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Transcription:

四 日 市 市 磯 津 の 生 物 等 の 地 域 言 葉 ( 伝 承 諺 ) 1 気 象 に 関 するもの 磯 津 ことばを 記 録 す る 会 1 動 物 に 関 す る も の 区 分 種 別 伝 承 諺 ( 磯 津 こ と ば ) 哺 乳 類 猫 ネ コ が 顔 を 掻 く と 雨 ネ コ の 鼻 が 乾 く と 雨 三 毛 猫 の 雄 は 天 気 を 知 る 鳥 類 一 般 鳥 が 低 い 所 に 巣 を 作 る と 嵐 が 来 る ( 又 は 多 い ) 高 い 所 に 作 る と 嵐 が 来 な い( 又 は トビ ヒバリ ツバメ スズメ 爬 虫 類 ない) ト ン ビ が 日 和 を 上 げ る と 晴 れ ト ン ビ の 高 鳴 き は 日 和 が 良 い ヒ バ リ が 高 い 所 を 飛 ぶ と 晴 れ ト バ が 低 い 所 を 飛 ぶ と 日 和 が 悪 い ツ バ メ が 下 を 飛 ぶ と 雨 ス ズ メ が 朝 に チ ュ ン チ ュ ン 鳴 く と 晴 れ ス ズ メ が 水 浴 び す る と 雨 ( が 近 い ) 両 生 類 ア マ ガ エ ル ア マ ガ エ ル が 鳴 く と 雨 ( が 近 い ) ア マ ガ エ ル が 家 に 入 っ て く る と 雨 ( が 近 い ) 昆 虫 トンボ 一 般 夕 方 に ト ン ボ が た く さ ん 飛 ぶ と 晴 れ セミ 一 般 ツ ク ツ ク ボ ウシ メマトイ セ ミ が 鳴 き 始 め る と 照 っ て く る ツ ク ツ ク ボ ー シ が よ く 鳴 く と 暑 く な る カ ン ボ 多 い と 日 和 が 悪 く な る ムカゼ ム カ デ が 出 て く る と 雨 ( が 近 い ) ミミズ ミ ミ ズ が ( た く さ ん ) 出 て く る と 天 気 が 悪 くなる カ タ ツ ム リ デ ン デ ン ム シ が 出 て く る と 雨 ( が 近 い ) ナメクジ ナ メ ク ジ ( ラ ) が 出 て く る と 雨 ( が 近 い ) 少 2 植 物 に 関 す る も の 区 分 種 別 伝 承 諺 ( 磯 津 こ と ば ) 3 風 に 関 す る も の 区 分 種 別 伝 承 諺 ( 磯 津 こ と ば )

