給 与 の 手 引 平 成 28 年 5 月 埼 玉 県 企 画 財 政 部 市 町 村 課
編 集 方 針 本 文 の 記 述 にあたっては 国 の 給 与 制 度 をベースとし 根 拠 条 文 等 も 明 記 しています 本 書 は できるだけ 地 方 公 務 員 の 給 与 制 度 の 原 則 が 明 確 になるように 編 集 してあります ので 給 与 制 度 及 びその 運 用 を 見 直 す 際 の 参 考 として 活 用 してください なお 実 際 の 運 用 にあたっては 各 団 体 の 条 例 規 則 に 立 ち 返 り 必 ず 確 認 をするよう にしてください 略 語 の 用 例 等 本 文 中 に 使 用 した 略 語 は 次 の 用 例 による 自 治 法 : 地 方 自 治 法 地 公 法 : 地 方 公 務 員 法 給 与 法 : 一 般 職 の 職 員 の 給 与 に 関 する 法 律 規 則 - : 人 事 院 規 則 - 給 実 甲 第 号 : 人 事 院 の 給 与 に 関 する 運 用 通 達 職 員 : 職 員 の 給 与 に 関 する 条 例 の 適 用 を 受 ける 一 般 職 員 行 政 ( 一 ) 等 : 行 政 職 給 料 表 ( 一 ) 等 8の7 等 : 8 級 7 号 給 等 ( 改 正 前 ) 規 則 - : 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 前 の 人 事 院 規 則 - 原 則 として 国 の 給 与 制 度 における 俸 給 は 給 料 号 俸 は 号 給 と 読 み 替 える
目 次 第 1 公 務 員 の 種 類 1 第 2 地 方 公 務 員 の 給 与 2 第 3 一 般 職 員 の 給 与 の 種 類 3 第 4 初 任 給 昇 格 昇 給 等 4 1 初 任 給 4 (1) 適 用 給 料 表 の 決 定 (2) 職 務 の 級 の 決 定 (3) 号 給 の 決 定 2 昇 格 15 3 初 任 給 基 準 又 は 給 料 表 の 適 用 を 異 にする 異 動 17 4 昇 給 17 (1) 昇 給 の 号 給 数 (2) 昇 給 日 及 び 評 価 終 了 日 (3) 昇 給 区 分 に 関 する 基 準 等 (4) 研 修 表 彰 等 による 昇 給 (5) 特 別 の 場 合 の 昇 給 (6) 最 高 号 給 を 受 ける 職 員 についての 適 用 除 外 (7) 職 員 への 通 知 5 降 給 20 6 復 職 時 等 における 号 給 の 調 整 23 (1) 調 整 期 間 (2) 調 整 方 法 等 第 5 給 料 の 調 整 額 諸 手 当 26 1 給 料 の 調 整 額 26 2 管 理 職 手 当 27 3 初 任 給 調 整 手 当 28 4 扶 養 手 当 29 5 地 域 手 当 31 6 住 居 手 当 32 7 通 勤 手 当 34 8 単 身 赴 任 手 当 37 9 特 殊 勤 務 手 当 39 10 時 間 外 勤 務 手 当 41 11 休 日 勤 務 手 当 42
12 夜 間 勤 務 手 当 43 13 宿 日 直 手 当 44 14 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 45 15 期 末 手 当 46 16 勤 勉 手 当 49 第 6 給 与 の 支 給 53 第 7 休 職 者 育 児 休 業 職 員 の 給 与 56 参 考 資 料 57 諸 手 当 算 出 の 基 礎 早 見 表 58 諸 手 当 の 早 見 表 59 行 政 職 俸 給 表 ( 一 )の 俸 給 月 額 60 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 昇 格 時 号 俸 対 応 表 63 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 降 格 時 号 俸 対 応 表 66 参 考 文 献
第 1 公 務 員 の 種 類 地 公 法 は 地 方 公 共 団 体 のすべての 公 務 員 を 地 方 公 務 員 であると 定 義 しています 地 方 公 務 員 は 一 般 職 に 属 する 地 方 公 務 員 と 特 別 職 に 属 する 地 方 公 務 員 に 区 分 されます 一 般 職 は 特 別 職 に 属 する 職 以 外 のすべての 職 です 地 公 法 第 3 条 地 方 公 務 員 を 分 類 すると 次 のとおりです (1) 特 別 職 ア 非 常 勤 の 職 員 (ア) 議 会 の 議 員 (イ) 非 常 勤 の 監 査 委 員 その 他 の 委 員 (ウ) 審 査 会 審 議 会 及 び 調 査 会 等 の 委 員 (エ)その 他 の 非 常 勤 の 職 員 イ 常 勤 の 職 員 (ア) 地 方 公 共 団 体 の 長 ( 市 町 村 長 ) (イ) 長 の 補 助 機 関 たる 常 勤 の 職 員 ( 副 市 町 村 長 公 営 企 業 管 理 者 等 ) (ウ) 委 員 会 の 常 勤 の 委 員 等 (2) 一 般 職 (ア) 一 般 行 政 職 員 ((イ)から(エ) 以 外 の 一 般 職 員 ) (イ) 教 育 公 務 員 ( 事 務 職 員 を 含 む) (ウ) 企 業 職 員 (エ) 単 純 労 務 職 員 ( 技 能 労 務 職 員 ) この 手 引 においては 一 般 職 の 給 与 について 説 明 します - 1 -
第 2 地 方 公 務 員 の 給 与 1 給 与 とは 給 与 とは 通 常 は 賃 金 と 同 様 労 務 を 提 供 したことによって 与 えられる 金 銭 のこと をいい 賃 金 が 主 として 民 間 労 働 者 の 場 合 に 用 いられるのに 対 し 給 与 は 主 として 公 務 員 の 場 合 に 用 いられます 2 地 方 公 務 員 の 給 与 体 系 地 方 公 務 員 の 給 与 の 中 心 をなすものは 国 家 公 務 員 の 俸 給 に 対 応 する 給 料 で あり 職 員 には 通 常 条 例 により 定 められた 給 料 表 のいずれかの 額 が 給 料 として 支 給 されます 給 料 表 は 職 種 別 に 職 務 と 責 任 の 度 合 を 示 す 級 を 横 系 とし 経 験 の 度 合 を 示 す 号 給 を 縦 系 として 構 成 されています この 給 料 を 補 充 するものとして 手 当 があり その 種 類 額 支 給 要 件 等 は 給 料 表 と ともに 条 例 で 定 めなければなりません 条 例 で 規 定 し 支 給 することができる 手 当 の 種 類 は 自 治 法 第 204 条 第 2 項 で 限 定 列 挙 されています 3 地 方 公 務 員 の 給 与 決 定 の3 原 則 地 公 法 には 給 与 に 関 する 基 準 として 職 務 給 の 原 則 均 衡 の 原 則 及 び 条 例 主 義 の 原 則 が 定 められており 給 与 決 定 の 根 本 基 準 といわれています (1) 職 務 給 の 原 則 地 公 法 第 24 条 す 職 員 の 給 与 は その 職 務 と 責 任 に 応 ずるものでなければならないと 規 定 されていま (2) 均 衡 の 原 則 地 公 法 第 24 条 職 員 の 給 与 は 生 計 費 並 びに 国 及 び 他 の 地 方 公 共 団 体 の 職 員 並 びに 民 間 事 業 の 従 事 者 の 給 与 その 他 の 事 情 を 考 慮 して 定 められなければならないと 規 定 されています 従 来 は 制 度 と 水 準 の 両 面 について 国 家 公 務 員 の 給 与 に 準 ずるという 考 え 方 でした が 画 一 的 な 国 公 準 拠 の 考 え 方 が 刷 新 され 給 与 水 準 は 地 域 の 民 間 給 与 を 重 視 する 必 要 があります 給 与 制 度 については 公 務 としての 類 似 性 を 重 視 するため 国 家 公 務 員 の 給 与 制 度 が 基 本 となります (3) 給 与 条 例 主 義 の 原 則 地 公 法 第 24 条 第 25 条 自 治 法 第 204 条 第 204 条 の2 地 方 公 務 員 の 給 与 については 自 治 法 において 給 料 手 当 の 額 及 びその 支 給 方 法 は 条 例 で 定 めなければならないと 規 定 されています このため いかなる 給 与 その 他 の 給 付 も 法 律 又 はこれに 基 づく 条 例 に 規 定 がなければ 支 給 することができません また 地 公 法 においても 給 与 は 条 例 で 定 めることとされており 条 例 に 規 定 のな い 金 銭 又 は 有 価 物 は 一 切 職 員 に 支 給 することができません - 2 -
第 3 一 般 職 員 の 給 与 の 種 類 一 般 職 員 の 代 表 的 な 給 与 体 系 は 次 のとおりです このうち 給 料 ( 給 料 月 額 )はすべて の 職 員 に 支 給 されるものですが 給 料 の 調 整 額 及 び 手 当 はそれぞれの 支 給 要 件 に 該 当 する 者 に 対 してのみ 支 給 されます 給 料 ( 給 料 の 月 額 ) 生 活 給 的 手 当 職 務 給 的 手 当 地 域 給 的 手 当 その 他 の 手 当 超 過 勤 務 的 手 当 特 別 給 給 料 ( 給 料 月 額 ) 給 料 の 調 整 額 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 特 殊 勤 務 手 当 管 理 職 手 当 地 域 手 当 初 任 給 調 整 手 当 時 間 外 勤 務 手 当 宿 日 直 手 当 夜 間 勤 務 手 当 休 日 勤 務 手 当 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 期 末 手 当 勤 勉 手 当 - 3 -
第 4 初 任 給 昇 格 昇 給 等 職 員 の 給 料 を 決 定 するにあたり 基 本 的 事 項 は 条 例 で 定 め 実 際 に 決 定 する 上 で 必 要 な 基 準 その 他 の 細 目 については 規 則 等 で 定 められています 具 体 的 には 職 員 の 受 ける 給 料 は (1) 適 用 給 料 表 の 決 定 給 与 法 第 6 条 規 則 9-2 (2) 職 務 の 級 の 決 定 規 則 9-8 (3) 号 給 の 決 定 規 則 9-8 という 段 階 を 踏 んで 決 定 されます 1 初 任 給 初 任 給 とは 新 たに 給 料 表 の 適 用 を 受 けることとなる 職 員 の 最 初 の 給 料 のことです 新 規 の 学 校 卒 業 者 の 場 合 はもちろん 学 校 卒 業 後 民 間 等 での 勤 務 経 験 ( 以 下 前 歴 という )を 有 する 者 が 採 用 された 場 合 や 給 与 条 例 の 適 用 を 受 けない 職 員 が 給 与 条 例 の 適 用 を 受 けることとなった 場 合 に 最 初 に 受 ける 給 料 も 含 めて 初 任 給 として 扱 われま す ここでは 国 における 初 任 給 決 定 について 説 明 します なお 以 下 の 説 明 の 中 では 国 の 給 与 制 度 における 俸 給 は 給 料 と 号 俸 は 号 給 とおきかえますが 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) や 昇 格 時 号 俸 対 応 表 などの 固 有 の 名 称 については そのまま 引 用 します (1) 適 用 給 料 表 の 決 定 給 料 表 の 決 定 については 職 務 給 の 原 則 から 基 本 的 に 異 なる 職 種 には 異 なる 給 料 表 を 適 用 させることとされ 国 の 場 合 職 種 に 応 じ11 種 類 17 表 が 定 められていま す 例 ) 行 政 ( 一 ) 他 の 給 料 表 の 適 用 を 受 けないすべての 職 員 医 療 ( 一 ) 病 院 療 養 所 診 療 所 等 に 勤 務 する 医 師 及 び 歯 科 医 師 ただし 地 方 公 共 団 体 における 給 料 表 の 種 類 については 当 該 給 料 表 が 適 用 される 職 員 の 数 勤 務 の 実 態 等 を 考 慮 し できる 限 り 簡 素 化 することが 適 当 であるとされて います (2) 職 務 の 級 の 決 定 ア 職 員 の 職 務 は その 複 雑 困 難 及 び 責 任 の 度 合 いに 基 づき 給 料 表 に 定 める 職 務 の 級 に 分 類 されます 分 類 の 基 準 となる 標 準 的 な 職 務 の 内 容 は 級 別 標 準 職 務 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 1)に 定 められています 規 則 9-8 第 11 条 - 4 -
