職員退職手当規程



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(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

shokuin-taisyoku

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

独立行政法人勤労者退職金共済機構職員退職手当規程

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事

役員退職金支給規程

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2004syuki027職員退職手当規程

( 退 職 手 当 の 支 払 ) 第 3 条 この 規 程 の 規 定 による 退 職 手 当 は 他 の 法 令 に 別 段 の 定 めがある 場 合 又 は 労 使 協 定 に 基 づく 場 合 を 除 き その 全 額 を 通 貨 で 直 接 この 規 程 の 規 定 によりその 支 給 を

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の 親 族 については 職 員 との 親 等 の 近 い 者 を 先 順 位 とする 3 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けるべき 遺 族 のうち 同 順 位 の 者 が2 人 以 上 ある 場 合 には そ の 人 数 によって 等 分 して 支 給 する 4 次 に 掲 げる 者 は 退 職


第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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平成28年岩手県条例第8号

となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

公平委員会設置条例

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

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公立大学法人和歌山県立医科大学職員退職手当規程

(1) 配 偶 者 ( 届 出 をしないが 教 職 員 の 死 亡 当 時 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあった 者 を 含 む ) (2) 子 父 母 孫 祖 父 母 及 び 兄 弟 姉 妹 で 教 職 員 の 死 亡 当 時 主 としてその 収 入 によって 生 計 を

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取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

児童扶養手当(大阪府)


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等 分 して 支 給 する 4 次 に 掲 げる 者 は 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けることができる 遺 族 としない (1) 職 員 を 故 意 に 死 亡 させた 者 (2) 職 員 の 死 亡 前 に 当 該 職 員 の 死 亡 によって 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けること

う )に その 者 の 勤 続 期 間 を 次 の 各 号 に 区 分 して 当 該 各 号 に 掲 げる 割 合 を 乗 じて 得 た 額 の 合 計 額 とする 1 1 年 以 上 10 年 以 下 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の 年 以 上 15 年 以

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

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議案第   号

部 長 ( 地 方 警 務 官 を 除 く ) 参 事 官 首 席 監 察 官 警 務 部 長 参 事 所 属 長 ( 地 方 警 務 官 を 除 く ) そ の 他 の 職 員 所 属 長 2 指 定 権 者 は 勤 務 指 定 を 行 ったときは 職 員 に 対 し 速 やかにこれを 明 示 す

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

1 基 準 額 は 以 下 の 式 によって 算 定 する 34,500 円 に1 2の 合 計 を 加 えた 額 116 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 21,300 円 216 歳 以 上 19 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 11,100 円 ただし 年 齢 は 平 成 25

は 1 時 間 ( 年 次 有 給 休 暇 5 日 を 限 度 )とすることができる 2 1 時 間 を 単 位 として 使 用 した 年 次 有 給 休 暇 を 日 に 換 算 する 場 合 は 8 時 間 をもって1 日 とする ( 病 気 有 給 休 暇 ) 第 4 条 規 則 第 20 条

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職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

退職手当とは

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

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月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

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5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

職員退職手当規則【 】


ハ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が2 日 以 下 の 職 員 ( 育 児 休 業 の 申 出 等 ) 第 4 条 育 児 休 業 を 取 得 しようとする 職 員 は 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 期 間 の 初 日 ( 以 下 育 児 休 業 開 始 予 定 日 という )

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とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

国立大学法人福島大学職員退職手当規程

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2 会 長 は 前 項 の 申 込 みを 承 諾 したときは 共 済 事 業 制 度 加 入 承 諾 書 と 本 退 職 共 済 規 程 を 共 済 契 約 者 に 送 付 するものとする 3 事 業 主 が 施 設 を 新 設 し 新 たにその 施 設 の 職 員 を 加 入 者 としようとする

(1) 採 用 ( 第 3 条 第 4 条 第 1 号 及 び 第 5 条 (ただし 第 2 項 第 2 号 は 準 用 しない ) (2) 退 職 ( 第 13 条 ただし 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 は 準 用 しない ) (3) 解 雇 ( 第 14 条 から 第 18 条 )

振 られた 日 をいう 以 下 同 じ )が 引 き 続 き24 日 を 超 えないようにしなければなら ない 3 任 命 権 者 は 4 時 間 の 勤 務 時 間 の 割 り 振 り 変 更 を 行 う 場 合 には 第 1 項 に 規 定 する 期 間 内 にある 勤 務 日 の 始 業 の

与 規 則 第 42 条 に 規 定 する 教 職 調 整 額 の 月 額 の 合 計 額 ( 職 員 が 退 職 の 日 において 休 職 停 職 減 給 その 他 の 理 由 によりその 給 与 (これに 相 当 する 給 与 を 含 む )の 一 部 又 は 全 部 を 支 給 され ない 場

