小型デスクトップNAS T6W Windows 2012 セットアップ マニュアル



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Newtech SmartNAS 1U / Windows 2012 セットアップマニュアル 第 1.04 版 2015/01/22

変 更 履 歴 版 数 日 付 内 容 1.0 2014/08/18 初 版 1.01 2014/08/25 [ボリュームサイズ(アレイの 割 り 当 て)]95% 100%に 変 更 1.02 2014/09/03 ディスクの 交 換 手 順 ホットプラグで 挿 入 した 時 の 自 動 再 構 築 を 追 加 1.03 2014/10/07 リカバリー 後 の 手 順 を 追 加 バックアップはベアメタルリカバリに 対 応 していない 内 容 を 追 記 1.04 2015/01/22 バックアップはベアメタルリカバリに 対 応 していない 内 容 を 削 除 ファイルやフォルダの 回 復 ベアメタルリカバリ 回 復 の 追 加

はじめに 本 書 に 含 まれる 内 容 は 予 告 なく 変 更 される 場 合 があります 株 式 会 社 ニューテックは 本 書 に 記 載 された 製 品 の 適 合 性 暗 黙 の 保 証 運 用 における 損 害 及 び 本 書 の 使 用 に 関 連 した 損 害 について 責 任 を 負 いかねます また 本 製 品 は 日 本 国 外 軍 事 目 的 原 子 力 設 備 で 使 用 されないことを 前 提 としております 株 式 会 社 ニューテックは 本 書 に 記 載 された 製 品 へ 記 録 されたデータについて その 消 失 誤 記 録 における 責 任 を 負 いかねます (データのバックアップは システム 管 理 者 の 責 任 において 実 施 が 必 要 です ) 本 書 は 著 作 権 によって 保 護 された 情 報 を 含 んでおり 本 書 のいかなる 部 分 も 株 式 会 社 ニューテ ックの 書 面 による 許 可 の 無 いまま コピー 再 版 他 言 語 への 翻 訳 を 行 ってはいけません 株 式 会 社 ニューテック 105-0013 東 京 都 港 区 浜 松 町 2 丁 目 7-19 KDX 浜 松 町 ビル http://www.newtech.co.jp Copyright 2014,Newtech Co.,Ltd. All rights reserved. 本 書 利 用 者 の 前 提 条 件 本 書 は コンピュータ 装 置 の 基 本 的 な 知 識 を 有 した 運 用 管 理 者 向 けに 記 載 されたマニュアルです i

目 次 はじめに...I 本 書 利 用 者 の 前 提 条 件...I 1. SMARTNAS 1U の 設 置 について...1 2. 初 期 設 定...1 2-1. 初 期 セットアップ...1 2-2. サインイン...4 2-3. 電 源 のシャットダウン...4 2-3-1. Windows OS のシャットダウン 操 作...4 3. 基 本 設 定...6 3-1. IP アドレスの 設 定...6 3-2. ユーザーの 作 成...10 3-3. グループの 作 成...12 3-4. ファイルおよび ISCSI サービスのインストール...15 3-5. アクティブディレクトリ 環 境 への 参 加...17 3-6. 共 有 フォルダーの 作 成...20 3-7. アクティブディレクトリ 環 境 での 共 有 フォルダーの 作 成...27 3-8. ネットワークドライブの 割 当...34 4. オプション 設 定... 35 4-1. 日 時 の 設 定...35 4-2. サーバ 名 ワークグループ ドメインの 変 更...36 4-3. NIC のチーミング 設 定...39 4-4. パスワードの 変 更...44 4-5. シャドウコピーの 設 定...47 4-5-1. ファイルサーバーVSS エージェントサービスのインストール...47 4-5-2. シャドウコピーの 設 定...50 4-6. ISCSI 設 定...54 4-6-1. iscsi ターゲットサーバーのインストール(サーバーでの 操 作 )...54 4-6-2. iscsi イニシエーターの 準 備 (クライアントでの 操 作 )...56 4-6-3. iscsi ターゲットの 設 定 (サーバーでの 操 作 )...57 4-6-4. iscsi イニシエーターの 設 定 (クライアントでの 操 作 )...62 4-6-5. iscsi ボリューム 接 続 (クライアントでの 操 作 ) 例...64 4-7. リモートデスクトップ 設 定...66 4-7-1. サーバ 側 の 設 定...66 4-7-2. Windows Vista/7 からの 接 続...67 4-8. RAID 設 定...69 4-8-1. RAID 管 理 ソフトウェアの 起 動...69 4-8-2. RAID の 削 除...70 4-8-3. RAID の 構 築...72 4-8-4. スペアドライブの 設 定...75 4-8-5. メール 通 知 の 設 定...76 4-8-6. イベント 一 覧...78 4-8-7. ディスクの 初 期 化...79 5. ディスク 交 換 方 法... 82 5-1. ディスクのスロット 位 置 の 確 認...82 5-2. ディスクの 交 換 とリビルドの 実 行...83 6. リカバリー 手 順... 85 7. バックアップについて... 89 7-1. バックアップの 設 定 方 法...89 7-2. ファイルやフォルダの 回 復 方 法...91 7-3. ベアメタル 回 復 方 法...94 8. 修 理 ご 依 頼 について... 97 ii

1.SmartNAS 1U の 設 置 について 本 体 の 設 置 方 法 は SmartNAS 1U ラックマウント ユーザーズマニュアル を 参 照 下 さい 本 体 設 置 後 の 初 期 設 定 には 別 途 ディスプレイモニター キーボード マウス(PS2/USB 接 続 )が 必 要 になります モニター キーボード マウスを 直 接 接 続 しないで 操 作 するリモートコントロールに 関 しては SmartNAS 1U ラックマウン ト ユーザーズマニュアル を 参 照 下 さい 2. 初 期 設 定 2-1. 初 期 セットアップ 1. 製 品 にディスプレイモニター キーボード マウスを 接 続 し 電 源 を 入 れます 初 期 セットアップ 後 は WindowsOS の 機 能 により リモートデスクトップ 接 続 (リモートデスクトップ 設 定 を 参 照 )による 操 作 も 可 能 です 2. 起 動 すると 下 記 画 面 が 表 示 された 後 にシステムの 各 種 初 期 化 動 作 が 開 始 され 自 動 的 に 再 起 動 が 実 行 されます NOTE 本 初 期 化 動 作 は 約 5 分 ほどかかります 初 期 化 動 作 中 はマウス キーボード 操 作 は 行 わず 製 品 の 電 源 を 切 らないでください 1