行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 級 別 標 準 職 務 表 ( 第 3 条 関 係 ) 職 務 の 級 標 準 的 な 職 務 1 級 定 型 的 な 業 務 を 行 う 職 務 2 級 1 主 任 の 職 務 2 特 に 高 度 の 知 識 又 は 経 験 を 必 要 とする 業 務 を 行 う 職 務 3 級 1 本 省 管 区 機 関 又 は 府 県 単 位 機 関 の 係 長 又 は 困 難 な 業 務 を 処 理 する 主 任 の 職 務 2 地 方 出 先 機 関 の 相 当 困 難 な 業 務 を 分 掌 する 係 の 長 又 は 困 難 な 業 務 を 処 理 する 主 任 の 職 務 3 特 定 の 分 野 についての 特 に 高 度 の 専 門 的 な 知 識 又 は 経 験 を 必 要 とする 業 務 を 独 立 して 行 う 専 門 官 の 職 務 4 級 1 本 省 の 困 難 な 業 務 を 分 掌 する 係 の 長 の 職 務 2 管 区 機 関 の 課 長 補 佐 又 は 困 難 な 業 務 を 分 掌 する 係 の 長 の 職 務 3 府 県 単 位 機 関 の 特 に 困 難 な 業 務 を 分 掌 する 係 の 長 の 職 務 4 地 方 出 先 機 関 の 課 長 の 職 務 5 級 1 本 省 の 課 長 補 佐 の 職 務 2 管 区 機 関 の 困 難 な 業 務 を 処 理 する 課 長 補 佐 の 職 務 3 府 県 単 位 機 関 の 課 長 の 職 務 4 地 方 出 先 機 関 の 長 又 は 地 方 出 先 機 関 の 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 課 の 長 の 職 務 6 級 1 本 省 の 困 難 な 業 務 を 処 理 する 課 長 補 佐 の 職 務 2 管 区 機 関 の 課 長 の 職 務 3 府 県 単 位 機 関 の 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 課 の 長 の 職 務 4 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 地 方 出 先 機 関 の 長 の 職 務 7 級 1 本 省 の 室 長 の 職 務 2 管 区 機 関 の 特 に 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 課 の 長 の 職 務 3 府 県 単 位 機 関 の 長 の 職 務 8 級 1 本 省 の 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 室 の 長 の 職 務 2 管 区 機 関 の 重 要 な 業 務 を 所 掌 する 部 の 長 の 職 務 3 困 難 な 業 務 を 所 掌 する 府 県 単 位 機 関 の 長 の 職 務 9 級 1 本 省 の 重 要 な 業 務 を 所 掌 する 課 の 長 の 職 務 2 管 区 機 関 の 長 又 は 管 区 機 関 の 特 に 重 要 な 業 務 を 所 掌 する 部 の 長 の 職 務 10 級 1 本 省 の 特 に 重 要 な 業 務 を 所 掌 する 課 の 長 の 職 務 2 重 要 な 業 務 を 所 掌 する 管 区 機 関 の 長 の 職 務 本 表 平 成 26 年 5 月 30 日 施 行 級 の 数 は 地 方 公 共 団 体 の 規 模 組 織 に 対 応 した 職 務 の 階 層 に 応 じ 適 正 な 数 を 定 めること が 適 当 です - 5 -
イ 職 員 の 職 務 の 級 は 職 務 の 級 の 定 数 の 範 囲 内 で その 者 の 能 力 等 を 考 慮 し その 職 務 に 応 じ その 者 が 新 たに 職 員 となった 日 においてその 者 に 適 用 される 初 任 給 基 準 表 の 試 験 欄 の 区 分 に 対 応 する 初 任 給 欄 の 職 務 の 級 に 決 定 します 規 則 9-8 第 11 条 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 初 任 給 基 準 表 ( 第 11 条 第 12 条 関 係 ) 職 種 試 験 学 歴 免 許 等 初 任 給 総 合 職 ( 院 卒 ) 2 級 11 号 俸 一 般 採 用 試 験 総 合 職 ( 大 卒 ) 2 級 1 号 俸 一 般 職 ( 大 卒 ) 1 級 25 号 俸 一 般 職 ( 高 卒 ) 1 級 5 号 俸 専 門 職 ( 大 卒 一 群 ) 1 級 26 号 俸 専 門 職 ( 大 卒 二 群 ) 1 級 25 号 俸 専 門 職 ( 高 卒 ) 1 級 5 号 俸 そ の 他 高 校 卒 1 級 1 号 俸 無 線 従 事 者 省 略 本 表 平 成 24 年 2 月 1 日 施 行 なお 試 験 に 対 する 学 歴 免 許 等 の 欄 は 空 欄 となっていますが 総 合 職 ( 院 卒 ) にあっては 修 士 課 程 修 了 専 門 職 学 位 課 程 修 了 大 学 六 卒 の 区 分 総 合 職 ( 大 卒 ) 一 般 職 ( 大 卒 ) 専 門 職 ( 大 卒 一 群 ) 専 門 職 ( 大 卒 二 群 ) にあっては 大 卒 の 区 分 一 般 職 ( 高 卒 ) 専 門 職 ( 高 卒 ) にあっては 高 校 卒 の 区 分 がいわゆる 基 準 学 歴 としてこの 学 歴 免 許 等 欄 に 掲 げられているものとみな されます 規 則 9-8 第 14 条 民 間 企 業 等 での 勤 務 経 験 等 がある 場 合 下 記 1 2によって 算 出 された 経 験 年 数 をその 者 の 職 務 と 同 種 の 職 務 に 同 様 の 職 務 に 引 き 続 き 在 職 した 期 間 とみなして 在 級 期 間 表 に 定 める 在 級 期 間 に 従 い 昇 格 させるものとした 場 合 に 決 定 することができる 職 務 の 級 の 範 囲 内 で 級 を 決 定 することができます 1 初 任 給 基 準 表 の 学 歴 免 許 等 欄 に 掲 げる 学 歴 免 許 等 の 区 分 に 対 し 経 験 年 数 調 整 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 5)に 加 える 年 数 または 減 ずる 年 数 が 定 められている 学 歴 免 許 等 の 資 格 を 有 する 者 については その 年 数 を 加 減 した 年 数 がその 者 の 経 験 年 数 となります 2 民 間 企 業 等 での 勤 務 経 験 等 を 有 する 者 については 当 該 勤 務 経 験 は 職 員 として 同 種 の 職 務 に 在 職 した 年 数 ではありませんが 経 験 年 数 換 算 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 4) に 定 めるところによって 職 員 としての 経 験 年 数 に 換 算 することができます 規 則 9-8 第 11 条 - 6 -
経 験 年 数 調 整 表 ( 第 15 条 の2 関 係 ) 学 歴 区 分 ( 甲 ) 学 歴 免 許 等 の 区 分 基 準 学 歴 区 分 学 歴 区 分 ( 乙 ) 大 学 卒 短 大 卒 高 校 卒 中 学 卒 省 略 博 士 課 程 修 了 +5 年 +6.5 年 +9 年 +9 年 修 士 課 程 修 了 +2 年 +3.5 年 +6 年 +6 年 専 門 職 学 位 課 程 修 了 +2 年 +3.5 年 +6 年 +6 年 大 学 6 卒 +2 年 +3.5 年 +6 年 +6 年 大 学 専 攻 科 卒 +1 年 +2.5 年 +5 年 +5 年 大 学 4 卒 +1.5 年 +4 年 +4 年 短 大 3 卒 -1 年 +0.5 年 +3 年 +3 年 省 略 短 大 2 卒 -2 年 -0.5 年 +2 年 +2 年 短 大 1 卒 -3 年 -1.5 年 +1 年 +1 年 高 校 専 攻 科 卒 -3 年 -1.5 年 +1 年 +1 年 高 校 3 卒 -4 年 -2.5 年 高 校 2 卒 -5 年 -3.5 年 -1 年 -1 年 中 学 卒 -7 年 -5.5 年 -3 年 -3 年 本 表 平 成 21 年 7 月 1 日 施 行 学 歴 区 分 ( 甲 ) 本 人 の 学 歴 区 分 学 歴 免 許 等 の 区 分 初 任 給 基 準 表 の 学 歴 免 許 等 欄 に 掲 げる 基 準 学 歴 区 分 欄 又 は 学 歴 免 許 等 の 区 分 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 在 職 期 間 表 ( 第 20 条 関 係 ) 職 務 の 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 10 級 3 4 4 2 2 4 3 3 3 本 表 平 成 21 年 7 月 1 日 施 行 在 級 期 間 表 は 職 員 を 昇 格 させる 場 合 に 必 要 な 一 級 下 位 の 職 務 の 級 に 在 級 した 年 数 を 示 しています 参 考 ( 改 正 前 ) 規 則 9-8では 算 出 された 経 験 年 数 をその 者 の 職 務 と 同 種 の 職 務 に 引 き 続 き 在 職 した 期 間 とみなし 級 別 資 格 基 準 表 に 定 める 必 要 経 験 年 数 に 従 い 昇 格 させるも のとした 場 合 に 決 定 することができる 職 務 の 級 の 範 囲 内 で 級 を 決 定 することができます ( 改 正 前 ) 規 則 9-8 第 5 条 第 6 条 第 11 条 - 7 -
参 考 ( 改 正 前 ) 修 学 年 数 調 整 表 ( 第 8 条 関 係 ) 基 準 学 歴 区 分 学 歴 区 分 修 学 年 数 大 学 卒 (16 年 ) 短 大 卒 (14 年 ) 高 校 卒 (12 年 ) 中 学 卒 ( 9 年 ) 博 士 課 程 修 了 21 年 (+)5 年 (+)7 年 (+)9 年 (+)12 年 修 士 課 程 修 了 18 年 (+)2 年 (+)4 年 (+)6 年 (+)9 年 専 門 職 学 位 課 程 修 了 18 年 (+)2 年 (+)4 年 (+)6 年 (+)9 年 大 学 6 卒 18 年 (+)2 年 (+)4 年 (+)6 年 (+)9 年 大 学 専 攻 科 卒 17 年 (+)1 年 (+)3 年 (+)5 年 (+)8 年 大 学 4 卒 16 年 (+)2 年 (+)4 年 (+)7 年 短 大 3 卒 15 年 (-)1 年 (+)1 年 (+)3 年 (+)6 年 短 大 2 卒 14 年 (-)2 年 (+)2 年 (+)5 年 短 大 1 卒 13 年 (-)3 年 (-)1 年 (+)1 年 (+)4 年 高 校 専 攻 科 卒 13 年 (-)3 年 (-)1 年 (+)1 年 (+)4 年 高 校 3 卒 12 年 (-)4 年 (-)2 年 (+)3 年 高 校 2 卒 11 年 (-)5 年 (-)3 年 (-)1 年 (+)2 年 中 学 卒 9 年 (-)7 年 (-)5 年 (-)3 年 参 考 ( 改 正 前 ) 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 級 別 資 格 基 準 表 ( 第 5 条 関 係 ) 学 歴 職 務 の 級 試 験 免 許 等 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 10 級 Ⅰ 4 4 2 2 別 に 別 に 別 に 別 に 大 学 卒 種 0 5 9 11 13 定 める 定 める 定 める 定 める 正 Ⅱ 規 種 の Ⅲ 試 種 験 A 種 B 種 3 4 4 2 大 学 卒 0 3 7 11 13 15 8 4 4 2 高 校 卒 0 8 12 16 18 20 3 4 4 2 大 学 卒 0 3 7 11 13 15 5.5 4 4 2 短 大 卒 0 6 10 14 16 18 2 別 に 別 に 別 に 別 に 定 める 定 める 定 める 定 める 2 別 に 別 に 別 に 別 に 定 める 定 める 定 める 定 める 2 別 に 別 に 別 に 別 に 定 める 定 める 定 める 定 める 2 別 に 別 に 別 に 別 に 定 める 定 める 定 める 定 める その 他 中 学 卒 3 9 12 16 4 20 4 22 2 24 2 別 に 定 める 別 に 定 める 別 に 定 める 別 に 定 める 本 表 平 成 18 年 4 月 1 日 施 行 級 別 資 格 基 準 表 は 職 員 の 職 務 の 級 の 具 体 的 な 決 定 を 行 うに 当 たり 統 一 と 均 衡 を 確 保 す るため 各 職 務 の 級 に 決 定 するために 最 低 必 要 とされる 職 員 の 資 格 を 定 めたものです 各 職 務 の 級 に 決 定 するための 必 要 在 級 年 数 ( 上 段 の 数 字 )と 必 要 経 験 年 数 ( 下 段 の 数 字 )が 定 められており 必 要 在 級 年 数 又 は 必 要 経 験 年 数 を 満 たすことが 当 該 級 に 決 定 するための 最 低 の 要 件 とされています 在 級 年 数 とは 職 員 が 同 一 の 職 務 の 級 に 引 き 続 き 在 職 した 年 数 をいい 経 験 年 数 とは 職 員 が 職 員 として 同 種 の 職 務 に 在 職 した 年 数 をいいます - 8 -
経 験 年 数 換 算 表 ( 第 15 条 の2 関 係 ) 経 歴 換 算 率 国 家 公 務 員 地 方 職 員 として 同 種 の 職 務 に 従 100/100 公 務 員 又 は 旧 公 共 企 業 体 政 府 関 係 事 した 期 間 職 員 の 職 務 とその 種 類 が 類 100/100 以 下 機 関 若 しくは 外 国 政 府 の 職 員 として 似 する 職 務 に 従 事 した 期 間 その 他 の 期 間 80/100 以 下 の 在 職 期 間 ( 部 内 の 他 の 職 員 との 均 衡 を 著 しく 失 する 場 合 は 100/100 以 下 ) 民 間 における 企 業 職 員 としての 職 務 にその 経 100/100 以 下 体 団 体 等 の 職 員 としての 在 職 期 間 験 が 直 接 役 立 つと 認 められ る 職 務 に 従 事 した 期 間 その 他 の 期 間 80/100 以 下 学 校 又 は 学 校 に 準 ずる 教 育 機 関 における 在 学 期 間 100/100 以 下 ( 正 規 の 修 学 年 数 内 の 期 間 に 限 る ) その 他 の 期 間 教 育 医 療 に 関 する 職 務 等 特 100/100 以 下 殊 の 知 識 技 術 又 は 経 験 を 必 要 とする 職 務 に 従 事 した 期 間 で その 職 務 についての 経 験 が 職 員 としての 職 務 に 直 接 役 立 つと 認 められるもの 技 能 労 務 等 の 職 務 に 従 事 し た 期 間 で その 職 務 について の 経 験 が 職 員 としての 職 務 に 役 立 つと 認 められるもの 50/100 以 下 ( 部 内 の 他 の 職 員 との 均 衡 を 著 しく 失 する 場 合 は 80/100 以 下 ) その 他 の 期 間 25/100 以 下 ( 部 内 の 他 の 職 員 との 均 衡 を 著 しく 失 する 場 合 及 び 教 育 職 俸 給 表 の 適 用 を 受 ける 職 員 に 適 用 する 場 合 は 50/100 以 下 ) 本 表 平 成 21 年 7 月 1 日 施 行 - 9 -
