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JobCenter R12.6 < 環 境 構 築 ガイド>

Windows 2000, Windows XP, Windows 2003 は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 または 商 標 です UNIX は X/Open カンパニーリミテッドが 独 占 的 にライセンスしている 米 国 ならびに 他 の 国 におけ る 登 録 商 標 です Solaris は 米 国 Sun Microsystems 社 の 登 録 商 標 です SAP, R/3, BW は SAP AG の 商 標 もしくは 登 録 商 標 です HP-UX は 米 国 Hewlett-Packard 社 の 商 標 です AIX は 米 国 IBM Corporation の 商 標 です NQS は NASA Ames Research Center のために Sterling Software 社 が 開 発 した Network Queuing System です その 他 本 書 に 記 載 されているソフトウェア 製 品 およびハードウエア 製 品 の 名 称 は 関 係 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です なお 本 書 内 では TM の 記 号 は 省 略 しています 輸 出 する 際 の 注 意 事 項 本 製 品 (ソフトウエア)は 外 国 為 替 令 に 定 める 提 供 を 規 制 される 技 術 に 該 当 いたしますので 日 本 国 外 へ 持 ち 出 す 際 には 日 本 国 政 府 の 役 務 取 引 許 可 申 請 等 必 要 な 手 続 きをお 取 り 下 さい 許 可 手 続 き 等 にあたり 特 別 な 資 料 等 が 必 要 な 場 合 には お 買 い 上 げの 販 売 店 またはお 近 くの 当 社 営 業 拠 点 にご 相 談 下 さ い 2

はじめに 本 書 は JobCenter を 利 用 するために 必 要 な 環 境 の 構 築 環 境 の 移 行 や 他 製 品 との 連 携 などの 各 種 設 定 方 法 について 説 明 しています なお 本 書 内 に 記 載 されている 画 面 例 と 実 際 の 画 面 とは 異 なることがあり ますので 注 意 してください 本 書 では JobCenter R12.6 を 対 象 に 説 明 をしています 読 み 方 JobCenter を 新 規 にインストール またはバージョンアップされる 場 合 インストールガイドを 参 照 してください JobCenter を 初 めて 利 用 される 場 合 クイックスタート 編 を 目 次 に 従 いお 読 みください JobCenter の 基 本 的 な 操 作 方 法 を 理 解 したい 場 合 基 本 操 作 ガイドを 参 照 してください 環 境 の 構 築 や 各 種 機 能 の 設 定 を 理 解 したい 場 合 本 書 を 目 次 に 従 いお 読 みください その 他 機 能 についてお 知 りになりたい 場 合 関 連 マニュアルの 内 容 をお 読 みいただき 目 的 のマニュアルを 参 照 してください 凡 例 本 書 内 での 凡 例 を 紹 介 します 注 備 考 : 気 をつけて 読 んでいただきたい 内 容 です : 本 文 中 につけた 注 の 説 明 : 本 文 中 の 補 足 説 明 3

関 連 マニュアル JobCenter に 関 するマニュアルです JobCenter メディア 内 に 格 納 されています 最 新 のマニュアルは JobCenter 製 品 サイトのダウンロードのページを 参 照 してください URL:http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/openview/jc.html 資 料 名 JobCenter インストールガイド JobCenter クイックスタート 編 JobCenter 基 本 操 作 ガイド JobCenter 環 境 構 築 ガイド JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き JobCenter クラスタ 機 能 利 用 の 手 引 き JobCenter SAP 機 能 利 用 の 手 引 き JobCenter インポート エクスポート 機 能 利 用 の 手 引 き JobCenter 操 作 実 行 ログ 機 能 利 用 の 手 引 き JobCenter テンプレートガイド JobCenter コマンドリファレンス 概 要 JobCenter を 新 規 にインストール またはバージョンアップす る 場 合 の 方 法 について 説 明 しています 初 めて JobCenter をお 使 いになる 方 を 対 象 に JobCenter の 基 本 的 な 機 能 と 一 通 りの 操 作 を 説 明 しています JobCenter の 基 本 機 能 操 作 方 法 について 説 明 しています 本 書 JobCenter の 基 盤 である NQS の 機 能 を JobCenter から 利 用 す る 方 法 について 説 明 しています クラスタシステムで JobCenter を 操 作 するための 連 携 方 法 に ついて 説 明 しています JobCenter を SAP と 連 携 させるための 方 法 について 説 明 して います ユーザ 環 境 のバックアップや 環 境 の 移 行 の 際 に 必 要 な JobCenter 上 のジョブネットワーク 定 義 スケジュール 定 義 お よびカレンダ 定 義 のインポート エクスポート 機 能 について 説 明 しています JobCenter CL/Win からの 操 作 ログ ジョブネットワーク 実 行 ログ 取 得 機 能 および 設 定 方 法 について 説 明 しています JobCenter に 標 準 添 付 されている 各 種 テンプレートの 利 用 方 法 について 説 明 しています GUI と 同 様 にジョブネットワークの 投 入 実 行 状 況 の 参 照 など をコマンドラインから 行 うために JobCenter で 用 意 されてい るコマンドについて 説 明 しています 改 版 履 歴 版 数 変 更 日 付 項 目 形 式 変 更 内 容 1 2007/06/08 新 規 作 成 - 第 1 版 4

目 次 1. JobCenter 環 境 構 築 11 1.1 JobCenterの 製 品 構 成 12 1.2 JobCenterの 各 製 品 とOSとの 対 応 13 2. ネットワーク 環 境 構 築 14 2.1 JobCenterで 使 用 するTCPポート 15 2.2 ネットワーク 接 続 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 17 2.2.1 UNIX 版 JobCenterとWindows 版 JobCenterを 接 続 する 場 合 17 2.2.2 UNIX 版 JobCenterとSUPER-UX NQSを 接 続 する 場 合 17 2.3 Windowsでネットワーク 環 境 を 構 築 する 場 合 18 3. JobCenterネットワーク 環 境 構 築 19 3.1 ネットワーク 上 にある 他 マシンのホストIDを 定 義 する 20 3.1.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )から 他 マシンのホストIDを 定 義 する( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 21 3.1.2 他 マシンをマシングループに 追 加 マシングループから 削 除 する 22 3.1.3 コマンドラインからマシングループを 定 義 する(リモートマシン 定 義 ) 23 3.2 ユーザの 関 連 付 けを 行 う(ユーザマッピング) 24 3.2.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からユーザマッピングを 行 う( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 24 3.2.2 コマンドラインからユーザマッピングを 行 う 27 3.3 JobCenterネットワーク 環 境 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 28 3.3.1 管 理 可 能 台 数 28 3.3.2 UNIX 版 サーバのマシングループへの 追 加 28 3.3.3 JobCenter CL/Winで 一 度 も 接 続 したことのないユーザによるジョブの 実 行 28 3.3.4 WAN 環 境 での 利 用 28 3.3.5 管 理 者 パスワード 28 3.3.6 登 録 可 能 なユーザ 数 28 4. キューの 作 成 29 4.1 デフォルトで 作 成 されるキュー 30 5

4.2 デフォルトのリクエスト 転 送 順 31 4.3 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からデフォルトのキューを 作 成 する 31 4.4 JobCenter SVからデフォルトのキューを 作 成 する 33 4.5 自 由 なキュー 構 成 を 構 築 する 34 4.6 キューの 利 用 可 能 ユーザを 制 限 する 34 4.7 管 理 マシンの 詳 細 を 設 定 する 36 5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 37 5.1 デーモン 設 定 ファイル(daemon.conf)の 格 納 場 所 38 5.1.1 Windowsの 場 合 38 5.1.2 UNIXの 場 合 38 5.2 デーモン 設 定 ファイルの 使 用 可 能 パラメータ 39 5.2.1 Windows/UNIX 共 通 39 5.2.2 UNIXの 場 合 41 5.2.3 クラスタ 環 境 の 場 合 41 5.3 デーモン 設 定 ファイルのフォーマット 43 5.4 Windows 版 JobCenterの 起 動 時 ライセンスチェックについて 45 6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 変 更 46 6.1 JobCenter 部 品 のデフォルトパラメータの 設 定 を 定 義 する 47 6.1.1 ジョブネットワーク 47 6.1.2 単 位 ジョブ 47 6.1.3 R/3 ジョブ 48 6.1.4 BWジョブ 48 6.1.5 ダイアログ 48 6.1.6 イベント 送 信 48 6.1.7 イベント 受 信 48 6.1.8 既 定 値 をロード 48 6.2 ユーザ 環 境 の 設 定 を 変 更 する 49 6.3 システム 環 境 の 設 定 を 変 更 する 58 6

6.4 色 の 設 定 を 変 更 する 60 6.5 操 作 実 行 ログ 62 7. 稼 働 日 カレンダの 設 定 64 7.1 稼 働 日 カレンダを 設 定 する 65 7.2 稼 働 日 カレンダを 配 布 する 67 7.3 Japanカレンダを 参 照 する 67 8. 異 なる 言 語 間 におけるJobCenter 接 続 設 定 68 9. 日 本 語 環 境 での 文 字 コード 変 換 69 9.1 文 字 コード 変 換 の 設 定 の 必 要 性 を 判 断 する 70 9.2 文 字 コード 変 換 を 設 定 する 71 9.2.1 UNIX 版 JobCenterの 文 字 コード 変 換 を 設 定 する 71 9.2.2 Windows 版 JobCenterの 文 字 コード 変 換 を 設 定 する 72 10. ユーザ 権 限 (パーミッション 設 定 ) 74 10.1 アクセス 権 限 の 種 類 75 10.2 デフォルトの 権 限 グループ 76 10.3 権 限 グループを 設 定 する 78 10.4 権 限 グループの 設 定 例 79 10.4.1 シナリオ 1 79 10.4.2 シナリオ 2 81 10.5 権 限 設 定 の 注 意 事 項 83 10.5.1 権 限 グループに 所 属 させるユーザやアクセス 先 のユーザ 83 10.5.2 スケジュールによる 投 入 やコマンドによる 操 作 83 10.5.3 ログインユーザで 行 う 必 要 がある 操 作 83 11. イベント 連 携 85 11.1 UNIX 版 JobCenter SVのイベント 連 携 86 7

11.2 UXServerManager(Viewer) 87 11.2.1 BASECenterを 用 いた 連 携 87 11.2.2 インストール 88 11.2.3 JobCenter SVの 設 定 89 11.2.4 ビューアマシンの 設 定 90 11.3 HP OpenView Network Node Manager(HP OpenView NNM) 91 11.3.1 BASECenterを 用 いた 連 携 91 11.3.2 HP OpenView NNMインタフェースを 用 いた 連 携 92 11.3.3 イベント 種 類 93 11.3.4 設 定 作 業 93 11.4 イベント 設 定 ファイル(UNIX 共 通 ) 94 11.5 イベント 定 義 ファイル(UNIX 共 通 ) 96 11.6 イベント 一 覧 (UNIX 共 通 ) 99 11.7 Windows 版 JobCenter SVのイベント 連 携 101 11.8 ESMPRO/ 統 合 ビューア 102 11.8.1 インストール 102 11.8.2 JobCenter MG 通 知 イベントの 選 択 109 11.9 HP OpenView Operations(OVO) 115 12. 環 境 移 行 (テスト 環 境 から 本 番 環 境 への 移 行 ) 118 12.1 環 境 移 行 手 順 119 12.1.1 ホスト 名 ユーザ 名 の 変 換 作 業 120 12.2 本 番 環 境 での 確 認 作 業 126 13. ジョブ 実 行 時 の 環 境 変 数 の 取 り 扱 い 127 13.1 UNIX 版 JobCenterの 環 境 変 数 128 13.1.1 JobCenter MG 側 の 環 境 変 数 128 13.1.2 JobCenter SV 側 の 環 境 変 数 129 13.1.3 環 境 変 数 の 設 定 方 法 131 13.1.4 Linux 版 JobCenterの 環 境 変 数 注 意 事 項 132 13.2 Windows 版 JobCenterの 環 境 変 数 133 13.2.1 JobCenter MG 側 の 環 境 変 数 133 8

