平 成 22 年 度 事 業 報 告 自 平 成 22 年 4 月 31 日 至 平 成 23 年 3 月 31 日 1. 会 員 の 状 況 区 分 前 年 度 末 数 入 会 数 退 会 数 本 年 度 末 数 正 会 員 47 1 1 47 名 誉 会 員 5 1 0 6 賛 助 会 員 41 1 0 42 計 93 3 1 95 ( 注 ) 1.( )は 内 書 で 大 阪 府 ( 休 会 中 )をあらわす 2. 正 会 員 の 入 退 会 各 1は 平 成 22 年 10 月 に 高 知 県 土 木 協 会 が 解 散 して 退 会 届 が 出 され 同 11 月 に 新 たに 高 知 県 防 災 砂 防 協 会 が 設 立 さ れ 入 会 申 込 が 提 出 されたもの 2. 会 議 の 開 催 2-1 平 成 22 年 度 通 常 総 会 ( 第 94 回 )の 開 催 平 成 22 年 6 月 16 日 東 京 千 代 田 区 平 河 町 の シェーンバッハ サボー において 平 成 22 年 度 通 常 総 会 を 開 催 し 1 平 成 21 年 度 事 業 報 告 及 び 収 支 決 算 2 平 成 22 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 ) 3 役 員 の 選 任 等 について 審 議 し いずれも 原 案 どおり 議 決 した 最 後 に 来 賓 としてご 出 席 頂 いた 安 田 防 災 課 長 に 挨 拶 と 最 近 の 災 害 復 旧 をめぐる 話 題 につ いて 講 話 をお 願 いし 終 了 した 2-2 平 成 22 年 度 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 及 び 臨 時 総 会 の 開 催 平 成 22 年 11 月 26 日 東 京 港 区 虎 ノ 門 の ニッショーホール において 平 成 22 年 度 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 及 び 臨 時 総 会 を 開 催 し 災 害 復 旧 の 促 進 に 関 する 決 議 を 行 い 要 望 活 動 を 行 った また 事 務 局 を 現 在 の 港 区 虎 ノ 門 から 中 央 区 日 本 橋 大 伝 馬 町 に 移 転 することとし それに 伴 い 定 款 を 変 更 することについて 臨 時 総 会 にて 議 決 した 2-3 理 事 会 の 開 催 平 成 22 年 6 月 16 日 東 京 千 代 田 区 平 河 町 の シェーンバッハ サボー 3 階 の 霧 島 において 第 143 回 理 事 会 を 開 催 し 1 平 成 21 年 度 事 業 報 告 及 び 収 支 決 算 2 平 成 22 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 ) 3 役 員 の 選 任 について 審 議 し いずれも 原 案 どおり 議 決 した (2) 平 成 22 年 11 月 26 日 東 京 港 区 虎 ノ 門 の 日 本 消 防 会 館 会 議 室 おいて 第 144 回 理 事 会 を 開 催 し 1 事 務 局 移 転 2 定 款 変 更 3 防 災 功 労 者 の 表 彰 4 災 害 復 旧 促 促 進 に 関 する 決 議 ( 案 ) 等 について 審 議 し いずれも 原 案 どおり 議 決 した 3. 役 員 の 選 任 平 成 22 年 6 月 16 日 の 通 常 総 会 において 次 のとおり 新 役 員 を 選 任 した
