Similar documents
4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

( 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 内 容 ) 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 な 内 容 は 次 とおりです 1 納 義 務 者 法 人 は 基 準 法 人 額 につき 復 興 特 別 法 人 を 納 める 義 務 があります( 復 興 財 源 確 保 法 42) なお 人 格 な

住宅税制について

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

Microsoft PowerPoint - 基金制度

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

H25要綱本文

<8AC48DB88C8B89CA82C98AEE82C382AD915B C8E8682C696DA8E9F E A>

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

第一部【証券情報】

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

( 特 定 業 務 勘 定 ) (2) 法 令 に 基 づく 引 当 等 の 明 細 当 期 増 加 額 当 期 減 少 額 摘 要 特 定 業 務 特 別 準 備 5,402,791,850 5,402,791,850 ( 注 ) 5,402,791,850 5,402,791,850 ( 注 )

Microsoft Word 第1章 定款.doc

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

法 人 等 に 対 する 課 税 際 課 税 原 則 の 帰 属 主 義 への 見 直 しのポイント 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 移 行 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 法 人 等 )に 対 する 課 税 原 則 について 従 来 のいわゆる 総 合 主 義 を 改 め OECD

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

スライド 1

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

Taro-役員退職手当規程(H27.10改正)HP版

定款

32 農事組合法人法人用パンフ_24.2一部改正)

Taro-契約条項(全部)

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

Taro-匿名組合 151009 栄

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

 

Microsoft Word sozei-sample1.doc

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

から2.0の 範 囲 内 で 印 刷 局 の 業 務 実 績 に 対 する 評 価 に 応 じて 決 定 する 業 績 勘 案 率 を 乗 じた 額 とする ただし 第 6 条 第 1 項 及 び 第 7 条 後 段 の 規 定 によ り 引 き 続 き 在 職 したものとみなされた 者 の 退 職

Microsoft Word - Ⅲ-fin.doc

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

大津市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

スライド 1

<4D F736F F D EF8ED EF8C768AEE8F8082C C90C E A837E B312E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

所沢市告示第   号

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

< F2D91E F18BDF91E389BB955C8E D8E9689EF2E>

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

Microsoft Word - H22.4.1市費産休・育休臨任要綱.doc

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

公営住宅法施行令の一部を改正する政令―公営住宅法施行令例規整備*

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ


Taro-事務処理要綱250820

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

<4D F736F F D F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

所令要綱

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

外形標準課税に関するQ&A

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

   新潟市市税口座振替事務取扱要領

株主優待ポイント制度運用規約

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

< 圧 縮 記 帳 の 効 果 > 圧 縮 記 帳 を 適 用 した 場 合 に 得 られる 税 務 上 の 効 果 はどのようなものでしょうか 前 述 のように 圧 縮 記 帳 の 制 度 目 的 は 補 助 金 等 の 受 贈 益 に 対 して 直 ちに 課 税 しないことにより 補 助 目 的

中国会社法の改正が外商投資企業に与える影響(2)

定款  変更

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

スライド 1

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

2 前 項 の 規 定 による 書 類 の 提 出 後 に 補 助 金 の 交 付 決 定 の 変 更 を 受 ける 必 要 が 生 じたとき は 当 該 設 置 者 は 同 項 の 規 定 を 準 用 して 変 更 後 の 書 類 を 作 成 し 別 途 指 定 する 日 までに 市 長 に 提

税制面での支援

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

入札公告 機動装備センター

資料4 独立行政法人会計基準及び注解に関するQ&A と国立大学法人会計基準及び注解に関する実務指針(案)の新旧対照表

Transcription:

