アンド ドロップ 操 作 を 完 了 します 選 択 した 移 動 先 オブジェクトにオブジェクトが 移 動 します リストのエクスポート インベントリのリスト ビューの 内 容 を CSV ファイルにエクスポートできます 1 vsphere Web Client で リスト ビューを 開 きます オブジェクトのリスト ビューには [インベントリ リスト] [ 関 連 オブジェクト] タブ および 検 索 結 果 からアクセス できます VMware, Inc. 33

2 リスト ビューの 右 下 隅 にある [リストのエクスポート]( )をクリックします [リスト 内 容 のエクスポート] ダイアログ ボックスが 開 き CSV ファイルに 含 めるのに 可 能 なオプションが 一 覧 表 示 されます 3 CSV ファイルに すべての 行 または 現 在 選 択 している 行 のどちらをリストするかを 選 択 します 4 可 能 なオプションから CSV ファイルにリストする 列 を 選 択 します 5 [CSV レポートの 生 成 ] をクリックします 6 [ 保 存 ] をクリックし レポートを 保 存 するローカル マシンの 場 所 を 指 定 します キーボードのショートカット キーボード ショートカットを 使 用 すると vsphere Web Client でタスクへの 移 動 やタスクの 実 行 をすばやく 行 うことが できます インベントリのキーボード ショートカット インベントリのキーボード ショートカットを 使 用 すると vsphere Web Client のさまざまなインベントリにすばやく 移 動 できます 表 2 3. インベントリのキーボード ショートカット キーボードの 組 み 合 わせ Ctrl+Alt+s Ctrl+Alt+Home または Ctrl+Alt+1 Ctrl+Alt+2 Ctrl+Alt+3 Ctrl+Alt+4 Ctrl+Alt+5 Ctrl+Alt+6 アクション 簡 単 検 索 ホーム vcenter Server インベントリ ホストおよびクラスタ インベントリ 仮 想 マシンおよびテンプレート インベントリ データストアおよびデータストア クラスタ インベントリ ネットワーク インベントリ キーボード ショートカットを 使 用 したスケジュール 設 定 タスクの 作 成 キーボード ショートカットを 使 用 して スケジュール 設 定 タスクを 作 成 できます タスクのスケジュール 設 定 方 法 の 詳 細 については タスクのスケジュール 設 定 (P. 105) を 参 照 してください 1 [アクション] メニューを 選 択 し Ctrl を 押 します スケジュールできるアクションの 横 にある 時 計 アイコン( )が 表 示 されます 2 アクションを 選 択 し スケジュール 設 定 オプションを 構 成 します 3 インベントリ 内 のオブジェクトに 移 動 します 34 VMware, Inc.

ホストと vcenter Server の 構 成 3 ESXi ホスト vcenter Server システム および vsphere Web Client の 構 成 には いくつかのタスクがあります この 章 では 次 のトピックについて 説 明 します ホスト 構 成 (P. 35) vsphere ネットワーク 上 の 時 計 の 同 期 (P. 37) vcenter Server の 構 成 (P. 38) 拡 張 リンク モードの 使 用 (P. 55) ESXi vcenter Server および vsphere Web Client 間 の 通 信 の 構 成 (P. 55) ホスト 構 成 ホスト 上 に 仮 想 マシンを 作 成 する 前 に 正 しいライセンス ネットワークとストレージのアクセス およびセキュリティ 設 定 をホストに 構 成 する 必 要 があります ホストのタイプごとに そのホストの 構 成 に 関 するマニュアルがあります ホストの 構 成 法 については vsphere Security vsphere Storage vsphere Networking の 各 ドキュメントに 記 載 されている 特 定 の vsphere コンポーネントの 構 成 情 報 を 参 照 してください ESXi ホスト 上 での 起 動 デバイスの 構 成 ESXi を 実 行 しているサーバでは サーバの 起 動 デバイスを 選 択 できます 1 インベントリでホストを 選 択 します 2 [ 管 理 ] タブをクリックします 3 [ 設 定 ] をクリックします 4 [プロセッサ] を 選 択 し [ 起 動 オプション] をクリックします 5 ドロップダウン メニューから 起 動 デバイスを 選 択 します 6 (オプション) 選 択 したデバイスからすぐに 再 起 動 するには [ OK を 選 択 して 再 起 動 ] を 選 択 します [ OK を 選 択 して 再 起 動 ] を 選 択 しなかった 場 合 は 次 にホストを 再 起 動 したときに 新 しい 設 定 が 有 効 になります 7 [OK] をクリックします エージェント 仮 想 マシン 設 定 の 構 成 ホストにデプロイする ESX エージェント 仮 想 マシンに 対 し データストアおよびネットワークの 設 定 を 構 成 できます VMware, Inc. 35

