中 山 高 安 著 ( 西 宮 ー 三 原 ) 山 陽 道 ( 二 ) シニア 世 代 の 退 屈 しのぎと 健 康 のために 街 道 を 歩 く 17 電 子 版
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-69- 廿 五 丁 とある 野 口 神 社 は 約 三 百 五 十 年 前 の 創 建 といわれ 山 王 五 社 宮 と 呼 ばれていたが 明 治 時 代 初 め 野 口 神 社 と 称 する ようになった 右 側 の 門 前 には 西 国 街 道 の 道 標 があり 左 の 石 柱 に 天 台 宗 融 通 念 仏 道 場 とあり 右 の 石 柱 に 開 基 教 信 上 人 示 寂 之 地 とある そ して 山 門 をくぐり 境 内 にはいると 大 きな 寺 なのには 驚 く 教 信 寺 は 平 安 時 代 に 活 躍 した 教 信 上 人 の 庵 の 跡 に 建 てられた 寺 院 で
-70- ある 教 信 上 人 は 天 応 元 年 ( 七 八 一 ) 奈 良 に 生 まれ 興 福 寺 で 学 んだ 後 十 六 歳 で 諸 国 を 行 脚 し 四 十 年 後 に 賀 古 駅 にたどり 着 き 庵 を 結 んだ ひ たすら 念 仏 を 唱 えながら 仏 教 の 教 えを 説 き 百 姓 の 手 伝 いをし 街 道 を 行 く 旅 人 の 手 助 けをした 一 遍 や 親 鸞 にも 先 達 として 仰 がれた 〇
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-75- とあり この 正 面 の 五 十 メートほど 先 に 鳥 居 が 見 えるが 旧 道 は 左 の 道
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- 198 - あり 左 側 に 源 福 寺 がある やがて 真 っ 直 ぐ 続 いていた 道 の 前 方 に 国 道 が 見 えてくる 艮 御 崎 神 社 は 十 余 社 を 合 祀 した 神 社 で いつの 建 立 かは 定 かでないと いう 吉 備 津 神 社 本 殿 の 丑 寅 の 方 向 に 艮 宮 があり 温 羅 が 祭 られ た たりの 神 として 恐 れられている 艮 神 社 や 御 崎 神 社 は 吉 備 津 系 の 神 社 名 である
艮 - 199 -
ある 左 へカーブする 右 側 に 小 さな 石 仏 があり その 先 の 交 差 左 側 に 真 備 陵 南 高 校 があり 高 馬 川 を 田 橋 で 渡 る 右 側 に 産 湯 の 井 戸 とある 井 原 鉄 道 の で 右 へ 三 百 五 十 メートルほど 行 けば 吉 備 真 備 公 真 備 支 所 北 交 差 点 の 左 角 にはJAがあり 左 へ 四 百 メートルほど 行 けば 左 側 の 吉 備 信 用 金 庫 の 向 かい 側 に 御 堂 と 高 台 に 墓 地 がある 倉 敷 市 は 桝 形 のようで すぐ 左 へ 曲 がって 並 行 している 国 道 にやがて 合 流 する の 百 メートルぐらい 先 に 二 万 口 交 差 点 がある ここで 旧 道 が 右 へ 曲 がるの 左 側 の 消 防 署 の 前 を 通 ると 右 側 の 立 派 なもので そ のバイパスとあるのは 高 架 橋 の 井 原 鉄 道 の 下 を 通 っているらしい 有 井 交 差 点 を 越 えて 上 りになると 川 があり 左 手 に 国 道 四 八 六 号 線 ルぐらい 左 へ 行 けば 井 原 鉄 道 の がある から 合 流 してくるが 本 来 の 街 道 は 真 っ 直 ぐである この 先 で 六 百 メート 左 側 にニシナという 総 合 スーパーがあり この 先 で 国 道 四 八 六 号 線 が 右 〇 - 200 -
真 っ 直 ぐな 国 道 四 八 六 号 線 を 進 み 右 側 の 呉 妹 診 療 所 の 前 を 通 ってい があるが 台 座 だけが 残 っているような 感 じである 流 すると ここは 井 原 鉄 道 が 最 接 近 している 右 側 に 小 田 川 改 修 記 念 碑 GSエッソの 先 で 右 斜 めに 入 り すぐ 前 を 通 って 国 道 に 合 岡 交 差 点 はバイパスと 国 道 との 合 流 点 で この 右 側 に がある 田 西 口 交 差 点 を 越 えて 進 むと 左 手 に 井 原 鉄 道 が 走 り 抜 ける 畑 育 委 員 会 の 資 料 では 左 が 旧 道 である 二 股 の 角 に 小 さな 石 仏 がある 右 が 旧 道 のようにも 見 えるが 岡 山 県 教 交 差 点 から 七 十 メートルぐらい 先 右 側 に あり 更 に 進 むと 〇 に 恵 まれている 文 化 人 の 吉 備 真 備 公 ゆかりの 地 で 吉 備 寺 や 吉 備 公 廟 など 歴 史 的 遺 産 田 郷 土 自 然 保 護 地 区 (まきび 公 園 )は 奈 良 時 代 に 活 躍 した 政 治 家 あり 右 側 に がある 点 で 小 学 生 たちが 右 から 左 へ 渡 っているので 左 手 を 見 ると 田 小 学 校 が - 201 -
