隙 間 ない 救 済 の 検 証 と 石 綿 健 康 被 害 対 策 見 直 しの 課 題 石 綿 健 康 被 害 救 済 小 委 員 会 2010.5.21 古 谷 杉 郎 石 綿 対 策 全 国 連 絡 会 議 事 務 局 長 136-0071 東 京 都 江 東 区 亀 戸 7-10-11 ZビルZ ビル5F TEL 03-3636 3636-38823882 FAX 03-3636 3636-38813881 E-mail banjan@au.wakwak.com 民 主 党 政 策 INDEX2009 アスベスト 健 康 対 策 民 主 党 政 策 INDEX2009 アスベスト 健 康 対 策 被 害 者 の 属 性 により 救 済 内 容 に 格 差 が 生 じない 隙 間 のない 救 済 を 実 現 するため 縦 割 り 行 政 を 排 し 情 報 公 開 情 報 開 示 の 促 進 患 者 家 族 をは じめとする 関 係 者 の 参 加 を 確 保 しながら アスベスト 対 策 を 総 合 的 に 推 進 し ます 具 体 的 には 1 石 綿 被 害 者 救 済 法 による 救 済 レベルを 労 災 保 険 給 付 と 同 レベルに 引 き 上 げます 2アスベスト 関 連 疾 患 に 関 する 情 報 開 示 悪 性 中 皮 腫 の 全 数 調 査 を 行 い 中 皮 腫 登 録 制 度 を 発 展 させます 3 石 綿 肺 な どアスベスト 関 連 疾 患 を 救 済 制 度 の 対 象 疾 患 に 追 加 するなど 救 済 対 象 を 広 げ 質 の 高 い 診 断 と 治 療 研 究 を 推 進 します 4 家 族 や 周 辺 住 民 への 影 響 については 無 料 健 診 など 住 民 等 に 対 する 健 康 管 理 体 制 を 確 立 します 5アスベスト 等 に 起 因 する 業 務 災 害 については 近 隣 工 場 労 働 者 復 帰 前 沖 縄 米 軍 基 地 での 暴 露 も 含 め 時 効 期 間 が 過 ぎても 請 求 できるようにしま す 6 健 康 管 理 手 帳 制 度 を 改 善 し 当 該 企 業 が 倒 産 等 をしている 場 合 は 国 による 健 診 など 健 康 管 理 体 制 を 確 立 します
石 綿 健 康 被 害 補 償 / 救 済 の 枠 組 み 対 象 事 例 住 民 自 営 業 者 等 生 存 中 救 済 死 亡 後 救 済 労 災 時 効 救 済 労 働 者 労 災 補 償 根 拠 法 実 施 機 関 受 付 窓 口 財 源 石 綿 健 康 被 害 救 済 法 環 境 再 生 保 全 機 構 機 構 事 務 所 ( 川 崎 大 阪 ) 地 方 環 境 事 務 所 保 健 所 石 綿 健 康 被 害 救 済 基 金 ( 国 の 交 付 金 企 業 船 舶 所 有 者 自 治 体 拠 出 金 ) 労 働 基 準 監 督 署 労 災 保 険 法 労 災 保 険 特 別 会 計 ( 企 業 の 労 災 保 険 料 ) 救 済 対 象 被 害 者 遺 族 には 葬 祭 料 のみ 遺 族 遺 族 被 害 者 及 び 死 亡 後 遺 族 患 者 遺 族 に 対 する 補 償 / 救 済 の 概 略 生 存 中 救 済 住 民 自 営 業 者 等 死 亡 後 救 済 労 災 時 効 救 済 労 働 者 労 災 補 償 患 者 療 養 手 当 ( 月 10 万 円 強 ) 医 療 費 ( 自 己 負 担 分 ) 休 業 補 償 ( 給 付 基 礎 日 額 の80の 80%) 療 養 補 償 遺 族 原 則 20 万 円 弱 の 葬 祭 料 のみ+ 救 済 給 付 調 整 金 ( 既 支 給 給 付 合 計 < 280 万 円 の 場 合 ) 実 態 は 遺 族 患 者 合 計 で300で 万 円 が 事 実 上 上 限 化? 300 万 円 弱 一 時 金 ( 特 別 遺 族 弔 慰 金 + 特 別 葬 祭 料 ) 年 金 240 万 円 ( 遺 族 1 人 )~330 万 円 ( 遺 族 4 人 以 上 ) または 一 時 金 1,200 万 円 一 律 300 万 円 + 年 金 153~ 245 日 分 または 一 時 金 1,000 日 分