(3) 号 給 の 決 定 新 たに 職 員 となった 者 の 号 給 は 次 のとおりとなります ア 決 定 された 職 務 の 級 の 号 給 が 初 任 給 基 準 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 2)に 定 められて いるときは その 号 給 とする イ 決 定 された 職 務 の 級 の 号 給 が 初 任 給 基 準 表 に 定 められていないときは 同 表 に 定 め のある 級 の 号 給 を 基 礎 としてその 者 の 属 する 職 務 の 級 に 昇 格 又 は 降 格 したものとし た 場 合 に 得 られる 号 給 とする ウ 初 任 給 基 準 表 に 適 用 すべき 職 種 欄 若 しくは 試 験 欄 のない 場 合 又 はその 者 の 学 歴 免 許 等 の 資 格 が 同 表 の 最 低 の 学 歴 免 許 等 の 区 分 に 達 しない 場 合 の 号 給 は 職 務 の 級 の 最 低 の 号 給 とする 規 則 9-8 第 12 条 職 員 が 基 準 学 歴 を 超 える 学 歴 免 許 等 の 資 格 を 有 する 場 合 又 は 経 験 年 数 を 有 する 場 合 は 次 の1 2 等 によって 上 位 の 号 給 に 調 整 することができます 医 療 職 の 場 合 俸 給 表 の 適 用 を 受 ける 者 の 経 験 年 数 は その 免 許 を 取 得 した 時 ( 保 健 師 及 び 助 産 師 で 看 護 師 免 許 を 有 する 者 にあっては 看 護 師 免 許 を 取 得 した 時 ) 以 後 のもの とする ただし 人 事 院 が 別 段 の 定 めをした 場 合 は その 定 めるところによる ( 規 則 9-8 別 表 第 2) - 10 -
1 学 歴 免 許 等 の 資 格 による 初 任 給 の 調 整 初 任 給 基 準 表 に 掲 げる 学 歴 免 許 等 の 資 格 よりも 上 位 の 学 歴 免 許 等 の 資 格 を 有 する 者 で その 者 の 職 務 に 直 接 有 用 な 知 識 又 は 技 術 を 習 得 したと 認 められるものについては 初 任 給 基 準 表 に 掲 げる 号 俸 に 加 算 数 に4を 乗 じて 得 た 数 を 加 えた 数 を 号 数 とすること ができます 加 算 数 とは 下 表 の 左 欄 に 掲 げるその 者 の 有 する 学 歴 免 許 等 の 資 格 の 属 する 学 歴 免 許 等 資 格 区 分 表 に 定 める 学 歴 免 許 等 の 区 分 に 応 じて 右 欄 に 定 める 数 から 左 欄 及 び 中 欄 に 掲 げるその 者 に 適 用 される 初 任 給 基 準 表 の 学 歴 免 許 等 欄 の 学 歴 免 許 等 の 区 分 に 応 じた 右 欄 に 定 める 数 を 減 じた 数 をいいます 博 士 課 程 修 了 21 修 士 課 程 修 了 専 門 職 学 位 課 程 修 了 又 は 大 学 6 卒 18 大 学 専 攻 科 卒 17 大 学 4 卒 大 卒 16 短 大 3 卒 15 短 大 2 卒 短 大 卒 14 短 大 1 卒 又 は 高 校 専 攻 科 卒 13 高 校 3 卒 高 校 卒 12 高 校 2 卒 11 中 学 卒 9 備 考 ( 省 略 ) 参 考 なお 従 前 の 制 度 では 経 験 年 数 調 整 表 に 掲 げる 年 数 の 数 に4を 乗 じて 得 た 数 を 加 え て 得 た 数 を 号 数 とする 号 給 をもって 初 任 給 基 準 表 に 掲 げる 号 給 とすることができます ( 改 正 前 ) 規 則 9-8 第 14 条 例 1 平 成 27.8 一 般 職 ( 大 卒 ) 試 験 合 格 平 成 28.3 修 士 課 程 修 了 平 成 28.4 行 政 ( 一 )1 級 採 用 初 任 給 基 準 表 に 定 める 号 俸 ( 一 般 職 ( 大 卒 )) 1の25 学 歴 区 分 ( 修 士 課 程 修 了 )と 基 準 学 歴 区 分 ( 大 学 卒 ) 差 2( 加 算 数 ) 1の25 + 2 4 =1の33-11 -
2 経 験 年 数 による 初 任 給 の 調 整 民 間 企 業 等 での 勤 務 経 験 等 を 有 する 者 が 新 たに 職 員 となった 場 合 には その 経 験 年 数 に 応 じて 上 位 の 号 給 に 調 整 することができます 規 則 9-8 第 15 条 ア 調 整 の 対 象 となる 経 験 年 数 正 規 の 試 験 による 採 用 者 については (ア)その 者 の 任 用 の 基 礎 となった 試 験 に 合 格 した 時 以 後 の 経 験 年 数 (イ) 基 準 学 歴 (1の 学 歴 免 許 等 の 資 格 による 初 任 給 の 調 整 を 行 った 場 合 には そ の 調 整 に 当 たって 用 いた 学 歴 免 許 等 の 資 格 )を 取 得 した 時 以 後 の 経 験 年 数 のうち いずれか 有 利 な 経 験 年 数 により 調 整 をすることができます なお 国 家 公 務 員 においては 正 規 の 試 験 による 採 用 者 の 経 験 年 数 は 新 たに 職 員 となった 者 の 有 する 新 しい 学 歴 免 許 等 の 資 格 を 取 得 した 時 以 降 の 年 数 を 経 験 年 数 換 算 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 4)によって 換 算 された 年 数 により 調 整 することができ ます 例 2 経 験 年 数 による 初 任 給 の 調 整 平 成 25 年 3 月 大 学 卒 業 平 成 27 年 8 月 一 般 職 ( 大 卒 ) 試 験 合 格 平 成 28 年 4 月 行 政 職 ( 一 )に 採 用 の 場 合 一 般 職 ( 大 卒 ) 試 験 に 合 格 した 時 以 後 の 経 験 年 数 又 は 大 学 卒 業 以 後 の 経 験 年 数 が 調 整 対 象 年 数 となるが 大 学 卒 業 以 後 の 経 験 年 数 の 方 が 有 利 であるので 経 験 年 数 は 平 成 24 年 4 月 から 平 成 27 年 3 月 までの 間 を 経 験 年 数 換 算 表 により 換 算 した 年 数 となります イ 調 整 方 法 5 年 以 下 の 経 験 年 数 については 経 験 年 数 の 月 数 を12 月 で 除 して 得 た 数 (1 未 満 切 り 捨 て)に4を 乗 じて 得 た 数 を 5 年 を 超 える 経 験 年 数 については18 月 で 除 して 得 た 数 (1 未 満 切 り 捨 て)に4を 乗 じて 得 た 数 を 基 準 号 給 に 加 えた 数 の 号 給 に 調 整 す ることができます 規 則 9-8 第 15 条 第 1 項 基 準 号 給 とは P10の (3) 号 給 の 決 定 ア イ 及 びウ により 得 られる 号 給 (1の 学 歴 免 許 等 の 資 格 による 初 任 給 の 調 整 を 受 ける 場 合 には その 調 整 後 の 号 給 )をいいます - 12 -
例 外 として 職 員 の 職 務 に 経 験 が 直 接 役 立 つと 認 められる 職 務 であって 人 事 院 の 定 めるもの については 5 年 を 超 える 経 験 年 数 でも12 月 で 除 して 得 た 数 (1 未 満 切 り 捨 て)に4を 乗 じて 得 た 数 を 調 整 することができます 規 則 9-8 第 15 条 第 1 項 例 3 大 学 卒 業 後 経 験 年 数 2 年 半 ( 換 算 率 100/100)を 有 する 一 般 職 ( 大 卒 ) 試 験 合 格 者 を 行 政 職 ( 一 )1 級 に 採 用 する 場 合 基 準 号 給 ( 初 任 給 基 準 表 に 定 める 号 給 ) 1の25 経 験 年 数 による 調 整 調 整 対 象 2 年 半 (30 月 ) 12 月 =2.5 (5 年 未 満 の 経 験 年 数 ) 経 験 年 数 の 換 算 決 定 +8(2(1 未 満 切 り 捨 て) 4) 1の33 例 4 学 歴 免 許 等 の 資 格 及 び 経 験 年 数 による 初 任 給 の 調 整 平 成 24 年 3 月 大 学 卒 業 平 成 24 年 4 月 ~ 26 年 3 月 修 士 課 程 平 成 26 年 4 月 ~ 28 年 3 月 町 役 場 平 成 28 年 4 月 一 般 職 ( 大 卒 ) 採 用 初 任 給 基 準 表 に 定 める 号 給 修 士 課 程 修 了 と 大 学 卒 の 差 2 年 基 準 号 給 1の25 +8(2 4) ( 学 歴 免 許 等 の 資 格 による 調 整 ) 1の33 経 験 年 数 による 調 整 調 整 対 象 年 数 ( 町 役 場 )24 月 100/100 = 24 月 24 月 12 月 = 2(5 年 未 満 の 経 験 年 数 ) 経 験 年 数 の 換 算 決 定 +8(2(1 未 満 切 り 捨 て) 4) 1の41-13 -
3 号 給 決 定 の 特 例 ア 初 任 給 基 準 表 で 実 際 よりも 下 位 の 試 験 欄 の 区 分 を 用 い 又 は 下 位 の 学 歴 免 許 等 の 資 格 のみを 有 する 者 として 号 給 決 定 をしたほうが 有 利 な 場 合 は 下 位 の 区 分 又 は 資 格 によることができます 規 則 9-8 第 16 条 例 5 高 校 卒 業 後 経 験 年 数 を 有 する 一 般 職 ( 大 卒 ) 合 格 者 の 下 位 区 分 適 用 平 成 17 年 4 月 ~20 年 3 月 高 等 学 校 平 成 20 年 4 月 ~20 年 9 月 予 備 校 平 成 20 年 10 月 ~23 年 3 月 会 社 平 成 23 年 4 月 ~24 年 3 月 町 役 場 平 成 24 年 4 月 ~28 年 3 月 大 学 平 成 28 年 4 月 一 般 職 ( 大 卒 ) 採 用 ア 一 般 職 ( 大 卒 ) 試 験 合 格 初 任 給 基 準 表 に 定 める 号 給 決 定 1の25 1の25 イ 一 般 職 ( 高 卒 ) 試 験 合 格 とみなした 場 合 一 般 職 ( 高 卒 )の 初 任 給 基 準 表 に 定 める 号 給 1の5 経 験 年 数 の 換 算 6 月 25/100 = 1.5( 予 備 校 ) 30 月 80/100 = 24.0( 会 社 ) 12 月 100/100 = 12.0( 町 役 場 ) 48 月 100/100 = 48.0( 大 学 ) 合 計 = 85.5 月 86 月 (1 月 未 満 の 端 数 は 1 月 に 切 り 上 げます 給 実 甲 第 326 号 第 15 条 の2 関 係 ) 経 験 年 数 による 調 整 60 月 12 月 = 5 (5 年 以 下 の 経 験 年 数 ) 26 月 18 月 = 1.44 (5 年 を 超 える 経 験 年 数 ) 5 年 を 超 える 部 分 について 部 内 均 衡 を 考 慮 し 12 月 で 除 する 取 り 扱 いはし ないことを 前 提 経 験 年 数 の 換 算 決 定 +24(6(1 未 満 切 り 捨 て) 4) 1の29 この 例 では 一 般 職 ( 大 卒 ) 基 準 をそのまま 適 用 した 場 合 より 有 利 なので 下 位 の 区 分 ( 一 般 職 ( 大 卒 )より 下 位 の 一 般 職 ( 高 卒 ) 区 分 )を 用 い 1 級 29 号 給 に 決 定 することができます - 14 -
イ 特 殊 技 術 経 験 等 を 必 要 とする 職 ( 医 師 など)に 採 用 する 場 合 又 は 人 事 交 流 等 に よる 異 動 等 の 場 合 には 人 事 院 の 承 認 を 得 て 定 める 基 準 等 に 従 い その 者 の 号 給 を 決 定 することができます 規 則 9-8 第 17 条 第 18 条 2 昇 格 昇 格 とは 職 員 の 職 務 の 級 を 同 一 給 料 表 の 上 位 の 職 務 の 級 に 変 更 することをいいま す 新 たな 人 事 評 価 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 28 年 4 月 から 人 事 評 価 の 結 果 が 昇 格 に 活 用 されることとなりました 1 昇 格 の 要 件 ( 規 則 9-8 第 20 条 ア 昇 格 させようとする 職 務 の 級 について 定 められている 級 別 定 数 の 範 囲 内 である こと イ 昇 格 させようとする 職 務 の 級 がその 職 務 に 応 じたものであり かつその 者 の 勤 務 成 績 に 従 ったものであること ウ 次 にあげるいずれかの 要 件 を 満 たすこと (ア) 昇 格 させようとする 日 の 前 日 に 属 する 職 務 の 級 に 在 級 する 期 間 が2 年 以 上 で ある 職 員 を 昇 格 させる 場 合 であって 次 の1~3に 掲 げる 要 件 を 満 たし かつ 昇 格 させようとする 日 以 前 2 年 間 における 人 事 評 価 の 結 果 及 び 勤 務 成 績 を 判 定 するに 足 りると 認 められる 事 実 に 基 づき 昇 格 後 の 職 務 の 級 の 職 務 が 遂 行 可 能 であると 認 められること 1 直 近 の 能 力 評 価 及 び 業 務 評 価 の 全 体 評 語 が 上 位 又 は 中 位 の 団 体 であること 2 直 近 の 連 続 した2 回 の 能 力 評 価 及 び4 回 の 業 績 評 価 の 全 体 評 語 を 総 合 的 に 勘 案 した 場 合 に 職 員 の 発 揮 した 能 力 の 程 度 や 役 割 を 果 たした 程 度 が 通 常 のも のを 超 えるものとして 人 事 院 が 定 める 要 件 を 満 たすこと 3 昇 格 させようとする 日 以 前 1 年 以 内 に 懲 戒 処 分 又 はこれに 相 当 する 処 分 を 受 けていないこと 及 び 同 日 において 調 査 により 判 明 した 事 実 等 に 基 づきこれ らの 処 分 を 受 けることが 相 当 とされる 行 為 をしていないこと (イ) 派 遣 等 により 全 体 評 語 の 全 部 又 は 一 部 が 無 い 場 合 であって 次 のいずれかに 掲 げ 要 件 を 満 たすこと 1 国 際 機 関 または 民 間 企 業 に 派 遣 されていた 等 の 事 情 により 全 体 評 語 の 全 部 又 は 一 部 がない 職 員 を 昇 格 させる 場 合 で 当 該 事 情 の 発 生 前 又 は 発 生 後 の 人 事 評 価 の 結 果 や 勤 務 成 績 を 判 定 するに 足 りると 認 められる 事 実 ( 派 遣 先 におけ る 勤 務 の 取 組 状 況 等 )を 総 合 的 に 勘 案 した 場 合 に (ア)に 掲 げる 要 件 を 満 たす 職 員 に 相 当 するものと 認 められること 2 職 務 の 級 に 在 級 する 期 間 が2 年 に 満 たない 職 員 を 昇 格 させる 場 合 で 人 事 評 価 の 結 果 や 勤 務 成 績 を 判 定 するに 足 りると 認 められる 事 実 を 総 合 的 に 勘 案 し た 場 合 に (ア)に 掲 げる 要 件 を 満 たす 職 員 に 相 当 し 昇 格 後 の 職 務 の 級 の 所 為 有 無 を 遂 行 することが 可 能 であると 認 められること 国 際 機 関 または 民 間 企 業 に 派 遣 されていた 等 には 育 児 休 業 休 職 人 事 交 流 等 により 地 方 公 務 員 等 であったことが 含 まれる - 15 -
