Exadata MAAベスト プラクティス Oracle Databaseの 移 行 Doug Utzig ExadataおよびMAAベスト プラクティス 2012 年 8 月
おもなポイント 2
Exadataへの 移 行 1. 移 行 の 準 備 が 重 要 2. 正 しい 移 行 方 法 を 選 択 3. 高 速 ネットワークによる 移 行 時 間 の 削 減 3
おもなポイント 1 移 行 の 準 備 が 重 要 移 行 中 に 簡 素 化 および 最 適 化 を 行 うことにより Exadata 上 で 最 適 なパフォーマンスおよび 最 高 の 可 用 性 を 実 現 4
移 行 の 目 的 データの 移 動 簡 素 化 および 最 適 化 荷 物 を 処 分 パフォーマンスの 向 上 リソース 使 用 率 の 向 上 安 定 性 の 向 上 5
Exadataへのデータベース 移 行 Exadataについて Exadata Database Machineについて Target Environment Oracle Database 11g Release 2 アップグレード ガイド アップグレード コンパニオン(MOS 785351.1) 自 動 ストレージ 管 理 (ASM) Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) Linux 64ビットまたはSolaris x86 Exadataソフトウェア メンテナンス(MOS 888828.1) 6
Exadataへのデータベース 移 行 簡 素 化 および 最 適 化 簡 素 化 および 最 適 化 Exadata 対 象 For Best Practice (MOS 757552.1) スマート ストレージ Hybrid Columnar Compression(HCC) デフォルトのinit.ora 装 飾 されていないSQL ( 優 良 な 統 計 データを 持 つ) スキーマ オブジェクト レイアウトの 改 良 表 空 間 およびデータ ファイルの 削 減 大 規 模 サイズのデータベース 範 囲 キャラクタ セット(MOS 123670.1) 7
Exadataへのデータベース 移 行 ソースおよびExadataターゲットの 準 備 移 行 の 準 備 ソース システムの 準 備 11.2へのデータベースのアップグレード ハードウェアのアップグレード 不 要 なスキーマ オブジェクトの 削 除 Prepare Exadata system ASM 構 成 冗 長 性 compatible.rdbms 最 新 バージョンのインストール (MOS 888828.1) Exadataの 重 要 課 題 の 確 認 (MOS 1270094.1) 8
移 行 戦 略 テスト 実 際 の 本 番 ワークロードの 使 用 Real Application Testing(RAT) Database Workload Replay SQL Performance Analyzer(SPA) 1. 非 ExadataのLinux x86-64およびasmへのテスト 移 行 Oracle 11g Release 2 最 新 のExadataデータベース パッチ(MOS 888828.1) 2. Exadataシステム 上 でのテスト 3. 再 テスト 9
おもなポイント 2 正 しい 移 行 方 法 を 選 択 Exadataへの 移 行 には 多 数 の 方 法 がある - " 最 適 " な 方 法 は 環 境 と 目 的 次 第 10
移 行 方 法 フィジカル ブロック コピーのための ブロック 表 領 域 またはデータベース 全 体 通 常 はOLTPに 最 適 ロジカル SQLによるアンロード リロード サブセットが 容 易 通 常 はDWに 最 適 移 行 方 法 Oracle Data Guard フィジカル スタンバイ トランスポータブル 表 領 域 トランスポータブル データベース Oracle Data Pump INSERT AS SELECT 停 止 時 間 の 要 素 スイッチオーバー(11.2) 変 更 率 およびアップグレード(11.1) データ サイズ データ サイズ データ サイズ データ サイズ HAオプション 他 の 方 法 と 併 せて 使 用 し 停 止 時 間 を 削 減 Oracle GoldenGate クロス プラットフォーム 増 分 バックアップ(TTS) Oracle Data Guard 一 時 ロジカル スタンバイ クライアントの 再 接 続 変 更 率 およびメタデータ サイズ クライアントの 再 接 続 11
