NC ENGINE
1. NC ENGINE について 1. NC ENGINE に ついて 1 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
1. NC ENGINE について 1 1 概 要 NC ENGIN (エンジン) は NC MATE-4K Ⅱをバ ッ ク グ ラ ウ ン ド で 動 作 させる こ と に よ り ユーザーイ ン ターフ ェース を フルカ ス タ マ イ ズ し て 使 え る 機 能 です たとえば スタートボタンとスト ップボタンだけをシンプルに 配 置 したり M コードに 割 り 当 てた 機 能 を 操 作 画 面 に 追 加 で き た り 外 付 け 押 し ボ タ ンの 定 義 を 変 更 で き た り と 自 由 自 在 新 しい 操 作 性 を 実 現 します 1 1 1 システム 構 成 NC MATE-4K Ⅱをバ ッ ク グ ラ ウ ン ド で 動 作 させる 場 合 のシ ス テム 構 成 は 下 図 の よ う になっ ています パソ コ ンが 立 ち 上 がる と 自 動 的 に NC マネージ ャーが 起 動 し ます HMI から NC マネー ジャーに NC ENGINEの 起 動 が 指 示 されると NCマネージャーは NC ENGINEをバックグ ラ ン ド で 起 動 させます 起 動 し た NC ENGINE と HMI は 共 有 メ モ リ 方 式 も し く は 共 有 フ ァ イル 方 式 でアプ リ 間 通 信 を 行 います システム HMI(ユーザーアプリ) 解 説 ユーザーが 必 要 な 機 能 を 自 由 に 表 示 配 置 させた り 外 付 け 押 し ボ タ ンの 定 義 を 自 由 に 変 更 で き ます NC MANAGER(NC マネージャー) NC ENGINEE の 起 動 終 了 設 定 を 行 います タ ス ク ト レ イにのみ 表 示 ( 常 駐 ) NC ENGINE(NC エンジン) NC MATE-4K Ⅱ 制 御 ソ フ ト PC のバ ッ ク グ ラ ン ド で 動 作 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 2
1. NC ENGINE について 1 2 アプリ 間 通 信 について NC ENGINE と HMI のアプ リ 間 通 信 は 共 有 メ モ リ 方 式 も し く は 共 有 フ ァ イル 方 式 で 行 われ ます 通 信 し あ う 項 目 には 下 表 の も のがあ り ます 通 信 方 向 HMI から NC MATE ENGINE へ NC MATE ENGINE から HMI へ 内 容 NC MATE ENGINE 制 御 情 報 モード 切 替 手 動 運 転 時 の 方 向 キー プログ ラムの 読 み 込 み 実 行 スタート ストップ パラ メ ー タ 設 定 描 画 工 具 補 正 各 種 設 定 画 面 の 表 示 相 対 0 ( 全 軸 / 各 軸 ) 工 具 補 正 位 置 復 帰 など 外 部 信 号 情 報 軸 選 択 手 動 パルスハン ド ルカウン タ 各 種 制 御 出 力 座 標 値 機 械 座 標 相 対 座 標 ワーク 座 標 残 量 NC MATE の 状 態 エ ラー 情 報 1 2 1 プログラムシーケンス NC 起 動 指 示 アプリ 間 通 信 開 始 NC 終 了 指 示 ( 通 信 中 の 処 理 ) - NC から 情 報 取 得 - 必 要 な 情 報 を 自 分 のアプ リ へ 表 示 - NC からの 情 報 を 元 に 自 分 のアプ リ から NC へ 動 作 指 示 - ボ タ ン を 押 し た ら NC への 動 作 指 示 内 容 を 変 更 し た り 自 由 に 設 定 可 能 アプリ 間 通 信 終 了 3 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
