現 状 の 確 認

Oracle Developerの Web 化 に 関 する 資 料 2005 年 日 本 オラクル 株 式 会 社

現 状 の 確 認

Ver.Upにおける 懸 念 移 行 コスト/リスク DeveloperのWeb 化 はコスト 高? UIに 変 更 が 出 てくるのでは? Developer6iのフルサポート 切 れ クライアント/サーバ 版 の 最 終 製 品 ( 通 常 出 荷 終 了 )

Oracle Developer Web 化 のススメ

操 作 性 はそのままです C/S Web ユーザがもう 一 度 新 しい 操 作 を 覚 える 必 要 がありません

開 発 も 今 まで 通 りです C/S Web T T 開 発 者 が 新 規 の 開 発 ツールを 覚 える 必 要 がありません さらに 開 発 効 率 を 高 める 機 能 が 追 加 されています (SSO, 国 際 化,デバッガの 高 機 能 化 など)

Web 化 の 移 行 ステップ 典 型 的 な 移 行 ステップ Forms 1. モジュールを 開 きます 2. モジュールをコンパイルします 3. モジュールを 保 存 します Reports レポートの 定 義 ファイルをそのまま 使 用 可 能 です 既 存 のアプリケーション 資 産 を 引 き 継 ぐことができます 移 行 の 手 順 はとてもシンプルです

Web 化 のメリット - 管 理 コスト 管 理 コストの 削 減 C/S サーバーだけでは なく,クライアン トも 管 理 する 必 要 があります Web サーバーのみの 管 理 で 済 むため,ク ライアントにかか る 管 理 コストの 大 幅 削 減 を 実 現 しま す

Web 化 のメリット - 認 証 認 証 の 共 通 化 ID : aaa Pass : AAA ID : aaa Pass : DDD ID : bbb Pass : AAA ID : ccc Pass : AAA C/S システム,Web システムが 混 在 し, それぞれにユーザID IDとパスワードを 管 理 する 必 要 がある 状 態 ユーザがパスワード 管 理 の 手 間 を 嫌 って 安 易 なパスワードを 設 定 してしまい,セ キュリティが 低 下 する 危 険 性 があります 全 システムのパスワードを 一 元 管 理 して いる 状 態 一 度 のログインで 全 てのシステムが 利 用 可 能 となります. また 共 通 のパスワード 運 用 ポリシーが 適 用 できるのでセキュリティも 向 上 します.

Web 化 のメリット - 情 報 共 有 検 索 社 内 ポータルとの 統 合 文 書 共 有 ニュース 売 上 分 析 Web 化 することで OracleAS Portal と 組 み 合 わせることが 可 能 となります 認 証 を 統 合 することで, 一 度 の ログインで 社 内 のあらゆるシス テムを 単 一 の 画 面 からアクセス 可 能 です 申 請 手 続 Forms 天 気 予 報 必 要 なデータ, 情 報 へアクセス するリードタイムの 大 幅 短 縮 を 通 じて, 情 報 アクセスコストを 大 幅 に 低 減 します

事 例 : 実 在 するシステムのWeb 化 モジュール 数 4000 程 度 の 大 規 模 システム バージョンアップとWeb 化 を 同 時 に 実 施 クライアントPC PCとの 連 携 機 能 など, 一 部 機 能 はWebは 化 と 同 時 に 作 り 込 みが 必 要 だった (WebUtil 登 場 以 前 の 話 ) 製 品 評 価 開 始 からリリースまで 約 一 年 実 質 半 年 の 作 業 でWebで 化 と 新 規 作 り 込 みが 完 了 その 当 時 にWebUtilに WebUtilがあれば もっと 短 縮 化 できた 可 能 性 あり

Oracle Developer アップグレード 詳 細 編

移 行 方 法 Forms モジュールのバージョンアップ 基 本 : 開 発 ツールが 自 動 変 換 再 コンパイル 例 外 : 希 に 自 動 変 換 に 対 応 できないパターンがあるので 手 動 対 応 (コンパイルエラーが 出 る) Web 対 応 C/S 専 用 機 能 を 書 き 換 え( 他 のプログラムとの 連 携 ファイルI/O 等 ) Webへの 最 適 化 (Option) ASインストール 設 置 H/Wサイジング

Webでの 実 行 イメージ アプリケーションは 全 て のクライアントに 配 布 Forms C/S Runtime Before: クライアント クライアント/サーバー 形 式 After: 3 階 層 階 層 Web 形 式 アプリケーションを Webサーバーに 配 置 Database ブラウザのみ (Java) HTTP/SSL Forms Web Runtime Oracle Application Server

