Express5800 シリーズ Windows 10 Pro Hyper-V インストール 手 順 書 第 1 版 2015/11/30 Microsoft Windows Windows Server Active Directory および Hyper-V は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 または 商 標 です その 他 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です 免 責 条 項 : 本 書 または 本 書 に 記 述 されている 製 品 や 技 術 に 関 して 日 本 電 気 株 式 会 社 またはその 関 連 会 社 が 行 う 保 証 は 製 品 または 技 術 の 提 供 に 適 用 されるライセンス 契 約 で 明 示 的 に 規 定 されている 保 証 に 限 ります このような 契 約 で 明 示 的 に 規 定 された 保 証 を 除 き 日 本 電 気 株 式 会 社 およびその 関 連 会 社 は 製 品 技 術 または 本 書 に 関 して 明 示 または 黙 示 を 問 わず いかなる 種 類 の 保 証 も 行 いません 無 断 転 載 を 禁 止 します - 1 -
改 版 履 歴 版 数 日 付 履 歴 1 2015/11/30 新 規 作 成 目 次 1 はじめに...3 1-1. 対 象 Windows OS...3 1-2. 本 書 で 使 う 表 記...3 2 Hyper-V を 使 用 するための 準 備...4 2-1. Hyper-V セットアップ 手 順 フロー...5 3 Hyper-V の 有 効 化...6 4 仮 想 マシン 作 成 とゲスト OS のインストール...9 4-1. 仮 想 マシンの 新 規 作 成...9 4-2. 仮 想 スイッチの 作 成... 18 4-3. 仮 想 ハードディスクの 作 成... 20 4-4. ゲスト OS のインストール... 25 4-5. 統 合 サービスのインストール... 31 5 仮 想 マシンのエクスポートとインポート... 36 5-1. 仮 想 マシンのエクスポート... 36 5-2. 仮 想 マシンのインポート... 38 6 ゲスト OS について... 42 6-1. ゲスト OS のライセンス 認 証... 42 7 ラブルシューティング... 42-2 -
1 はじめに 本 書 は Express5800 シリーズで Windows 10 Hyper-V ( 以 降 Hyper-V と 記 載 )を 使 用 する 方 法 について 説 明 しています Hyper-V をご 使 用 のときは まず 初 めに 必 ず 下 記 の Web サイトを 確 認 してください Express5800 シリーズにおける Windows 10 Hyper-V のサポートについて http://support.express.nec.co.jp/os/win10/hyper-v.html 1-1. 対 象 Windows OS 本 書 は ホスト OS として 以 下 の Windows OS をサポートしています 本 書 の 表 記 Windows OS の 名 称 Windows 10 Windows 10 Pro 本 書 では 特 に 記 載 がない 限 り Windows 10 は 64 ビット 版 を 示 します 32 ビット 版 の Windows 10 では Hyper-V はご 使 用 になれません サポートされているゲスト OS につきましては 以 下 の Web サイトをご 参 照 ください Windows 10 Hyper-V 動 作 対 象 のゲスト OS http://support.express.nec.co.jp/os/win10/hyper-v.html 1-2. 本 書 で 使 う 表 記 本 文 中 で 使 用 するこれらの 記 号 は 次 のような 意 味 があります Hyper-V を 使 用 する 上 で 守 らなければならない 事 柄 や 特 に 注 意 をすべき 点 を 示 します Hyper-V を 使 用 する 上 で 確 認 しておかなければならないことについて 示 します 知 っておくと 役 立 つ 情 報 便 利 なことについて 示 しています - 3 -
2 Hyper-V を 使 用 するための 準 備 Hyper-V を 使 用 する 前 に 次 の 内 容 を 確 認 します Express5800 シリーズ(ホスト)が Hyper-V サポート 対 象 のモデルであることを 確 認 してください Windows 10 Hyper-V サポート 対 象 のモデル http://support.express.nec.co.jp/os/win10/hyper-v.html ホストに 4GB 以 上 の 物 理 メモリを 搭 載 していることを 確 認 してください BIOS の 設 定 画 面 から Virtualization Technology と Execute Disable Bit が 有 効 になっている ことを 確 認 してください これらが 有 効 になっていないときは BIOSの 設 定 を 変 更 してください BIOS の 設 定 方 法 については 各 装 置 のユーザーズガイドを 参 照 してください ドキュメント(ユーザーズガイド)は EXPRESSBUILDER に 収 められています EXPRESSBUILDER のメニュー 画 面 から ドキュメントを 読 む または 説 明 書 を 参 照 してください - 4 -