13.2.2 JobCenter SV 側 の 環 境 変 数 134 13.2.3 JobCenter SV 側 の 特 定 の 環 境 変 数 135 13.2.4 環 境 変 数 の 設 定 方 法 137 13.3 ジョブ 投 入 時 に 独 自 に 設 定 される 環 境 変 数 138 13.3.1 UNIX 版 138 13.3.2 Windows 版 139 13.4 環 境 変 数 NQS_SITE の 設 定 が 必 要 なモジュール 140 14. システム 利 用 資 源 142 14.1 UNIX 版 JobCenterのプロセスが 使 用 する 資 源 143 14.1.1 nqsdaemon(リクエスト 実 行 ) 144 14.1.2 jnwengine(ジョブネットワーク 制 御 実 行 ) 144 14.1.3 sclaunchd(スケジュール 実 行 ) 144 14.1.4 comagent( 通 信 用 モジュール) 145 14.1.5 atitm(gui 起 動 時 ) 145 14.1.6 その 他 145 14.2 メモリ 使 用 量 概 算 算 出 方 法 (UNIX 版 ) 146 14.2.1 ジョブネットワークが 必 要 とするメモリ 使 用 量 146 14.3 DISK 使 用 容 量 の 概 算 算 出 方 法 (UNIX 版 ) 149 14.3.1 ジョブネットワークが 必 要 とするDISK 使 用 容 量 149 14.3.2 トラッカアーカイブのDISK 使 用 容 量 概 算 算 出 方 法 151 14.4 Windows 版 JobCenterのプロセスが 使 用 する 資 源 152 14.4.1 nqsdaemon(リクエスト 実 行 ) 154 14.4.2 nslogd(nsnqsdとnsnetdのためのログを 記 述 ) 154 14.4.3 nsnetd(リモートから 転 送 されるリクエスト 受 信 処 理 ) 155 14.4.4 jnwengine(ジョブネットワーク 制 御 実 行 ) 155 14.4.5 qwb(nqs 中 のジョブの 状 態 変 化 監 視 とjnwengineへの 通 知 ) 155 14.4.6 trkrdr(jnwengineのコマンド 待 ち 合 わせとNQSからのジョブ 情 報 取 得 ) 156 14.4.7 sclaunchd(スケジュール 実 行 ) 156 14.4.8 ComAgent( 通 信 用 モジュール) 156 14.5 メモリ 使 用 量 概 算 算 出 方 法 (Windows 版 ) 157 14.5.1 ジョブネットワークが 必 要 とするメモリ 使 用 量 157 14.6 DISK 使 用 容 量 の 概 算 算 出 方 法 (Windows 版 ) 160 14.6.1 ジョブネットワークが 必 要 とするDISK 使 用 容 量 160 14.6.2 トラッカアーカイブのDISK 使 用 容 量 概 算 算 出 方 法 162 15. トラブルシューティング 163 9

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1. JobCenter 環 境 構 築 1. JobCenter 環 境 構 築 JobCenter はマルチプラットフォーム マルチベンダによるネットワーク 分 散 環 境 での ジョブの 効 率 的 な 自 動 運 用 を 実 現 するジョブ 管 理 製 品 です JobCenter は 次 に 説 明 する 製 品 や OS との 組 み 合 わせでシステムを 構 築 します 1.1 JobCenterの 製 品 構 成 1.2 JobCenterの 各 製 品 とOSとの 対 応 11

1. JobCenter 環 境 構 築 1.1 JobCenter の 製 品 構 成 JobCenter の 標 準 的 な 製 品 構 成 は マネージャ 機 能 (JobCenter MG) サーバ 機 能 (JobCenter SV)お よびビューワ 機 能 (JobCenter CL/Win)です クラスタ 機 能 および SAP R/3 連 携 SAP B/W 連 携 はオプ ションになります 表 1-1 JobCenter の 製 品 構 成 機 能 名 称 説 明 マネージャ 機 能 JobCenter MG ジョブ 実 行 環 境 構 築 状 態 監 視 を 行 います 監 視 GUI は JobCenter CL/Win を 使 用 します サーバ 機 能 JobCenter SV NQS をベースにしたジョブ 実 行 機 能 を 提 供 します ビューワ 機 能 JobCenter CL/Win JobCenter MG, JobCenter SV に 接 続 する Windows 上 の ビューワです クラスタ 機 能 JobCenter CJC Option マネージャ 機 能 とサーバ 機 能 の 二 重 化 を 行 います SAP R/3 連 携 機 能 JobCenter for R/3 Option SAP R/3 システムへのジョブ 投 入 を 行 います SAP BW 連 携 機 能 JobCenter for BW Option SAP BW システムへのジョブ 投 入 を 行 います JobCenterの 製 品 構 成 イメージは 図 1-1のとおりです Windows 環 境 では JobCenter MG, JobCenter SV およびJobCenter CL/Winを 同 一 のマシンにインストールして 小 規 模 なシステムも 構 成 できます JobCenter CL/Win(GUI 画 面 ) ビューワ JobCenter MG ジョブ 管 理 マネージャ ジョブ 実 行 状 況 の 一 元 管 理 R/3 ジョブ 投 入 SAP R/3 インタフェース: BC-XBP JobCenter SV ジョブ 実 行 サーバ Linux HP-UX- NQS プロトコルによるジョブ 連 携 ACOS AIX Solaris Windows Server Super-UX 図 1-1 JobCenter の 製 品 構 成 イメージ 12

1. JobCenter 環 境 構 築 1.2 JobCenter の 各 製 品 と OS との 対 応 JobCenter の 各 製 品 と OS との 対 応 を 紹 介 します 最 新 の 情 報 は JobCenter 製 品 サイトの 動 作 環 境 のページを 参 照 してください <http://www.nec.co.jp/middle/websam/products/jobcenter/dousa.html> 表 1-2 製 品 と 対 応 OS 一 覧 製 品 名 Windows Linux HP-UX Solaris AIX JobCenter MG JobCenter SV JobCenter CL/Win - - - - JobCenter CJC Option JobCenter for R/3 Option - - - JobCenter for BW Option - - - 表 1-3 JobCenter MG および JobCenter SV の 対 応 OS 詳 細 OS バージョン IA-32 EM64T/AMD64 IA-64(IPF) PA-RISC SPARC POWER Windows 2000 - - 2000 SP1~4 - - XP Pro XP Pro SP1 XP Pro SP2 2003 2003 SP1 2003 R2-2003 SP2 2003 R2 SP2 - RedHat AS 2.1 - - Linux ES 2.1 - - AS 3 ES 3 AS 4 (エミュ) ES 4 (エミュ) 5 (エミュ) Miracle 2.1 Linux 3 4 HP-UX 11.0-11i - 11i v2 Solaris 2.6.x 7 8 9 10 AIX 4.2 4.3 5.1 5.2 5.3 : 対 応 済 み (エミュ):IA32 エミュレーションモードのみ 対 応 : 対 応 予 定 なし : 無 効 13

2. ネットワーク 環 境 構 築 2. ネットワーク 環 境 構 築 JobCenter のネットワークを 構 築 するために サーバ 間 のネットワーク 環 境 を 構 築 しま す JobCenter ネットワーク 環 境 は JobCenter のサーバ 間 通 信 およびサーバ 内 通 信 には TCP/IP ポート 番 号 を 指 定 します JobCenter は UNIX 版 と Windows 版 SUPER-UX NQS と 接 続 することが 可 能 です 2.1 JobCenterで 使 用 するTCPポート 2.2 ネットワーク 接 続 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 2.3 Windowsでネットワーク 環 境 を 構 築 する 場 合 14

2. ネットワーク 環 境 構 築 2.1 JobCenter で 使 用 する TCP ポート JobCenter のサーバ 間 のネットワークのプロトコルには 伝 送 制 御 プロトコル/インターネットプロト コル(TCP/IP)を 使 用 します TCP/IP とホスト 名 の 解 決 が 正 常 に 動 作 するように 設 定 を 行 ってください JobCenter のサーバ 間 通 信 およびサーバ 内 通 信 には TCP/IP ポート 番 号 (コンピュータとの 間 でデータ を 受 け 渡 しするデバイスを 接 続 できるコンピュータ 上 の 接 続 ポイント)を 指 定 します 通 信 を 行 うサーバ 間 で 同 じ 番 号 を 指 定 します aaa.bbb.x.x aaa.bbb.1.1 aaa.bbb.1.2 JobCenter MG 192.168.1.1 192.168.1.2 JobCenter SV 10.240.1.1 10.240.1.2 10.240.x.x 備 考 図 中 の aaa.bbb.1.1~aaa.bbb.x.x はグローバルアドレスを 示 します 10.240.1.1~10.240.x.x および 192.168.1.1, 192.168.1.2 は プライベートアドレスを 示 します 図 2-1 IP アドレスの 指 定 例 次 に FireWall の 設 定 などで 必 要 になる JobCenter MG/SV および JobCenter CL/Win で 使 用 する TCP のポート 番 号 について 説 明 します 現 在 の JobCenter(R9.1 以 降 )では ホスト 間 の 通 信 に 次 の 3 種 類 のプロトコルを 使 用 しています (1) NQS MG SV 間 SV SV 間 で ジョブの 制 御 (ジョブの 転 送 結 果 取 得 )を 行 う 際 使 用 するプ ロトコルです NQS では ジョブの 転 送 と 結 果 ファイルの 転 送 で 双 方 向 の 通 信 が 行 われるため 使 用 す るポートは server/client で 対 象 的 に 設 定 する 必 要 があります NQS プロトコルが 使 用 するポート "Host-A" "Host-B" 注 1 607/tcp 607/tcp 注 1 注 1, 1 これらのポートは 通 常 セキュアポート と 呼 ばれています tcp ポートのうち 512 番 から 1024 番 で 未 使 用 のものが 選 択 され 使 用 されま す 15

2. ネットワーク 環 境 構 築 (2) jccombase(jobcenter の 独 自 プロトコル) CL/Win から JobCenter を 操 作 する 際 に 使 用 するプロトコルです また MG SV 間 でキューの 制 御 マシン 一 覧 の 管 理 など JobCenter の 管 理 者 操 作 を 行 う 場 合 にも 使 用 されます ジョブの 制 御 には 直 接 関 係 しません jccombase プロトコルが 使 用 するポート "JobCenter CL/Win" "JobCenter MG" 注 2 "JobCenter" "JobCenter SV" 611/tcp 注 2 このポートは 1024 番 以 上 で 未 使 用 のものが 選 択 されます (3) jcevent(jobcenter の 独 自 プロトコル) JobCenter イベント 連 携 機 能 が 使 用 するプロトコルです jcevent プロトコルが 使 用 するポート "JobCenter MG" 注 3 "JobCenter SV" 10012/tcp 注 3 このポートは 1024 番 以 上 で 未 使 用 のものが 選 択 されます 備 考 ポート 番 号 の 表 記 n m/tcp:ポート 番 号 n からポート 番 号 m について tcp で 接 続 を 行 います tcp 通 信 では 回 線 は 双 方 向 に 用 いられます 16

