静 情 審 第 6 3 号 平 成 26 年 3 月 24 日 静 岡 県 知 事 様 静 岡 県 情 報 公 開 審 査 会 会 長 興 津 哲 雄 静 岡 県 情 報 公 開 条 例 第 19 条 の 規 定 に 基 づく 諮 問 について( 答 申 ) 平 成 25 年 11 月 7 日 付 け 静 空 総 第 141 号 による 下 記 の 諮 問 について 別 紙 のとおり 答 申 し ます 記 静 岡 空 港 に 係 る 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 に 関 する 特 定 の 協 定 書 における 運 用 時 間 の 規 定 に 反 して 運 用 したとされる 航 空 機 の 便 名 等 の 記 載 された 文 書 の 非 開 示 決 定 に 対 す る 異 議 申 立 て( 諮 問 第 185 号 )
別 紙 1 審 査 会 の 結 論 静 岡 県 知 事 の 決 定 は 妥 当 である 2 異 議 申 立 てに 至 る 経 過 (1) 平 成 25 年 7 月 25 日 異 議 申 立 人 は 静 岡 県 情 報 公 開 条 例 ( 平 成 12 年 静 岡 県 条 例 第 58 号 以 下 情 報 公 開 条 例 という ) 第 6 条 の 規 定 により 静 岡 県 知 事 ( 以 下 実 施 機 関 という )に 対 し 以 下 の 内 容 に 係 る 公 文 書 ( 以 下 本 件 対 象 文 書 という )の 開 示 を 請 求 し 同 日 実 施 機 関 は 当 該 開 示 請 求 を 受 け 付 けた 吉 田 町 空 港 対 策 協 議 会 と 静 岡 県 と 吉 田 町 の 三 者 で 締 結 した 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 に 係 る 協 定 書 の 第 13 条 に 規 定 されている 運 用 時 間 に 反 して 運 用 された 静 岡 空 港 開 港 時 から 平 成 25 年 7 月 24 日 までの 航 空 機 の 便 名 ( 定 期 便 でないものを 含 む) 運 用 会 社 名 及 び 運 用 時 間 に 反 して 運 用 された 理 由 を 記 載 した 文 書 運 用 会 社 か ら 静 岡 県 に 提 出 のあった 文 書 を 含 む (2) 平 成 25 年 8 月 6 日 実 施 機 関 は 吉 田 町 空 港 対 策 協 議 会 ( 以 下 甲 という ) 静 岡 県 ( 以 下 乙 という ) 及 び 吉 田 町 ( 以 下 丙 という )の 三 者 で 締 結 した 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 に 係 る 協 定 書 ( 以 下 騒 音 協 定 という )に 反 す る 運 用 の 事 実 はなく 本 件 対 象 文 書 は 存 在 しないとして 情 報 公 開 条 例 第 11 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき 非 開 示 決 定 ( 以 下 本 件 処 分 という )を 行 い 異 議 申 立 人 に 通 知 した (3) 平 成 25 年 10 月 4 日 異 議 申 立 人 は 本 件 処 分 を 不 服 として 行 政 不 服 審 査 法 ( 昭 和 37 年 法 律 第 160 号 ) 第 6 条 の 規 定 により 実 施 機 関 に 対 し 異 議 申 立 てを 行 い 同 月 7 日 実 施 機 関 は これを 受 け 付 けた 3 異 議 申 立 人 の 主 張 要 旨 異 議 申 立 ての 趣 旨 は 本 件 処 分 を 取 り 消 し 開 示 を 求 めるというものであり 異 議 申 立 人 が 異 議 申 立 書 で 主 張 している 異 議 申 立 ての 理 由 等 は おおむね 次 のとおり である (1) 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 は 空 港 の 運 用 時 間 は7 時 30 分 から20 時 30 分 までの 間 とす る と 第 2 項 は 前 項 に 定 める 時 間 を 越 えて 運 用 時 間 を 定 めようとするときは あらかじめ 甲 乙 丙 で 協 議 をするものとする とのみ 規 定 しており この 運 用 時 間 を 越 えて 運 用 された 航 空 機 は 静 岡 空 港 開 港 以 来 多 く 存 在 し 騒 音 協 定 に 反 すること は 明 白 である それにもかかわらず 騒 音 協 定 に 反 することはないとして 文 書 不