1. NC ENGINE について 1 2 2 アプリの 構 成 NC ENGINE と HMI のアプ リ のフ ォルダおよびフ ァ イ ル 構 成 は 以 下 の 通 り です Kyopal NC MATE-4K Ⅱ NC ENGINE - NC MATE-4K2.exe - 他 従 来 通 り の 構 成 フ ァ イル - ENGINE - Nc Manager.exe Nc Mgr.ini MSG (MSG 以 下 で HMI とやり 取 り ) - 起 動 指 示 フ ァ イル - アプ リ 間 通 信 フ ァ イル 自 動 運 転 用 フ ァ イル 通 信 やファイル 転 送 任 意 の 場 所 ファイル 転 送 HMI - NCMgrDLL.dll ユーザーアプ リ.exe や エクセル 任 意 の 場 所 自 動 運 転 フ ァ イル 置 場 - 直 線 補 間.txt 加 工 プログラム.txt など 上 図 の HMI と 自 動 運 転 フ ァ イ ル 置 場 は お 客 様 の 好 き な よ う に 作 っていただけ ます 基 本 的 には HMI か ら DLL 関 数 を 呼 び 出 すだけで NC ENGINE と や り 取 り を 行 う こ と が 可 能 です オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 4
2. HMI 操 作 画 面 (GUI) の 作 成 5 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
2 1 作 成 ツールについて HMI は C# など 様 々なプログラ ミ ング 言 語 を 使 って 作 成 する こ とができます 今 回 のセ ミ ナーでは Excel の VBA を 使 って 作 成 する 手 順 について 解 説 し ます 2 1 1 エクセルVBA 編 集 画 面 を 立 ち 上 げる 1 マイクロソフトエクセルを 立 ち 上 げます 2 ツール >> マ ク ロ >> Visual Basic Editor を 選 択 し ます 3 新 規 プ ロ ジ ェ ク ト が 開 き ます オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 6
4 Microsoft Visual Basic の 画 面 の 挿 入 >> ユーザーフ ォーム を 選 択 し ます 5 ユーザーフ ォーム と ツールボ ッ ク スが 表 示 さ れます こ のユーザーフ ォーム と ツールボ ッ ク ス を 使 って 操 作 画 面 のレ イ ア ウ ト を 作 成 し てい き ます *1 *1.Visual Basic 画 面 を 立 ち 上 げる 操 作 方 法 は Microsoft Excel 2000 のものです 7 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
2 1 2 ツールボックスについて ツールボ ッ ク スにあ る 各 種 ツールについて 解 説 し ます 各 ア イ コ ンの 名 称 は 以 下 の 通 り です アイコン 名 称 アイコン 名 称 オブジ ェ ク ト の 選 択 ラベル 文 字 を 表 示 する 時 に 使 用 し ます テキス ト ボッ クス 座 標 など 文 字 を 表 示 し た り 入 力 し たりする 時 に 使 用 します コンボボックス 項 目 を リ ス ト から 選 択 でき る よ う に なります クリックするとリストが 開 きます リストボックス 項 目 を リ ス ト から 選 択 でき る よ う に な り ます リ ス ト は 常 に 表 示 され ています チェックボックス 機 能 の ON/OFF を 切 り 替 える 時 に 使 用 します ラジオボタン 複 数 の 選 択 項 目 から どれかひ と つ だけ 選 択 する よ う な 場 合 に 使 用 し ま す フレーム 複 数 のコ ン ト ロールをま と める 時 に 使 用 し ます コマンドボタン スタート / スト ップボタンや その 他 押 し ボ タ ンに 使 用 し ます タグスト リップ メニューをタブで 切 り 替 える 時 に 使 用 します マルチページ ス ク ロールバー ス ク ロールバーを 表 示 させる 時 に 使 用 します スピンボタン イメージ 画 像 の 表 示 に 使 用 し ます トグルボタン Ref エディット 2 1 3 ツールの 追 加 上 表 のツールは デフ ォル ト で 用 意 さ れてい る も のです こ の 他 に も 様 々な ツールを 追 加 する こ とができます ツール >> その 他 の コ ン ト コ ン ト ロール を 選 択 する と コ ン ト ロールの 追 加 がで き ます 追 加 し たい 項 目 に チェッ クを 入 れ OK ボタンをクリック オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 8
