4 大地震時 阪神 淡路大震災 の被害例 被害を受けた事例 被害の様子を実際の例で紹介します 地盤が悪い場合の例 地盤 基礎 土台に問題がある場合の例 擁壁と共に地盤が崩れ 建物基礎が崩壊している 建物が斜めに沈下している こうなると 建物は足元から崩れてしまう 白蟻か雨水かにより 土台が腐っている場合の例 壁量が足りない場合の例 壁も崩落している 1階の柱が傾斜し 壁が崩落している 柱と土台の緊結がされておらず 柱が引き抜けている 傾斜が大きいと建物の重さに耐えられず倒壊してしまう 壁が無い場合の例 1階の道路側に面した部分に極めて壁が少ない場合の例 1階が落階している 1階が崩落し 2階がねじれる様に傾斜している 大きな開口部があると そこが弱点となってしまう 壁はバランス良く配置しないといけない 8
5. 耐 震 診 断 の 注 意 点 は? 耐 震 診 断 の 目 的 を 良 く 理 解 し 目 的 に 応 じた 耐 震 診 断 を 依 頼 しましょう まずは 自 分 でもできる 誰 でもできるわが 家 の 耐 震 診 断 を 行 いましょう 結 果 が 不 安 であれば 建 築 士 等 に 依 頼 し 自 分 が 知 りたいことをはっきり 伝 えて 良 く 説 明 を 聞 きましょう 耐 震 改 修 が 必 要 であることが 分 かっている 場 合 や 予 想 される 場 合 は すぐに 補 強 計 画 がたてられるような 一 般 診 断 精 密 診 断 を 依 頼 しましょう 補 助 制 度 がある 市 町 村 もあるので 確 認 してみましょう 不 安 であれば 2 社 以 上 の 見 積 をもらって 比 較 してみましょう 金 額 だけでなく 調 査 の 内 容 も 重 要 です 診 断 内 容 に 応 じた 費 用 が 必 要 です 契 約 内 容 を 書 面 により 確 認 し 内 容 を 良 く 聞 きましょう 自 分 が 依 頼 した 契 約 内 容 を しっかり 確 認 しましょう 壁 をめくったり 傷 つけた 場 合 の 対 応 を 確 認 しておきましょう 改 修 工 事 が 条 件 になっていたり 無 理 に 契 約 させられることがない 様 慎 重 に 対 応 しましょう 契 約 書 の 内 容 を 確 認 しておかないとトラブルの 原 因 になります を 書 面 でもらい 内 容 を 良 く 聞 きましょう 調 査 結 果 が 正 確 なものか 更 に 調 査 が 必 要 であるのか 確 認 しましょう 診 断 技 術 者 が 判 断 した 所 見 も 記 載 されているか 確 認 しましょう を 有 効 に 活 用 できるようにしておきましょう は 改 修 工 事 の 計 画 をたてるための 大 切 な 資 料 です 無 駄 のない 効 率 的 な 計 画 を 立 てるために 不 必 要 な 場 所 に 補 強 を 行 うと 無 駄 になるだけでなく 逆 にバランスが 悪 くなり 悪 影 響 を 及 ぼす 場 合 があります 建 物 のどこを 補 強 すれば 効 果 があるのかは 耐 震 診 断 をする 事 により 判 かります リフォームをかねて 改 修 する 事 は 経 済 的 にも 有 効 です 9
Ⅱ あなたの 住 まいの 耐 震 性 は? あなたの 住 まいと 比 べてください 奈 良 県 下 で 行 われた 木 造 住 宅 の 耐 震 診 断 の 結 果 を 基 に 特 徴 別 ( 耐 震 診 断 で 考 慮 しなければなら ない 要 点 )に6つのタイプに 分 類 しています あなたの 住 まいと 似 ているのはどのタイプですか 下 記 の 質 問 に 回 答 していただき 該 当 するA~ Nに 印 をして 数 を 集 計 して 下 さい 集 計 の 結 果 印 の 一 番 