オブジェクトストレージサービス よくあるご 質 問 サービスマニュアル Ver.1.1 2014 年 4 月 23 日 株 式 会 社 IDC フロンティア
当 書 はオブジェクトストレージサービスの FAQ です サービス 仕 様 について Q: プラベートコネクトで 接 続 ができますか A: はい プラベートコネクト L3 接 続 サービスにて オブジェクトストレージと 以 下 サービス 間 の 接 続 が 可 能 です IDCF クラウドサービス(セルフ マネージド) IDCF データセンターサービス( 有 明 1/ 新 宿 / 日 本 橋 / 吹 田 / 北 九 州 / 白 河 ) お 客 様 拠 点 仕 様 書 にもご 案 内 があります Q: オブジェクトストレージ 利 用 料 ネットワーク 転 送 料 は 課 金 対 象 ですか A: 2014 年 6 月 末 まではキャンペーンにつき オブジェクトストレージの 利 用 料 およびネットワーク 転 送 料 を 無 料 でご 利 用 が 可 能 です 2014 年 7 月 以 降 課 金 開 始 いたします 課 金 開 始 後 ネットワーク 転 送 料 は OUT のトラフゖックのみ 課 金 対 象 となります (IN トラフゖックは 非 課 金 です) IDCF のサービス(クラウド データセンター)へ OUT のトラフゖックは 非 課 金 となります 詳 細 は 仕 様 書 をご 確 認 ください Q: 課 金 を API ユーザー 単 位 で 分 けることはできますか( 課 金 開 始 後 ) A: できません 課 金 はセルフクラウドのゕカウント 単 位 となります Q: 問 い 合 わせを 行 いたい A: セルフポータル またはコントロールパネル 上 部 の[サービス]より チケットにてお 問 合 わせください サポート 営 業 時 間 は 平 日 9~17 時 となります 障 害 によりお 客 様 のサービスがご 利 用 不 可 能 になった 等 至 急 の 対 応 をご 希 望 の 場 合 は お 手 数 ですがチケットにその 旨 コメントいただければ 夜 間 休 日 も 対 応 させていただきます Q: オブジェクトストレージだけを 解 約 できますか A: オブジェクトストレージのゕカウントは セルフポータルのゕカウントと 共 通 の 為 オブジェクトストレージのゕカウントを 廃 止 するとセルフクラウド(ポータル)のゕカウントも 廃 止 となってしまいます オブジェクトストレージだけを 使 わなくなった 場 合 は オブジェクトストレージの API ユーザーを 無 効 化 にて 対 応 してください - 1 -
バケット オブジェクト デゖレクトリ Q: バケット 作 成 数 の 上 限 を 知 りたい A: 制 限 はありません Q: 1API ユーザーにて 保 存 できるオブジェクト 数 の 上 限 を 知 りたい A: 制 限 はありません Q: 1バケットに 入 れられるオブジェクト 数 の 上 限 を 知 りたい A: 制 限 はありません Q: 同 じ 名 前 のバケット 名 を 使 用 できますか A: 全 ユーザー( 他 のゕカウント 含 む)にて バケット 名 は 一 意 となっている 為 同 じ 名 前 のバケットが 存 在 する 場 合 は 作 成 できません ( 一 度 使 用 されて 使 わなくなったバケット 名 は 同 ユーザーのみ そのバケット 名 を 再 使 用 することができます) Q: バケット 命 名 ルールを 知 りたい A: 以 下 のルール(DNS 準 拠 )に 則 ったバケット 名 を 使 用 してください 使 用 可 能 文 字 3~63 文 字 以 内 の 英 小 文 字 数 字 ハフン ( ハフンは 先 頭 と 末 尾 には 使 用 不 可 ) 複 数 の 文 字 列 をピリオド(.)でつなげることも 可 能 例 )idcf.data ( IP ゕドレス 形 式 は 使 用 不 可 例 )192.168.5.4 ) Q: オブジェクト(フゔル)の 命 名 ルールを 知 りたい A: 以 下 のルールに 則 ったオブジェクト 名 を 使 用 してください 最 大 255Bytes / はデゖレクトリ 扱 いとなります % については 一 部 使 用 できない 機 能 があります - 2 -
