ShareFast サーバ ユーザマニュアル Stable Release 1.1 東 京 大 学 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 人 間 環 境 学 専 攻 ロジャナカモンサン ピルン piroon@is.k.u-tokyo.ac.jp
2 更 新 履 歴 バージョン 更 新 日 更 新 内 容 更 新 者 1.0.0 6/30/2006 - 更 新 履 歴 を 追 加 ピルン ロジャナカモンサン - system.xml の 設 定 を 追 加 1.0.1 7/11/2006 -サーバ 管 理 ユーザ 組 織 管 理 ユーザの 初 期 設 定 を 井 上 幸 一 追 加 -デプロイ 時 の 注 意 を 追 加 1.0.2 8/3/2006 - マニュアルフォーマットを 他 と 統 一 稗 方 和 夫 - 付 録 を 追 加 1.1.0 1/23/2007 - Release 1.1 のための 更 新 ピルン ロジャナカモンサン *ピルン ロジャナカモンサン: piroon@is.k.u-tokyo.ac.jp, 井 上 幸 一 : inoue@is.k.utokyo.ac.jp, 稗 方 和 夫 : hiekata@nakl.t.u-tokyo.ac.jp
3 目 次 1. 必 要 なソフトウェアのインストール... 4 2.インストールと 設 定... 4 2.1 インストール... 4 2.2 設 定... 7 2.3 Release1.0 から 1.1 へのアップグレード 方 法... 7 3.インターフェースと 基 本 操 作... 9 3.1 インターフェース... 9 3.2 サーバの 管 理... 10 3.2.1 Server Management Console ツール... 10 3.2.2 Organization Administration ツール... 12 Appendix... 13 J2SE Development Kit 5.0 のインストール... 13 Apache Tomcat のインストール... 16 PostgreSQL のインストール... 21
4 1. 必 要 なソフトウェアのインストール ShareFast はクライアント サーバ 型 のウェブアプリケーションであり 本 マニ ュアルはサーバの 構 築 について 説 明 しています ShareFast には JDK および Tomcat がインストールされている 必 要 があります ( 手 順 の 詳 細 は 附 録 に 収 録 ) Java Development Kit (JDK) (jdk-1_5_0_06-windows-i586-p.exe): http://javashoplm.sun.com/ecom/docs/welcome.jsp?storeid=22&partdetailid=jdk- 1.5.0_06-oth-JPR&TransactionId=noreg) Apache Tomcat (apache-tomcat-5.5.16.exe) http://www.apache.org/dist/tomcat/tomcat-5/v5.5.16/bin/ 2.インストールと 設 定 2.1 インストール 1. ShareFast のホームページから sharefast.war をダウンロード してください (http://www.sharefast.org/) 2. Tomcat の 管 理 画 面 を 開 き Tomcat Manager を 開 いてください (デフォルトでは http://localhost:8080/) 図 1 Apache Tomcat アドミンページ
5 3. WAR file to deploy のセクションで Browse により sharefast.war を 選 択 し Deploy( 配 備 )をクリックしてください * 注 意 * デスクトップなど 日 本 語 の 含 まれるディレクトリから 配 備 (Deploy)すると 正 常 に 配 備 できないことがあります 図 2 sharefast.war を 配 備 する 4. 配 備 すると sharefast というリンクが 見 えるようになります
6 図 3 Sharefast サーバアプリケーション 5. /sharefast のリンクをクリックすると, 下 の 画 面 が 見 えます 図 4 ShareFast Top Page
7 2.2 設 定 インストールした 後 に WEB-INF/conf/にある system.xml を 編 集 することを 推 奨 します デフォルトの 設 定 のままで 使 用 した 場 合 ウェブアプリケーションの 配 備 解 除 時 にワークフローや 文 書 ファイルが 削 除 されてしまいます 配 備 解 除 時 にこれらの ファイルが 削 除 されないようにするには <RepositoryPath>WEB- INF/repos/</RepositoryPath>の WEB-INF/repos/を 他 の 場 所 に 変 更 してくださ い ( 例 :C:\\sharefast\repos\) このディレクトリにすべてのデータが 保 存 さ れます system.xm の repos を 変 更 する 場 合 には WEB-INF/repos の 中 身 から 新 しいディ レクトリまでコピーする 必 要 があります (オプション)メタデータを RDB に 保 存 する 場 合 postgres server を 設 定 してください database server: localhost user: postgres password: password database name: sharefast *これらの 値 も system.xml 中 で 指 定 されています WEB-INF/conf/system.xml の 中 にある DatabaseType を postgres に 変 更 してくだ さい Tomcat を 再 起 動 してください 2.3 Release1.0 から 1.1 へのアップグレード 方 法 デフォルトの 設 定 のままで 使 用 した 場 合 ウェブアプリケーションのアップグレ ード 時 にワークフローや 文 書 ファイルが 削 除 されてしまいます RepositoryPath を 変 更 して 運 用 している 場 合 には アップグレード 時 にもこれらのファイルが 削 除 されません (RepositoryPath の 変 更 方 法 は 2.2 設 定 をご 覧 ください) 1. Tomcat の 管 理 画 面 を 開 き Tomcat Manager を 開 いてください (デフォルトでは http://localhost:8080/)