3. [Windows のセットアップ] [ 地 域 の 選 択 ] 以 下 の 画 面 では 何 も 変 更 せずにそのまま [ 次 へ]ボタンをクリックします 4. [Windows のセットアップ] [プロダクト キーの 入 力 ] 下 記 の 画 面 が 表 示 されます この 画 面 では 製 品 に 貼 られているシールを 参 照 し プロダクトキーを 入 力 し [ 次 へ]ボタンをクリックします NOTE プロダクト キーは 製 品 上 面 に 貼 られているシールに 記 されています 5. [Windows のセットアップ] [ライセンス 条 項 ] 以 下 の 画 面 では 内 容 を 読 み 理 解 した 上 で [Windows を 使 うためのライセンス 条 項 に 同 意 します]をチェックし [ 次 へ]ボタンをクリックします 2

6. [Windows のセットアップ] [パスワード 設 定 ] 以 下 の 画 面 にて [パスワード] 並 びに [パスワードの 確 認 入 力 ]に 任 意 のパスワードを 入 力 し[ 完 了 ]ボタンをクリックしま す NOTE パスワードは 以 下 の 条 件 を 満 たす 必 要 があります - 6 文 字 以 上 ( 半 角 ) - 数 字 / 英 大 文 字 / 英 小 文 字 / 記 号 のいずれか 3 つ 以 上 を 含 む 以 上 で [ 初 期 セットアップ]は 完 了 です 3

2-2.サインイン 1. [Windows へのサインイン] [ 初 期 セットアップ]が 完 了 したら Ctrl + Alt + Del キーを 押 し Administrator のパスワードを 入 力 し Windows へサインイ ンしてください 2-3. 電 源 のシャットダウン NOTE 製 品 に 外 付 けハードディスク 等 の 周 辺 機 器 を 接 続 している 場 合 は 製 品 の 電 源 を 切 ってから 各 周 辺 機 器 の 電 源 を 切 ってください 2-3-1.Windows OS のシャットダウン 操 作 1. Windows へサインインが 完 了 した 後 画 面 右 下 ( 以 下 の 図 の 赤 枠 で 示 している 箇 所 )あたりにカーソルを 移 動 してください その 後 画 面 右 側 に 歯 車 のアイコンが 表 示 されますので そのアイコンをクリックします 4

2. 画 面 右 側 に 以 下 の 図 の 様 に 表 示 されますので [ 電 源 ]ボタンをクリックします 3. [シャットダウン]を 選 択 します 4. 必 要 に 応 じてシャットダウンする 理 由 を で 選 んで[ 続 行 ]ボタンをクリックします 5

3.基本設定 3-1. IP アドレスの設定 1. Windows へサインインが完了した後 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動してください その後 画面右側に Windows のロゴが表示されますので そのロゴをクリックします 2. [コントロール パネル]をクリックします 6

3. [ネットワークの状態とタスクの表示]をクリックします 4. [アクティブなネットワークの表示]欄の[イーサネット]をクリックします NOTE [アクティブなネットワークの表示]欄には ネットワークケーブルが接続されているネットワーク コントローラが表示されます 未だ ネットワークケーブルが接続されていない場合は ネットワ ークケーブルを接続するか 以下の様に[アダプターの設定の変更]をクリックし [ネットワーク ケーブルが接続されていません]と表示されているイーサネットを右クリックし プロパティを開い てください プロパティを開いた後は 以下の項番 6 以降の処理を行います 7

5. [プロパティ]ボタンをクリックします 6. [インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]を選択し [プロパティ]ボタンをクリックします NOTE IPv6 を設定することも可能です 8

7. 本製品を接続するネットワーク環境に適した IP アドレスを設定し [OK]ボタンをクリックします NOTE 設定したアダプターにネットワークケーブルを接続し [アクティブなネットワークの表示]欄に該 当のイーサネットが表示される様にしてください 以上で [IP アドレスの設定]は完了です 9

3-2. ユーザーの作成 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [ダッシュボード]メニューから[ツール] [コンピュータの管理]をクリックします 3. [ローカルユーザーとグループ]を展開します 10

4. [ユーザー]をクリックし マウスを右クリックして [新しいユーザー]をクリックします 5. [ユーザー名]を入力し [作成]ボタンをクリックします NOTE 必要に応じて その他の項目も設定してください 以上で [ユーザーの作成]は完了です 11

3-3. グループの作成 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [ダッシュボード]メニューから[ツール] [コンピュータの管理]をクリックします 3. [ローカルユーザーとグループ]を展開します 12

4. [グループ]をクリックし マウスを右クリックして [新しいグループ]をクリックします 5. [グループ名]を入力し [追加]ボタンをクリックします NOTE 必要に応じ その他の項目も設定してください 6. [詳細設定]ボタンをクリックします 13

7. [検索]ボタンをクリックし [検索結果]欄からグループに登録するユーザーを選択して[OK]ボタンをクリックします 8. 選択したユーザーが登録されていることを確認し [OK]ボタンをクリックします 9. [所属するメンバー]欄にユーザーが登録されていることを確認し [作成]ボタンをクリックします 以上で [グループの作成]は完了です 14

3-4. ファイルおよび iscsi サービスのインストール NAS としての共有サービスを利用するために [ファイルサービスおよび iscsi サービス]のインストールが必要です 以下にイ ンストール方法を記します 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [ファイルサービスと記憶域サービス] [ボリューム]と移動し [共有]の項目内にある[役割と機能の追加ウィザードを起動 してください]をクリックします 3. [役割と機能の追加ウィザード]が起動したら [ファイルサービスおよび iscsi サービス]にチェックを入れ [次へ]ボタンを クリックします 15

