VOAC75 シリーズ/SG41 シリーズ/SC72 シリーズ LabVIEW(Ver6.0) ドライバ/サンプル 説 明 書 2011/9/30 2010/8/23 2009/1/20 岩 通 計 測 株 式 会 社 1. 概 要 本 ソフトは 弊 社 測 定 器 VOAC75 シリーズ/SG41 シリーズ/SC72 シリーズ を LabVIEW(Ver6.0) 上 でリモート 制 御 するドライバとサンプルソフトです 2.の 制 限 内 で 自 由 にダウンロードして 使 用 することができます サンプルプログラム 下 記 のドライバを 使 用 した 装 置 毎 のサンプル vi です VOAC75 シリース _LV_Sample2.vi SC72 シリース _LV_Sample1.vi SG41 シリース _LV_Sample1.vi ドライバ 装 置 を 制 御 する 基 本 的 な vi です Send_Rec_VISA.vi ( 共 通 ) Rec_VISA_with_Timeout.vi ( 共 通 ) SG_Set_Wait(s).vi (SG 専 用 ) SG_Set_Function.vi (SG 専 用 ) 2.コピー 権 販 売 許 諾 条 件 責 任 など コピー 権 オリジナル 版 のコピー 権 は 全 て 弊 社 に 属 します ドライバ 変 更 可 能 です オリジナル 版 変 更 版 共 に ドライバ 単 体 では 弊 社 に 断 りなく 販 売 できません 但 し お 各 様 のプログラムに 添 付 して そのプログラムの 一 部 として 販 売 することは 許 可 します サンプルプログラム 変 更 可 能 です オリジナル 版 変 更 版 共 に 弊 社 に 断 りなく 販 売 できません 責 任 サポート 本 ドライバ サンプルプログラムを 使 用 して 生 じたいかなる 不 具 合 トラブルにつ いても 当 社 は 一 切 責 任 を 負 いません 但 し 有 償 にて 解 決 についてのサポート をすることはできます
3. 使 用 条 件 a.pc:ibm PC/AT 互 換 機 b. 動 作 確 認 OS:マイクロソフト Windows XP LabView6.0 がインストールされていること c.インタフェース RS :VISA ドライバ GP-IB:VISA ドライバ 動 作 確 認 済 み NI 社 製 TCP/IP:VISA ドライバ d. 上 位 LabView バージョンでの 動 作 LabView 供 給 元 ナショナルインスツルメンツ 社 が 保 証 する 条 件 と 同 じです < 参 考 >バージョンによる 相 違 について 例 えば 本 版 で 使 用 の VISA Open/Read/Write/Close は 共 に VISA リソースでリ ンクされていますが 版 によっては Open は VISA リソースで 行 って Read/Write/Close は VISA セッションでリンクするものもあるようです e. 読 取 りデリミタ RS/GP-IB:LF TCP/IP:LF 1998 年 版 ユーザマニュアル ではここがセッションです
f.フォルダ 構 成 <*.lib>: 各 装 置 の 全 vi を 含 みます 各 vi の 参 照 方 法 を 次 に 示 します a.*..lib をダブルクリックして 下 さい b. 参 照 したい vi をダブルクリックして 下 さい 4. 各 vi について 4.1 サンプルプログラム 4.1.1 VOAC75 シリーズ_LV_Sample2 (1) 機 能 VOAC の MAIN または SUB からでデータを 取 り 込 んで ロール 表 示 します 全 表 示 もできます a.モード 切 換 え(DUAL/SINGLE)はマニュアルです b. 各 機 能 設 定 もマニュアルです c.データ 読 取 りは DUAL の 場 合 MAIN または SUB を 選 択 して どちらかを 読 み 取 って 表 示 します d.インタフェース:rs GP-IB TCP/IP
(2) 立 ち 上 げ 時 画 面 (3) 操 作 a.voac 側 リモート 設 定 (リモート 切 換 え アドレス ポート)を 合 わせて 下 さい RS の 場 合 :デリミタ(LF) ボーレート GP-IB:アドレス デリミタ(LF) TCP/IP:アドレス ポート デリミタ(LF) FUNCTION DISP<DUAL>モードを 設 定 して 下 さい b.pc 側 RS ポート GP-IB アドレス TCP/IP アドレスを 合 わせて 下 さい RS の 場 合 の 接 続 ケーブル:クロス
< 参 考 >VOAC Remote=EATHER で1 対 1 で 使 用 する 場 合 の PC の 設 定 例 (a)ネットワーク 右 クリック プロパティ ネットワークの 設 定 TCP/IP DNS 設 定 : 使 わない (b)ip アドレス 次 の IP アドレスを 使 う( 通 常 自 動 的 に 取 得 ) (c)ip アドレス: 上 位 9 桁 =VOAC と 同 じ 下 位 3 桁 =VOAC と 異 なる VOAC=192.168.001.100 の 場 合 192.168.001.002 など サブネットマスク:255.255.255.0 (d)ゲートウェイ: 使 用 しないのでそのまま c.ソフト 側 リソースを 正 しく 設 定 して 下 さい 設 定 はデフォルトです インタフェースを 選 択 して 下 さい ch モードが DUAL の 場 合 読 取 り ch(main/sub)を 選 択 して 下 さい タイムアウトを 設 定 して 下 さい DUAL モード 時 :5 秒 以 上 上 段 :X 軸 下 段 :Y 軸 軸 ラベル スケール 形 式 スケールの 自 動 / 固 定 スケール 始 点 =0 スケール 精 度 グリッド 色 スケール 表 示 ラヘ ル 表 示 : 操 作 不 可 波 形 のスクロール 波 形 拡 大 波 形 移 動 d.< 開 始 >=ON にして をクリックして 下 さい 装 置 接 続 に 成 功 すれば <*IDN?>に 装 置 ID が 表 示 されます 測 定 中 < 測 定 インターバル>を 変 えられます ゲージ 表 示 : 最 新 の 読 み 取 り 値 波 形 操 作 : 上 図 の 説 明 通 り e. 波 形 クリア: 測 定 開 始 時 と 測 定 中 に 変 えられます f.< 開 始 >=OFF: 測 定 を 停 止 します g.< 開 始 >=ON: 測 定 を 再 開 します