2-1. Hyper-V セットアップ 手 順 フロー 次 の 手 順 に 従 って Hyper-V をセットアップします セットアップ 開 始 Hyper-V の 有 効 化 (P6) 仮 想 マシンの 新 規 作 成 (P9) 仮 想 マシンをネットワークに 接 続 しますか? いいえ はい 仮 想 スイッチの 作 成 (P18) 仮 想 ハードディスクは VHDX( 容 量 可 変 ) 以 外 を 使 用 しますか? はい いいえ 仮 想 ハードディスクの 作 成 (P20) ゲスト OS のインストール (P25) 統 合 サービスのインストール (P31) 仮 想 マシンを 複 製 しますか? いいえ はい 仮 想 マシンのエクスポートとインポート (P36) ゲスト OS のライセンス 認 証 (P42) セットアップ 完 了 - 5 -
3 Hyper-V の 有 効 化 次 の 手 順 に 従 って Hyper-V を 有 効 化 します 1. デスクトップ 画 面 の 左 下 隅 を 右 クリックし [プログラムと 機 能 ]を 起 動 します 2. [Windows の 機 能 の 有 効 化 または 無 効 化 ]をクリックします 3. [Hyper-V]にチェックし [OK]をクリックします - 6 -
4. [ 今 すぐ 再 起 動 ]をクリックし システムを 再 起 動 します 有 効 化 中 に 2 回 再 起 動 します 5. 再 起 動 後 Hyper-V が 正 常 に 有 効 化 されたことを 確 認 します デスクトップ 画 面 の 左 下 隅 を 右 クリックし [コンピューターの 管 理 ]を 起 動 します [システムツール] - [イベント ビューアー] 画 面 を 開 き [Windows ログ] - [Setup]で 次 のイベン トログが 記 録 されていることを 確 認 します - 7 -
続 けて[サービスとアプリケーション] - [サービス] 画 面 を 開 き [Hyper-V Virtual Machine Management]サービスが[ 実 行 中 ]になっていることを 確 認 します 以 上 で Hyper-V の 有 効 化 は 完 了 です - 8 -
4 仮 想 マシン 作 成 とゲスト OS のインストール ここでは 仮 想 マシンの 新 規 作 成 ゲスト OS のインストール 統 合 サービスのインストールについて 説 明 します 4-1. 仮 想 マシンの 新 規 作 成 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 マシンを 作 成 します 1. [スタート]から[すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 にク リックします 2. 左 ペインのツリーから[Hyper-V マネージャー] - [<サーバー 名 >]をクリックし 右 ペインの 操 作 メニューから[ 新 規 ]をクリックします - 9 -
3. コンテキスト メニューから[ 仮 想 マシン]をクリックします 仮 想 マシンの 新 規 作 成 ウィザード が 表 示 されます 4. 画 面 の 内 容 を 確 認 し [ 次 へ]をクリックします [ 完 了 ]をクリックしたときは 全 てデフォルトの 設 定 で 仮 想 マシンが 作 成 され ます 各 設 定 のデフォルト 値 は 次 の 通 りです 名 前 : 新 しい 仮 想 マシン 世 代 : 第 1 世 代 メモリ : 1024MB / 動 的 メモリ: 有 効 ネットワークの 構 成 : 接 続 しない ハードディスク : C: Users Public Documents Hyper-V Virtual Hard Disk 新 しい 仮 想 マシン.vhdx オペレーティングシステム: 後 でインストールされます [オペレーティングシステム]で[ 後 でインストールされます]を 設 定 したときは ゲスト OS をインストールするときに インストールオプションを 手 動 で 変 更 - 10 -
する 必 要 があります インストールオプションの 詳 細 は P16 の 手 順 10 を 参 照 してください インストールオプションの 変 更 は 4-4. ゲスト OS のインストール を 参 照 してください 容 量 可 変 VHDX ファイル 以 外 にインストールするときは ここでは[ 完 了 ] を 選 択 せず 4-3. 仮 想 ハードディスクの 作 成 を 参 照 して 仮 想 ハードディス クを 作 成 してください 5. 仮 想 マシンの[ 名 前 ]を 入 力 し [ 次 へ]をクリックします 仮 想 マシンの 格 納 先 を 変 更 するときは [ 仮 想 マシンを 別 の 場 所 に 格 納 する]に チェックを 入 れ フォルダーを 指 定 します - 11 -