4. [次へ]ボタンをクリックします 5. [インストール]をクリックします 6. [閉じる]をクリックします 以上で [ファイルサービスと iscsi サービスのインストール]は完了です 16

3-5. アクティブディレクトリ環境への参加 製品をアクティブディレクトリ環境へ参加させる手順を以下に記します アクティブディレクトリ環境で使用しない場合は 本手順は行なう必要はありません NOTE アクティブディレクトリへ参加するために 名前解決可能な DNS サーバが存在する必要があり ます 1. Windows へサインインが完了した後 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動してください その後 画面右側に Windows のロゴが表示されますので そのロゴをクリックします 2. [コンピュータ]アイコンボタンを右クリックします 3. 画面下に表示される[プロパティ]アイコンボタンをクリックします 17

4. [コンピューター名 ドメインおよびワークグループの設定]欄の[設定の変更]をクリックします 5. [コンピューター名]タブの[変更]ボタンをクリックします 6. [ドメイン]を選択し ドメイン名を入力して [OK]ボタンをクリックします NOTE 画面は ドメイン名[newtech]に参加する例です 18

7. ドメインコントローラにアクセス可能なユーザー名とパスワードを入力して [OK]ボタンをクリックします 8. [OK]ボタンをクリックします 9. [OK]ボタンをクリックします 10. [閉じる]ボタンをクリックします 11. [今すぐ再起動する]ボタンをクリックします 再起動後 アクティブディレクトリへのサインイン ログオン が可能になります 19

3-6. 共有フォルダーの作成 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [ファイルサービスと記憶域サービス] [ボリューム]と移動し [共有の概要に移動]をクリックします 20

3. [共有]の項目にある[ファイル共有を作成するには 新しい共有ウィザードを実行してください ]をクリックします NOTE ボタンを押して 新しい共有ウィザードを起動することも可能です 4. [新しい共有ウィザード]ウィンドウが起動しますので [ファイル共有プロファイル]を選んで [次へ]ボタンをクリックします NOTE ここでは [SMB 共有 簡易]を選んでいます 5. 設定する共有のサーバーとパスの選択を行います [カスタム パスを入力してください]を選択し [参照]ボタンをクリック します 21

6. [フォルダーの選択]にて ローカルディスク( D: )]を選択します 画面左上部の[新しいフォルダーを作成]ボタンをクリックし フォルダーを作成して[フォルダーの選択]ボタンをクリック します 7. 項番 4 の画面に戻ります フォルダーパスを確認後 [次へ]ボタンをクリックします 8. [共有名]を入力し[次へ]ボタンをクリックします 22

9. 共有の他の設定メニューに移りますので 必要な機能にチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックします 10. 共有に対してのアクセス許可の設定を実施ます [アクセス許可をカスタマイズする]をクリックします 11. 共有に対してアクセス可能なユーザを登録します ここでは [追加]ボタンをクリックします 23

12. [プリンシパルの選択]をクリックします 13. 該当ボリュームに対するアクセス許可を追加するユーザ グループ 名を入力し [名前の確認]ボタンをクリックします 有 効なオブジェクトが表示されましたら [OK]ボタンをクリックします 14. 追加したユーザー グループ に対してアクセス権を設定し [OK]ボタンをクリックします 24

15. 共有に対してのアクセス権の設定が必要な場合には [共有]タブをクリックし [追加]もしくは[編集]ボタン等をクリックし て調整をしてください 16. [次へ]ボタンをクリックします 17. 設定内容に問題ないかを確認し [作成]ボタンをクリックします 25

18. [閉じる]ボタンをクリックしてください 以上で [共有フォルダーの作成]は完了です 26

3-7. アクティブディレクトリ環境での共有フォルダーの作成 アクティブディレクトリに登録されているユーザーが 読み書き可能な共有フォルダーを製品に作成する手順を説明します アクティブディレクトリ連携する共有フォルダーを作成するには 製品がアクティブディレクトリへサインイン ログオン している 必要があります 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [ダッシュボード]メニューから[ツール] [コンピュータの管理]をクリックします 3. [共有フォルダー]を展開します 27

4. [共有]を右クリックし [新しい共有]をクリックします 5. [共有フォルダーの作成ウィザード]ウィンドウが起動しますので [次へ]ボタンをクリックします 6. [参照]ボタンをクリックします 28

7. [ローカルディスク( D: )]を選択します [新しいフォルダーを作成]ボタンをクリックし フォルダーを作成して[OK]ボタンをクリックします 8. 項番 6 の画面に戻ります フォルダーパスを確認後 [次へ]ボタンをクリックします 9. 共有名等を確認後 必要に応じて変更してください [次へ]ボタンをクリックします 29

10. [アクセス許可をカスタマイズする]を選択し [カスタマイズ]ボタンをクリックします 11. [共有のアクセス許可]タブの[追加]ボタンをクリックします 12. [詳細設定]ボタンをクリックします 30

13. ドメインコントローラにアクセス可能なユーザー名とパスワードを入力し [OK]ボタンをクリックします NOTE 画面は ドメインコントローラ[newtech]の管理者 ユーザー名 Administrator のアカウントを入 力した例です 14. [検索]ボタンをクリックし [検索結果]欄から作成する共有フォルダーに アクセス権を設定したいユーザー名またはグル ープ名を選択して[OK]ボタンをクリックします NOTE 画面例では グループ名[Domain Guest]を選択しています 31

15. 選択したユーザー名またはグループ名を確認し [OK]ボタンをクリックします 16. 選択したユーザー名またはグループ名が追加されたことを確認し 追加したユーザー名またはグループ名を選択します その後 アクセス権を確認し [OK]ボタンをクリックします NOTE 画面例では グループ名[Domain Guest]にフルコントロールを許可しています 17. [完了]ボタンをクリックします 32

