Volume Data Visualizer for Google Earth (VDVGE) User s Manual 1.1.7 April 2014
Google Earth は Google 社 の 登 録 商 標 です 本 ソフトウェアは GPL Ver3.0 に 準 拠 致 します 本 ソフトウェアの 一 部 のソースコード は Qt SDK に 付 属 のサンプルプログラムを 改 変 して 使 用 しており 対 象 となるファイル についてはソースコードのヘッダ 部 に 明 記 してあります Copyright (c) 2012-2014 Shintaro KAWAHARA Copyright (c) 2012-2014 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC) 1
Table of Contents 1. ソフトウェアの 概 要... 4 2. 動 作 環 境... 5 3. 入 力 可 能 なデータ 形 式... 5 4. 実 行 ファイルの 作 成... 6 4.1 開 発 環 境 のセットアップ... 6 4.2 Qt Creator を 用 いたコンパイル 方 法... 8 4.3 コマンドラインからのコンパイル 方 法... 8 5. VDVGE を 実 行 する... 10 5.1 実 行 ファイル... 10 5.2 実 行 前 の 注 意... 10 5.3 関 連 ファイルの 準 備... 10 5.3.1 FFMPEG による 動 画 出 力 機 能 を 使 用 する... 10 5.3.2 地 形 表 示 機 能 を 使 用 する... 11 5.3.3 海 岸 線 表 示 機 能 を 使 用 する... 12 5.4 VDVGE の 実 行... 15 6. 各 部 機 能 の 説 明... 16 6.1 File メニュー... 16 6.2 Export メニュー... 17 6.3 Settings メニュー... 17 6.4 プレビューウィンドウ... 18 6.5 コントロールパネル... 20 Colormap Editor... 20 Preferences: Visualization Settings... 22 Preferences: Data Settings... 25 2
Preferences: Topo Settings... 27 Preferences: Misc Settings... 29 File Information... 31 7. サンプルファイルを 用 いたコンテンツ 作 成 例... 32 7.1 データの 読 み 込 み... 32 7.2 データレンジの 設 定... 33 7.3 高 度 の 伸 長 率 を 変 更 する... 34 7.4 カラーマップの 設 定... 36 7.5 Google Earth 用 ファイルの 出 力... 37 7.6 Google Earth での 表 示... 39 8. 出 力 したコンテンツファイルの 公 開... 40 8.1 ダウンロード 用 ファイルの 作 成 による 公 開... 40 8.2 Google Earth API を 用 いた Web ページ 内 への 埋 め 込 みによる 公 開... 40 3
1. ソフトウェアの 概 要 Volume Data Visualizer for Google Earth (VDVGE) は 地 球 科 学 関 連 のデータ 用 可 視 化 ソフトウェア GrADS で 用 いられる 形 式 の 三 次 元 データを Google Earth で 表 示 可 能 な データ 形 式 にて 可 視 化 出 力 するソフトウェアです GUI による 簡 単 な 操 作 で EXTRAWING で 用 いられているような Google Earth 上 でのボリュームレンダリング 風 表 現 を 含 むコンテンツファイルを 出 力 することができます 4
2. 動 作 環 境 VDVGE は マルチプラットフォームの GUI ツールキット Qt を 用 いて 開 発 されていま す コンパイルおよび 動 作 確 認 は 以 下 の 環 境 で 行 っています OS ハードウェア Microsoft Windows Vista / 7 / 8 Mac OS X Linux OpenGL 1.2 以 上 が 動 作 可 能 なグラフィックスハードウェア また 本 ソフトウェアで 出 力 した Google Earth 用 ファイルは 以 下 のバージョンの Google Earth で 正 常 に 表 示 されることを 確 認 しています Google Earth Ver. 5 以 上 3. 入 力 可 能 なデータ 形 式 VDVGE で 読 み 込 み 可 能 な GrADS 用 データ(GrADS Data Descriptor File)には 以 下 の 制 限 があります DSET で 指 定 するデータファイルのフォーマットは 書 式 なし FORTRAN ( 単 精 度 実 数 )のみ 入 力 可 能 な 物 理 量 は 単 一 スカラー 場 のみ また 本 ソフトウェアでは GrADS コントロールファイルのパラメータの 内 鉛 直 方 向 成 分 (ZDEF) について 単 位 を 高 度 (メートルまたはキロメートル)として 扱 っています 気 圧 等 他 の 単 位 での 扱 いとなっている 場 合 は ZDEF の 単 位 が 高 度 になるよう 変 換 した データを 入 力 データとして 使 用 してください 5