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

Ⅱ 国 地 方 公 共 団 体 公 共 公 益 法 人 等 の 消 費 税 Q&A ( 問 1) 免 税 期 間 における 起 債 の 償 還 元 金 に 充 てるための 補 助 金 等 の 使 途 の 特 定 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が 消 費 税 の 納 税 義 務 が 免 除 される 課 税 期 間 において 借 入 金 等 ( 消 費 税 法 施 行 令 第 75 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 借 入 金 等 ( 通 常 の 借 入 金 等 )をいいます 以 下 同 じ )を 財 源 として 事 業 を 行 いました その 後 課 税 事 業 者 となった 課 税 期 間 において 当 該 借 入 金 等 の 返 済 のための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けましたが 当 該 補 助 金 等 の 交 付 要 綱 等 にその 旨 が 記 載 されているときは 当 該 借 入 金 等 により 賄 われた 課 税 仕 入 れ 等 については 仕 入 税 額 控 除 の 対 象 とされていないことから 当 該 補 助 金 等 については 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 ってよいでしょうか A 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 われます 国 又 は 地 方 公 共 団 体 等 については 特 定 収 入 によって 賄 われる 課 税 仕 入 れ 等 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 のコス トを 構 成 しないという 考 え 方 から 特 定 収 入 により 賄 われる 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 は 仕 入 税 額 控 除 の 対 象 とし ない 調 整 計 算 を 行 うこととされています この 考 え 方 に 基 づき 借 入 金 等 の 返 済 のための 補 助 金 等 については 次 の 方 法 により 使 途 を 特 定 すること としています( 消 費 税 法 基 本 通 達 16 2 2(1) 注 書 (2)ハ) イ 借 入 金 等 を 財 源 として 行 った 事 業 について 当 該 借 入 金 等 の 返 済 のための 補 助 金 等 が 交 付 される 場 合 において 当 該 補 助 金 等 の 交 付 要 綱 等 にその 旨 が 記 載 されているときは 当 該 補 助 金 等 は 当 該 事 業 に 係 る 経 費 のみに 使 用 される 収 入 として 使 途 を 特 定 する ロ 交 付 要 綱 等 において 借 入 金 等 の 返 済 のための 補 助 金 等 とされているものについては 当 該 借 入 金 等 により 事 業 が 行 われた 課 税 期 間 における 支 出 の 割 合 であん 分 する 方 法 で 使 途 を 特 定 する これは 借 入 金 等 により 賄 われた 課 税 仕 入 れ 等 が 結 果 的 に 補 助 金 等 で 賄 われることとなるからであり 過 去 において 仕 入 税 額 控 除 の 対 象 とされた 課 税 仕 入 れ 等 で 借 入 金 等 により 賄 われたものについて 当 該 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 課 税 期 間 において 調 整 しようとするものです この 考 え 方 からすれば 借 入 金 等 により 賄 われた 課 税 仕 入 れ 等 が 免 税 事 業 者 である 課 税 期 間 におけるも のであれば 仕 入 税 額 控 除 の 対 象 とされていないことから 調 整 をする 必 要 はないこととなります なお 市 町 村 の 統 廃 合 により 新 設 あるいは 存 続 する 特 別 会 計 が 廃 止 された 特 別 会 計 から 債 権 債 務 を 承 継 することとなり 引 き 継 いだ 借 入 金 等 の 中 に 廃 止 された 特 別 会 計 が 免 税 期 間 中 に 行 った 起 債 に 係 る 部 分 があ る 場 合 その 借 入 金 等 の 返 済 のための 補 助 金 等 についても 同 様 に 取 り 扱 われます 16