役 員 名 所 属 等 氏 名 ( は 新 任 ) 任 期 平 成 22 年 6 月 16 日 ~ 平 成 24 年 6 月 16 日 現 職 等 会 長 名 誉 会 員 陣 内 孝 雄 全 国 治 水 期 成 同 盟 会 連 合 会 会 長 副 会 長 脇 雅 史 参 議 院 議 員 佐 々 木 賢 一 片 山 ストラテック 株 式 会 社 相 談 役 新 潟 県 小 池 清 彦 新 潟 県 河 川 協 会 会 長 ( 加 茂 市 長 ) 三 重 県 水 谷 元 三 重 県 河 川 防 災 協 会 会 長 ( 桑 名 市 長 ) 常 務 理 事 名 誉 会 員 加 藤 浩 己 事 務 局 長 理 事 加 藤 昭 財 団 法 人 ダム 水 源 地 環 境 整 備 センター 顧 問 藤 芳 素 生 八 千 代 エンジニヤリング 株 式 会 社 専 務 取 締 役 北 海 道 菊 谷 勝 利 北 海 道 災 害 復 旧 促 進 協 会 会 長 ( 砂 川 市 長 ) 青 森 県 逢 坂 雄 一 青 森 県 河 川 海 岸 協 会 会 長 職 務 代 理 者 ( 平 内 町 長 ) 秋 田 県 穂 積 志 秋 田 県 防 災 協 会 会 長 ( 秋 田 市 長 ) 栃 木 県 井 田 隆 一 栃 木 県 県 土 整 備 事 業 協 議 会 河 川 部 会 長 ( 真 岡 市 長 ) 千 葉 県 太 田 洋 千 葉 県 河 川 協 会 理 事 (いすみ 市 長 ) 石 川 県 西 田 耕 豊 石 川 県 治 水 協 会 会 長 ( 川 北 町 長 ) 岐 阜 県 細 江 茂 光 岐 阜 県 河 川 協 会 会 長 ( 岐 阜 市 長 ) 奈 良 県 大 谷 一 二 奈 良 県 治 水 砂 防 協 会 副 会 長 ( 川 上 村 長 ) 和 歌 山 県 玄 素 彰 人 和 歌 山 県 河 川 協 会 会 長 ( 印 单 町 長 ) 島 根 県 宇 津 徹 男 島 根 県 土 木 協 会 会 長 ( 浜 田 市 長 ) 山 口 県 野 村 興 兒 山 口 県 土 木 協 会 監 事 ( 萩 市 長 ) 愛 媛 県 井 原 巧 愛 媛 県 土 木 協 会 会 長 ( 四 国 中 央 市 長 ) 高 知 県 門 脇 槇 夫 高 知 県 土 木 協 会 防 災 部 部 長 理 事 ( 香 美 市 長 ) 佐 賀 県 田 中 源 一 佐 賀 県 防 災 協 会 会 長 ( 江 北 町 長 ) 大 分 県 釘 宮 磐 大 分 県 土 木 建 築 協 会 会 長 ( 大 分 市 長 ) 監 事 山 梨 県 望 月 秀 次 郎 山 梨 県 河 川 協 会 会 長 ( 单 部 町 長 ) 長 野 県 小 木 曽 亮 弌 長 野 県 河 川 協 会 会 長 ( 根 羽 村 長 ) 評 議 員 岩 手 県 小 保 内 敏 幸 岩 手 県 防 災 協 会 会 長 ( 二 戸 市 長 ) 宮 城 県 井 口 經 明 宮 城 県 治 水 協 会 会 長 ( 岩 沼 市 長 ) 山 形 県 榎 本 政 規 山 形 県 治 水 協 会 会 長 ( 鶴 岡 市 長 ) 福 島 県 原 利 弘 福 島 県 土 木 部 長 茨 城 県 中 山 一 生 茨 城 県 河 川 協 会 副 会 長 防 災 部 会 長 ( 龍 ヶ 崎 市 長 ) 群 馬 県 松 浦 幸 雄 群 馬 県 河 川 協 会 会 長 ( 高 崎 市 長 ) 埼 玉 県 成 田 武 志 埼 玉 県 県 土 整 備 部 長 東 京 都 廣 木 良 司 東 京 都 建 設 局 河 川 部 長 神 奈 川 県 池 守 典 行 神 奈 川 県 県 土 整 備 部 長 富 山 県 堂 故 茂 富 山 県 河 川 海 岸 協 会 会 長 ( 氷 見 市 長 ) 福 井 県 山 岸 正 裕 福 井 県 防 災 協 会 会 長 ( 勝 山 市 長 ) 静 岡 県 小 嶋 善 吉 静 岡 県 河 川 協 会 会 長 ( 静 岡 市 長 ) 愛 知 県 谷 一 夫 愛 知 県 河 川 海 岸 協 会 副 会 長 ( 一 宮 市 長 ) 滋 賀 県 吉 田 清 一 滋 賀 県 河 港 協 会 会 長 ( 滋 賀 県 議 会 議 長 )
役 員 名 所 属 等 氏 名 ( は 新 任 ) 現 職 等 評 議 員 京 都 府 太 田 貴 美 京 都 府 砂 防 治 水 防 災 協 会 副 会 長 ( 与 謝 野 町 長 ) - 大 阪 府 - - 評 議 員 兵 庫 県 矢 田 立 郎 兵 庫 県 防 災 協 会 会 長 ( 神 戸 市 長 ) 鳥 取 県 古 賀 俊 行 鳥 取 県 県 土 整 備 部 長 岡 山 県 西 岡 憲 康 岡 山 県 土 木 協 会 会 長 ( 備 前 市 長 ) 広 島 県 浜 田 一 義 社 団 法 人 広 島 県 土 木 協 会 河 川 部 会 長 ( 安 芸 高 田 市 長 ) 徳 島 県 牧 田 久 