4. 実 行 ファイルの 作 成 本 ソフトウェアは 基 本 的 にはソースコードでの 配 布 となりますが Windows 用 および Mac OS X 用 については 実 行 可 能 なバイナリも 配 布 しています ソースコードからのコンパイルが 不 要 な 場 合 は 次 章 に 進 んでください 4.1 開 発 環 境 のセットアップ ソースコードからのコンパイルには Qt4 が 必 要 となります Qt 自 体 の 最 新 版 は Qt5 です が Qt5 ではコンパイルできません 本 マニュアル 作 成 時 における Qt4 の 最 新 バージョ ンは 4.8.5 です 以 下 では Qt の 統 合 開 発 環 境 である Qt Creator のセットアップにつ いても 併 せて 記 載 していますが qmake および make を 使 ってコマンドラインからコン パイルする 場 合 は インストールしなくても 問 題 ありません Windows の 場 合 Qt Project (http://qt-project.org) より Qt libraries 4.8.5 for Windows (MinGW 4.4) Qt Creator for Windows を 取 得 し インストールします Qt libraries 4.8.5 は MinGW 4.4 を 使 ってコンパイル されているため 使 用 するためには 最 新 版 の MinGW ではなく MinGW 4.4 を 別 途 入 手 する 必 要 があります(Qt Project の Web ページでは 現 在 配 布 されていません) また MinGW には OpenGL の 拡 張 機 能 を 使 用 するためのヘッダファイル glext.h が 含 まれていないため 最 新 のファイルを http://www.opengl.org/registry/api/glext.h よ り 取 得 し 適 切 なディレクトリに 配 置 します MinGW を C: MinGW にインストールし た 場 合 の 配 置 は C: MinGW include GL glext.h となります Mac OS X の 場 合 以 下 の 環 境 にてコンパイルおよび 実 行 を 確 認 しています MacBook Air 13-inch, Mid 2011 OS: Mac OS X 10.7.5 (Lion) 6
まず Apple Developer (https://developer.apple.com/downloads/index.action) より Xcode 4.6.3 を 取 得 しインストールします( 要 AppleID) バージョン 4.3 以 上 の Xcode では make 等 のコマンドラインツールが 自 動 ではインスト ールされないため Xcode 起 動 後 にメニューから[Xcode]-[Preferences]-[Downloads] を 選 択 し Command Line Tools をインストールしておきます 次 に Qt Project (http://qt-project.org) より Qt libraries 4.8.5 (ソースコード) を 取 得 し Qt libraries をソースコードからコンパイルします % tar xvzf qt-everyone-opensource-src-4.8.5.tar.gz % cd qt-everyone-opensource-src-4.8.5 %./configure prefix $HOME/Qt485 arch x86_64 platform macx-g++ -opensource % make % make j1 install インストール 先 を $HOME/Qt485 にする 場 合 環 境 変 数 の 設 定 として $HOME/.profile に 以 下 の 行 を 追 加 します(bash の 場 合 ) PATH=$HOME/Qt485/bin:$PATH export PATH Qt Creator についてはインストーラ 形 式 のものを 使 用 しても 構 いません Linux の 場 合 Cent OS 5.9 (Stable)の 場 合 について 説 明 します 7
