U コマンド

Similar documents
traffic-export から zone security まで

Cisco NCS コマンドライン インターフェイスの概要

U コマンド

U コマンド

Untitled

8021.X 認証を使用した Web リダイレクトの設定

新しいモビリティの設定

ログインおよび設定

適応型セキュリティ アプライ アンスの設定

NAC(CCA): ACS 5.x 以降を使用した Clean Access Manager での認証の設定

Identity Services Engine ゲスト ポータルのローカル Web 認証の設定例

Autonomous アクセス ポイント上の WEP の設定例

ISE 2.0: ASA CLI TACACS+ 認証およびコマンド認可の設定例

MIB サポートの設定

アライドテレシス ディストリビューション・スイッチ AT-x600シリーズで実現するMicrosoft® NAP

Cisco Hyperlocation

VPN の IP アドレス

障害およびログの表示

パスワード管理

ユーザ アカウントの作成と管理

はじめに 注意事項 本資料に記載の内容は 弊社が特定の環境において 基本動作や接続動作を確認したものであり すべての環境で機能 性能 信頼性を保証するものではありません 商標一覧 RSA RSA ロゴ SecurID については RSA Security Inc. の米国およびその他の国における商標

FQDN を使用した ACL の設定

管理アカウントの TACACS+ 認証をサポートするための Cisco VPN 3000 コンセントレータの設定方法

Kerberos の設定

パスワード暗号化の設定

ServerViewのWebアクセス制限方法

適応型セキュリティ アプライ アンスの設定

Cisco EnergyWise の設定

Catalyst 9800 ワイヤレス コントローラ AP 許可 リスト

RouteMagic Controller RMC-MP200 / MP Version

パスワード暗号化の設定

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ のソフト ウェア パッケージ管理デバッグ コマンド

コミュニケーション サービスの設定

Cisco Security Device Manager サンプル設定ガイド

Cisco DCNM サーバのインストール

アライドテレシス ディストリビューションスイッチ x610シリーズで実現するVRF-Lite + Tagging + EPSR for x610

PowerPoint Presentation

P コマンド

Net'Attest EPS設定例

仕様書用テンプレート

管理者のユーザ名とパスワードの設定

CiscoSecure NT 2.5 以降(RADIUS)を使用して VPN 5000 Client から VPN 5000 コンセントレータへの認証を行う方法

conf_example_260V2_inet_snat.pdf

BizBox Switch SWX G Rev ( メーカー Rev 含む ) ファームウェアリリースノート 以下のとおり機能追加 仕様変更 機能改善が行われました SWX2300 Rev からの変更点 機能追加 [1] IEEE802.1X

SQL Server または MSDE のバージョン、およびサービス パック レベルの確認

WeChat 認証ベースのインターネット アクセス

はじめに はじめに 本書について本書はオールインワン認証アプライアンス NetAttest EPS と ELECOM 社製 L2 スイッチ EHB-SG2B シリーズおよび EHB-SG2B-PL シリーズの IEEE802.1X EAP-TLS/EAP-TLS+ ダイナミック VLAN 環境での接

管理者のユーザ名とパスワードの設定

UCP Web サービスの使用

Web 認証拡張機能簡易ドキュメント

OSSTechドキュメント

サードパーティ コール制御のセットアップ

サードパーティ コール制御のセットアップ

ソフトウェアの説明

独立型 Content Engine のソフトウェ ア アップグレード

VPN ユーザを管理し、RV016、RV042、RV042G および RV082 VPN ルータの速い VPN を設定して下さい

Microsoft Exchange Server 2003/2007 と IM and Presence との統合

RouteMagic Controller RMC-MP200 / MP Version

サードパーティ コール制御のセットアップ

はじめに 本書について本書はオールインワン認証アプライアンス NetAttest EPS と フルノシステムズ社製無線アクセスポイント ACERA 1010/ACERA 1020 の IEEE802.1X EAP-TLS/EAP-PEAP(MS-CHAP V2) 環境での接続について 設定例を示した

R80.10_Distributed_Config_Guide_Rev1

スケジューリングおよび通知フォーム のカスタマイズ

Microsoft Word - (修正)101.BLU-103のVoIP設定方法.docx

RADIUS NAS-IP-Address アトリビュート 設定可能性

パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御

Samba on CLUSTERPRO for Linux HOWTO

RADIUS設定ガイド

LEAP を使用して Cisco ワイヤレス クライアントを認証するための Funk RADIUS の設定

Cisco CSS HTTP キープアライブと ColdFusion サーバの連携

VLAN の設定

マジックコネクトクラウドサービス管理機能の利用手順(一般ユーザ用)