8 図 5 Apache Tomcat アドミンページ 2. ShareFast の 配 備 解 除 をクリックしてください 図 6 Sharefast の 配 備 解 除 3. Release1.1 のインストールをしてください
9 3.インターフェースと 基 本 操 作 これから ShareFast のインターフェースと 基 本 操 作 を 説 明 します ShareFast は Organization という 単 位 でデータの 管 理 を 行 います 各 Organization に 所 属 する ユーザに 対 して User アカウントを 作 成 してサーバを 利 用 します Server OrganizationA User1 User3 User2 OrganizationB User1 3.1 インターフェース 下 の 画 面 は ShareFast のインターフェースです Quick Start Server Management Console 図 7 ShareFast サーバのインターフェース
10 1) Quick Start: ShareFast のクライアントのインストールおよび 初 期 設 定 の 方 法 に ついて 簡 単 に 説 明 しています 2) Server Management Console: サーバのログ 表 示 新 しい Organization の 作 成 現 在 このサーバに 存 在 する Organization のリストと 言 った サーバ 全 体 の 管 理 にかかわる 機 能 を 提 供 します 3.2 サーバの 管 理 本 章 では ShareFast のサーバが 提 供 する 管 理 機 能 について 説 明 します 3.2.1 Server Management Console ツール ウェブブラウザで ShareFast サーバ( 初 期 設 定 のアドレスは http://サーバ 名 :8080/sharefast/)に 接 続 すると Server Management Console という 管 理 メニュ ーがあります サーバ 管 理 を 行 うには この 管 理 画 面 にログインします 初 期 の 管 理 アカウント 名 は admin パスワードは password です 変 更 するには WEB- INF/conf/にある system.xml を 直 接 編 集 してください <AdminUsername>と <AdminPassword>を 変 更 して Tomcat を 再 起 動 すると 新 しい 管 理 アカウント 名 と パスワードが 有 効 になります
11 図 8 Server Administrator Tools page 管 理 画 面 ではいくつかの 管 理 操 作 が 可 能 です Show Log によりサーバ 上 で 発 生 するシステム 上 のイベントのログを 閲 覧 できます Create New Organization では 新 しい Organization を 作 成 できます この 操 作 は 操 作 後 に Tomcat の 再 起 動 が 必 要 です List Organizations は 現 在 の Organization を 確 認 できます 新 しい Organization を 作 成 した 場 合 この Organization 用 に 標 準 で 以 下 の 管 理 アカウン トが 作 成 されます ShareFast クライアントを 使 ってこのアカウントでログイン し 必 要 なユーザを 作 成 してください UserName: org_admin Organization: 新 しい Organization 名 Password: password 新 し い organization を 作 った 後 は <WEB-INF\repos\(organization name)\conf\organization-config.xml>のメールアドレスを 変 更 する 必 要 があり ます このメールアドレスは mailnode と discussion feature で 使 われます
12 3.2.2 Organization Administration ツール 既 存 のOrganization にユーザを 追 加 する 場 合 や 新 しく 作 った Organization に ついて 管 理 を 行 う 場 合 このツールが 必 要 になります ShareFast クライアント に Organization の 管 理 者 権 限 のあるアカウントからログインし [サーバ]-[ユー ザ 管 理 ]というメニューを 実 行 すると Organization Administration ツールを 利 用 で きます 3.2.2.1 Manage Users 図 9 Organization Administrator ツールの 画 面 ユーザを 追 加 又 は 更 新 又 は 削 除 する 機 能 です 新 しく 作 成 するユーザの 名 前 を username パスワードを password に 入 力 して add ボタンを 入 力 することで 新 規 ユーザが 作 成 されます ユーザ 名 は 半 角 英 数 字 のみと _ (アンダーバー)の みで 作 成 し 全 角 文 字 や 半 角 スペース 記 号 は 使 えません 新 しく 作 成 するユー ザにこの Organization Administrator ツールへのアクセスを 許 す 場 合 は Adminstrator のチェックボックスをチェックしてください