6. 仮 想 マシンの 世 代 を 選 択 し [ 次 へ]をクリックします ここでは 例 として 第 1 世 代 を 選 択 します 仮 想 マシンの 世 代 は 次 のいずれかを 選 択 します 第 1 世 代 Windows Server 2012 以 前 の Hyper-V による 仮 想 マシンが 該 当 します 特 徴 としてレガシーデバイスがサポートされています 第 2 世 代 セキュアブート SCSI ブート PXE ブートなどが 新 たに 利 用 できます 次 のようなレガシーデバイスはサポートしていません VHD 形 式 の 仮 想 ハードディスク 物 理 CD/DVD ドライブ 仮 想 フロッ ピーディスクなど 第 2 世 代 は ゲスト OS として Windows Server 2012 もしくは Windows 8 x64 以 降 の OS のみインストールできます 仮 想 マシンの 作 成 後 世 代 を 変 更 することはできません - 12 -
7. 仮 想 マシンに 割 り 当 てるメモリ 量 を 指 定 し [ 次 へ]をクリックします 仮 想 マシンに 割 り 当 てる 起 動 メモリ 量 は 32MB から 最 大 524,288MB(512GB)まで 指 定 することができます (ウィザードに 表 示 されている 数 値 より 大 きいメモリ 量 は 指 定 できません) 必 要 に 応 じて[この 仮 想 マシンに 動 的 メモリを 使 用 します]のチェックを 有 効 または 無 効 に 設 定 します チェックを 入 れると 各 メモリ 量 は 以 下 の 通 りに 設 定 されます スタートアップ RAM:[ 起 動 メモリ]に 入 力 した 値 最 小 RAM :512MB (*) 最 大 RAM :1,048,576MB * [ 起 動 メモリ]に 512MB 未 満 の 値 を 入 力 したときは 起 動 メモリと 同 じ 値 が 設 定 されます Windows Server 2012 R2 をゲスト OS としてインストールするときは [ 起 動 メモリ]に 800MB を 超 えるメモリ 量 を 指 定 してください 800MB 以 下 での 運 用 が 必 要 なときは ゲスト OS のインストールが 完 了 した 後 に 仮 想 マシンの 設 定 画 面 でメモリ 設 定 を 変 更 してください - 13 -
8. ネットワークの 構 成 を 指 定 し [ 次 へ]をクリックします [ 接 続 ]プルダウンメニューより [ 接 続 しない]または 事 前 に 作 成 した 仮 想 スイッチを 指 定 でき ます 仮 想 スイッチの 作 成 については 本 書 の 4-2. 仮 想 スイッチの 作 成 を 参 照 し てください - 14 -
9. 使 用 する 仮 想 ハードディスクを 指 定 し [ 次 へ]をクリックします 仮 想 ハード ディスクは 必 要 に 応 じて 次 のいずれかを 選 択 します 仮 想 ハード ディスクを 作 成 する 新 規 に 容 量 可 変 の 仮 想 ハードディスクを 作 成 します 選 択 したときは 次 の 内 容 で 設 定 されます ハードディスクフォーマット : VHDX ディスクの 種 類 : 容 量 可 変 既 存 の 仮 想 ハード ディスクを 使 用 する 事 前 に 作 成 した 仮 想 ハードディスクを 使 用 します 後 で 仮 想 ハード ディスクを 接 続 する 仮 想 マシン 作 成 後 に 仮 想 ハードディスクを 接 続 します 選 択 したときは この 時 点 では 仮 想 ハードディスクは 作 成 されません 仮 想 ハードディスクを 新 規 作 成 したあとに 手 動 で 接 続 し インストール オプションを 手 動 で 設 定 します 仮 想 ハードディスクの 接 続 手 順 とインストールオプションの 設 定 手 順 は 本 書 の 4-4. ゲスト OS のインストール を 参 照 してください 容 量 可 変 VHDX ファイル 以 外 にインストールするときは ここでは[ 完 了 ] を 選 択 せず 4-3. 仮 想 ハードディスクの 作 成 を 参 照 して 仮 想 ハードディス クを 作 成 してください - 15 -
10. インストールオプションを 選 択 し [ 次 へ]をクリックします インストールオプションは 次 のいずれかを 選 択 します 後 でオペレーティングシステムをインストールする 何 も 設 定 されません ブート CD/DVD-ROM からオペレーティングシステムをインストールする 物 理 CD/DVD ドライブ 物 理 CD/DVD ドライブを 仮 想 マシンから 使 用 できるように 設 定 します [ 世 代 の 指 定 ] 画 面 で[ 第 2 世 代 ]を 選 択 した 場 合 は 表 示 されません イメージファイル ISO 形 式 の CD/DVD イメージファイルを 仮 想 マシンから 使 用 できるよ うに 設 定 します 起 動 可 能 なフロッピーディスクからオペレーティングシステムをインス トールする フロッピーディスクからブートするために 仮 想 フロッピーディスクを 設 定 します [ 世 代 の 指 定 ] 画 面 で[ 第 2 世 代 ]を 選 択 した 場 合 は 表 示 されません ネットワークベースのインストールサーバーからオペレーティングシス テムをインストールする インストールサーバーから OS をインストールします - 16 -