( 問 2) 借 換 債 の 償 還 に 充 当 した 繰 入 金 等 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が X1 年 度 に 地 方 債 を 財 源 として 事 業 を 行 い その 後 X2 年 度 に おいて 借 換 債 を 起 債 し その 資 金 を 原 資 としてX1 年 度 に 起 債 した 地 方 債 を 償 還 しました 更 に X3 年 度 において X2 年 度 に 起 債 した 借 換 債 を 償 還 するために 一 般 会 計 からの 繰 入 金 等 が 措 置 された 場 合 その 繰 入 金 等 の 使 途 の 特 定 に 当 たっては X1 年 度 の 地 方 債 で 賄 った 事 業 に 係 る 経 費 に 充 てられたものとして 使 途 を 特 定 することとなるのでしょうか なお X1 年 度 X3 年 度 は 課 税 事 業 者 であり 地 方 債 及 び 借 換 債 は 消 費 税 法 施 行 令 第 75 条 第 1 項 1 号 に 規 定 する 借 入 金 等 ( 通 常 の 借 入 金 等 )に 該 当 するものです A その 地 方 債 で 賄 った 事 業 に 係 る 経 費 に 充 てられたものとして 使 途 を 特 定 することとなります 地 方 債 の 元 金 を 償 還 するために 一 般 会 計 からの 繰 入 金 等 が 措 置 された 場 合 には その 繰 入 金 等 は 元 金 償 還 金 のために 使 用 されたものとして 使 途 を 特 定 するのではなく その 地 方 債 で 賄 った 事 業 のために 使 用 された ものとして 使 途 を 特 定 することとされています( 消 費 税 法 基 本 通 達 16 2 2(1) 注 書 (2)ハ ) 借 換 債 を 償 還 するための 一 般 会 計 からの 繰 入 金 等 は 実 質 的 には 借 換 債 によって 償 還 された 地 方 債 で 賄 わ れた 事 業 のために 使 用 されたこととなりますので その 事 業 に 係 る 経 費 に 充 てられたものとして 使 途 の 特 定 を 行 うのが 合 理 的 です したがって 借 換 債 によって 償 還 された 地 方 債 で 賄 われた 事 業 に 係 る 経 費 が 課 税 仕 入 れ 等 であれば 借 換 債 を 償 還 するための 一 般 会 計 からの 繰 入 金 等 は 特 定 収 入 に 該 当 することとなります なお 借 換 債 によって 償 還 された 地 方 債 で 賄 われた 課 税 仕 入 れ 等 が 免 税 事 業 者 である 課 税 期 間 における ものの 場 合 には その 課 税 仕 入 れ 等 は 仕 入 税 額 控 除 されていませんので 借 換 債 を 償 還 するための 一 般 会 計 からの 繰 入 金 等 は 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 われます( 問 1 参 照 ) ( 問 3) 繰 越 金 Q 前 年 度 において 収 受 した 補 助 金 等 について 一 部 を 今 年 度 に 繰 り 越 し 今 年 度 においてその 繰 越 金 を 歳 入 として 受 け 入 れる 処 理 を 行 いました この 場 合 今 年 度 において 受 け 入 れ 処 理 し た 前 年 度 繰 越 金 は 今 年 度 の 特 定 収 入 となりますか A 今 年 度 の 特 定 収 入 には 該 当 しません 前 年 度 繰 越 金 を 生 ずるもととなった 収 入 ( 補 助 金 等 )は 収 受 した 年 度 において 特 定 収 入 に 該 当 するか 否 かの 判 定 ( 使 途 の 特 定 )を 行 っていますから 前 年 度 繰 越 金 は それを 歳 入 として 受 け 入 れ 処 理 した 年 度 に おいて 特 定 収 入 とならず 使 途 の 特 定 を 行 う 必 要 もありません なお 前 年 度 繰 越 金 を 歳 入 として 受 け 入 れ 処 理 した 年 度 においては 前 年 度 繰 越 金 を 除 いた 歳 入 について 特 定 収 入 に 該 当 するかどうかの 判 定 ( 使 途 の 特 定 )を 行 います 17

