<4D6963726F736F667420576F7264202D2081698F898D5A836083468362834E8F4390B38DCF816A3238303330375F8B8C90A7937881458EF38B8B82B782E982C982CD816996DA8E9F82C6967B95B6816A2E646F6378>



Similar documents
Taro-事務処理要綱250820

<4D F736F F D F898D5A E8F4390B38DCF816A F905690A EF38B8B82B782E982C982CD816996DA8E9F82C6967B95B6292E646F6378>

奨学資金の受領から返還までの手続

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

(2) 協 会 加 入 月 の1カ 月 前 までに 様 式 1が 提 出 された 市 町 村 等 に 対 して 契 約 書 及 び 掛 金 請 求 書 を 送 付 します その 後 返 送 されてきた 様 式 2-2を 保 管 し 掛 金 の 納 入 を 確 認 します 第 2 章 契 約 更 新

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

日本年金機構編 年金相談マニュアル-08 勧奨編(平成24年5月改訂-第06版) 【308頁】サンプル

240709

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

特 別 徴 収 義 務 1 税 額 通 知 書 の 配 布 特 別 徴 収 義 務 への 通 知 とあわせて 納 税 への 通 知 書 を 送 付 しましたので 5 月 31 日 までに 各 納 税 に 配 布 してください なお すでに 退 職 等 した 人 については この 冊 子 にある 給

<4D F736F F D20944E8BE08EF38B8B8CA08ED282CC82B582A882E E096BE95B6816A E342E32382E646F63>


<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

郵 便 為 替 により 公 売 保 証 金 を 納 付 する 場 合 郵 便 為 替 証 書 は 発 効 日 から 起 算 して 175 日 を 経 過 していないものに 限 ります 4) 現 金 及 び 銀 行 振 出 の 小 切 手 で 平 川 市 に 直 接 納 付 銀 行 振 出 の 小 切

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

【労働保険事務組合事務処理規約】

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

特別徴収封入送付作業について

スライド 1

K66 号 2/9 B 面 農 業 体 験 施 設 等 (21) 施 設 の 区 分 ( 該 当 に 印 ) (22) 棟 数 (2) 建 築 延 べ 床 面 積 (24) 所 要 面 積 農 業 体 験 施 設 市 民 農 園 特 定 農 地 貸 付 けの 用 に 供 された 農 地 譲 受 後

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

費 用 負 担 の 原 則 と 負 担 割 合 共 済 組 合 の 行 う 事 業 は 大 別 すると 民 間 の 健 康 保 険 制 度 に 代 わる 短 期 給 付 事 業 公 的 年 金 制 度 の 性 格 を 有 する 長 期 給 付 事 業 組 合 員 の 福 祉 の 増 進 に 資 する

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

住宅税制について

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

第1章 総則

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

スライド 1

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

H25要綱本文

<95BD90AC E93788D6289EA8E CA796AF90C593C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB8741>

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

FP知年金_-D-_[本文].indb

(3) (1) 又 は(2)に 係 る 修 正 申 告 の 場 合 は 修 正 中 間 又 は 修 正 確 定 10 法 人 税 法 の 規 定 によ 次 に 掲 げる 法 人 税 の 申 告 書 を 提 出 する 法 人 の 区 分 ごとに それ (1) 連 結 法 人 又 は 連 結 法 って

後期高齢者医療制度

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

<4D F736F F D208E4791B98D548F9C93FC97CD97E15F91B98EB88A7A8C768E5A8F9195D25F89FC92E85F8DC E94C55F2E646F63>

<4D F736F F D20975A817C D9195DB8FD88F5A91EE838D815B F824F A2E646F63>

<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

< F31332D8DE08C E8EE688B58B4B91A52E6A7464>

定款  変更

育児・介護休業等に関する規則

税制面での支援

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

<4D F736F F D2088E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

国民年金

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

Microsoft Word - P211-P221ウラ白出力用

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

奨学事業戦略部個人情報ファイル簿

被扶養者あり+前納なし


代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

<817995A E937894C5817A8F5A96AF90C5905C8D90288D5A97B9292E786C73>


目 次 1.ご 退 職 者 の 皆 さまへ P.2 2.お 手 続 きの 流 れ P.3~4 3.ご 自 身 のお 手 続 きのタイプを 確 認 しましょう! P.5 4.タイプ 別 のお 手 続 方 法 P.6 5.ご 注 意 P.7~8 6. 必 ずお 読 みください P.9 確 定 拠 出 年

象 労 働 者 を 雇 入 れした 事 業 所 を 離 職 した 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 である 労 働 者 の 氏 名 離 職 年 月 日 離 職 理 由 が 明 らかにされた 労 働 者 名 簿 等 の 写 し 2 要 綱 第 9 条 第 2 項 第 1 号 アに 該 当 する 労

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

Taro-38 H 財形貯蓄事務取

従業員の個人住民税の特別徴収を実施していない事業者の方へ

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

<4D F736F F D DC C5817A A4F8D91906C8CA48B868ED282CC8EF393FC>

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

個人向け国債の事務取扱いに関する細則

退職手当とは

PowerPoint プレゼンテーション

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

Transcription:

2016 3

目 次 1 経 営 移 譲 年 金 と 農 業 者 老 齢 年 金 について 2 これから 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 しようとされる 方 へ 2-1 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 するには 4 2-1-1 経 営 移 譲 とは 4 2-1-2 加 算 付 年 金 8 2-2 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 を 行 うために 11 2-3 支 給 開 始 時 期 と 支 給 の 繰 下 げ 年 金 額 14 3 経 営 移 譲 から 最 初 の 現 況 届 までの 手 続 き 3-1 経 営 移 譲 から 最 初 の 現 況 届 の 提 出 までの 手 順 16 3-2 経 営 移 譲 管 理 カード 17 3-3 最 初 の 現 況 届 の 提 出 18 4 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 開 始 後 の 重 要 な 注 意 事 項 4-1 年 金 の 受 取 り 税 金 19 4-2 2 回 目 以 降 の 現 況 届 の 提 出 21 4-3 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となる 場 合 ならない 場 合 23 4-4 受 給 権 者 がお 亡 くなりになったらご 遺 族 が 死 亡 届 を 提 出 25 5 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 される 方 へ 5-1 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 される 方 26 5-2 農 業 者 老 齢 年 金 の 金 額 26 5-3 受 給 開 始 後 の 留 意 事 項 26 1

1 経 営 移 譲 年 金 と 農 業 者 老 齢 年 金 について 経 営 移 譲 年 金 と 農 業 者 老 齢 年 金 の 支 給 単 価 は 接 近 中 旧 制 度 は 平 成 13 年 の 法 改 正 により 年 齢 にしたがって 経 営 移 譲 年 金 の 単 価 が 順 次 下 がっていくこととなったため 農 業 者 老 齢 年 金 の 単 価 と 同 一 額 になる 昭 和 32 年 1 月 2 日 以 降 に 生 まれた 方 については 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 することに 一 本 化 されることとなっています このため 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 できる 方 は 次 の 要 件 を 満 たす 方 です 昭 和 32 年 1 月 1 日 までに 生 まれた 方 ( 平 成 28 年 1 月 1 日 現 在 満 59 歳 以 上 ) 平 成 13 年 12 月 までに 旧 制 度 の 保 険 料 として 納 付 済 みの 期 間 ( 旧 保 険 料 納 付 済 期 間 等 )と 平 成 14 年 1 月 から 65 歳 に 達 する 月 の 前 月 までの 期 間 ( 特 別 カラ 期 間 )が 合 計 して 20 年 (240 月 ) 以 上 となること 65 歳 の 誕 生 日 の 前 々 日 に 要 件 を 満 たす 経 営 移 譲 を 行 ったこと 昭 和 32 年 1 月 2 日 以 降 に 生 まれた 方 や それ 以 前 に 生 まれていても 経 営 移 譲 を 行 わない 方 などには 農 業 者 老 齢 年 金 が 支 給 されます 5 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 される 方 へ からお 読 みください ( 参 考 ) 勧 奨 状 について 旧 制 度 に 加 入 し 経 営 移 譲 年 金 の 裁 定 請 求 をされないまま まもなく 65 歳 に 到 達 される 方 には 農 業 者 年 金 基 金 から 農 業 者 年 金 に 関 するお 知 らせ という 封 書 ( 勧 奨 状 )が 郵 送 されます これは 年 金 の 請 求 漏 れによる 未 受 給 を 防 ぐ 観 点 から 65 歳 の 誕 生 日 の 一 ヶ 月 前 の 方 を 対 象 にお 送 りする 注 意 喚 起 です なお 旧 制 度 に 加 えて 新 制 度 の 農 業 者 年 金 にも 加 入 されている 方 には 旧 制 度 と 新 制 度 の 2 通 の 封 書 ( 勧 奨 状 )が 郵 送 されますので 両 方 ともよくお 読 みください 2