能 力 評 価 エ アからウにより 職 員 を 昇 格 させる 場 合 において その 者 の 属 する 職 務 の 級 を1 級 上 位 の 職 務 の 級 に 決 定 しよとするときは 在 職 期 間 表 に 定 める 在 級 期 間 に 従 い 昇 格 後 の 級 を 決 定 すること なお 国 家 公 務 員 においていは この 場 合 において 昇 格 させようとする 日 以 前 における 直 近 の 能 力 評 価 の 全 体 評 語 が 最 上 位 の 段 階 であり かつ 同 日 以 前 におけ る 直 近 の 業 績 評 価 の 全 体 評 語 が 上 位 の 段 位 であるときその 他 勤 務 成 績 が 特 に 良 好 で あるときは 在 級 間 表 に 定 める 在 級 期 間 に100 分 の50 以 上 100 分 の100 未 満 の 割 合 を 乗 じて 得 た 期 間 をもって 在 級 期 間 表 の 在 級 期 間 とすることができる 参 考 従 前 の 制 度 では 級 別 資 格 基 準 表 に 定 めのある 職 務 の 級 に 昇 格 させる 場 合 は 必 要 在 級 年 数 又 は 必 要 経 験 年 数 を 有 していることが 要 件 となっていました オ 昇 格 前 の 職 務 の 級 に1 年 以 上 在 級 していること 業 績 評 価 1 回 目 2 回 目 SS SA AS SB AA BS AB BA CS BB CA DS 目 ま で ( 順 不 同 ) 1 回 目 か ら 3 回 4 回 目 SSS SSA SSB SAA SSC SAB AAA SSD SAC SBB AAB SAD SBC AAC ABB SBD SCC AAD ABC BBB SCD ABD ACC BBC S A B S A B S A B S SDD ACD BBD BCC (ア)2 通 常 のものを 超 えるものとして 人 事 院 が 定 める 要 件 を 満 たす 要 件 行 政 職 給 料 表 ( 一 )3 級 又 は2 級 に 昇 格 させる 場 合 に 通 常 のものを 超 えるもの に 準 ずる 要 件 2 昇 格 の 場 合 の 号 給 の 決 定 昇 格 後 の 号 給 は 適 用 される 給 料 表 と 昇 格 日 前 日 までの 号 給 に 応 じて 昇 格 時 号 俸 対 応 表 ( 規 則 9-8 別 表 第 7)により 決 定 されます 規 則 9-8 第 23 条 昇 格 時 号 俸 対 応 表 ( 参 考 資 料 ) 昇 格 させた 場 合 における 号 給 は 昇 格 した 日 の 前 日 に 受 けていた 号 給 を 基 礎 として 決 定 することになるので 昇 給 の 予 定 日 に 昇 格 させる 場 合 は 昇 格 を 先 に 行 うことに なります - 16 -
3 初 任 給 基 準 又 は 給 料 表 の 適 用 を 異 にする 異 動 初 任 給 基 準 を 異 にする 異 動 とは 職 員 を 同 一 給 料 表 内 において 初 任 給 基 準 表 に 異 なる 初 任 給 の 定 めのある 他 の 職 種 に 異 動 させることをいいます 給 料 表 の 適 用 を 異 にする 異 動 とは 職 員 を 給 料 表 の 適 用 を 異 にして 他 の 職 務 に 異 動 させることをいいます これらの 場 合 には 職 員 として 新 たに 採 用 されたときから 異 動 後 の 職 務 と 同 種 の 職 務 に 引 き 続 き 在 職 したものとみなして 部 内 の 他 の 職 員 との 均 衡 及 びその 者 の 従 前 の 勤 務 成 績 を 考 慮 して 号 給 が 決 定 されます ( 再 計 算 方 式 ) 規 則 9-8 第 25 条 第 27 条 4 昇 給 昇 給 とは 同 じ 職 務 の 級 内 において その 者 の 号 給 を 上 位 の 号 給 に 変 更 することを いいます (1) 昇 給 の 号 給 数 昇 給 日 に 評 価 終 了 日 以 前 1 年 間 における 当 該 職 員 の 勤 務 成 績 に 応 じて 行 います この 場 合 において 評 価 終 了 日 の 翌 日 から 昇 給 日 の 前 日 までの 間 ( 特 定 期 間 )に 懲 戒 処 分 等 を 受 けた 場 合 にあっては 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 することもできます 規 則 9-8 第 35 条 ア 評 価 終 了 日 以 前 における 昇 給 評 語 ( 直 近 の 能 力 評 価 及 び 直 近 の 連 続 した2 回 の 業 績 評 価 の 全 体 評 語 )がある 職 員 については その 者 の 勤 務 成 績 に 応 じて 次 の(ア) ~(ウ)に 掲 げる 昇 給 区 分 のいずれかに 決 定 します (ア) 昇 給 評 語 が 上 位 又 は 中 位 の 段 階 である 職 員 のうち 勤 務 成 績 が 特 に 良 好 である 職 員 1 勤 務 成 績 が 極 めて 良 好 である 職 員 A 2 1に 掲 げる 職 員 以 外 の 職 員 B (イ)(ア) 及 び(ウ)に 掲 げる 職 員 以 外 の 職 員 C (ウ) 昇 給 評 語 のいずれかが 下 位 の 段 階 である 職 員 等 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 するこ とが 適 当 と 判 断 された 職 員 1 勤 務 成 績 がやや 良 好 でない 職 員 D 2 勤 務 成 績 が 良 好 でない 職 員 E 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 することが 適 当 とされる 職 員 評 価 終 了 日 前 1 年 間 において 懲 戒 処 分 を 受 けた 職 員 懲 戒 処 分 を 受 けることが 相 当 される 行 為 をした 職 員 及 び 訓 告 その 他 の 矯 正 措 置 の 対 象 となる 事 実 があった 職 員 特 定 期 間 において 懲 戒 処 分 を 受 けたこと 懲 戒 処 分 を 受 けることが 相 当 とされる 行 為 をしたことに 及 び 訓 告 尊 他 の 矯 正 措 置 の 対 象 となる 事 実 があった 職 員 - 17 -
イ 職 員 を 昇 給 させる 場 合 の 昇 給 の 号 給 数 は アにおいて 決 定 される 昇 給 区 分 に 応 じて 次 表 に 定 めるとおりです 職 員 昇 給 号 俸 数 表 昇 給 区 分 A B C D E 4( 管 理 職 に 8 以 上 6 2 0 昇 給 の あっては3) 号 給 数 2 以 上 1 0 0 0 上 段 : 号 給 数 は 昇 給 抑 制 年 齢 職 員 ( 原 則 55 歳 を 超 える 職 員 ) 以 外 の 職 員 に 適 用 下 段 : 昇 給 抑 制 年 齢 の 職 員 に 適 用 (2) 昇 給 日 及 び 評 価 終 了 日 昇 給 日 : 毎 年 1 月 1 日 ( 研 修 表 彰 等 による 昇 給 及 び 特 別 の 場 合 の 昇 給 に 係 る ものを 除 く ) 評 価 終 了 日 : 昇 給 日 前 の9 月 30 日 規 則 9-8 第 34 条 (3) 昇 給 区 分 に 関 する 基 準 等 ア 上 位 の 昇 給 区 分 への 決 定 方 法 A 又 はBの 昇 給 区 分 については イの 人 事 院 が 定 める 割 合 に 概 ね 合 致 しするよう 人 事 評 価 における 調 整 者 が 同 一 である 職 員 ごとに 次 表 に 掲 げる 順 位 グループのうち 上 位 グループに 属 する 者 から 順 に 上 位 の 昇 給 区 分 となるよう 決 定 します この 場 合 同 一 の 順 位 グループに 属 する 職 員 を 異 なる 昇 給 区 分 に 決 定 する 場 合 には 個 別 評 語 等 を 考 慮 するものとします 業 績 評 価 能 力 評 価 S A B S S S A/ S B/ A B/ A A B B A S B S B A 1 位 グループ 2 位 グループ ( 業 績 評 価 の 評 語 は10 月 ~3 月 4 月 ~9 月 で 順 不 同 ) イ 上 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 する 職 員 の 割 合 (ア) 昇 給 区 分 を 決 定 する 職 員 の 総 数 に 占 めるA 又 はBの 昇 給 区 分 に 決 定 する 者 の 割 合 は これらの 昇 給 区 分 に 決 定 すべき 職 員 が 少 数 である 場 合 を 除 き 職 員 の 層 に 応 じ 次 表 の 市 ( 町 村 ) 長 が 定 める 割 合 に 概 ね 合 致 していなければならない - 18 -
昇 給 区 分 A B 管 理 職 層 100 分 の10 100 分 の30 中 間 層 100 分 の5 100 分 の20 初 任 層 100 分 の20( A は100 分 の5 以 内 ) 管 理 職 層 : 行 政 ( 一 )7 級 以 上 相 当 初 任 層 : 初 任 給 基 準 表 に 初 任 給 が 設 定 されている 職 務 の 級 に 属 する 職 員 中 間 層 : 管 理 職 及 び 初 任 層 に 分 類 される 職 員 以 外 の 職 員 ウ 下 位 の 昇 給 区 分 に 関 する 基 準 (ア) 勤 務 成 績 が 良 好 ではない( 昇 給 区 分 D)ものとして 取 り 扱 う 者 1 昇 給 評 語 のいずれかが 下 位 の 段 階 ( 人 事 評 価 の 全 体 評 語 の 段 階 数 が5 段 階 である 者 については 最 下 位 位 の 段 階 を 除 く)である 職 員 2 基 準 期 間 において 減 給 の 処 分 又 は 戒 告 の 処 分 (その 対 象 となる 事 実 の 勤 務 成 績 及 ぼす 影 響 の 程 度 が 軽 微 であると 認 められたものに 限 りる)を 受 けた 職 員 3 基 準 期 間 において 訓 告 その 他 の 矯 正 措 置 の 対 象 となる 事 実 があった 職 員 4 基 準 期 間 において 2に 掲 げる 処 分 を 受 けることが 相 当 とされる 行 為 をした 職 員 5 特 定 期 間 において 2から4に 掲 げる 職 員 となり 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 するこ とが 適 当 であると 判 断 された 職 員 (イ) 勤 務 成 績 が 良 好 ではない( 昇 給 区 分 E)ものとして 取 り 扱 う 者 1 昇 給 評 語 がいずれも 下 位 の 段 階 である 職 員 又 はいずれかが 最 下 位 の 段 階 である 職 員 2 基 準 期 間 において 停 職 職 分 減 給 処 分 ((ア)の2に 掲 げるものを 除 く ) 又 は 戒 告 の 処 分 (その 対 象 となった 事 実 の 勤 務 成 績 に 及 ぼす 影 響 の 程 度 が 著 しいと 認 められるものに 限 る )を 受 けた 職 員 3 基 準 期 間 において 2に 掲 げる 処 分 を 受 けることが 相 当 とされる 行 為 をした 職 員 4 特 定 期 間 において 2 又 は3に 掲 げる 職 員 となり 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 するこ とが 適 当 であると 判 断 された 職 員 能 力 評 価 S A B C D 業 績 評 価 SS SA SB AA BB SC AC BC CC SD AD BD CD DD 昇 給 区 分 C 昇 給 区 分 D 昇 給 区 分 D 昇 給 区 分 D 昇 給 区 分 E 昇 給 区 分 E 以 上 (Cも 可 ) (Eも 可 ) (Dも 可 ) - 19 -
(ウ)(ア) (イ)に 関 わらず 次 の1に 掲 げる 職 員 は 昇 給 区 分 D 2に 掲 げる 職 員 は 昇 給 区 分 E 1 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 事 由 以 外 の 事 由 によって 基 準 期 間 の6 分 の1に 相 当 する 期 間 の 日 数 以 上 の 日 数 を 勤 務 していない 職 員 2 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 事 由 以 外 の 事 由 によって 基 準 期 間 の2 分 の1に 相 当 する 期 間 の 日 数 以 上 の 日 数 を 勤 務 してない 職 員 規 則 9-8 第 37 条 給 実 甲 第 326 号 第 37 条 関 係 (4) 研 修 表 彰 等 による 昇 給 勤 務 成 績 が 良 好 な 職 員 が 次 に 掲 げる 場 合 に 該 当 するときは 昇 給 させることができ ます 規 則 9-8 第 39 条 a 研 修 に 参 加 し その 成 績 が 特 に 良 好 な 場 合 b 職 務 上 特 に 功 績 があったことにより 表 彰 又 は 顕 彰 を 受 けた 場 合 c 廃 職 又 は 過 員 を 生 じたことにより 退 職 する 場 合 (5) 特 別 の 場 合 の 昇 給 (ア) 勤 務 成 績 が 良 好 な 職 員 が 生 命 をとして 職 務 を 遂 行 し 次 に 掲 げる 場 合 a そのために 危 篤 となった 場 合 b 著 しい 障 害 の 状 態 となった 場 合 (イ)その 他 特 に 必 要 があると 認 められる 場 合 上 記 の 場 合 あらかじめ 市 ( 町 村 ) 長 の 承 認 を 得 て 昇 給 させることができます 規 則 9-8 第 40 条 (6) 最 高 号 給 を 受 ける 職 員 についての 適 用 除 外 昇 給 に 関 する 規 定 は 職 務 の 級 の 最 高 の 号 給 を 受 ける 職 員 には 適 用 されません 規 則 9-8 第 41 条 (7) 職 員 への 通 知 昇 給 日 において 昇 給 させなかった 場 合 又 は 下 位 の 昇 給 区 分 に 決 定 した 場 合 には そ の 根 拠 となる 規 定 を 職 員 に 文 書 で 通 知 する 必 要 があります 給 実 甲 第 326 号 第 37 条 関 係 5 降 給 降 給 とは 地 方 公 務 員 法 の 改 正 により 平 成 28 年 4 月 1 日 から 人 事 評 価 制 度 が 導 入 させたことに 伴 い 公 務 の 適 正 かつ 能 率 的 な 運 用 を 図 るため 地 公 法 第 27 条 に 基 づく 処 分 として 新 たに 整 備 されました 降 給 には 降 格 及 び 降 号 の2 種 類 があります 降 格 : 職 員 の 意 に 反 して 当 該 職 員 の 職 務 の 級 を 同 一 の 俸 給 表 の 下 位 の 職 務 の 級 に - 20 -