2. ネットワーク 環 境 2.2 ネットワーク 接 続 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 UNIX 版 JobCenter と Windows 版 JobCenter または SUPER-UX NQS との 接 続 について 説 明 します 2.2.1 UNIX 版 JobCenterとWindows 版 JobCenterを 接 続 する 場 合 2.2.2 UNIX 版 JobCenterとSUPER-UX NQSを 接 続 する 場 合 2.2.1 UNIX 版 JobCenter と Windows 版 JobCenter を 接 続 する 場 合 次 のような 制 限 がありますので 注 意 してください 詳 細 については リリースメモ を 参 照 してくだ さい シェルスクリプトの 代 わりにバッチファイル 形 式 で 記 述 する 必 要 があります 日 本 語 処 理 コード 体 系 が 通 常 のUNIXとは 異 なります 文 字 コード 変 換 が 必 要 な 場 合 があります 詳 細 については 9. 日 本 語 環 境 での 文 字 コード 変 換 を 参 照 してください GUI 専 用 のため qstat など 情 報 表 示 系 のコマンドで 情 報 を 表 示 できません qsub などで 指 定 する 結 果 ファイルのパス 名 において ドライブ 名 (A:など)を 使 用 できます た だし 1 文 字 のマシン 名 は ドライブ 名 として 解 釈 されます JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からではなく nmapmgr コマンドでマシン 登 録 を 行 う 場 合 UNIX 系 マシン 上 の nmapmgr の 設 定 では Windows 版 JobCenter の NQS TYPE を necnt で 登 録 してくださ い また Windows マシン 上 の nmapmgr の 設 定 では UNIX 版 JobCenter の NQS TYPE を nec で 登 録 してください nmapmgr コマンドでマシン 登 録 を 行 う nmapmgr add mid <ホストID> <マシン 名 > nmapmgr コマンドで JobCenter の NQS TYPE を 登 録 する nmapmgr SEt Type <NQS TYPE> 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 6.6.2 リモートマシンの 定 義 ならびに 第 8 章 JobCenter システム 管 理 者 コマンド 一 覧 nmapmgr コマンド を 参 照 してください 2.2.2 UNIX 版 JobCenter と SUPER-UX NQS を 接 続 する 場 合 SUPER-UX NQS は 弊 社 スーパーコンピュータ SX シリーズ 上 の UNIX で 使 用 できる NQS です 機 能 の 詳 細 な 説 明 は SUPER-UX NQS に 付 属 する NQS 利 用 の 手 引 を 参 照 してください JobCenter からジョブの 投 入 を 行 うときに SUPER-UX の 機 能 を 使 用 するための いくつかのオプショ ンが 指 定 できます また qstat などのコマンドを 用 いて SUPER-UX 上 のジョブの 状 態 を 調 べることがで きます 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 第 4 章 ユーザコマンド 一 覧 を 参 照 し てください 接 続 にあたっては nmapmgr コマンドで 指 定 するマシンタイプを nec のまま 使 用 するようにして ください 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 第 8 章 システム 管 理 者 コマンド 一 覧 nmapmgr コマンド を 参 照 してください 17

2. ネットワーク 環 境 2.3 Windows でネットワーク 環 境 を 構 築 する 場 合 Windows の 問 題 やネットワーク 環 境 により 名 前 解 決 が 正 しくできず JobCenter が 正 常 に 動 作 しない 場 合 があります そのような 場 合 は DNS あるいは Windows のネットワークの 名 前 解 決 に 使 用 される <Windows システムディレクトリ> drviers etc hosts ファイルを 設 定 し 正 引 きまたは 逆 引 きで 正 しく 名 前 解 決 を 行 えるようにしてください 上 記 設 定 を 行 ってもJobCenterが 正 常 に 動 作 しない 場 合 や 次 に 挙 げる 場 合 などには <Drive:JobCenter SV インストールディレクトリ> SV etc resolv.def というファイルを 作 成 し このファイルに 関 連 する マシンの IP アドレスとコンピュータ 名 を 記 述 してください 非 公 開 の 内 部 用 LAN で JobCenter を 運 用 している 場 合 など 環 境 により DNS や hosts ファイル の 設 定 を 変 更 することが 困 難 な 場 合 MSCS 環 境 で JobCenter を 運 用 する 場 合 マルチLAN 環 境 でJobCenterを 運 用 する 場 合 マルチLAN 環 境 の 場 合 は リモートのJobCenter SVからのジョブ 投 入 時 に 投 入 元 のIPアドレスか らホスト 名 の 逆 引 きを 行 わないようにする 必 要 があります 詳 細 については 5.2.3 クラスタ 環 境 の 場 合 を 参 照 してください JobCenter は Windows であっても hosts ファイルや resolv.def ファイルに 記 述 されたマシ ン 名 の 大 文 字 と 小 文 字 を 区 別 します JobCenter CL/Win は resolv.def が 有 効 になりません <Drive:JobCenter SV インストールディレクトリ> SV etc resolv.def <SV1-パブリックLANのIPアドレス> <SV1-コンピュータ 名 > <SV2-パブリックLANのIPアドレス> <SV2-コンピュータ 名 > : <SVn-パブリックLANのIPアドレス> <SVn-コンピュータ 名 > <フローティングIPアドレス> < 仮 想 コンピュータ 名 > resolv.def ファイルが 存 在 する 場 合 JobCenterSV(/MG)は DNS や hosts ファイルよりも 優 先 的 に resolv.def ファイルを 参 照 します JobCenterSV(/MG)が 正 引 きまたは 逆 引 きしたときにどのマシンで も 同 じように 正 しく 名 前 解 決 を 行 えるように 設 定 してください 通 常 は コンピュータ 名 に 次 のように FQDN を 指 定 してください <Drive:JobCenter SV インストールディレクトリ> SV etc resolv.def 10.17.21.160 spencer.domain.co.jp 10.17.21.161 matto.domain.co.jp 10.17.21.162 orange.domain.co.jp 原 則 的 には JobCenter ではエイリアス 名 での 運 用 を 認 めておりませんが ネットワーク 環 境 によって はエイリアス 名 を 使 用 する 場 合 もあります そのような 場 合 も 正 引 きまたは 逆 引 きで 名 前 解 決 を 正 し く 行 えるように 設 定 してください <Drive:JobCenter SV インストールディレクトリ> SV etc resolv.def 10.17.21.160 spencer 10.17.21.161 matto 10.17.21.162 orange 18

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 JobCenter は JobCenter ネットワークの 環 境 構 築 をすることでネットワーク 上 の 複 数 のマシンを 集 中 して 管 理 することができ キューやリクエストなどの 状 態 監 視 運 用 操 作 が 行 えます パイプキューを 使 ってジョブを 転 送 しますので ネットワーク 上 にあるジョブの 転 送 先 となるの 他 マシンのホスト ID の 定 義 を 行 ったあと ジョブ 投 入 側 のユーザとジョブ 実 行 側 のユーザの 関 連 付 けを 行 う 必 要 があります 必 要 となる 設 定 は 次 のとおりです ネットワーク 上 にある 他 マシンのホスト ID を 定 義 する ユーザの 関 連 付 けを 行 う(ユーザマッピング) この 設 定 を 行 わずにネットワーク 経 由 でジョブの 投 入 を 行 うと 次 のようなエラーが 表 示 されます Client machine-id is unknown at transaction peer; No account authorization at transaction peer; 注 意 事 項 マシン 環 境 を 変 更 したときは マシンのホスト ID の 設 定 およびユーザマッピン グが 行 われているか 確 認 してください 3.1 ネットワーク 上 にある 他 マシンのホストIDを 定 義 する 3.2 ユーザの 関 連 付 けを 行 う(ユーザマッピング) 3.3 JobCenterネットワーク 環 境 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 19

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3.1 ネットワーク 上 にある 他 マシンのホスト ID を 定 義 する ネットワーク 上 にあるジョブの 転 送 先 となるの 他 マシンのホスト ID の 定 義 を 行 います なお 自 マシ ンのホスト ID はインストール 時 に 定 義 されています ネットワーク 上 にある 他 マシンのホスト ID を 定 義 する 方 法 には 次 の 3 通 りがあります JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )から 他 マシンのホスト ID を 定 義 する 他 マシンをマシングループに 追 加 する コマンドラインからマシングループを 定 義 する 3.1.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )から 他 マシンのホストIDを 定 義 する( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 3.1.2 他 マシンをマシングループに 追 加 マシングループから 削 除 する 3.1.3 コマンドラインからマシングループを 定 義 する(リモートマシン 定 義 ) 20

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3.1.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )から 他 マシンのホスト ID を 定 義 する( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 の 設 定 方 法 を 用 いると マシングループに 追 加 の 設 定 方 法 よりも 不 要 な パケットの 送 信 を 削 減 できます 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 で 他 マシンのホスト ID を 定 義 する 方 法 は 次 のとおりです (1) マシン 一 覧 へマシンを 追 加 する 1 管 理 者 権 限 のアカウント(UMS Mode)でログインし マネージャフレームの[マシン 一 覧 ] を 表 示 します 2 [マシン 一 覧 ]ウィンドウ 上 で 右 クリックをしたときのポップアップメニューから[ 新 規 作 成 ]を 選 択 するか メニューバーの[ファイル]-[ 新 規 作 成 ]を 選 択 します 図 3-1 マシン 一 覧 へのマシン 追 加 画 面 例 ( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 3 [マシンの 追 加 ]ダイアログが 表 示 されますので 追 加 するマシンのホスト 名 を 入 力 します 図 3-2 [マシンの 追 加 ]ダイアログ 画 面 例 4 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします 5 マネージャフレームの[マシン 一 覧 ]ウィンドウに 追 加 されたマシンが 表 示 されます 図 3-3 マシン 追 加 後 の[マシン 一 覧 ] 画 面 例 ( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 21

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 (2) マシン 一 覧 からマシンの 削 除 をする 1 マシンを 追 加 するときの 操 作 と 同 様 に [マシン 一 覧 ]ウィンドウを 表 示 します 2 削 除 したいマシンにあわせて 右 クリックから[ 削 除 ]を 選 択 するか あるいは 削 除 したいマ シンを 選 択 し メニューバーから[ファイル]-[ 削 除 ]を 選 択 します 3 [マシン 一 覧 ]からマシンが 削 除 されます マシンが 削 除 されると 同 時 に そのマシンのすべての 別 名 が 削 除 されます 3.1.2 他 マシンをマシングループに 追 加 マシングループから 削 除 する ネットワーク 上 にある 他 マシンをマシングループに 追 加 することにより ホスト ID が 設 定 されます なお 設 定 方 法 は 環 境 によって 異 なります (1) 他 マシンをマシングループに 追 加 1 管 理 者 権 限 のアカウント(UMS Mode)でログインし メニューバーの[ 設 定 ]-[マシン グループ]を 選 択 します 図 3-4 メニューバー[ 設 定 ]-[マシングループ] 選 択 画 面 例 2 [マシングループ]ダイアログが 開 きますので[ 追 加 ]ボタンをクリックしてください 図 3-5[マシングループ]ダイアログ 画 面 例 3 [マシンの 追 加 ]ダイアログが 開 きますので マシングループに 追 加 したいマシンの 正 しい ホスト 名 を 入 力 します (ホスト 名 は 必 ず 名 前 解 決 の 設 定 で 正 引 きまたは 逆 引 きできるよう 設 定 してください ) 図 3-6 [マシンの 追 加 ]ダイアログ 画 面 例 22

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 4 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします 5 [マシングループ]ダイアログにマシンが 追 加 されます 図 3-7 マシン 追 加 後 の[マシングループダイアログ] 画 面 例 (2) 他 マシンをマシングループから 削 除 する 1 マシンを 追 加 するときの 操 作 と 同 様 に [マシングループ]ダイアログを 表 示 します 2 削 除 したいマシンを 選 択 し [ 削 除 ]ボタンをクリックします 3 [ 確 認 ]ウィンドウが 開 きますので [OK]ボタンをクリックします 4 [マシングループ]ダイアログからマシンが 削 除 されます 3.1.3 コマンドラインからマシングループを 定 義 する(リモートマシン 定 義 ) コマンドラインからマシングループを 定 義 する 場 合 は nmapmgr コマンドと qmgr コマンドを 使 用 し て 定 義 します 両 コマンドの 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 6.6.2 リモートマシンの 定 義 な らびに 第 8 章 JobCenter システム 管 理 者 コマンド 一 覧 nmapmgr コマンド qmgr コマンド をそれぞ れ 参 照 してください (1) nmapmgr コマンドでサブコマンド add mid <ホスト ID> <マシン 名 >を 実 行 する 対 象 マシンをマシン 一 覧 に 登 録 します この 操 作 は マシングループに 追 加 するすべてのマシン に 対 して 行 います UNIX と Windows 間 で 異 なるプラットフォームのマシンを 登 録 する 際 は nmapmgr コマンドの SEt Type サブコマンドでの NQS TYPE の 設 定 が 必 要 になります (2) qmgr コマンドでサブコマンド SEt MAChine group=(<スケジューラマシン 名 > [, <マシン 名 > ])を 実 行 する 対 象 マシンをマシングループに 登 録 します このとき マシングループの 先 頭 に 指 定 されたマシ ンが スケジューラマシンとなります qmgr コマンドの 引 数 は SEt MAChine_group= 部 分 を 含 めて 512 バイト( 実 際 には 最 終 文 字 に n または EOF が 入 るため 511 バイト) 以 内 で 指 定 する 必 要 があります 設 定 後 の 確 認 は qmgr コマンドの SHOw MAChine_group サブコマンドで 行 います 23