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4 第 1 項 第 1 号 の 規 定 は, 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 にいう 配 偶 者 の 意 義 について( 大 蔵 省 主 計 局 長 照 会 昭 和 38 年 9 月 28 日 決 裁 )の 見 解 による 5 職 員 の 死 亡 当 時, 第 1 項 に 規 定 する 遺

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無年金外国人高齢者福祉手当要綱

Transcription:

電 力 広 域 的 運 営 推 進 機 関 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 27 年 4 月 1 日 施 行 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は, 電 力 広 域 的 運 営 推 進 機 関 就 業 規 則 ( 以 下 就 業 規 則 という ) 第 36 条 の 規 定 に 基 づき, 職 員 に 対 する 退 職 手 当 の 支 給 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めることを 目 的 とする ( 適 用 範 囲 ) 第 2 条 この 規 程 は, 就 業 規 則 第 2 条 第 1 項 に 定 める 職 員 に 適 用 する 第 2 章 退 職 一 時 金 ( 総 則 ) 第 3 条 職 員 が 退 職 したときは,この 章 の 定 めるところにより 退 職 一 時 金 を 支 給 する ( 支 給 基 準 ) 第 4 条 退 職 一 時 金 は,1 年 以 上 勤 続 した 職 員 が 退 職 した 場 合 に,その 者 ( 職 員 が 死 亡 による 退 職 の 場 合 はそ の 遺 族 )に 支 給 する 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 懲 戒 解 雇 された 者 には, 退 職 一 時 金 を 支 給 しない 3 職 員 の 退 職 後 懲 戒 解 雇 に 相 当 する 事 実 が 明 らかになったときは, 既 に 支 給 した 退 職 一 時 金 を 返 還 させ, 又 は 退 職 一 時 金 を 支 給 しないことができる ( 退 職 一 時 金 の 基 本 額 ) 第 5 条 退 職 一 時 金 の 基 本 額 は, 職 員 が 退 職 し, 又 は 死 亡 した 日 におけるその 者 の 本 給 の 月 額 にその 者 の 勤 続 期 間 を 次 の 各 号 に 区 分 して, 当 該 各 号 に 掲 げる 割 合 を 乗 じて 得 た 額 の 合 計 額 に,100 分 の 87 を 乗 じて 得 た 額 とする ただし,その 合 計 額 が 本 給 の 月 額 の 100 分 の 4,125 を 超 えるときは, 本 給 の 月 額 の 100 分 の 4,125 に 100 分 の 87 を 乗 じて 得 た 額 とする 一 勤 続 5 年 までの 期 間 については, 勤 続 1 年 につき 100 分 の 75 二 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については, 勤 続 1 年 につき 100 分 の 105 三 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については, 勤 続 1 年 につき 100 分 の 135 四 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については, 勤 続 1 年 につき 100 分 の 150 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については, 勤 続 1 年 につき 100 分 の 75