徳 島 県 防 災 協 会 会 長 ( 美 馬 市 長 ) 香 川 県 綾 田 福 雄 香 川 県 河 川 協 会 会 長 ( 香 川 県 議 会 議 員 ) 福 岡 県 月 形 祐 二 福 岡 県 河 川 協 会 会 長 ( 福 岡 県 議 会 県 土 整 備 委 員 会 委 員 長 ) 長 崎 県 横 田 修 一 郎 長 崎 県 防 災 協 議 会 会 長 ( 島 原 市 長 ) 熊 本 県 荒 木 泰 臣 熊 本 県 河 川 海 岸 防 災 協 会 会 長 ( 嘉 島 町 長 ) 宮 崎 県 長 峯 誠 宮 崎 県 防 災 協 会 副 会 長 ( 都 城 市 長 ) 鹿 児 島 県 森 博 幸 鹿 児 島 県 市 町 村 社 会 基 盤 整 備 推 進 協 議 会 会 長 ( 鹿 児 島 市 長 ) 沖 縄 県 漢 那 政 弘 沖 縄 県 土 木 建 築 部 長 ( 注 ) 現 職 等 の 欄 は 就 任 時 のもの (2) 役 員 の 異 動 通 常 総 会 の 後 平 成 22 年 度 中 に 次 のとおり 役 員 の 異 動 があった 役 職 名 新 任 者 氏 名 退 任 者 氏 名 交 替 年 月 日 摘 要 理 事 古 川 健 治 逢 坂 雄 一 22. 9. 10 是 永 修 治 釘 宮 磐 22.10. 1 西 村 卓 士 門 脇 槇 夫 22.10. 8 評 議 員 横 溝 良 一 廣 木 良 司 22. 7. 16 4. 事 業 実 施 の 概 要 4-1 企 画 調 査 及 び 研 究 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 の 運 営 本 制 度 は 異 常 な 天 然 現 象 により 公 共 土 木 施 設 が 被 災 した 際 地 方 公 共 団 体 等 からの 要 請 に 基 づいて 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 を 災 害 現 地 に 派 遣 し 地 方 公 共 団 体 等 の 行 う 災 害 復 旧 活 動 の 支 援 助 言 をボランティア 活 動 として 行 い 円 滑 な 災 害 復 旧 の 促 進 に 寄 与 するための 制 度 である 1 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 運 営 委 員 会 本 制 度 を 的 確 に 運 営 するために 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 運 営 委 員 会 による 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 要 綱 に 基 づく 認 定 登 録 審 査 等 を 行 い 累 計 して204 名 の 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 を 承 認 した
災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 運 営 委 員 会 構 成 員 委 員 長 今 村 勝 志 委 員 富 田 和 久 金 内 剛 小 林 豊 原 悟 志 佐 々 木 賢 一 オブザーバー 高 橋 洋 一 2 平 成 22 年 度 は 主 に 技 術 講 習 会 での 講 師 が 主 であったが 鹿 児 島 県 奄 美 大 島 の 災 害 や 東 日 本 大 震 災 における 液 状 化 対 策 への 出 動 もなされている 技 術 講 習 会 等 合 わせて17 回 延 べ30 名 の 派 遣 がなされ 災 害 復 旧 の 円 滑 な 促 進 に 寄 与 した (2) 水 防 専 門 家 派 遣 制 度 の 運 営 1 水 防 管 理 団 体 等 からの 要 請 に 基 づいて 水 防 専 門 家 を 水 防 訓 練 講 習 会 に 派 遣 し 水 防 に 関 する 知 識 技 能 の 伝 承 指 導 を 行 い もって 水 防 団 の 技 能 の 向 上 を 図 ることを 目 的 として 平 成 18 年 度 に 水 防 専 門 家 派 遣 制 度 を 創 設 し 当 協 会 が 水 防 専 門 家 