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3.2 ユーザの 関 連 付 けを 行 う(ユーザマッピング) ネットワーク 上 にある 他 マシンのホスト ID の 定 義 を 行 ったあと ジョブ 投 入 側 のユーザとジョブ 実 行 側 のユーザの 関 連 付 けを 行 う 必 要 があります これをユーザマッピングと 呼 びます ユーザマッピングの 設 定 には GUI 画 面 からとコマンドラインからとの 2 つの 方 法 があります 3.2.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からユーザマッピングを 行 う( 標 準 リ モートマシン 構 成 機 能 ) 3.2.2 コマンドラインからユーザマッピングを 行 う 3.2.1 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からユーザマッピングを 行 う( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からユーザマッピングを 行 う( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 場 合 の 設 定 を 説 明 します 1 マネージャフレームの[マシン 一 覧 ]を 表 示 します 2 [マシン 一 覧 ]のウィンドウ 上 で 右 クリックをしたときのポップアップメニューから[ユーザ ID のマッピング]を 選 択 するか メニューバーの[ファイル]-[ユーザ ID のマッピング]を 選 択 します 図 3-8 ユーザ ID のマッピングの 設 定 画 面 例 ( 標 準 リモートマシン 構 成 機 能 ) 24

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3 [ユーザマッピングの 設 定 ]ダイアログが 表 示 されます 転 送 元 マシンのマシンとユーザおよび 転 送 先 マシンのマシンとユーザを 一 覧 から 選 択 します 図 3-9 [ユーザマッピング]ダイアログ 画 面 例 4 設 定 後 [マッピング]ボタンをクリックします [ユーザマッピング]ダイアログの 設 定 内 容 は 次 のとおりです マッピング 一 覧 関 連 付 けられた 転 送 元 マシンと 転 送 先 マシンのユーザマッピングの 情 報 の 一 覧 です From : ユーザ 名 (ID) To : ユーザ 名 (ID) 転 送 元 マシンのユーザ 名 (ID) 転 送 先 マシンのユーザ 名 (ID) 管 理 者 のマッピング/ユーザのマッピング マッピングの 対 象 種 別 を 選 択 します 管 理 者 のマッピングかユーザのマッピングのいずれかを 選 択 します 管 理 者 のマッピング 関 連 付 ける 転 送 元 マシンの 管 理 者 ユーザと 転 送 先 マシンサーバの 管 理 者 ユー ザを 暗 黙 のうちに 選 択 します [ 管 理 者 ユーザ] UNIX サーバの 管 理 者 ユーザは nsumsmgr 権 限 もしくは root 権 限 です Windows サーバの 管 理 者 ユーザは JobCenter 管 理 者 アカウントになりま す ユーザのマッピング 関 連 付 けるマネージャのユーザアカウントとサーバのユーザをそれぞれ 選 択 します 転 送 元 マシン ユーザマッピングする 転 送 元 のマシンとユーザを 選 択 します マシン 一 覧 ユーザ 一 覧 転 送 元 のマシンをマシン 一 覧 から 選 択 します 転 送 元 のマシンのユーザをユーザ 一 覧 から 選 択 します 転 送 先 マシン ユーザマッピングする 転 送 先 のマシンとユーザを 選 択 します 25

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 マシン 一 覧 ユーザ 一 覧 転 送 先 のマシンをマシン 一 覧 から 選 択 します 転 送 先 のマシンのユーザをユーザ 一 覧 から 選 択 します [マッピング]ボタン ユーザマッピングを 開 始 します マッピングが 正 常 終 了 するとマッピング 一 覧 にマシンが 追 加 されます [ 削 除 ]ボタン マッピング 一 覧 にて 選 択 されたユーザのマッピングを 削 除 します [ 閉 じる]ボタン [ユーザマッピングの 設 定 ]ダイアログを 閉 じます ユーザマッピングを 行 った 際 にエラーが 出 力 された 場 合 ユーザマッピング 元 ユーザマッピング 先 両 方 のマシンの[マシン 一 覧 ] 画 面 において 表 示 され ているマシンを 選 択 します 右 クリックしたときのポップアップメニューから[マシン ID 一 覧 の 変 更 ]を 選 択 し [MID 一 覧 の 変 更 ]ウィンドウにそれぞれのマシンが 登 録 されているか 確 認 してください 登 録 されていない 場 合 には [MID 一 覧 の 変 更 ]ウィンドウの[ 更 新 ]ボタンをクリックし マ シンが 登 録 されることを 確 認 してください 26

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3.2.2 コマンドラインからユーザマッピングを 行 う ユーザマッピングの 設 定 には リモートホストのユーザ ID の 形 態 によって 3 つのモードがあります ここでは JobCenter 独 自 のマッピングを 説 明 します それ 以 外 のマッピングのモードについては JobCenter NQS 利 用 の 手 引 き を 参 照 してください (1) マッピングが UNIX と UNIX 間 の 場 合 JobCenter 独 自 のマッピングは nmapmgr コマンドを 実 行 して マッピングを 実 行 します 指 定 方 法 は 次 のとおりです 定 義 はマネージャマシンで 管 理 者 のときのみ 可 能 です add uid <リモートのホスト ID> <リモートマシン 上 のユーザ ID> <ローカルマシンのユーザ ID> 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 第 8 章 JobCenter システム 管 理 者 コマ ンド 一 覧 nmapmgr コマンド を 参 照 してください ユーザ 名 によるマッピングは 同 一 人 物 であることを 確 認 するためにリモートシェル 実 行 権 を 参 照 します これは rsh コマンドが 使 える 状 態 ならば 利 用 を 許 可 するということです 具 体 的 には 各 ユーザがホームディレクトリに.rhost ファイルを 作 成 する 必 要 があります 詳 細 につい ては JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 5.8 JobCenter ネットワーク 環 境 の 構 築 を 参 照 し てください (2) マッピングが UNIX と Windows 間 の 場 合 JobCenter 独 自 のマッピングは Windows 側 のユーザ ID を 調 べておいてから マッピングを 行 い ます 定 義 はマネージャマシンで 管 理 者 のときのみ 可 能 です ユーザIDは Windowsの[スタート]メニュー-[プログラム]-[JobCenter]-[サーバの 環 境 設 定 ]-[JobCenterサーバの 環 境 設 定 ]ダイアログの[ユーザの 管 理 ]ボタンをクリック したときに 表 示 される[JobCenterユーザの 管 理 ]ダイアログで 調 べることができます ユーザ IDを 確 認 したあと nmapmgrコマンドでマッピングを 行 います 3.2.2(1)マッピングがUNIX とUNIX 間 の 場 合 を 参 照 してください ユーザ 名 によるマッピングは 同 一 人 物 であることを 確 認 するために UNIX 側 では.rhosts ファ イル Windows 側 では hosts.nqs ファイルの 設 定 が 必 要 となります hosts.nqs ファイルの 設 定 は [JobCenter サーバの 環 境 設 定 ]を 起 動 し [マシンの 制 御 ]ボタ ン-[リモートサーバの 許 可 ]ボタンを 選 択 し hosts.nqs を 編 集 してください hosts.nqs ファイルの 記 述 の 方 法 については hosts.nqs ファイルのコメントを 参 照 してくだ さい (3) マッピングが Windows と Windows 間 の 場 合 JobCenter 独 自 のマッピングは Windows 側 のユーザ ID を 調 べておいてから マッピングを 行 います 定 義 はマネージャマシンで 管 理 者 のときのみ 可 能 です ユーザIDは 3.2.2(2)マッピングがUNIXとWindows 間 の 場 合 と 同 様 [JobCenterサーバの 環 境 設 定 ]ダイアログの[JobCenterユーザの 管 理 ]ダイアログで 調 べることができます ユーザ IDを 確 認 したあと nmapmgrコマンドでマッピングを 行 います 3.2.2(1)マッピングがUNIX とUNIX 間 の 場 合 を 参 照 してください 27

3. JobCenter ネットワーク 環 境 構 築 3.3 JobCenter ネットワーク 環 境 を 構 築 する 際 の 注 意 事 項 3.3.1 管 理 可 能 台 数 1 台 のマシンで 管 理 可 能 な 最 大 マシン 台 数 は 8 台 が 目 安 です 9 台 以 上 のマシンを 管 理 することも 可 能 です ただし ネットワークの 負 荷 が 高 くなり レスポンス 性 能 が 低 下 します 大 規 模 な 構 成 にする 場 合 は 別 々のマシンでそれぞれ 複 数 のマシングループを 設 定 管 理 することで 負 荷 を 分 散 させてください 3.3.2 UNIX 版 サーバのマシングループへの 追 加 UNIX 版 JobCenter SV をマシングループに 追 加 する 場 合 に タイミングによって 追 加 後 にマシングルー プの 取 得 に 失 敗 する 場 合 があります このような 場 合 一 旦 マシングループ 追 加 のダイアログを 閉 じて 再 度 マシングループ 追 加 のダイアログ を 開 いてください マシングループにすでに 追 加 されている 場 合 には 再 度 追 加 する 必 要 はありません 3.3.3 JobCenter CL/Win で 一 度 も 接 続 したことのないユーザによるジョブの 実 行 他 のサーバからジョブの 転 送 を 行 う 場 合 などで JobCenter CL/Win で 一 度 も 接 続 したことのないユー ザでジョブを 実 行 することがあります このような 場 合 そのユーザの 権 限 でジョブを 実 行 することが できません 一 度 そのユーザで JobCenter CL/Win から 接 続 するか または サーバの 環 境 設 定 を 起 動 し ユー ザの 管 理 でユーザのパスワードを 登 録 する 必 要 があります 登 録 を 行 うには ユーザ 名 パスワード を 入 力 して [ 追 加 ]ボタンをクリックしてください 3.3.4 WAN 環 境 での 利 用 WAN 環 境 で 利 用 する 場 合 には 通 信 コストなどをよくご 検 討 のうえご 利 用 ください JobCenter MG 機 能 を 使 用 してネットワーク 上 の JobCenter SV を 管 理 している 場 合 ジョブを 動 かし ていない 場 合 でも 最 低 10 分 に 1 回 の 通 信 が 行 われます 3.3.5 管 理 者 パスワード Windows で JobCenter 管 理 者 (アカウント)のパスワードを 変 更 した 場 合 は JobCenter MG/SV で 変 更 した 管 理 者 のパスワード 設 定 を 行 ってください 3.3.6 登 録 可 能 なユーザ 数 JobCenter グループに 登 録 することができるユーザ 数 の 目 安 は 1000 ユーザまでです 1000 ユーザを 超 えて 登 録 した 場 合 は レスポンス 性 能 の 低 下 など JobCenter が 正 常 に 動 作 しない 可 能 性 があります 28

4. キューの 作 成 4. キューの 作 成 JobCenter を 使 用 するために 必 要 な 環 境 を 作 成 するために キューの 作 成 が 必 要 となり ます JobCenter は バッチ 処 理 を 行 うためのシステムです バッチ 処 理 とは リクエストを 受 け 付 けてキューイングし 順 番 に 処 理 する 機 能 です JobCenter はリクエストを 受 け 付 けると 一 旦 キューに 登 録 し 順 番 に 処 理 していきま す このキューは システムの 中 に 複 数 定 義 できます それぞれのキューには 同 時 実 行 可 能 数 投 入 可 能 ユーザ 資 源 制 限 キュー 間 実 行 優 先 順 位 などの 属 性 を 定 義 で きます マシン 上 にジョブネットワークを 実 行 するデフォルトのキューを 作 成 する 方 法 および 新 規 にキューを 作 成 する 方 法 を 説 明 します パイプキュー ジョブを 他 のキューに 転 送 バッチキュー ジョブを 実 行 ジョブ 優 先 度 高 緊 急 ジョブ 用 キュー 小 規 模 ジョブ 用 キュー 優 先 度 の 高 いバッチ キューに 投 入 された ジョブから 実 行 低 大 規 模 ジョブ 用 キュー 図 4-1 バッチ 処 理 のイメージ 4.1 デフォルトで 作 成 されるキュー 4.2 デフォルトのリクエスト 転 送 順 4.3 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からデフォルトのキューを 作 成 する 4.4 JobCenter SVからデフォルトのキューを 作 成 する 4.5 自 由 なキュー 構 成 を 構 築 する 4.6 キューの 利 用 可 能 ユーザを 制 限 する 4.7 管 理 マシンの 詳 細 を 設 定 する 29