11. 設 定 内 容 を 確 認 し [ 完 了 ]をクリックします 以 上 で 仮 想 マシンの 作 成 は 完 了 です - 17 -
4-2. 仮 想 スイッチの 作 成 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 スイッチを 作 成 します 1. [スタート]から[すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 にク リックします [Hyper-V マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 2. [Hyper-V マネージャー] 画 面 の 右 ペインで[ 仮 想 スイッチ マネージャー]をクリックします [ 仮 想 スイッチ マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 3. 仮 想 スイッチの 種 類 を 選 択 し [ 仮 想 スイッチの 作 成 ]をクリックします 仮 想 スイッチには 次 の 種 類 があります それぞれ 以 下 の 範 囲 での 通 信 が 可 能 です 外 部 仮 想 マシンと 外 部 に 配 置 されているサーバー 仮 想 マシンとホスト 仮 想 マシンと 同 一 ホスト 上 に 存 在 している 他 の 仮 想 マシン 内 部 仮 想 マシンとホスト 仮 想 マシンと 同 一 ホスト 上 に 存 在 している 他 の 仮 想 マシン * このネットワークは 物 理 ネットワークアダプターにバインドされない 仮 想 スイッチになります プライベート 仮 想 マシンと 同 一 ホスト 上 に 存 在 している 他 の 仮 想 マシン * 仮 想 プライベートネットワークは 仮 想 スイッチの 一 種 ですが ホスト 上 に 仮 想 ネットワークアダプターは 作 成 されません - 18 -
4. 作 成 された 仮 想 スイッチで 問 題 なければ [OK]をクリックします 外 部 ネットワークを 作 成 するとき [OK]をクリック 後 に 次 のメッセージが 表 示 されます このコンピューターのネットワーク 接 続 が 失 われる 可 能 性 があります マシンを 運 用 中 は 問 題 がないときのみ[はい]をクリックしてください [ 外 部 ネットワーク]を 選 択 したとき デフォルトで[ 管 理 オペレーティングシス テムにこのネットワークアダプターの 共 有 を 許 可 する]にチェックが 入 りま す チェックを 有 効 にしていると この 仮 想 スイッチに 接 続 された 仮 想 ネットワー クアダプターがホスト 上 に 作 成 され ホスト 上 からこの 仮 想 スイッチを 利 用 で きるようになります チェックを 外 したときは 外 部 ネットワークに 割 り 当 てた 物 理 ネットワークア ダプターをホスト 上 で 利 用 できません 以 上 で 仮 想 スイッチの 作 成 は 完 了 です - 19 -
4-3. 仮 想 ハードディスクの 作 成 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 ハードディスクを 作 成 します 1. [スタート]から[すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 にク リックします [Hyper-V マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 2. [Hyper-V マネージャー] 画 面 の 右 ペインの 操 作 メニューから[ 新 規 ]をクリックし さらにコンテ キスト メニューから [ハードディスク]をクリックします 仮 想 ハード ディスクの 新 規 作 成 ウィザードが 表 示 されます 3. 次 の 画 面 の 内 容 を 確 認 し [ 次 へ]をクリックします - 20 -
4. 作 成 したい 仮 想 ハードディスクのフォーマットを 選 択 し [ 次 へ]をクリックします 5. 仮 想 ハードディスクの 種 類 を 選 択 し [ 次 へ]をクリックします - 21 -