2 2 HMIのGUI 作 成 ツールボ ッ ク スの 中 のツール 類 を ユーザーフ ォームに 配 置 し HMI の 操 作 画 面 を 作 成 し ま す 2 2 1 ボタンの 配 置 HMI 側 で 必 要 な 機 能 や 操 作 画 面 のレ イ ア ウ ト が 決 ま った ら ボ タ ンやテキ ス ト ボ ッ ク ス な どのツール 類 を ユーザーフォームに 配 置 していきます ツールボ ッ ク スの 中 か ら 配 置 し たいツールを 選 択 し フ ォーム 上 で ワ ン ク リ ッ ク する と 配 置 でき ます HMI 画 面 ボ タ ン 配 置 例 フレーム テキス ト ボッ クス ラベル コマンドボタン ラジオボタン 9 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
2 2 2 プロパティの 変 更 プ ロパテ ィ を 変 更 する こ と に よ り 背 景 の 色 を 変 えた り ボ タ ンの 大 き さ 名 称 な ど を 変 更 する こ と がで き ます プ ロパテ ィ の 設 定 を 行 いたい も の (フ ォーム ボ タ ンな ど) を ワ ン ク リ ッ ク し 表 示 >> プ ロパテ ィ ウ ィ ン ド ウ を 選 択 する と ク リ ッ ク し た も のに 関 する プ ロパ テ ィ 設 定 画 面 が 表 示 さ れます 2 2 2-1 ユーザーフォームのプロパティ ユーザーフ ォーム 全 体 の 設 定 を 行 います フ ォームのス ク ロールバー 表 示 に 関 する 設 定 フ ォームの 中 に 使 用 されている 画 像 に 関 する 設 定 フォームで 使 用 されている フォントに 関 する 設 定 縦 幅 横 幅 フ ォーム 全 体 のサ イ ズ 表 示 する 位 置 に 関 する 設 定 背 景 色 タイトル フ ォームの 背 景 色 境 界 線 の 色 タ イ ト ル 表 示 に 関 する 設 定 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 10
2 2 2-2 ラベルのプロパティ フ ォーム 上 で 表 示 さ れてい る 文 字 に 関 する プ ロパテ ィ の 設 定 を 行 います 表 示 さ せる フ ォ ン ト の サ イ ズ 種 類 ス タ イルの 設 定 フォームの 左 端 からの 距 離 フ ォームの 上 からの 距 離 配 置 する 位 置 に 関 する 設 定 文 字 の 色 文 字 のまわ り を 罫 で 囲 むか こ こ に 記 入 し た 文 字 が 表 示 さ れる 11 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
2 2 2-3 コマンドボタンのプロパティ フ ォーム 上 に 配 置 さ れた ボ タ ンに 関 する プ ロパテ ィ の 設 定 を 行 います ボタンの 縦 幅 表 示 さ せる フ ォ ン ト の サ イ ズ 種 類 ス タ イ の 定 ボタンの 横 幅 ここに 記 入 した 文 字 が ボタン 上 に 表 示 さ れる ボ タ ンの 表 示 非 表 示 の 設 定 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 12
2 2 2-4 テキストボックスのプロパティ フ ォーム 上 に 配 置 さ れた テキ ス ト ボ ッ ク スに 関 する プ ロパテ ィ の 設 定 を 行 います テキ ス ト のフ ォ ン ト 色 サ イ ズ スタイルの 設 定 テキス ト ボッ クスの 縦 幅 テキス ト ボッ クスの 横 幅 テキス ト ボッ クス 内 の 色 13 オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 )
2 3 コードの 記 述 画 面 のレ イ ア ウ ト が 終 わった ら コー ド を 記 述 し てい き ます コー ド は HMI に させる 何 ら かの 仕 事 の 内 容 を 表 す も のです 2 3 1 コードの 記 述 方 法 1 まず フォーム 上 のコント ロールをダブルク リ ックします ダブルク リ ッ クする 2 すると コードウィンドウが 表 示 され あらかじめ 次 のようなコードが 書 き 込 まれてい ます 2 行 目 以 降 に コー ド を 記 述 こ の コー ド の 間 (2 行 目 以 降 ) に 必 要 な コー ド を 記 述 し てい き ます オリジナル GUI 導 入 セミナー( 基 礎 編 ) 14
09 JUN