13 ユーザを 削 除 するには ユーザ 一 覧 の Delete のチェックをチェックして Delete ボタンをクリックしてください 3.2.2.3 Log Facility Organization Administrator ツールの Log Facility 部 分 の execute ボタンをクリック すると この Organization のユーザの 活 動 に 関 するログが Organization Administrator ツールの 最 後 尾 に 表 示 されます 3.2.2.3 Metadata Management この Organization の 文 書 ファイルには RDF 形 式 のメタデータが 付 加 されていま す メタデータは RDB を 利 用 していない 場 合 system.xml で 指 定 した <RepositoryPath>の(organization name)/rdf/ ディレクトリに 格 納 されます このメ ニューではトラブル 時 にこのメタデータを 管 理 する 機 能 を 提 供 します [Import]: execute ボタンをクリックすると 上 記 rdf ディレクトリに 置 いた model.xml.import という 名 前 のファイル 中 のメタデータを 現 在 のメタデータに 追 加 します [Export]: execute ボタンをクリックすると 上 記 rdf ディレクトリに 置 いた model.xml.export という 名 前 のファイルに 現 在 のメタデータを 書 き 出 します [Replace]: execute ボタンをクリックすると 上 記 rdf ディレクトリに 置 いた model.xml.replace という 名 前 のファイルで 現 在 のメタデータを 置 き 換 えます Appendix J2SE Development Kit 5.0 のインストール 以 下 のキャプチャ 画 面 にしたがってインストールを 進 めてください 1. インストールファイルをダブルクリックして 実 行 します 2. License Agreement の accept を 選 択 して Next ボタンをクリックします
14 3. 必 要 なオプションを 選 択 して Next ボタンをクリックします 変 更 する 必 要 が なければデフォルトのまま 進 めます 4. しばらく 待 ちます
15 5. オプション 機 能 を 選 択 します 特 に 必 要 なければデフォルトのまま Next ボタ ンをクリックします 6. Java Plug-In を 登 録 するブラウザを 選 択 して Next ボタンをクリックします
16 7. インストール 完 了 です Apache Tomcat のインストール 以 下 のキャプチャ 画 面 にしたがってインストールを 進 めてください 1. インストールファイルをダブルクリックして 実 行 します
17 2. インストールが 開 始 します 3. License Agreement.に Agree ボタンをクリックします 4. インストールしたい 機 能 を 選 択 して Next をクリックします よくわからない 場 合 は Full を 選 択 してください
18 5. インストール 先 のフォルダを 選 択 して Next ボタンをクリックしてください 特 に 変 更 する 必 要 がなければデフォルトで 進 めてください 6. 基 本 構 成 を 行 い Next ボタンをクリックしてください 本 書 では Port を 8080 ユーザ 名 を admin パスワードを password として 進 めます
19 7. Java Virtual Machine のパスを 設 定 します 変 更 する 必 要 がなければデフォル トで 進 めてください 8. しばらく 待 ちます
20 9. インストールが 完 了 しました 10. Apache Tomcat を 開 始 し ブラウザで http://localhost:8080/manager/html を 開 き ます インストール 中 に 入 力 したユーザ 名 とパスワードを 入 力 してください ( 本 書 では admin と password)
21 11. 認 証 終 了 後 Tomcat の 管 理 ページが 表 示 されます PostgreSQL のインストール 以 下 のキャプチャ 画 面 にしたがってインストールを 進 めてください 1. インストールファイルをダブルクリックして 実 行 します (postgresql-8.1.msi). 2. インストール 中 に 使 用 する 言 語 を 選 択 します
22 3. インストールが 開 始 します 4. Installation notes を 読 んで Next ボタンをクリックします
23 5. インストールのオプションを 選 択 して Next をクリックします 必 要 なければ デフォルトのままで Next ボタンをクリックします
24 6. サーバの 設 定 を 行 い Next ボタンをクリックします 本 書 では Account Name を postgres パスワードを password として 進 めます 7. Yes をクリックしてアカウントを 作 成 します
25 8. No を 選 択 して 進 めます ( 本 書 では 便 宜 上 脆 弱 なパスワードを 利 用 していま す ) 9. データベースの 初 期 設 定 を 入 力 し Next ボタンをクリックします user: postgres password: password 10. Procedural languages を 選 択 します 必 要 なければデフォルトのまま 進 めてく ださい
26 11. Contrib. modules を 選 択 します 必 要 なければデフォルトのまま 進 めてくださ い 12. Next ボタンをクリックしてインストールを 進 めます
27 13. しばらく 待 ちます 14. インストールが 完 了 しました
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