VisualNexus4.0-2 用 3 RedHatEnterpriseLinuxES/ASv.4 インストールガイド 209 年 3 月 31 日 沖 電 気 工 業 株 式 会 社 OKIビジネスセンタ 本 資 料 は VisualNexusver4.0-2のプラットフォーム OSとして RedHatEnterpriseLinuxES/ASv4を 利 用 する 場 合 の, OSの 新 規 インストールガイドです RedHatEnterpriseLinuxES/ASv4の 64ビット 版 を 対 象 とします 1.インストール 手 順 の 流 れ インストール セットアップ 手 順 の 流 れを 示 します インストール セットアップの 流 れ RedHatEnterpriseLinuxAS/ESv4インストール インストール 後 の OSセットアップ インストール 後 のネットワーク 設 定 上 記 手 順 で 全 てのセットアップが 完 了 します 必 ず 全 ての 手 順 を 行 う 必 要 があります 以 降 の 手 順 に 従 ってインストール セットアップを 進 めてください 2. 前 提 条 件 インストールするにあたっての 前 提 条 件 を 以 下 に 示 します 本 条 件 に 注 意 してインストールを 行 ってください 日 本 語 環 境 としてインストールすること インストール 手 順 により 全 てのパッケージグループをインストールする 場 合 /usr 領 域 を 含 むファイル 領 域 として 約 1.7GBの 容 量 が 必 要 となる 十 分 なファイル 領 域 を 確 保 するものとして 3GB 以 上 を 確 保 することを 推 奨 する VisualNexusインストールモジュール 展 開 用 の 領 域 として 100Mバイト 以 上 の 空 き 容 量 が 必 要 例 えば /tmp 以 下 1
3.OSインストール 作 業 手 順 以 下 インストール 手 順 作 業 はグラフィカルベースでの 手 順 例 となります また インストール 作 業 手 順 は 弊 社 が 調 達 したサーバマシンにインストールを 行 った 際 の 作 業 実 例 であり 調 達 するサーバ 機 によって 作 業 内 容 が 若 干 変 更 になる 場 合 もあります 太 字 部 分 はポイントとなる 部 分 であるため 設 定 に 注 意 してください パッケージコンポーネント 中 の * (アスタリスク)は 任 意 の 数 値 であることを 示 します 例 えば compat-li bsdtc+-7.3-2.*.*.i386.rpm には compat-li bsdtc+-7.3-2.96.122.i386.rpmや compat-li bsdtc+-7.3-2.97.25.i386.rpmなどが 該 当 します No 作 業 内 容 備 考 1 RedHatEnterpriseLinuxES/ASv4インストール CDROMを 入 れて 電 源 を 入 れま す 2 WelcomtoRedHatEnterpriseLinux トップ 画 面 が 表 示 されたら Next ボタンで 次 へ 進 む 3 LanguageSelection Japanese( 日 本 語 ) を 選 択 します 4 キーボード 設 定 Japanese を 選 択 します 5 ディスクパーティションの 設 定 DiskDruidを 使 用 して 手 動 パーティション 設 定 を 選 択 する ( ) 自 動 パーティション 設 定 も 選 択 可 能 但 し 左 記 の 条 件 を 満 たすことを 確 認 する 手 動 でディスクパーティションの 設 定 を 行 う 設 定 例 ) タイプ 容 量 マウントポイント 説 明 ext3 100M /boot swap 1024M スワップ 領 域 目 安 として 実 メモリの2 倍 Ext3 37095M / マウントポイントとパーティションの 切 り 方 はインストールされるパッケージにより 調 整 する VisualNexus 及 び 関 連 パッケージは /usr/local 下 にインストールされる < 条 件 > 容 量 :1GBの 空 き 容 量 が 必 要 VisualNexusのデータベースは /var/li b/pgsql 下 に 作 成 される < 条 件 >データベース 領 域 として: 10M 以 上 の 領 域 確 保 を 推 奨 VisualNexus 及 び 関 連 パッケージのログは /var 下 に 書 き 出 される < 条 件 > 容 量 目 安 :10GBの 空 き 容 量 推 奨 VisualNexusインストールモジュール 展 開 時 に 必 要 となる 領 域 として 10Mバイト 以 上 必 要 < 例 >/tmpに 100MB 以 上 の 空 き 容 量 2