存 在 としていることは 不 当 である (2) 静 岡 空 港 の 設 置 管 理 及 び 使 用 料 に 関 する 条 例 ( 平 成 20 年 静 岡 県 条 例 第 22 号 以 下 空 港 条 例 という ) 第 4 条 では 空 港 の 滑 走 路 誘 導 路 及 びエプロン( 以 下 滑 走 路 等 という )の 運 用 時 間 は 午 前 7 時 30 分 から 午 後 8 時 30 分 までとする ただし 知 事 は 定 期 便 の 遅 延 地 震 その 他 の 災 害 空 港 に 関 する 工 事 等 のため 必 要 があると 認 めるときは これを 変 更 することができる とし そのただし 書 で 運 用 時 間 の 変 更 を 実 施 機 関 が 認 めればできるとしている しかし 空 港 条 例 の 制 定 は 平 成 20 年 3 月 25 日 であり 騒 音 協 定 の 締 結 日 である 平 成 19 年 8 月 2 日 より 後 であ る 空 港 条 例 は 騒 音 協 定 の 締 結 後 になって 制 定 されたものであって 騒 音 協 定 に 適 用 することはできない 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 にあるように 騒 音 協 定 においても 変 更 できるようにするならば 騒 音 協 定 第 13 条 第 2 項 にあるように 運 用 時 間 の 変 更 により 前 項 に 定 める 時 間 (7 時 30 分 から20 時 30 分 までの 間 )を 越 えて 運 用 時 間 を 定 めようとする ことに 相 当 するから あらかじめ 甲 乙 丙 で 協 議 するものとす る により 協 議 の 必 要 がある あらかじめとあるからには 静 岡 空 港 の 運 用 を 開 始 して 最 初 に 運 用 時 間 を 越 えて 運 航 される 前 までに 協 議 をする 必 要 があるがその 事 実 はない また 騒 音 協 定 第 15 条 の 定 めのない 事 項 については 甲 乙 丙 協 議 の 上 処 理 するものとする に 従 って 協 議 により 運 用 時 間 の 変 更 について 処 理 する 必 要 がある しかし これについて 協 議 された 事 実 はない よって 騒 音 協 定 上 では 運 用 時 間 に 反 している 事 実 があるにもかかわらず 運 用 時 間 に 反 してい る 事 実 はないとすることは 文 書 不 存 在 の 理 由 には 当 たらない (3) 騒 音 協 定 の 前 書 きには 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 の 事 業 内 容 などの 基 本 的 事 項 について 次 のとおり 協 定 を 締 結 する とあって 定 期 便 の 遅 延 等 は 騒 音 協 定 に 反 しないという 考 え 方 があるが 運 用 時 間 についての 記 載 は 当 初 の 案 にはなく 加 えられて 現 在 の 騒 音 協 定 になった 経 緯 があって 基 本 的 事 項 に 相 当 する 基 本 的 事 項 という 記 載 は 抽 象 的 であって どこまでが 基 本 的 事 項 の 範 囲 であるか 明 確 でな い 少 なくとも 航 空 機 が 運 用 時 間 を 越 えて 運 用 された 事 実 は 騒 音 協 定 第 15 条 にある 疑 義 に 当 たるから 同 条 の 協 議 の 上 処 理 するものとする に 従 っ て 協 議 の 上 処 理 する 必 要 があるが 協 議 して 処 理 した 事 実 はない よって 騒 音 協 定 上 では 運 用 時 間 に 反 している 事 実 があるにもかかわらず 運 用 時 間 に 反 してい る 事 実 はないとした 文 書 不 存 在 の 理 由 は 不 当 である 4 実 施 機 関 の 主 張 要 旨 実 施 機 関 が 意 見 書 で 述 べている 主 張 は おおむね 次 のとおりである (1) 空 港 条 例 ア 公 の 施 設 ( 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 244 条 第 1 項 )については その 設 置 及 び 管 理 に 関 する 事 項 を 条 例 で 定 めなければならない( 同 法 第 244 条 の