Qt libraries 4.8.5 Qt Creator をインストールします Qt Creator についてはパッケージマネージャからのインストー ルでも 構 いませんが パッケージマネージャからインストールできる Qt libralies のバー ジョンは 古 いため ソースコードからインストールします % tar xvzf qt-everyone-opensource-src-4.8.5.tar.gz % cd qt-everyone-opensource-src-4.8.5 %./configure prefix $HOME/Qt485 release -opensource % make % make j1 install インストール 先 を $HOME/Qt485 にする 場 合 環 境 変 数 の 設 定 として $HOME/.profile に 以 下 の 行 を 追 加 します(bash の 場 合 ) PATH=$HOME/Qt485/bin:$PATH export PATH 4.2 Qt Creator を 用 いたコンパイル 方 法 1) ダウンロードしたソースコードを 任 意 の 場 所 に 展 開 します 2) Qt Creator を 起 動 し ソースコードディレクトリ 内 にある Qt プロジェクトファイ ル VDVGE.pro を 開 きます 必 要 があればビルド 場 所 等 の 設 定 をします 3) ビルドメニューからプロジェクト VDVGE をビルドします 4.3 コマンドラインからのコンパイル 方 法 VDVGE.pro があるディレクトリに 移 動 し 以 下 のコマンドを 実 行 します 環 境 によっ 8
ては qmake ではなく qmake-qt4 というコマンド 名 になっている 場 合 もあります Windows の 場 合 % qmake % make f Makefile.Release Mac OS X の 場 合 % qmake spec macx-g++ % make Linux の 場 合 % qmake % make 9
5. VDVGE を 実 行 する 5.1 実 行 ファイル Windows の 場 合 ビルドディレクトリ 内 にある VDVGE.exe が 実 行 ファイルです Mac OS X の 場 合 ビルドディレクトリで 以 下 のコマンドを 実 行 します % open VDVGE.app Linux の 場 合 ビルドディレクトリ 内 にある VDVGE が 実 行 ファイルです 5.2 実 行 前 の 注 意 Windows の 場 合 のみですが 実 行 時 にパスの 通 ったディレクトリに 以 下 の DLL が 存 在 する 必 要 があります QtCore4.dll QtGui4.dll QtOpenGL4.dll mingwm10.dll libgcc_s_dw2-1.dll 5.3 関 連 ファイルの 準 備 動 画 出 力 機 能 地 形 モデルデータ 表 示 機 能 海 岸 線 表 示 機 能 を 使 用 する 場 合 には 別 途 外 部 プログラムやデータが 必 要 です VDVGE の 配 布 パッケージにそれらは 含 まれていま せんので 必 要 に 応 じてインストールします 5.3.1 FFMPEG による 動 画 出 力 機 能 を 使 用 する メニューの [Export]-[Movie] から 動 画 出 力 機 能 を 使 用 する 場 合 には ffmpeg を 適 切 な 場 所 にインストールする 必 要 があります Windows の 場 合 は VDVGE の 実 行 ファ 10
イル( VDVGE.exe )と 同 じ 場 所 に ffmpeg の 実 行 ファイル ffmpeg.exe を 置 いてくだ さい Linux および Mac OS X の 場 合 は ffmpeg の 実 行 ファイルがあるディレクトリ にパスを 通 してください 5.3.2 地 形 表 示 機 能 を 使 用 する 地 形 表 示 機 能 を 使 用 する 場 合 には 対 応 した 地 形 データをインストールする 必 要 があ ります 使 用 可 能 なデータは ETOPO1, ETOPO2, ETOPO5 ですが 全 てのデータを インストールする 必 要 はありません 必 要 に 応 じて 適 宜 インストールしてください 各 地 形 データの 入 手 方 法 は 以 下 の 通 りです 1. ETOPO1 ETOPO1 1 Arc-Minute Global Relief Model (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/global/global.html) より 以 下 のアーカイブを 入 手 します etopo1_ice_g_i2.zip (ETOPO1 ice surface, grid-registered, 2-byte/16-bit integer) 展 開 してできた etopo1_ice_g_i2.bin を 使 用 します 2. ETOPO2 2-Minute Gridded Global Relief Data (ETOPO2v2) (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/global/etopo2.html) より 以 下 のアーカイブを 入 手 します ETOPO2v2g_i2_LSB.zip (grid-registered, 2-byte/16-bit integer, littleendian) 展 開 してできた ETOPO2v2g_i2_LSB.bin を 使 用 します 3. ETOPO5 ETOPO5 5-minute gridded elevation data (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/global/etopo5.html) より 以 下 のファイルを 入 手 します 11 ETOPO5.DOS