多 いタイプの 住 宅 があなたの 住 まいに 耐 震 性 が 似 ています 注 意 等 を 参 考 にして 下 さい 建 築 年 はいつ 頃? ( 筋 かいの 有 無 ) 昭 和 56 年 6 月 以 降 ( 築 24 年 以 下 ) 筋 かいが 入 っている 筋 かいが 入 っていない またはわからない A N 築 30 年 前 後 筋 かいが 入 っている B C 筋 かいが 入 っていない またはわからない D E 築 50 年 以 上 前 昭 和 56 年 6 月 以 降 の 建 物 は 違 法 な 建 築 や 増 築 が 無 ければほぼ 安 全 です 築 50 年 以 上 前 の 建 物 は 耐 震 要 素 の 筋 かいが 無 い 場 合 が 多 いです 基 礎 は 鉄 筋 コンクリート A B は どうですか? 地 盤 は 良 い 普 通 基 礎 は 無 筋 コンクリート 基 礎 にひび 割 れあり C D E 玉 石 ブロック 地 盤 は 悪 い N 地 盤 が 悪 いと 基 礎 の 構 造 により 評 点 が 大 きく 違 います 調 査 をして 確 認 してください 建 物 は 重 いですか? 壁 の 量 は 多 いですか? 建 物 は 軽 い 方 である 建 物 は 重 い 方 である 壁 の 量 は 多 い 普 通 である 壁 の 量 は 少 ない 方 である 壁 の 量 は 多 い 普 通 である 壁 の 量 は 少 ない 方 である A C E B D 建 物 が 重 くても 壁 の 量 が 多 ければ 問 題 はありません 逆 に 軽 くても 壁 の 量 が 少 ないと 危 険 性 は 高 くなります 10
壁 のバランスは 良 いほうである A 状 は どうですか? 壁 のバランスは いいですか? 建 物 形 状 は ほぼ 整 形 壁 のバランスは 普 通 である 壁 のバランスは 悪 いほうである B 壁 のバランスは 良 いほうである C 建 物 形 状 は 不 整 形 壁 のバランスは 普 通 である D 壁 のバランスは 悪 いほうである E 建 物 形 状 が 不 整 形 でも 壁 のバランスが 良 ければ 危 険 は 少 ないです 老 朽 化 して ないですか? 健 全 です 老 朽 化 している 腐 っている シロアリ 被 害 あり A B C D E 例 え 強 い 建 物 でも 一 部 の 柱 や 梁 が 腐 っていたりシロアリの 被 害 があれば 地 震 時 に 倒 壊 する 危 険 性 があります 住 宅 金 融 公 庫 を 使 用 しましたか? はい いいえ A B C D E 住 宅 金 融 公 庫 を 使 用 した 場 合 設 計 条 件 も 厳 しくまた 設 計 通 りに 工 事 がなされているか の 検 査 も 受 けています よってそれなりに 信 頼 性 は 高 いと 考 えられます しかし 全 ての 建 物 に 耐 震 性 があるとは 限 りませんので 昭 和 56 年 5 月 以 前 の 建 物 は 耐 震 診 断 をお 勧 めします 判 定 の 評 価 印 の 数 の 多 いタイプの 住 宅 が あなたの 住 まいと 特 徴 が 似 ているものです 次 項 からの 各 タイプの 住 宅 の を 参 考 にして 下 さい A D B C E 印 の 多 いタイプの 住 宅 の 耐 震 を 参 考 にして 下 さい N 1つでもあれば 建 築 士 等 に 相 談 して 下 さい 11