Windows GPO のスクリプトと Cisco NAC 相互運用性

Web ブラウザ インターフェイスの使用方法

索引

Windows Server 2003 におけるPrint Manager V6.0L10の留意事項

はじめに はじめに 本書について本書はオールインワン認証アプライアンス NetAttest EPS と ELECOM 社製無線アクセスポイント WAB-M2133 の IEEE802.1X EAP-TLS/EAP-PEAP(MS-CHAP V2) 環境での接続について 設定例を示したものです 設定例

Cisco CallManager および Cisco Unity でのパスワード変更の設定例

レプリケーションについて レプリケーション元に設定したメイン機の共有フォルダーと レプリケーション先に指定した予備機の共有フォルダーを同期し 同じ状態に保ちます (LAN 環境により遅延が発生します ) 遠隔地へのレプリケーションにより メイン機側での災害 事故によるデータ損失のリスク低減ができます

EPS設定例

Time Server Pro. TS-2910 リリースノート お客様各位 2019/09/13 セイコーソリューションズ株式会社 Time Server Pro.(TS-2910/TS-2912) システムソフトウェアリリースノート Ver2.1.1 V2.2 変更点 Version 2.2 (

認証連携設定例 連携機器 Cisco Meraki MR18 Case IEEE802.1X EAP-TLS/EAP-PEAP(MS-CHAP V2) Rev3.0 株式会社ソリトンシステムズ

Microsoft Word - クライアントのインストールと接続設定

RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズ コンセントレータの設定

Cisco Unity と Unity Connection Server の設定

Cisco Unified Communications Manager サーバ アドレスとユーザ名の自動的な入力

WAAS ネットワークの計画

RouteMagic Controller( RMC ) 3.6 RMC RouteMagic RouteMagic Controller RouteMagic Controller MP1200 / MP200 Version 3.6 RouteMagic Controller Version 3

リンク バンドル コマンド

ライセンス管理

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

無線 LAN コントローラ(WLC)を使用した MAC フィルタの設定例

NetAttest EPS設定例

MxLogonサーバサイドツールキット用UI

SDM によるシンクライアント SSL VPN(WebVPN)の IOS 設定例

Cisco ISE ポート リファレンス

IM and Presence サービスの設定

ServerView RAID Manager VMware vSphere ESXi 5 インストールガイド

口やかましい女ソフト VPN Client を RV130 および RV130W の IPSec VPN サーバと接続するのに使用して下さい

SeciossLink クイックスタートガイド Office365 とのシングルサインオン設定編 2014 年 10 月株式会社セシオス 1

実習 :CCP を使用したルータの基本設定 トポロジ アドレステーブルデバイス インターフェイス IP アドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイ R1 G0/ N/A G0/ N/A

Transcription:

CHAPTER 18 この章では 文字 U で始まる Cisco WAFS 3.0 ソフトウェアコマンドについて詳しく説明します 各コマンドの説明は 構文 デフォルト値 コマンドモード 使用上の注意事項 および使用例で構成されます CLI コマンドモードの使用方法については 第 1 章 WAFS コマンドラインインターフェイスの使用方法 を参照してください この章で説明するコマンドは 次のとおりです undebug 18-1

undebug undebug デバッグ機能を無効にするには undebug EXEC コマンドを使用します debug EXEC コマンドも参照してください デバッグ機能の詳細は 6-2 ページの debug 項を参照してください undebug [aaa accounting authentication [print-services user] buf [ dmbuf dmsg] cdp [adjacency events ip packets] cli [ bin parser] dataserver [ clientlib server] dhcp logging [] ntp print-spooler [ brief errors warnings] snmp [ cli main mib traps] wccp [ detail error events keepalive packets slowstart]] 構文の説明 aaa accounting AAA アカウンティングのデバッグを無効にします すべてのデバッグを有効または無効にします authentication 認証のデバッグを無効にします print-services プリントサービス認証のデバッグを無効にします user システムログイン認証のデバッグを無効にします buf バッファマネージャのデバッグを無効にします すべてのバッファマネージャのデバッグを無効にします dmbuf dmbuf デバッグだけを無効にします dmsg dmsg デバッグだけを無効にします cdp CDP のデバッグを無効にします adjacency CDP ネイバ情報のデバッグを無効にします events CDP イベントのデバッグを無効にします ip CDP IP 情報のデバッグを無効にします packets CDP パケット関連情報のデバッグを無効にします cli CLI のデバッグを無効にします すべての CLI のデバッグを無効にします bin CLI バイナリプログラムのデバッグを無効にします parser CLI パーサーのデバッグを無効にします dataserver Dataserver のデバッグを無効にします すべての Dataserver のデバッグを無効にします clientlib Dataserver クライアントモジュールのデバッグだけを無効にします server Dataserver サーバモジュールのデバッグだけを無効にします dhcp DHCP のデバッグを無効にします logging ログのデバッグを無効にします すべてのログのデバッグを無効にします ntp NTP のデバッグを無効にします print-spooler プリントスプーラのデバッグを無効にします すべてのプリントスプーラのデバッグを無効にします brief プリントスプーラの簡潔なメッセージのデバッグだけを無効にします errors プリントスプーラのエラー条件のデバッグだけを無効にします warnings プリントスプーラの警告状態のデバッグだけを無効にします snmp SNMP のデバッグを無効にします すべての SNMP のデバッグを無効にします cli CLI SNMP コマンドのデバッグだけを無効にします main メインの SNMP のデバッグだけを無効にします mib SNMP MIB デバッグだけを無効にします traps SNMP トラップのデバッグだけを無効にします 18-2