4.1.2 SC72 シリーズ_LV_Sample1 (1) 機 能 SC の Function で 指 定 された 測 定 値 を 取 り 込 んで ロール 表 示 します 全 表 示 もできます a.function と 測 定 種 別 を 選 択 して 下 さい b.インタフェース:rs GP-IB (2) 立 ち 上 げ 時 画 面
(3) 操 作 a.sc 側 リモート 設 定 (リモート 切 換 え アドレス ポート)を 合 わせて 下 さい RS の 場 合 :デリミタ(LF) ボーレート GP-IB:アドレス デリミタ(LF) b.pc 側 RS ポート GP-IB アドレスを 合 わせて 下 さい RS の 場 合 の 接 続 ケーブル:クロス c.ソフト 側 リソースを 正 しく 設 定 して 下 さい < 選 択 > 上 :RS 下 :GP-IB リソースを 正 しく 設 定 して 下 さい 特 にアドレス ポート 部 装 置 を 選 択 してください タイムアウトを 設 定 して 下 さい d.< 開 始 >=ON にして をクリックして 下 さい 装 置 接 続 に 成 功 すれば <*IDN?>に 装 置 ID が 表 示 されます 測 定 中 < 測 定 インターバル>を 変 えられます ゲージ 表 示 : 最 新 の 読 み 取 り 値 波 形 操 作 :<4.1.1 VOAC75 シリーズ_LV_Sample2>と 同 様 です e. 波 形 クリア: 測 定 開 始 時 と 測 定 中 に 変 えられます f.< 開 始 >=OFF: 測 定 を 停 止 します g.< 開 始 >=ON: 測 定 を 再 開 します
4.1.3 SG41 シリーズ_LV_Sample1 (1) 機 能 SG に 指 定 された Function を 設 定 します a.function 振 幅 周 波 数 出 力 on/off などが 設 定 できます b.インタフェース:rs GP-IB (2) 立 ち 上 げ 時 画 面 (3) 操 作 a.sc 側 リモート 設 定 (リモート 切 換 え アドレス ポート)を 合 わせて 下 さい RS の 場 合 :デリミタ(LF) ボーレート GP-IB:アドレス デリミタ(LF) b.pc 側 RS ポート GP-IB アドレスを 合 わせて 下 さい RS の 場 合 の 接 続 ケーブル:クロス c.ソフト 側 リソースを 正 しく 設 定 して 下 さい < 選 択 > 上 :RS 下 :GP-IB リソースを 正 しく 設 定 して 下 さい 特 にアドレス ポート 部 装 置 を 選 択 してください タイムアウトを 設 定 して 下 さい c.< 開 始 >=ON にして をクリックして 下 さい 2ch 機 の 場 合 実 行 の 前 に<ヘッダー>を 選 択 してください 装 置 接 続 に 成 功 すれば <*IDN?>に 装 置 ID が 表 示 されます
測 定 中 < 測 定 インターバル>を 変 えられます 各 設 定 には 時 間 がかかります 設 定 が 終 わるとその 設 定 値 が 右 側 に 表 示 されます
4.2 ドライバ 4.2.1 Send_Rec_VISA.vi 指 定 された VISA リソース(RS GP-IB TCP/IP)に < 設 定 コマンド 文 字 列 >ま たは<?コマンド>を 送 信 して <?コマンド>の 場 合 応 答 文 字 コードを 受 信 します コマンドにデリミタ(LF)は 不 要 です 本 VI で 付 加 して 送 信 します < 入 力 パラメータ> < 出 力 パラメータ> 初 期 化 方 法 は 各 サンプ ルにあります? 付 きコマンドの 送 信 コマンド 場 合 の 応 答 文 字 列 デリミタは 不 要 です 4.2.2 Rec_VISA_with_Timeout.vi 指 定 された VISA リソース(RS GP-IB TCP/IP)に 読 取 りタイムアウトを 設 定 して デリミタがくるまで 応 答 文 字 列 を 受 信 します 最 大 読 取 りバイトはパラ メータ また あらかじめ?コマンドを 送 信 しておいて 下 さい < 入 力 パラメータ> < 出 力 パラメータ> 読 取 り 文 字 列
4.2.3 SG_Set_Function.vi SG に "ヘッダー&コマンド& 空 白 & 設 定 値 " を 送 信 後 に 1 秒 待 ちます その 後 で "ヘッダー&コマンド?" で 現 在 値 を 読 取 ります 読 取 りタイムアウト=10 秒 使 用 サンプル 1ch 機 :なし( : ) 2ch 機 : :OUT1: または :OUT2: FUNC,FREQ,AMPL,GMOD,OUTP など 数 値 文 字 列 4.2.4 SG_Set_Wait(s).vi SG に 設 定 コマンドを 送 信 後 に 指 定 時 間 待 ちます または?コマンドで 現 在 値 を 獲 得 します 読 取 りタイムアウト:パラメータ :FREQ 1000 のような フルコマンド 文 字 列 デリミタ 不 要 デフォルト:5 秒 デフォルト:1 秒