製 品 ガイド( 応 用 編 ) 目 次 1.AmiVoice SP2 の 最 新 版 について 標 準 ( 大 ) 汎 用 音 響 モデル という 辞 書 をご 利 用 ください 2ページ 2. 認 識 率 のコツについて 2ページ (1) 発 音 は 自 然 に! (2) 単 語 よりも 文 章 で! (3) 口 元 とマイクの 距 離 が5cm 以 内 (4) 固 有 名 詞 専 門 用 語 はあらかじめ 単 語 登 録 3. 使 うほどに 認 識 精 度 が 向 上 する 学 習 機 能 について 3ページ 音 響 学 習 のポイント (1) 本 人 の 声 だけを 入 力 すること (2) 他 の 人 の 声 が 混 ざると 認 識 精 度 が 落 ちる 可 能 性 があります (3) 複 数 ユーザーで 使 用 する 場 合 は 各 ユーザーごとに 登 録 4.テキスト 学 習 機 能 で 認 識 率 を 向 上 について テキスト 学 習 ウィザードは 過 去 に 自 分 が 作 成 した 文 章 をAmiVoice SP2 に 学 習 させることに より 認 識 精 度 を 上 げることを 目 的 とした 補 助 的 なツールです 4ページ 5. 書 起 しエディターを 効 率 的 に 使 用 する 方 法 について 7ページ 書 起 しエディターは 録 音 した 音 声 ファイルを 聞 きながら 文 章 を 書 起 すためにツールです 付 属 のヘッドセットマイクなどで 聞 いた 内 容 を 復 唱 することで 効 率 よく 書 起 しができます
1.AmiVoice SP2 の 最 新 版 について 無 料 アップデートモジュールにつきまして 以 下 よりダウンロードできます http://sp.advanced-media.co.jp/download/index.html 標 準 ( 大 ) 汎 用 音 響 モデル という 辞 書 が 追 加 されますので こちらをご 利 用 ください AmiVoice バー 上 の 辞 書 切 り 替 え で 選 択 することができます 雑 音 環 境 で 使 用 する 場 合 や タブレット PC などに 内 蔵 されているマイクを 使 用 する 場 合 は 認 識 精 度 が 高 くなること が 多 いです 2. 認 識 率 のコツについて (1) 発 音 は 自 然 に! 普 段 話 しているように 自 然 に 話 してください 一 語 一 語 区 切 って 発 話 したり 不 自 然 にゆっくり 発 話 すると 逆 にう まく 入 力 できません また 抑 揚 をつけずにたんたんとお 話 しください (2) 単 語 よりも 文 章 で! 現 在 の 音 声 認 識 は 前 後 の 文 脈 で 認 識 をしているので 単 語 ごとに 区 切 るよりも 文 章 で 話 す 方 が 認 識 されやすく なります (3) 口 元 とマイクの 距 離 が5cm 以 内 口 元 とマイクの 距 離 が5cm 以 内 で 話 しください (4) 固 有 名 詞 専 門 用 語 はあらかじめ 単 語 登 録 2~3 回 発 話 して 認 識 しない 場 合 よく 使 うと 思 われる 単 語 は 単 語 登 録 そうでない 場 合 は キーボード 入 力 してく ださい キー 入 力 した 単 語 文 書 を 学 習 するためには テキスト 学 習 を 活 用 ください 認 識 率 を 高 めるコツ まとめ (1) 話 し 方 ( 抑 揚 をつけずに 棒 読 み 大 きな 声 でなく 小 さな 声 ) (2) 間 違 って 認 識 した 場 合 候 補 学 習 ( 次 候 補 から 選 択 ) (3) 次 候 補 に 単 語 がない 場 合 よく 使 う 単 語 は 単 語 登 録 使 わないと 思 われるものはキーボード 入 力 (4)2~3 回 発 話 して 認 識 できない 場 合 (3)を 実 施 (1 箇 所 で 時 間 を 費 やすとロスが 発 生 します) 2