(cell-centered, 2-byte/16-bit integer, littleendian) 入 手 した ETOPO5.DOS をそのまま 使 用 します Windows および Linux の 場 合 は VDVGE の 実 行 バイナリ( VDVGE.exe )と 同 じ 場 所 に 地 形 データファイルを 配 置 することで 利 用 可 能 となります Mac OS X の 場 合 も VDVGE の 実 行 ファイルと 同 じ 場 所 になりますが 実 行 ファイル の 場 所 が VDVGE.app/Contents/MacOS/ になることに 注 意 してください 各 データフ ァイルのファイル 名 は 変 更 しないでください 5.3.3 海 岸 線 表 示 機 能 を 使 用 する 海 岸 線 表 示 機 能 を 使 用 する 場 合 には 対 応 した 海 岸 線 データをインストールする 必 要 があります 海 岸 線 データは GEODAS Desktop Coastlines Extractor を 使 って 作 成 し たものを 使 用 します Coastlines Extractor は Windows 用 のソフトウェアであるため この 作 業 は Windows で 行 います World Data Service for Geophysics: Shoreline/Coastline Resources (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/shorelines/shorelines.html) 内 の GEODAS-NG Desktop Software (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/geodas/geodas.html) より GEODAS Coastlines (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/dat/geodas/coastlines/littleendian/coast41.zip) GEODAS-NG Software Ver 1.1.2 (http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/dat/geodas/software/mswindows/ geodas-ng_setup.exe) を 取 得 します GEODAS-NG Software についてはインストーラ 形 式 になっています ので インストール 後 GEODAS Coastline Extractor を 起 動 します メニューから [CoastLines+]-[GEODAS CoastLines] をクリックし coast41.zip を 12
展 開 したディレクトリ(hersey.b00 のあるディレクトリ)を 選 択 します 次 に メニューから [File]-[Plot] を 選 択 します 警 告 を 示 すウィンドウが 表 示 され ますが Accept して 先 に 進 み 表 示 したい 範 囲 を 入 力 します 全 球 分 のデータを 作 成 しますので 以 下 のように 指 定 します 海 岸 線 の 選 択 では World Vector Shoreline を 解 像 度 については 任 意 の 解 像 度 を 選 択 します メニューから [File]-[Save As]-[Output Coastline File Format] を 選 択 し 出 力 フ ォーマットとして GMT/ASCII Coast Format を 指 定 します 出 力 ファイル 名 は 何 で も 構 いませんが VDVGE では coastline.dat という 名 前 のファイルをデフォルトと して 使 用 します 13
Windows および Linux の 場 合 は VDVGE の 実 行 バイナリ( VDVGE.exe )と 同 じ 場 所 に 作 成 した 海 岸 線 データファイルを 配 置 してください Mac OS X の 場 合 も VDVGE の 実 行 ファイルと 同 じ 場 所 (VDVGE.app/Contents/MacOS/)への 配 置 となります VDVGE が 自 動 的 に 認 識 する 海 岸 線 データファイルの 名 前 は coastline.dat です coastline.dat が 見 つからない 場 合 に 海 岸 線 表 示 を 有 効 にすると 海 岸 線 データファ イルの 選 択 ウィンドウが 表 示 されます GMT/ASCII Coast Format は 下 図 のように 区 切 り 文 字 > でセグメントごとに 分 割 された 緯 度 経 度 の 組 から 構 成 されたテキストファイルです Coastlines Extractor で 作 成 したデータでなくても 都 市 部 における 建 物 道 路 の 境 界 線 など ユーザが 用 意 した 独 自 のデータを 使 用 することも 可 能 です > 緯 度 経 度 緯 度 経 度 緯 度 経 度 > 緯 度 経 度 緯 度 経 度 14