2 第 1 項 ) また 空 港 法 ( 昭 和 31 年 法 律 第 80 号 ) 第 12 条 第 1 項 は 空 港 の 運 用 時 間 等 について 空 港 供 用 規 程 を 定 め これを 公 表 しなければならない 旨 規 定 して いる このため 静 岡 空 港 においても 空 港 条 例 を 制 定 し 設 置 の 趣 旨 ( 第 1 条 ) 設 置 の 目 的 名 称 及 び 所 在 ( 第 2 条 ) 等 を 定 めている イ 空 港 条 例 第 4 条 本 文 は 滑 走 路 誘 導 路 及 びエプロン( 以 下 滑 走 路 等 とい う )の 運 用 時 間 は 午 前 7 時 30 分 から 午 後 8 時 30 分 までとする と 規 定 し 静 岡 空 港 における 基 本 的 な 運 用 時 間 を 定 めている ウ 一 方 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 は 実 施 機 関 は 定 期 便 の 遅 延 地 震 その 他 の 災 害 空 港 に 関 する 工 事 等 のため 必 要 があると 認 めるときは これを 変 更 するこ とができる と 規 定 し 一 定 の 事 由 が 発 生 した 場 合 に 同 条 本 文 の 基 本 的 な 運 用 時 間 を 臨 時 的 に 変 更 することができることとしている (2) 騒 音 協 定 ア 騒 音 協 定 は 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 の 事 業 内 容 などの 基 本 的 事 項 を 定 めるも のであり( 前 文 ) 航 空 機 騒 音 による 障 害 の 防 止 を 図 り 生 活 環 境 を 保 全 する ことを 目 的 として 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 を 実 施 することを 明 らかにしている( 第 1 条 ) イ 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 は 空 港 の 運 用 時 間 は7 時 30 分 から20 時 30 分 までの 間 とする と 同 条 第 2 項 は 前 項 に 定 める 時 間 を 越 えて 運 用 時 間 を 定 めようと するときは あらかじめ 甲 乙 丙 で 協 議 をするものとする と 規 定 している (3) 騒 音 協 定 第 13 条 の 趣 旨 ア 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 は 静 岡 空 港 の 基 本 的 な 運 用 時 間 を 定 めたものであり 同 条 第 2 項 は 同 条 第 1 項 の 運 用 時 間 すなわち 空 港 条 例 第 4 条 本 文 に 規 定 す る 基 本 的 な 運 用 時 間 を 変 更 する 場 合 の 手 続 を 定 めたものであって 同 条 ただし 書 に 基 づく 臨 時 的 な 運 用 時 間 の 変 更 を 行 う 場 合 にまで 適 用 されるものではない イ 騒 音 協 定 第 13 条 第 2 項 が 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 の 規 定 に 基 づく 臨 時 的 な 運 用 時 間 の 変 更 を 妨 げる 趣 旨 ではないことは 同 項 が 甲 乙 丙 の 三 者 協 議 という 一 定 程 度 時 間 を 要 する 手 続 を 定 めていることからも 明 らかである 換 言 すれば 気 象 条 件 機 材 トラブル 自 然 災 害 等 の 様 々な 事 情 により 運 航 ダイヤが 乱 れることは あり 得 るのであり 離 着 陸 の 遅 延 が 発 生 しそうな 場 合 に その 都 度 騒 音 協 定 上 の 三 者 協 議 が 要 求 されると 解 釈 することは 現 実 的 ではない ウ 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 の 運 用 時 間 と 空 港 条 例 第 4 条 本 文 の 運 用 時 間 の 間 に 齟 齬 はなく 同 条 ただし 書 に 基 づく 臨 時 的 な 運 用 時 間 の 変 更 も 妨 げられるものでは ないから 異 議 申 立 人 が 主 張 するような 協 定 違 反 の 事 実 はない (4) 空 港 条 例 と 騒 音 協 定 との 関 係 異 議 申 立 人 は 空 港 条 例 の 制 定 が 騒 音 協 定 の 締 結 よりも 後 であるということを 理 由 に 騒 音 協 定 違 反 の 事 実 が 存 在 する 旨 主 張 するが 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 の 趣 旨