仮 想 ハードディスクの 種 類 には それぞれ 次 の 特 徴 があります 容 量 固 定 作 成 時 に 仮 想 ディスクと 同 一 容 量 の 領 域 を 物 理 ハードディスク 上 に 確 保 します 容 量 可 変 データの 書 き 込 みが 増 えるにつれて 仮 想 ハードディスクのサイズが 大 き くなります ハードディスクを 効 率 的 に 使 用 できます 差 分 既 存 の 仮 想 ハードディスクを 親 として 関 連 付 けられた 子 の 仮 想 ハードディスクを 作 成 します 親 の 仮 想 ハードディスクは 読 み 取 り 専 用 となり 子 の 仮 想 ハード ディスクには 変 更 部 分 のみ 記 録 されます 6. 仮 想 ハードディスクの[ 名 前 ]と[ 場 所 ]を 指 定 し [ 次 へ]をクリックします - 22 -
7. 作 成 する 仮 想 ハードディスクの[サイズ]を 指 定 するか 物 理 仮 想 ハードディスクのコピーを 作 成 するかを 選 択 し [ 次 へ]をクリックします ディスクの 構 成 にはそれぞれ 次 の 特 徴 があります 新 しい 空 の 仮 想 ハードディスクを 作 成 する 空 の 仮 想 ハードディスクを 作 成 します 指 定 した 物 理 ディスクの 内 容 をコピーする 指 定 した 物 理 ハードディスクの 内 容 をコピーした 仮 想 ハードディスクを 作 成 します [ 容 量 固 定 ]にコピーしたときは 物 理 ハードディスクとほぼ 同 サイズの 仮 想 ハードディスクが 作 成 されます [ 容 量 可 変 ]にコピーしたときは 物 理 ハードディスクのサイズが 仮 想 ハー ドディスクの 最 大 サイズになりますが 実 際 のファイルサイズはコピー 元 のデータサイズになります 指 定 した 仮 想 ハードディスクの 内 容 をコピーします 指 定 した 仮 想 ハードディスクの 内 容 をコピーした 仮 想 ハードディスクを 作 成 します [ 容 量 固 定 ]にコピーしたときは 作 成 される 仮 想 ハードディスクのファイ ルサイズ/ 最 大 サイズはコピー 元 の 最 大 サイズになります [ 容 量 可 変 ]にコピーしたときは 作 成 される 仮 想 ハードディスクの 最 大 サ イズはコピー 元 の 最 大 サイズになりますが 実 際 のファイルサイズはコ ピー 元 のデータサイズになります - 23 -
8. 設 定 内 容 を 確 認 し [ 完 了 ]をクリックします 仮 想 ハードディスクの 新 規 作 成 ウィザードでは VHDX ファイルのセクターサイ ズは 512e で 作 成 されます 512Byte もしくは 4KB セクターサイズの VHDX ファイルを 作 成 したい 場 合 は PowerShell コマンドで 作 成 してください PowerShell コマンドの 詳 細 は 以 下 の Web サイトを 参 照 してください New-VHD https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh848503(v=wps.630).aspx 以 上 で 仮 想 ハードディスクの 作 成 は 完 了 です - 24 -
4-4. ゲスト OS のインストール 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 マシンにゲスト OS をインストールします 1. [スタート]から [すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 に クリックします [Hyper-V マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 仮 想 マシンの 新 規 作 成 時 に[ 仮 想 ハードディスクの 接 続 ]で[ 後 で 仮 想 ハードディスクを 接 続 する]を 選 択 したときは 次 へ 進 んでください 仮 想 マシンの 新 規 作 成 時 に[インストールオプション]で[ 後 でオペレーティングシステム をインストールする]を 選 択 したときは 手 順 4 へ 進 んでください 仮 想 マシンの 新 規 作 成 時 に[ 仮 想 ハードディスクの 接 続 ]で 新 規 仮 想 ハードディスクを 作 成 し [インストールオプション]で[ 物 理 CD/DVD]もしくは[イメージファイル]を 適 切 に 設 定 したときは 手 順 7 へ 進 んでください 2. 仮 想 マシンの 一 覧 からゲスト OS をインストールする 仮 想 マシンを 右 クリックし コンテキス トメニューから[ 設 定 ]をクリックします 3. [IDE コントローラー 0] - [ハード ドライブ] を 選 択 し [ 追 加 ] をクリックします - 25 -
第 二 世 代 の 仮 想 マシンの 場 合 は [IDE コントローラー 0] ではなく [SCSI コントローラー 0] - [ハード ドライブ] を 選 択 し [ 追 加 ] をク リックします 4. [ハード ドライブ] 画 面 で 仮 想 ハードディスクを 設 定 ([ 参 照 ]をクリックして 設 定 ) し [OK]をクリックします 設 定 画 面 が 閉 じます 5. 仮 想 マシンを 右 クリックし [ 設 定 ]をクリックします - 26 -