2 これから 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 しようと される 方 へ 旧 制 度 の 経 営 移 譲 年 金 をもらうためには 定 められた 要 件 を 満 たして 必 ず65 歳 の 誕 生 日 の 前 々 日 までに 経 営 移 譲 をして 速 やかに 裁 定 請 求 を 行 わなければなりません しかも この 経 営 移 譲 は 農 業 経 営 の 経 営 主 の 地 位 から 引 退 するという 実 体 が 伴 って いる 必 要 があります また 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 し 続 けるためには 経 営 移 譲 で 実 施 した 農 業 経 営 の 経 営 主 の 地 位 からの 引 退 について 受 給 し 始 めた 以 降 も 持 続 することが 必 要 です 経 営 主 として 農 業 経 営 を 再 開 することとなった 場 合 支 給 停 止 事 由 該 当 届 を 提 出 することが 求 められています 届 出 後 は 特 例 農 業 者 老 齢 年 金 の 受 給 に 切 り 替 わることとなります なお 万 一 最 初 から 経 営 移 譲 が 不 完 全 で 法 令 等 の 定 める 要 件 を 満 たし ていない 場 合 には さかのぼって 裁 定 が 取 り 消 され それまで 受 給 した 年 金 は 精 算 しなければなりません このようにならないよう 要 件 等 を よく 理 解 し 正 確 な 手 続 きを 進 めてください 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 を 開 始 するための 大 まかな 流 れ 事 前 講 習 の 受 講 経 営 移 譲 の 実 行 裁 定 請 求 書 の 提 出 初 回 の 現 況 届 の 提 出 経 営 移 譲 の 方 法 の 理 解 65 歳 までの 経 営 移 譲 のプラン 作 り 農 地 等 の 権 利 の 移 転 設 定 農 業 所 得 申 告 等 の 諸 名 義 の 変 更 等 を 開 始 裁 定 請 求 書 の 記 入 提 出 経 営 移 譲 管 理 カードの 作 成 提 出 年 金 の 受 給 開 始 農 業 所 得 申 告 等 の 諸 名 義 が 変 更 済 みであるこ との 確 認 3

2-1 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 するには 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 されるために 最 も 重 要 なことは 65 歳 の 誕 生 日 の 前 々 日 までに 要 件 に 合 致 した 経 営 移 譲 が 行 われていることです 受 給 を 開 始 するための 手 続 きでは この 状 況 を 必 ず 確 認 していますので 経 営 移 譲 の 考 え 方 や 要 件 はしっかり 理 解 しましょう 2-1-1 経 営 移 譲 とは (1) 経 営 移 譲 とは 1 自 分 名 義 で 所 有 するか 借 り 入 れして 耕 作 または 養 畜 の 事 業 を 行 っている 農 地 等 について 2 後 継 者 か 第 三 者 に 所 有 権 を 移 転 するか 使 用 収 益 権 を 移 転 設 定 または 消 滅 させ 農 業 経 営 の 経 営 主 であることから 引 退 することです 経 営 主 から 引 退 されてから 従 事 者 にとどまることは 構 いません 適 格 な 経 営 移 譲 の 農 地 等 農 地 等 の 要 件 基 準 日 ( 自 分 の 名 義 の 農 地 等 の 権 利 を 処 分 し 終 わる 日 ( 経 営 移 譲 終 了 日 )の 1 年 前 の 日 ) に 農 地 等 の 面 積 が 30 アール( 道 南 を 除 く 北 海 道 では1ヘクタール 沖 縄 県 は 20 アール) 以 上 ある 方 でなければ 適 格 な 経 営 移 譲 とはなりません 処 分 しなければならない 農 地 等 には 基 準 日 後 1 年 間 に 自 分 名 義 で 買 い 入 れたり 返 還 を 受 けた 農 地 等 も 含 みます 農 地 等 として 処 分 農 地 等 は 転 用 等 することなく 農 地 等 として 処 分 することが 必 要 4

第 三 者 移 譲 なら 自 留 地 も 他 の 農 家 や 農 地 中 間 管 理 機 構 などの 第 三 者 のみに 処 分 するときに 限 り 10 アール( 道 南 を 除 く 北 海 道 は 20 アール) 以 内 の 自 留 地 を 残 すことができます 経 営 移 譲 の 期 限 経 営 移 譲 は 65 歳 の 誕 生 日 の 前 々 日 までに 行 わなければなりません (2) 経 営 移 譲 の 相 手 方 は 後 継 者 か 第 三 者 です 後 継 者 ( 国 民 年 金 第 2 号 被 保 険 者 又 は 一 定 の 障 害 の 場 合 )と 第 三 者 に 分 割 移 譲 もできます 後 継 者 への 経 営 移 譲 経 営 移 譲 の 相 手 方 直 系 卑 属 ( 子 や 孫 )の 一 人 ( 後 継 者 ) または 直 系 卑 属 の 配 偶 者 で 60 歳 未 満 であり 経 営 移 譲 の 終 了 日 までに 通 算 3 年 以 上 または 引 き 続 き 1 年 以 上 農 業 に 従 事 し た 人 1 なお 後 継 者 とその 配 偶 者 はいずれか 一 方 またはその 両 方 が 相 手 方 になること が 可 能 1 農 業 に 従 事 していた 期 間 には 大 学 高 校 等 で 農 業 を 学 んだ 期 間 サラリーマン 等 であっ ても 農 繁 期 休 祭 日 に 農 業 に 従 事 していた 期 間 も 含 まれます 農 地 等 の 処 分 方 法 所 有 地 借 入 地 など 自 分 名 義 の 農 地 等 のすべてを 次 のように 処 分 する 所 有 地 は 後 継 者 又 は 後 継 者 の 配 偶 者 に 譲 り 渡 す( 所 有 権 の 移 転 ) 又 は 貸 し 出 す( 使 用 収 益 権 の 設 定 ) 2 借 入 地 は 後 継 者 または 後 継 者 の 配 偶 者 に その 権 利 を 移 すか 貸 し 出 す( 使 用 収 益 権 の 移 転 または 転 貸 )か 地 主 に 返 す( 使 用 収 益 権 の 消 滅 ) 2 使 用 収 益 権 の 設 定 の 場 合 は その 権 利 の 存 続 期 間 が 10 年 以 上 あることが 必 要 です 5

第 三 者 への 経 営 移 譲 経 営 移 譲 の 相 手 方 ( 複 数 可 ) 1 農 地 中 間 管 理 機 構 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 ) JA 農 業 者 年 金 基 金 等 2 60 歳 未 満 の 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 ( 経 営 移 譲 者 の 配 偶 者 を 除 く) 3 60 歳 未 満 で 新 たに 農 業 経 営 を 始 める 方 で 経 営 移 譲 を 受 ける 日 までに 通 算 3 年 以 上 または 引 き 続 き 1 年 以 上 農 業 に 従 事 し 経 営 移 譲 を 受 けること で 自 己 名 義 の 農 地 等 の 面 積 が 30 アール 以 上 となる 人 ( 経 営 移 譲 者 の 配 偶 者 直 系 卑 属 及 びその 配 偶 者 を 除 く) 4 60 歳 未 満 の 農 業 経 営 者 で 経 営 移 譲 を 受 ける 前 に 保 有 していた 農 地 等 と 経 営 移 譲 により 譲 り 受 けた 農 地 等 の 合 計 面 積 が 30 アール 以 上 となる 人 5 60 歳 未 満 の 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 構 成 員 社 員 または 株 主 で その 法 人 の 事 業 に 常 時 従 事 する 人 (ただし 経 営 移 譲 を 受 けることで 法 人 の 構 成 員 一 人 あたりの 農 地 等 の 面 積 とその 譲 受 け 者 自 身 が 保 有 する 農 地 等 の 合 計 面 積 が 50 アール 以 上 となることが 必 要 ) 6 60 歳 未 満 で 経 営 移 譲 で 農 地 所 有 適 格 法 人 の 持 分 または 株 式 を 取 得 する ことにより 新 たに 農 地 所 有 適 格 法 人 の 構 成 員 となる 者 (5の 面 積 要 件 に 該 当 すること) 道 南 を 除 く 北 海 道 は 50 アール 30 アール はそれぞれ 2 ヘクタール 1 ヘクタール 沖 縄 県 は 30 アール を 20 アール に 置 き 換 えて 適 用 農 地 等 の 処 分 方 法 所 有 地 借 入 地 など 自 分 名 義 の 農 地 等 について 10 アール 以 内 ( 道 南 を 除 く 北 海 道 は 20 アール)の 自 留 地 を 残 せますが それ 以 外 は 全 て 適 格 な 相 手 方 となる 第 三 者 に 処 分 * 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 構 成 員 である 人 が 経 営 移 譲 する 場 合 には その 要 件 が 別 に 定 められています 6

