ふるさとへの思いと絆をつなぐ広報誌 平成26年3月20日発行 毎月1回20日発行 2014年 Mar NO.34 久之浜 大久 四倉 平 小名浜 勿来 Pick up 3 活発に行われるまちづくり事業 震災から3年 春を待つふるさとのいまを伝えます 別冊 各地で行われた3周年追悼行事 今月の子どもたち 中央台東小学校 久之浜第一小学校 写真左から 遠藤美紗ちゃん(中央台東小6年) 遠藤悠斗くん(中央台東小3年) 遠藤未稀ちゃん(中央台東小学校6年生) 遠藤愛菜ちゃん(久之浜第一小6年) 久之浜 大久 震災の記憶を風化させない 大砂嵐がやって来た 四 倉 安全 安心の農産物を提供 海岸のハマナスを移植 平 小名浜 ふるさとの星 寳藏寺住職 待望の公開へ塩屋埼灯台 中之作プロジェクト活動中 復興公営住宅モデルルーム 勿 来 やまたまや 再オープン 賑わう公民館まつり
地 上 1cm 地 上 100cm
ふ る さ と の 星 ほう ぞ う 豊間寳藏寺住職 歳 避難生活を送りました 震災で被害を受けた地元の ことや 犠牲になった同級生の ことな どもあり 本 格 的に住 職になろ うと 決 意 その月の 日 か ら 京 都で 修 行 を 開 始 し 平 成 年4 月には愛 知 県 の 別 格 本 山 大 須 観 音 寶 生 院 に修行に入りました 携帯電話も無い修行の場で は 時 折 届 く手 紙 だけがふる さとの様 子 を 知 る 手 段 ずっ と気になっていた折 先代と交 流があった愛知県愛西市の知 人 が 平 成 年 月 に救 援 物 資を豊 間 区に送ってくれまし た そして1 年6ヵ月が流れた 25 23 10 26 ある日の明け方 父が危篤 と いう電 話を受 け 約 5 時 間か けて駆けつけました 父の容 態が悪 化した時か ら豊間に帰る決意をしていま した 不安もありましたが 自 分ができることで ふるさとに 貢献していきたい 一人でも多 くの若い世 代 が豊 間に帰って これま すよ うにと 今 日 も心 をこめて祈りを捧げています 5 おはじきで遊ぶ児童たち 遊び方が分かると笑顔がこぼれ ます に返って楽しめました と話していました 最後に児童代表から感謝の言葉 なごりおしい時間でした 26 プロフィール 昭和62年12月 いわき市生まれ 平成18年3月 磐城第二高校卒 平成21年3月 いわき明星大学卒 平成25年11月 第三十一世寳藏寺住職就任 竹とんぼの飛ばし方を教えてもらう児童たち 目が真剣です による合同主催 水谷大校長から 学校は知 識を教えています 今日はみんなよりたくさ 元気な児童たちより 手先の器用さではおばあさんの方が上手で した 震災からの復興を願い 11 菅 光徳 さん 豊 間 寺 前にある 妙 石 山 自 光院寶蔵寺 昨年 月 先代 の住 職が突 然 亡 くなられ 息 子である光徳さんが第三 十一 世として就任しました 光 徳さんは大 学 卒 業 後 教 師を目指しながら寺の手伝い をしていました ま た 学 生 時 代 ハンマー投げの選手だった 経 験を生かし 市 内で陸 上 競 技の指 導 を するな ど 地 域に 根づいた活動を行うなかで震 災に遭いました 津波は寺の近くまで押し寄 せ 豊 間のま ちを 飲み込みま した 家 を 失った 檀 家 や 近 隣 の人々 名ほどが本堂に集ま り 約 1 週 間 身 を 寄せ合って 40 父の後を継ぎ住職に ふるさとだより No.34 平 檀家に初顔見せとなった1月23日の大般若御護摩で見事に大役を務め上げました 昔の知恵を学ぶ 2月12日 豊間小学校で むかしあそびを しよう と題した 地域のお年寄りとの交流授 業が行われ 沼ノ内地区の老人会の11名が 参加しました 1 2年生の児童と 竹とん ぼ あやとり こま回し お手玉 けん玉 など の懐かしい遊びを一緒に楽しみました この特別授業は豊間小学校と豊間公民館 ん経験のある方々です 学校では教えきれな い知恵を学んでください と挨拶がありまし た 児童たちは 普段見慣れない遊びにはじ めは戸惑っていましたが お年寄りの指導で コツを教えてもらい 次第に引き込まれてい きました 参加したお年寄りからも 少し教えただけ で みんな上手にできました こちらも 童心
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