( 退 職 一 時 金 の 調 整 額 ) 第 6 条 退 職 一 時 金 の 調 整 額 は, 各 月 ( 会 社 都 合 以 外 の 事 由 による 休 職 又 は 育 児 休 業 若 しくは 介 護 休 業 により すべて 勤 務 しなかった 月 を 除 く )にその 者 が 属 していた 次 の 各 号 に 掲 げる 職 員 の 等 級 に 応 じて 定 める 調 整 月 額 のうち,その 額 が 最 も 多 いものから 順 次 その 順 位 を 付 し,その 第 1 順 位 から 第 45 順 位 までの 調 整 月 額 ( 当 該 各 月 の 月 数 が 45 月 に 満 たない 場 合 には 当 該 各 月 の 調 整 月 額 )を 合 計 した 額 とする 一 8 級 70,400 円 二 7 級 65,000 円 三 6 級 59,550 円 四 5 級 54,150 円 五 4 級 43,350 円 六 3 級 32,500 円 七 2 級 27,100 円 八 1 級 21,700 円 2 次 の 各 号 に 掲 げる 者 に 対 する 退 職 一 時 金 の 調 整 額 は, 前 項 の 規 定 にかかわらず, 当 該 各 号 に 定 める 金 額 と する 一 退 職 した 者 でその 勤 続 年 数 が 25 年 未 満 のもの( 次 号 に 掲 げる 者 は 除 く)は, 前 項 第 1 号 から 第 7 号 に 掲 げる 職 員 の 等 級 にあっては 当 該 各 号 に 定 める 額, 同 項 第 8 号 に 掲 げる 職 員 の 等 級 にあっては 0 として, 同 項 の 規 程 を 適 用 して 計 算 した 額 二 退 職 した 者 でその 勤 続 期 間 が 5 年 未 満 のもの 及 び 傷 病 又 は 死 亡 によらずに 自 己 都 合 により 退 職 した 者 に 該 当 するものでその 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 25 年 未 満 のものは, 前 号 の 規 定 により 計 算 した 額 の 2 分 の 1 に 相 当 する 額 3 傷 病 又 は 死 亡 によらずに 自 己 都 合 により 退 職 した 者 に 該 当 するものでその 勤 続 期 間 が 10 年 未 満 のものに は 調 整 額 は 支 給 しない ( 退 職 一 時 金 の 増 額 ) 第 7 条 職 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 場 合 には, 第 5 条 の 規 定 により 計 算 して 得 た 額 に, 職 員 が 退 職 し, 又 は 死 亡 した 日 におけるその 者 の 本 給 月 額 に,100 分 の 500 以 内 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 加 算 して 支 給 するこ とができる 一 業 務 上 の 傷 病 によりその 職 に 堪 えず 退 職 した 場 合 若 しく 死 亡 した 場 合 二 退 職 した 者 でその 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 した 場 合 又 は 勤 続 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 のあった 者 が 退 職 した 場 合 三 前 各 号 に 準 ずる 特 別 の 理 由 により 退 職 した 者 であって, 特 に 増 額 の 必 要 があると 認 められた 場 合 ( 退 職 一 時 金 の 減 額 ) 第 8 条 職 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 場 合 には, 第 5 条 の 規 定 により 計 算 して 得 た 額 から 当 該 額 に 100 分 の 50 以 内 の 割 合 を 乗 じ 得 て 得 た 額 を 減 額 することができる 一 自 己 都 合 による 退 職 ( 出 産 若 しくは 婚 姻 並 びに 前 条 各 号 の 規 定 に 該 当 する 場 合 を 除 く) 二 諭 旨 退 職 による 退 職 ( 勤 続 期 間 の 計 算 )

第 9 条 退 職 一 時 金 の 算 定 の 基 準 となる 勤 続 期 間 の 計 算 は, 職 員 となった 日 の 属 する 月 から 退 職 し 又 は 死 亡 し た 日 の 属 する 月 までの 年 月 数 による ただし,その 期 間 のうちに 会 社 都 合 以 外 の 事 由 による 休 職 又 は 育 児 休 業 若 しくは 介 護 休 業 によりすべて 勤 務 しなかった 月 があったときは,その 月 数 ( 私 傷 病 休 職 又 は 育 児 休 業 若 しくは 介 護 休 業 の 場 合 にあっては,その 月 数 の 2 分 の 1 の 月 数 )を 除 算 する 2 前 項 の 規 定 により 計 算 した 勤 続 期 間 に 1 年 未 満 の 端 数 がある 場 合 に,その 端 数 が 6 ヶ 月 超 のときは 1 年 と し,6 ヶ 月 以 下 のときは 切 り 捨 てる ( 退 職 一 時 金 の 支 給 時 期 ) 第 10 条 退 職 一 時 金 は, 特 別 の 事 情 がある 場 合 を 除 き, 支 給 事 由 の 発 生 した 日 から 1 ヶ 月 以 内 にその 全 額 を 支 給 する 第 3 章 確 定 拠 出 年 金 及 び 前 払 い 退 職 金 ( 総 則 ) 第 11 条 職 員 の 確 定 拠 出 年 金 及 び 前 払 い 退 職 金 については,この 章 の 定 めるところによる ( 対 象 者 ) 第 12 条 第 2 条 に 該 当 する 者 のうち, 満 60 歳 未 満 の 職 員 を 対 象 者 とする ( 掛 金 額 及 び 給 付 金 額 ) 第 13 条 確 定 拠 出 年 金 の 掛 金 及 び 前 払 い 退 職 金 の 給 付 金 は 本 機 関 が 拠 出 することとし,その 月 の 1 日 時 点 の 職 員 の 等 級 に 応 じて 次 の 各 号 に 掲 げる 金 額 を 毎 月 拠 出 する 一 8 級 25,000 円 二 7 級 19,000 円 三 6 級 14,000 円 四 5 級 11,000 円 五 4 級 9,000 円 六 3 級 7,000 円 七 2 級 6,000 円 八 1 級 5,000 円 2 会 社 都 合 以 外 の 事 由 による 休 職 又 は 育 児 休 業 若 しくは 介 護 休 業 により 無 給 となる 月 については, 拠 出 を 中 断 する ( 確 定 拠 出 年 金 と 前 払 い 退 職 金 の 選 択 ) 第 14 条 職 員 は, 確 定 拠 出 年 金 の 掛 金 拠 出 と 前 払 い 退 職 金 の 給 付 との 割 合 を,1,000 円 単 位 で 選 択 すること ができる 2 選 択 した 額 は, 毎 年 4 月 1 日 に 変 更 することができる ただし 等 級 が 変 更 になった 場 合 については, 等 級 が 変 更 になった 月 の 翌 月 1 日 に 臨 時 で 変 更 することができる