後 継 者 と 第 三 者 への 分 割 移 譲 経 営 移 譲 の 相 手 方 後 継 者 は 後 継 者 移 譲 の 相 手 方 とされる 方 で 国 民 年 金 の 第 2 号 被 保 険 者 (いわゆるサラリーマンの 方 )であって 農 業 に 常 時 従 事 しない 人 または 国 民 年 金 の 第 2 号 被 保 険 者 以 外 の 方 で 一 定 の 障 害 の 状 態 にあるため 農 業 に 常 時 従 事 していない 人 に 限 られます 第 三 者 は 第 三 者 移 譲 の 相 手 方 とされる 人 または 法 人 のうち 加 算 付 年 金 受 給 の 相 手 方 の 要 件 を 備 えている 者 に 限 られます 農 地 等 の 処 分 方 法 等 一 人 の 後 継 者 とその 配 偶 者 のみへ 農 地 等 を 分 割 して 経 営 移 譲 する 場 合 は 分 割 移 譲 ではなく 後 継 者 移 譲 として 扱 われます 後 継 者 と 第 三 者 への 分 割 移 譲 では 自 留 地 は 認 められません 処 分 しなければならない 農 地 等 ( 土 地 収 用 該 当 農 地 等 や 返 還 小 作 地 等 を 除 く) の 面 積 の 2 分 の 1 以 上 で かつ 30 アール 以 上 の 農 地 等 を 第 三 者 へ 処 分 し 残 りのすべての 農 地 等 を 後 継 者 へ 処 分 しなければなりません 道 南 を 除 く 北 海 道 は 50 アール 30 アール はそれぞれ 2 ヘクタール 1 ヘクタール 沖 縄 県 は 30 アール を 20 アール に 置 き 換 えて 適 用 それ 以 外 の 処 分 方 法 は 後 継 者 移 譲 第 三 者 移 譲 と 同 様 です 7

2-1-2 加 算 付 年 金 経 営 移 譲 年 金 には 経 営 移 譲 の 相 手 方 の 条 件 によって 基 本 額 に 加 え て 加 算 額 が 上 乗 せされる 加 算 付 年 金 が 支 給 される 場 合 があります その 経 営 移 譲 の 相 手 方 は 特 定 譲 受 者 と 呼 ばれており 次 の 人 また は 法 人 が 該 当 します 後 継 者 への 経 営 移 譲 次 の1または2の 要 件 を 満 たす 人 1 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 (* 参 照 ) 260 歳 未 満 の 農 業 に 常 時 従 事 する 人 であって 次 のいずれかに 該 当 する 人 ア 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 (* 参 照 )となることが 確 実 と 認 められる 人 イ 特 定 短 期 被 用 者 年 金 被 保 険 者 (** 参 照 ) 用 語 の 説 明 * 被 保 険 者 相 当 者 とは 被 保 険 者 相 当 者 とは 次 の1~3 全 ての 要 件 を 満 たす 人 をいいます 160 歳 未 満 の 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 であること 2 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 権 者 でないこと 3 次 のア~ウのいずれかに 該 当 する 人 ア 50a( 道 南 を 除 く 北 海 道 は 2ha) 以 上 の 農 地 等 で 農 業 経 営 を 行 っている 人 イ 30a 以 上 50a 未 満 ( 道 南 を 除 く 北 海 道 は 1ha 以 上 2ha 未 満 沖 縄 県 は 20a 以 上 50a 未 満 )の 農 地 等 で 農 業 経 営 を 行 っている 人 で 作 目 別 年 間 労 働 時 間 が 700 時 間 ( 沖 縄 県 は 500 時 間 ) 以 上 の 人 ウ 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 事 業 に 常 時 従 事 している 人 で 法 人 の 一 人 あたりの 持 ち 分 面 積 と 自 らが 経 営 している 農 地 等 の 面 積 の 合 計 が 50a( 道 南 を 除 く 北 海 道 は 2ha) を 超 える 人 8

第 三 者 への 経 営 移 譲 次 の1から4のいずれかに 該 当 する 人 または 法 人 1 農 地 中 間 管 理 機 構 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 ( 農 地 売 買 等 事 業 を 行 う 場 合 に 限 る) 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 ) JA 農 業 者 年 金 基 金 等 260 歳 未 満 の 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 (* 参 照 なお 経 営 移 譲 する 人 の 配 偶 者 は 該 当 しません) 360 歳 未 満 の 農 業 に 常 時 従 事 する 人 であって 次 のいずれかに 該 当 する 人 ア 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 (* 参 照 )になることが 確 実 と 認 めら れる 人 イ 特 定 短 期 被 用 者 年 金 被 保 険 者 (** 参 照 ) 4 国 民 年 金 の 第 2 号 被 保 険 者 である 40 歳 未 満 の 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 組 合 員 社 員 または 株 主 で 農 業 に 常 時 従 事 している 人 用 語 の 説 明 ** 特 定 短 期 被 用 者 年 金 被 保 険 者 とは 国 民 年 金 の 第 2 号 被 保 険 者 となったために 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 でなくなった 後 農 地 等 の 譲 受 日 まで 引 き 続 き 3 年 以 上 又 は 引 き 続 き1 年 以 上 農 業 に 従 事 していたこと 及 び6 月 以 内 に 再 び 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者 相 当 者 となることが 確 実 と 認 められる 人 です 出 稼 ぎ 期 間 中 の 方 などが 該 当 します 9

経 営 移 譲 の 相 手 方 が 見 つからない 場 合 は 農 地 中 間 管 理 機 構 に 経 営 移 譲 する 方 法 を 検 討 してはどうでしょうか 農 地 中 間 管 理 機 構 への 経 営 移 譲 であれば 第 三 者 移 譲 になりますので 自 留 地 を 残 せます 農 地 中 間 管 理 機 構 は 各 都 道 府 県 に1つ 設 置 されており 各 都 道 府 県 の 農 業 公 社 等 が 業 務 を 行 っています 連 絡 先 など 詳 しくは 農 業 委 員 会 へお 問 い 合 わせください 農 業 者 年 金 基 金 に 対 して 農 地 等 を 貸 し 付 けることで 経 営 移 譲 をすること も 可 能 ですが 次 の 条 件 を 満 たす 場 合 に 限 られます 借 受 期 間 10 年 以 上 の 使 用 貸 借 契 約 を 農 業 者 年 金 基 金 と 結 んでいただき ます 基 金 が 借 り 受 けた 農 地 等 は 市 町 村 役 場 の 掲 示 板 に 公 告 し 借 り 手 を 募 集 します 借 り 手 が 見 つかるまでの 間 は 地 域 の 農 業 者 に 耕 作 をお 願 いする 管 理 耕 作 が 基 本 管 理 耕 作 できる 者 がいない 場 合 農 地 が 荒 れないよう 保 全 管 理 作 業 を 経 営 移 譲 者 等 にお 願 いすることとなります 借 り 手 が 見 つからず 農 地 中 間 管 理 機 構 から 農 地 が 戻 ってきた 場 合 は 農 地 中 間 管 理 機 構 への 経 営 移 譲 は 第 三 者 移 譲 になりますから 後 継 者 へ 使 用 収 益 権 を 設 定 等 した 場 合 にみられる 支 給 停 止 要 件 に 直 ちに 該 当 することはありません 1 年 以 内 に 経 営 移 譲 をやり 直 すなどの 条 件 もついていません ただし 戻 ってきた 農 地 の 名 義 がそのままの 状 態 でどなたかが 耕 作 を 開 始 されれば 経 営 移 譲 をした 方 が 農 業 経 営 を 再 開 したとみなされ 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となるおそれ があります 早 めに 別 の 第 三 者 や 後 継 者 に 名 義 変 更 されることをお 勧 めします 10