5.4 VDVGE の 実 行 VDVGE を 実 行 すると 下 図 のようなウィンドウが 開 きます 基 本 的 な 使 用 法 としては 1) GrADS Descriptor File のオープン 2) 各 種 パラメータの 設 定 3) KML+COLLADA 形 式 でのエクスポート 4) Google Earth 上 での 表 示 確 認 となります 各 部 の 機 能 については 次 章 で 説 明 します 15
6. 各 部 機 能 の 説 明 6.1 File メニュー Open GrADS File GrADS Descriptor File を 開 く Save Settings 設 定 の 保 存 ( 1) Load Settings 保 存 した 設 定 の 読 み 込 み ( 2) Save Color Table カラーマップの 保 存 ( 1) Load Color Table カラーマップの 読 み 込 み ( 2) Exit VDVGE を 終 了 します 1 保 存 したファイルの 拡 張 子 は *.save になります 2 設 定 をロードする 前 に 対 象 となるデータファイルをあらかじめ 読 み 込 んでおく 必 要 があります 16
6.2 Export メニュー KML+COLLADA Google Earth 用 ファイルの 出 力 ( 1 2) Sequential Images プレビュー 部 の 表 示 を 連 番 画 像 として 出 力 ( 3) Movie Windows Media Video 形 式 での 動 画 出 力 ( 4) 1 kmz 形 式 での 出 力 には 対 応 していません 出 力 されたファイル 群 を ZIP 圧 縮 し 圧 縮 した ファイルの 拡 張 子 を zip から kmz に 変 更 することで 対 応 してください 2 出 力 される 画 像 のフォーマットは PNG 形 式 になります 3 ffmpeg がインストールされている 場 合 のみ 6.3 Settings メニュー Viewer Size プレビューウィンドウの 表 示 サイズの 指 定 KML Image Size KML 出 力 時 の 最 大 イメージサイズの 指 定 Font フォントの 設 定 (カラーバー 時 刻 表 示 )( 1) 1 プレビュー 画 面 のみの 変 更 になります 17
6.4 プレビューウィンドウ プレビューウィンドウでのマウスおよびキーボード 操 作 は 以 下 の 通 りです マウス 操 作 左 ボタンドラッグ 右 ボタンドラッグ ホイールの 回 転 シフトキーを 押 しながら 左 ボタンドラッグ 左 ダブルクリック プレビューウィンドウでの 動 作 データの 回 転 データの 前 後 方 向 への 移 動 データの 水 平 移 動 背 景 色 の 変 更 キーボード 操 作 プレビューウィンドウでの 動 作 F1 ウィンドウ 表 示 /フルスクリーン 表 示 の 切 り 替 え F2 データの 表 示 方 法 の 切 り 替 え( 箱 型 表 示 地 球 儀 表 示 ) F3 コントロールパネルの 表 示 / 非 表 示 の 切 り 替 え A 時 系 列 アニメーションの 開 始 / 停 止 C スナップショット 画 像 の 作 成 ESC VDVGE の 終 了 時 系 列 データについては プレビューウィンドウの 下 部 に 表 示 されるタイムコントロー ルバーを 使 って 時 系 列 データの 現 在 時 刻 を 変 更 することができます 再 生 ボタン(または A キー)を 押 すことにより 時 系 列 アニメーションの 繰 り 返 し 再 生 の 開 始 および 停 止 がで きます 18
また プレビューウィンドウ 上 部 のボタンで 自 由 視 点 / 固 定 視 点 の 切 り 替 えおよび 投 影 法 ( 透 視 投 影 / 正 射 影 )の 切 り 替 えができます プレビューウィンドウでの 表 示 時 には 表 示 の 高 速 化 のためにオリジナルデータをリサイ ズしたものを 使 用 します デフォルトの 設 定 では リサイズ 後 のデータサイズは 128 128 64 です これを 変 更 するには VDVGE の 実 行 ディレクトリ(Windows の 場 合 ) または ホームディレクトリ(Linux, MacOS の 場 合 )にある VDVGE.ini という 名 称 のファイルを 編 集 して MAX_TEX3D_W MAX_TEX3D_H MAX_TEX3D_D の 値 を 編 集 してください VDVGE.ini は VDVGE の 初 回 起 動 時 に 生 成 されます MAX_TEX3D_W MAX_TEX3D_H MAX_TEX3D_D に 記 述 する 値 は 2^n である 必 要 があります 19
6.5 コントロールパネル タブの 切 り 替 えにより コントロールパネルの 各 機 能 を 表 示 します Colormap Editor 20