3 前 項 の 規 定 にかかわらず, 一 旦 確 定 拠 出 年 金 の 加 入 者 となった 者 は 選 択 する 掛 金 の 額 を 零 円 とすることは できない 第 1 節 確 定 拠 出 年 金 ( 拠 出 金 の 返 還 ) 第 15 条 勤 続 3 年 未 満 で, 自 己 都 合 により 退 職 した 職 員 又 は 懲 戒 解 雇 により 退 職 した 職 員 については, 本 人 の 確 定 拠 出 年 金 資 産 残 高 の 範 囲 内 で, 本 機 関 が 拠 出 した 掛 金 相 当 額 を 会 社 に 返 還 する ( 給 付 の 種 類 ) 第 16 条 確 定 拠 出 年 金 の 給 付 は, 次 の 各 号 に 掲 げる 通 りとする 一 老 齢 給 付 金 二 障 害 給 付 金 三 死 亡 一 時 金 四 脱 退 一 時 金 ( 老 齢 給 付 金 ) 第 17 条 老 齢 給 付 金 の 給 付 開 始 時 期 は, 満 60 歳 から 満 70 歳 までの 期 間 から 加 入 者 等 が 選 択 する ただし, 給 付 開 始 時 期 において, 次 の 各 号 に 掲 げる 通 算 加 入 者 等 期 間 を 満 たしていることを 条 件 とする 一 給 付 開 始 時 期 が 60 歳 以 上 61 歳 未 満 の 場 合 10 年 以 上 二 給 付 開 始 時 期 が 61 歳 以 上 62 歳 未 満 の 場 合 8 年 以 上 10 年 未 満 三 給 付 開 始 時 期 が 62 歳 以 上 63 歳 未 満 の 場 合 6 年 以 上 8 年 未 満 四 給 付 開 始 時 期 が 63 歳 以 上 64 歳 未 満 の 場 合 4 年 以 上 2 年 未 満 五 給 付 開 始 時 期 が 64 歳 以 上 65 歳 未 満 の 場 合 2 年 以 上 4 年 未 満 六 給 付 開 始 時 期 が 65 歳 以 上 の 場 合 2 年 未 満 ( 老 齢 給 付 金 の 支 給 方 法 ) 第 18 条 老 齢 給 付 金 は, 年 金 として 支 給 する ただし 本 人 が 希 望 した 場 合 は 一 時 金 として 支 給 すること ができる ( 障 害 給 付 金 ) 第 19 条 加 入 者 等 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 したときは その 者 は 満 70 歳 に 達 する 日 の 前 日 までに 障 害 給 付 金 の 支 給 を 請 求 することができる 一 加 入 者 等 が, 疾 病 にかかり, 又 は 負 傷 し,かつ,その 疾 病 又 は 負 傷 及 びこれらに 起 因 する 疾 病 ( 以 下 傷 病 という )について 初 めて 医 師 又 は 歯 科 医 師 の 診 療 を 受 けた 日 ( 以 下 初 診 日 という )から 起 算 し て 1 年 6 ヶ 月 を 経 過 した 日 (その 期 間 内 にその 傷 病 が 治 った 場 合 においては,その 治 った 日 (その 症 状 が 固 定 し 治 療 の 効 果 が 期 待 できない 状 態 に 至 った 日 を 含 む )とし, 以 下 障 害 認 定 日 という )から 満 70 歳 に 達 する 日 の 前 日 までの 間 において,その 傷 病 により 国 民 年 金 法 第 30 条 第 2 項 に 規 定 する 障 害 等 級 に 該 当 する 程 度 の 障 害 の 状 態 に 至 ったとき 二 加 入 者 等 が, 疾 病 にかかり, 又 は 負 傷 し,かつ,その 傷 病 ( 以 下 基 準 傷 病 という )に 係 る 初 診 日 に