高 可 用 性 のためのオプション クロス プラットフォーム 増 分 バックアップ トランスポータブル 表 領 域 の 停 止 時 間 を 削 減 Oracle GoldenGate あらゆる 方 法 で 停 止 時 間 を 削 減 データ 損 失 のないフォールバック 段 階 的 な 移 行 Oracle Data Guard 一 時 ロジカル スタンバイ 11.1のフィジカル スタンバイによるアップグレードの 停 止 時 間 を 削 減 12
移 行 による 停 止 時 間 の 削 減 XTTSおよびクロス プラットフォーム 増 分 バックアップ(MOS 1389592.1) 標 準 XTTSではほとんどのデータはソースがオンライン 中 に 移 動 停 止 時 間 f の 削 減 ( 変 更 率 +メタデータ サイズ) 従 来 のXTTS 表 領 域 読 取 り 専 用 データ ファイルの 転 送 および 変 換 メタデータの エクスポート インポート 表 領 域 読 取 り 書 込 み 鍵 アップタイム 停 止 時 間 増 分 によるXTTS バックアップの 転 送 および 変 換 増 分 の 作 成 および 適 用 表 領 域 読 取 り 専 用 増 分 の 作 成 および 適 用 メタデータの エクスポート インポート 表 領 域 読 取 り 書 込 み 13
移 行 による 停 止 時 間 の 削 減 Oracle GoldenGate クロス プラットフォームおよびクロス バージョンの ログベースのデータ レプリケーション 停 止 時 間 f(クライアントの 再 接 続 ) 1. フィジカルまたはロジカルの 方 法 を 使 用 して ターゲットのインスタンスを 作 成 2. Oracle GoldenGateを 使 用 してターゲットの 同 期 を 維 持 3. クライアントをスイッチオーバーのターゲット へリダイレクト Oracle 9.2 以 降 データ 型 の 制 約 ARCHIVELOGおよび LOGGING Oracle GoldenGate ソース Exadataターゲット 14
データ 損 失 のないフォールバックおよび 段 階 的 な 移 行 Oracle GoldenGate データ 損 失 のないフォールバック 移 行 前 移 行 後 レプリケーションの 方 向 を ソース Exadataターゲット 切 換 え 移 行 後 クライアントをフォールバックの ソースへリダイレクト ソース Exadataターゲット 段 階 的 な 移 行 双 方 向 のレプリケーション ソース Exadataターゲット 15
どれにしますか? 最 適 なアプローチ アプリケーション 特 有 の 要 件 は? Oracle E-Business Suite(MOS 1133355.1) 簡 素 化 と 最 適 化 は 済 んでいますか? 簡 素 化 と 最 適 化 をする 予 定 ですか? HCCは? 移 行 中 ですか 移 行 の 後 ですか ソース プラットフォームとソース バージョンは? データベース サイズは? 停 止 時 間 はどのくらい? 経 験 レベルは? 他 のビジネス 要 件 は? 最 適 なものが 最 速 とは 限 りません 16
シナリオ1 既 存 のOracle Exadata Database Machine(V1またはX2)から 簡 素 化 と 最 適 化 は 済 んでいますか 11gR2でリリースされたHCC オプション 1 Oracle Data Guard フィジカル スタンバイ 2 Oracle Data Guard 一 時 ロジカル スタンバイ 使 用 時 期 最 初 の 選 択 11.1からのアップグレード 停 止 時 間 を 削 減 17
シナリオ2 リトル エンディアンから( 非 Exadata) 例 :Windows Exadata オプション 1 Oracle Data Guard フィジカル スタンバイ 2 Oracle Data Guard 一 時 ロジカル スタンバイ 使 用 時 期 簡 素 化 および 最 適 化 の 必 要 なし 11.1からのアップグレード 停 止 時 間 を 削 減 3 Oracle Data Pump 簡 素 化 および 最 適 化 データ 型 の 完 全 なサポート クロス プラットフォームのサポート 4 Oracle GoldenGate 停 止 時 間 の 削 減 データ 損 失 のないフォールバック 段 階 的 な 移 行 18