Color Editor カラーマップの 設 定 をします コントロールポイントの 操 作 はマウスにより 行 います コントロールポイントをマウスの 左 ボタンでドラッグすることで コントロールポイ ントを 移 動 することができます また 任 意 の 場 所 でマウスの 左 ボタンをクリックす ることでコントロールポイントの 追 加 コントロールポイント 上 でマウスの 右 ボタン をクリックすることでコントロールポイントの 削 除 ができます 変 更 されたカラーマ ップの 情 報 は プレビューウィンドウの 表 示 に 反 映 されます Sample Color Tables カラーマップ 上 でマウスの 左 ボタンをクリックすることにより カラーマップエディ タにプリセットのカラーマップをロードします 21
Preferences: Visualization Settings ボリュームレンダリング カラースライス 等 値 線 の 設 定 をします Volume Render ボリュームレンダリングの 各 軸 方 向 のスライスの 表 示 / 非 表 示 の 切 り 替 え および 各 軸 方 向 のスライス 面 数 を 設 定 します 22
Color Slice 各 軸 方 向 のカラースライスの 表 示 / 非 表 示 の 切 り 替 え および 各 軸 方 向 のカラースライ スの 位 置 を 設 定 します アルファチャンネルの 有 効 / 無 効 の 切 り 替 えや スライス 全 体 の 不 透 明 度 についても 設 定 することができます 各 軸 方 向 のカラースライスの 位 置 に ついて テキストボックスから 数 値 を 直 接 入 力 した 場 合 はリターンキーを 押 して 入 力 を 確 定 させてください 23
Contour Line 各 軸 方 向 の 等 値 線 の 表 示 / 非 表 示 の 切 り 替 えおよび 等 値 線 を 描 画 する 各 軸 方 向 の 位 置 を 設 定 します 等 値 線 の 描 画 対 象 となるデータ 範 囲 等 値 線 の 間 隔 等 値 線 の 線 幅 につ いても 設 定 することができます 等 値 線 を 描 画 するデータ 範 囲 については 任 意 に 設 定 できますが Preferences: Data Settings で 設 定 したデータ 範 囲 内 の 等 値 線 のみが 描 画 されます テキストボックスから 数 値 を 直 接 入 力 した 場 合 はリターンキーを 押 して 入 力 を 確 定 させてください 24
Preferences: Data Settings データ 時 間 Z 軸 に 関 する 設 定 をします Data Range データの 最 小 値 と 最 大 値 を 設 定 します 数 値 入 力 後 はリターンキーを 押 して 入 力 を 確 定 させてください リセットボタンで 初 期 値 に 戻 すことができます 25
Time Range 時 系 列 データの 開 始 時 刻 と 終 了 時 刻 を 設 定 します 数 値 入 力 後 はリターンキーを 押 し て 入 力 を 確 定 させてください Z Scale 鉛 直 方 向 の 単 位 (メートルまたはキロメートル) および 伸 長 率 ( 最 大 100 倍 )を 設 定 しま す 26
Preferences: Topo Settings 地 形 および 海 岸 線 表 示 の 設 定 を 行 います Topography 地 形 表 示 に 関 する 設 定 をします 適 切 な 場 所 に 地 形 データファイルがインストールさ れている 場 合 のみ 有 効 となります 地 形 データとしては ETOPO1, ETOPO2, ETOPO5 が 使 用 できますが 描 画 速 度 の 低 下 を 防 ぐため 入 力 データの 緯 度 経 度 範 囲 に 基 づき 使 用 可 能 なデータセットのみが 選 択 可 能 となります 例 えば サンプルデータを 使 用 する 場 合 は ETOPO5 または ETOPO2 が 選 択 可 となりますが 全 球 データの 場 合 はいずれの 地 形 モデルも 選 択 不 可 となります 27
Coastline 海 岸 線 表 示 に 関 する 設 定 をします 適 切 な 場 所 に 海 岸 線 データファイルがインストー ルされている 場 合 はそれを 使 用 しますが そうでない 場 合 は 海 岸 線 データファイルの 選 択 を 求 められます 地 形 表 示 と 違 い 入 力 データの 緯 度 経 度 範 囲 に 関 係 なく 表 示 可 能 です 28
Preferences: Misc Settings バウンディングボックス カラーバー 時 刻 表 示 の 設 定 を 行 います Visual Effects バウンディングボックス カラーバー 時 刻 の 表 示 / 非 表 示 を 切 り 替 えます 29