4. キューの 作 成 4.1 デフォルトで 作 成 されるキュー 通 常 JobCenter をインストールした 際 にデフォルトでキューが 作 成 されます デフォルトで 作 成 されるキューは 図 4-2および 表 4-1のとおりです クラスタ 構 成 で JobCenter SV をインストールした 場 合 は デフォルトでキューは 作 成 されま せん 接 続 先 のサーバに 対 して GUI キューの 作 成 を 行 う 必 要 があります 図 4-2 デフォルトで 作 成 されるキュー 表 4-1 デフォルトで 作 成 されるキューの 初 期 設 定 一 覧 キュー 名 属 性 役 割 初 期 設 定 値 guibs_1 負 荷 分 散 バッチキュー デマンドデリバリ 方 式 で 負 荷 分 散 パイプキューからリクエ ストを 受 け 取 って 実 行 します guijn バッチキュー 通 常 では 使 用 されません JobCenter R4.1 以 前 のバージョ ンで 使 用 されます( 互 換 用 ) guisl バッチキュー 通 常 では 使 用 されません JobCenter R6.1 以 前 のバージョ ンで 使 用 されます( 互 換 用 ) guinw パイプキュー 自 由 転 送 キューです 他 のマシンにリクエストを 転 送 する 場 合 に 使 用 します guitp_1 guilb_def 透 過 型 パイプキュー 負 荷 分 散 パイプキュー 高 速 かつ 低 負 荷 で ジョブをローカルのバッチキューに 転 送 します 負 荷 分 散 を 行 うときに 有 効 です 優 先 度 =10 多 重 度 =1 優 先 度 =30 多 重 度 =10 優 先 度 =30 多 重 度 =1 優 先 度 =10 多 重 度 =5 優 先 度 =10 多 重 度 =10 転 送 先 =guibs_1 優 先 度 =10 多 重 度 =6 転 送 先 =guitp_1 初 期 設 定 では guibs_1 の 多 重 度 の 値 が 1 に 設 定 されていますので 同 時 に 複 数 の 実 行 ができ ません 必 要 に 応 じて 多 重 度 の 値 を 2 以 上 に 変 更 してください ただし 設 定 を 変 更 すると 初 期 設 定 値 が 利 用 できなくなりますので 注 意 してください キューの 詳 しい 役 割 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 第 2 章 JobCenter の 構 成 2.2 キュー を 参 照 してください 30

4. キューの 作 成 4.2 デフォルトのリクエスト 転 送 順 初 期 設 定 では ジョブネットワークを 実 行 すると リクエストは 次 の 順 番 で 転 送 されます [guilb_def] [guitp_1] [guibs_1] ( 不 可 分 散 パイプキュー) ( 透 過 型 パイプキュー) ( 負 荷 分 散 バッチキュー) 4.3 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からデフォルトのキューを 作 成 する JobCenter ネットワークの 環 境 構 築 ができている 場 合 に JobCenter CL/Win からキューを 作 成 できま す キューが 構 築 されているかどうかを 確 認 し 構 築 されていない 場 合 は デフォルトのキューを 作 成 し ます キューが 構 築 されているかどうかは[キュー 一 覧 ]の 画 面 で 確 認 します [キュー 一 覧 ]の 表 示 は 次 の 方 法 で 行 います 1 管 理 者 権 限 のアカウント(UMS Mode)でログインし マネージャフレームの[マシン 一 覧 ]を 表 示 します 2 [マシン 一 覧 ]ウィンドウ 上 で ジョブネットワークを 実 行 するためにデフォルトのキューを 作 成 したいマシンのアイコンをダブルクリックするか 右 クリックしたときのポップアップメニュー から[ 開 く]を 選 択 します 3 [machine]ダイアログが 開 きますので [キュー 一 覧 ]タブを 選 択 します 4 [キュー 一 覧 ]が 表 示 されます( 図 4-2 参 照 ) デフォルトのキューを 作 成 するには ジョブネットワークを 実 行 するためにキューを 作 成 したいサー バで JobCenter サービスが 起 動 されている 必 要 があります JobCenter サービスが 起 動 していること は[JobCenter サーバの 環 境 設 定 ]ダイアログから 確 認 します JobCenter サービスが 起 動 している 場 合 サービスの 制 御 欄 に 動 作 中 です と 表 示 されます 図 4-3 JobCenter サービス 起 動 の 確 認 画 面 例 31

4. キューの 作 成 JobCenter サービスが 起 動 していることが 確 認 できたら デフォルトのキューを 次 の 方 法 で 作 成 しま す 5 管 理 者 権 限 のアカウント(UMS Mode)でログインし マネージャフレームの[マシン 一 覧 ]を 表 示 します 6 ジョブネットワークを 実 行 するためにデフォルトのキューを 作 成 したいマシン 名 を 選 択 し 右 ク リックしたときのポップアップメニューから[GUI キューの 作 成 ] あるいはメニューバーの[ 設 定 ]-[GUI キューの 作 成 ]を 選 択 します 7 デフォルトのキューの 作 成 が 開 始 します 図 4-4 [GUI キューの 作 成 ] 選 択 画 面 例 32

4. キューの 作 成 4.4 JobCenter SV からデフォルトのキューを 作 成 する JobCenter SV からデフォルトのキューを 作 成 できます 4.3 JobCenter CL/Win(GUI 画 面 )からデフォルトのキューを 作 成 する と 同 様 に デフォルトのキュー を 作 成 したいサーバで JobCenterサービスが 起 動 されていることを 確 認 してください JobCenter サービスが 起 動 していることが 確 認 できたら デフォルトのキューを 次 の 方 法 で 作 成 します 1 Windows に JobCenter 管 理 者 アカウントでログオンし Windows[スタート]メニュー- [JobCenter]-[サーバの 環 境 設 定 ]を 選 択 します 2 [JobCenter サーバの 環 境 設 定 ]ダイアログが 開 きますので [キューの 制 御 ]ボタンをクリック します 図 4-5 [JobCenter サーバの 環 境 設 定 ]ダイアログ-[キューの 制 御 ] 選 択 画 面 例 3 [キューの 制 御 ]ダイアログが 開 きます [JNW キューの 作 成 ]ボタンをクリックし デフォル トのキューを 作 成 します 図 4-6 デフォルトのキュー 作 成 画 面 例 4 [キュー 一 覧 ]リストにデフォルトのキューが 表 示 されたことを 確 認 し [ 閉 じる]ボタンをクリッ クし [キューの 制 御 ]ダイアログを 終 了 します 33

4. キューの 作 成 4.5 自 由 なキュー 構 成 を 構 築 する JobCenter CL/Win では 標 準 的 なキュー 構 成 (デフォルトのキュー)を 定 めることで ユーザの 操 作 を 軽 減 していますが 自 由 なキュー 構 成 をユーザが 自 分 で 構 築 することも 可 能 です キュー 構 成 を 構 築 す るためには 管 理 者 アカウント(UMS モード)でログインしている 必 要 があります 追 加 可 能 なキューは 次 の 2 種 類 です キューは 500 個 まで 作 成 可 能 です バッチキュー(バッチリクエストを 投 入 するためのキュー) パイプキュー(ほかのキューにリクエストを 転 送 するためのキュー) バッチキューの 作 成 とパラメータ 設 定 およびパイプキューの 作 成 パラメータ 設 定 転 送 先 設 定 につ いては JobCenter 基 本 操 作 ガイド 6. ネットワークキューイングシステム(NQS)の 利 用 方 法 を 参 照 してください また 各 設 定 項 目 の 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き を 参 照 し てください 4.6 キューの 利 用 可 能 ユーザを 制 限 する 管 理 者 アカウントでログインした 場 合 ユーザに 対 して 任 意 のキューの 利 用 を 許 可 したり 禁 止 した りすることができます キューの 利 用 可 能 ユーザを 制 限 する 方 法 は 次 のとおりです 1 管 理 者 権 限 のアカウント(UMS Mode)でログインし マネージャフレームの[マシン 一 覧 ]を 表 示 します 2 ユーザを 制 御 するキューを 選 択 し 右 クリックしたときのポップアップメニューから[キューユー ザ]を 選 択 します 図 4-7 [キューユーザ]メニュー 選 択 画 面 例 34

4. キューの 作 成 3 ユーザ 一 覧 のリストには 選 択 されたマシンに 登 録 されているすべてのユーザが 表 示 されます デフォルトでは すべてのユーザ にチェックが 入 っています この 状 態 ではすべてのユーザが そのキューを 利 用 できます 図 4-8 [キューユーザ]ダイアログ 画 面 例 4 キューの 利 用 可 能 ユーザを 追 加 する 場 合 は すべてのユーザ のチェックをはずします 5 ユーザ 一 覧 のリストからキューの 利 用 を 可 能 にするユーザやグループを 選 択 し [<< 追 加 ] ボタンをクリックします また キューの 利 用 可 能 ユーザを 削 除 する 場 合 は 削 除 したいユーザを 選 択 したあと [ 削 除 >>] ボタンをクリックします 図 4-9 キューの 利 用 を 可 能 にするユーザやグループの 追 加 画 面 例 6 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします 35

4. キューの 作 成 4.7 管 理 マシンの 詳 細 を 設 定 する マシンパラメータを 編 集 し 管 理 マシンの 詳 細 を 設 定 します 1 NQS フレームの[キュー 一 覧 ]においてマシンを 選 択 し メニューバー[ 設 定 ]の[NQS パラ メータ]を 選 択 すると 現 在 マシンに 設 定 されているパラメータを 表 示 します 図 4-10 NQS の[パラメータ] 表 示 例 2 設 定 後 [OK]ボタンをクリックするとマシンパラメータは 修 正 値 に 更 新 されます 設 定 項 目 の 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 6.4 JobCenter 環 境 パラメータの 設 定 を 参 照 してください また 環 境 パラメータを 定 義 変 更 するためのコマンドは qmgr コマンドのサブコマンドとしてそれ ぞれ 用 意 されています qmgr コマンドのサブコマンドの 詳 細 については JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 第 8 章 JobCenter システム 管 理 者 コマンド 一 覧 qmgr コマンド の 説 明 を 参 照 してください 次 に 同 時 実 行 可 能 なバッチリクエスト 数 の 変 更 例 を 記 載 します ( 例 ) 同 時 実 行 可 能 バッチリクエスト 数 を 15 に 変 更 する # qmgr Mgr: set global batch_request_limit 15 36

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する JobCenter 起 動 時 にデーモン 設 定 ファイル(daemon.conf)を 読 み 込 むことにより 起 動 時 の 設 定 を 変 更 できます この 設 定 により JobCenter 停 止 中 のスケジュールを 無 効 にするなどの 運 用 が 可 能 になり 障 害 復 旧 時 などの 運 用 性 が 向 上 します 5.1 デーモン 設 定 ファイル(daemon.conf)の 格 納 場 所 5.2 デーモン 設 定 ファイルの 使 用 可 能 パラメータ 5.3 デーモン 設 定 ファイルのフォーマット 37

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5.1 デーモン 設 定 ファイル(daemon.conf)の 格 納 場 所 デーモン 設 定 ファイル(daemon.conf)の 格 納 場 所 は 環 境 によって 異 なります 5.1.1 Windowsの 場 合 5.1.2 UNIXの 場 合 5.1.1 Windows の 場 合 デーモン 設 定 ファイルを 作 成 し 次 の 場 所 に 格 納 します (1) ローカル 環 境 <JobCenter インストールディレクトリ> sv etc ディレクトリ 配 下 (2) クラスタ 環 境 <JobCenter データベースディレクトリ> etc ディレクトリ 配 下 JobCenter データベースディレクトリは cjcmksite 時 に 指 定 した 共 有 ディスク 上 のデータベー スディレクトリです 5.1.2 UNIX の 場 合 デーモン 設 定 ファイルを 作 成 した 場 合 は 次 の 場 所 に 格 納 します (1) ローカル 環 境 /usr/spool/nqs/daemon.conf (2) クラスタ 環 境 /usr/spool/nqs/<db パス>/daemon.conf (3) 共 通 (1) (2)の 両 方 が 存 在 しない 場 合 デフォルトで 存 在 する 次 のファイルが 読 み 込 まれます /usr/lib/nqs/rc/daemon.conf 38