Q: 1つのオブジェクト(フゔル)サズの 上 限 を 知 りたい A: 上 限 は5TB です オブジェクトストレージ 全 般 Q: エンドポントはどこで 確 認 できますか A: コントロールパネル 内 にて 確 認 できます プラベートコネクトのエンドポントは ンターネット 経 由 のエンドポントと 異 なります いずれもコントロールパネルにて 確 認 が 可 能 です Q: NFS マウントは 可 能 ですか A: NFS ではありませんが s3fs というツールを 使 うことによってマウントを 行 うことができます このマウントにより 通 常 の NFS マウント 時 と 同 等 にご 利 用 が 可 能 です Q: ストレージにゕクセスできません A: 以 下 をご 確 認 ください ゕクセスキー シークレットキー エンドポントに 誤 りがないか ネットワークに 制 限 がかかっていないか Q: フゔルリストを 更 新 したところ レスポンスが 遅 く 感 じます A: フゔルリストを 頻 繁 に 取 得 する 場 合 は バケットあたりのオブジェクト 数 によって レスポンスタムへの 影 響 が 生 じることを 考 慮 してください 1 バケット 内 のオブジェクト 数 が 多 い 場 合 ツールから List 操 作 を 行 う 際 Time Out となる 場 合 があります 10 万 オブジェクトを 超 えるような 大 量 のオブジェクトを 扱 う 場 合 には 単 一 のバケットに 保 存 せず 複 数 のバケットに 分 けることを 推 奨 します Q: フォルダ(デゖレクトリ) 階 層 構 造 でフゔルを 管 理 したい A: オブジェクトストレージ(Riak)のオブジェクトストレージの 仕 様 にはフォルダは 存 在 しません フォルダとしてツール(クラゕント) 側 にて 疑 似 的 にフォルダの 階 層 構 造 があるように 見 せることはできますが 動 作 はツール(クラゕント)に 依 存 します - 3 -
Q: ゕップロードやダウンロードを 簡 単 に 行 う 為 のツールはありませんか A: 他 社 ツールですが 以 下 のようなツールがあります s3fs(linux) マウント 系 ツール s3cmd(linux) コマンド 系 ツール s3sync(linux) 同 期 ツール DragonDisk(Windows Mac Linux) 当 社 では 動 作 保 証 は 行 っておりません Q: UNIX や Linux のコマンドは 利 用 できますか A: s3fs 等 でマウント 後 は ストレージをマウントしたデゖレクトリに 対 して UNIX や Linux のコマンドが 利 用 可 能 となります Q: ACL で API ユーザー 名 が 違 っている A: コントロールパネルで API ユーザー 名 を 変 更 しても 過 去 にゕップロードしたオブジェクトの API ユーザー 名 の 表 示 は 変 更 されません ( 表 示 は 変 更 されませんが 実 質 API ユーザーは 更 新 された 状 態 となるため 問 題 はありません) Q: オブジェクトの 参 照 /ゕップロード /ダウンロード ができません A: バケットまたはオブジェクトに ACL 制 限 をかけていないか 確 認 してください DragonDisk の 場 合 右 クリックで Properties Security タブを 開 く (ご 利 用 ガド DragonDisk.pdf 参 照 ) s3cmd の 場 合 オブジェクト 情 報 表 示 (ご 利 用 ガド s3cmd.pdf 参 照 ) # s3cmd info s3://[バケット 名 ]/[フゔル 名 ] 実 行 すると 以 下 が 表 示 されます ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- s3://[バケット 名 ]/[フゔル 名 ] (object): File size: [size] Last mod: [time] MIME type: [mime type] MD5 sum: [MD5 sum] ACL:[ユーザー 名 ]: FULL_CONTROL ACL: *anon*: READ 公 開 設 定 になっていると 表 示 されます *anonymous* URL: http://[バケット 名 ].s3.amazonaws.com/[フゔル 名 ] 公 開 設 定 になっていると 表 示 されます 実 際 に 公 開 される URL の[s3.amazonaws.com]の 箇 所 は オブジェクトストレージのエンドポントとなります -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- - 4 -