派 遣 制 度 事 務 局 となった 平 成 22 年 度 は 最 初 の 登 録 から3 年 を 経 過 したため 登 録 の 更 新 及 び 新 規 登 録 を 行 った その 結 果 登 録 者 数 は115 名 となった 2 平 成 22 年 度 は 各 地 で 行 われた 水 防 技 術 講 習 会 等 に25 回 延 べ50 名 の 派 遣 がなされ 水 防 団 等 の 技 術 の 習 得 研 鑽 に 寄 与 した (3) 災 害 復 旧 工 事 の 設 計 積 算 基 準 の 調 査 災 害 復 旧 工 事 に 関 する 設 計 積 算 基 準 について 調 査 研 究 を 行 うとともに 災 害 復 旧 工 事 の 設 計 要 領 ( 平 成 22 年 版 ) を 編 集 した (4) 災 害 復 旧 関 係 事 業 採 択 事 例 の 調 査 平 成 21 年 発 生 災 害 のうち 主 要 な 災 害 採 択 事 例 について 調 査 研 究 を 行 い 平 成 21 年 発 生 災 害 採 択 事 例 集 を 編 集 した 4-2 災 害 復 旧 事 業 等 の 促 進 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 における 要 望 決 議 平 成 22 年 11 月 26 日 東 京 港 区 虎 ノ 門 の ニッショーホール において 平 成 22 年 度 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 を 開 催 し 被 災 地 を 代 表 し 岩 手 県 岩 手 町 町 長 民 部 田 幾 夫 氏 より 激 甚 な 災 害 の 実 情 と 災 害 対 策 の 要 望 に 関 する 意 見 を 発 表 頂 くとともに 災 害 復 旧 事 業 促 進 に 関 する 要 望 決 議 ( 別 記 )を 行 い 国 会 並 びに 政 府 関 係 機 関 に 対 し 要 望 決 議 事 項 の 実 現 方 を 陳 情 した 別 記 決 議 我 が 国 は 地 理 的 気 象 的 に 自 然 災 害 に 対 して 極 めて 厳 しい 条 件 下 にあり 歴 史 的 に 見 て 幾 たび もの 大 きな 水 害 や 地 震 等 に 見 舞 われ 甚 大 な 被 害 を 被 っている 特 に 最 近 は 地 球 温 暖 化 の 影 響 によりゲリラ 豪 雨 が 各 地 で 頻 発 するととも に 東 海 地 震 や 東 单 海 单 海 地 震 首 都 直 下 地 震 等 2. 近 年 局 地 的 な 豪 雨 とともに 落 雷 によ る 施 設 被 害 が 増 加 する 傾 向 にある 落 雷 に よる 再 度 災 害 防 止 対 策 が 図 れるよう 災 害 関 連 事 業 の 採 択 基 準 の 拡 充 を 図 ること 3. 大 規 模 自 然 災 害 における 被 災 状 況 の 迅 速
大 規 模 な 地 震 が 発 生 することも 懸 念 されている ところである 平 成 22 年 は 6 月 中 旬 から7 月 中 旬 にかけ て 梅 雨 前 線 が 九 州 から 本 州 付 近 に 停 滞 し 西 日 本 各 地 を 中 心 として 公 共 土 木 施 設 に 大 きな 被 害 が 発 生 した また 9 月 上 旬 に 発 生 した 台 風 第 9 号 による 大 雨 の 影 響 で 関 東 東 海 地 方 を 中 心 に 各 地 で 土 砂 災 害 や 浸 水 被 害 が 発 生 した さらに10 月 中 旬 から 下 旬 にかけて 停 滞 す る 秋 雨 前 線 を 遙 か 单 方 の 台 風 第 13 号 が 刺 激 し た 結 果 鹿 児 島 県 奄 美 大 島 に 異 常 な 豪 雨 がもた らされた この 豪 雨 により 奄 美 市 名 瀬 では1 8 日 から20 日 にかけての 丸 2 日 間 の 総 雨 量 が 700ミリを 超 え 島 内 の 河 川 が 氾 濫 し 道 路 の 途 絶 や 土 砂 災 害 が 相 次 ぎ 貴 重 な 人 命 が 失 わ れ 多 くの 住 民 が 孤 立 したことは 記 憶 に 新 しい ところである このような 状 況 の 下 災 害 予 防 対 策 をより 強 力 に 進 めるとともに いざ 災 害 が 発 生 したとき 被 災 地 の 復 旧 復 興 を 速 やかに 行 えるよう 適 切 1. 