6. [IDE コントローラー1] - [DVD ドライブ]を 開 き [メディア]で 次 のいずれかを 設 定 して[OK]を クリックします イメージファイル 物 理 CD/DVD ドライブ 第 二 世 代 の 仮 想 マシンの 場 合 は [IDE コントローラー 0] ではなく [SCSI コントローラー ] - [DVD ドライブ] を 選 択 し [ 追 加 ] をクリッ クします また 第 二 世 代 の 仮 想 マシンの 場 合 は [ 物 理 CD/DVD ドライブ]は 表 示 されません 7. 物 理 CD/DVD ドライブからインストールするときは OS インストールメディアを 物 理 CD/DVD ドライブにセットします 8. 仮 想 マシン 名 を 右 クリックし [ 接 続 ]をクリックします - 27 -
[ 仮 想 マシン 接 続 ] 画 面 が 表 示 されます 9. [ 仮 想 マシン 接 続 ] 画 面 の 左 上 にある ( 起 動 ボタン)をクリックします 仮 想 マシンが 起 動 します [ 仮 想 マシン 接 続 ] 画 面 の [ 操 作 ] - [ 起 動 ] でも 仮 想 マシンを 起 動 することができ ます - 28 -
10. ゲスト OS のインストール 画 面 が 表 示 されます 画 面 の 指 示 に 従 ってゲスト OS のインストールをしてください ここでは 例 として Windows 8 をインストールします ゲスト OS のインストールでは 物 理 マシンへのインストールのときに 必 要 とな る Starter Pack や 追 加 ドライバのインストールは 必 要 ありません ゲスト OS のログオン 時 に<Ctrl> + <Alt> + <Del>キーを 押 す 必 要 があるときは [ 仮 想 マシン 接 続 ] 画 面 の 左 上 にある (Ctrl+Alt+Del ボタン) をクリックする か <Ctrl> + <Alt> + <End>キーを 押 します - 29 -
デフォルトで 拡 張 セッションモード 機 能 が 有 効 となっています ( 拡 張 セッションモードとは ネットワークを 介 さずホストに 接 続 されているデ バイスやクリップボードなどを 仮 想 マシンにリダイレクトする 機 能 です ) 本 機 能 がサポートされているゲスト OS では 起 動 時 に 次 の 画 面 が 表 示 される ことがあります 拡 張 セッションモードを 利 用 するときは 必 要 に 応 じて [オプションの 表 示 ] か ら 各 種 設 定 を 変 更 後 に [ 接 続 ] をクリックし ゲスト OS でログオンしてくださ い また ゲスト OS が Windows10 の 仮 想 マシンで 拡 張 セッションモードを 利 用 す るときは ユーザーアカウントにパスワードを 設 定 してください 拡 張 セッションモードを 利 用 しないときは [ 閉 じる] ボタンをクリックしてく ださい 拡 張 セッションモードを 無 効 にするときは [Hyper-V の 設 定 ] - [ 拡 張 セッシ ョンモードポリシー] 画 面 で 設 定 を 変 更 してください 以 上 でゲスト OS のインストールは 完 了 です - 30 -
4-5. 統 合 サービスのインストール Express5800 シリーズ 上 の Hyper-V で 以 下 のゲスト OS を 使 用 するときは 統 合 サービス を 必 ずインストールしてください ( 統 合 サービスとは Hyper-V 環 境 において 性 能 面 操 作 性 向 上 を 図 るための 機 能 です ) 統 合 サービスのインストールが 必 要 なゲストOS Windows 8 Windows 7 SP1 Windows Server 2008 R2 SP1 統 合 サービスは Windows Update で 提 供 されています ネットワークが 接 続 されている 環 境 で Windows Update 経 由 で 統 合 サービスを 適 用 する 場 合 次 の 手 順 に 従 って 実 行 してください ネットワークが 接 続 されていない 環 境 で 統 合 サービスを 適 用 する 場 合 は P35 ヒントを 参 照 し オフラインで 適 用 してください 次 のゲスト OS はビルトインされている 統 合 サービスによって Windows 10 Hyper-V 上 での 動 作 がサポートされているため 統 合 サービスのアップデート は 必 須 ではありません Windows 8.1 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 2015/10 月 現 在 次 のゲスト OS は Windows Update 経 由 で 統 合 サービスを 適 用 することはできません Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 SP1 1. 仮 想 マシンを 起 動 します 2. Windows 7 SP1 ゲスト OS の 場 合 は[スタート] から [コントロールパネル] - [システムとセキ ュリティ] - [Windows Update] をクリックします Windows 8 ゲスト OS の 場 合 は デスクトップ 画 面 の 左 下 隅 を 右 クリックし [コントロール パ ネル] [システムとセキュリティ] [Windows Update]をクリックします 3. [ 詳 細 情 報 の 表 示 ] をクリックします - 31 -