は(3)で 述 べたとおりであり 騒 音 協 定 に 違 反 する 事 実 はない (5) 騒 音 協 定 前 文 の 趣 旨 等 騒 音 協 定 前 文 にあるとおり 騒 音 協 定 が 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 の 事 業 内 容 などの 基 本 的 事 項 を 定 めるものであることはそのとおりであるが 異 議 申 立 人 が 問 題 と する 騒 音 協 定 第 13 条 の 趣 旨 は(3)で 述 べたとおりであり 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 の 臨 時 的 な 運 用 時 間 の 変 更 が 騒 音 協 定 上 の 疑 義 に 当 たるとは 解 されない (6) まとめ 以 上 のとおり 騒 音 協 定 第 13 条 に 規 定 されている 運 用 時 間 に 反 して 運 用 された 事 実 はないため 本 件 対 象 文 書 は 存 在 しない なお 本 件 処 分 に 先 立 ち 開 示 請 求 の 内 容 に 関 して 異 議 申 立 人 に 電 話 で 確 認 し たところ 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 の 運 用 時 間 の 変 更 を 行 う 際 に 航 空 会 社 から 提 出 される 運 用 時 間 変 更 申 出 書 を 請 求 しているものではないとの 回 答 を 得 てい る 5 審 査 会 の 判 断 当 審 査 会 は 本 件 対 象 文 書 について 審 査 した 結 果 以 下 のように 判 断 する (1) 本 件 対 象 文 書 について 本 件 対 象 文 書 は 開 示 請 求 書 の 記 載 及 び 開 示 請 求 の 内 容 に 関 して 実 施 機 関 が 異 議 申 立 人 に 電 話 で 確 認 した 結 果 を 踏 まえると 静 岡 空 港 の 設 置 に 当 たり 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 の 事 業 内 容 などの 基 本 的 事 項 について 定 めた 騒 音 協 定 第 13 条 の 規 定 に 反 する 運 用 がなされていることについて 静 岡 空 港 開 港 時 から 開 示 請 求 日 の 前 日 であ る 平 成 25 年 7 月 24 日 までの 間 に 当 該 運 用 に 関 して 実 施 機 関 が 作 成 し 又 は 取 得 し た 文 書 であると 解 される これに 対 し 実 施 機 関 は 情 報 公 開 条 例 第 11 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき 不 存 在 を 理 由 とする 本 件 処 分 を 行 ったところ 異 議 申 立 人 は 本 件 処 分 を 不 服 とし 本 件 処 分 の 取 消 しを 求 めて 異 議 申 立 てを 提 起 したものであることから 以 下 本 件 対 象 文 書 を 不 存 在 としたことの 当 否 について 検 討 する (2) 本 件 対 象 文 書 の 不 存 在 について 実 施 機 関 は 騒 音 協 定 第 13 条 の 趣 旨 や 空 港 条 例 と 騒 音 協 定 の 関 係 等 について 以 下 のとおり 説 明 し 同 条 に 規 定 されている 運 用 時 間 に 反 して 運 用 された 事 実 はないた め 本 件 対 象 文 書 は 保 有 していないとする ア 地 方 自 治 法 上 公 の 施 設 については 設 置 及 び 管 理 に 関 する 事 項 を 条 例 で 定 め なければならないため 静 岡 空 港 についても 空 港 条 例 を 制 定 し 設 置 の 趣 旨 目 的 所 在 等 を 規 定 している イ 空 港 条 例 第 4 条 本 文 では 滑 走 路 等 の 運 用 時 間 は 午 前 7 時 30 分 から 午 後 8 時 30 分 までとしているが 同 条 ただし 書 では 実 施 機 関 は 定 期 便 の 遅 延 地 震 その