2-2 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 を 行 うために 経 営 移 譲 は 単 に 農 地 等 の 権 利 名 義 を 変 えるだけでなく 農 業 経 営 者 の 地 位 が 名 実 ともに 譲 受 者 に 移 るという 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 であることが 必 要 とされています 実 体 を 伴 わない 経 営 移 譲 については 経 営 移 譲 年 金 の 裁 定 や 支 給 は 行 わないこととなります また 受 給 開 始 後 も 現 況 届 の 提 出 の 時 期 に 確 認 作 業 が 定 期 的 にあり 農 業 経 営 が 再 開 された 等 と 認 められれば 支 給 停 止 となり ますので 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 についての 内 容 をよく 理 解 しま しょう 後 継 者 への 経 営 移 譲 農 業 経 営 主 の 地 位 の 移 転 1 農 業 経 営 を 主 宰 することと 損 益 の 帰 属 先 について 経 営 移 譲 した 者 から 後 継 者 へ 移 す 2 後 継 者 が 原 則 として 重 要 な 農 作 業 を 担 当 するとともに 3これらを 対 外 的 に 明 確 にするため 経 営 者 の 地 位 を 表 す 諸 名 義 ( 農 業 共 済 の 加 入 名 義 経 営 所 得 安 定 対 策 等 交 付 金 の 申 請 名 義 農 業 所 得 に 係 る 納 税 申 告 の 名 義 )を 後 継 者 へ 変 更 すること が 必 要 です 11

経 営 者 の 地 位 を 表 す 諸 名 義 について 平 成 28 年 3 月 までは 変 更 の 確 認 を 受 ける 諸 名 義 は 農 業 共 済 の 加 入 名 義 米 の 生 産 調 整 に 係 る 助 成 金 の 交 付 申 請 名 義 農 業 所 得 に 係 る 納 税 申 告 名 義 に 加 え 土 地 改 良 区 の 組 合 員 名 義 農 業 協 同 組 合 の 組 合 員 名 義 の5 名 義 とされていましたが 平 成 28 年 4 月 以 降 は 農 業 共 済 の 加 入 名 義 経 営 所 得 安 定 対 策 等 交 付 金 の 申 請 名 義 農 業 所 得 にかかる 納 税 申 告 の3 名 義 に 変 更 されました 確 認 方 法 等 裁 定 請 求 時 前 記 後 継 者 への 経 営 移 譲 の1から3の 内 容 を 含 んだ 取 り 決 め( 協 定 )を 経 営 移 譲 を 行 う 者 と 後 継 者 との 間 で 行 っていた だき これを 書 面 化 した 経 営 移 譲 管 理 カード( 経 営 移 譲 管 理 カード の1 欄 が 相 当 します)と 名 義 変 更 等 が 行 われたことの 確 認 書 ( 同 カ ードの2 欄 が 相 当 します)を 経 営 移 譲 年 金 裁 定 請 求 書 等 とともに 提 出 することになります 諸 名 義 の 変 更 等 がすべて 終 わっていない 場 合 は 名 義 変 更 が 行 わ れていない 名 義 について その 変 更 予 定 時 期 を 経 営 移 譲 管 理 カード に 記 入 する 必 要 があります この 名 義 については 年 金 受 給 開 始 後 の 第 1 回 目 の 現 況 届 提 出 までに 残 る 名 義 変 更 を 完 了 させ 再 度 経 営 移 譲 管 理 カードを 提 出 し 直 す 必 要 があります 第 1 回 目 の 現 況 届 提 出 時 第 1 回 目 の 現 況 届 の 提 出 時 に 農 業 委 員 会 が 経 営 移 譲 管 理 カードにより 諸 名 義 が 全 て 変 更 済 か 確 認 し ます 第 2 回 目 以 降 の 現 況 届 提 出 時 第 2 回 目 以 降 の 現 況 届 の 提 出 時 に は 諸 名 義 が 変 更 等 されたままで 経 営 移 譲 された 方 に 戻 っていな いことについての 自 己 チェックをしていただきます 12

第 三 者 への 経 営 移 譲 農 業 経 営 主 の 地 位 の 移 転 1 農 地 等 の 権 原 の 移 転 設 定 契 約 の 完 全 履 行 が 確 保 されること 2これを 対 外 的 に 明 確 にするため 当 該 農 地 等 に 係 る 諸 名 義 ( 農 業 共 済 の 加 入 名 義 経 営 所 得 安 定 対 策 等 交 付 金 の 申 請 名 義 )を 譲 受 者 へ 変 更 すること 3 経 営 移 譲 をする 者 による 農 業 所 得 に 係 る 納 税 申 告 の 名 義 の 保 有 は 自 留 地 に 係 るものに 限 定 したものであることが 必 要 です 確 認 方 法 等 裁 定 請 求 時 上 記 の1から2の 内 容 を 含 んだ 取 り 決 め( 協 定 )を 経 営 移 譲 を 行 う 者 と 譲 受 者 との 間 で 行 っていただき これを 書 面 化 した 経 営 移 譲 管 理 カードを 経 営 移 譲 年 金 裁 定 請 求 書 等 とともに 提 出 することになります 裁 定 請 求 時 に 諸 名 義 の 名 義 変 更 等 が 終 わっていない 名 義 について は 後 継 者 移 譲 と 同 様 に その 変 更 予 定 時 期 を 経 営 移 譲 管 理 カード に 記 入 することになります なお 農 地 中 間 管 理 機 構 等 の 法 人 ( 農 地 等 につき 耕 作 又 は 養 畜 の 事 業 を 行 う 法 人 及 び 畜 産 公 社 を 除 く)に 農 地 等 の 移 転 設 定 等 を 行 った 場 合 には 経 営 移 譲 管 理 カードの 諸 名 義 の 変 更 の 確 認 欄 には 単 にその 旨 を 記 入 いただければ 結 構 です 第 1 回 目 の 現 況 届 提 出 時 第 1 回 目 の 現 況 届 の 提 出 時 に 農 業 委 員 会 が 経 営 移 譲 管 理 カードにより 諸 名 義 が 全 て 変 更 済 みである ことを 確 認 します 第 2 回 目 以 降 の 現 況 届 提 出 時 第 2 回 目 以 降 の 現 況 届 の 提 出 時 に 諸 名 義 が 変 更 等 されたままで 経 営 移 譲 をされた 方 に 戻 っていない ことについての 自 己 チェックをしていただきます 13

2-3 支 給 開 始 時 期 と 支 給 の 繰 下 げ 年 金 額 (1) 支 給 開 始 時 期 60 歳 になるまでに 経 営 移 譲 した 場 合 60 歳 に 達 した 日 (60 歳 の 誕 生 日 の 前 日 )の 月 の 翌 月 から 支 給 60 歳 から 65 歳 になるまでに 経 営 移 譲 した 場 合 経 営 移 譲 が 終 わった 日 の 月 の 翌 月 から 支 給 (2) 支 給 開 始 時 期 の 繰 下 げ 経 営 移 譲 終 了 後 1 年 以 内 に 支 給 の 繰 下 げ を 申 請 すると 60~ 65 歳 までの 間 で 希 望 する 月 から 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 を 始 められます 年 金 単 価 は 年 齢 ごとで 決 まっているので 支 給 開 始 時 の 月 を 遅 らせて 支 給 開 始 年 齢 を 遅 くすると その 分 年 金 額 が 高 くなります 年 金 額 の 考 え 方 (3) 年 金 額 経 営 移 譲 年 金 の 年 金 額 は 次 の 算 式 により 定 められます 年 金 額 ( 年 額 )= 年 金 単 価 保 険 料 を 納 めた 期 間 の 月 数 計 算 された 年 金 額 は 十 円 の 位 を 四 捨 五 入 し 百 円 単 位 となります 1 年 金 単 価 年 金 単 価 は 基 本 額 か 加 算 付 かにより 生 年 月 日 及 び 支 給 開 始 時 の 年 齢 に 応 じて 次 に 掲 げる 額 となっています 14