環 境 省 が 想 定 した 救 済 対 象 中 皮 腫 石 綿 輸 入 量 170トン 当 たり1 人 ( 出 典 :Tossavainen: A, Int Occup Environ Health) 曝 露 から36 年 後 ( 労 災 認 定 事 例 の 平 均 潜 伏 期 間 )に 発 症 し 発 症 してから2 年 後 に 死 亡 すると 仮 定 入 手 可 能 な 輸 入 量 データは1930 年 分 以 降 (1966( 年 ~ 発 症 ) 2004 年 に 原 則 禁 止 ( 死 亡 者 発 生 は2042は 年 が 最 後 ) 1995~2003 年 は 人 口 動 態 統 計 (ICD( ICD-10) ) C45:: 中 皮 腫 に よる 死 亡 者 数 1979~1994 1994 年 は 人 口 動 態 統 計 (ICD( ICD-9) ) 163:: 胸 膜 のその 他 の 悪 性 腫 瘍 による 死 亡 者 数 肺 がん 中 皮 腫 同 数 と 仮 定 (0.7( 0.7: : 労 災 実 績 1.6 1.6:2003 Jukka Takala) 労 災 補 償 カバー 率 5 割 と 仮 定 残 る5 る 割 を 救 済 法 がカバー 隙 間 ない 救 済 の 検 証 方 法 救 済 されるべき 対 象 を 暦 年 別 中 皮 腫 死 亡 数 及 び 石 綿 肺 がん 死 亡 者 数 ( 中 皮 腫 の2 の 倍 と 仮 定 )とする 2008 年 度 末 までの 救 済 件 数 で 検 証 労 災 保 険 と 船 員 保 険 ( 労 災 補 償 ) 労 災 時 効 救 済 新 法 死 亡 後 救 済 については 公 表 された 死 亡 年 別 救 済 件 数 を 使 用 労 災 補 償 では 2004 年 度 以 前 認 定 者 はすべて 死 亡 +2005+ 2005~20072007 年 度 新 規 認 定 者 件 数 - 2005~2007 2007 年 度 遺 族 補 償 給 付 支 給 決 定 件 数 =2007= 年 度 末 時 点 での 生 存 者 件 数 と 仮 定 新 法 生 存 中 救 済 については 葬 祭 料 支 給 決 定 件 数 を 中 皮 腫 : 肺 がん=8:2 に 案 分 して 2006 2006~20082008 年 の 各 年 に 等 分 合 計 認 定 件 数 - 葬 祭 料 支 給 決 定 件 数 = 生 存 者 件 数 と 仮 定 旧 国 鉄 職 員 地 方 公 務 員 国 家 公 務 員 等 に 係 る 労 災 補 償 労 災 時 効 救 済 件 数 等 は 含 まれていない
中 皮 腫 給 付 決 定 年 度 別 の 補 償 救 済 状 況 1600 1400 1200 労 災 保 険 新 法 時 効 救 済 新 法 死 亡 後 救 済 新 法 生 存 中 救 済 1000 800 600 400 200 0 ~1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 中 皮 腫 死 亡 年 別 の 補 償 救 済 状 況 (2008 年 度 末 時 点 ) 1,000 800 600 68~94 年 13.3% 未 救 済 件 数 新 法 救 済 件 数 労 災 時 効 救 済 件 数 労 災 補 償 件 数 1995~2008 年 中 皮 腫 の 救 済 率 =49.3= 9.3% (20. 20.0%~75.6%) 400 200 0 ~1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 不 明 死 亡 年 (1994 年 以 前 の 未 救 済 件 数 は 不 詳 )
石 綿 肺 がん 給 付 決 定 年 度 別 の 補 償 救 済 状 況 800 700 600 労 災 保 険 新 法 時 効 救 済 新 法 死 亡 後 救 済 新 法 生 存 中 救 済 500 400 300 200 100 0 ~1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 石 綿 肺 がん 死 亡 年 別 の 補 償 救 済 状 況 (2008 年 度 末 時 点 ) 2,000 1,500 未 救 済 件 数 新 法 救 済 件 数 労 災 時 効 救 済 件 数 労 災 補 償 件 数 1995~2008 年 石 綿 肺 がんの 救 済 率 =8.2= 8.2% (2. 2.5%~15.8%) 1,000 500 68~94 年 2.9% 0 ~1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 不 明 死 亡 年 (1994 年 以 前 の 未 救 済 件 数 は 不 詳 )