変 更 すること 一 つの 級 に 一 つの 職 を 配 置 している 場 合 は 降 任 と 降 格 が 同 意 となりま す 降 号 : 職 員 の 意 に 反 して 当 該 職 員 の 号 給 を 同 一 職 務 の 級 の 下 位 の 号 給 に 変 更 する こと ア 降 格 職 員 を 降 格 させる 場 合 には その 職 務 に 応 じ かつ その 者 の 人 事 評 価 の 結 果 又 は 勤 務 成 績 を 判 定 するに 足 りると 認 められる 事 実 に 基 づき その 者 が 職 務 を 遂 行 するこ とが 可 能 であると 認 められる 下 位 の 職 務 の 級 に 決 定 します 降 格 させた 職 員 の 号 俸 は その 者 に 適 用 される 俸 給 表 に 応 じ かつ 降 格 した 日 の 前 日 に 受 けていた 号 俸 に 対 する 規 則 9-8 別 表 第 7の2に 定 める 降 格 時 号 俸 対 応 表 の 降 格 後 の 号 俸 欄 に 定 める 号 俸 となります 参 考 (ア) 降 格 前 日 の 号 給 と 同 じ 額 の 号 給 が 降 格 後 の 級 にある 場 合 降 格 前 日 の 号 給 と 同 じ 額 の 号 給 (イ) 降 格 前 日 の 号 給 と 同 じ 額 の 号 給 が 降 格 後 の 級 にない 場 合 降 格 前 日 の 号 給 の 直 近 下 位 の 額 の 号 給 イ 降 号 職 員 の 能 力 評 価 又 は 業 績 評 価 の 全 体 評 語 が 最 下 位 の 段 階 である 場 合 その 他 勤 務 の 状 況 を 示 す 事 実 に 基 づき 勤 務 実 績 が 良 くないと 認 められる 場 合 であり かつ その 職 務 の 級 に 分 類 されている 職 務 を 遂 行 することが 可 能 であると 認 められる 場 合 であって 指 導 その 他 の 人 事 院 が 定 める 措 置 を 行 ったにも 関 わらず なお 勤 務 実 績 が 良 くない 状 況 が 改 善 されない 場 合 において 任 命 権 者 が 必 要 と 認 める 時 に 降 号 することができま す 職 員 を 降 号 させる 場 合 におけるその 者 の 号 給 は 降 号 した 日 の 前 日 に 受 けていた 号 給 により2 号 給 以 下 の 号 給 ( 当 該 受 けていた 号 給 が 職 員 の 属 する 職 務 の 級 の 最 低 の 号 給 の 直 近 上 位 の 号 俸 である 場 合 は 当 該 最 低 の 号 給 )とします 6 復 職 時 等 における 号 給 の 調 整 休 職 にされ 若 しくは 専 従 許 可 を 受 けた 職 員 が 復 職 し 派 遣 職 員 育 児 休 業 職 員 が 職 務 に 復 帰 し 又 は 休 暇 のため 引 き 続 き 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 には その 職 員 の 号 給 を 以 下 に 掲 げるところにより 調 整 することができます 規 則 9-8 第 44 条 (1) 調 整 期 間 引 き 続 き 勤 務 しない 期 間 ( 休 職 期 間 専 従 許 可 の 有 効 期 間 育 児 休 業 の 期 間 病 気 休 暇 の 期 間 又 は 介 護 休 暇 の 期 間 等 )について 休 職 期 間 等 換 算 表 の 換 算 率 により 換 算 した 期 間 を 調 整 期 間 として 調 整 します - 21 -
休 職 期 間 等 換 算 表 ( 第 44 条 関 係 ) 休 職 等 の 期 間 地 方 公 務 員 法 ( 以 下 法 という ) 第 28 条 第 2 項 第 1 号 の 規 定 による 休 職 ( 公 務 上 の 負 傷 若 しくは 疾 病 又 は 通 勤 ( 地 方 公 務 員 災 害 補 償 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 121 号 ) 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 通 勤 をいう 以 下 この 表 において 同 じ )に よる 負 傷 若 しくは 疾 病 に 係 るものに 限 る ) 又 は 公 務 上 の 負 傷 若 しくは 疾 病 若 しくは 通 勤 による 負 傷 若 しくは 疾 病 に 係 る 休 暇 の 期 間 換 算 率 3/3 以 下 派 遣 職 員 の 派 遣 の 期 間 専 従 許 可 の 有 効 期 間 2/3 以 下 介 護 休 暇 の 期 間 法 第 28 条 第 2 項 第 1 号 の 規 定 による 休 職 ( 公 務 上 の 負 傷 若 しくは 疾 病 又 は 通 勤 による 負 傷 若 しくは 疾 病 に 係 るものを 除 く ) 又 は 公 務 外 の 負 傷 若 しくは 疾 病 による 休 暇 ( 通 勤 によ る 負 傷 又 は 疾 病 に 係 るものを 除 く )の 期 間 法 第 28 条 第 2 項 第 2 号 の 規 定 による 休 職 の 期 間 ( 無 罪 判 決 を 受 けた 場 合 の 休 職 の 期 間 に 限 る ) 育 児 休 業 をした 期 間 1/2 以 下 1/3 以 下 ( 結 核 性 疾 患 によるものであ る 場 合 にあっては 1/2 以 下 とすることができる ) 3/3 以 下 100/100 以 下 自 己 啓 発 等 休 業 をした 期 間 100/100 以 下 配 偶 者 同 行 休 業 をした 期 間 50/100 以 下 休 職 等 の 期 間 の 計 算 方 法 は 次 のとおりです 給 実 甲 第 192 号 1 休 職 等 の 期 間 は 暦 に 従 って 月 及 び 日 を 単 位 として 計 算 し それぞれの 換 算 率 を 乗 じて 調 整 期 間 を 算 出 する 2 換 算 により 生 じた2 分 の1 月 は15 日 3 分 の1 月 は10 日 として 取 り 扱 い 各 期 間 の1 月 未 満 の 部 分 を 合 算 するときは 30 日 で1 月 とする - 22 -
(2) 調 整 方 法 等 給 実 甲 第 192 号 ( 図 ) 評 価 終 了 日 の 翌 日 10/1 昇 給 日 1/1 評 価 終 了 日 の 翌 日 10/1 昇 給 日 1/1 評 価 終 了 日 の 翌 日 10/1 昇 給 日 1/1 評 価 終 了 日 の 翌 日 10/1 昇 給 日 1/1 算 定 期 間 A 算 定 期 間 B 算 定 期 間 C 休 職 等 の 期 間 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 基 準 日 基 準 号 俸 調 整 期 間 合 算 期 間 調 整 期 間 調 整 期 間 復 職 等 の 日 1 復 職 等 の 日 後 最 初 の 昇 給 日 2 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 合 算 期 間 2の 次 の 昇 給 日 3 1 用 語 の 意 義 a 昇 給 日 : 規 則 9-8 第 34 条 に 規 定 する 昇 給 日 ( 毎 年 1 月 1 日 ) b 算 定 期 間 : 評 価 終 了 日 以 前 1 年 間 の 期 間 c 基 準 号 給 : 休 職 等 の 期 間 の 初 日 において 受 けていた 号 給 d 基 準 日 : 休 職 等 の 期 間 の 初 日 の 属 する 算 定 期 間 の 初 日 e 調 整 期 間 : 各 算 定 期 間 における 休 職 等 の 期 間 を 休 職 期 間 等 換 算 表 に 定 めるところによ り 換 算 して 得 た 期 間 f 合 算 期 間 : 各 算 定 期 間 における 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 と 調 整 期 間 を 合 算 した 期 間 2 実 施 時 期 復 職 等 の 日 ( 図 :1) 復 職 等 の 日 後 の 最 初 の 昇 給 日 ( 図 :2) 又 はその 次 の 昇 給 日 ( 図 :3)において 復 職 時 調 整 の 可 否 及 び 必 要 の 有 無 を 検 討 することができます なお 復 職 等 の 後 再 び 休 職 等 のため 勤 務 しない 職 員 等 にあっては 後 の 復 職 等 の 日 及 びその 日 後 における 最 初 の 昇 給 日 に 実 施 することができます 3 調 整 数 の 算 出 方 法 ( 通 常 の 算 定 期 間 の 場 合 ) 調 整 期 間 又 は 合 算 期 間 に 応 じて 当 該 算 定 期 間 に 係 る 調 整 数 を 算 定 します 調 整 数 = 標 準 号 給 数 ( 合 算 期 間 又 は 調 整 期 間 の 月 数 12 月 ) ( 調 整 期 間 の 月 数 調 整 数 の 算 出 に 当 たっては すべて 端 数 処 理 は 行 わない) 標 準 号 給 数 とは 給 与 法 第 8 条 第 6 項 に 規 定 する 人 事 院 規 則 で 定 める 基 準 において 当 該 職 員 に 係 る 標 準 となる 号 給 数 をいいます 職 員 管 理 職 管 理 職 以 外 の 職 員 算 定 期 間 ( 行 政 職 ( 一 )7 級 以 上 相 当 ) H18. 4~H21.9 3 号 給 (1 号 給 ) 2 号 給 (1 号 給 ) H21.10~H24.9 4 号 給 (2 号 給 ) 3 号 給 (2 号 給 ) H24.10~ 4 号 給 (0 号 給 ) 3 号 給 (0 号 給 ) - 23 -
( ) 内 は 55 歳 を 超 える 職 員 の 標 準 号 給 数 例 H25. 1. 1 昇 給 2の16 基 準 号 給 H25.11. 1~27.12. 3 病 気 休 職 ( 私 傷 病 非 結 核 性 ) H27.12. 4 職 務 復 帰 11.1 12.4 H25 H26 H27 H28 H29 10.1 1.1 10.1 1.1 10.1 1.1 10.1 1.1 基 準 日 病 気 休 職 期 間 (25 月 3 日 ) 昇 給 (+4) 2の20 昇 給 なし 復 職 時 調 整 (+1) 2の21 昇 給 (+2) 2の24 算 定 期 間 A 算 定 期 間 B 昇 給 なし 復 職 時 調 整 (+2) 2の22 復 職 時 調 整 (+6) 2の26 算 定 期 間 C H27.1.1の 昇 給 について 算 定 期 間 A 基 準 期 間 (H25.10.1~26.9.30)の1/2 以 上 の 日 数 を 勤 務 していなかったので 昇 給 区 分 Eに 決 定 され 昇 給 しない H27.12.4( 復 職 日 )の 復 職 時 調 整 について (1) 合 算 期 間 ( 算 定 期 間 A)の 算 出 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 H25.10. 1~25.10.31 1 月 調 整 期 間 H25.11. 1~26. 9.30の1/3 3 2/3 月 合 算 期 間 1 月 +3 2/3 月 4 2/3 月 (2) 調 整 数 の 算 出 標 準 号 給 数 (4 号 給 ) (4 2/3 12 月 )=1 5/9( 調 整 数 a) (3) 復 職 時 調 整 の 実 施 H27.1.1における 昇 給 では 昇 給 しないことが 決 定 されているが 復 職 時 調 整 により 基 準 号 給 に1 号 給 ( 端 数 切 捨 て)を 加 えた 号 給 (20の21)までの 範 囲 内 で 調 整 することが できる H28.1.1の 昇 給 について 算 定 期 間 B 基 準 期 間 (H24.10.1~25.9.30)の1/2 以 上 の 日 数 を 勤 務 していなかったので 昇 給 区 分 Eに 決 定 され 昇 給 しない H28.1.1( 復 職 等 の 日 後 最 初 の 昇 給 日 )の 復 職 時 調 整 について (1) 合 算 期 間 ( 算 定 期 間 B)の 算 出 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 無 し - 24 -
調 整 期 間 H26.10.1~27. 9.30の1/3 4 月 合 算 期 間 4 月 (= 調 整 期 間 ) (2) 調 整 数 の 算 出 標 準 号 給 数 (4 号 給 ) (4 月 12 月 )=1 1/3 月 ( 調 整 数 b) (3) 算 定 期 間 A 及 び 算 定 期 間 Bに 係 る 調 整 数 の 合 算 1 5/9( 調 整 数 a)+1 1/3 月 ( 調 整 数 b)=2 9/8 月 (3) 復 職 時 調 整 の 実 施 H28.1.1における 昇 給 では 昇 給 しないことが 決 定 されたが 復 職 時 調 整 により 基 準 号 給 に2 号 俸 ( 端 数 切 捨 て)を 加 えた 号 俸 までの 範 囲 内 で 調 整 することができる H29.1.1の 昇 給 について (1) 基 準 期 間 において 病 気 休 職 等 により 勤 務 しなかった 日 数 病 気 休 職 ( 私 傷 病 ) H27.10.1~27.12.3 43 日 (2) 基 準 期 間 における 要 勤 務 日 数 の1/6に 相 当 する 日 数 要 勤 務 日 数 (242 日 ) 1/6=40 1/3 日 ( 端 数 切 上 げ) 41 日 (3) 基 準 期 間 の1/6 以 上 の 日 数 を 勤 務 していなかったので 昇 給 区 分 Dに 決 定 され2 号 給 の 昇 給 となる( 行 政 職 ( 一 )2の22+2 号 給 =2の24 号 給 ) H29.1.1( 復 職 等 の 日 後 最 初 昇 給 日 の 次 の 昇 給 日 )の 復 職 時 調 整 について (1) 合 算 期 間 ( 算 定 期 間 C)の 算 出 休 職 等 の 期 間 以 外 の 期 間 H27.12.4~H28.9.30 9 27/30 日 調 整 期 間 H27.10.1~27.12. 3の1/3 21/30 日 合 算 期 間 9 27/30 日 +21/30 日 10 月 3/5 日 (2) 調 整 数 の 算 出 標 準 号 給 数 (4 号 給 ) (10 3/5 日 12 月 )=3 8/15 月 ( 調 整 数 C) (3) 算 定 期 間 A B 及 びCに 係 る 調 整 数 の 合 算 1 5/9( 調 整 数 a)+1 1/3 月 ( 調 整 数 b)+3 8/15 月 ( 調 整 数 C)=6 4/45 (3) 復 職 時 調 整 の 実 施 H29.1.1における 昇 給 では H28.1.1に 決 定 した 号 給 から2 号 給 の 昇 給 に 決 定 される が 復 職 時 調 整 により 基 準 号 給 に6 号 俸 ( 端 数 切 捨 て)を 加 えた 号 俸 までの 範 囲 内 で 調 整 することができる - 25 -