北 海 道 から 沖 縄 まで 甚 大 な 被 害 となった 平 成 22 年 発 生 公 共 土 木 施 設 の 早 期 復 旧 を 図 るとともに 再 度 災 害 を 防 止 するための 改 良 復 旧 を 積 極 的 に 推 進 すること な 把 握 や 被 害 の 拡 大 防 止 被 災 地 の 早 期 復 旧 等 に 係 る 技 術 的 支 援 を 行 うための 緊 急 災 害 対 策 派 遣 隊 (TEC-FORCE)の 充 実 強 化 を 図 ること 4. 地 球 温 暖 化 に 伴 う 気 候 変 化 による 豪 雨 や 台 風 の 激 化 海 面 水 位 の 上 昇 などにより 水 災 害 の 発 生 頻 度 の 増 加 や 規 模 の 大 型 化 が 懸 念 されている 中 自 助 共 助 公 助 の 役 割 分 担 に 応 じた 水 災 防 止 体 制 の 強 化 を 図 ること 5. 災 害 復 旧 の 促 進 を 図 るため 必 要 な 地 方 財 政 支 援 措 置 を 講 ずること 特 に 大 規 模 な 災 害 を 被 った 市 町 村 は 災 害 対 応 で 人 員 等 が 不 足 し 復 興 計 画 の 樹 立 に 苦 慮 している 適 正 な 復 興 計 画 の 樹 立 は 安 全 で 活 力 ある 地 域 づくりの 基 礎 となるものであることに 鑑 み これらに 必 要 な 経 費 に 対 して 国 から の 財 政 的 支 援 が 受 けられる 措 置 を 講 じるこ と 6. 毎 年 時 期 や 地 域 を 選 ばず 発 生 し 地 な 措 置 を 図 ることは 国 家 としての 責 務 である 方 公 共 団 体 に 莫 大 な 財 政 負 担 を 強 いる 災 害 に 対 し より 機 動 的 かつ 柔 軟 な 対 応 これらの 点 を 踏 まえ 国 会 並 びに 政 府 に 対 し が 可 能 な 災 害 復 旧 事 業 制 度 に 改 善 す る て 次 の 事 項 が 実 現 されるよう 強 く 要 望 する こと 以 上 決 議 する 平 成 22 年 11 月 26 日 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 4-3 講 習 会 等 の 開 催 災 害 復 旧 実 務 講 習 会 の 開 催 平 成 22 年 5 月 20 日 21 日 の2 日 間 東 京 港 区 虎 ノ 門 の ニッショーホール におい て 災 害 復 旧 実 務 講 習 会 を 次 のとおり 実 施 した なお この 講 習 会 は 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 への 研 修 会 も 兼 ねて 行 った 月 日 時 間 講 義 内 容 講 師 (1 日 目 ) 5 月 20 日 ( 木 ) 13 時 ~ 主 催 者 挨 拶 ( 社 ) 全 国 防 災 協 会 副 会 長 佐 々 木 賢 一 来 賓 挨 拶 課 長 安 田 実 わが 国 の 防 災 対 策 につい 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 付
(2 日 目 ) 5 月 21 日 ( 金 ) 10 時 ~ て 参 事 官 越 智 繁 雄 災 害 事 務 の 取 扱 について 1 災 害 採 択 の 基 本 原 則 に ついて 2 復 旧 工 法 のポイントと 留 意 点 について 1 災 害 復 旧 における 環 境 への 取 組 ついて 2 改 良 復 旧 事 業 について 昼 食 休 憩 災 害 査 定 の 迅 速 化 への 取 り 組 みについて 平 成 21 年 度 優 秀 災 害 復 旧 事 業 技 術 発 表 受 賞 紹 介 最 優 秀 賞 平 成 18 年 災 一 級 河 川 元 町 川 河 川 等 災 害 関 連 事 業 平 成 21 年 発 生 災 害 採 択 事 例 について 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 