シナリオ3 ビッグ エンディアンから 例 :AIX / HP-UX / SPARC Exadata オプション 使 用 時 期 1 トランスポータブル 表 領 域 簡 素 化 および 最 適 化 の 必 要 なし 2 トランスポータブル 表 領 域 +クロス プラットフォーム 増 分 バックアップ 簡 素 化 および 最 適 化 の 必 要 なし 停 止 時 間 の 削 減 3 Oracle Data Pump 簡 素 化 および 最 適 化 4 Oracle GoldenGate 停 止 時 間 の 削 減 データ 損 失 のないフォールバック 段 階 的 な 移 行 19
おもなポイント 3 高 速 ネットワークによる 移 行 時 間 の 削 減 高 速 ネットワークは 迅 速 な 移 行 に 重 要 だが 他 の 分 野 のボトルネックに 注 意 20
データを 移 動 するためのネットワーク ネットワークの3つの 選 択 肢 ファイバ チャネルなし ネットワーク 10Gb/ 秒 のイーサネット 16 ポート(フルラック) ベスト プラクティス 大 規 模 MTU IPoIB 接 続 モード 40Gb/ 秒 のInfiniBand 8 1Gb/ 秒 のイーサネット すべてのデータベース サーバーを 使 用 イーサネット 上 でのアクティブ/アクティブ ボンディング 顧 客 の 切 換 えサポートが 必 要 InfiniBandをアクティブ/アクティブに 変 更 しないこと 24(X2-8では14) 21
ボトルネックがネットワークとは 限 らない ネットワーク 以 外 のボトルネック 低 速 のソース システムI/O 送 信 および 受 信 のCPU IBネットワーク 低 速 CPU 最 大 小 規 模 I/O scp(1) 4KB I/O 22
データを 直 接 ASMへ 移 動 Exadata 上 のデータベースはASMを 使 用 ASMネットワークへの 直 接 転 送 RMAN BACKUP AS COPY AUXILIARY DBMS_FILE_TRANSFER XFR 11.2.0.3バックポート 中 の 変 換 ASMCMD CP ツール 1ストリーム 4ストリーム DFT 217MB/ 秒 771MB/ 秒 RMAN 585MB/ 秒 1,542MB/ 秒 アクティブ/アクティブ 10Gb/ 秒 イーサネット 異 なるエンディアンの 場 合 は 最 新 バーションを 使 用 転 送 されたバイト!= 書 き 込 まれたバイト 23
データのステージング ステージング 領 域 DBFS 最 高 のパフォーマンスのために 推 奨 MOS 1054431.1 NFS ローカル ディスク 以 外 24
おもなポイントと ビジネス テイクアウェイ 25
Exadataへの 移 行 おもなポイントとテイクアウェイ 1. 移 行 の 準 備 が 重 要 移 行 中 に 簡 素 化 および 最 適 化 を 行 うことにより Exadata 上 で 最 適 なパフォーマンスおよび 最 高 の 可 用 性 を 実 現 2. 正 しい 移 行 方 法 を 選 択 Exadataへの 移 行 には 多 数 の 方 法 がある - 最 適 な 方 法 は 環 境 と 目 的 次 第 3. 高 速 ネットワークによる 移 行 時 間 の 削 減 高 速 ネットワークは 迅 速 な 移 行 において 重 要 だが 他 の 分 野 の ボトルネックにも 注 意 が 必 要 26
Exadataへの 移 行 出 典 および 参 考 資 料 計 画 方 法 最 新 のExadataソフトウェア(MOS 888828.1) アップグレード コンパニオン(MOS 785351.1) フィジカル MAA on OTN MOS 1055938.1 413484.1 1133355.1 ロジカル MAA on OTN MOS 737460.1 1055938.1 1085687.1 高 可 用 性 のためのオプション MOS 1389592.1 Oracle GoldenGate on OTN ネットワークおよびステージング DBFS(MOS 1054431.1) 27
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