第 5 給 料 の 調 整 額 諸 手 当 1 給 料 の 調 整 額 (1) 概 要 職 務 の 内 容 勤 務 条 件 等 が 同 じ 職 務 の 級 に 属 する 他 の 職 に 比 して 著 しい 困 難 又 は 危 険 を 含 む 職 務 に 係 る 職 に 対 して その 特 殊 性 に 基 づき 調 整 額 によって 給 料 月 額 を 調 整 するものです 調 整 額 は その 調 整 前 における 給 料 月 額 ( 現 給 保 障 を 含 む)の25/100 の 範 囲 内 で 支 給 されるものです 給 与 法 第 10 条 (2) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 市 ( 町 村 ) 規 則 等 で 規 定 します 国 における 支 給 対 象 は 人 事 院 規 則 9-6 別 表 第 1に 規 定 されています 給 料 の 調 整 額 = 調 整 基 本 額 調 整 数 規 則 9-6 第 1 条 再 任 用 短 時 間 勤 務 職 員 にあっては その 者 の 勤 務 時 間 に 応 じた 額 が 支 給 されます 原 則 として 給 料 の 調 整 額 を 含 まない 場 合 を 給 料 月 額 ( 給 料 表 に 定 める 額 ) 給 料 の 調 整 額 を 含 む 場 合 を 給 料 の 月 額 と 使 い 分 けています - 26 -
2 管 理 職 手 当 (1) 概 要 管 理 又 は 監 督 の 地 位 にある 職 員 の 職 のうち 市 ( 町 村 ) 規 則 で 指 定 するものにある 職 員 に その 職 務 の 特 殊 性 に 基 づき 市 ( 町 村 ) 規 則 で 定 める 基 準 に 従 い 支 給 されるもので す 支 給 額 は 当 該 職 員 が 属 する 職 務 の 級 における 最 高 の 号 給 の 給 料 月 額 の25/100を 超 えな い 範 囲 で 支 給 されます 給 与 法 第 10 条 の2 規 則 9-17 第 2 条 (2) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 市 ( 町 村 ) 規 則 で 規 定 します 支 給 額 は 給 料 表 別 職 務 の 級 別 給 与 の 特 別 調 整 額 の 区 分 別 に 定 額 の 手 当 額 が 定 め られています (3) 支 給 制 限 等 ア 併 任 の 職 に 係 る 管 理 職 手 当 は 支 給 されません 給 実 甲 第 28 号 イ 管 理 職 手 当 の 基 礎 には 給 料 の 調 整 額 は 含 みません ウ 管 理 職 手 当 と 超 過 勤 務 手 当 休 日 給 夜 勤 手 当 は 併 給 できません 給 与 法 第 19 条 の8 エ 月 の 中 途 で 支 給 の 要 件 が 生 じ 若 しくは 喪 失 した 場 合 又 は 支 給 割 合 の 変 更 若 しく は 給 料 月 額 の 異 動 等 のあった 場 合 は 日 割 り 計 算 により 支 給 されます 規 則 9-7 第 5 条 オ 月 の 初 日 から 末 日 までの 期 間 の 全 日 数 にわたって 勤 務 しなかった 場 合 ( 公 務 傷 病 及 び 通 勤 途 上 の 傷 病 による 場 合 を 除 く)は その 月 の 管 理 職 手 当 は 支 給 されませ ん 規 則 9-7 第 7 条 カ 休 職 ( 公 務 上 又 は 通 勤 による 傷 病 の 場 合 を 除 く ) 停 職 派 遣 専 従 許 可 育 児 休 業 交 流 派 遣 自 己 啓 発 等 休 業 及 び 配 偶 者 同 行 休 業 の 期 間 中 は 支 給 されません - 27 -
3 初 任 給 調 整 手 当 (1) 概 要 専 門 的 知 識 を 必 要 とし かつ 採 用 困 難 あるいは 採 用 に 当 たって 特 別 の 事 情 がある と 認 められる 職 に 採 用 された 職 員 に 一 定 期 間 支 給 されるものです 給 与 法 第 10 条 の4 (2) 支 給 範 囲 医 師 又 は 歯 科 医 師 の 資 格 を 有 する 者 等 をもって 充 てる 職 にある 職 員 に 支 給 されます (3) 支 給 額 ア 医 師 又 は 歯 科 医 師 のうち 採 用 による 欠 員 の 補 充 が 困 難 であると 認 められる 職 で 市 ( 町 村 ) 長 の 定 めるもの 41,300 円 イ 医 学 又 は 歯 学 に 関 する 専 門 的 知 識 を 必 要 とし かつ 採 用 による 欠 員 の 補 充 が 困 難 であると 認 められる 職 で 市 ( 町 村 ) 長 の 定 めるもの 50,500 円 ウ ア イに 掲 げる 職 以 外 の 職 のうち 特 殊 な 専 門 的 知 識 を 必 要 とし かつ 採 用 に よる 欠 員 の 補 充 が 困 難 であると 認 められる 職 で 市 ( 町 村 ) 長 の 定 めるもの 2,500 円 上 記 の 額 の 範 囲 内 で 逐 次 逓 減 されます - 28 -
4 扶 養 手 当 (1) 概 要 扶 養 親 族 のある 職 員 に 対 して 支 給 されるものです 給 与 法 第 11 条 (2) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 扶 養 親 族 の 範 囲 配 偶 者 1 満 22 歳 未 満 の 子 及 び 孫 2 満 60 歳 以 上 の 父 母 及 び 祖 父 母 3 満 22 歳 未 満 の 弟 妹 4 重 度 心 身 障 害 者 支 給 月 額 13,000 円 1 人 につき 6,500 円 ( 職 員 に 配 偶 者 がいない 場 合 にあっては 左 記 のうち1 人 については 11,000 円 ) ア 前 記 のうち 満 15 歳 に 達 する 日 後 の 最 初 の4 月 1 日 から 満 22 歳 に 達 する 日 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 子 がいる 場 合 は その1 人 につき5,000 円 を 加 算 します イ 次 の 者 は 扶 養 親 族 とすることはできません 規 則 9-80 第 2 条 a 民 間 事 業 所 等 の 扶 養 手 当 に 相 当 する 手 当 の 支 給 の 基 礎 となっている 者 b 年 額 130 万 円 以 上 の 恒 常 的 な 所 得 があると 見 込 まれる 者 (3) 支 給 の 始 期 終 期 扶 養 手 当 が 新 たに 支 給 されることとなる 事 実 が 生 じた 場 合 や 支 給 要 件 を 欠 くに 至 っ た 場 合 には 速 やかに 届 け 出 なければなりません 給 与 法 第 11 条 の2 1 支 給 の 始 期 ア 新 たに 職 員 となった 者 に 扶 養 親 族 がある 場 合 は その 者 が 職 員 となった 日 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます イ 扶 養 親 族 のない 職 員 が 新 たに 扶 養 親 族 を 有 することとなった 場 合 は その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 ) から 支 給 されます ウ 新 たに 扶 養 親 族 としての 要 件 を 具 備 するに 至 った 者 がある 場 合 は その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )か ら 支 給 されます エ 前 記 ア イ ウの 届 出 が 事 実 発 生 の 日 から15 日 経 過 後 になされた 場 合 は そ の 届 出 を 受 理 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます - 29 -
2 支 給 の 終 期 ア 扶 養 手 当 を 受 けている 職 員 が 離 職 し 又 は 死 亡 した 場 合 には その 者 が 離 職 し 又 は 死 亡 した 日 の 属 する 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 の 前 月 )をもって 終 わります イ 扶 養 手 当 を 受 けている 職 員 が その 支 給 要 件 を 欠 くに 至 った 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 の 前 月 )をもって 終 わります - 30 -
5 地 域 手 当 (1) 概 要 地 域 の 民 間 賃 金 水 準 を 公 務 員 給 与 に 適 切 に 反 映 するよう 物 価 等 も 踏 まえつつ 主 に 民 間 賃 金 の 高 い 地 域 に 勤 務 する 職 員 の 給 与 水 準 の 調 整 を 図 るために 支 給 されるもの です 給 与 法 第 11 条 の3 (2) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 支 給 額 =( 給 料 ( 現 給 保 障 を 含 む)+ 管 理 職 手 当 + 扶 養 手 当 )の 月 額 支 給 割 合 規 則 9-49 第 2 条 第 3 条 支 給 地 域 級 地 支 給 割 合 和 光 市 2 級 地 100 分 の16 さいたま 市 志 木 市 3 級 地 100 分 の15 東 松 山 市 朝 霞 市 4 級 地 100 分 の12 坂 戸 市 5 級 地 100 分 の10 川 越 市 川 口 市 行 田 市 所 沢 市 飯 能 市 加 須 市 春 日 部 市 羽 生 市 鴻 巣 市 上 尾 市 草 加 市 越 谷 市 戸 田 市 入 間 市 久 喜 市 三 郷 市 滑 川 町 鳩 山 町 杉 戸 町 6 級 地 100 分 の 6 熊 谷 市 7 級 地 100 分 の 3 備 考 医 師 及 び 歯 科 医 師 である 職 員 には 上 記 に 関 わらず 100 分 の16の 支 給 割 合 で 支 給 される 給 与 法 第 11 条 の5-31 -
6 住 居 手 当 (1) 概 要 借 家 若 しくは 借 間 に 居 住 し 一 定 額 (12,000 円 )を 超 える 家 賃 若 しくは 間 代 を 支 払 っている 職 員 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 11 条 の10 (2) 支 給 範 囲 ア 自 ら 居 住 するための 住 宅 ( 貸 間 を 含 む)を 借 り 受 け 月 額 12,000 円 を 超 え る 家 賃 を 支 払 っている 職 員 イ 単 身 赴 任 手 当 を 支 給 される 職 員 で 配 偶 者 等 が 居 住 するための 住 宅 を 借 り 受 け 月 額 12,000 円 を 超 える 家 賃 を 支 払 っている 職 員 又 はこれらのものと 権 衡 上 必 要 があると 認 められるものとして 市 ( 町 村 ) 規 則 で 定 めるもの (3) 支 給 額 1 アの 場 合 家 賃 が23,000 円 以 下 の 場 合 (100 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て) 家 賃 の 額 -12,000 円 家 賃 が23,000 円 を 超 える 場 合 (100 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て) 11,000 円 +( 家 賃 の 額 -23,000 円 ) 2 支 給 額 が27,000 円 を 超 える 場 合 は 27,000 円 が 支 給 額 となります 2 イの 場 合 アの 場 合 で 算 出 した 額 の1/2(100 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て) 注 家 賃 には 次 に 掲 げるものは 含 まれません 給 実 甲 第 434 号 a 権 利 金 敷 金 礼 金 保 証 金 b 電 気 ガス 水 道 等 の 料 金 c 団 地 内 の 児 童 遊 園 街 燈 その 他 の 共 同 利 用 施 設 に 係 る 負 担 金 d 店 舗 付 住 宅 の 店 舗 部 分 に 係 る 借 料 注 家 賃 と 食 費 等 を 併 せ 支 払 っている 場 合 で 家 賃 の 額 が 明 確 でないときは 次 に 掲 げる 額 を 家 賃 相 当 額 とします a 家 賃 に 食 費 等 が 含 まれている 場 合 は その 支 払 額 の100 分 の40に 相 当 す る 額 b 家 賃 に 電 気 ガス 水 道 等 の 料 金 が 含 まれている 場 合 は その 支 払 額 の 100 分 の90に 相 当 する 額 - 32 -
(4) 支 給 の 始 期 終 期 住 居 手 当 の 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 には 証 明 書 類 を 添 付 して 住 居 届 により その 居 住 の 実 情 住 宅 の 所 有 関 係 等 を 速 やかに 届 け 出 なければなりません 規 則 9-54 第 5 条 第 6 条 第 9 条 1 支 給 の 始 期 ア 新 たに 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 には その 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます イ 住 居 手 当 を 受 けている 職 員 にその 月 額 を 増 補 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 す る 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます ウ 前 記 ア イの 届 出 が 事 実 発 生 の 日 から15 日 経 過 後 になされた 場 合 は その 届 出 を 受 理 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 す る 月 )から 支 給 されます 2 支 給 の 終 期 ア 住 居 手 当 を 受 けている 職 員 が 支 給 要 件 を 欠 くに 至 った 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 の 前 月 )を もって 終 わります イ 住 居 手 当 を 受 けている 職 員 にその 月 額 を 減 額 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 は その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます - 33 -