18. 内容を確認し [完了]ボタンをクリックします 以上で [アクティブディレクトリ環境での共有フォルダーの作成]は完了です 33

3-8. ネットワークドライブの割当 製品をネットワーク上から参照する際に ネットワークドライブとして割当てておくことができます 1. ネットワークに接続されているパソコンから 製品の共有フォルダーを表示後 右クリックして表示されたメニューの[ネット ワークドライブの割り当て]をクリックします 2. ネットワークドライブを割り当てます ① ② ③ ドライブで本製品に割り当てるドライブを選択します [サインイン時に再接続する]にチェックを入れます [完了]ボタンをクリックします NOTE 本書では ネットワーク クライアントを Windows Server 2012R2 で行っています 他のバージョンでは サインインではなくログオン等の表記になっています [コンピュータ]を開き 割り当てられたドライブが認識されていることを確認ください 以上で [ネットワークドライブの割り当て]は完了です 34

4.オプション設定 4-1. 日時の設定 1. 画面右下のタスクトレイに表示されている時刻をクリックし [日付と時刻の設定の変更]をクリックします 2. [日付と時刻]タブの[日付と時刻の変更]ボタンをクリックします NOTE インターネットに接続されている環境の場合は [インターネット時刻]タブの[設定の変更]ボタン をクリックして [今すぐ更新]を選択すると自動で正しい時刻を取得することができます 3. [ ] [ ]ボタンをクリックし 現在の日付と時刻を設定して[OK]ボタンをクリックします 以上で [日時の設定]は完了です 35

4-2. サーバ名 ワークグループ ドメインの変更 1. Windows へサインインが完了した後 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動してください. その後 画面右側に Windows のロゴが表示されますので そのロゴをクリックします 2. [コンピュータ]アイコンボタンを右クリックします 3. 画面下に表示される[プロパティ]アイコンボタンをクリックします 36

4. [コンピューター名 ドメインおよびワークグループの設定]欄の[設定と変更]をクリックします 5. [コンピューター名]タブの[変更]ボタンをクリックします 6. 変更が必要な項目を設定し [OK]ボタンをクリックします 7. [OK]ボタンをクリックします 37

8. ドメインコントローラにアクセス可能なユーザー名とパスワードを入力して [OK]ボタンをクリックします 9. [OK]ボタンをクリックします 10. [OK]ボタンをクリックします 11. [閉じる]ボタンをクリックします 12. [今すぐ再起動する]ボタンをクリックします 以上で [サーバー名 ワークグループ ドメインの変更]は完了です 38

4-3. NIC のチーミング設定 Windows Server 2012R2 では OS による NIC のチーミングがサポートされます これまでは intel や broadcom といった NIC のベンダーがドライバやドライバに付属するツールでサポートしていたの で ベンダー混在とかチーミングをサポートしていないドライバがあったりといろいろと制限がありました OS でサポートする事により マルチベンダーの NIC でチーミングが可能です 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます そこで [ロ ーカル サーバー]をクリックします NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 2. [プロパティ]欄にある [NIC チーミング]項目が[無効]になっています この[無効]をクリックします 39

3. [NIC チーミング]のメニューが表示されます ここで 該当の NIC を Ctlr + マウスの左クリック で選択し [タスク]をクリッ クし [新しいチームに追加]を選択します 4. 任意の名前を[チーム名]に入力し [OK]ボタンをクリックします NOTE 追加プロパティの をクリックすることにより チーミングについての詳細な設定が可能になり ます チーミングの詳細なオプションについては マイクロソフト社の TechNet をご参照ください (http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831648.aspx 40

5. 以下の様に表示が変更されましたら 成功です 続いて IP アドレスの設定に移ります 8. 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動してください その後 画面右側に Windows のロゴ が表示されますので そのロゴをクリックします 9. [コントロール パネル]をクリックします 41

10. [ネットワークの状態とタスクの表示]をクリックします 11. [アクティブなネットワークの表示]欄に 先ほど作成したチーミング名 ここでは newtech が表示されますので そのチ ーミング名をクリックします 12. [プロパティ]ボタンをクリックします 42

13. [インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]を選択し [プロパティ]ボタンをクリックします NOTE IPv6 を設定することも可能です 14. 本製品を接続するネットワーク環境に適した IP アドレスを設定し [OK]ボタンをクリックします ここでは IP アドレスを自動取得する設定を記しています 以上で [NIC のチーミングの設定]は完了です 43

4-4. パスワードの変更 管理者パスワードは セキュリティーのため出荷時設定から変更することを推奨します 1. 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動してください その後 画面右側に Windows の ロゴが表示されますので そのロゴをクリックします 2. [コントロールパネル]ボタンをクリックします 3. [コントロールパネル]の[ユーザーアカウント]をクリックします 44

4. [ユーザーアカウント]の[アカウントの種類の変更]をクリックします 5. [アカウントの管理]にて [Administrator]をクリックします 6. [アカウントの変更]にて [パスワードの変更]をクリックします 45

7. 各項目を下記の様に入力し [パスワードの変更]ボタンをクリックします 現在のパスワード 新しいパスワード 新しいパスワードの確認 パスワードのヒントの入力 変更するパスワード 任意のパスワード 新しいパスワード に入力した任意のパスワード パスワードを思い出すための単語や語句を入力します 入力は任意のため フィールドを空欄にすることもできます 以上で [パスワードの変更]は完了です 46

4-5. シャドウコピーの設定 共有フォルダーのシャドウコピー(Shadow Copies of Shared Folders:SCSF)は ボリュームシャドウコピーサービスを使用して ファイルの任意の時点でのコピー シャドウコピー を作成するスナップショット技術です 4-5-1. ファイルサーバーVSS エージェントサービスのインストール 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます その後 [② 役割と機能の追加]をクリックします NOTE 2. ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください [次へ]ボタンをクリックします 47

3. [次へ]ボタンをクリックします 4. [次へ]ボタンをクリックします 5. [ファイルサービスおよび記憶域サービス] [ファイルサービスおよび iscsi サービス]を選んで [ファイルサーバーVSS エージェントサービス]にチェックを入れ [次へ]ボタンをクリックします NOTE iscsi ボリュームに対して ボリュームシャドウコピーを実施する場合には [iscsi ターゲット記 憶域プロバイダー(VDS および VSS ハードウェアプロバイダー)]にもチェックを入れてください 48