中 皮 腫 : 都 道 府 県 別 の 救 済 率 順 位 都 道 府 県 死 亡 者 数 補 償 救 済 合 計 救 済 率 1 兵 庫 1,004 915 91.1 % 2 東 京 900 748 83.1 % 3 大 阪 1,117 855 76.5 % 4 愛 知 461 351 70.6 % 5 山 口 194 137 66.3 % 全 国 平 均 11,212 7,436 42.8 % 43 鹿 児 島 145 62 42.8 % 44 山 梨 49 19 38.8 % 45 熊 本 119 40 33.6 % 46 沖 縄 83 26 31.3 % 47 岩 手 148 18 25.4 % 石 綿 肺 がん: 都 道 府 県 別 の 救 済 率 順 位 都 道 府 県 死 亡 者 数 補 償 救 済 合 計 救 済 率 1 岡 山 506 129 25.5 % 2 長 崎 472 120 25.4 % 3 香 川 218 52 23.9 % 4 東 京 1,800 384 21.3 % 5 新 潟 384 71 18.5 % 全 国 平 均 22,424 3,042 13.6 % 43 山 梨 98 3 3.1 % 44 岩 手 142 4 2.8 % 45 秋 田 152 4 2.6 % 46 鹿 児 島 290 7 2.4 % 47 高 知 128 2 2.3 %
肺 がん: 中 皮 腫 の 比 率 の 推 移 ( 決 定 年 度 別 ) 140% 労 災 時 効 救 済 120% 100% 労 災 保 険 80% 2003 年 度 以 前 の 平 均 約 70% 60% 40% 20% 労 災 保 険 労 災 時 効 救 済 新 法 生 存 中 救 済 新 法 死 亡 後 救 済 新 法 死 亡 後 救 済 新 法 生 存 中 救 済 0% ~1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 100% 80% 認 定 率 ( 認 定 / 決 定 件 数 )の 推 移 中 皮 腫 新 法 死 亡 後 救 済 中 皮 腫 労 災 保 険 中 皮 腫 労 災 時 効 救 済 肺 がん 労 災 保 険 中 皮 腫 新 法 生 存 中 救 済 60% 肺 がん 労 災 時 効 救 済 40% 20% 中 皮 腫 労 災 保 険 中 皮 腫 労 災 時 効 救 済 中 皮 腫 新 法 生 存 中 救 済 中 皮 腫 新 法 死 亡 後 救 済 肺 がん 労 災 保 険 肺 がん 労 災 時 効 救 済 肺 がん 新 法 生 存 中 救 済 肺 がん 新 法 死 亡 後 救 済 肺 がん 新 法 生 存 中 救 済 肺 がん 新 法 死 亡 後 救 済 0% 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
肺 がんの 労 災 認 定 状 況 と 救 済 法 判 定 基 準 1 胸 部 X 線 写 真 上 の 石 綿 肺 所 見 ( 胸 部 X 線 /CT) 上 の 胸 膜 プラーク+ 肺 線 維 化 所 見 2 胸 膜 プラーク + 石 綿 曝 露 作 業 従 事 歴 10 年 以 上 等 3 乾 燥 肺 重 量 1g 当 たり 5,000 本 以 上 の 石 綿 小 体 等 Kishimoto T, et al, Clinical study of asbestos-related lung cancer in Japan with special reference to occupational history, Cancer Science, 2010 Jan 22 上 積 補 償 / 訴 訟 水 準 補 償 救 済 の 現 状 のイメージ1 労 災 補 償 水 準 労 災 補 償 労 災 時 効 救 済 労 災 補 償 水 準 公 害 補 償 水 準 新 法 救 済 水 準 新 法 救 済 中 皮 腫 1995~2008 年 死 亡 者 を 参 考 に 作 図 1995~200 2008 年 の 中 皮 腫 死 亡 総 数 11.212 人 労 災 補 償 件 数 2,267 件 (20.2( 20.2%)+ 労 災 時 効 救 済 件 数 459 件 (4.1( 4.1%)=24.2% 新 法 ( 生 存 中 777 件 [ 推 計 ]+ 死 亡 後 2,023 件 ) 救 済 件 数 2,800 件 (25.0( 25.0%) 補 償 救 済 総 件 数 =49.3%
1 2 3 4 5 6 石 綿 健 康 被 害 の 曝 露 源 別 分 類 と 補 償 救 済 直 接 職 業 曝 露 : 労 働 者 + 自 営 業 者 間 接 職 業 曝 露 : 労 働 者 + 自 営 業 者 家 庭 内 曝 露 : 労 働 者 等 の 家 族 近 隣 曝 露 : 周 辺 住 民 ( 鉱 山 工 場 等 ) 環 境 曝 露 : 一 般 市 民 曝 露 源 不 明 : 一 般 市 民 80% 20% 労 災 補 償 労 災 時 効 救 済 12の の 内 の 労 働 者 + 労 災 保 険 特 別 加 入 の 自 営 業 者 船 員 保 険 国 家 地 方 公 務 員 旧 国 鉄 等 新 法 ( 生 存 中 死 亡 後 ) 救 済 上 記 以 外 の12 及 び 3~6 平 成 19 