4. 次 の 画 面 が 表 示 された 場 合 は [Microsoft Update の 使 用 条 件 に 同 意 します]にチェックを 入 れ [ 次 へ]をクリックします 次 の 画 面 が 表 示 された 場 合 は [Microsoft Update の 使 用 条 件 に 同 意 します]にチェックを 入 れ [インストール]をクリックし 手 順 6 へ 進 みます 5. [Windows による 更 新 プログラムのインストール 方 法 を 選 択 ] 画 面 で [ 推 奨 設 定 を 使 用 ]また は [ 現 在 の 設 定 を 使 用 ] のいずれかを 選 択 し [インストール] をクリックします - 32 -
6. [ユーザーアカウント 制 御 ] 画 面 が 表 示 されるので はい をクリックします 7. Microsoft Update は 正 しくインストールされました と 表 示 された 後 更 新 プログラムの 確 認 の 画 面 へ 自 動 的 に 切 り 替 わります その 後 [Windows Update] 画 面 で 再 度 Windows Update のアップデートが 表 示 された 場 合 は 画 面 の 指 示 に 従 い アップデートを 実 行 してください アップデートをインストール 後 に 再 起 動 を 要 求 された 場 合 は 画 面 の 指 示 に 従 って 再 起 動 を 実 行 してください 再 起 動 完 了 後 は 手 動 で 再 度 [Windows Update] 画 面 を 開 き [ 更 新 プログラムの 確 認 ]をクリックして 利 用 可 能 な 更 新 プログラムを 確 認 します - 33 -
8. 利 用 可 能 な 更 新 プログラムの 確 認 完 了 後 [XX 個 のオプションの 更 新 プログラムが 利 用 可 能 です]をクリックします [KB3071740]をチェックに 入 れ 更 新 プログラムのインストールを 実 行 します 9. インストール 後 に 次 の 画 面 が 表 示 されたら [ 今 すぐ 再 起 動 ]をクリックしてゲスト OS を 再 起 動 してください - 34 -
統 合 サービスはオフラインで 適 用 することも 可 能 です オフラインで 適 用 する 場 合 は 次 の 手 順 に 従 ってインストールを 実 施 してくだ さい 1. 以 下 の Microsoft 社 サイトより KB3071740 をダウンロードします Windows 8.1 x64 / Windows Server 2012 R2 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48207 事 前 に KB2919355 の 適 用 が 必 須 Windows 8 x64 / Windows Server 2012 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48208 Windows 8 x86 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48206 Windows 7 SP1 x64 / Windows Server 2008 R2 SP1 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48204 Windows 7 SP1 x86 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48209 2. 適 用 対 象 の 仮 想 マシンを 起 動 し KB3071740 の cab ファイルを 仮 想 マシ ン 上 へコピーします 3. 仮 想 マシン 上 でコマンドプロンプトを[ 管 理 者 として 実 行 ]して 起 動 しま す 4. 次 のコマンドを 実 行 します 5. 上 記 コマンド 実 行 後 次 のメッセージが 表 示 されますので [Y]を 入 力 し 仮 想 マシンの 再 起 動 を 実 施 します 6. 仮 想 マシンの 再 起 動 後 [コントロールパネル]を 起 動 し [プログラム] - [イ ンストールされた 更 新 プログラムを 表 示 ]を 開 き [KB3071740]が 表 示 さ れていることを 確 認 します 以 上 で 統 合 サービスのインストールは 完 了 です - 35 -