6. [次へ]ボタンをクリックします 7. [インストール]ボタンをクリックします 8. [閉じる]ボタンをクリックします 49

4-5-2. シャドウコピーの設定 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます その後 [ツール] [コンピュータの管理]をクリックします NOTE 2. ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください [ディスクの管理]をクリックします 3. 該当ボリュームを右クリックし [プロパティー]をクリックします 50

4. [シャドウコピー]タブをクリックします 5. [ボリュームの選択]からシャドウコピーの設定をするボリュームを選択して[設定]ボタンをクリックします 51

6. シャドウコピーの[最大サイズ]を指定し [OK]ボタンをクリックします NOTE スケジュールを細かく設定したい場合には [スケジュール]ボタンをクリックしてください 7. [有効]ボタンをクリックします 52

8. [はい]ボタンをクリックします 9. [OK]ボタンをクリックします 以上で [シャドウコピーの設定]は完了です 53

4-6. iscsi 設定 iscsi ターゲット機能により 本製品上に作成した仮想ディスク(VHD)を iscsi ストレージとして 提供することができます 4-6-1. iscsi ターゲットサーバーのインストール(サーバーでの操作) 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE 2. ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください [ファイルサービスと記憶域サービス] [ボリューム]と移動し [iscsi 仮想ディスク]の[iSCSI ターゲットサーバーをインスト ールするには 役割と機能の追加ウィザードを起動してください]をクリックします NOTE ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください 54

3. [ファイルサービスおよび記憶域サービス] [ファイルサービスおよび iscsi サービス]に移動し[iSCSI ターゲットサーバ ー]にチェックを入れ [次へ]ボタンをクリックします NOTE iscsi ボリュームに対して ボリュームシャドウコピーを実施する場合には [iscsi ターゲット記 憶域プロバイダー(VDS および VSS ハードウェアプロバイダー)]にもチェックを入れてください 4. [インストール]ボタンをクリックします 5. [閉じる]ボタンをクリックします 55

4-6-2. iscsi イニシエーターの準備 クライアントでの操作 NOTE 1. OS が Windows Vista 以前の場合は マイクロソフト社のダウンロードサイトより iscsi イニシ エーターをダウンロードし iscsi ターゲットのディスクを使用する環境へインストールしてくださ い 本マニュアルでは Windows7 での設定を例に挙げています [スタート]ボタンをクリックし [プログラムとファイルの検索]欄に iscsi と入力すると プログラム欄に表示される[iSCSI イニシエーター]をクリックします 2. [iscsi イニシエータのプロパティ]が起動されますので [ターゲット]欄に 本製品の iscsi で使用する IP アドレスを入力し [クイック接続]ボタンをクリックします NOTE この時点では未だ本製品側で iscsi ターゲットを設定していないために 検出されたターゲット には何も表示されません [完了]ボタン [OK]ボタンをクリックしてください 56

4-6-3.iSCSI ターゲットの設定(サーバーでの操作) NOTE iscsi 設定の前にファイアウォールの設定で TCP ポート 3260 番(受信のみで可)を開ける必要 があります 1. Windows へサインインが完了した後 以下の図の様に サーバーマネージャーの[ダッシュボード]が開きます NOTE 2. ダッシュボードを閉じた後 再度開きたい場合は 上図の赤枠で示している アイコンをクリックしてください [ファイルサービスと記憶域サービス] [ボリューム]と移動し [iscsi 仮想ディスク]の[タスク]をクリックして [新しい iscsi 仮想ディスク]をクリックします 57

3. iscsi 仮想ディスクを作成する場所 ドライブ を選択します 選択後に[次へ]ボタンをクリックします 4. iscsi 仮想ディスクのサイズを[サイズ]に入力し [次へ]ボタンをクリックします NOTE 5. iscsi 仮想ディスクのサイズは 8MB 16TB の範囲で 作成する場所 ドライブ の空き領域 の範囲です iscsi ターゲットの割り当てにて 既にターゲットを作成している場合には [既存の iscsi ターゲット]内の iscsi ターゲット を 初めて作成する場合には [新しい iscsi ターゲット]を選択してください 選択後は[次へ]ボタンをクリックします 58

6. ターゲットの名前を入力し [次へ]ボタンをクリックします 7. 接続する iscsi クライアントを この[アクセス サーバー]で設定します [追加]ボタンをクリックします 8. [3-8-2 iscsi イニシエータの準備]で 本製品とクイック接続を実施している場合 [ターゲットサーバーのイニシエーター のキャッシュから選択する]をクリックし 表示されているイニシエータを選択します 選択後は[OK]ボタンをクリックしま す 59

9. [アクセス サーバーの指定]に戻りますので 追加したイニシエーターが存在するか確認をし 他に追加するイニシエータ ー iscsi クライアント が無い場合には [次へ]ボタンをクリックします 10. 認証を有効にする場合には この画面にて CHAP 等を設定して [次へ]ボタンをクリックします 11. 設定内容の確認にて 問題が無ければ [作成]ボタンをクリックします 60

12. [閉じる]ボタンをクリックします 61

4-6-4.iSCSI イニシエーターの設定 クライアントでの操作 NOTE 3. OS が Windows Vista 以前の場合は マイクロソフト社のダウンロードサイトより iscsi イニシ エーターをダウンロードし iscsi ターゲットのディスクを使用する環境へインストールしてくださ い 本マニュアルでは Windows7 での設定を例に挙げています [スタート]ボタンをクリックし [プログラムとファイルの検索]欄に iscsi と入力すると プログラム欄に表示される[iSCSI イニシエーター]をクリックします 4. [iscsi イニシエータのプロパティ]が起動されますので [最新の情報に更新]ボタンをクリックします その後 [検出ター ゲット]欄に本製品の設定した iscsi ターゲットが[非アクティブ]の状態で表示されます 該当イニシエーターを選択し [接続]ボタンをクリックします 5. [詳細設定]をクリックします 62

6. [ローカルアダプター] [イニシエーター]と[ターゲット ポータル]に適切なものを選択し [OK]ボタンをクリックします 7. [OK]ボタンをクリックします 8. 接続したターゲットの IQN の状態が[接続完了]になっていることを確認し [OK]ボタンをクリックします 以上で [iscsi イニシエーターの設定]は完了です 63