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5.2 デーモン 設 定 ファイルの 使 用 可 能 パラメータ 5.2.1 Windows/UNIX 共 通 5.2.2 UNIXの 場 合 5.2.3 クラスタ 環 境 の 場 合 5.2.1 Windows/UNIX 共 通 (1) SCLAUNCHD_FORGET 環 境 変 数 SCLAUNCHD_FORGET=< 秒 >をデーモン 設 定 ファイルに 指 定 することで sclaunchd が 起 動 したときに< 秒 > 以 前 の 古 いスケジュールデータのジョブネットワークを 起 動 しないよう に 設 定 できます たとえば 再 起 動 時 に 1 日 経 過 したスケジュールを 起 動 しないようにするには 次 のように 指 定 します SCLAUNCHD_FORGET=86400 ただし 0 を 指 定 したときはすべてのスケジュールが 有 効 です デフォルトは 0 が 指 定 されてい ます (2) NQSDAEMON_OPT 環 境 変 数 NQSDAEMON_OPT=-s をデーモン 設 定 ファイルに 指 定 することで JobCenter の 起 動 時 に すべてのキューを STOP した 状 態 で 起 動 できます また -x オプションに 次 のサブオプ ションを 指 定 することで JobCenter の 起 動 設 定 を 変 更 できます サブオプション 概 要 trkappend=on OFF ON: コンティニュー 部 品 などにより 単 位 ジョブが 再 実 行 された 場 合 に 標 準 出 力 および 標 準 エラー 出 力 の 内 容 を 当 該 単 位 ジョブの 前 回 実 行 結 果 に 追 記 します OFF: コンティニュー 部 品 などにより 単 位 ジョブが 再 実 行 された 場 合 に 標 準 出 力 および 標 準 エラー 出 力 の 内 容 を 当 該 単 位 ジョブの 前 回 実 行 結 果 に 上 書 きします 本 サブオプションが 指 定 されない 場 合 のデフォルト 値 です 39

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する (3) JNWENGINE_OPT 環 境 変 数 JNWENGINE_OPT に 次 に 示 すオプションをデーモン 設 定 ファイルに 指 定 すること で JobCenter の 各 種 初 期 化 処 理 を 行 えます オプションを 複 数 指 定 する 場 合 は スペースで 区 切 って 指 定 します ( 例 )JNWENGINE_OPT -os -ot オプション 概 要 oe このオプションを 指 定 するとタイムアウト 時 の EXIT コードを 異 常 とします ot os s Ef Es Er Tf Tt Ts Tr u m 件 数 r p -ot オプションが 設 定 されている 場 合 のみ 有 効 となります このオプションを 指 定 すると ファイル 待 ち 合 わせ 部 品 イベント 送 受 信 部 品 がタイムアウ トしたときにエラーとしません このオプションを 指 定 すると 再 実 行 したときに SKIP+ERROR が SKIP+DONE に 戻 るのを 防 ぎます また estop(error stop)を error(=done+f("error"))にします( 互 換 動 作 ) このオプションを 指 定 すると 既 存 ジョブネットワーク 情 報 の 再 構 築 を 行 いません 既 存 ジョブネットワーク 情 報 の 再 構 築 とは 失 われたジョブネットワーク 情 報 を /usr/spool/nqs/gui/<ユーザ 名 >/nstrk のデータをもとに ジョブ 実 行 中 にデーモンの 再 起 動 を 行 ったときなどに 再 構 築 することです ファイル 待 ち 合 わせ 部 品 でエラーが 発 生 した 場 合 ジョブネットワークを 自 動 停 止 します イベント 送 信 部 品 でエラーが 発 生 した 場 合 ジョブネットワークを 自 動 停 止 します イベント 受 信 部 品 でエラーが 発 生 した 場 合 ジョブネットワークを 自 動 停 止 します ファイル 待 ち 合 わせ 部 品 の 更 新 基 準 時 刻 とタイムアウトの 相 対 時 間 の 計 算 方 法 として 基 準 をジョブネットワークの 開 始 時 刻 からファイル 待 ち 合 わせ 部 品 の 開 始 時 刻 に 変 更 します また Tf オプションを 指 定 し 相 対 時 刻 指 定 のファイル 待 ち 合 わせ 部 品 が 待 ち 合 わせ 動 作 中 に JobCenter が 再 起 動 した 場 合 その 待 ち 合 わせ 部 品 は 再 起 動 時 刻 からの 相 対 時 間 で 再 計 算 さ れます 時 刻 待 ち 合 わせ 部 品 の 時 刻 の 相 対 時 間 の 計 算 方 法 として 基 準 をジョブネットワークの 開 始 時 刻 から 時 刻 待 ち 合 わせ 部 品 の 開 始 時 刻 に 変 更 します ただし 相 対 時 間 計 算 オプションで 時 刻 待 ち 待 ち 合 わせ 部 品 を 指 定 している 場 合 トラッカ から 時 刻 待 ち 合 わせ 部 品 の 時 刻 変 更 を 相 対 時 刻 指 定 で 行 うと JobCenter CL/Win にポップアッ プして 表 示 される 実 際 の 待 ち 時 刻 ダイアログが 正 しく 表 示 されません これは JobCenter CL/Win 上 での 表 示 上 の 問 題 であり 正 しく 変 更 した 時 刻 で 動 作 します 変 更 後 の 正 しい 時 刻 はジョブネットワークのログで 確 認 します また Tt オプションを 指 定 し 相 対 時 刻 指 定 の 時 刻 待 ち 合 わせ 部 品 が 待 ち 合 わせ 動 作 中 に JobCenter が 再 起 動 した 場 合 その 待 ち 合 わせ 部 品 は 再 起 動 時 刻 からの 相 対 時 間 で 再 計 算 さ れます イベント 送 信 部 品 の 受 信 確 認 タイムアウトとイベント 有 効 期 間 タイムアウトの 相 対 時 間 の 計 算 方 法 として 基 準 をジョブネットワークの 開 始 時 刻 からイベント 送 信 部 品 の 開 始 時 刻 に 変 更 します イベント 受 信 部 品 の 受 信 タイムアウトの 相 対 時 間 の 計 算 方 法 として 基 準 をジョブネットワー クの 開 始 時 刻 からイベント 受 信 部 品 の 開 始 時 刻 に 変 更 します 保 留 可 能 イベント 数 の 諸 元 を 超 えた 場 合 に イベント 上 書 きを 禁 止 し イベント 送 信 を 異 常 終 了 させます 保 持 できるイベント 件 数 を 変 更 します 件 数 に 設 定 できる 範 囲 は 500~5000 件 です このオプションがない 場 合 は デフォルト 値 500 件 を 使 用 します ジョブの 転 送 処 理 中 に GUI からスキップや 強 制 停 止 を 行 った 場 合 や クリティカルポイント 警 告 および 予 想 実 行 時 間 の 超 過 が 発 生 したときの 警 告 動 作 のリトライ 間 隔 を 指 定 します こ のオプションがない 場 合 のデフォルト 値 は 8 秒 です ジョブの 転 送 処 理 中 に GUI からスキップや 強 制 停 止 を 行 った 場 合 や クリティカルポイント 警 告 および 予 想 実 行 時 間 の 超 過 が 発 生 したときの 警 告 動 作 のリトライ 回 数 を 指 定 します こ のオプションがない 場 合 のデフォルト 値 は 10 回 です 40

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5.2.2 UNIX の 場 合 (1) NQSDAEMON_OPT Windows と 共 通 のパラメータ 以 外 のものについては JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 7.3 デーモン 起 動 オプション を 参 照 してください (2) JNWENGINE_OPT Windows と 共 通 のパラメータ 以 外 のものについては 以 下 のオプションが 指 定 可 能 です オプション 概 要 A 同 時 に 実 行 処 理 されるトラッカ 数 が 増 大 した 場 合 実 行 制 御 を 行 う jnwengine プロセスの 使 用 メモリ 量 が 増 加 するため ジョブの 投 入 性 能 が 劣 化 する 場 合 があります この 投 入 性 能 の 劣 化 を 防 ぐ 目 的 として 本 オプションを 指 定 することが 可 能 です 目 安 としては jnwengineプロセスが 100MB 以 上 のメモリを 使 用 していて 期 待 する 投 入 性 能 が 得 られない 場 合 に 本 オプションを 指 定 することで 投 入 性 能 の 改 善 する 場 合 があります メモリ 使 用 量 の 計 算 については 14.2 メモリ 使 用 量 概 算 算 出 方 法 (UNIX 版 ) を 参 照 して ください HP-UX 版 でのみ 有 効 なオプションです ご 使 用 の 環 境 によってはディスク IO 等 が 原 因 で 投 入 性 能 に 影 響 を 与 えている 場 合 があ り 本 オプションを 指 定 しても 改 善 が 見 られない 場 合 があります (3) NQSDAEMON_PATH_EXPORT 環 境 変 数 NQSDAEMON_PATH_EXPORT=1 をデーモン 設 定 ファイルに 指 定 することで ジョ ブ 実 行 時 の 環 境 変 数 PATH を 引 き 継 ぐ 事 ができます 環 境 変 数 PATHの 引 き 継 ぎについては 13.1.2 JobCenter SV 側 の 環 境 変 数 を 参 照 してくださ い 5.2.3 クラスタ 環 境 の 場 合 クラスタ 構 成 で 複 数 の IP アドレスを 使 用 して 運 用 を 行 いたい 場 合 次 の 設 定 により 複 数 の IP アドレ スで 通 信 を 待 ち 受 けできます (1) ipaddress パラメータ ipaddress に 次 の 形 式 でカンマ(,) 区 切 りで 複 数 IP アドレスを 記 述 し JobCenter を 再 起 動 してください 記 述 できる IP アドレスは 5 つまでです ipaddress=ipアドレス1,ipアドレス2,ipアドレス3,ipアドレス4,ipアドレス5 また 通 常 は リモートの SV からのジョブ 投 入 時 に 投 入 元 の IP アドレスからホスト 名 の 逆 引 きを 行 い 投 入 元 の SV のチェックを 行 います ただし 次 の 設 定 を daemon.conf に 記 述 し JobCenter を 再 起 動 した 場 合 投 入 元 の IP アドレスからの 逆 引 きによるチェックは 行 いません ipcheck=off 41

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する なお Windows でクラスタ 環 境 用 の JobCenter SV/MG とローカル 環 境 用 の JobCenter SV/MG が 共 存 している 場 合 は ローカル 側 のデーモン 設 定 ファイルにもこの 設 定 を 行 ってください 42

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5.3 デーモン 設 定 ファイルのフォーマット デーモン 設 定 ファイルは 次 のフォーマットを 参 照 して 作 成 してください # Daemon configration file # # Copyright 1998 NEC Corporation. # # maintenance # ------------ # # Daemon process contorl for SITE environment. # # ON No execute daemon # OFF execute daemon (default) # # Sample: # maintenance=on # # local_daemon # ------------- # # Local daemon mode option. # # COMPAT Execute local daemon # (compatible mode, exclusive with SITE) # (default) # SITE Execute local daemon (co-work with SITE) # OFF No execute local daemon # # Sample: # local_daemon=site # # NQSDAEMON_OPT # -------------- # # nqsdaemon process option. # # -x errmail=on OFF Sending mail to job owner at error. # (default ON) # -x moerr=on OFF Making error status to job when # fails to copy job output files. # (default ON) # -x reqsig=on OFF Set SIGTERM handler to SIG_DEF. # Specified OFF, set to SIG_IGN. # (default ON) (1/2) 43

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する # -x ofauth=compat RESTRICT LOOSE JNW # Policy of receiving job output file. # COMPAT all file receive. # RESTRICT Receive the file if job # submittable each other. # LOOSE Root can not receive the file, # without standaer JNW output path. # JNW Everyone can not receive the file, # without standaer JNW output path. # (default LOOSE) # -x schevt=on OFF If set "OFF" option, Omit to send request event # to scheduler machine(ums). # GUI can not update without "refresh" operation. # (default ON) # # -F Use flock function. # # Sample: # NQSDAEMON_OPT=-x errmail=off,ofauth=jnw -F # # JNWENGINE_OPT # -------------- # # jnwengine process option. # # -os (Compatibility) # Job stop with error and skipped. # The status is error. # -ot (Compatibility) # When a wait parts reashes time-limit, # The status is done. # -s No scan JNW entries. # # Sample: # JNWENGINE_OPT=-os # # NOTE: # ===== # # These options are over written by each local specification file: # # /usr/spool/nqs/daemon.conf # or # /usr/spool/nqs/xxxxxxxx/daemon.conf # (2/2) デーモン 設 定 ファイルについては JobCenter NQS 機 能 利 用 の 手 引 き 7.3 デーモン 起 動 オプショ ン にも 記 載 されていますので 参 照 してください 44