( 問 4) 繰 越 明 許 費 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が 特 定 収 入 に 該 当 する 補 助 金 収 入 を 地 方 自 治 法 第 213 条 に 規 定 す る 繰 越 明 許 費 として 翌 年 度 に 繰 り 越 している 場 合 その 繰 越 明 許 費 は 実 際 に 収 受 した 年 度 の 特 定 収 入 として 取 り 扱 うのでしょうか あるいは 繰 り 越 した 年 度 における 特 定 収 入 として 取 り 扱 うのでしょうか ( 参 考 ) 繰 越 明 許 費 とは 歳 出 予 算 の 経 費 のうち その 性 質 上 又 は 予 算 成 立 後 の 事 由 に 基 づき 年 度 内 にその 支 出 を 終 わらない 見 込 みのあるものについて 予 算 の 定 めるところにより 翌 年 度 に 繰 り 越 して 使 用 する 経 費 を いいます A 実 際 に 収 受 した 年 度 の 特 定 収 入 となります 地 方 公 共 団 体 は 会 計 年 度 を 設 けて その 期 間 の 収 支 を 区 分 整 理 するに 当 たって 各 会 計 年 度 における 歳 出 は その 年 度 の 歳 入 をもって これに 充 てなければならない ( 地 方 自 治 法 第 208 条 第 2 項 )こととされ また 毎 会 計 年 度 の 歳 出 予 算 の 経 費 の 金 額 は これを 翌 年 度 において 使 用 することができない ( 地 方 自 治 法 第 220 条 第 3 項 )こととされています ただし 予 算 の 効 率 的 執 行 を 図 るため 1 地 方 公 共 団 体 の 経 費 をもって 支 弁 する 事 件 で その 履 行 に 数 年 度 を 要 するもの( 継 続 費 の 逓 次 繰 越 し( 地 方 自 治 法 第 212 条 )) 2 歳 出 予 算 の 経 費 のうち その 性 質 上 又 は 予 算 成 立 後 の 事 由 に 基 づき 年 度 内 にその 支 出 を 終 わらない 見 込 みのあるもの( 繰 越 明 許 費 ( 地 方 自 治 法 第 213 条 )) 3 歳 出 予 算 の 金 額 のうち 年 度 内 に 支 出 負 担 行 為 をし 避 け 難 い 事 故 のため 年 度 内 に 支 出 を 終 わ らなかったもの( 事 故 繰 越 し( 地 方 自 治 法 第 220 条 第 3 項 ))についてはその 例 外 とされています ところで 消 費 税 の 取 扱 いにおいて 国 地 方 公 共 団 体 公 共 法 人 等 の 繰 越 金 については 繰 越 金 を 歳 入 又 は 収 入 として 受 け 入 れた 年 度 の 特 定 収 入 には 該 当 せず 繰 越 金 が 発 生 した 年 度 ( 実 際 に 収 受 した 年 度 )に おいて 特 定 収 入 に 該 当 するか 否 かを 判 定 することとされています この 繰 越 金 には 継 続 費 の 逓 次 繰 越 し に 限 らず 繰 越 明 許 費 及 び 事 故 繰 越 し も 含 まれるべきも のです したがって 質 問 の 補 助 金 収 入 の 繰 越 明 許 費 についても その 補 助 金 を 収 受 した 年 度 において 特 定 収 入 に 該 当 することとなります ( 問 5) 地 方 自 治 法 上 の 繰 上 充 用 Q 地 方 自 治 法 施 行 令 第 166 条 の2 翌 年 度 歳 入 の 繰 上 充 用 に 規 定 する 繰 上 充 用 に 係 る 収 入 は 今 年 度 の 特 定 収 入 に 該 当 しますか ( 繰 上 充 用 の 具 体 例 ) 県 では 森 林 特 別 会 計 を 設 けていますが 単 年 度 で 赤 字 が 生 じる 場 合 他 会 計 からの 繰 入 金 等 で 補 填 せず 繰 上 充 用 により 補 填 ( 翌 年 度 の 収 入 から 補 填 )することとしています ( 参 考 ) 地 方 自 治 法 施 行 令 第 166 条 の2 翌 年 度 歳 入 の 繰 上 充 用 会 計 年 度 経 過 後 にいたって 歳 入 が 歳 出 に 不 足 するときは 翌 年 度 の 歳 入 を 繰 り 上 げてこれに 充 てることが できる この 場 合 においては そのために 必 要 な 額 を 翌 年 度 の 歳 入 歳 出 予 算 に 編 入 しなければならない A 今 年 度 における 特 定 収 入 には 該 当 しません 地 方 自 治 法 施 行 令 第 166 条 の2に 規 定 する 繰 上 充 用 は 会 計 に 赤 字 が 生 じた 場 合 単 に 翌 年 度 の 歳 入 で 今 18