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その 先 は 川 で 渡 れないから 国 道 へ 出 て グルッと 回 り 込 んでから 先 ほど いるのが 見 える き 右 側 は 田 んぼで その 向 こうに 見 える 井 原 鉄 道 はトンネルに 向 かって 赤 鳥 居 バス 停 の 先 で 右 斜 めに 進 む 未 舗 装 の 道 が 二 百 メートルほど 続 も 刻 まれていない る その 先 右 側 の 民 家 に 大 きな 石 が 三 本 立 っているのは 意 味 深 長 だが 何 右 から 来 る 道 とのT 字 路 の 右 角 に 小 さな 石 仏 が 何 体 も 置 かれてい 石 仏 があり 小 川 を 渡 る 蔵 が 立 っている 真 備 美 しい 森 は 右 へ 三 六 kmとある 右 側 の 一 段 高 い 所 に 間 もなく 井 原 鉄 道 をくぐる 五 十 メートルぐらい 手 前 左 側 に 小 さな 地 が 見 える 斜 めに 入 っていく そして 国 道 に 合 流 する 寸 前 で 左 手 に 井 原 鉄 道 の そこの 備 中 石 田 バス 停 がある 右 側 に があり その 先 で 右 っている くと 両 側 に 工 場 が 始 まる 寸 前 の 左 側 に が 立 - 203 -
- 204 - の 延 長 線 上 の 畦 道 を 進 む
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( 著 者 経 歴 ) 中 山 高 安 (なかやまたかやす) 1939 年 東 京 都 に 生 まれる 1964 年 慶 應 義 塾 大 学 工 学 部 卒 業 鐘 紡 に 入 社 コンピューター 関 係 のSEから 営 業 部 長 まで 歴 任 1987 年 コンピューターネットワーク 会 社 の 取 締 役 として 出 向 1990 年 コンピューターソフトウェアー 会 社 の 代 表 取 締 役 として 出 向 1995 年 定 年 退 職 後 経 営 コンサルタント 会 社 を 設 立 第 二 の 人 生 を 模 索 しながら 文 筆 活 動 随 筆 第 二 の 人 生 小 説 マンマシン 随 筆 人 生 いろいろだから 楽 しいだから 生 きてく 紀 行 文 ウォーキング 旧 中 山 道 ( 日 本 橋 ー 分 去 れ) 絵 のない 絵 本 ー 私 は 猫 です(1)(2) 2002 年 紀 行 文 街 道 を 歩 く のシリーズを 始 める 中 山 道 ( 日 本 橋 ー 分 去 れ) 中 山 道 ( 分 去 れー 大 井 ) 中 山 道 ( 大 井 ー 京 都 ) 北 国 街 道 川 越 街 道 日 光 道 中 2003 年 日 光 御 成 道 と 日 光 西 街 道 日 光 例 幣 使 街 道 千 人 同 心 日 光 道 2004 年 水 戸 道 中 奥 州 街 道 ( 宇 都 宮 ー 白 河 ) 2005 年 奥 州 街 道 ( 白 河 ー 古 川 ) 奥 州 街 道 ( 古 川 ー 龍 飛 崎 ) 陸 前 浜 街 道 ( 水 戸 ー 仙 台 ) 2006 年 出 羽 三 山 参 詣 道 ( 仙 台 ー 鶴 岡 ー 新 庄 ) 山 陽 道 ( 京 都 ー 西 宮 ) 山 陽 道 ( 西 宮 ー 三 原 ) 山 陽 道 ( 三 原 ー 下 関 ) 2007 年 長 崎 街 道 ( 門 司 ー 長 崎 ) 薩 摩 街 道 ( 山 家 ー 鹿 児 島 ) 2008 年 北 陸 道 ( 鳥 居 本 ー 金 沢 ー 石 動 ) 北 陸 道 ( 石 動 ー 高 田 ー 出 雲 崎 ) 2009 年 全 国 の 街 道 を 歩 く 2010 年 関 東 の 旧 鎌 倉 街 道 ( 上 道 山 ノ 道 と 中 道 下 道 )の 地 図 街 道 を 歩 く 山 陽 道 2( 西 宮 ー 三 原 ) 2011 年 8 月 25 日 電 子 版 発 行 著 者 注 文 出 版 中 山 高 安 350-1151: 埼 玉 県 川 越 市 今 福 1472-20 TEL&FAX:049-248-2674