東 風 一 般 マ ゼ が 吹 く と 雨 沖 風 が 吹 く と 雨 冬 が 寒 い と マ ニ シ が 吹 く マ ゼ 食 っ た 西 か 獅 子 食 っ た 報 い か ( 寒 い 時 期 に マ ゼ が 吹 く と 強 い 西 風 が 吹 く) マ ゼ は 波 が 高 い が タ カ イ マ ゼ は 波 が 低 い 西 風 一 般 西 風 が 吹 く と 天 気 梅 雨 時 期 その 他 せ つ の 西 風 雨 の お ば ( さ ん ) ( = 梅 雨 に 西 風 が 吹 く と 雨 が 近 い ) せ つ の 西 風 お ば さ ん の 餅 よ か ま た い コ ウ シ ョ ノ マ ゼ は 昼 は ご ざ ら ん 夜 ご ざ る い っ ぺ ん 風 が 三 日 続 く ヤ マ ゼ バ ヤ テ は 13 年 ( 西 か ら ハ ヤ テ は し ば ら く 続 く) 4 雲 に 関 す る も の 区 分 種 別 伝 承 諺 ( 磯 津 こ と ば ) 東 へ の 移 動 雲 が 東 に 下 が る と 晴 れ 西 か ら 東 に 流 れ る 雲 が 途 切 れ 山 に へ ば り つ く と 明 け に 風 が 吹 く 西 への 移 動 雲 が ( 西 に ) の ぼ る と 雨 ( が 近 い ) 東 ( = 沖 ) の 空 (の 雲 ) 西 の 空 ( = 山 に か か る )( の 雲 そ 他 の 巻 積 雲 高 積 雲 沖 が 暗 い と 雨 西 が 暗 く な る と ハ ヤ テ ( 又 は ひ と さ め ) が 来 る 西 の 山 に ( 白 い ) 雲 が か か る と 風 が 吹 く 西 の 山 に 白 い 雲 が か か る と ( 西 ) 風 が 強 い ど う あ い に 雲 が 上 が る と 日 和 が 悪 く な る ( ど う あ い = 伊 勢 湾 口 : 神 島 方 面 ) 春 霞 ち ょ う ち ょ う 雲 馬 の 尻 吹 き 破 る 雪 は 山 を 回 っ て い く ( 伊 吹 御 在 所 野 登 朝 熊 山 ) いわし 雲 が 出 る と 天 気 う ろ こ 雲 が 出 る と 天 気 ひつじ 雲 が 出 る と 天 気 が い い 積 乱 雲 入 道 雲 が 東 に 出 る と 雨 その 他 の 雲 飛 行 機 雲 が 直 ぐ に 消 え て い く と 晴 れ 飛 行 機 雲 が 消 え な い で い る と 二 日 後 に 雨 が 降 る ( 共 に 戦 後 か ら ) 5 光 や 明 る さ 関 す る も の 区 分 伝 承 諺 ( 磯 津 こ と ば )

月 太 陽 月 と 太 陽 遠 景 お ( っ ) 月 さ ん が 暈 か ぶ る と 雨 お っ 月 さ ん が 輪 か い た ら 雨 お ひ さ ん が 暈 を さ か ぶ る と 雨 朝 焼 け は 天 気 夕 焼 け に な る と ( 明 日 は ) 天 気 あ か ね ほ す と ( 明 日 は ) 天 気 夕 日 に 小 日 は そ の 日 の 雨 風 朝 日 に 小 日 は 三 日 後 に 雨 風 月 に 雨 が さ 日 に 日 が さ 山 が 近 い と 雨 6 虹 雨 雷 に 関 す る も の 虹 雨 夕 立 雷 雨 の あ げ く に 虹 が で る 朝 虹 に 橋 を 渡 る な 雨 が 上 が る と ( 西 ) 風 が 吹 く 夕 立 は 馬 の 背 を 分 け る 疾 風 は 馬 の 背 を 分 け る 朝 雷 に 川 越 え す る な 空 雷 (: か ら か み な り ) は 怖 い 雷 が 鳴 っ た ら せ つ ( = 梅 雨 ) が 明 け る 大 雷 が 鳴 っ た ら せ つ が 明 け る 信 濃 雷 鍋 釜 割 れ る 信 濃 雷 に 油 断 す る な 雷 が 鳴 っ た ら 金 物 を 捨 て よ ( = 鍬 等 を 持 っ て 歩 く な ) 雷 は 高 い 木 に 落 ち る 雷 が 鳴 っ た ら 高 い 木 の 根 に 寄 る な ) 雷 が 鳴 っ た ら へ そ 隠 せ へ そ 出 し 取 る と 雷 さ ん が 取 っ て く ぞ 7 雪 に 関 す る も の 雪 雪 降 り の あ げ く は 裸 の 洗 だ く 8 音 に 関 す る も の 音 電 車 の 音 が 聞 こ え る と 雨 ( が 近 い ) 船 の 汽 笛 が 近 い と 霧 9 季 節 に 関 す る も の