他 の 災 害 空 港 に 関 する 工 事 等 のため 必 要 があると 認 めるときは これを 変 更 で きるとし 一 定 の 事 由 が 発 生 した 場 合 には 同 条 本 文 で 定 める 基 本 的 な 運 用 時 間 を 臨 時 的 に 変 更 することができることとしている ウ 騒 音 協 定 は 静 岡 空 港 の 設 置 に 当 たり 航 空 機 騒 音 による 障 害 の 防 止 を 図 り 生 活 環 境 を 保 全 することを 目 的 として 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 の 事 業 内 容 などの 基 本 的 事 項 を 定 めたもので その 第 13 条 では 空 港 の 運 用 時 間 は7 時 30 分 から20 時 30 分 までの 間 とし この 時 間 を 越 えて 運 用 時 間 を 定 めようとするときは あら かじめ 甲 乙 丙 の 三 者 で 協 議 するものと 定 めている エ 騒 音 協 定 第 13 条 第 1 項 は 空 港 条 例 第 4 条 本 文 にいう 静 岡 空 港 の 基 本 的 な 運 用 時 間 を 定 めたものであり 騒 音 協 定 第 13 条 第 2 項 は 基 本 的 な 運 用 時 間 を 変 更 す る 場 合 の 手 続 を 定 めたものであって 空 港 条 例 第 4 条 ただし 書 に 基 づく 臨 時 的 な 運 用 時 間 の 変 更 を 行 う 場 合 に 適 用 されるものではない したがって 騒 音 協 定 第 15 条 で 甲 乙 丙 三 者 協 議 が 必 要 とされている 騒 音 協 定 上 の 疑 義 にも 当 たらない 公 の 施 設 である 静 岡 空 港 に 関 して 地 方 自 治 法 で 制 定 を 義 務 付 けられた 空 港 条 例 の 第 4 条 は 同 空 港 の 基 本 的 な 運 用 時 間 とその 臨 時 的 な 変 更 について 規 定 しており 同 空 港 に 係 る 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 に 関 する 基 本 的 事 項 について 定 めた 騒 音 協 定 の 第 13 条 は 騒 音 協 定 で 定 める 範 囲 を 超 えて 同 空 港 の 基 本 的 な 運 用 時 間 について 定 め ようとする 場 合 の 手 続 を 定 めたもので 運 用 時 間 の 臨 時 的 な 変 更 の 際 に 適 用 される ものではないなどとする 上 記 のアからエまでの 実 施 機 関 の 説 明 は 是 認 することが できる このことから 騒 音 協 定 第 13 条 に 規 定 されている 運 用 時 間 に 反 して 運 用 さ れた 事 実 はないため 本 件 対 象 文 書 は 保 有 していないとする 実 施 機 関 の 説 明 に 不 自 然 不 合 理 な 点 はなく 他 に 本 件 対 象 文 書 の 存 在 を 推 認 させる 事 情 も 窺 えないこと から 実 施 機 関 において 本 件 対 象 文 書 を 保 有 しているとは 認 められない よって 1 審 査 会 の 結 論 のとおり 判 断 する 6 審 査 会 の 処 理 経 過 当 審 査 会 の 処 理 経 過 は 別 記 のとおりである
別 記 審 査 会 の 処 理 経 過 年 月 日 処 理 内 容 審 査 会 平 成 25 年 11 月 11 日 実 施 機 関 から 諮 問 書 を 受 け 付 けた 平 成 25 年 12 月 11 日 実 施 機 関 から 意 見 書 を 受 け 付 けた 平 成 25 年 12 月 16 日 審 議 平 成 26 年 1 月 27 日 審 議 平 成 26 年 2 月 24 日 審 議 平 成 26 年 3 月 24 日 審 議 ( 答 申 ) 第 267 回 第 268 回 第 269 回 第 270 回 静 岡 県 情 報 公 開 審 査 会 委 員 の 氏 名 等 ( 氏 名 は 五 十 音 順 ) 氏 名 職 業 等 調 査 審 議 した 審 査 会 興 津 哲 雄 弁 護 士 第 267 回 ~ 第 270 回 鈴 木 紀 子 弁 護 士 第 267 回 第 269 回 第 270 回 中 野 美 恵 子 静 岡 大 学 副 学 長 第 267 回 ~ 第 270 回 望 月 律 子 静 岡 県 看 護 協 会 会 長 第 267 回 ~ 第 270 回 森 俊 太 静 岡 文 化 芸 術 大 学 文 化 政 策 学 部 学 科 長 第 267 回 ~ 第 270 回 山 本 雅 昭 静 岡 大 学 人 文 社 会 科 学 部 教 授 第 267 回 ~ 第 270 回