undebug wccp detail error events keepalive packets slowstart WCCP のデバッグを無効にします すべての WCCP のデバッグを無効にします WCCP 詳細情報のデバッグだけを無効にします WCCP エラー情報のデバッグだけを無効にします WCCP イベントのデバッグだけを無効にします WCCP キープアライブのデバッグだけを無効にします WCCP パケット関連情報のデバッグだけを無効にします WCCP スロースタートのデバッグだけを無効にします デフォルト デフォルトの動作や値はありません コマンドモード EXEC 使用上の注意事項 debug および undebug コマンドは シスコシステムズのテクニカルサポートの担当者から指示があった場合にだけ使用することをお勧めします 関連コマンド debug no debug show debug 18-3

ユーザ名認証を設定するには グローバルコンフィギュレーションコマンドを使用します name {cifs-password {0 plainword 1 cryptoword} uid uid} password {0 plainword 1 cryptoword} uid uid} privilege {0 15} samba-password} no name 構文の説明 name ユーザ名 cifs-password Windows ユーザパスワードを設定します 0 暗号化されていない Windows ユーザパスワードが続くことを指定します plainword 実際のクリアテキスト Windows ユーザパスワード 1 非表示の Windows ユーザパスワードが続くことを指定します cryptoword 暗号化されたユーザパスワード uid パスワードに対するユーザ ID を設定します uid テキストパスワードユーザ ID(2001 ~ 65535) password ユーザパスワードを設定します privilege ユーザの特権レベルを設定します 0 標準ユーザのユーザ特権レベル 15 スーパーユーザのユーザ特権レベル samba-password cifs-password と同じ ( 非推奨 ) デフォルト password 値はデフォルトで 0( クリアテキスト ) に設定されています デフォルトの管理者アカウント : Uid:0 ユーザ名 :admin パスワード : デフォルト 特権 : スーパーユーザ (15) コマンドモード グローバルコンフィギュレーション 使用上の注意事項 グローバルコンフィギュレーションコマンドは 既存のユーザアカウントのパスワードおよび特権レベルを変更します ユーザ認証 ユーザのアクセスは認証レベルで制御されます すべての CLI および API 要求などの WAE に着信するすべての HTTP 要求について 認証レベルは指定されたユーザ名およびパスワードで認識できます CLI で設定されたパラメータに基づいて 要求を受け入れるか拒否するかの決定がなされます この決定は ローカル認証を確認するか リモート認証サーバにクエリーを送信することで行われます 認証レベルは許可レベルとは切り離され 認証レベルでロールやドメインの概念はありません ローカル CLI 認証を使用すると すべての設定済みユーザは show running-config コマンドを発行すると表示できます 18-4

ユーザ許可 ドメインとロールは 許可レベルで WAE によって適用されます 要求は 許可レベルによって検討される前に 認証レベルによって受け入れられる必要があります 許可レベルでは WAFS Manager GUI およびドメイン設定の指定されたロールに基づいて リソースへのアクセスを規制します 認証メカニズムに関係なく すべてのユーザ許可設定は GUI で参照できます 例 最初に WAE を WAFS ネットワークに接続したとき すぐにユーザ名 admin( パスワードがデフォルト 特権レベルがスーパーユーザ ) のパスワードを変更する必要があります 次のコマンドはパスワードを変更します WAE(config)# admin password yoursecret 次の例は パスワードと特権レベルを再設定する方法を示します WAE# show user abeddoe Uid : 2003 : abeddoe : ghq.gyghp96k6 : normal user WAE# show user bwhidney Uid : 2002 : bwhidney : bhlohlbiwamok : normal user WAE(config)# bwhidney password 1 victoria WAE(config)# abeddoe privilege 15 User's privilege changed to super user (=15) WAE# show user abeddoe Uid : 2003 : abeddoe : ghq.gyghp96k6 : super user WAE# show user bwhidney Uid : 2002 : bwhidney : mhywyw.7p1ld6 : normal user 関連コマンド show user 18-5

18-6