図 書 館 ( 鳥 居 明 久 )
ツハウス美術館 それほど混んではいなかっ グに行ったときに 何気なく入ったマウリッ 真珠の耳飾りの少女 も オランダのハー 展示場所を目指した かったので これだけを目的にまずこの絵の ンのプラド美術館では限られた時間しかな この展覧会は 版画展 なので カタログ には少し暗い印象の版画しか載せられていな いが 同じような構図で色がつけられたもの 服や食べ物の感じもよくわかるし ハレの日 彩 色 画 も あ る 色 が つ け ら れ て い る と ばかりではなく日常生活まで 当時の庶民 農 た で実物をゆっくり見たはずだが まった 写真で実際に見たことを確認する始末だった 民 たちの楽しい雰囲気も伝わってくる 図 書館にはブリューゲルの画集 やブリューゲ 18 ルの絵が載っている画集 が何冊かあるので こちらも見てほしい 野外の農民の婚礼の踊り 版画 外国の美術館は写真撮影OKのところが多 い だ が ボ ス の 快 楽 の 園 は ス ペ イ 読売新聞 Bunkamura 社 では 第Ⅵ章 民衆文化や民話への共感 にまとめられているようなものである 画展 2010年 寄贈された美術展カタログ ブリューゲル版 たとえば 今回故田中元理事長のご遺族から た 違 う 目 で ブ リ ュ ー ゲ ル を 見 る よ う に な る 閑話休題 その後 上記のように中世ヨー ロッパの庶民に興味を持つようになると ま 大きな魚は小さな魚を食う ブリューゲル く印象に残っておらず あとで自分で撮った 快楽の園 ボス
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