春 夏 三 寒 四 温 暑 さ 寒 さ も 彼 岸 ま で 奈 良 の お 水 取 り が 済 ま ん と 暖 か く な ら な い お 釈 迦 さ ん が 済 ま ん と 暖 か く ならない 梅 雨 の 中 休 み 梅 雨 の 長 雨 盆 ナ ガ セ は 3 日 続 く 盆 ナ ガ セ は 5 日 続 く 盆 ナ ガ セ は 7 日 続 く 秋 秋 は 三 日 で 天 気 が 変 わ る 女 心 と 秋 の 空 男 心 と 秋 の 空 彼 岸 彼 岸 の 雨 の 水 は た ま ら ん ( = た く さ ん 降 ら な い ) 10 台 風 に 関 す る も の 雪 嵐 の 前 の 静 け さ 210 日 は 厄 日 嵐 は 南 東 か ら 来 る 嵐 は 吹 き 返 し が 怖 い 西 風 が 吹 く と 嵐 も 終 わ り 11 地 名 等 が 関 係 す る も の ( 又 は 地 名 等 を 使 う も の ) 寺 社 の 縁 日 海 山 道 さ ん ( 4 / 9 ) は は 雨 が 降 る 地 名 朝 熊 ( = 朝 熊 山 ) に 雪 が か か ら ん と 夏 が 来 な い 12 その 他 体 調 病 気 リ ュ ウ マ チ や 神 経 痛 の 人 は 天 気 が わ か る 暦 腹 が に よ に よ す る と 雷 が 来 る ( 又 は 鳴 る) 磯 津 の 鯨 船 は 雨 が ふ る で あ か ん その 他 照 る 照 る 坊 主 を 吊 る す と 天 気 に な る 履 物 を 投 げ て 緒 が 上 に な る と 天 気 ( 逆 さ ま に な る と 雨 )

2 地 震 に 関 するもの 動 物 気 象 雲 その 他 ネ ズ ミ が 家 か ら い な く な る と 地 震 が い る ヘ ビ が ( 家 か ら ) い な く な る と 地 震 が い る ナ マ ズ が 動 か ず に お と な し く し て い る と 地 震 が 起 こ る 蒸 し 暑 く な る と 地 震 が い る 地 震 が い る と 天 気 が 変 わ る 地 震 雲 は 西 の 空 に 出 て 境 目 が は っ き り と し て い る 井 戸 の 水 が ( 急 に ) 無 く な る と 地 震 が い る 地 震 は 返 し が 怖 い 伊 勢 ( = 伊 勢 平 野 地 域 ) は お 伊 勢 さ ん が 守 っ と っ て く れ る の で 大 き な 災 害 が 起 こ ら な い 伊 勢 に お い て 物 案 じす る な 3 天 候 に 関 する 用 語 区 分 用 語 ( 磯 津 こ と ば ) 春 秋 寒 の も ど り 春 の 初 め に 吹 く 強 い 南 風 は 春 一 番 ( お ) 釈 迦 ( さ ん ) の 荒 れ ( = 3 月 15 日 の 悪 天 候 ) 花 冷 え ( = 桜 の 咲 く 時 期 の 冷 え 込 み ) 秋 の 日 は 釣 瓶 落 と し 彼 岸 彼 岸 日 和 ( : ひ が ん び よ り = す っ き り と し な い 天 気 ) 4 その 他 の 伝 承 諺 1 動 物 に 関 す る もの 動 物 鳥 類 爬 虫 類 ネ ズ ミ や ヘ ビ が い な い 家 は 火 事 が 起 こ る キ ツ ネ 七 化 け タ ヌ キ 八 化 け カ ラ ス 鳴 き が 悪 い と 人 が 死 ぬ ス ズ メ 百 ま で 踊 り を 忘 れ ん ト バ が 家 に 巣 を か け る と 縁 起 が い い 巳 年 の 人 が い る 家 に は ツ バ メ は 巣 を か け な い 白 ヘ ビ は 神 様 の 使 い ヒ バ カ リ バ ム シ は 秋 に な る と 産 卵 の た め に 自 分 の 牙 を 石 を 噛 む こ と に よ っ て 折 る そ の 石 を 素 足 で 踏 む と そ こ ま め が で き る と 言 っ た 白 へ び が 家 に 入 っ て く る と 福 が 来 る 両 生 類 バ バ ガ エ ル は 熱 さ ま し に 煎 じ て 飲 ま し た バ バ ガ エ ル を 煎 じ て 飲 む か メ ダ カ を 生 き た ま ま 飲 む と 乳 が す だ ま る ( 通 り が 良 く な る )