Bounding Box バウンディングボックスの 数 値 ( 緯 度 経 度 および 高 度 )の 表 示 / 非 表 示 を 切 り 替 えます ColorBar カラーバーの 種 類 ( 水 平 表 示 / 垂 直 表 示 アルファチャンネルの 表 示 / 非 表 示 )の 切 り 替 え カラーバーの 数 値 ( 小 数 点 以 下 の 表 示 桁 数 )の 設 定 カラーバーの 目 盛 ( 目 盛 の 数 線 種 ) の 設 定 を 行 います Logo 選 択 したロゴ 画 像 (PNG 形 式 )の KML ファイルへの 挿 入 / 非 挿 入 を 切 り 替 えます 30
File Information GrADS ファイルの 簡 単 な 情 報 を 表 示 します データ 領 域 はワールドマップ 上 の 赤 い 矩 形 で 示 されます 領 域 が 狭 い 場 合 は 表 示 されません 31
7. サンプルファイルを 用 いたコンテンツ 作 成 例 ここでは 公 式 ページからダウンロードできるサンプルファイル(vdvge-sample.zip)を 使 って Google Earth 用 コンテンツファイルを 作 成 する 方 法 を 紹 介 します このサンプルファイルは 大 気 大 循 環 モデル AFES(AGCM for Earth Simulator)により 出 力 されたシミュレーションデータ 中 の 1 パラメータ( 雲 水 量 )について 日 本 近 海 のみの 切 り 出 し 間 引 きを 行 ったものです 簡 単 な 操 作 で 地 表 面 に 対 して 水 平 なスライス 面 群 の 積 層 によるボリュームレンダリング 風 表 現 (Volume Render: Z-Slices)を 使 ったコン テンツファイルを 作 成 できます 7.1 データの 読 み 込 み メニューから [File]-[Open GrADS File] を 選 択 します サンプルファイルを 展 開 したディレクトリにある minicldwxl17.ctl を 開 きます 32
データ 読 み 込 み 直 後 の 表 示 は 下 図 のようになります 7.2 データレンジの 設 定 可 視 化 対 象 とするデータレンジを 決 定 します データレンジの 設 定 は Preferences: Data Settings: Data Range で 行 います 33 Data Range では 可 視 化 対 象 とするデータの 下 限 値 と 上 限 値 を 設 定 できます ここでは
上 限 値 を 下 図 のように 変 更 します 入 力 した 数 値 はリターンキーで 確 定 する 必 要 があ ります カラーバーの 数 値 も 変 化 したことを 確 認 してください 7.3 高 度 の 伸 長 率 を 変 更 する 実 高 度 で 表 現 した 場 合 大 気 層 は 薄 いため 鉛 直 方 向 の 構 造 が 見 えません そこで 高 度 方 向 の 伸 張 率 を 変 更 して 見 やすくします 伸 張 率 の 設 定 は Preferences: Data Settings: Z Scale で 行 うことができます Preferences: Data Settings: Z Scale では 高 度 の 単 位 と 伸 長 率 の 設 定 ができます シミュレーションデータに 合 わせて 高 度 の 単 位 (m または km)を 選 択 し スライダーバ ーで 伸 張 率 (1~100 倍 )を 変 更 します サンプルデータの 鉛 直 方 向 の 単 位 はキロメート ルとなっていますので KiloMeter を 選 択 します 伸 張 率 は 20 倍 程 度 に 設 定 します 34
ここまでの 操 作 で 下 図 のような 表 示 になります 35
7.4 カラーマップの 設 定 カラーマップエディタ 上 で コントロールポイントをドラッグして 設 定 します コントロールポイント 上 でマウスの 右 ボタンをクリックするとコントロールポイント の 削 除 何 もないところで 左 ボタンをクリックするとコントロールポイントを 追 加 で きます ここでは 不 透 明 度 のみを 設 定 します ここまでの 操 作 で 下 図 のような 表 示 になります 36
F2 キーで 地 球 儀 表 示 に 切 り 替 えると 下 図 のような 表 示 になります 7.5 Google Earth 用 ファイルの 出 力 メニューから [Export]-[KML+COLLADA] を 選 択 します Google Earth 用 ファイルを 出 力 するディレクトリを 選 択 します ファイル 名 は 指 定 で きません 出 力 が 完 了 すると doc.kml という 名 前 のファイルと files という 名 前 のディレクトリが 作 成 されます 37
38
7.6 Google Earth での 表 示 出 力 された doc.kml を Google Earth で 読 み 込 み 正 しく 表 示 されることを 確 認 し ます ここでは VDVGE の 標 準 設 定 である Volume Render: Z-Slices のみを 使 用 しましたが 複 数 の 可 視 化 手 法 を 適 用 した 場 合 最 も 優 先 度 の 高 いもののみが 表 示 されます(Volume Render: Z-Slices の 優 先 度 は 最 上 位 です) その 他 の 可 視 化 結 果 への 切 り 替 えは Google Earth のツールバーを 使 用 して 行 います 39
