Enterprise Architect on Mac OS X setup guide by SparxSystems Japan Mac OS X 環 境 での 利 用 設 定 マニュアル (2015/12/01 最 終 更 新 )
1. はじめに このドキュメントでは Enterprise Architect を Mac OS X で 動 作 させるための 設 定 につ いて 説 明 したドキュメントです なお 対 象 環 境 が Mac OS X v10.6 (Snow Leopard) 以 降 であることもあり このドキュメントでは OS X ではなく Mac OS X と 表 記 しています Enterprise Architect は Windows 環 境 専 用 に 開 発 されたソフトウェアです そのため Windows 環 境 以 外 では 動 作 せず 利 用 することはできません Windows 専 用 のソフトウェアを Mac OS X (および Linux)で 動 作 させるミドルウェアと して CrossOver Mac (および CrossOver Linux)があります CrossOver Mac https://www.codeweavers.com/products/crossover-mac/ ( 開 発 元 英 語 ) https://www.netjapan.co.jp/e/product/other/com/ ( 日 本 における 代 理 店 ) Enterprise Architect も この CrossOver Mac を 利 用 することで Mac OS X 上 でも 動 作 するようになります 2. 注 意 なお CrossOver は オープンソースのミドルウェア Wine を 利 用 していますので Wine を 利 用 することでも Mac OS X 環 境 上 で Enterprise Architect を 動 作 させることができる 可 能 性 が 高 いです しかし Wine 環 境 は 製 品 サポートの 対 象 外 の 環 境 となりますので ご 注 意 下 さい Mac OS X 環 境 で 利 用 する 場 合 Enterprise Architect 以 外 に 複 数 の Microsoft 製 コンポー ネントをインストールする 必 要 があります これらのコンポーネントには 個 別 の 使 用 許 諾 (EULA)が 存 在 し 同 意 しなければ 利 用 できないものがあります Enterprise Architect の 動 作 に 必 要 なコンポーネントの 全 ての 使 用 許 諾 に 同 意 ができない 場 合 には Enterprise Architect を Mac OS X 環 境 で 動 作 させることはできません なお インストールするコンポーネントはインターネット 経 由 で 自 動 ダウンロードします ので インターネット 環 境 と 接 続 し 通 信 可 能 な 環 境 であることが 必 要 です Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 2
また この CrossOver Mac 上 で 動 作 する Windows アプリケーションは Windows で 動 作 している 状 況 と 同 じ 扱 いになります 例 えば さまざまなショートカットキーで 利 用 して いる ALT キー は そのまま ALT キーの 入 力 が 必 要 です CrossOver Mac を 利 用 して いると 既 定 の 設 定 では Command キーが ALT キーに 割 り 当 てられていますので Command キーを 利 用 して ALT キーの 代 わりにできます (キーの 割 り 当 てのカスタマイズは CrossOver Mac の 機 能 であり 弊 社 サポートおよびこ のドキュメントの 範 囲 外 です ) 3. 必 要 な 環 境 Enterprise Architect を Mac OS X で 動 作 させるために 必 要 な 環 境 は 次 のとおりです Mac OS X v10.6.8 以 降 Enterprise Architect 12.1 日 本 語 版 ビルド 1224 以 降 インストーラー CrossOver Mac バージョン 13.2 以 降 CrossOver Mac は 評 価 版 を 以 下 のページからダウンロードすることができます 評 価 版 は 製 品 版 を 購 入 すると 継 続 して 利 用 できます ( 弊 社 では CrossOver Mac を 販 売 しておりません また CrossOver Mac のセットアッ プや 動 作 に 関 するご 質 問 は 弊 社 サポートの 範 囲 外 となり 承 ることはできません ) http://www.codeweavers.com/products/ 4. インストール ご 注 意 : このマニュアルでの CrossOver の 画 面 はバージョン 13.2 のものです まず CrossOver Mac をインストールします インストールを 完 了 後 アプリケーション フォルダ 内 の CrossOver を 起 動 し Windows アプリケーションのインストールを 選 択 して 下 さい Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 3
CrossOver ソフトウェア インストーラー が 起 動 しますので インストールするアプ リケーションの 一 覧 から Enterprise Architect 11.x を 選 択 して 下 さい (Enterprise Architect 日 本 語 版 の Mac OS X での 対 応 バージョンは 12.1( 以 降 )ですが 11. xを 選 択 して 下 さい もし CrossOver Mac のバージョンが 上 がり Enterprise Architect 12.x が 選 択 肢 に 表 示 された 場 合 には Enterprise Architect 12.x を 選 択 して 下 さい ) 次 に インストーラーを 選 択 する と 表 示 されている 部 分 をクリックします 表 示 され る 部 分 にある インストーラーファイルを 選 択 をクリックして Enterprise Architect 日 本 語 版 のインストーラーのファイルを 指 定 します Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 4
インストールする ボトル (CrossOver における 管 理 の 単 位 )については 既 定 値 として 選 択 されるはずの Windows XP の 新 規 ボトル のままにしてください 必 要 に 応 じて 名 前 を 変 更 して 下 さい 以 上 の 設 定 が 終 わったら 右 下 の インストール のボタンを 押 して 下 さい インスト ール 処 理 が 開 始 されます Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 5