その 他 朝 蜘 蛛 は い い が 夜 の 雲 は 殺 せ 夜 の 蜘 蛛 は ぎ ざ が 悪 い 2 植 物 に 関 す る 諺 親 の 意 見 と ナ ス ビ の 花 は 千 に 一 つ の 無 駄 も な い 3 季 節 に 関 す る 諺 彼 岸 の 雨 彼 岸 さ ん の 雨 の 水 は や け ど や 怪 我 の 薬 4 天 体 に 関 す る 諺 明 け の 明 星 ト ビ ア ガ リ が 見 え て く る と 夜 が 明 け る 5 縁 起 と 禁 忌 に 関 す る も の 伝 承 諺 ( 磯 津 ことば ) 結 婚 式 の 降 り 込 み 雨 ( 嫁 さ ん が 家 に 入 ろ う と す る と き に 降 っ て く る 雨 ) は 縁 起 が い い 月 の 7 日 に 旅 立 ち す る な 帰 る ま い ぞ 9 日 に お 墓 で こ け る と 靴 を 片 方 置 い て 帰 っ て こ な あ か ん 墓 で こ け る と 早 く 死 ぬ 夜 に 笛 を 吹 く と ヘ ビ が 来 る 夜 に 爪 を 切 る と 親 の 死 に 目 に 会 え な い ご 飯 を 食 べ た 後 す ぐ 寝 る と 牛 に な る 女 は い な い 棒 を 跨 ぐ と あ か ん お く ど さ ん の 上 で も の 切 る と い ぐ ち ( = 口 唇 口 蓋 裂 ) の 子 が で き る の た っ と る ヘ ビ を 腹 に 子 が い る 女 が ま た ぐ と い い 子 が で き な い 腹 に 子 が い る 女 が ほ う き を ま た ぐ と あ か ん 腹 に 子 が い る 女 が 火 事 を 見 な が ら 腹 に 手 を 置 く と 生 ま れ て く る 子 の そ の 部 分 に 痣 が で き る 茶 柱 が 経 つ と 縁 起 が い い ミ ミ ズ に お し っ こ か け る と ち ん ち ん が 腫 れ て く る 210 日 は 丑 の 日 で 泳 ぐ な 6 健 康 と 病 気 に 関 す る もの

伝 承 諺 ( 磯 津 ことば ) 頭 が 痛 い と き は お で こ に 梅 干 を 張 れ メ ン ボ ( 又 は メ ボ チ ン )( = も の も ら い ) が で き た ら 小 豆 を そ こ に あ て 井 戸 の 中 に 落 と す と 治 る ( メ ン ボ が 一 緒 に 落 ち て 行 く ) し ゃ っ く り は 後 ろ か ら 肩 を 叩 い た ら 治 る 白 蓮 根 を 磨 っ て 絞 っ て 飲 む と 咳 が 治 る 白 蓮 根 を 磨 っ て 絞 っ て 飲 む と 結 核 も 治 る 歯 が 抜 け た ら と い の 下 に ほ れ 7 そ の 他 伝 承 諺 ( 磯 津 ことば ) 伊 勢 の か た ち ん か た ま い げ 前 触 れ に も の も ら う た め し な し 物 を 忘 れ た ら 足 首 に 糸 を 巻 き な が ら [ 教 え て 下 さ い ] と 願 う と 忘 れ た 所 に 連 れ て 行 っ て く れ る ヤ マ セ 波 よ り 人 並 み が 怖 い ( = 人 と 同 じ こ と を し て い て は だ め 自 分 の 考 え で 行 動 す る こ と が 必 要 ) 羊 女 は か ど に も 立 つ な 男 七 人 食 い 殺 す 月 の 7 日 に 旅 立 ち す る な 帰 る ま い ぞ 9 日 に 鳩 は 8 人 地 震 雷 火 事 親 父