基 本 額 の 経 営 移 譲 年 金 の 年 金 単 価 ( 単 位 円 ) 生 年 月 日 61 歳 未 満 61 歳 以 上 62 歳 未 満 支 給 基 準 時 年 齢 62 歳 以 上 63 歳 未 満 63 歳 以 上 64 歳 未 満 64 歳 以 上 65 歳 未 満 昭 和 26 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 27 年 4 月 1 日 674 755 837 930 1,034 1,162 昭 和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 28 年 4 月 1 日 684 766 849 943 1,049 1,179 昭 和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 29 年 4 月 1 日 694 778 862 958 1,065 1,197 昭 和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 30 年 4 月 1 日 705 790 875 972 1,081 1,215 昭 和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 31 年 4 月 1 日 722 809 896 995 1,107 1,244 昭 和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 32 年 1 月 1 日 755 846 937 1,041 1,158 1,301 加 算 付 き 経 営 移 譲 年 金 の 年 金 単 価 ( 単 位 円 ) 生 年 月 日 61 歳 未 満 61 歳 以 上 62 歳 未 満 支 給 基 準 時 年 齢 62 歳 以 上 63 歳 未 満 63 歳 以 上 64 歳 未 満 64 歳 以 上 65 歳 未 満 昭 和 26 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 27 年 4 月 1 日 848 950 1,053 1,170 1,301 1,462 昭 和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 28 年 4 月 1 日 830 929 1,030 1,144 1,272 1,430 昭 和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 29 年 4 月 1 日 811 909 1,007 1,119 1,244 1,398 昭 和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 30 年 4 月 1 日 793 888 984 1,093 1,215 1,366 昭 和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 31 年 4 月 1 日 774 868 961 1,067 1,187 1,334 昭 和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 32 年 1 月 1 日 765 857 949 1,055 1,173 1,318 ( 参 考 農 業 者 老 齢 年 金 の 年 金 単 価 ) ( 単 位 円 ) 生 年 月 日 単 価 生 年 月 日 単 価 昭 和 26 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 27 年 4 月 1 日 1,162 昭 和 32 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 33 年 4 月 1 日 1,360 昭 和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 28 年 4 月 1 日 1,179 昭 和 33 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 34 年 4 月 1 日 1,421 昭 和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 29 年 4 月 1 日 1,197 昭 和 34 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 35 年 4 月 1 日 1,482 昭 和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 30 年 4 月 1 日 1,215 昭 和 35 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 36 年 4 月 1 日 1,545 昭 和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 31 年 4 月 1 日 1,244 昭 和 36 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 37 年 4 月 1 日 1,610 昭 和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 32 年 4 月 1 日 1,301 昭 和 37 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 38 年 4 月 1 日 1,677 65 歳 65 歳 2 保 険 料 を 納 めた 期 間 の 月 数 平 成 13 年 12 月 までの 旧 制 度 の 下 で 納 めた 保 険 料 の 納 付 月 数 をいいます 3 配 偶 者 加 入 者 の 特 例 なお 旧 制 度 の 加 入 者 のうち 配 偶 者 加 入 者 は 平 成 8 年 4 月 以 降 に 保 険 料 を 納 め た 期 間 のうち 45 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 以 後 の 期 間 の3 分 の1の 期 間 を 保 険 料 納 付 済 み 期 間 に 加 算 して 年 金 額 が 計 算 されます ( 配 偶 者 加 入 者 の 年 金 額 ( 年 額 ) = 年 金 単 価 保 険 料 を 納 めた 期 間 の 月 数 + 平 成 8 年 4 月 以 降 に 保 険 料 を 納 め た 期 間 のうち 45 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 以 後 の 期 間 1/3 ) 15

3 経 営 移 譲 から 最 初 の 現 況 届 までの 手 続 き 3-1 経 営 移 譲 から 最 初 の 現 況 届 の 提 出 までの 手 順 経 営 移 譲 等 の 事 前 相 談 会 等 ( 原 則 と して62 歳 になられる 方 が 対 象 ) 基 準 日 ( 経 営 移 譲 を 行 う 日 の1 年 前 ) 農 地 等 の 処 分 ( 農 業 委 員 会 農 地 中 間 管 理 機 構 等 への 届 出 等 ) 経 営 移 譲 の 終 了 日 諸 名 義 の 変 更 ( 可 能 な 限 り 早 期 に) 経 営 移 譲 年 金 の 裁 定 請 求 書 の 提 出 ( 経 営 移 譲 管 理 カード 等 を 添 付 ) 諸 名 義 の 変 更 ( 裁 定 請 求 時 までに 名 義 変 更 できなかったもの) 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 開 始 最 初 の 現 況 届 の 提 出 ( 諸 名 義 の 変 更 が 全 て 終 了 していることを 示 す 経 営 移 譲 管 理 カードを 添 付 ) 16 相 談 会 等 では 経 営 移 譲 の 事 前 指 導 等 が 行 われま す 必 ずご 参 加 ください 農 地 等 の 権 利 名 義 が 譲 受 者 に 移 る 日 ( 農 地 法 の 許 可 日 等 )が 経 営 移 譲 の 終 了 日 です 農 地 等 の 権 利 名 義 の 移 動 は この 1 年 前 の 日 を 基 準 日 としており その 基 準 日 に 所 有 もしくは 借 りてい る 農 地 等 が 処 分 対 象 農 地 等 となります ただし 基 準 日 以 降 に 取 得 等 した 農 地 等 も 経 営 移 譲 の 対 象 に 含 まれます 農 地 等 の 権 利 名 義 の 変 更 は 法 令 に 従 って 適 正 に 行 う 必 要 があります 農 地 中 間 管 理 機 構 を 利 用 するのも 有 効 な 手 法 です 経 営 移 譲 に 伴 う 農 業 経 営 の 主 宰 と 損 益 の 帰 属 諸 名 義 の 円 滑 な 変 更 を 確 保 するため 経 営 移 譲 者 と 譲 受 者 との 間 で 取 り 決 めを 行 ってください その 内 容 は 農 業 委 員 会 に 経 営 移 譲 管 理 カードを 提 出 することで 確 認 されることになります 裁 定 請 求 書 経 営 移 譲 管 理 カードの 記 入 は 様 式 にしたがって 記 入 してください 諸 名 義 の 変 更 等 が 終 了 していないなど 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 が 行 われていないとみなされると 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 が 始 まった 後 でも 裁 定 取 消 となる 可 能 性 があります このようにならないよ う 速 やかに 諸 名 義 の 変 更 等 を 完 了 させるととも に 名 義 変 更 がなされていることの 確 認 書 類 も 準 備 しておいてください 農 業 者 年 金 証 書 年 金 受 給 権 者 のしおり 等 の 書 類 が 郵 送 されます 受 給 権 者 向 けの 重 要 事 項 が 記 載 されていますので 内 容 をお 確 かめいただき 不 明 な 点 はJA 農 業 委 員 会 に 照 会 してください 現 況 届 の 用 紙 は 基 金 から 郵 送 されます 諸 名 義 の 変 更 が 完 了 しているかを 確 認 するため 最 初 の 現 況 届 までに 諸 名 義 の 変 更 等 の 証 明 を 受 けた 経 営 移 譲 管 理 カードを 提 出 していただきま す