Q: 外 部 ストレージ(HDD)と 同 期 して 外 部 ストレージを 更 新 したら オブジェクトストレージが 自 動 更 新 されるようにしたい A: 外 部 ストレージ(HDD) 側 に 同 期 をとる 為 のミドルウェゕが 入 っている 必 要 があります 2014/4/21 時 点 で 当 社 ではそのようなサービスのご 用 意 はありません お 客 様 ご 利 用 のストレージメーカー 様 にミドルウェゕやフゔームの 提 供 についてご 確 認 ください Q: 5GB 以 上 のサズのフゔルを 1 回 でゕップロードするにはどうするとよいですか A: 大 きなフゔルをゕップロードする 場 合 multipart(マルチパート)ゕップロードに 対 応 したツールを 使 用 してください ツールにてmultipart 機 能 を 有 効 にします multipart が 利 用 できないと 1 回 にゕップロード 可 能 なオブジェクトのサズは 最 大 5GB ですが multipart により 最 大 5TB までのフゔル(オブジェクト)がゕップロード 可 能 となります multipart を 利 用 したゕップロードでは 5GB 以 上 のオブジェクトを 複 数 のパートに 分 割 して 番 号 を 振 ってゕップロードを 行 いますので 大 きなフゔルの 場 合 でも 短 時 間 で 書 き 込 みが 可 能 です ゕップロードが 完 了 したら ストレージ 上 でパートが1つのオブジェクトに 戻 ります ( s3cmd で multipart を 使 う 場 合 は s3cmd のバージョンが 1.1.0-beta2 以 上 である 必 要 があります ) Q: デゖレクトリを 作 成 したはずなのに 参 照 できない A: ツール 同 士 の 互 換 性 が 無 い 為 に 発 生 することがある 事 象 でツールの 仕 様 に 依 存 します 例 ) 他 のツールでデゖレクトリを 作 成 DragonDisk からはデゖレクトリを 参 照 できない Q: オブジェクトやデゖレクトリに permission を 設 定 したはずなのに 設 定 されていない A: ツール 同 士 の 互 換 性 が 無 い 為 に 発 生 することがある 事 象 でツールの 仕 様 に 依 存 します 例 )DragonDisk で permission を 設 定 s3fs で permission を 参 照 できない 例 )s3cmd で permission を 設 定 s3fs で permission を 参 照 できない ---------- 1 root root 71669014 11 月 12 10:59 xxxxxxx d--------- 1 root root d--------- 1 root root 設 定 されていない 0 11 月 10 07:16 yyyyyy 0 11 月 14 00:58 zzzzzzz Q: MySQL などのデータベースは 入 れられますか A: バケットの 中 にデータベース(MySql 等 )を 入 れることはできません - 5 -
セキュリテゖ Q: ゕクセス 制 限 をかけたい A: ゕクセス 制 限 は 以 下 の 3 種 類 の 方 法 があります バケットポリシー http://docs.basho.com/riakcs/latest/references/apis/storage/s3/riakcs-put-bucket-policy/ (バケット 単 位 で ゕクセス 元 IP ゕドレス 制 限 をかけることができます 1ホストまたは1セグメントに 限 る) バケット ACL http://docs.basho.com/riakcs/latest/references/apis/storage/s3/riakcs-put-bucket-acl/ (バケットに API で ACL を 設 定 することができます Put Bucket acl ) オブジェクト ACL http://docs.basho.com/riakcs/latest/references/apis/storage/s3/riakcs-put-object-acl/ (オブジェクトに API で ACL を 設 定 することができます Put Bucket acl ) Q: プラベートコネクトで 接 続 ができますか A: はい プラベートコネクト L3 接 続 サービスにて オブジェクトストレージと 以 下 サービス 間 の 接 続 が 可 能 です IDCF クラウドサービス(セルフ マネージド) IDCF データセンターサービス( 有 明 1 新 宿 日 本 橋 吹 田 北 九 州 白 河 ) お 客 様 拠 点 仕 様 書 にもご 案 内 があります コントロールパネル Q: コントロールパネルはどうやってログンできますか A: セルフポータル 画 面 右 上 のリンク オブジェクトストレージ からログンが 可 能 です ログンできるのはマスターユーザーでセルフポータルにログンしている 場 合 のみとなります また https://noahcloud.jp/storage/ からもゕクセスできます ログン ID と PW は セルフクラウドのマスターユーザーのログン ID とパスワードとなります その 他 のユーザーの ID とパスワードではログンが 出 来 ません - 6 -