5. JobCenter 起 動 時 の 設 定 を 変 更 する 5.4 Windows 版 JobCenter の 起 動 時 ライセンスチェックについて I/F への IP アドレス 割 当 てタイミングよりも JobCenter サービス 起 動 の 方 が 早 くなる 場 合 があります その 際 IP アドレス 不 明 により LicenseManager のライセンスチェックがエラーになり JobCenter が 自 動 起 動 できません これを 回 避 するために 起 動 時 のライセンスチェックのリトライを 行 うことが 可 能 です 以 下 の 手 順 に したがって 設 定 を 行 ってください 1 管 理 者 アカウントで Windows にログオンし Windows の[スタート]-[プログラム]-[JobCenter] -[SV]-[サーバの 環 境 設 定 ]を 選 択 します 2 JobCenter サーバの 環 境 設 定 ダイアログが 表 示 されます 3 [その 他 設 定 ]を 選 択 し 以 下 のパラメータを 変 更 してください リトライ 間 隔 時 間 ( 秒 ):1-4294967295 の 間 で 調 整 リトライ 回 数 の 範 囲 :1-4294967295 の 間 で 調 整 尚 レジストリ 未 設 定 の 場 合 その 旨 を 示 すメッセージが 表 示 されますが そのまま[ライセンス 認 証 設 定 ]を 行 って 頂 ければ レジストリは 設 定 されます 45

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 変 更 ジョブネットワーク 単 位 ジョブ R/3 ジョブ BW ジョブ ダイアログ イベント 送 信 イベント 受 信 の 各 JobCenter 部 品 を 作 成 するときのパラメータのデフォルト 値 が 定 義 できます これにより 同 じパラメータを 設 定 する 部 品 を 複 数 作 成 する 場 合 に 個 々のパラメータの 設 定 が 不 要 になります 図 6-1 [パラメータの 設 定 ] 選 択 画 面 例 また 現 在 設 定 されている 実 行 環 境 システム 環 境 および 色 の 設 定 のパラメータの 参 照 および 変 更 ができます 図 6-2 [ユーザ 環 境 設 定 ] 選 択 画 面 例 6.1 JobCenter 部 品 のデフォルトパラメータの 設 定 を 定 義 する 6.2 ユーザ 環 境 の 設 定 を 変 更 する 6.3 システム 環 境 の 設 定 を 変 更 する 6.4 色 の 設 定 を 変 更 する 6.5 操 作 実 行 ログ 46

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 6.1 JobCenter 部 品 のデフォルトパラメータの 設 定 を 定 義 する メニューバーの[ 設 定 ]-[パラメータの 設 定 ]から ジョブネットワーク 単 位 ジョブ R/3 ジョ ブ BW ジョブ ダイアログ イベント 送 信 イベント 受 信 部 品 を 作 成 するときのパラメータのデフォ ルト 値 の 定 義 および JobCenter CL/Win が 持 っている 出 荷 時 の 値 ( 既 定 値 )で 各 部 品 のデフォルトパラ メータの 更 新 ができます 注 意 事 項 他 ユーザのジョブネットワークおよび 各 部 品 を 作 成 するときのパラメータのデフォルト 値 は ログインユーザではなく そのユーザのパラメータデフォルト 値 が 使 用 されます パ ラメータのデフォルト 値 は ジョブネットワークを 所 有 するユーザ(アクセス 先 のユーザ) 自 身 でログインして 設 定 してください パラメータのデフォルト 値 の 設 定 は ジョブネットワークの 作 成 / 変 更 / 削 除 のアクセス 権 限 が 必 要 です 6.1.1 ジョブネットワーク 6.1.2 単 位 ジョブ 6.1.3 R/3 ジョブ 6.1.4 BWジョブ 6.1.5 ダイアログ 6.1.6 イベント 送 信 6.1.7 イベント 受 信 6.1.8 既 定 値 をロード 6.1.1 ジョブネットワーク [ジョブネットワークのデフォルトパラメータ]ダイアログで ジョブネットワークのパラメータデ フォルト 値 を 設 定 します ジョブネットワークのパラメータ 設 定 については JobCenter 基 本 操 作 ガイド 3.4.4 ジョブネット ワークのパラメータを 設 定 する を 参 照 してください 6.1.2 単 位 ジョブ [ 単 位 ジョブのデフォルトパラメータ]ダイアログで 単 位 ジョブのパラメータデフォルト 値 を 設 定 します 単 位 ジョブのパラメータ 設 定 については JobCenter 基 本 操 作 ガイド 4.2.2 単 位 ジョブの 実 行 条 件 (パラメータ)を 設 定 する を 参 照 してください 47

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 6.1.3 R/3 ジョブ [R/3 ジョブのデフォルトパラメータ]ダイアログで R/3 ジョブのパラメータデフォルト 値 を 設 定 します R/3 ジョブのパラメータ 設 定 については JobCenter SAP 機 能 利 用 の 手 引 き 1.5.1.4 SAP R/3 ジョ ブのパラメータ 設 定 を 参 照 してください 6.1.4 BW ジョブ [BW ジョブのデフォルトパラメータ]ダイアログで SAP BW ジョブのパラメータデフォルト 値 を 設 定 します SAP BW ジョブのパラメータ 設 定 については JobCenter SAP 機 能 利 用 の 手 引 き 2.2.1.2 SAP BW ジョブのパラメータ 設 定 を 参 照 してください 6.1.5 ダイアログ [ダイアログのデフォルトパラメータ]ダイアログで ダイアログのパラメータデフォルト 値 を 設 定 します ダイアログのパラメータ 設 定 については JobCenter 基 本 操 作 ガイド 4.4.1 ダイアログの 設 定 をす る を 参 照 してください 6.1.6 イベント 送 信 [イベント 送 信 のデフォルトパラメータ]ダイアログで イベント 送 信 のパラメータデフォルト 値 を 設 定 します イベント 送 信 のパラメータ 設 定 については JobCenter 基 本 操 作 ガイド 4.5.1 イベント 送 信 の 設 定 をする を 参 照 してください 6.1.7 イベント 受 信 [イベント 受 信 のデフォルトパラメータ]ダイアログで イベント 受 信 のパラメータデフォルト 値 を 設 定 します イベント 受 信 のパラメータ 設 定 については JobCenter 基 本 操 作 ガイド 4.5.2 イベント 受 信 の 設 定 をする を 参 照 してください 6.1.8 既 定 値 をロード JobCenter CL/Win が 持 っている 出 荷 時 の 値 で 各 デフォルトパラメータを 更 新 します 48

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 6.2 ユーザ 環 境 の 設 定 を 変 更 する [ユーザ 環 境 設 定 ]ダイアログの[ユーザ 環 境 設 定 ] 画 面 では 現 在 設 定 されているユーザ 実 行 環 境 のパラメータの 参 照 および 変 更 ができます 備 考 [ユーザ 環 境 設 定 ]ダイアログの 操 作 実 行 ログのタブは JobCenter R12.5.4 以 降 で 表 示 され ます 機 能 の 詳 細 については JobCenter 操 作 実 行 ログ 機 能 利 用 の 手 引 き を 参 照 してく ださい 図 6-3 [ユーザ 環 境 設 定 ] 画 面 例 パラメータの 変 更 は 修 正 値 の 入 力 後 [ 適 用 ]または[OK]ボタンをクリックします 修 正 値 を 誤 って 入 力 した 場 合 は [キャンセル]ボタンをクリックします [ユーザ 環 境 設 定 ]タブの 設 定 項 目 は 次 のとおりです [ユーザ 用 トラッカアーカイブ] 実 行 されたジョブネットワークのトラッカ 情 報 をアーカイブ 化 して 保 存 する 際 の 設 定 を 指 定 します 作 成 ジョブネットワークのトラッカ 情 報 をトラッカアーカイブファイルに 保 存 するかどうかを 設 定 します ON OFF 保 存 します 保 存 しません 49

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 アーカイブファイル 名 トラッカ 情 報 を 保 存 するトラッカアーカイブファイル 名 です 標 準 出 力 各 ジョブの 標 準 出 力 の 内 容 をトラッカアーカイブファイルに 保 存 するかどうかを 設 定 します ON OFF 保 存 します 保 存 しません 標 準 エラー 出 力 各 ジョブの 標 準 エラー 出 力 の 内 容 をトラッカアーカイブファイルに 保 存 するかどうかを 設 定 し ます ON OFF 保 存 します 保 存 しません ログファイル ジョブネットワーク 実 行 時 のログをトラッカアーカイブファイルに 保 存 するかどうかを 設 定 し ます ON OFF 保 存 します 保 存 しません アーカイブ 待 ち 時 間 ジョブネットワークの 実 行 が 完 了 したあと トラッカの 内 容 をアーカイブファイルに 保 存 する までの 時 間 を 設 定 します ジョブネットワークの 実 行 が 完 了 してから アーカイブされるまでの 間 はジョブネットワーク の 再 実 行 が 可 能 です デフォルトは 10 分 です 注 意 事 項 アーカイブ 待 ち 時 間 の 間 ジョブネットワークの 情 報 はメモリに 保 持 されます この 設 定 を 長 くした 場 合 メモリ 領 域 を 確 保 し 続 けるためマシンの 性 能 に 影 響 を 及 ぼす 場 合 があります マシンを 再 起 動 した 場 合 待 ち 時 間 はリセットされます ( 例 ) 待 ち 時 間 を 1 時 間 に 設 定 し ジョブネットワークの 実 行 完 了 後 30 分 でマシンを 再 起 動 した 場 合 には 再 起 動 後 1 時 間 が 経 過 するまでアーカイブされません 自 動 削 除 保 存 期 間 を 経 過 したアーカイブファイルを 自 動 削 除 するかどうかを 設 定 します ON OFF 自 動 削 除 します 自 動 削 除 しません 月 を 跨 がない 50

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 保 存 間 隔 の 設 定 で 単 位 を 期 間 ( 週 )に 設 定 した 場 合 に アーカイブファイルの 保 存 間 隔 が 月 を 跨 がないかどうかを 設 定 します ON OFF 月 を 跨 ぎません 月 を 跨 ぎます ( 設 定 例 ) 上 記 のカレンダにおいて ON の 場 合 は 28 日 ~31 日 と 次 月 の 1 日 ~3 日 までのアーカイ ブファイルは 別 のファイルで 保 存 されます OFF の 場 合 は 1 つのファイルで 保 存 されます 保 存 期 間 ( 個 数 ) 保 存 期 間 を 経 過 したアーカイブファイルを 保 存 する 個 数 を 設 定 します 保 存 期 間 ( 個 数 )の 範 囲 は 0~365 です 保 存 間 隔 アーカイブファイルの 保 存 間 隔 を 設 定 します 保 存 期 間 保 存 間 隔 の 設 定 値 はそれらの 合 計 が 1 年 間 より 小 さい 値 になるよう 設 定 する 必 要 が あります 保 存 間 隔 が 1( 月 )のとき 保 存 間 隔 が 12( 月 )のとき 保 存 間 隔 が 1( 週 )のとき 保 存 間 隔 が 53( 週 )のとき 保 存 間 隔 が 1( 日 )のとき 保 存 間 隔 が 365( 日 )のとき 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~12 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~1 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~53 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~1 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~365(366) 保 存 期 間 ( 個 数 )は 0~1 51