Ⅲ 診 断 判 定 モデル 住 宅 事 例 建 物 概 要 2 階 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 53m2 1 昭 和 56 年 6 月 以 降 3 鉄 筋 コンクリート 基 礎 4 屋 根 は 軽 い 5 健 全 である 6 壁 量 多 い 7 筋 かいあり 8 壁 のバランスが 良 い 9 建 物 形 状 はほぼ 整 形 10 金 物 あり 1.24 総 合 評 点 A 木 造 住 宅 の 耐 震 診 断 は 地 盤 基 礎 筋 かい 壁 の 割 合 の 各 項 目 についてそれぞれの 状 況 によ り 評 点 をつけたうえで 各 評 点 を 掛 け 合 わせて 総 合 評 点 を 求 めま す 総 合 評 点 と 判 定 の 関 係 は 以 下 の 通 りです 総 合 評 点 判 定 1.5 以 上 安 全 です 1.0 以 上 1.5 未 満 一 応 安 全 です 1 階 平 面 図 2 階 平 面 図 0.7 以 上 1.0 未 満 0.7 未 満 やや 危 険 です 倒 壊 または 大 破 壊 の 筋 かいのある 壁 危 険 があります 0.94 1.24 1.47 1.24 総 合 評 点 1.24 1.37 1.24 一 応 安 全 です 有 効 な 壁 の 量 はほぼ 満 足 し 配 置 も 適 切 です 壁 の 量 配 置 の 面 でも 問 題 は ありません 壁 配 置 のバランス 偏 心 率 建 物 の 重 さの 中 心 を 重 心 強 さの 中 心 を 剛 心 と 呼 び 重 心 と 剛 心 のずれを 偏 心 この 比 率 を 偏 心 率 と 呼 びます 地 震 時 に 水 平 力 がかかると 剛 心 が 支 点 として 重 心 が 作 用 点 と して 揺 れようとします 偏 心 率 が 大 きいほど 揺 れの 度 合 いが 大 きくなります 重 心 剛 心 有 利 小 偏 心 率 が 小 さいと 振 れ 幅 は 小 さい 不 利 偏 心 率 が 大 きいと 振 れ 幅 も 大 きくなる 大 12
建 物 概 要 2 階 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 150m2 1 築 30 年 前 後 3 鉄 筋 コンクリート 基 礎 4 屋 根 は 重 い 5 健 全 である 6 壁 量 多 い 7 筋 かいあり 8 壁 のバランスが 普 通 9 建 物 形 状 はほぼ 整 形 10 金 物 あり 1.06 B 1 階 平 面 図 2 階 平 面 図 筋 かいのある 壁 1.06 1.10 1.06 総 合 評 点 1.06 1.2 1.06 一 応 安 全 です 有 効 な 壁 の 量 はほぼ 満 足 し 配 置 も 適 切 です 壁 の 量 配 置 の 面 でも 問 題 は ありません 所 要 壁 量 耐 力 壁 は 一 定 量 以 上 配 置 するよう 義 務 付 けられて います 必 要 とする 壁 の 量 は 屋 根 葦 材 の 重 いものと 軽 いも のに 区 分 して 決 められて います 重 い 屋 根 でも 基 準 にしたがって 壁 の 量 を 確 保 すれば 大 丈 夫 です 金 属 板 石 綿 スレートの 瓦 など 瓦 などの 重 い 屋 根 葦 材 の 建 物 軽 い 屋 根 葦 材 の 建 物 15 21 11 29 15 33 地 震 力 に 対 する 所 要 壁 量 ( 床 面 積 1m2 当 たりの 壁 長 さ(cm)) 13