7 通 勤 手 当 (1) 概 要 通 勤 のため 交 通 機 関 又 は 有 料 道 路 を 利 用 し その 運 賃 料 金 を 負 担 している 職 員 通 勤 のため 自 動 車 等 を 使 用 している 職 員 又 は 通 勤 のため 交 通 機 関 又 は 有 料 道 路 を 利 用 し その 運 賃 料 金 を 負 担 し かつ 自 動 車 等 を 使 用 している 職 員 に 支 給 される ものです ただし 徒 歩 により 通 勤 するものとした 場 合 の 通 勤 距 離 が 片 道 2km 以 上 ( 歩 行 困 難 な 者 等 を 除 く)であることが 必 要 です 給 与 法 第 12 条 (2) 支 給 単 位 期 間 通 勤 手 当 の 支 給 の 単 位 として6 箇 月 を 超 えない 範 囲 内 で 1 箇 月 を 単 位 として 市 ( 町 村 ) 規 則 で 期 間 を 定 めます 給 与 法 第 12 条 規 則 9-24 第 19 条 の3 第 19 条 の4 1 支 給 単 位 期 間 ア 定 期 券 を 使 用 することが 最 も 経 済 的 かつ 合 理 的 な 場 合 6 箇 月 を 限 度 とした 最 長 期 間 イ 回 数 乗 車 券 等 を 使 用 することが 最 も 経 済 的 かつ 合 理 的 な 場 合 1 箇 月 2 支 給 単 位 期 間 の 特 例 支 給 単 位 期 間 の 初 日 までに 定 年 退 職 その 他 の 離 職 長 期 間 の 研 修 勤 務 場 所 を 異 にする 異 動 等 に 伴 う 通 勤 経 路 等 の 変 更 勤 務 形 態 の 変 更 による 運 賃 等 の 変 更 その 他 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 事 由 が 生 ずることが 明 らかな 場 合 は 返 納 が 生 じないよう 当 該 支 給 単 位 期 間 を 調 整 して 設 定 することができます 3 支 給 単 位 期 間 の 開 始 ア 通 常 の 場 合 通 勤 手 当 の 支 給 が 開 始 される 月 又 は 通 勤 手 当 の 額 が 改 定 される 月 から イ 休 職 等 から 復 職 等 をした 場 合 復 職 等 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 である 場 合 にあっては そ の 日 の 属 する 月 )から ウ 長 期 出 張 等 により 月 の 初 日 から 末 日 までの 全 日 数 にわたって 通 勤 しないこと となった 職 員 が 再 び 通 勤 することとなった 場 合 再 び 通 勤 することとなった 日 の 属 する 月 から (3) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 1 普 通 交 通 機 関 等 の 場 合 その 者 の 支 給 単 位 期 間 の 通 勤 に 要 する 運 賃 等 の 額 に 相 当 する 額 ( 運 賃 等 相 当 額 ) ( 運 賃 等 相 当 額 を 支 給 単 位 期 間 の 月 数 で 除 して 得 た 額 が55,000 円 を 超 えるとき は 支 給 単 位 期 間 につき 55,000 円 に 支 給 単 位 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 ) (2 以 上 の 交 通 機 関 等 を 利 用 するものとして 当 該 運 賃 等 の 額 を 算 出 する 場 合 におい て 1 箇 月 当 たりの 運 賃 等 相 当 額 の 合 計 額 が55,000 円 を 超 えるときは その 者 の 通 勤 手 当 に 係 る 支 給 単 位 期 間 のうち 最 も 長 い 支 給 単 位 期 間 につき 55,000 円 - 34 -
に 当 該 支 給 単 位 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 ) ア 定 期 券 を 使 用 することが 最 も 経 済 的 かつ 合 理 的 であると 認 められる 普 通 交 通 機 関 等 通 用 期 間 が 支 給 単 位 期 間 である 定 期 券 の 価 額 イ 回 数 券 乗 車 券 を 使 用 することが 最 も 経 済 的 かつ 合 理 的 であると 認 められる 普 通 交 通 機 関 等 当 該 回 数 乗 車 券 等 の 通 勤 21 回 分 ( 交 代 制 勤 務 に 従 事 する 職 員 等 に あっては 平 均 1 箇 月 当 たりの 通 勤 所 要 回 数 分 )の 運 賃 等 の 額 ウ 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 普 通 交 通 機 関 等 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 額 規 則 9-24 第 8 条 第 8 条 の3 2 自 動 車 等 の 利 用 者 使 用 距 離 ( 片 道 )に 応 じた 額 ( 別 表 参 照 ) 給 与 法 第 12 条 別 表 ( 自 動 車 等 を 使 用 することを 常 例 とする 職 員 の 通 勤 手 当 額 早 見 表 ) 距 離 ( 片 道 ) 支 給 額 ( 円 ) 距 離 支 給 額 ( 円 ) (2km 以 上 ) 5km 未 満 2,000 35km 以 上 40km 未 満 21,600 5km 以 上 10km 未 満 4,200 40km 以 上 45km 未 満 24,400 10km 以 上 15km 未 満 7,100 45km 以 上 50km 未 満 26,200 15km 以 上 20km 未 満 10,000 50km 以 上 55km 未 満 28,000 20km 以 上 25km 未 満 12,900 55km 以 上 60km 未 満 29,800 25km 以 上 30km 未 満 15,800 60km 以 上 31,600 30km 以 上 35km 未 満 18,700 3 新 幹 線 鉄 道 等 の 利 用 者 1のア イの 額 に 支 給 単 位 期 間 につき 特 別 料 金 等 の 額 の2 分 の1に 相 当 する 額 を 加 算 した 額 ( 特 別 料 金 等 の1/2に 相 当 する 額 を 支 給 単 位 期 間 の 月 数 で 除 して 得 た 額 の 限 度 額 20,000 円 ) 新 幹 線 鉄 道 等 を 利 用 した 場 合 その 利 用 により 通 勤 時 間 が30 分 以 上 短 縮 される 等 の 者 に 対 して 支 給 されます 規 則 9-24 第 12 条 第 13 条 - 35 -
(4) 支 給 の 始 期 終 期 通 勤 手 当 の 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 や 支 給 要 件 を 欠 くに 至 った 場 合 又 は 任 命 権 者 を 異 にして 異 動 した 場 合 及 び 住 居 通 勤 経 路 若 しくは 通 勤 方 法 を 変 更 し 又 は 通 勤 のため 負 担 する 運 賃 等 の 額 に 変 更 があった 場 合 には 速 やかに 届 け 出 なければな りません 規 則 9-24 第 3 条 第 19 条 1 支 給 の 始 期 ア 新 たに 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 には その 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます イ 通 勤 手 当 を 受 けている 職 員 にその 額 を 増 補 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます ウ 前 記 ア イの 届 出 が 事 実 発 生 の 日 から15 日 経 過 後 になされた 場 合 は その 届 出 を 受 理 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます 2 支 給 の 終 期 ア 通 勤 手 当 を 受 けている 職 員 が 離 職 し 又 は 死 亡 した 場 合 には その 者 が 離 職 し 又 は 死 亡 した 日 の 属 する 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 の 前 月 )をもって 終 わります イ 通 勤 手 当 を 受 けている 職 員 にその 額 を 減 額 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます (5) 返 納 離 職 等 の 事 由 が 生 じた 場 合 には 支 給 単 位 期 間 のうちこれらの 事 由 が 生 じた 後 の 期 間 を 考 慮 して 市 ( 町 村 ) 規 則 で 定 める 額 を 返 納 させます 給 与 法 第 12 条 規 則 9-24 第 19 条 の2-36 -
8 単 身 赴 任 手 当 (1) 概 要 公 署 を 異 にする 異 動 又 は 在 勤 する 公 署 の 移 転 に 伴 い 転 居 し やむを 得 ない 事 情 によ り 同 居 していた 配 偶 者 と 別 居 し 単 身 で 生 活 することを 常 況 とし 通 勤 困 難 の 基 準 を 満 たす 職 員 等 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 12 条 の2 (2) 支 給 範 囲 及 び 支 給 額 市 ( 町 村 ) 規 則 で 規 定 します 支 給 額 =30,000 円 ( 基 礎 額 )+ 加 算 額 加 算 額 規 則 9-89 第 4 条 職 員 の 住 居 と 配 偶 者 との 間 の 交 通 距 離 加 算 額 100km 以 上 300km 未 満 8,000 円 300km 以 上 500km 未 満 16,000 円 500km 以 上 700km 未 満 24,000 円 700km 以 上 900km 未 満 32,000 円 900km 以 上 1,100km 未 満 40,000 円 1,100km 以 上 1,300km 未 満 46,000 円 1,300km 以 上 1,500km 未 満 52,000 円 1,500km 以 上 2,000km 未 満 58,000 円 2,000km 以 上 2,500km 未 満 64,000 円 2,500km 以 上 70,000 円 - 37 -
(3) 支 給 の 始 期 終 期 単 身 赴 任 手 当 の 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 には 証 明 書 類 を 添 付 して 単 身 赴 任 届 により 配 偶 者 等 との 別 居 の 状 況 等 を 速 やかに 届 け 出 なければなりません また 単 身 赴 任 手 当 を 受 けている 職 員 の 住 居 同 居 者 配 偶 者 等 の 住 居 等 に 変 更 があった 場 合 も 同 様 です 規 則 9-89 第 7 条 第 9 条 1 支 給 の 始 期 ア 新 たに 支 給 要 件 を 具 備 するに 至 った 場 合 には その 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 されます イ 単 身 赴 任 手 当 を 受 けている 職 員 にその 月 額 を 増 補 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます ウ 前 記 ア イの 届 出 が 事 実 発 生 の 日 から15 日 経 過 後 になされた 場 合 は その 届 出 を 受 理 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 す る 月 )から 支 給 されます 2 支 給 の 終 期 ア 単 身 赴 任 手 当 を 受 けている 職 員 が その 支 給 要 件 を 欠 くに 至 った 場 合 には その 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 の 前 月 )をもって 終 わります イ 単 身 赴 任 手 当 を 受 けている 職 員 にその 月 額 を 減 額 すべき 事 実 が 生 じた 場 合 にはそ の 事 実 の 生 じた 日 の 属 する 月 の 翌 月 (その 日 が 月 の 初 日 であるときは その 日 の 属 する 月 )から 支 給 額 が 改 定 されます - 38 -