3. 使 うほどに 認 識 精 度 が 向 上 する 学 習 機 能 について 音 響 学 習 (1)ユーザーの 発 話 を 自 動 学 習 して 音 声 認 識 精 度 を 向 上 させる 音 響 学 習 機 能 です また 候 補 選 択 より 修 正 したものを 自 動 で 学 習 する 候 補 学 習 機 能 も 搭 載 使 えば 使 うほど 利 便 性 が 向 上 します (2) 音 響 学 習 は ユーザーの 音 声 の 特 徴 を 自 動 的 に 学 習 して 音 声 入 力 がしやすくなる 機 能 です この 機 能 を 使 い 続 けることで だんだん 正 確 に 変 換 されるようになり 音 声 入 力 がよりスムーズに 行 えるようになり ます ゲームで 言 う 経 験 値 がたまってレベルが 上 がる という 概 念 です ゲームであれば レベルが 上 がればより 強 いモ ンスターに 勝 てるようになりますが AmiVoice SP2 では 認 識 しにくい 発 話 を 認 識 できるようになります 音 響 学 習 のポイント (1) 本 人 の 声 だけを 入 力 すること (2) 他 の 人 の 声 が 混 ざると 認 識 精 度 が 落 ちる 可 能 性 があります (3) 複 数 ユーザーで 使 用 する 場 合 は 各 ユーザーごとに 登 録 3
4.テキスト 学 習 機 能 で 認 識 率 を 向 上 について テキスト 学 習 ウィザード (1) 未 知 語 抽 出 機 能 テキスト 学 習 ウィザードは 過 去 に 自 分 が 作 成 した 文 章 をAmiVoice SP2 に 学 習 させることにより 認 識 精 度 を 上 げることを 目 的 とした 補 助 的 なツールです 1 過 去 に 作 成 した 文 書 ファイルから 音 声 認 識 辞 書 に 登 録 されていない 単 語 を 自 動 的 に 検 出 し ユーザー 辞 書 に 登 録 する 機 能 を 搭 載 使 用 頻 度 の 高 い 単 語 登 録 を 簡 単 にできます 2 過 去 の 議 事 録 や 原 稿 などからユーザーの 言 い 回 し 文 書 スタイル( 単 語 + 前 後 の 文 脈 情 報 )を 学 習 できるから 使 うほどに 認 識 率 を 向 上 できます (2)AmiVoice バー 上 でマウスを 右 クリックしてメニューから テキストウィザード 学 習 を 選 択 します (3)ユーザーとマスター 辞 書 を 選 択 して 次 をクリックします 4
(4) 文 書 ファイルを1の 一 覧 表 示 部 分 にドラッグアンドドロップ もしくは 2の ファイルを 追 加 から 文 書 ファイルを 読 み 込 んで 下 さい 1 2 対 応 ファイル:テキスト/ MS Word / MS Excel / 一 太 郎 / PDF / CSV / HTML 上 記 ファイルを 選 ぶと 自 動 的 にテキストデータに 変 換 して 取 り 込 みます テキスト 容 量 はテキストデータで 最 大 5MB(5,000,000 バイト)までです (5) 選 択 した 文 書 ファイルの 内 容 の 一 部 を 確 認 したい 場 合 文 章 ファイルを 選 択 すると 1のように 確 認 することがで きます 文 書 ファイルを 追 加 したい 場 合 前 回 選 んでいた 文 書 ファイルは 消 さずに 再 度 ファイルを 追 加 から 文 書 ファイ ルを 読 み 込 んで 下 さい 選 択 した 文 書 ファイルを 削 除 する 場 合 削 除 したい 文 書 ファイルを 選 択 して マウスを 右 クリックしてメニューから 選 択 したファイルを 削 除 する を 選 択 してください 1 5
(6) 検 出 した 未 知 語 に 読 みを ひらがな で 入 力 ください 1 単 語 に 読 みを 入 力 するには 単 語 を 選 択 し Enter キーを 押 すか または 単 語 をマウスでダブルクリックしてくださ い 2 読 みを ひらがな で 入 力 ください 3 学 習 させてたくない 単 語 は チェックマークを 外 してください すべての 単 語 に 読 みを 入 力 する 必 要 はありません 頻 度 の 高 い 単 語 を 優 先 して 読 みを 入 力 します 4 テキスト 学 習 を 実 行 を 押 すと 学 習 させることができます 3 2 1 4 ワンポイント 前 回 の 学 習 をクリア すると 追 加 登 録 されている 単 語 がすべて 削 除 されますのでご 注 意 ください 必 要 に 応 じて ユーザー 辞 書 のエクスポートで 追 加 された 単 語 をバックアップしてください ユーザー 辞 書 のエクスポートは AmiVoice バーのユーザー 辞 書 ツール ユーザー 辞 書 ユーザー 辞 書 のエ クスポートで 行 います 6