建 物 概 要 2 階 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 115m2 1 築 30 年 前 後 3 無 筋 コンクリート 基 礎 ( 又 は 不 明 ) 4 屋 根 は 軽 い 5 老 朽 化 している 6 壁 量 普 通 7 筋 かいあり 8 壁 のバランスが 良 い 9 建 物 形 状 はほぼ 整 形 10 金 物 あり ( ) 0.90 0.89 1.10 補 強 後 C 1 階 平 面 図 2 階 平 面 図 筋 かいのある 壁 0.89 0.92 0.89 0.90 総 合 評 点 0.80 0.83 0.80 やや 危 険 です 有 効 な 壁 の 量 はほぼ 満 足 し 配 置 も 適 切 ですが 老 朽 箇 所 があり 改 修 が 必 要 です 壁 を 適 切 に 配 置 すると 安 心 です 補 強 案 リフォームする 水 回 りの 範 囲 補 強 する 範 囲 上 部 構 造 の 壁 を バランスを 考 慮 しながら 増 やす 必 要 があります リフォームと 併 せて 行 うと 良 いでしょう ここでは 水 回 りのリフォームと 併 せてして います 老 朽 化 した 箇 所 の 改 善 も 行 いましょう 筋 かいのある 壁 1 階 平 面 図 構 造 用 合 板 の 強 い 壁 ( 補 強 ) 1.10 1.15 1.10 総 合 評 点 1.10 1.15 1.10 有 効 な 壁 の 量 はより 満 足 し バランスを 崩 さずに 配 置 しま した 耐 震 補 強 工 事 費 :60~ 100 万 円 耐 震 補 強 に 要 する 費 用 のみで リフォームの 費 用 は 含 みません 14
建 物 概 要 2 階 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 111m2 1 築 30 年 前 後 3コンクリート 布 基 礎 ひび 割 れあり 4 屋 根 は 重 い 5 老 朽 化 している 6 壁 量 多 い 7 筋 かい 無 し 8 壁 のバランスが 普 通 9 建 物 形 状 は 複 雑 10 釘 止 メ 金 物 なし 0.90 0.70 0.96 1.47 ( ) 補 強 後 D 0.70 0.97 0.96 0.96 0.90 総 合 評 点 0.61 0.60 0.60 1 階 平 面 図 2 階 平 面 図 倒 壊 または 大 破 壊 の 危 険 があります やや 危 険 な 状 態 です 建 物 を 支 える 基 礎 が 十 分 な 性 能 を 発 揮 していません 補 修 補 強 を 検 討 したほうが 良 いでしょう 補 強 後 老 朽 箇 所 の 改 善 が 必 要 です 基 礎 構 造 の 補 修 が 必 要 です 外 壁 を 改 修 ( 下 地 構 造 用 合 板 の 強 い 壁 に 造 り 替 える)する 事 で 補 強 しましょう 1 階 平 面 図 1.47 1.62 1.47 総 合 評 点 1.47 1.62 1.47 構 造 用 合 板 の 強 い 壁 ( 補 強 ) 外 壁 を 構 造 用 合 板 で 作 り 直 す 事 で 壁 の 量 が 満 足 し バラ ンスも 取 れています 耐 震 補 強 工 事 費 :250~ 300 万 円 耐 震 補 強 に 要 する 費 用 のみで リフォームの 費 用 は 含 みません 15
建 物 概 要 2 階 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 110m2 1 築 30 年 前 後 3コンクリート 布 基 礎 ひび 割 れあり 4 屋 根 は 軽 い 5 蟻 害 や 腐 朽 がある 建 物 6 壁 量 少 ない 7 筋 かい 少 しあり 8 壁 のバランスが 悪 い 9 建 物 形 状 は 複 雑 10 釘 止 メ 金 物 なし 0.70 0.80 0.73 0.79 0.98 1.68 ( ) 補 強 後 E 1 階 平 面 図 2 階 平 面 図 筋 かいのある 壁 0.70 0.73 0.80 0.73 0.98 0.98 0.98 0.80 総 合 評 点 0.40 0.44 0.40 倒 壊 または 大 破 壊 の 危 険 があります 建 物 が 本 来 の 性 能 を 発 揮 して