おいて, 基 準 傷 病 以 外 の 傷 病 により 障 害 の 状 態 にある 場 合 であって, 基 準 傷 病 に 係 る 障 害 認 定 日 から 満 70 歳 に 達 する 日 の 前 日 までの 間 において, 初 めて, 基 準 傷 病 による 障 害 と 他 の 障 害 とを 併 合 して 前 号 の 国 民 年 金 法 第 30 条 第 2 項 に 規 定 する 障 害 等 級 に 該 当 する 程 度 の 障 害 の 状 態 に 該 当 するに 至 ったとき( 基 準 傷 病 の 初 診 日 が, 基 準 傷 病 以 外 の 傷 病 ( 基 準 傷 病 以 外 の 傷 病 が 2 以 上 ある 場 合 は, 基 準 傷 病 以 外 のすべて の 傷 病 )の 初 診 日 以 降 であるときに 限 る ) ( 障 害 給 付 金 の 支 給 方 法 ) 第 20 条 障 害 給 付 金 は, 年 金 として 支 給 する ただし, 本 人 が 希 望 した 場 合 は, 一 時 金 として 支 給 すること ができる ( 死 亡 一 時 金 ) 第 21 条 加 入 者 等 が 死 亡 したときは, 個 人 別 管 理 資 産 額 を 死 亡 一 時 金 として 遺 族 に 支 給 する ( 脱 退 一 時 金 ) 第 22 条 加 入 者 であった 者 が, 次 の 各 号 に 掲 げる 給 付 要 件 を 全 て 満 たし,かつ, 本 人 が 希 望 した 場 合 は, 再 委 託 先 運 営 管 理 機 関 の 裁 定 に 基 づいて 個 人 別 管 理 資 産 額 を 脱 退 一 時 金 として 支 給 する 一 企 業 型 年 金 加 入 者, 企 業 型 年 金 運 用 指 図 者, 個 人 型 年 金 加 入 者 又 は 個 人 型 年 金 運 用 指 図 者 でないこと 二 当 該 請 求 した 日 における 個 人 別 管 理 資 産 の 額 が 15,000 円 以 下 であること 三 当 該 企 業 型 年 金 加 入 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 が 属 する 月 の 翌 月 から 起 算 して6 月 を 経 過 していないこと ( 制 度 の 運 営 ) 第 23 条 確 定 拠 出 年 金 制 度 の 運 営 は 別 に 定 める 企 業 型 年 金 規 約 によるものとする 第 2 節 前 払 い 退 職 金 ( 資 格 の 喪 失 ) 第 24 条 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するに 至 った 場 合 は, 前 払 い 退 職 金 の 給 付 を 受 ける 資 格 を 喪 失 する 一 退 職 したとき 二 死 亡 したとき 三 60 歳 に 達 したとき 第 4 章 雑 則 ( 遺 族 の 範 囲 及 び 順 位 ) 第 25 条 第 3 条 第 1 項 及 び 第 22 条 に 規 定 する 遺 族 は, 次 の 各 号 に 掲 げるものとする 一 配 偶 者 ( 届 出 をしないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む ) 二 子, 父 母, 孫, 祖 父 母, 兄 弟 姉 妹 及 びその 他 の 親 族 で 職 員 の 死 亡 当 時 職 員 と 生 計 を 一 にしていた 者 三 子, 父 母, 孫, 祖 父 母, 及 び 兄 弟 姉 妹 で 前 項 に 該 当 しない 者

2 前 項 に 規 定 する 者 が 退 職 手 当 の 支 給 を 受 ける 順 位 は, 前 項 各 号 の 順 位 により, 第 2 号 又 は 第 3 号 に 掲 げる 者 のうちにあっては, 同 号 に 掲 げる 順 位 による この 場 合 において, 父 母 については, 養 父 母 を 先 にし, 実 父 母 を 後 にする 祖 父 母 については 養 父 母 の 父 母 を 先 にし, 実 父 母 の 父 母 を 後 にし, 父 母 の 養 父 母 を 先 にし, 父 母 の 実 父 母 を 後 にする 3 退 職 手 当 を 受 けるべき 遺 族 のうち, 同 順 位 のものが 2 人 以 上 あるときは,その 人 数 により 等 分 して 支 給 す る ( 端 数 の 処 理 ) 第 26 条 この 規 程 の 定 めるところによる 退 職 手 当 の 計 算 の 結 果 生 じた 100 円 未 満 の 端 数 は,これを 100 円 に 切 り 上 げるものとする 附 則 ( 施 行 期 日 ) この 規 程 は, 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する ( 経 過 措 置 ) 本 則 第 14 条 の 規 定 に 係 らず 本 機 関 の 企 業 型 確 定 拠 出 年 金 を 施 行 するまでの 期 間 については 前 払 い 退 職 金 で 支 給 する