5 仮 想 マシンのエクスポートとインポート ここでは 仮 想 マシンの 複 製 と 復 元 方 法 であるエクスポートとインポート 方 法 について 説 明 します 5-1. 仮 想 マシンのエクスポート 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 マシンをエクスポートします 1. [スタート]から[すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 にク リックします [Hyper-V マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 2. 仮 想 マシンの 一 覧 からエクスポート 対 象 の 仮 想 マシン 名 を 右 クリックし [エクスポート]を クリックします [ 仮 想 マシンのエクスポート] 画 面 が 表 示 されます 仮 想 マシンのエクスポートは 起 動 中 の 仮 想 マシンに 対 しても 実 行 できます エクスポートする 仮 想 マシンを 事 前 に[ 停 止 ]または[ 保 存 ] 状 態 にしておく 必 要 はありません - 36 -
3. [ 場 所 ]にエクスポート 先 を 指 定 し [エクスポート]をクリックします 仮 想 マシンがエクスポートされます 仮 想 マシンのエクスポートが 実 行 されている 間 は [ 状 況 ]に 処 理 の 進 捗 状 況 が 表 示 されます 仮 想 マシンのエクスポートが 成 功 したときは [ 状 況 ]に[ 成 功 ]と 表 示 されます その 後 [ 成 功 ]の 表 示 が 消 えます 以 上 で 仮 想 マシンのエクスポートは 完 了 です - 37 -
5-2. 仮 想 マシンのインポート 次 の 手 順 に 従 って 仮 想 マシンをインポートします 1. [スタート]から[すべてのアプリ] [Windows 管 理 ツール] [Hyper-V マネージャー] の 順 にク リックします [Hyper-V マネージャー] 画 面 が 表 示 されます 2. 右 ペインの 操 作 メニューから[ 仮 想 マシンのインポート]をクリックします [ 仮 想 マシンのインポート]ウィザードが 表 示 されます 3. 表 示 されている 内 容 を 確 認 し [ 次 へ]をクリックします - 38 -
4. [フォルダー]にエクスポートしたときに 作 成 される 仮 想 マシン 名 のフォルダーを 指 定 し [ 次 へ]をクリックします [フォルダー]には エクスポートしたときに 作 成 される[ 仮 想 マシン ID.xml]ファ イルが 存 在 するフォルダーも 指 定 することができます 5. インポートする 仮 想 マシンを 選 択 し [ 次 へ]をクリックします - 39 -
6. 実 行 するインポートの 種 類 を 選 択 し [ 次 へ]をクリックします ここでは 例 として[ 仮 想 マシンをインプレースで 登 録 する]を 選 択 します インポートの 種 類 は 必 要 に 応 じて 次 のいずれかを 選 択 します 仮 想 マシンをインプレースで 登 録 する( 既 存 の 一 意 な ID を 使 用 する) 指 定 したフォルダー 内 のファイルをそのまま 使 用 してインポートしま す すでにインポート 先 に 同 一 の ID を 持 つ 仮 想 マシンが 存 在 するときは イ ンポートできません 初 めに 別 の 場 所 にファイルをバックアップしていない 限 り 同 一 のファ イルを 使 用 して 再 度 インポートすることはできません 仮 想 マシンを 復 元 する( 既 存 の 一 意 な ID を 使 用 する) 任 意 のフォルダーに 各 ファイルをコピーしてインポートします すでにインポート 先 に 同 一 の ID を 持 つ 仮 想 マシンが 存 在 するときは イ ンポートできません 同 一 のファイルを 利 用 して 再 度 インポートすることができます 仮 想 マシンをコピーする( 新 しい 一 意 な ID を 作 成 する) 任 意 のフォルダーに 各 ファイルをコピーしてインポートします 同 一 のファイルを 利 用 して 再 度 インポートすることができます - 40 -
7. 設 定 内 容 を 確 認 し [ 完 了 ]をクリックします 以 上 で 仮 想 マシンのインポートは 完 了 です - 41 -
6 ゲスト OS について 6-1. ゲスト OS のライセンス 認 証 Hyper-V でゲスト OS をご 利 用 いただくためには 一 部 の OS を 除 き ライセンス 認 証 の 手 続 きが 必 要 です ゲスト OS がライセンス 認 証 済 みかを 確 認 し 必 要 に 応 じて 手 続 きを 行 ってください 詳 細 は 次 の Web サイトを 確 認 してください ゲスト OS のライセンス 認 証 について http://support.express.nec.co.jp/os/win10/hyper-v.html 7 ラブルシューティング Hyper-V を 有 効 にするときに 出 力 される 可 能 性 のあるエラー 警 告 レベルのイベントログについ ては 次 の Web サイトを 参 照 してください Hyper-V で 出 力 される 可 能 性 のあるイベントログについて http://support.express.nec.co.jp/os/win10/hyper-v.html - 42 -