5. 書 起 しエディターを 効 率 的 に 使 用 する 方 法 について 書 起 しエディター (1) 書 起 しエディターは 録 音 した 音 声 ファイルを 聞 きながら 文 章 を 書 起 すためにツールです 会 議 やインタビューなど 録 音 距 離 が 遠 い 環 境 下 で 録 音 された 音 声 ファイルは 直 接 音 声 認 識 できませんが 付 属 の ヘッドセットマイクなどで 聞 いた 内 容 を 復 唱 することで 効 率 よく 書 起 しができます 復 唱 で 音 声 認 識 を 使 用 する 場 合 AmiVoice SP2 の 入 力 モードを 直 接 入 力 に 設 定 するとさらに 使 い 勝 手 がよく なります (2)AmiVoice SP2 の 入 力 方 法 を 直 接 入 力 に 変 更 してご 利 用 ください 1 変 更 方 法 は AmiVoice バーの 設 定 をクリックします 2 入 力 モードで 直 接 入 力 にチェックマークを 入 れて OK ボタンをクリックください ( 出 荷 時 は 入 力 モードが エディター になっています) 7
3 詳 細 設 定 で 認 識 結 果 の 編 集 を 行 うことができます 編 集 しない を 選 択 すると 発 話 後 認 識 結 果 がすぐにアプリケーションに 入 力 されます 編 集 する を 選 択 すると 発 話 後 認 識 結 果 を 候 補 選 択 で 編 集 する 状 態 になります (2) 直 接 入 力 モードの 使 用 方 法 入 力 したい 場 所 に 直 接 音 声 入 力 します 候 補 の 選 択 もできます 1 入 力 したい 場 所 に 直 接 入 力 します 2 間 違 った 可 能 性 がある 文 字 は 赤 く 表 示 されます 3カーソルを 合 わせて キーを 押 すと 入 力 結 果 の 候 補 が 表 示 されます アプリケーションに 転 送 するには キーボードの Enter キーを 押 してください または 認 識 した 状 態 で 空 白 の 時 間 を 置 き 再 度 発 話 すると 自 動 的 に 転 送 できます 8
(3) 書 起 しエディター 上 で 復 唱 して 音 声 認 識 を 使 用 する 場 合 1 書 起 しエディターを 起 動 します AmiVoice バー 上 でマウスを 右 クリックしてメニューから 音 声 ファイルからの 認 識 を 選 択 します 2 書 起 しエディターが 起 動 して ファイル 選 択 ダイアログが 表 示 されますので 認 識 させたい 音 声 ファイルを 選 択 してく ださい または メニューの ファイル 音 声 ファイルを 読 み 込 む で 音 声 ファイルを 選 択 することができます 3 書 起 しエディター 上 で 入 力 されたい 箇 所 にカーソルをクリックします 4 書 起 しエディターで 音 声 を 再 生 / 停 止 します 出 荷 時 のキー 割 り 振 りは 以 下 の 通 りです 再 生 / 停 止 Ctrl キー + Space キー 巻 き 戻 し Ctrl キー + キー 早 送 り Ctrl キー + キー 5Shift キーを 押 してマイクをオンにして 直 接 入 力 で 音 声 認 識 をすると 画 面 のように 認 識 結 果 が 表 示 されますので 認 識 結 果 を Enter キーで 転 送 します 認 識 結 果 を 転 送 しない 場 合 書 起 しエディターで 音 声 の 再 生 ができませんのでご 注 意 ください 修 正 は キーボードで 行 います キー 入 力 した 単 語 文 章 を 学 習 するためには テキスト 学 習 を 活 用 ください 5 4 3 9
6 作 成 した 文 章 を 保 存 します 保 存 方 法 は ファイル エクスポート テキストファイルにエクスポートで テキストデータに 保 存 できますので MS Word やメモ 帳 などで 開 くことができます あるいは 使 用 されたいアプリケーションにコピー&ペーストしてください 途 中 で 作 業 を 中 断 したい 場 合 ファイル の 保 存 で 保 存 することができます 保 存 したファイルは ファイル の ドキュメントを 開 く で 開 くことができます 7 各 種 機 能 をキーの 組 み 合 わせでショートカットキーに 登 録 できます ワンポイント 再 生 音 の 速 度 を 調 整 した 際 に 再 生 音 が 聞 きづらい 場 合 AmiVoice SP2 の 無 料 アップデートモジュールで 最 新 版 にすると 新 しい 音 声 再 生 アルゴリズムがインストールされます 確 認 方 法 は 編 集 設 定 音 声 再 生 音 声 変 更 アルゴリズムで シンプルアルゴリズム を 選 択 してください 10