インストールの 途 中 で Microsoft 製 のいくつかのコンポーネントの 使 用 許 諾 (EULA)が 表 示 されますので 内 容 について 確 認 し 同 意 できる 場 合 にはインストールを 続 けて 下 さい また MSXML や Visual Basic ランタイムなどのインストーラが 途 中 で 自 動 起 動 しますの で 既 定 の 設 定 でインストールして 下 さい Microsoft 製 のコンポーネントのインストールが 完 了 すると Enterprise Architect のイ ンストール 画 面 が 表 示 されます Enterprise Architect のインストールにつきましては PDF ドキュメント Enterprise Architect インストールマニュアル をご 覧 下 さい Enterprise Architect のインストールでは 以 下 の 点 に 注 意 して 下 さい インストール 先 は 既 定 値 のまま 変 更 しないで 下 さい 追 加 アドインの 選 択 画 面 で 日 本 語 文 字 列 解 析 はインストールしないで 下 さい 次 の 画 面 は インストール 中 の 画 面 例 です Windows 環 境 での 表 示 とアイコンなど 異 な る 部 分 があります 場 合 によっては CrossOver のダイアログの 後 ろにインストーラーの ダイアログが 表 示 される 場 合 がありますので 注 意 して 下 さい Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 6
場 合 によっては Enterprise Architect のインストールが 正 常 に 完 了 してインストーラー の 画 面 が 閉 じた 後 CrossOver の 以 下 のような 画 面 が 表 示 されます インストールは 正 常 に 行 われていますので この 手 順 をスキップします を 選 択 して 下 さい インストールが 完 了 したら 右 下 の 完 了 ボタンを 押 し 画 面 をいったん 閉 じます Enterprise Architect 日 本 語 版 では さらに 追 加 のコンポーネントの 登 録 が 必 要 です 再 Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 7
度 CrossOver を 起 動 し CrossOver ソフトウェア インストーラー の 画 面 の インスト ールするアプリケーションを 選 択 する のグループにある 一 覧 内 で 実 行 時 サポートコン ポーネント グループを 展 開 して 下 さい 追 加 でインストールが 必 要 なアプリケーションは 次 の 通 りです なお 梅 フォントはイ ンストールしなくても 動 作 しますが インストールした 方 が 見 た 目 が 良 くなります Microsoft Jet 4.0 Service Pack 8 Microsoft.NET Framework 2.0 Service Pack 2 Microsoft Visual C++ 6.0 ( 再 頒 布 可 能 ) 梅 フォントパッケージ インストールの 手 順 は 共 通 です 以 下 Microsoft Jet 4.0 Service Pack 8 を 例 に 説 明 します まず インストールする 対 象 のコンポーネントを 一 覧 から 選 択 します 検 索 欄 を 利 用 し 上 記 の 名 前 の 一 部 を 入 力 して 絞 り 込 むと 効 率 的 です Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 8
次 に インストールするボトルを 選 択 して 下 さい をクリックし 先 ほど Enterprise Architect をインストールしたボトルを 選 択 します その 後 右 下 の インストール ボタンを 押 します インストールが 完 了 しました の 画 面 になれば 該 当 のコンポーネントのインストールが 完 了 しています Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 9
他 のコンポーネントについても 同 様 の 手 順 です コンポーネントによっては 再 起 動 を 要 求 される 場 合 がありますが 再 起 動 を 選 択 して 下 さい (Mac OS X 環 境 全 体 の 再 起 動 で はなく CrossOver 内 の 仮 想 Windows 環 境 の 再 起 動 が 行 われます ) すべてのインストールが 完 了 したら CrossOver のメニューから Enterprise Architect を 実 行 できます 実 行 後 Dock に 追 加 しておくと 便 利 です 5. 補 足 Mac OS X 環 境 における いくつかの 補 足 事 項 です フォント 関 連 の 設 定 について Mac OS X 環 境 では フォントが 異 なるなどの 差 異 があるため Windows 環 境 と 表 示 が 異 なります 以 下 の 設 定 を 変 更 すると ダイアグラム 内 の 文 字 が 見 やすくなるかもしれませ ん Enterprise Architect を 起 動 し メインメニューから ツール オプション を 実 行 してオプション 画 面 を 表 示 します 書 式 設 定 グループにある 文 字 をアンチエイリアス 処 理 テキストを 縮 小 して 表 示 要 素 名 を 太 文 字 のチェックを 外 してください また 描 画 処 理 は 拡 張 - 1 を 選 択 して 下 さい Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 10
DBMSリポジトリの 利 用 について Mac OS X 環 境 上 の Enterprise Architect から 外 部 の DBMS リポジトリを 利 用 すること も 可 能 です この 場 合 には 対 象 の DBMS リポジトリに 対 応 する ODBC ドライバをダウ ンロードし ボトルにインストールすることが 必 要 です ODBC ドライバをインストール するには CrossOver ソフトウェア インストーラー の 画 面 で その 他 のアプリケーシ ョン を 選 択 して 下 さい その 後 インストーラーを 選 択 する をクリックし 対 象 の ODBC ドライバのインストーラーを 指 定 して 下 さい インストール 後 Windows 環 境 の 場 合 には 管 理 ツール 内 の データソース (ODBC) から DBMS サーバとの 接 続 設 定 を 行 いますが CrossOver 環 境 の 場 合 には Windows のス タートメニューがありませんので 呼 び 出 すことができません そのため Enterprise Architect のメインメニュー 内 の ツール グループにある ODBC データソース の 項 目 を 実 行 し ODBC に 関 する 設 定 を 行 って 下 さい (この 設 定 自 体 は Windows 上 の Enterprise Architect と 共 通 です 詳 細 な 手 順 などは Enterprise Architect のヘルプファイ ルをご 覧 下 さい ) Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 11
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改 版 履 歴 2015/12/01 初 版 Copyright (c) 2015 SparxSystems Japan 13