3-2 経 営 移 譲 管 理 カード 経 営 移 譲 にあたっては 裁 定 請 求 書 の 記 入 だけでなく 経 営 移 譲 の 状 態 が 名 実 ともに 実 体 を 伴 ったものとなっていることの 確 認 作 業 が 求 められ ています この 確 認 作 業 は 経 営 移 譲 管 理 カード を 作 成 し そこに 記 載 された 事 項 の 確 認 書 類 をそろえ 農 業 委 員 会 がその 内 容 の 確 認 を 行 う ことで 実 施 されることになります 書 類 をそろえる 作 業 などで 手 間 がかかりますが 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 し 続 けるために 必 要 な 作 業 ですので 速 やかにご 対 応 ください (1) 経 営 移 譲 管 理 カードの 内 容 経 営 移 譲 をしようとする 方 の 氏 名 被 保 険 者 記 号 番 号 経 営 移 譲 の 種 類 を 記 入 する 欄 のほか 1 経 営 移 譲 後 における 農 業 経 営 についての 取 決 め 書 2 経 営 移 譲 に 伴 う 諸 名 義 の 変 更 等 に 関 する 確 認 3 自 留 地 ( 第 三 者 移 譲 で 該 当 する 場 合 ) 4 諸 名 義 の 変 更 等 の 確 認 を 農 業 委 員 会 が 照 会 をすることについての 同 意 を 一 括 して 確 認 できるようにした 書 類 です (2) 記 入 に 当 たっての 注 意 事 項 1の 経 営 移 譲 後 における 農 業 経 営 についての 取 決 め 書 は 経 営 移 譲 の 際 に 経 営 移 譲 者 と 譲 受 者 に 記 入 していただくようになっています 2は 裁 定 請 求 までに 可 能 な 限 り 経 営 移 譲 者 ご 本 人 が 担 当 部 局 の 確 認 を 取 っていただくことを 想 定 していますが 農 業 委 員 会 で 確 認 書 類 等 を 入 手 することで 農 業 委 員 会 が 確 認 することが 可 能 であれば 農 業 委 員 会 の 確 認 でよいこととしていますので 農 業 委 員 会 にご 相 談 ください 17

なお 裁 定 請 求 の 際 には 未 だ 諸 名 義 の 変 更 等 が 完 了 していないことも 想 定 されます この 場 合 には 変 更 予 定 時 期 を 経 営 移 譲 管 理 カードに 記 入 していただくことでしばらくの 間 諸 名 義 の 変 更 等 に 関 する 確 認 欄 は 空 欄 のままにしておき 後 日 最 初 の 現 況 届 の 提 出 までに 諸 名 義 の 変 更 等 を 完 了 させ 空 欄 のままになっている 欄 の 補 充 をしていただくこと になります 諸 名 義 すべての 変 更 等 が 終 了 したことの 証 明 が 付 された 経 営 移 譲 管 理 カードは 農 業 委 員 会 で 保 管 し 経 営 移 譲 が 法 令 に 従 って 問 題 なく 行 わ れたことを 示 す 証 拠 となります 3-3 最 初 の 現 況 届 の 提 出 (1) 現 況 届 とは 現 況 届 は 農 業 者 年 金 の 経 営 移 譲 年 金 農 業 者 老 齢 年 金 等 すべての 受 給 権 者 に 毎 年 提 出 をお 願 いしているものです 毎 年 6 月 末 日 までを 提 出 期 限 としていることから 最 初 の 現 況 届 の 提 出 は 年 金 の 裁 定 の 時 期 が 前 年 の 6 月 末 日 以 前 の 方 が 対 象 となります 現 況 届 の 用 紙 は 農 業 者 年 金 基 金 からご 本 人 宛 に 郵 送 されますので そ の 用 紙 に 記 入 し 農 業 委 員 会 に 提 出 してください なお 現 況 届 が9 月 末 までに 提 出 されない 場 合 は 11 月 支 払 分 から 年 金 の 支 払 いが 差 し 止 められますのでご 注 意 ください (2) 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 した 場 合 の 初 回 の 現 況 届 の 注 意 事 項 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 した 場 合 初 回 の 現 況 届 の 提 出 の 際 には 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 がなされているかについて 経 営 移 譲 管 理 カードを 用 い て 諸 名 義 の 変 更 等 の 確 認 が 行 われます そのため 初 回 現 況 届 提 出 時 ま でに 諸 名 義 すべての 変 更 等 が 終 了 したことの 証 明 が 付 された 経 営 移 譲 管 理 カードを 農 業 委 員 会 に 提 出 してください ( 2-2 実 体 を 伴 っ た 経 営 移 譲 を 行 うために 参 照 ) 18

4 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 開 始 後 の 重 要 な 注 意 事 項 4-1 年 金 の 受 取 り 税 金 (1) 年 金 の 受 取 り 経 営 移 譲 年 金 は 3 ヶ 月 分 ずつ 年 4 回 (2 月 5 月 8 月 11 月 ) に 分 け JAなどご 本 人 の 希 望 する 金 融 機 関 の 口 座 に 振 り 込 まれます 2 月 の 振 り 込 み 前 年 の 11 12 月 本 年 の 1 月 分 5 月 の 振 り 込 み 2 3 4 月 分 8 月 の 振 り 込 み 5 6 7 月 分 11 月 の 振 り 込 み 8 9 10 月 分 支 払 額 の 内 容 については 年 1 回 5 月 に 農 業 者 年 金 振 込 支 払 通 知 書 でお 知 らせします (2) 税 金 関 係 1 所 得 税 関 係 経 営 移 譲 年 金 は 所 得 税 法 上 の 公 的 年 金 等 に 該 当 し 源 泉 徴 収 の 対 象 となっていますが 経 営 移 譲 年 金 の 年 間 支 給 額 が 所 得 税 法 で 定 める 金 額 以 下 となっていますので 源 泉 徴 収 額 は0 円 となります したがっ て 他 の 公 的 年 金 恩 給 退 職 年 金 その 他 の 所 得 があれば 経 営 移 譲 年 金 を 雑 所 得 として 確 定 申 告 する 必 要 があります 年 金 所 得 者 に 係 る 確 定 申 告 不 要 制 度 所 得 税 法 では 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 ( 公 的 年 金 である 国 民 年 金 と 農 業 者 年 金 等 の 合 計 額 )が 400 万 円 以 下 であり かつ 公 的 年 金 等 に 係 る 雑 所 得 以 外 の 所 得 金 額 が 20 万 円 以 下 である 場 合 には 所 得 税 および 復 興 特 別 所 得 税 の 確 定 申 告 は 必 要 とされていません ( 平 成 28 年 1 月 現 在 ) 19

2 後 継 者 移 譲 の 場 合 の 贈 与 税 関 係 使 用 貸 借 による 経 営 移 譲 の 場 合 は 贈 与 税 の 課 税 対 象 となりません 無 償 で 所 有 権 移 転 をすることで 経 営 移 譲 された 場 合 は 贈 与 税 が 課 税 されますが 贈 与 税 の 納 税 猶 予 の 特 例 を 受 けると 贈 与 税 の 納 税 が 猶 予 されます 現 在 相 続 税 又 は 贈 与 税 の 納 税 猶 予 の 特 例 を 受 けて 農 業 を 営 ん でいる 方 が 経 営 移 譲 をしようとする 場 合 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けている 農 地 等 は 受 贈 者 が 自 ら 耕 作 することが 条 件 となっていますので これを 売 り 渡 したり 貸 し 付 けたりすると その 割 合 に 応 じて 納 税 猶 予 の 全 部 または 一 部 が 打 ち 切 られ 猶 予 税 額 の 全 額 または 一 部 を 納 めなければならなくなります ただし 農 業 者 年 金 受 給 のために 後 継 者 に 使 用 貸 借 をして 農 業 経 営 を 移 譲 する 場 合 には 一 定 の 要 件 のもとに 猶 予 を 引 き 続 き 受 けることができます このため 後 継 者 移 譲 をされる 経 営 移 譲 者 が 現 に 相 続 税 又 は 贈 与 税 の 納 税 猶 予 の 特 例 の 適 用 を 受 けている 場 合 には 使 用 貸 借 ( 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 による 特 定 貸 付 け に 限 る )によ る 経 営 移 譲 をすることが 得 策 です 3 第 三 者 移 譲 の 場 合 の 譲 渡 所 得 税 関 係 農 地 を 譲 渡 することで 経 営 移 譲 した 場 合 他 の 所 得 と 区 分 して そ の 譲 渡 所 得 に 対 して 所 得 税 住 民 税 が 課 せられます ただし 農 用 地 区 域 内 の 農 地 を 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 の 農 用 地 利 用 集 積 計 画 または 農 業 委 員 会 の あっせん 等 により 譲 渡 した 場 合 に 800 万 円 農 地 中 間 管 理 機 構 または 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 に 譲 渡 した 場 合 に 800 万 円 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 の 買 い 入 れ 協 議 により 農 地 中 間 管 理 機 構 に 譲 渡 した 場 合 には 1,500 万 円 の 特 別 控 除 が 認 められます 20