ESX エージェントは vsphere ソリューションに 必 要 な 追 加 サービスを 提 供 するため ESXi ホストの 機 能 を 拡 張 した 仮 想 マシンまたは 仮 想 マシンと vsphere Installation Bundle (VIB) です たとえば ソリューションでは 特 定 のネットワーク フィルタまたはファイアウォール 構 成 が 動 作 することが 求 められる 場 合 があります ソリューションでは ESX エージェントを 使 用 して vsphere Hypervisor に 接 続 し そのソリュー ション 固 有 の 機 能 を 使 用 してホストを 拡 張 できます たとえば ESX エージェントは ネットワーク トラフィックをフィ ルタしたり ファイアウォールとして 動 作 したり ホスト 上 の 仮 想 マシンに 関 するその 他 の 情 報 を 収 集 することができます ホスト 上 の ESX エージェントに 対 してデータストアおよびネットワークの 設 定 を 構 成 すると ホストにデプロイするすべ ての ESX エージェントでは そのデータストアとネットワークの 構 成 が 使 用 されます 重 要 ネットワークおよびデータストアの 設 定 を 構 成 しない 場 合 ESX エージェントはデプロイされません 1 vsphere Web Client のインベントリでホストを 選 択 します 2 [ 管 理 ] タブをクリックして ホストの 構 成 情 報 を 表 示 します 3 [ 設 定 ] をクリックします 4 [エージェント 仮 想 マシンの 設 定 ] を 選 択 します ホスト 上 の ESX エージェントに 対 する 現 在 の 設 定 があれば 表 示 されます 5 [ 編 集 ] をクリックします 6 [データストア] ドロップダウン メニューから ESX エージェント 仮 想 マシンをデプロイするデータストアを 選 択 し ます 7 [ネットワーク] ドロップダウン メニューから ESX エージェントの 接 続 先 ネットワークを 選 択 します 8 [OK] をクリックします 次 に 進 む 前 に ESX エージェントおよび ESX Agent Manager の 詳 細 については vsphere ソリューション vservices および ESX エージェントの 配 置 および 開 発 を 参 照 してください ホストの 詳 細 属 性 の 設 定 ホストの 詳 細 属 性 を 設 定 できます 注 意 VMware テクニカル サポートまたはナレッジ ベースの 記 事 で 特 に 指 示 がない 限 り 詳 細 オプションの 変 更 はサポー トされていないと 見 なされます その 他 の 場 合 はすべて これらのオプションの 変 更 はサポートされていないと 見 なされ ます ほとんどの 場 合 デフォルトの 設 定 で 最 適 な 結 果 が 得 られます 1 vsphere Web Client ナビゲータで ホストを 参 照 して 移 動 します 2 [ 管 理 ] タブをクリックして [ 設 定 ] をクリックします 3 [[システム]] メニューの [[システムの 詳 細 設 定 ]] をクリックします 4 [ 詳 細 設 定 ] から 適 切 な 項 目 を 選 択 します 5 [[ 編 集 ]] をクリックして 値 を 編 集 します 6 [OK] をクリックします 36 VMware, Inc.