4-6-5. iscsi ボリューム接続(クライアントでの操作)例 1. [ディスクの管理]を開いた後 以下の様に接続した iscsi ターゲット側の仮想ディスク(iSCSI ボリューム)が追加されたこと を確認してください [ディスクの初期化]を実施します [GPT(GUID パーティション テーブル)]を選択して [OK]ボタンをクリックします 2. 該当ディスクを右クリックし [新しいシンプルボリューム]を選択します 3. [新しいシンプルボリューム ウィザード]が起動されます [次へ]ボタンをクリックします 64

4. ボリュームサイズを入力 デフォルト:該当ディスクで利用できる最大値 して [次へ]ボタンをクリックします 5. 該当ボリュームのマウント先を設定します [次のドライブ文字を割り当てる]を選択し 任意のドライブ文字を設定後 [次 へ]ボタンをクリックします 6. 該当ボリュームをフォーマットします [このボリュームを次の設定でフォーマットする]を選択し 必要個所を設定後 [次 へ]ボタンをクリックします 7. [完了]ボタンをクリックします 以上で [iscsi ボリューム接続例]の操作は完了です 65

4-7. リモートデスクトップ設定 4-7-1. サーバ側の設定 1. 画面左下のタスクバーにあるサーバーマネージャーのアイコンをクリックし起動したサーバーマネージャー画面から ロ ーカルサーバー をクリックします リモートデスクトップの 有効/無効 のハイパーリンクをクリックします WindowsStorageServer2012R2WorkGroup では リモート管理 がデフォルトで有効化されています 2. システムのプロパティ 画面で システムのプロパティ 画面が表示されます スタート画面から コンピュータ を右クリックして [プロパティ] [リモートの設定] と選択しても可能です 3. リモートタブのリモートデスクトップセクションから このコンピューターへのリモート接続を許可する を選択します 4. 接続元のコンピュータがネットワークレベル認証機能を有している場合は ネットワークレベル認証でリモートデスクトッ プを実行しているコンピューターからのみ接続を許可する にチェックを入れてください 5. ユーザーの選択 ボタンをクリックすると リモートデスクトップ ユーザー 画面が表示されます 追加 または 削除 ボタンをクリックしてユーザーにアクセス件を付与し OK をクリックします 66

6. 適用 をクリックして OK をクリックします 7. ファイアウォールの設定を変更します 許可されたアプリ 画面を以下の手順で表示させます [コントロールパネル]-[システムとセキュリティ-][Windows ファイアウォール]-[ Windows ファイアウォールを介したアプ リまたは機能を許可] 8. リモートデスクトップ にチェックを入れ ご使用の環境に合わせ プライベート と パブリック のチェックを入れ OK をク リックします ドメインを設定している場合は ドメイン欄も表示されますので ドメイン欄にチェックを入れます 4-7-2. Windows Vista/7 からの接続 1. [スタート] [すべてのプログラム] [アクセサリ] [リモート デスクトップ接続]をクリックします 2. 接続するサーバー名を入力し [接続]ボタンをクリックします 67

3. サーバーの管理者(Administrator)パスワードを入力し [OK]をクリックします 4. 注意画面が表示されますので [はい]をクリックします 5. SmartNAS のデスクトップが表示されます 以上で [リモートデスクトップ設定]は完了です 68

4-8. RAID 設定 4-8-1. RAID 管理ソフトウェアの起動 本製品は工場出荷時に冗長性のある RAID を構成し出荷しています RAID の再構成や状態の確認は RAID 管理ソフトウェアを使用して行ないます RAID 管理ソフトウェアは下記手順で起動します 1. Windows へサインインが完了した後 画面右下 以下の図の赤枠で示している箇所 あたりにカーソルを移動する か Windows C キーを押してください その後 画面右側に検索(虫眼鏡の)アイコンが表示されますので そのアイコ ンをクリックします 2. アプリケーションの一覧が表示されますので [インテル@ラピッド ストレージ テクノロジー]のアイコンをクリックします 69

3. RAID 管理ソフトウェアが起動します RAID に問題が無ければ下図の様な画面が表示されます 4-8-2. RAID の削除 RAID 構成を変更したい 構成 ディスク台数など 場合は 現在の構成を削除し その後 RAID を再構成してください NOTE 構成を削除すると元のデータは失われ復元することはできません 削除する前に必要なデータ は必ずバックアップしてください 1. [ボリューム]から 削除する RAID ボリュームを選択します デフォルトではボリュームはひとつです 70

2. 画面右にある[ボリュームプロパティ]から[ボリュームの削除]を選択します 3. 警告が出ますので [はい]をクリックします 4. RAID 内のボリュームが削除されました 以上で [RAID の削除]は完了です 71

4-8-3. RAID の構築 1. RAID 管理ソフトウェアの[ボリュームの作成]アイコンをクリックします 2. 作成する RAID レベルを選択し [次へ]をクリックします ここでは HDD3 台による RAID5 の構成手順を説明します 残りの 1 台はスペアドライブとして設定します (標準の出荷構成は HDD4 台による RAID5の構成です ) 72

3. ボリューム名を入力し RAID に組み込む HDD(ポート 1 3)を選択します 本例では HDD ポート 0 をスペアディスクとし て設定するため ここでは選択しません システムディスクである SSD は選択してはいけません [ボリュームサイズ(アレ イの割り当て)]は 95% 100 に変更します 注 SSD を選択しないよう注意してください 4. [詳細設定]を開き [データ ストライプ サイズ]を設定します 出荷時の RAID 設定では[64KB]になって います [ボリュームのライトバックキャッシュを有効にする]と[ボリュームの初期化]にチェックを入れて[次へ]を クリックします 73

5. 構成を確認して データの削除を実行する にチェックを入れて [ボリュームの作成]をクリックし 確認画面が表示される ので[OK]をクリックします 6. 完了のダイアログが表示されるので [OK]をクリックします 画面がステータス画面に戻り 初期化が始まります 初期化中もボリュームは使用可能です 以上で [RAID の構築]は完了です 74