年 度 の 赤 字 を 補 填 するというものであり 実 際 に 収 入 として 収 受 する 翌 年 度 において 特 定 収 入 に 該 当 するか 否 かの 判 定 を 行 いますから 今 年 度 における 特 定 収 入 には 該 当 しません ( 問 6) 借 入 金 の 利 子 の 支 払 に 使 用 することとされている 補 助 金 Q 当 法 人 ( 公 益 財 団 法 人 )では 建 物 の 建 設 資 金 の 借 入 れを 行 いましたが 借 入 金 の 利 子 の 支 払 に 当 たっては 地 方 公 共 団 体 から 補 助 金 が 交 付 されることとなっています この 補 助 金 は 特 定 収 入 として 取 り 扱 うこととなるのでしょうか A 特 定 収 入 に 該 当 しないことになります 質 問 の 補 助 金 については 金 銭 の 借 入 れに 関 して 交 付 される 補 助 金 ですが 借 入 金 元 本 の 返 済 に 充 てられ るものではなく 非 課 税 取 引 の 対 価 である 借 入 金 利 子 の 支 払 のためにのみ 使 用 することとされている 収 入 で すから その 補 助 金 を 交 付 する 地 方 公 共 団 体 が 作 成 した 交 付 要 綱 等 にその 旨 が 明 らかにされていれば 特 定 収 入 に 該 当 しないことになります ( 問 7) 人 件 費 に 使 途 が 特 定 されている 補 助 金 Q 当 事 業 団 では 交 付 要 綱 において 人 件 費 に 充 てるべきこととされている 補 助 金 を 国 から 交 付 されており 当 該 補 助 金 を 給 料 及 び 通 勤 手 当 として 職 員 に 支 払 っています この 場 合 当 該 補 助 金 は 特 定 支 出 のためにのみ 使 用 するものでない( 通 勤 手 当 の 支 給 は 課 税 仕 入 れとなります ) ことから 全 額 が 特 定 収 入 に 該 当 することとなると 考 えられますが 当 該 補 助 金 における 実 績 報 告 書 において 通 勤 手 当 として 支 出 した 金 額 が 明 らかにされている 場 合 には 当 該 金 額 のみを 特 定 収 入 とし それ 以 外 の 金 額 については 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 ってよい でしょうか A 通 勤 手 当 以 外 の 金 額 については 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 って 差 し 支 えありません 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 以 外 の 収 入 の 使 途 が 特 定 されているかどうかは 一 般 的 には 法 令 又 は 交 付 要 綱 等 に 定 めたところによりますが この 場 合 の 交 付 要 綱 等 には 補 助 金 等 を 交 付 する 者 が 作 成 した 補 助 金 等 交 付 要 綱 補 助 金 等 交 付 決 定 書 のほか これらの 附 属 書 類 である 補 助 金 等 の 積 算 内 訳 書 実 績 報 告 書 を 含 むこととされ ています( 消 費 税 法 基 本 通 達 16 2 2 P 8 参 照 ) したがって 実 績 報 告 書 において 通 勤 手 当 として 支 出 した 金 額 が 明 らかにされている 部 分 に 係 る 補 助 金 を 特 定 収 入 とし 給 料 として 支 出 した 金 額 に 係 る 補 助 金 を 特 定 支 出 のためにのみ 使 用 することとされている 収 入 として 特 定 収 入 に 該 当 しないものとして 取 り 扱 って 差 し 支 えありません ( 問 8) 消 費 税 の 還 付 金 Q 国 地 方 公 共 団 体 公 共 公 益 法 人 等 が 消 費 税 の 確 定 申 告 に 当 たって 控 除 不 足 還 付 税 額 が 生 じ 還 付 金 を 受 け 取 った 場 合 その 還 付 金 は 特 定 収 入 に 該 当 しますか A 特 定 収 入 に 該 当 しません 消 費 税 の 確 定 申 告 において 控 除 不 足 還 付 税 額 が 生 じたことにより 収 受 する 還 付 金 は 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 19