いません また 壁 の 量 はほぼ あるのですが 配 置 が 偏 って います 補 強 案 基 礎 構 造 の 補 修 補 強 と 腐 朽 箇 所 の 改 修 と 防 腐 防 蟻 処 理 が 必 要 です 壁 が 偏 っている 剛 心 と 反 対 側 を 重 点 的 に 耐 力 壁 ( 筋 かい 構 造 用 合 板 等 ) を 増 設 する 必 要 があります 1 階 平 面 図 構 造 用 合 板 の 強 い 壁 ( 補 強 ) 0.79 0.79 1.68 1.46 1.68 総 合 評 点 1.30 1.46 1.30 16 配 置 の 偏 りが 改 善 され 壁 の 量 がさらに 増 えて 安 全 な 建 物 になりました 耐 震 補 強 工 事 費 :300~ 400 万 円 耐 震 補 強 に 要 する 費 用 のみで リフォームの 費 用 は 含 みません
建 物 概 要 平 屋 建 て 木 造 住 宅 延 べ 床 面 積 82m2 1 築 50 年 以 上 3 玉 石 に 乗 った 基 礎 4 屋 根 は 重 い 5 蟻 害 や 腐 朽 がある 建 物 6 壁 量 少 ない 7 筋 かい 無 し 8 壁 のバランスが 悪 い 9 建 物 形 状 は 整 形 10 釘 止 メ 金 物 なし ( ) 0.80 0.60 0.80 0.54 0.82 0.92 1.96 補 強 後 1 階 平 面 図 0.60 0.56 0.82 0.54 0.88 0.99 0.88 0.80 総 合 評 点 0.24 0.39 0.24 倒 壊 または 大 破 壊 の 危 険 があります 地 盤 が 弱 く 建 物 を 支 える 基 礎 も 耐 震 性 能 が 低 いです ま た 耐 力 のある 壁 の 量 も 少 な く 偏 っています 補 強 案 リフォームと 併 せ 壁 のバランスを 考 慮 しながら 筋 かい 構 造 用 合 板 を 配 置 する 必 要 があります 基 礎 構 造 と 腐 朽 箇 所 の 改 修 と 共 に 相 当 量 の 壁 の 増 設 が 必 要 です 1 階 平 面 図 0.85 0.82 1.83 2.18 1.93 総 合 評 点 1.56 2.18 1.56 17 片 筋 かいの 壁 ( 補 強 ) 筋 かいたすき 掛 けの 壁 ( 補 強 ) 壁 をバランス 良 く かなり 増 やし 基 礎 の 改 修 も 行 っ た 為 安 全 となりました 耐 震 補 強 工 事 費 :600 万 円 程 耐 震 補 強 に 要 する 費 用 のみで リフォームの 費 用 は 含 みません
住 宅 の 耐 震 やリフォームその 他 に 関 する 相 談 に 応 じています ( 要 予 約 ) ( 社 ) 奈 良 県 建 築 士 会 < 住 宅 無 料 相 談 室 > 奈 良 市 二 条 大 路 南 1211 第 2 松 岡 ビル6 TEL 0742303111 ( 社 ) 日 本 建 築 家 協 会 近 畿 支 部 奈 良 会 < 建 築 相 談 室 > 奈 良 市 二 条 大 路 南 1211 第 2 松 岡 ビル6 TEL 0742333131 住 宅 の 耐 震 診 断 等 に 関 する 専 門 家 の 紹 介 を 行 っています ( 社 ) 奈 良 県 建 築 士 事 務 所 協 会 奈 良 市 登 大 路 町 36 大 和 ビル3 TEL 0742278820 制 作 : 奈 良 県 土 木 部 建 築 課 編 集 :( 財 )なら 建 築 住 宅 センター ( 社 ) 奈 良 県 建 築 士 会 ( 社 ) 奈 良 県 建 築 士 事 務 所 協 会 ( 社 ) 日 本 建 築 家 協 会 近 畿 支 部 奈 良 会 平 成 17 年 1 月 古 紙 配 合 率 100%を 使 用 しています