4-8-4. スペアドライブの設定 未使用状態のディスクをスペアドライブとして設定します RAID 管理ソフトウェアの[デバイス]未使用の SATA ディスクをアイコンをクリックします 1. 画面右側の[ディスクのプロパティ]で 利用状況の[スペアとしてマーク]を選択します 75

2. 確認画面が表示されるので [はい]をクリックします 3. ディスクがスペアに設定されました 以上で [スペアドライブの設定]は完了です 4-8-5. メール通知の設定 ディスクの障害などのイベントが発生した際に 電子メールによりイベントを通知することができます [プリファレンス]をクリックした後 [電子メール]を選択すると[電子メールのプリファレンス]が表示されます [情報] [警告] [エラー]で電子メールで送信される内容は 後述のイベント一覧から Email Notify を参照下さ い 必須フィールドに入力してメール通知の設定を行います SMTP ホスト ポート 電子メールの送受信を行うために接続されているサーバー名 メール サーバーに送信メールをリレーするのに使用する TCP ポート番号 差出人の電子メールアドレス 宛先電子メールアドレス 電子メールの通知の [差出人] フィールドに表示される電子メールアドレス 通知が配信される先の電子メール アドレス 76

以上で [メール通知の設定]は完了です 77

4-8-6.イベント一覧 RAID 管理ソフトウェアから報告されるイベント一覧は次の表になります NAI:Notification Area Icon (タスク バーの通知領域のアイコン) Event Log : アプリケーションログ Email Notify : Email によるイベント通知 78

4-8-7.ディスクの初期化 サーバーマネージャーを開きます 7. [ダッシュボード]メニューから[ツール] [コンピュータの管理]をクリックします 8. [記憶域] [ディスクの管理]をクリックします 79

9. [ディスク 2]はスペアドライブにアサインするためのディスクなのでチェックを外し パーティションスタイルに[GPT]を指定し [OK]をクリックします 10. [未割り当て]と表示されているディスクのパーティションを右クリックして [新しいシンプル ボリューム] を選択します ウィザードが表示されますので 画面の指示に従って進んでください NOTE RAID やスペアにアサインされていない内蔵ディスクが存在する場合 使用可能ディスクとして 認識され ディスクの管理画面に表示されます この内蔵ディスクをフォーマットして使用するこ とはしないでください 80

11. ボリュームサイズや ドライブ文字の割り当てを行った後 パーティションのフォーマット画面が表示されるので [ファイル システム]を [NTFS]に設定します パーティションが RAID ボリュームの場合は RAID 構成時に設定した [データ ストラ イプ サイズ]と同じ値を [アロケーション ユニット サイズ]に設定します 出荷時の RAID ボリュームは [64KB]に設定さ れています 設定後 [次へ]をクリックします 12. 設定を確認し [完了]をクリックします 以上で [ディスクの初期化]は完了です 81

5.ディスク交換方法 HDD に障害が発生した場合は 以下の作業を行い HDD を交換してください 以下 ホットスペアが設定されていない場合の交換手順になります ホットスペアを設定している場合は 自動でリビルド処理が開始されますので リビルド開始後に故障したディスクを取り出し 新規 HDD をセットし 以下同様の RAID 管理画面から スペアディスクとして設定してください NOTE 正常 HDD の取り外しは RAID の冗長性が失われたり データを損失する可能性があります 障害発生時以外での取り外しは行わないで下さい 5-1.ディスクのスロット位置の確認 正常に稼働しているディスクは LED の点灯することによりどのスロットに搭載されているかを確認することができます ディス クを選択して [LED をアクティブにする]をクリックします 確認できた後 再度 [LED をアクティブにする]をクリックします 82

5-2.ディスクの交換とリビルドの実行 1. RAID 管理ソフトウェアを起動し [ステータス]画面で RAID のステータスを確認します 2. 障害ディスクを取り外します 3. 新しいディスクを挿入します ホットプラグで挿入した時の自動再構築 が有効の場合は 以降の操作は通常必要ありません 4. 新しいディスクが認識されると下記の画面となります 新しいディスクのコントローラー番号とポート番号を確認します 5. 対象のボリュームを選択して ので [別のディスクに再構築]をクリックします 83

6. 再構築 をクリックします 7. 再構築が始まります 再構築中 アクセス LED が赤に点滅する場合があります 再構築が終了すると赤点滅は消灯します 84

6.リカバリー手順 初期出荷構成に戻すための手順について説明します 出荷構成以外の詳細設定については 本手順書の各設定手順を参照のうえ実施ください 準備部材 SmartNAS 1U/Windows 本体 電源ケーブル ディスプレイ ディスプレイケーブル キーボード マウス USB 接続の外付け DVD ドライブ リカバリーDVD 準備 HDD を抜いた状態 で以下手順を実施することをお勧めします リカバリー手順 1. SmartNAS 1U を電源オフした状態から始めます 2. SmartNAS にディスプレイを接続し キーボードとマウスを USB3.0 3. DVD ドライブにリカバリーDVD をセットし SmartNAS 背面の USB2.0 ポートに接続してください 4. SmartNAS の背面の主電源をオンにし 前面の電源ボタンを押し 起動します 起動直後 F11 を押して ブートメニュー画面を表示します 5. 表示されたデバイス一覧から キーボードの矢印キーで 接続した DVD ドライブデバイス選択します ブートメニューが表示されなかった場合 再起動を行ない再度本手順を実施してください NOTE DVD ドライブが2つ表示された場合は UEFI と表示されていない DVD ドライブを選択してください 6. しばらくして起動すると キーボードレイアウトの選択 画面が表示されるので Microsoft IME を選択します 7. オプション選択 画面が表示されるので トラブルシューティング を選択します 85