第 3 章 ホストと vcenter Server の 構 成 vsphere ネットワーク 上 の 時 計 の 同 期 vsphere ネットワーク 上 の 各 コンポーネントの 時 計 が 同 期 されていることを 確 認 します vsphere ネットワーク 内 のマ シンの 時 計 が 同 期 されていないと ネットワーク マシン 間 の 通 信 において 時 間 的 な 制 約 を 受 ける SSL 証 明 書 が 有 効 で はないと 認 識 される 場 合 があります 時 計 が 同 期 されていないと 認 証 に 問 題 が 発 生 し インストールが 失 敗 したり vcenter Server Appliance の vpxd サー ビスが 起 動 しないことがあります vcenter コンポーネントが 実 行 される Windows ホスト マシンが NTP サーバと 同 期 していることを 確 認 します ナレッ ジ ベースの 記 事 Windows の 時 刻 管 理 のベスト プラクティス(NTP 含 む)を 参 照 してください ホストの 時 間 の 構 成 の 編 集 時 間 設 定 は ホストで 手 動 で 構 成 するか NTP サーバを 使 用 してホストの 日 時 と 同 期 することができます 1 vsphere Web Client で vsphere インベントリからホストに 移 動 します 2 [ 管 理 ] を 選 択 し [ 設 定 ] を 選 択 します 3 [システム] の 下 で [ 時 間 の 構 成 ] を 選 択 して [ 編 集 ] をクリックします 4 ホストの 日 時 を 設 定 するためのオプションを 選 択 します オプション このホストの 日 付 および 時 刻 を 手 動 で 構 成 し ます Network Time Protocol を 使 用 (NTP クラ イアントの 有 効 化 ) 説 明 ホストの 時 刻 と 日 付 を 手 動 で 設 定 します ホストの 日 時 を NTP サーバーの 日 時 と 同 期 します ホストの NTP サービスは NTP サーバーから 時 刻 と 日 付 を 定 期 的 に 取 得 します a b [NTP サーバー] テキスト ボックスに 使 用 する NTP サーバーの IP アドレスま たはホスト 名 を 入 力 します [NTP サービス 起 動 ポリシー] ドロップダウン リストで ホストで NTP サービス を 開 始 および 停 止 する 場 合 のオプションを 選 択 します [ポートと 連 動 して 開 始 / 停 止 ] - ホストのセキュリティ プロファイルで アク セス 用 の NTP クライアント ポートが 有 効 または 無 効 にされたときに NTP サービスを 開 始 または 停 止 します [ホストに 連 動 して 開 始 および 停 止 ] - ホストの 電 源 がオンになったときか シャットダウンされたときに NTP サービスを 開 始 および 停 止 します [ 手 動 で 開 始 および 停 止 ] - NTP サービスの 手 動 での 開 始 および 停 止 を 有 効 に します [ 開 始 ] [ 停 止 ] または [ 再 開 ] ボタンを 使 用 して NTP サービス 用 に 選 択 した 起 動 ポ リシーに 関 係 なく いつでも 手 動 でホストの NTP サービスのステータスを 制 御 でき ます [ 手 動 で 開 始 および 停 止 ] ポリシーの 場 合 は 常 にこれらのボタンを 使 用 して NTP サービスのステータスを 制 御 します 5 [OK] をクリックします VMware, Inc. 37

vcenter Server の 構 成 vsphere Web Client から ライセンス 統 計 情 報 の 収 集 ログなどの 設 定 を 含 め vcenter Server を 構 成 することが できます vcenter Server のライセンス 設 定 の 構 成 評 価 期 間 の 終 了 前 または 現 在 割 り 当 てられているライセンスの 有 効 期 間 の 終 了 前 に vcenter Server システムにライ センスを 割 り 当 てる 必 要 があります My VMware で vcenter Server ライセンスをアップグレード 結 合 または 分 割 する 場 合 新 しいライセンスを vcenter Server システムに 割 り 当 てる 必 要 があります 開 始 する 前 に vsphere 6.0 環 境 でライセンスを 表 示 および 管 理 するには vsphere Web Client が 実 行 されている vcenter Server システムに 対 するグローバル. ライセンス 権 限 を 持 っている 必 要 があります 1 vsphere Web Client で vcenter Server システムに 移 動 します 2 [ 管 理 ] タブを 選 択 します 3 [システム] で [ライセンス] を 選 択 します 4 [ライセンスの 割 り 当 て] をクリックします 5 ライセンス 方 法 を 選 択 します 既 存 のライセンスを 選 択 し [OK] をクリックします 新 しいライセンスを 作 成 します a [ 新 規 ライセンスを 作 成 ] ( )アイコンをクリックします b c d e [ 新 規 ライセンス] ダイアログで ライセンス キーを 入 力 するか コピー アンド ペーストして [ 次 へ] をク リックします [ライセンス 名 を 編 集 ] ページで 必 要 に 応 じて 新 しいライセンスの 名 前 を 変 更 し [ 次 へ] をクリックします [ 終 了 ] をクリックします [ライセンスの 割 り 当 て] ダイアログで 新 しく 作 成 したライセンスを 選 択 し [OK] をクリックします ライセンスは vcenter Server システムに 割 り 当 てられ vcenter Server システムに 対 してライセンス キャパシティの インスタンスが 1 つ 割 り 当 てられます 統 計 設 定 の 構 成 統 計 データの 記 録 方 法 を 設 定 するには 統 計 の 収 集 間 隔 を 構 成 します 保 存 されている 統 計 情 報 には コマンドライン 監 視 ユーティリティを 使 用 するか vsphere Web Client のパフォーマンス チャートを 表 示 してアクセスできます vsphere Web Client での 統 計 収 集 間 隔 の 構 成 統 計 収 集 間 隔 により 統 計 クエリの 発 行 される 頻 度 統 計 データがデータベースに 格 納 される 期 間 および 収 集 する 統 計 データの 種 類 が 決 まります 収 集 された 統 計 データは vsphere Web Client のパフォーマンス チャートか コマンド ライン 監 視 ユーティリティで 表 示 できます 注 意 構 成 できない 統 計 もあります 開 始 する 前 に 必 要 な 権 限 : パフォーマンス. 間 隔 の 変 更 38 VMware, Inc.