20 年 度 被 認 定 者 曝 露 状 況 調 査 疾 病 男 性 女 性 計 構 成 割 合 職 業 曝 露 695 45 740 65.7% 医 療 費 グループ 家 庭 内 曝 露 立 入 屋 内 環 境 曝 露 その 他 不 明 11 20 163 24 20 147 35 40 310 3.1% 3.6% 27.6% 計 889 236 1,125 100% 職 業 曝 露 837 79 916 53.6% 弔 意 金 グループ 家 庭 内 曝 露 立 入 屋 内 環 境 曝 露 その 他 不 明 7 14 422 28 10 315 35 24 737 2.0% 1.4% 43.0% 計 1,280 432 1,712 100% 合 計 職 業 曝 露 計 1,532 2,169 124 668 1,656 2,837 58.4% 100%
全 救 済 対 象 に 対 する 新 法 分 の 割 合 中 皮 腫 のgreat の majorityがアスベストによるもので 約 80%は 職 業 曝 露 歴 をもつ 短 期 間 または 低 レベルの 職 業 曝 露 歴 でも 職 業 病 としての 認 定 に 十 分 (1997( ヘルシンキ クライテリア) 石 綿 肺 がん: 中 皮 腫 =2:1(2004 = 2004 アフター ヘルシンキ 論 文 等 ) 中 皮 腫 : 男 性 の90の 90% 女 性 の25の 25%が 職 業 曝 露 による(2004 WHO EBD 職 業 がん) 男 性 の85の 85-90% 女 性 の20の 20-30% 全 体 の74-95%が 職 業 曝 露 による(2007 UK HSE 職 業 がんの 負 荷 ) フランスの 石 綿 被 害 補 償 制 度 (FIVA( FIVA)の 実 績 : 職 業 曝 露 歴 をも つものの 割 合 は 約 85%に 下 がった オランダとイギリスの 非 職 業 性 中 皮 腫 救 済 制 度 の 救 済 対 象 割 合 の 見 積 もり: 約 30% 上 積 補 償 / 訴 訟 水 準 補 償 救 済 の 現 状 のイメージ2 労 災 補 償 水 準 新 法 救 済 水 準 復 帰 前 沖 縄 基 地 事 例 旧 認 定 基 準 不 支 給 事 例 労 災 時 効 救 済 労 災 補 償 労 災 補 償 水 準 公 害 補 償 水 準 新 法 救 済 水 準 新 法 救 済 労 働 者 被 害 新 法 救 済 非 労 働 者 被 害 70% 本 来 の 割 合 30 30% 職 業 曝 露 が80が 80%という 国 際 的 コンセンサス 等 から 労 働 者 被 害 が70が 70%と 仮 定 新 法 救 済 事 例 のかなりの 部 分 ( 半 数 程 度 )は 労 災 補 償 労 災 時 効 救 済 を 受 ける 資 格 のある 事 例 及 び 旧 認 定 基 準 不 支 給 事 例 等 が 含 まれているものと 考 えられる
健 康 被 害 対 策 の 課 題 : 環 境 省 関 係 1 指 定 疾 病 の 拡 大 2 給 付 内 容 水 準 の 改 善 3 住 民 自 営 業 者 の 健 康 管 理 制 度 の 創 設 4 遺 族 弔 慰 金 等 ( 死 亡 後 救 済 )の 請 求 期 限 の 撤 廃 ないし 最 延 長 5 残 された 隙 間 未 救 済 事 案 解 消 対 策 6 残 された 隙 間 紛 れ 込 み 事 案 解 消 対 策 7 標 準 処 理 期 間 の 設 定 中 皮 腫 の 生 存 中 救 済 対 策 8 判 定 基 準 の 見 直 し 9 疫 学 調 査 の 実 施 等 10 定 期 的 見 直 しとその 体 制 縦 割 り 行 政 を 排 した 健 康 被 害 対 策 の 確 立 1 多 機 関 等 にまたがる 情 報 等 を 一 元 的 に 管 理 する 2 補 償 救 済 の 目 標 を 設 定 して 検 証 を 行 う 3 対 象 疾 病 認 定 判 定 のあり 方 等 共 通 する 基 本 的 考 え 方 等 に ついて 整 合 性 を 確 保 する 4 残 された 隙 間 未 補 償 救 済 事 案 紛 れ 込 み 事 案 解 消 対 策 を 総 合 的 に 推 進 する 5 救 済 法 で 新 設 する 健 康 管 理 制 度 と 労 働 安 全 衛 生 法 の 健 康 管 理 制 度 との 整 合 性 を 確 保 し 有 機 的 に 結 合 できるようにする 6 省 庁 縦 割 りでない また メンバー 選 定 を 官 僚 まかせにしない 調 査 研 究 等 を 実 施 する 7 関 係 審 議 会 検 討 会 等 を 一 元 化 簡 素 化 する 8 患 者 家 族 をはじめとする 関 係 者 の 参 加 を 確 保 する