移 行 方 法 Reports モジュールのバージョンアップ レポートの 定 義 ファイルをそのまま 使 用 可 能 Web 対 応 C/S 専 用 機 能 (プリンタへの 直 接 印 刷 等 )の 代 替 策 を 検 討 し 必 要 であればプログラムを 書 き 換 え ASインストール 設 置 H/Wサイジング

Webでの実行イメージ アプリケーションは全て のクライアントに配布 Reports C/S Runtime Before: クライアント/サーバー形式 クライアント サーバー形式 After: 3階層Web形式 Database アプリケーションを Webサーバーに配置 HTML Reports Web Runtime HTTP/SSL PDF Oracle Oracle Application Application Server Server

Reports 実 行 形 態 の 変 更 C/Sでの 一 般 的 な 使 い 方 Reports Runtime 起 動 画 面 でプレビュー 印 刷 Webでは ブラウザでダウンロード 表 示 印 刷 フォーマット PDF CSV (excel) HTML RTF (word) 等

Developer 移 行 パス 直 接 アップグレードができるパターンは? 移 行 先 Forms/Reports Version 1.6.1 2.1 6i 9.0.4 10.1.2 V6 Tools 1.3.2-1.6.1 2.0-2.1 6.0 6i 9.0.2 9.0.4 注 意 点 PL/SQLの 大 きな 変 更 (PL/SQL v1 v2 v8 以 降 ) PL/SQLの 構 文 の 厳 密 性 はバージョンが 上 がるごとに 厳 しくなっ ています これに 起 因 したコンパイルエラーが 発 生 することがあ ります C/S 系 の 関 数 廃 止 (R9.0.2)

Forms,Reportsの 移 行 既 存 のC/S の C/SをWeb 化 ( 詳 細 編 ) 既 存 のC/Sで 開 発 済 みのDeveloperアプリケーションを Web 対 応 するためには 以 下 の 手 順 で 行 います 1. Webへ 移 行 するAP 機 能 調 査 を 実 施 T Web 利 用 制 限 に 抵 触 している 部 分 は Webutilを 使 用 するか 新 規 機 能 追 加 となります 2. リコンパイル(バージョンアップ 時 必 須 ) 3. コンパイルエラーに 対 応 する(PL/SQL 言 語 仕 様 差 異 の 吸 収 ) 4. Web 実 行 し レイアウト 修 正 5. ビジネスロジックの 動 作 確 認 / 新 規 機 能 追 加 試 験 を 実 施 する 6. Application Serverへの 配 布 7. 開 発 環 境 と 実 行 環 境 のプラットフォームが 違 う 場 合 は サーバ 上 でコンパイルを 実 行 ( 文 字 コードの 差 異 を 吸 収 するため)

Forms,Reportsの 移 行 異 なるバージョンへ 移 行 する 場 合 PL/SQLのバージョン 変 更 に 起 因 する コード 変 更 が 必 要 なことがあります Developer2000から からDeveloper R6.x 変 更 時 のコンパイルエラーの 例 エラー 理 由 対 応 策 1 ORA_FFI,PLS_INTEGERでコンパイ ルエラーが 発 生 する PL/SQLバージョンアップによる 変 更 箇 所 PLS_INTEGERに 変 更 して 対 応 2 カーソル 使 用 時,FOR ~ LOOP 構 文 で NEXT_RECORDをコーディング コーディング 上 のミスであるが 以 前 のバー ジョンではエラーと 判 定 していないため 発 生 NEXT_RECODEは カーソル 使 用 時 は 不 要 BLKのときは 必 要 3 %TYPEにて コンパイルエラー PL/SQLバージョンアップによる 変 更 箇 所 カラム 指 定 でなく ROWを 使 用 の 時 は %ROWTYPEでコーディングする 4 プロシージャのパラメータ 上 型 宣 言 を 行 うとコンパイルエラーとなる XXXXX IN VARCHAR2(4) コーディング 上 のミスであるが 以 前 のバー ジョンではエラーと 判 定 していないため 発 生 プロシージャのパラメータ 上 の 型 宣 言 をし ないパラメータ 上 で 型 宣 言 をしない 5 WINDOWでキャンパスが 割 り 当 てら れないメッセージが 発 生 する コンパイラ 強 化 のため 利 用 しない WINDOWを 作 成 していた 1または nキャンパスに 対 し 1つWINDOWを 割 り 当 てるようにする 従 って 余 分 なWINDOWは 削 除 する