4-2 2 回 目 以 降 の 現 況 届 の 提 出 (1) 現 況 届 提 出 前 の 自 己 チェック 現 況 届 は 農 業 者 年 金 の 経 営 移 譲 年 金 農 業 者 老 齢 年 金 等 すべての 受 給 権 者 に 毎 年 6 月 末 日 までに 農 業 委 員 会 へ 提 出 をお 願 いしています 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 している 場 合 は この 第 2 回 目 以 降 の 現 況 届 の 提 出 時 には 支 給 停 止 事 由 に 該 当 してないことや 諸 名 義 が 変 更 等 された ままで 経 営 移 譲 をされた 方 ( 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 者 )に 戻 っていない ことについての 自 己 チェックをしていただきます 第 三 者 移 譲 をされた 方 の 場 合 は 諸 名 義 が 変 更 等 されたままで 経 営 移 譲 をされた 方 ( 経 営 移 譲 年 金 の 受 給 者 )に 戻 っていないことに 加 え 自 留 地 の 範 囲 を 超 えた 農 地 等 の 取 得 等 がないことについても 自 己 チェッ クをお 願 いします なお 支 給 停 止 事 由 に 該 当 している 場 合 は 経 営 移 譲 年 金 の 現 況 届 は 提 出 できず 11 月 支 払 分 から 年 金 の 支 払 いが 差 し 止 められることにな ります (2) 自 己 チェックの 内 容 自 己 チェックをする 内 容 は 現 況 届 に 書 かれていますが おおむね 農 業 経 営 を 再 開 したと 認 められる 実 態 が 発 生 していないか 経 営 移 譲 のた め 変 更 等 した 諸 名 義 の 現 状 はどうかについて 個 々にお 尋 ねしています なお 農 業 者 年 金 基 金 でも 受 給 権 者 による 自 己 チェックと 並 行 して 経 営 所 得 安 定 対 策 等 交 付 金 の 申 請 者 名 義 データ 等 との 突 合 を 行 う 予 定 で す 農 業 委 員 会 から 照 会 等 があれば その 指 示 に 従 ってください この 自 己 点 検 作 業 は 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 し 続 けるために 重 要 な 作 業 であり 必 ず 実 施 していただくようお 願 いします 21

こんな 時 には 要 注 意! 事 前 に 農 業 委 員 会 に 相 談 を 農 業 経 営 の 再 開 といっても いろいろな 形 態 がありえます 次 のようなことがあった 時 は 支 給 停 止 にならないかチェックが 必 要 です ( 現 況 届 の 提 出 期 限 より 前 に 農 業 委 員 会 へ 相 談 してください ) 1 後 継 者 が 転 出 した 又 は 亡 くなった 2 経 営 移 譲 した 農 地 等 の 貸 借 期 限 が 到 来 した 3 貸 していた 農 地 等 の 返 還 を 受 けた 4 相 続 により 農 地 等 を 取 得 した 5 農 地 を 売 ったり 買 ったりした 6 農 地 を 宅 地 や 山 林 に 転 用 した 7 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 構 成 員 になった 8 自 分 の 名 義 で 農 業 所 得 を 申 告 した 9 自 留 地 面 積 が 10a( 道 南 を 除 く 北 海 道 20a)を 超 えた など 特 定 処 分 対 象 農 地 等 に 注 意 して 下 さい! 経 営 移 譲 の 際 に 後 継 者 に 貸 し 付 けた 農 地 等 ( 特 定 処 分 対 象 農 地 等 )については 農 業 者 年 金 を 受 給 し 続 ける 上 でいろいろと 厳 しい 条 件 が 掛 かり 続 けています 例 えば 後 継 者 の 転 勤 などにより 特 定 処 分 対 象 農 地 等 の 返 還 を 受 けた 場 合 や 特 定 処 分 対 象 農 地 等 の 一 部 を 宅 地 に 転 用 した 場 合 には 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となる 恐 れがあります このため できれば 貸 し 付 けた 農 地 等 の 所 有 権 を 後 継 者 へ 移 転 するなど 経 営 移 譲 年 金 を 安 定 的 に 受 給 することができるようにご 相 談 してください 22

4-3 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となる 場 合 ならない 場 合 (1) 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となる 場 合 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となるのは 次 の 場 合 です この 場 合 支 給 停 止 事 由 該 当 届 を 速 やかにJAに 提 出 していただくことになります 1 農 業 経 営 を 再 開 したとき( 実 体 を 伴 った 経 営 移 譲 となっているかを 確 認 した 際 の 項 目 と 同 様 の 項 目 でチェックされます) 2 農 地 所 有 適 格 法 人 ( 農 業 生 産 法 人 )の 構 成 員 になったとき 3 後 継 者 に 貸 し 付 けた 農 地 等 が 一 部 でも 返 還 されたとき( 支 給 停 止 除 外 事 由 に 該 当 する 場 合 を 除 く) 4 後 継 者 に 貸 し 付 けた 農 地 等 が 一 部 でも 後 継 者 以 外 の 者 に 使 用 収 益 権 の 移 転 または 設 定 ( 転 貸 )がされたとき( 支 給 停 止 除 外 事 由 に 該 当 する 場 合 を 除 く) 支 給 停 止 事 由 該 当 届 が 提 出 された 場 合 支 給 停 止 事 由 が 生 じた 月 の 翌 月 から 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 となり 停 止 期 間 中 農 業 者 老 齢 年 金 が 特 例 的 に 支 給 されます 特 例 農 業 者 老 齢 年 金 の 年 金 単 価 ( 単 位 円 ) 生 年 月 日 61 歳 未 満 61 歳 以 上 62 歳 未 満 支 給 基 準 時 年 齢 62 歳 以 上 63 歳 未 満 63 歳 以 上 64 歳 未 満 64 歳 以 上 65 歳 未 満 昭 和 26 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 27 年 4 月 1 日 674 755 837 930 1,034 1,162 昭 和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 28 年 4 月 1 日 684 766 849 943 1,049 1,179 昭 和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 29 年 4 月 1 日 694 778 862 958 1,065 1,197 昭 和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 30 年 4 月 1 日 705 790 875 972 1,081 1,215 昭 和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 31 年 4 月 1 日 722 809 896 995 1,107 1,244 昭 和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 32 年 1 月 1 日 755 846 937 1,041 1,158 1,301 65 歳 なお 農 地 等 を 貸 し 付 けて 加 算 付 経 営 移 譲 年 金 を 受 給 している 方 が 農 地 等 の 返 還 を 受 けて 1 年 以 内 に 特 定 譲 受 者 に 処 分 しない 場 合 加 算 部 分 の 年 金 が 支 給 停 止 となります 23

(2) 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 とならない 場 合 ( 支 給 停 止 除 外 事 由 ) 次 の 場 合 は 経 営 移 譲 年 金 が 支 給 停 止 とならない 場 合 があります また 後 継 者 へ 貸 し 付 けて 経 営 移 譲 していた 場 合 で 農 地 等 の 返 還 があ ったときは 特 定 処 分 対 象 農 地 等 返 還 届 と 処 分 後 に 処 分 届 を 速 やかに JA に 提 出 していただくことになります 農 地 中 間 管 理 機 構 または 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 ( 農 地 売 買 等 事 業 のみ)への 適 格 な 処 分 加 算 付 経 営 移 譲 年 金 受 給 時 の 譲 受 者 への 農 地 等 の 利 用 集 積 のため の 適 格 な 処 分 経 営 移 譲 をやり 直 して 相 手 方 を 他 の 直 系 卑 属 や 第 三 者 に 変 更 農 業 用 施 設 用 地 にする 農 業 体 験 施 設 など 公 衆 保 健 施 設 にする 災 害 により 耕 作 等 が 著 しく 困 難 になった 受 給 権 者 または 後 継 者 もしくは 直 系 卑 属 の 住 宅 用 地 とする 土 地 収 用 法 その 他 の 特 定 の 法 律 に 基 づき 収 用 または 使 用 された 等 権 利 の 移 転 設 定 等 に 条 件 がありますので 予 め 農 業 委 員 会 にご 相 談 ください 24