6 ブートローダの 設 定 デフォルトで 設 定 する 設 定 例 ) GRUBをブートローダとして 使 用 ブートローダをインストールする 場 所 : /dev/sdaマスタブートレコード 標 準 のブートイメージ ブートラベル:RedHatEnterpriseLinuxAS RedHatEnterpriseLinuxES 7 ネットワークの 設 定 [ 編 集 ]をクリックし DHCPを 使 用 して 設 定 のチェックを 外 して IPアドレス ネットマスクを 設 定 する ホスト 名 で 手 動 設 定 をチェックし ホスト 名 を 入 力 する ゲートウェイのIPアドレスを 設 定 する 8 ファイアウォールの 設 定 ファイアウォールなし を 選 択 する SELinuxを 有 効 にしますか? で 無 効 を 選 択 する 9 追 加 の 言 語 サポート Next を 選 択 する ( Japanese がデフォルトで 選 択 されている) 10 タイムゾーンの 選 択 アジア/ 東 京 を 選 択 する 11 rootパスワードを 設 定 rootのパスワードを 設 定 する ( 任 意 ) 12 パッケージインストールのデフォルト インストールするソフトウェアパッケージをカスタマイズ を 選 択 する 13 パッケージグループの 選 択 以 下 のパッケージグループを 必 ず 選 択 する ( 1) デスクトップ <GNOMEデスクトップ 環 境 > DHCPを 使 用 して 設 定 をチェックしてイン ストールを 行 ってもよいが インストール 終 了 後 ホスト 名 などが 反 映 されない 為 インストール 後 のネットワーク 設 定 は 必 須 /etc/hostsの 設 定 確 認 必 須 ホスト 名 は FQDN 形 式 で 入 力 すること 1 これらのパッケージを 選 択 することで VisualNexusに 必 要 なコンポーネントがイ ンストールされる システム <システムツール> ([ 詳 細 ]を 開 いて 下 記 を 選 択 する) - mrtg MultiRouterTrafficeGrapher( 2) - net-snmp-util s NET-SNMPプロジェクトの SNMPを 使 用 するネットワーク 管 理 ユーティリティ ( 3) - openldap-cli ents OpenLDAP 用 クライアント 2 デフォルトでは 選 択 されていないので [ 詳 細 ]を 開 いて 選 択 すること いずれもVNOnli neの 統 計 情 報 で 利 用 する. 3
< 互 換 アーキテクチャのサポート> ( 3) - compat-libstdc+33 Compatibil itystandardc++li braries - compat-openldap OpenLDAPcompatibil itysharedlibraries - li bxml2 XMLおよび HTMLサポートを 提 供 するライブラリ - ncurses CRT 画 面 を 処 理 し カスタマイズするためのパッケージ - postgresql-libs Kerberos5が 使 用 する 共 有 ライブラリ - readli ne 入 力 されたコマンドラインを 編 集 するためのライブラリ - unixodbc Linux 用 の 完 全 な ODBCドライバマネージャ 3 互 換 アーキテクチャのサポートパッケージ の[ 詳 細 ]を 開 いて 選 択 すること 他 パッケージグループについては 必 要 に 応 じて 選 択 但 し 以 下 のパッケージグループは 選 択 しないこと ( 4) サーバ <PostgreSQLデータベース> 4 VisualNexusのインストール 時 に 別 途 イン ストールするので 選 択 しない 14 インストール 準 備 完 了 インストール 準 備 が 完 了 したので 次 へ ボタンで 進 む 15 パッケージのインストール インストールを 開 始 する 途 中 インストーラからの 要 求 に 従 い CDを 入 れ 替 える 16 インストール 終 了 終 了 ボタンを 押 下 し システムを 再 起 動 する 再 起 動 後 必 ず 項 目 4.OS 設 定 手 順 を 行 う 4.OS 設 定 手 順 No 作 業 内 容 備 考 1 ようこそ 起 動 トップ 画 面 が 表 示 されたら 次 へ ボタンで 進 む 2 ライセンス 同 意 書 ライセンス 同 意 書 内 容 に 同 意 する 場 合 には はい 私 はライセンス 同 意 書 に 同 意 します(Y) を 選 択 する 3 日 付 と 時 刻 システム 用 の 日 付 と 時 刻 を 設 定 する 必 要 に 応 じて NTPの 設 定 を 行 う 4 ディスプレイ ディスプレイを 設 定 する 5 RedHatログイン RedHatへの 登 録 を 行 う ( 任 意 ) 6 システムユーザ ユーザーアカウントを 作 成 する ( 任 意 ) 4
作 成 しない 場 合 はそのまま 次 へ ボタンで 進 む 7 追 加 の CD 次 へ を 選 択 する 8 セットアップ 終 了 次 へ ボタンを 押 下 し システムを 再 起 動 する 再 起 動 後 5.ネットワーク 設 定 手 順 を 行 う 5.ネットワーク 設 定 手 順 *OSのインストール 設 定 後 のGUIベースでのネットワーク 設 定 例 を 示 します 本 作 業 はVisualNexusMeetingServerを 稼 動 するにあたって 必 要 となりますので 必 ず 設 定 作 業 確 認 を 行 ってください No 作 業 内 容 備 考 1 ネットワーク 設 定 ツールを 起 動 する 手 順 : アプリケーション システム 設 定 ネットワーク 2 ネットワーク 設 定 ツールにて デバイスの 状 態 を 確 認 し アドレス サブネットマス ク デフォルトゲートウェイアドレスの 設 定 を 行 う < 設 定 例 : 図 1> DHCPを 使 用 している 場 合 IPアドレス サブネット ゲートウェイの 取 得 が 正 しく 行 われているか 確 認 する 手 順 : 1 デバイス タグを 選 択 2 編 集 ボタンを 選 択 3 イーサネットデバイス 画 面 にて 必 要 に 応 じてIPアドレス サブネット ゲートウェイの 設 定 を 行 う ( ) 3 ネットワーク 設 定 ツールにて ホスト 名 の 設 定 を 行 う < 設 定 例 : 図 2 図 3> 必 ずホスト 名 をFQDN 形 式 で 設 定 するこ と 手 順 : 1 ホスト タグを 選 択 2 新 規 ボタンを 選 択 3 ホスト 登 録 を 追 加 / 編 集 画 面 にて 自 ホストのエントリ(IPアドレス ホスト 名 エイリアス)を 追 加 する 4 DNS タグを 選 択 5 ホスト 名 を 追 加 する 4 ネットワーク 設 定 ツールにて 必 要 であればDNSの 設 定 を 行 う < 設 定 例 : 図 3> 手 順 : 1 DNS タグを 選 択 2 DNS 設 定 画 面 にてホスト 名 DNSエントリを 追 加 する 5