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 注 意 事 項 過 去 一 年 以 上 のデータについては 手 動 で 保 存 してください 保 存 期 間 の 個 数 を 増 やす 保 存 間 隔 を 長 くするなどにより アーカイブファイルが 大 きくなりすぎないように 注 意 してください 1 ファイルが 2GBを 超 えるとJobCenter は 正 常 に 動 作 しなくなります アーカイブファイルのサイズを 計 算 する 際 は 14.3.2 トラッカアーカイブのDISK 使 用 容 量 概 算 算 出 方 法 (UNIX 版 )または 14.6.2 トラッ カアーカイブのDISK 使 用 容 量 概 算 算 出 方 法 (Windows 版 )を 参 照 してください JobCenter R12.5.4 以 降 の 場 合 次 の 2 つの 条 件 を 満 たしていれば アーカイブファ イルが 1 ファイルで 2GB を 超 える 場 合 でも 動 作 することが 可 能 です アーカイブファイルの 存 在 するボリュームがラージファイルをサポートするファ イルシステムである ラージファイル 対 応 に 設 定 している ただし ユーザやプロセスのファイルサイズの 上 限 が 設 定 されている 場 合 は その 制 限 によっても 最 大 サイズが 規 制 されます ファイルの 最 大 サイズ 超 過 やディスクの 空 き 容 量 不 足 により トラッカデータをアー カイブファイルに 追 加 する 処 理 が 失 敗 した 場 合 トラッカデータはアーカイブされま せん アーカイブされなかったトラッカは アーカイブされた 場 合 と 同 様 に 再 実 行 などが 行 えません また トラッカ 一 覧 の 表 示 もアーカイブ 済 みと 表 示 されます(これらのト ラッカは JobCenter を 再 起 動 することにより アーカイブ 処 理 が 再 試 行 されます) ただし JobCenter R12.5 では アーカイブに 失 敗 したトラッカは 失 われ アーカイ ブファイルも 不 正 な 状 態 になる 場 合 があります 備 考 保 存 期 間 保 存 間 隔 の 考 え 方 アーカイブファイルの 保 存 期 間 をアーカイブファイルの 保 存 間 隔 と 個 数 を 指 定 すること により 設 定 します デフォルト 値 は 保 存 期 間 ( 個 数 )は 90 保 存 間 隔 の 値 は 1 保 存 間 隔 の 単 位 が 期 間 ( 日 ) です この 場 合 1 日 の 保 存 期 間 のアーカイブファイルは 90 個 保 存 されることになりま すので 保 存 期 間 の 設 定 は 90 日 となります ( 保 存 期 間 のイメージ) 上 図 は 保 存 期 間 ( 個 数 )を 3 保 存 間 隔 を 1 そして 保 存 間 隔 の 単 位 を 期 間 ( 月 )と して 保 存 期 間 を 3 ヶ 月 にした 場 合 のイメージです 52

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 [トラッカ/リクエスト] 実 行 するトラッカやリクエストに 関 する 設 定 をします 自 動 更 新 トラッカやリクエストに 関 するウィンドウの 更 新 方 法 を 設 定 します ON OFF 一 定 間 隔 で 表 示 更 新 を 行 います 自 動 更 新 を 行 いません 更 新 間 隔 トラッカやリクエストに 関 するウィンドウを 定 期 的 に 更 新 する 場 合 の 更 新 間 隔 を 設 定 します 10 秒 ~3600 秒 または 1 分 ~60 分 を 指 定 できます なお トラッカの 更 新 間 隔 時 間 は 次 の 方 法 で 設 定 します 1 ユーザフレームの[トラッカ 一 覧 ]を 表 示 し 更 新 間 隔 時 間 を 設 定 するトラッカ 選 択 し ます 2 メニューバーの[ 表 示 ]-[ 自 動 更 新 ]を 選 択 すると [リアルタイム 更 新 間 隔 時 間 の 設 定 ]ダイアログが 表 示 されます 10 秒 ~60 秒 および 1 分 ~60 分 の 指 定 ができ 定 期 更 新 されます [ジョブネットワーク 既 定 値 ] 実 行 するジョブネットワークの 既 定 値 を 指 定 します 投 入 キュー ジョブネットワークに 属 する 各 ジョブを 投 入 するデフォルトのキューを 指 定 します ジョブネットワークや 単 位 ジョブのパラメータで 投 入 キューを 指 定 しなかった 場 合 ( 投 入 キュー の 項 目 が 空 欄 の 場 合 )にはここで 設 定 されたデフォルトキューにジョブが 投 入 されます [ 参 照 ]ボタンをクリックして ポップアップされる[ 投 入 先 キューの 設 定 ]ダイアログから キューを 選 択 できます デフォルトで 作 成 されるキューについては guilb_def のみ 選 択 可 能 となります エラー 時 の 自 動 停 止 53

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 エラー 発 生 時 のジョブネットワークのデフォルトの 動 作 を 設 定 します 各 ジョブネットワークのパラメータで 既 定 を 選 択 した 場 合 にはこの 値 が 参 照 されます 停 止 停 止 しない 中 断 エラー 発 生 時 にジョブネットワークを 停 止 します エラー 発 生 時 にジョブネットワークを 停 止 しません エラーが 発 生 時 にジョブネットワークの 実 行 を 中 断 します 終 了 予 定 時 刻 超 過 時 ジョブネットワークまたは 単 位 ジョブの 実 行 が 終 了 予 定 時 刻 を 超 過 した 場 合 の 動 作 を 設 定 し ます ジョブネットワークパラメータの 終 了 予 定 超 過 時 に [ 既 定 ]が 設 定 されている 場 合 にこの 設 定 が 有 効 になります 継 続 エラー 停 止 スキップ ジョブネットワークまたは 単 位 ジョブの 実 行 を 継 続 します ジョブネットワークまたは 単 位 ジョブの 実 行 を 停 止 します ジョブネットワークまたは 単 位 ジョブの 実 行 をスキップします 現 在 の 設 定 は 次 の 方 法 で 確 認 します 1 ユーザフレームの[ジョブネットワーク 一 覧 ]で 参 照 したいジョブネットワークを 選 択 します 2 右 クリックしたときのポップアップメニューから[パラメータ]を 選 択 すると [パラ メータ]の[ 基 本 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます 3 [ 終 了 予 定 時 刻 超 過 時 ] 欄 を 確 認 します [R/3 パラメータ] R/3 オプションに 関 して 設 定 します R/3 ジョブの 自 動 スタート R/3 ジョブは 投 入 されると 投 入 状 態 になります する しない JobCenter により 自 動 的 に 実 行 状 態 になります 対 象 の R/3 ジョブを 投 入 されると SAP R/3 システムへのジョブ 登 録 処 理 が 行 われます ただし スタート 処 理 は 行 われず [SUBMIT] 状 態 となったま ま 実 行 操 作 の 待 ち 状 態 となります なお R/3 ジョブは 次 の 方 法 で 実 行 (リリース)します 1 トラッカフロー 上 の R/3 ジョブ 選 択 時 のポップアップメニュー[ 実 行 (IMMEDIATELY/ASAP)]を 選 択 します 2 [トラッカ 操 作 の 確 認 ] 画 面 が 表 示 されますので 実 行 ホスト 名 (インスタンス 名 付 き) を 入 力 し [OK]ボタンをクリックします 3 操 作 確 認 のダイアログが 表 示 されますので[OK]ボタンをクリックします 4 対 象 の R/3 ジョブが 実 行 (RUN) 状 態 になります 54

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 [トラッカリスト 設 定 ] 表 示 するトラッカ 一 覧 に 関 して 設 定 します 表 示 条 件 の 設 定 の 有 無 表 示 条 件 の 設 定 を 選 択 するかしないかのいずれかを 選 択 できます ON OFF 表 示 条 件 が 選 択 できるようになり 選 択 した 条 件 に 合 うトラッカのみ が 表 示 されます 表 示 条 件 はグレー 表 示 ( 選 択 不 可 )となり すべての 状 況 のトラッカ を 表 示 します アーカイブ 済 みの 表 示 アーカイブ 済 みのトラッカを 表 示 するかしないかのいずれかを 選 択 できます する しない アーカイブ 済 みのトラッカも 表 示 します アーカイブ 済 みのトラッカは 表 示 しません 表 示 条 件 トラッカリストで 表 示 するトラッカの 条 件 です 次 の 条 件 を 複 数 選 択 できます 予 定 実 行 中 終 了 済 異 常 警 告 停 止 スキップ 保 留 待 合 まだ 実 行 が 開 始 されていないトラッカのみを 表 示 します 実 行 が 開 始 されているトラッカのみを 表 示 します すでに 実 行 が 終 了 しているトラッカのみを 表 示 します 異 常 が 発 生 したトラッカのみを 表 示 します 警 告 が 発 生 したトラッカのみを 表 示 します エラー 停 止 したトラッカのみを 表 示 します スキップ 状 態 のトラッカのみを 表 示 します 保 留 状 態 のトラッカのみを 表 示 します 待 ち 合 わせ 状 態 のトラッカのみを 表 示 します 分 岐 スキップ 済 みサブ JNW の 表 示 トラッカ 一 覧 において 予 定 状 態 以 外 のトラッカについて 実 際 の 処 理 分 岐 (カレンダ 分 岐 )を 判 定 のうえ 分 岐 スキップ 済 みサブ JNW の 表 示 をするかしないかのいずれかを 選 択 できます する しない 実 行 されないサブ JNW を 分 岐 スキップ 済 みとして 表 示 します 実 行 されないサブ JNW を 表 示 しません 予 定 JNW 分 岐 スキップ 確 認 トラッカ 一 覧 において 予 定 状 態 のトラッカについて 実 際 の 処 理 分 岐 (カレンダ 分 岐 )を 判 定 するかしないかを 選 択 できます 判 定 するとした 場 合 に 実 行 されないサブ JNW について 分 岐 スキップ 済 みとして 表 示 するか もしくは 非 表 示 とするかを 選 択 できます する しない 非 表 示 カレンダ 分 岐 により 実 行 されないサブ JNW を 判 定 し 分 岐 スキップ 済 み として 表 示 します なお 表 示 条 件 でスキップを 選 択 していなければ 表 示 されません カレンダ 分 岐 により 実 行 されないサブ JNW を 判 定 しません する を 選 択 した 場 合 に 分 岐 スキップ 済 みのサブ JNW を 非 表 示 とし ます 55

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 制 御 後 のトラッカ 一 覧 画 面 の 更 新 トラッカ 操 作 後 にトラッカ 一 覧 画 面 の 全 件 更 新 を 行 うかどうかを 指 定 します する トラッカ 操 作 後 にトラッカ 一 覧 画 面 の 全 件 更 新 を 行 います( 既 定 値 ) しない トラッカ 操 作 後 にトラッカ 一 覧 画 面 の 全 件 更 新 を 行 いません 表 示 時 間 形 式 トラッカリストの 表 示 をテキストモードにした 場 合 に 表 示 される 予 定 および 実 績 開 始 終 了 時 間 の 表 示 形 式 のデフォルト 値 です 次 のいずれかを 選 択 できます hh:mm MM/DD hh:mm YYYY/MM/DD hh:mm:ss 時 分 を 表 示 します 月 日 時 分 を 表 示 します 年 月 日 時 分 秒 を 表 示 します 表 示 開 始 時 刻 トラッカリストの 表 示 を 開 始 する 先 頭 の 時 刻 をコンボボックスで 00:00 から 1 時 間 単 位 に 23:00 まで 選 択 できます 階 層 自 動 表 示 サブジョブネットワークのトラッカの 階 層 を 自 動 的 に 表 示 するかどうかのデフォルト 値 を 指 定 します 次 のいずれかを 選 択 できます SELECT AUTO NON-AUTO 選 択 した 状 態 を 保 持 します 自 動 的 に 表 示 します 自 動 的 に 表 示 しません 表 示 形 式 トラッカの 表 示 形 式 を 選 択 できます 階 層 表 示 絞 り 込 み 表 示 常 にルートジョブネットワークから 階 層 表 示 します 指 定 した 条 件 に 合 うトラッカのみを 表 示 します 表 示 期 間 トラッカリストの 表 示 期 間 のデフォルト 値 となる 期 間 の 単 位 を 設 定 します 次 のいずれかを 選 択 できます 分 時 間 期 間 ( 日 ) 期 間 ( 週 ) 期 間 ( 月 ) 56

6. JobCenter 部 品 パラメータおよび 環 境 の 設 定 期 間 値 トラッカリストの 表 示 期 間 のデフォルト 値 を 設 定 します 表 示 期 間 で 選 択 した 単 位 によっ て 次 の 値 を 期 間 値 として 選 択 できます 表 示 期 間 が 分 表 示 期 間 が 時 間 表 示 期 間 が 期 間 ( 日 ) 表 示 期 間 が 期 間 ( 週 ) 表 示 期 間 が 期 間 ( 月 ) 1~59 1~23 1~7 1~5 1~3 57