Forms,Reportsの 移 行 廃 止 されるBuilt Built-inで で 注 意 すべきもの(コンパイルエラーにならないもの) ROLLBACK_FORM ROLLBACK_NR ROLLBACK_RL ROLLBACK_SV CHANGE_ALERT_MESSAGE BREAK DEBUG(パッケージ) PECS(パッケージ) BLOCK_MENU OHOST MACRO CALL RUN_PRODUCT RUN_PRODUCTはREPORTS REPORTSを を 呼 び 出 すために 使 用 されているため 特 に 注 意 が 必 要 です RUN_PRODUCTはRUN_REPORT_OBJECT RUN_REPORT_OBJECTに に 書 き 直 す 必 要 があります Forms Migration Assistant を 使 用 すれば これらを 代 替 Built-in in に 書 き 換 える または 代 替 Built-in inがないものについては 警 告 としてリストアップしてくれます

Forms,Reportsの 移 行 C/SとWeb Webの の 開 発 の 違 い(1) い Developer Webアプリケーションの 設 計 C/Sと 同 様 の 設 計 手 法 をWebに 適 用 できます (Web 利 用 時 に 機 能 制 約 があり WebUtil/ 代 替 策 の 用 意 が 必 要 があります) Web 利 用 の 制 限 とは(C/S ActiveX/OCX/DDE/OLE 埋 込 みが 使 用 できません Application Serverをファイアウォールの 外 側 に 置 いたとき Netのポートを 開 ける 必 要 があります C/S 開 発 で 使 用 でき Web 開 発 で 制 限 されている 機 能 ) ローカルファイルにアクセスできません(TEXT_IOがサーバ 側 で 動 作 します) WindowsAPI(DLL)コールできません HOST READ_IMAGE_FILE TEXT_IO TOOL_RES ORA_FFI ビルトイン ユーザー イグジットなどがサーバ 側 で 起 動 します これらのビルトインをクライアントで 実 行 するようにしたい 場 合 は WebUtil という 機 能 を 利 用 します

Forms,Reportsの 移 行 C/SとWeb Webの の 開 発 の 違 い(2) い 移 行 時 のUI の UIの の 注 意 事 項 C/SとWeb 実 行 時 の 表 示 で 異 なるぶぶんがあります C/Sではボタンの 色 が 使 用 できませんが Webでは 有 効 になるため C/Sでの 設 定 がデフォルトになっているとボタンが 白 く 表 示 されます (プロパティの 色 を 指 定 してください) C/Sで 表 示 できるレイアウト 領 域 の 誤 差 から Web 上 でのレイアウト 表 示 にずれが 生 じる 可 能 性 があります このようなケースでは 期 待 通 りにWeb 表 示 するために プロパティレベルの 微 調 整 が 必 要 となります REPORTS 印 刷 機 能 の 動 作 変 更 C/Sでの 印 刷 前 のプレビュー 出 力 は WebではPDF 出 力 などの 代 替 策 で 置 き 換 える 必 要 があります 直 接 印 刷 で 使 用 されるプリンタはサーバ 側 に 設 定 されているものとなります

Forms C/S 限 定 機 能 の 代 替 Forms WebUtil 従 来 版 Web 版 Formsの 大 きな 制 限 事 項 クライアント 側 の 他 のアプリケーションやAPIと 連 携 する 機 能 が 使 用 不 可 ex. MS Office 連 携 クライアントへのファイルIO コマンド 実 行 etc この 制 限 を 取 り 払 い これら 多 くの 機 能 を 使 用 可 能 にするのがWebUtilです 詳 細 は WebUtil 導 入 ガイド などを 参 照 ください

Forms その 他 細 かい 廃 止 機 能 いくつか 細 かい 注 意 事 項 もあるので OTNのForms 製 品 ページの 移 行 資 料 もご 覧 ください Oracle9i Formsクライアント クライアント/サーバーから サーバーからWebへの 移 行 Oracle9i Forms: 廃 止 される 機 能 キャラクタ モード ランタイム オペレーティング システム 固 有 の 項 目 タイプ 各 種 ビルトイン 各 種 プロパティ 各 種 メニュー 機 能 Formsバージョン2スタイルのトリガーおよび 値 リスト Graphicsチャート ウィザード 等

Reports その 他 細 かい 廃 止 機 能 いくつか 細 かい 注 意 事 項 もあるので OTNのReports 製 品 ページの 移 行 資 料 もご 覧 ください Oracle9i Reports: 廃 止 される 機 能 UNIXキャラクタ モード ビューア Reports ランタイム 実 行 ファイルのクライアント/サーバーGUI レ ポート ビューア Oracle Graphics ユーザー イグジット/Call Interface( 廃 止 予 定 ) 実 行 ファイル( 廃 止 予 定 ) コマンド ライン オプション( 廃 止 予 定 ) SRW.SET_ATTR ビルトイン( 廃 止 予 定 ) 等