9 特 殊 勤 務 手 当 (1) 概 要 特 勤 条 例 に 基 づき 著 しく 危 険 不 快 不 健 康 又 は 困 難 な 勤 務 その 他 著 しく 特 殊 な 勤 務 で 給 与 上 特 別 な 考 慮 を 必 要 とし かつ その 特 殊 性 を 給 料 で 考 慮 することが 適 当 でないと 認 められる 業 務 に 従 事 する 職 員 に 対 し その 勤 務 の 特 殊 性 に 応 じて 支 給 さ れるものです 給 与 法 第 13 条 (2) 手 当 の 種 類 1 市 ( 町 村 ) 税 事 務 に 従 事 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 市 ( 町 村 ) 税 の 賦 課 及 び 徴 収 の 業 務 に 従 事 したときに 支 給 されます 2 結 核 療 養 所 精 神 療 養 所 等 に 勤 務 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 結 核 療 養 所 精 神 療 養 所 又 は 病 院 の 結 核 病 棟 若 しくは 精 神 病 棟 において 患 者 に 接 する 業 務 に 従 事 したときに 支 給 されます 3 夜 間 特 殊 業 務 に 従 事 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 規 則 9-30 第 23 条 の2 消 防 職 員 ( 消 防 組 織 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 226 号 ) 第 12 条 に 規 定 する 消 防 職 員 をいう )が 深 夜 ( 午 後 10 時 後 翌 日 の 午 前 5 時 前 の 間 をいう 以 下 同 じ )にわ たり 正 規 の 勤 務 時 間 として 勤 務 した 場 合 に 支 給 されます 4 夜 間 看 護 等 の 業 務 に 従 事 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 規 則 9-30 第 24 条 市 ( 町 村 ) 立 病 院 に 勤 務 する 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 が 正 規 の 勤 務 時 間 による 勤 務 の 一 部 又 は 全 部 が 深 夜 において 行 われる 看 護 等 の 業 務 に 従 事 したときに 支 給 され ます このとき 通 勤 距 離 に 応 じて 加 算 額 が 支 給 される 場 合 があります また 市 ( 町 村 ) 立 病 院 に 勤 務 する 医 療 職 給 料 表 の 適 用 を 受 ける 職 員 のうち 市 ( 町 村 ) 長 の 定 める 職 員 が 正 規 の 勤 務 時 間 以 外 の 時 間 において 勤 務 の 時 間 帯 その 他 に 関 し 市 ( 町 村 ) 長 が 定 める 特 別 な 事 情 の 下 で 救 急 医 療 等 の 業 務 に 従 事 したときにも 支 給 されます 5 防 疫 作 業 に 従 事 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 規 則 9-30 第 12 条 防 疫 作 業 に 従 事 する 職 員 が 感 染 症 等 が 発 生 し 又 発 生 するおそれがある 場 合 におい て 感 染 症 等 患 者 若 しくは 感 染 症 等 の 疑 いのある 患 者 の 救 護 若 しくは 感 染 症 等 の 病 原 体 の 附 着 した 物 件 若 しくは 附 着 の 危 険 性 がある 物 件 の 処 理 作 業 に 従 事 したときに 支 給 されます また 感 染 症 等 の 病 原 体 を 有 する 家 畜 若 しくは 感 染 症 等 の 病 原 体 を 有 する 疑 いのあ る 家 畜 に 対 する 防 疫 作 業 に 従 事 したときにも 支 給 されます - 39 -
6 社 会 福 祉 業 務 に 従 事 する 職 員 の 特 殊 勤 務 手 当 福 祉 に 関 する 事 務 所 又 は 児 童 相 談 所 に 勤 務 する 次 の 各 号 に 定 める 職 員 で 福 祉 に 関 す る 業 務 に 従 事 したものに 対 して 支 給 されます ア 現 業 を 行 う 所 員 及 び 指 導 監 督 を 行 う 所 員 イ 身 体 障 害 者 福 祉 司 ウ 児 童 福 祉 司 (3) 特 殊 勤 務 手 当 と 調 整 額 等 との 調 整 規 則 9-30 第 32 条 給 料 の 調 整 額 や 給 料 表 において 職 務 の 特 殊 性 が 考 慮 されている 場 合 には 特 殊 勤 務 手 当 は 支 給 されません - 40 -
10 時 間 外 勤 務 手 当 (1) 概 要 正 規 の 勤 務 時 間 外 に 勤 務 することを 命 ぜられた 職 員 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 16 条 (2) 支 給 範 囲 等 正 規 の 勤 務 時 間 外 に 勤 務 した 全 時 間 に 対 して 支 給 されます ただし 管 理 職 手 当 受 給 者 には 支 給 されません 給 与 法 第 19 条 の8 (3) 支 給 額 規 則 9-97 ア 正 規 の 勤 務 時 間 が 割 り 振 られている 日 の 時 間 外 勤 務 勤 務 1 時 間 当 たりの 給 与 額 125/100 勤 務 した 時 間 数 ( 午 後 10 時 から 翌 日 の 午 前 5 時 までの 間 は さらに25/100を 加 算 し150/100) イ 週 休 日 職 員 の 休 日 等 の 時 間 外 勤 務 勤 務 1 時 間 当 たりの 給 与 額 135/100 勤 務 した 時 間 数 ( 午 後 10 時 から 翌 日 の 午 前 5 時 までの 間 は さらに25/100を 加 算 し160/100) 時 間 外 勤 務 手 当 の 支 給 割 合 は 下 記 のとおりです (1か 月 の 時 間 外 勤 務 が60 時 間 を 超 えると 時 間 外 勤 務 の 支 給 割 合 が 引 き 上 げられます ) 正 規 の 勤 務 時 間 が 割 り 振 られている 日 正 規 の 勤 務 時 間 が 割 り 振 られている 日 の 週 休 日 職 員 の 休 日 等 週 休 日 職 員 の 休 日 等 1 の 深 夜 1 深 夜 60 時 間 前 125 150 135 160 60 時 間 超 150 175 150 175 1 深 夜 とは 午 後 10 時 から 翌 日 の 午 前 5 時 までの 間 をいう (4)その 他 ア 勤 務 1 時 間 当 たりの 給 与 額 ( 給 料 ( 現 給 保 障 を 含 む)+ 地 域 手 当 )の 月 額 12 月 (38 時 間 45 分 52 週 ) イ 時 間 外 勤 務 手 当 は 毎 月 支 給 割 合 ごとに 集 計 し それぞれの1 時 間 未 満 の 端 数 に ついては 30 分 以 上 を 切 り 上 げ 30 分 未 満 を 切 り 捨 てます 給 実 甲 第 28 号 第 16 条 関 係 上 記 ア イについては 休 日 勤 務 手 当 及 び 夜 間 勤 務 手 当 についても 同 じです - 41 -
11 休 日 勤 務 手 当 (1) 概 要 職 員 の 休 日 等 において 正 規 の 勤 務 時 間 中 に 勤 務 を 命 ぜられた 職 員 に 支 給 されるもの です 給 与 法 第 17 条 (2) 支 給 範 囲 等 休 日 に 勤 務 を 命 ぜられた 職 員 に 正 規 の 勤 務 時 間 中 に 勤 務 した 全 時 間 に 対 して 支 給 されます ただし 管 理 職 手 当 受 給 者 には 支 給 されません 給 与 法 第 19 条 の8 (3) 支 給 額 規 則 9-43 第 3 条 支 給 額 = 勤 務 1 時 間 当 たりの 給 与 額 135/100 勤 務 した 時 間 数 - 42 -
12 夜 間 勤 務 手 当 (1) 概 要 正 規 の 勤 務 時 間 として 午 後 10 時 から 翌 日 の 午 前 5 時 までの 間 ( 深 夜 )に 勤 務 し た 職 員 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 18 条 (2) 支 給 範 囲 等 深 夜 における 正 規 の 勤 務 時 間 中 に 勤 務 した 全 時 間 ( 休 憩 及 び 仮 眠 時 間 を 除 いた 実 働 時 間 )に 対 して 支 給 されます 深 夜 勤 務 中 その 勤 務 が 休 日 に 当 たるものがあるとき は その 休 日 に 当 たる 部 分 に 対 しては 休 日 勤 務 手 当 が 併 給 されます ただし 管 理 職 手 当 受 給 者 には 支 給 されません 給 与 法 第 19 条 の8 (3) 支 給 額 支 給 額 = 勤 務 1 時 間 当 たりの 給 与 額 25/100 勤 務 した 時 間 数 - 43 -
13 宿 日 直 手 当 (1) 概 要 正 規 の 勤 務 時 間 外 若 しくは 休 日 等 における 正 規 の 勤 務 時 間 中 に 宿 直 又 は 日 直 勤 務 をした 場 合 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 19 条 の2 (2) 支 給 額 規 則 9-15 第 2 条 手 当 額 平 日 の 宿 日 直 5 時 間 未 満 の 宿 日 直 半 日 勤 務 から 引 き 続 く 宿 日 直 一 般 の 宿 日 直 4,200 円 2,100 円 6,300 円 医 師 歯 科 医 師 の 行 う 宿 日 直 特 殊 な 業 務 を 主 と して 行 う 宿 日 直 20,000 円 10,000 円 30,000 円 7,200 円 3,600 円 10,800 円 上 記 の 金 額 を 超 えない 範 囲 内 で 市 ( 町 村 ) 規 則 で 規 定 します - 44 -
14 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 (1) 概 要 管 理 職 手 当 を 支 給 されている 職 員 が 臨 時 又 は 緊 急 の 必 要 その 他 の 公 務 の 運 営 の 必 要 により 週 休 日 又 は 職 員 の 休 日 及 びそれ 以 外 の 日 の 午 前 0 時 から 午 前 5 時 までの 間 に 勤 務 した 場 合 に 支 給 されるものです 給 与 法 第 19 条 の3 (2) 支 給 額 管 理 監 督 職 員 が 臨 時 又 は 緊 急 の 必 要 その 他 の 公 務 の 運 営 の 必 要 により 週 休 日 等 に 勤 務 をした 場 合 は その 者 には 勤 務 1 回 につき 12,000 円 を 超 えない 範 囲 内 において 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 を 支 給 する また 管 理 監 督 職 員 が 災 害 への 対 処 その 他 の 臨 時 又 は 緊 急 の 必 要 により 週 休 日 等 以 外 の 日 の 午 前 0 時 から 午 前 5 時 までの 間 であって 正 規 の 勤 務 時 間 以 外 の 時 間 に 勤 務 した 場 合 は 勤 務 1 回 につき 6,000 円 を 超 えない 範 囲 内 において 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 を 支 給 する 規 則 9-93 第 2 条 - 45 -
15 期 末 手 当 (1) 概 要 基 準 日 (6 月 1 日 12 月 1 日 )に 在 職 する 職 員 及 び 基 準 日 前 1 箇 月 以 内 に 退 職 又 は 死 亡 した 職 員 等 に 対 して 支 給 されるものです 給 与 法 第 19 条 の4 (2) 支 給 範 囲 規 則 9-40 第 1 条 1 基 準 日 に 在 職 する 職 員 ただし 次 の 者 には 支 給 されません a 無 給 休 職 者 b 刑 事 休 職 者 c 停 職 者 d 臨 時 又 は 非 常 勤 職 員 e 専 従 休 職 者 f 無 給 派 遣 職 員 g 育 児 休 業 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 箇 月 以 内 の 期 間 において 勤 務 した 期 間 ( 年 次 休 暇 特 別 休 暇 等 も 含 む)がない 職 員 h 自 己 啓 発 休 業 をしている 職 員 i 配 偶 者 同 行 休 業 職 員 2 基 準 日 前 1 箇 月 以 内 に 退 職 等 をした 職 員 規 則 9-40 第 2 条 ただし 次 の 者 には 支 給 されません a 退 職 又 は 死 亡 した 日 において 上 記 1のaからiまでに 掲 げる 職 員 であった 者 b 退 職 の 後 基 準 日 までの 間 に 条 例 の 適 用 を 受 ける 職 員 又 は 条 例 の 適 用 を 受 けな い 市 ( 町 村 ) 費 支 弁 の 職 員 となった 者 c 退 職 後 引 き 続 き 国 又 は 他 の 地 方 公 共 団 体 の 職 員 となった 者 ( 注 b cにおける 職 員 とは 常 勤 若 しくは 再 任 用 短 時 間 勤 務 職 員 に 限 る ) 注 一 定 の 要 件 に 該 当 する 場 合 は 不 支 給 若 しくは 一 時 差 し 止 め 処 分 となります 給 与 法 第 19 条 の5 第 19 条 の6-46 -
(3) 支 給 額 給 与 法 第 19 条 の4 支 給 額 =( 給 料 の 月 額 ( 現 給 保 障 を 含 む)+ 扶 養 手 当 + 地 域 手 当 + 加 算 額 ア ) 支 給 率 イ 支 給 割 合 ウ ア 加 算 額 加 算 額 とは 職 務 の 複 雑 困 難 及 び 責 任 の 度 等 を 考 慮 して 給 料 の 月 額 及 びこれに 対 する 地 域 手 当 の 月 額 の 合 計 額 に20/100を 超 えない 範 囲 内 で 市 ( 町 村 ) 規 則 で 定 める 割 合 を 乗 じて 得 られる 額 です 加 算 を 受 ける 者 及 び 割 合 は 市 ( 町 村 ) 規 則 で 定 めます ( 参 考 ) 規 則 9-40 第 4 条 の3 俸 給 表 職 務 の 級 加 算 割 合 行 政 ( 一 ) 8 級 以 上 100 分 の20 税 務 7 級 6 級 100 分 の15 5 級 4 級 100 分 の10 3 級 100 分 の 5 医 師 ( 一 ) 5 級 100 分 の20 4 級 3 級 100 分 の15 2 級 100 分 の10 1 級 100 分 の 5 イ 支 給 率 再 任 用 職 員 以 外 の 職 員 基 準 日 支 給 日 支 給 率 ( 一 般 職 員 ) 本 表 平 成 21 年 5 月 29 日 施 行 支 給 率 ( 特 定 管 理 職 員 ) 6 月 1 日 6 月 30 日 122.5/100 102.5/100 12 月 1 日 12 月 10 日 137.5/100 117.5/100 再 任 用 職 員 基 準 日 支 給 日 支 給 率 ( 再 任 用 職 員 ) 支 給 率 ( 特 定 管 理 職 員 ) 6 月 1 日 6 月 30 日 65/100 55/100 12 月 1 日 12 月 10 日 80/100 70/100 特 定 管 理 職 員 とは 国 においては 行 政 ( 一 )7 級 相 当 以 上 で 俸 給 の 特 別 調 整 額 の 区 分 が 一 種 または 二 種 の 官 職 を 占 める( 本 省 庁 の 課 室 長 級 の) 職 員 をいいま す 給 与 法 第 19 条 の4 一 般 職 員 よりも 勤 務 実 績 等 に 応 じた 給 与 の 支 給 を 重 視 する - 47 -