<ネットワーク 設 定 ツール 設 定 例 > 1 デバイス タグ デバイスを 確 認 し 編 集 で IPアドレス サブネット ゲートウェイのネットワーク 設 定 を 行 ってください 図 1 2 ホスト タグ 自 マシンのホスト 名 をFQDN 形 式 で 必 ず 設 定 してください ホスト 名 設 定 の 確 認 してください!! 図 2 6
3 DNS タグ ホスト 名 の 設 定 は 必 須 です (FQDN 形 式 で 設 定 してください ) DNSの 設 定 は 必 要 であれば 入 力 してください このホスト 名 は DNS を 使 用 しない 場 合 で も 必 ず 設 定 してくだ さい!! 図 3 6. 不 要 パッケージの 削 除 重 要 OSインストール 後 VisualNexusMeetingServerをインストールする 前 に 本 項 を 確 認 実 施 してください VisualNexusMeetingServerを 利 用 する 場 合 には VisualNexusインストール CD 内 に 同 梱 された PostgreSQLを 利 用 します そのため OS 標 準 でインストールされた PostgreSQLを 事 前 に 削 除 しておく 必 要 があります < 削 除 対 象 の PostgreSQLパッケージ> postgresql-li bs-7.4.* postgresql-7.4.* (インストールされている 場 合 のみ) postgresql-server-7.4.*(インストールされている 場 合 のみ) < 実 行 手 順 > (1) 下 記 のコマンドを 実 行 して 削 除 対 象 のモジュールがインストールされているかどうかをご 確 認 ください #rpm aq greppostgresql 本 手 順 書 に 沿 って 必 要 パッケージのみインストールした 場 合 には postgresql-li bs-7.4.*が 既 にインストールされて います (2)PostgreSQLがインストールされている 場 合 以 下 の 手 順 でアンインストールしてください 7
#rpm epostgresql-server (インストールされている 場 合 のみ) #rpm epostgresql-(インストールされている 場 合 のみ) #rpm epostgresql-li bs--nodeps 7.インストール 後 の 確 認 事 項 重 要 インストール 終 了 後 に 以 下 の 項 目 を 必 ず 確 認 してください ネットワーク 通 信 が 確 立 されていること 別 途 用 意 した WindowsPCからpingが 通 ることを 確 認 する サーバの 名 前 解 決 が 出 来 ていること サーバ 名 で 別 途 用 意 した WindowsPCからpingが 通 ることを 確 認 する /etc/sysconfig/networkファイルを 開 いて サーバの 名 前 (ホスト 名 )が 正 しく 設 定 されていることを 確 認 する DNSを 使 用 しない 場 合 /etc/hostsファイルにホスト 名 とIPアドレスのエントリが 設 定 されていることを 確 認 する インスト ール 直 後 は ローカルホストの IPアドレス(127.0.0.1)のエントリにホスト 名 が 追 加 される 場 合 があるので この 名 前 を 削 除 し NICの IPアドレスとホスト 名 の 組 み 合 わせのエントリを 登 録 し 直 す 必 要 がある DNSを 使 用 する 場 合 には DNS 登 録 名 とホスト 名 とが 合 致 していなければいけない 例 )#cat/etc/hosts #Donotremovethefoll owingline,orvariousprograms #thatrequirenetwork functionali tywillfail. 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 172.16.51.101 vnsvr1.visualnexus.com vnsvr1 compat-li bstdc+-33-3.2.3-*.* li bxml2-2.6.*-*がインストールされていることを 確 認 する openldap-2.2.*-* openldap-clients-2.2.*-*がインストールされていることを 確 認 する unixodbc-2.2.*-* tk-8.4.7-*がインストールされていることを 確 認 する 8. 備 考 インストール 及 びパッチ 情 報 等 より 詳 細 な 情 報 につきましては 下 記 の URLをご 参 照 ください RedHatEnterpriseLinuxASv4: http://www.jp.redhat.com/support/rhel_support/as4/ RedHatEnterpriseLinuxESv4: http://www.jp.redhat.com/support/rhel_support/es4/ 8