8. トラブルシューティング 画面が表示されるので 回復ツール を選択します 9. 回復ツール 画面で WindowsServer2012R2 が表示された場合は WindowsServer2012R2 を選択します 10. コマンドプロンプトが表示されます R キーを押し Enter で確定 確認メッセージが表示されるので Y キーを押し Enter で確定すると リカバリーが開始されます 11. 正常終了 のメッセージが表示されたら リカバリメディアを取り外し 適当なキーを押します 12. 再起動後 プロダクトキーの入力画面が表示されますので 添付されているプロダクトキーを入力してください 以降の設定については 本手順の設定手順を参照し必要な設定を実施してください リカバリー後の手順 a) プロダクトキーを有効にするためには ライセンスのアクティベーションが必要になります リカバリー後は ライセンスの再 利用を行うことになりますため インターネット経由のアクティベーションには失敗することがあります 画面に表示される 内容に従って 電話でのアクティベーションを実施してください 入力するライセンスは本体上面に貼ってあるライセンスシ ールを確認してください サーバマネージャーのローカルサーバー表示より プロダクト ID の表示から操作します b) OS のリカバリー完了後 RAID 管理ソフトウェアをインストールしていただく必要があります これはリカバリー時のみ必要な 操作です C:\NTC\Drivers&Utilities\RSTe\3.7.0.1093\IATA_CD.exe を実行します 該当のディレクトリや同ファイル が存在しない場合は弊社サポートへお問合せください 86

IATA_CD.exe を実行します セットアッププログラムへようこその表示で 次へを選択します 警告の表示で 次へを選択します 仕様許諾契約書の表示で はいを選択します 87

Readme ファイルの表示を確認した後 次へを選択します セットアップの進行状況の画面で 次へを選択します セットアップ完了の画面で はい コンピューターを今すぐ再起動しますを選択して 完了を押下します 再起動が実行されます 以上で [リカバリー手順]は完了です 88

7.バックアップについて SmartNAS に保存したデータのバックアップにつきましては 本 SmartNAS 以外の別の装置に定期的にバックアップしていただ くことをお勧めします バックアップ方法としまして WindowsServer バックアップがございます スケジュールバックアップには 専用のハードディスクにバックアップする方法 と ローカルサーバのボリュームにバックア ップする方法 同じネットワーク内の共有フォルダにバックアップする方法 がありますので 環境等を考慮のうえ適切な方 法を選択してください 7-1.バックアップの設定方法 1. 画面左下にあるサーバーマネージャーのアイコンをクリックし 役割と機能の追加 から役割と機能の追加ウィザードに従 って WindowsServer バックアップをインストールすることで バックアップ機能が使用可能になります 2. サーバーマネージャー画面の[ツール]-[Windows Server バックアップ]をクリックすると バックアップの設定画面が開きま す 89

3. スケジュールを組んで実行させたい場合は バックアップスケジュール 手動ですぐに実行させたい場合は 単発バックア ップ 取得したバックアップを使用して回復させたい場合は 回復 をクリックし 各ウィザードに従って操作してください 以上で [バックアップの設定方法]は完了です 90

7-2.ファイルやフォルダの回復方法 ここでは ファイルとフォルダをリカバリーする例を示します ご利用の用途によりオプションの指定を 変更してください 1.[Windows Server バックアップ]を開いた後 [ローカルバックアップ]を選択し [回復 ]を選択します 2.回復ウィザードに従って実行します [このサーバー]を選択して [次へ]を押下します 91

4. 回復させるバックアップの日付と時間を選択して [次へ]を押下します 5. [ファイルおよびフォルダー]を選択して [次へ]を押下します 6. リストアするファイルやフォルダーを選択して [次へ]を押下します 92

7. 回復オプションの指定から 回復先 バックアップ内の項目が回復再に既にある場合 セキュリティ 設定を指定して [次へ]を押下します 8. 回復項目と回復設定の内容を確認して [回復]を押下します 9. 回復の動作が実行されます 状態を確認して 閉じるを押下します 以上で [ファイルやフォルダーの回復方法]は完了です 93

7-3.ベアメタル回復方法 WindowsServer バックアップでベアメタルバックアップしたデータから C ドライブ を含むシステム領 域を復元する方法を示します 必ずシステム起動用ディスクに対して復元を行なうようにしてください 復元先を間違えるとデータ損失します 1.製品添付のリカバリーメディアで起動します 本マニュアルの リカバリー手順 の項目を参照しま す 2.[キーボードレイアウトの選択]から[Microsoft IME]を選択します 3.[オプションの選択]から [トラブルシューティング]を選択します 4.[トラブルシューティング]から[詳細オプション]を選択します 5.[詳細オプション]から [イメージでシステムを回復]を選択します 94

6.[システムイメージバックアップの選択]画面が表示されます [利用可能なシステムイメージのうち最新 のものを使用する]を選択して [次へ]を押下します ネットワーク共有などにバックアップをしている 場合は [システムイメージを選択する]を選択して イメージの検索を行ってください 7.他の復元方法を選択してくださいの画面では [ディスクの除外]から回復処理から除外するディスクを 選択します システムドライブのみ復元するを選択します バックアップ内容によっては表示されない場 合があります [次へ]を押下します [ディスクの除外]の設定画面で 除外ディスクを設定して [OK]を押下します 95

8.イメージ再適用の画面が表示されます 確認後 [完了]を押下します 9.再適用の画面に表示されている注意を確認して [はい]を押下します 10.システムの復元が開始されます 復元が完了すると システムが再起動されます 以上で [ベアメタルの回復方法]は完了です 96

8.修理ご依頼について サポート情報 下記 URL にアクセスしていただき 最新の FAQ をご参照下さい http://www.newtech.co.jp/support/index.html サポート窓口 FAQ で解決頂けない場合 下記 URL のサポート依頼フォームよりお問い合わせ下さい http://www.newtech.co.jp/support/inquiry/index.html 製品に関するご質問 障害に関するご連絡をいただく際は 必ず製品本体の型番 シリアル番号をご確認い ただいた上 上記サポート依頼フォームにて必要事項をご入力いただき お問い合わせをいただけますよう お願いいたします 製品の無償修理につきましては添付されている保証書の規定に従います 97

株式会社ニューテック 105-0013 東京都港区浜松町 2 丁目 7-19 KDX 浜松町ビル http://www.newtech.co.jp Copyright 2014,Newtech Co.,Ltd. All rights reserved. 98