s3cmd Q: ンストールしたパッケージを 変 更 したい A: パッケージは epel と s3tools で 公 開 されているものがあります パッケージを 変 更 する 場 合 は 先 に 既 存 のパッケージを 削 除 してから ンストールを 行 ってください 削 除 コマンド # yum remove s3cmd # yum clean all Q: s3cmd で sync コマンドが 使 えますか A: s3cmd の sync コマンドは 現 在 サポートしておりません 意 図 しない 動 作 で フゔルが 消 えてしまうことがありますので 使 用 しないでください Q: s3cmd で 同 期 に 時 間 がかかります A: ローカルデゖスクとオブジェクトストレージのデータ 同 期 をしたい 場 合 は s3sync を 推 奨 します 当 社 での 検 証 結 果 では rsync や s3cmd の sync オプションを 使 用 するよりも s3sync を 使 用 する 方 が 安 定 した 結 果 が 得 られています Q: s3cmd で デゖレクトリの 削 除 を 行 うとエラーがでます A: 2014/4/21 現 在 s3cmdのversion 1.5.0-beta1 を 使 用 すると #s3cmd del r コマンドで 下 記 のエラーが 出 て バケット 内 のオブジェクトの 一 括 削 除 ができません ERROR: S3 error: 405 (MethodNotAllowed): The specified method is not allowed against this resource. version 1.5.0-alpha3 をご 利 用 ください - 7 -
s3fs Q: s3fs: invalid credentials のエラーが 出 た A: ゕクセスキーまたはシークレットキーが 正 しくない 場 合 に 出 るエラーです Q: URL に https の 指 定 は 可 能 ですか A: はい URL で https の 指 定 は 可 能 です また 通 常 の https と 同 様 通 信 は 暗 号 化 されています Q: うまく 動 作 しないのですが A: OS のバージョン s3fs のバージョンにより 正 常 に 動 作 しない 場 合 があります ご 利 用 ガドの s3fs の 説 明 項 目 に 記 載 のバージョンをお 試 しください Q: 他 のツールに 比 べ I/O が 遅 いのですが A: 一 般 的 に マウント 系 はコマンド 系 に 比 べ I/O の 性 能 が 劣 ります 特 殊 なモジュールを 経 由 して OS からフゔルシステムを 見 せています 書 き 込 みや 読 み 込 みが 頻 繁 な 場 合 は コマンド 系 の 採 用 をお 薦 めします Q: s3fs で どのような 操 作 ができるのか 知 りたい A: 以 下 のようなコマンドでヘルプの 参 照 が 可 能 です man s3fs s3fs h Q: s3fs で どのようなオプションが 利 用 できるのか 知 りたい A: s3fs のサト( 下 記 URL)に 案 内 があります 以 下 外 部 サトです Options を 参 照 ください http://code.google.com/p/s3fs/wiki/fuseoveramazon - 8 -
FAQ(よくあるご 質 問 )は 以 上 となります 解 決 しない 場 合 は セルフポータル またはオブジェクトストレージのコントロールパネルの 上 部 [サポート]をクリックしていただき [ 問 い 合 わせチケット]よりお 問 い 合 わせください - 9 -
お 問 合 わせ サービスに 関 するお 問 い 合 わせは 以 下 よりご 連 絡 ください 窓 口 対 応 時 間 問 い 合 わせルート サポート 平 日 9:00~17:00 *1 故 障 問 い 合 わせ 24 時 間 365 日 オンランサポート [ 問 合 わせチケット]*2 *1 祝 日 当 社 所 定 の 休 業 日 を 除 きます *2 オブジェクトストレージのコントロールパネル 上 部 [サポート]-[ 問 い 合 わせチケット]よりお 問 合 わせください (セルフポータルの[ 問 い 合 わせチケット]にリンクしています) - 10 -
改 編 履 歴 改 訂 日 改 訂 章 改 訂 内 容 2014 年 4 月 21 日 全 章 新 規 作 成 2014 年 4 月 23 日 P.6 P.7 ゕクセス 制 限 をかけたい のリンクを 修 正 s3cmd バージョンについての FAQ を 追 加 FAQ よくあるご 質 問 サービスマニュゕル Ver1.1 発 行 日 :2014 年 4 月 23 日 株 式 会 社 IDC フロンテゖゕ 160-0004 東 京 都 新 宿 区 四 谷 4-29 http://www.idcf.jp/ CS-PUB-M0117-ET