4-4 受 給 権 者 がお 亡 くなりになったらご 遺 族 が 死 亡 届 を 提 出 不 幸 にして 経 営 移 譲 年 金 及 び 農 業 者 老 齢 年 金 の 受 給 権 者 が 死 亡 した 場 合 年 金 の 受 給 権 は 消 滅 しますので 速 やかにご 遺 族 の 方 が 死 亡 関 係 届 出 書 をJAに 提 出 してください この 場 合 受 給 権 者 が 死 亡 された 月 分 まで 年 金 を 支 給 できますので 未 支 給 年 金 があるときは 死 亡 関 係 届 出 書 提 出 時 に 未 支 給 年 金 を 請 求 す ることができます また 既 に 支 給 を 受 けた 年 金 総 額 が 保 険 料 納 付 済 み 期 間 に 応 じて 定 め られた 死 亡 一 時 金 相 当 額 未 満 でその 差 額 があるときは 死 亡 一 時 金 を 請 求 することができます なお 未 支 給 年 金 死 亡 一 時 金 を 請 求 できる 者 は 受 給 権 者 が 死 亡 し た 時 生 計 を 同 じくしていた 遺 族 であったこと 等 一 定 の 要 件 を 満 たし ていることが 必 要 です 農 業 者 年 金 の 死 亡 関 係 届 出 書 を 提 出 する 時 には 続 柄 がわかる 書 類 が 一 緒 に 必 要 です 死 亡 関 係 届 出 書 の 提 出 はご 遺 族 の 方 が 提 出 することになるため お 亡 くなりになった 受 給 権 者 との 続 柄 を 明 らか にしていただく 書 類 が 必 要 です 例 えば 配 偶 者 の 場 合 は 除 籍 謄 本 ( 未 支 給 年 金 がなければ 抄 本 でも 問 題 ありません )や 住 民 票 の 除 票 (ただし 亡 くなられた 方 と 届 出 者 の 続 柄 の 記 載 があるものに 限 ります)などです 28

5 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 される 方 へ 5-1 農 業 者 老 齢 年 金 を 受 給 される 方 農 業 者 老 齢 年 金 は 農 業 者 年 金 の 旧 保 険 料 納 付 済 期 間 等 と 特 別 カラ 期 間 を 合 算 して 20 年 以 上 あり 65 歳 に 達 する 日 前 (65 歳 の 誕 生 日 の 前 々 日 )までに 経 営 移 譲 されなかった 方 が 65 歳 から 終 身 受 給 できます 経 営 移 譲 年 金 で 要 求 されるような 細 かい 確 認 事 項 はありませんが 資 格 確 認 を 行 う 必 要 があるため 65 歳 に 達 した 後 に 農 業 者 年 金 農 業 者 老 齢 年 金 裁 定 請 求 書 の 提 出 をお 願 いします なお 経 営 移 譲 年 金 が 全 額 支 給 停 止 になった 場 合 その 支 給 停 止 期 間 中 は 特 例 農 業 者 老 齢 年 金 が 支 給 されます (23ページ 参 照 ) 5-2 農 業 者 老 齢 年 金 の 金 額 農 業 者 老 齢 年 金 の 年 金 額 は 次 の 算 式 により 定 められます 年 金 額 ( 年 額 )= 年 金 単 価 保 険 料 を 納 めた 期 間 の 月 数 計 算 された 年 金 額 は 十 円 の 位 を 四 捨 五 入 し 百 円 単 位 となります 農 業 者 老 齢 年 金 の 年 金 単 価 ( 単 位 円 ) 生 年 月 日 単 価 生 年 月 日 単 価 昭 和 26 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 27 年 4 月 1 日 1,162 昭 和 32 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 33 年 4 月 1 日 1,360 昭 和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 28 年 4 月 1 日 1,179 昭 和 33 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 34 年 4 月 1 日 1,421 昭 和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 29 年 4 月 1 日 1,197 昭 和 34 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 35 年 4 月 1 日 1,482 昭 和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 30 年 4 月 1 日 1,215 昭 和 35 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 36 年 4 月 1 日 1,545 昭 和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 31 年 4 月 1 日 1,244 昭 和 36 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 37 年 4 月 1 日 1,610 昭 和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 32 年 4 月 1 日 1,301 昭 和 37 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 38 年 4 月 1 日 1,677 また 農 業 者 老 齢 年 金 でも 配 偶 者 加 入 者 の 特 例 が 認 められています (1 5ページの 3 配 偶 者 加 入 者 の 特 例 と 同 じ 内 容 です ) 5-3 受 給 開 始 後 の 留 意 事 項 農 業 者 老 齢 年 金 の 受 給 権 者 にも 毎 年 6 月 末 日 までに 現 況 届 の 提 出 を お 願 いしています 内 容 は 簡 単 なもので ご 自 身 の 署 名 が 必 要 です 29

30

キ リ ト リ 線 キ リ ト リ 線 農 業 委 員 会 への 提 出 用 下 枠 内 に 記 名 し 署 名 または 押 印 し 切 り 取 って 提 出 ください これから 経 営 移 譲 年 金 又 は 特 例 付 加 年 金 を 請 求 される 皆 様 へ ( 年 金 を 受 給 していただくための 重 要 事 項 の 説 明 を 受 けたことについての 確 認 書 ) 受 給 を 予 定 している 年 金 について 次 の3つのいずれかに 印 を 付 けてください 経 営 移 譲 年 金 のみ 特 例 付 加 年 金 のみ 経 営 移 譲 年 金 と 特 例 付 加 年 金 の 両 方 農 業 者 年 金 を 受 給 するには により 以 下 の 項 目 を 確 認 してください 1. 経 営 移 譲 年 金 又 は 特 例 付 加 年 金 を 受 給 するための 経 営 移 譲 又 は 経 営 継 承 ( 以 下 経 営 移 譲 等 と いう )の 要 件 支 給 の 繰 下 げ( 特 例 付 加 年 金 については 繰 上 げ) 制 度 について 2. 農 地 等 農 地 所 有 適 格 法 人 の 持 分 の 経 営 移 譲 の 具 体 的 な 手 続 き 3. 農 地 等 畜 舎 温 室 等 の 農 業 用 施 設 農 業 を 営 む 法 人 構 成 員 の 資 格 家 族 経 営 協 定 の 具 体 的 な 経 営 継 承 の 手 続 きについて 4. 経 営 移 譲 等 の 後 に 農 業 経 営 の 再 開 などの 支 給 停 止 事 由 に 該 当 した 場 合 には 経 営 移 譲 年 金 又 は 特 例 付 加 年 金 が 支 給 停 止 となるため 速 やかに 支 給 停 止 事 由 該 当 届 をJAに 提 出 する 必 要 があること 5. 毎 年 6 月 に 農 業 経 営 の 再 開 などの 支 給 停 止 事 由 に 該 当 しないことを 確 認 した 上 で 現 況 届 を 提 出 す る 必 要 があり 仮 に 支 給 停 止 事 由 に 該 当 した 場 合 は 経 営 移 譲 年 金 又 は 特 例 付 加 年 金 の 現 況 届 は 提 出 できず 年 金 の 支 払 が 差 止 められること 6. 経 営 移 譲 等 は 単 に 農 地 等 の 権 利 名 義 を 変 えるだけでなく 経 営 者 の 地 位 を 名 実 ともに 経 営 移 譲 等 の 相 手 方 に 移 す 必 要 があること また 最 初 の 現 況 届 の 確 認 を 行 う 際 に 次 の1~3の 諸 名 義 の 全 部 ( 第 三 者 に 経 営 移 譲 した 場 合 は 1 及 び2の 名 義 のみ)が 経 営 移 譲 等 の 相 手 方 に 変 更 等 されていることが 必 要 であること さらに 最 初 の 現 況 届 以 降 も 諸 名 義 が 引 き 続 き 経 営 移 譲 等 の 相 手 方 名 義 となっている 必 要 があり 仮 に 受 給 後 に 再 度 諸 名 義 を 受 給 者 に 戻 した 場 合 は 支 給 停 止 となる 場 合 があること 1 農 業 共 済 の 加 入 名 義 2 経 営 所 得 安 定 対 策 等 交 付 金 の 申 請 名 義 3 農 業 所 得 の 納 税 申 告 名 義 上 記 1~6の 説 明 を 農 業 委 員 会 JAから 受 け その 内 容 についてご 理 解 された 場 合 は 上 記 欄 に 印 を 記 入 し 以 下 に 署 名 又 は 押 印 してください 平 成 年 月 日 ( 氏 名 ) 印 ( 自 署 の 場 合 は 押 印 を 省 略 できます) 31

32 農 業 委 員 会 への 提 出 用 のページの 裏 面 ですので ここにはメモ 等 は 記 入 しないでください キ リ ト リ 線 キ リ ト リ 線

105-8010 11 66 21 21 105-8010 21 21 55