8. 出 力 したコンテンツファイルの 公 開 出 力 した Google Earth 用 コンテンツファイルをインターネットで 公 開 することにより 閲 覧 者 は 可 視 化 結 果 を 自 由 な 視 点 で 観 察 することができるようになります ここでは 出 力 した Google Earth 用 コンテンツファイルをインターネットで 公 開 する 二 つの 方 法 に ついて 説 明 します 8.1 ダウンロード 用 ファイルの 作 成 による 公 開 出 力 したコンテンツファイルは doc.kml という 名 前 のファイルと files という 名 前 のディレクトリの 二 つから 構 成 されます これらのファイルを kmz という 拡 張 子 の 一 つのファイルにまとめることで ダウンロードに 適 した 形 にします 拡 張 子 kmz のファイルの 実 体 は ZIP 形 式 の 圧 縮 ファイルです doc.kml と files を 任 意 のアーカイバを 用 いて 一 つのファイルに ZIP 圧 縮 し 拡 張 子 を *.zip から *.kmz に 変 更 します この 際 kmz ファイル 内 の 先 頭 に doc.kml が 配 置 される よう doc.kml 単 体 でアーカイブした 後 files を 追 加 する 必 要 があります ダウンロードした KMZ ファイルは Google Earth で 直 接 読 み 込 むことができます 8.2 Google Earth API を 用 いた Web ページ 内 への 埋 め 込 みによる 公 開 Google Earth API を 用 いることで Google Earth の 表 示 を Web ページ 内 に 埋 め 込 む ことができます Google Earth API を 使 用 した Web ページの 表 示 には Google Earth の Web ブラウザ 用 プラグインである Google Earth Plugin を 利 用 します スタンド アロン 版 の Google Earth を 別 途 インストールする 必 要 はありません (1) 必 要 なファイルの 配 置 Google Earth API を 使 用 した Web ページの 一 例 を 紹 介 します VDVGE で 出 力 したコンテンツファイルを 含 め Web サーバ 上 の 公 開 ページ 用 ディ レクトリ( $home/public_html/www とします)に 以 下 のファイルを 配 置 します doc.kml files/ index.html googleearth_api.js 40
index.html googleearth_api.js の 内 容 は 以 下 の 通 りです index.html <html> <head> <title>an Example of Google Earth API</title> <script type="text/javascript" src="https://www.google.com/jsapi"></script> <script type="text/javascript" src= googleearth_api.js"></script> </head> <body> <center> <div id="map3d" style="height:700px; width:1000px;"></div> </center> </body> </html> googleearth_api.js var ge; google.load( "earth", "1" ); function init() { google.earth.createinstance( 'map3d', initcb, failurecb ); } function initcb( instance ) { ge = instance; ge.getwindow().setvisibility( true ); var href = 'http://localhost/www/doc.kml' var link = ge.createlink( '' ); link.sethref( href ); var networklink = ge.createnetworklink( '' ); networklink.set( link, true, true ); ge.getfeatures().appendchild( networklink ); } function failurecb(errorcode) { } google.setonloadcallback( init ); 41
(2) Web ブラウザでの 表 示 Web ブラウザで http://webserver_name/www/index.html を 開 きます Google Earth Plugin がインストールされていない 場 合 は 対 応 した Web ブラウザであれ ばブラウザ 上 からの 簡 単 な 操 作 でインストールすることができます 42