の 活 用 について 課 長 補 佐 塚 田 政 行 総 括 災 害 査 定 官 大 谷 博 信 課 長 補 佐 高 木 優 山 口 県 土 木 建 築 部 砂 防 課 主 任 技 師 柳 井 宏 之 岩 手 県 盛 岡 広 域 振 興 局 土 木 部 主 任 阿 部 貴 之 災 害 査 定 官 戸 倉 健 司 災 害 復 旧 技 術 専 門 家 派 遣 制 度 運 営 委 員 長 今 村 勝 志 閉 講 4-4 機 関 誌 の 発 行 月 刊 誌 防 災 月 刊 誌 防 災 を 平 成 22 年 4 月 (730 号 )より 平 成 23 年 3 月 (741 号 )まで 毎 月 約 6,300 部 発 行 し 会 員 及 び 関 係 機 関 等 へ 配 布 した 4-5 災 害 復 旧 研 修 資 料 の 刊 行 災 害 復 旧 研 修 資 料 として 下 記 の 図 書 を 刊 行 した 図 書 名 刊 行 部 数 災 害 復 旧 実 務 講 義 集 ( 平 成 22 年 版 ) 平 成 21 年 発 生 災 害 採 択 事 例 集 (CD-R PDF 版 ) 公 共 土 木 施 設 災 害 復 旧 技 術 講 習 会 テキスト( 平 成 22 年 版 ) 災 害 復 旧 工 事 の 設 計 要 領 ( 平 成 22 年 版 ) 災 害 査 定 の 手 引 き( 平 成 23 年 版 ) 900 700 250 1,900 3,000 1,800
(2) 災 害 復 旧 に 関 するその 他 の 資 料 として 下 記 の 図 書 を 刊 行 した 図 書 名 刊 行 部 数 災 害 査 定 設 計 標 準 歩 掛 表 ( 平 成 22 年 版 ) 3,840 4-6 広 報 関 係 ホームページに 協 会 の 概 要 行 事 予 定 災 害 復 旧 に 関 する 出 版 図 書 案 内 等 を 掲 載 し 広 報 宣 伝 を 推 進 するとともに 情 報 公 開 の 一 環 として 当 協 会 の 定 款 役 員 名 簿 事 業 報 告 書 収 支 計 算 書 財 務 諸 表 事 業 計 画 書 収 支 予 算 書 等 を 掲 載 した 4-7 関 係 機 関 団 体 等 への 協 力 参 加 国 土 交 通 省 等 が 主 催 する 平 成 22 年 度 水 防 月 間 ( 平 成 22 年 5 月 )に 協 賛 した (2) 川 の 日 実 行 委 員 会 ( 委 員 長 近 藤 徹 氏 )が 主 催 する 川 の 日 フォーラムに 協 力 した (3) 平 成 22 年 8 月 30 日 ( 月 )から9 月 5 日 ( 日 )までの1 週 間 防 災 週 間 ということで 東 京 タワーを 会 場 として 防 災 フェア2010 が 開 催 され 協 力 参 加 した ( 主 催 : 内 閣 府 防 災 推 進 協 議 会 ) (4) 第 15 回 震 災 対 策 技 術 展 / 自 然 災 害 対 策 技 術 展 横 浜 ( 平 成 22 年 2 月 3 日 ~2 月 4 日 )を 後 援 した (5) だいじょうぶ キャンペーン 実 行 委 員 会 が 主 催 する だいじょうぶ キャンペーン を 共 催 した 4-8 防 災 功 労 者 の 表 彰 各 都 道 府 県 からの 推 薦 に 基 づき 災 害 復 旧 事 業 及 び 災 害 防 止 事 業 に 関 し 特 に 功 労 のあ った 個 人 55 人 及 び 団 体 3 団 体 を11 月 26 日 開 催 の 災 害 復 旧 促 進 全 国 大 会 において 表 彰 し 賞 状 等 を 贈 呈 した 4-9 事 務 局 の 移 転 事 務 局 は 昭 和 58 年 から 約 26 年 間 東 京 港 区 虎 ノ 門 の 虎 ノ 門 東 鉱 ビル ( 旧 ビル 名 : 虎 ノ 門 千 代 田 ビル)に 置 かれていたが 諸 般 の 情 勢 から2 月 26 日 中 央 区 日 本 橋 大 伝 馬 町 のパインランド 日 本 橋 ビルに 移 転 した なお 事 務 局 移 転 のために 定 款 を 変 更 した また 2 月 28 日 付 けで 新 事 務 局 の 所 在 地 変 更 登 記 を 行 った