以 外 の 収 入 ですが 消 費 税 法 施 行 令 第 75 条 第 1 項 第 5 号 の 還 付 金 に 該 当 しますので 特 定 収 入 に 該 当 し ない 収 入 ( 特 定 収 入 以 外 の 収 入 )となります(P 6 参 照 ) なお 還 付 加 算 金 は 利 息 的 な 要 素 はありますが 対 価 性 がないことから 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 以 外 の 収 入 に 該 当 し 特 定 収 入 となります ( 問 9) 公 益 法 人 等 の 申 告 単 位 Q A 当 法 人 ( 公 益 社 団 法 人 )では 法 人 税 法 上 の 収 益 事 業 に 該 当 する 事 業 も 行 っていることから 収 益 事 業 と 非 収 益 事 業 について 区 分 経 理 し 収 益 事 業 部 門 を 特 別 会 計 とし 非 収 益 事 業 部 門 を 一 般 会 計 とする 経 理 を 行 っています このように 会 計 単 位 を 別 々にしている 場 合 には 収 益 事 業 部 門 の 特 別 会 計 についてのみ 申 告 すればよいのでしょうか また 非 収 益 事 業 部 門 の 一 般 会 計 についても 申 告 の 必 要 がある 場 合 各 部 門 ごとに 申 告 すればよいのでしょうか 収 益 事 業 部 門 及 び 非 収 益 事 業 部 門 において 行 った 課 税 資 産 の 譲 渡 等 について 合 わせたところで 申 告 をする 必 要 があります 公 益 法 人 等 の 非 収 益 事 業 から 生 じた 所 得 には 法 人 税 は 課 税 されませんが 消 費 税 においては 非 収 益 事 業 に 属 する 資 産 の 譲 渡 等 を 行 った 場 合 であっても それが 国 内 における 課 税 資 産 の 譲 渡 等 である 限 り 事 業 者 である 公 益 法 人 等 が 行 ったものですから 課 税 の 対 象 となります( 消 費 税 法 第 4 条 第 1 項 ) また 消 費 税 は 事 業 者 を 納 税 義 務 者 としていますが 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 及 び 特 定 期 間 における 課 税 売 上 高 ( 又 は 給 与 等 支 払 額 )( 以 下 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 等 という )が1,000 万 円 以 下 の 場 合 には 原 則 として その 課 税 期 間 の 納 税 義 務 は 免 除 されます( 消 費 税 法 第 9 条 第 1 項 等 ) この 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 等 も 事 業 者 を 単 位 として 判 定 することとされています さらに 消 費 税 の 申 告 も 事 業 者 を 単 位 として 行 うこととされています( 消 費 税 法 第 42 条 第 1 項 第 45 条 第 1 項 ) このような 取 扱 いは 公 益 法 人 等 であっても 異 なるところはありませんから 収 益 事 業 部 門 と 非 収 益 事 業 部 門 について 各 部 門 ごとに 申 告 することは 認 められません したがって 公 益 法 人 等 のその 課 税 期 間 の 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 等 が1,000 万 円 を 超 える 場 合 には その 課 税 期 間 中 に 収 益 事 業 部 門 及 び 非 収 益 事 業 部 門 において 行 った 課 税 資 産 の 譲 渡 等 について 合 わせたと ころで 申 告 をする 必 要 があります ( 問 10) 一 部 事 務 組 合 への 適 用 関 係 Q A 一 部 事 務 組 合 への 消 費 税 法 の 適 用 はどのようになりますか 一 部 事 務 組 合 への 消 費 税 法 の 適 用 関 係 は 以 下 のとおりです 1 一 部 事 務 組 合 の 法 的 性 格 と 権 能 一 部 事 務 組 合 は 二 以 上 の 地 方 公 共 団 体 がその 事 務 の 一 部 を 共 同 して 処 理 するために 設 ける 特 別 地 方 公 共 団 体 であり( 地 方 自 治 法 第 1 条 の3 第 3 項 第 284 条 第 1 項 ) 次 のような 性 格 を 有 しています 1 構 成 団 体 から 独 立 した 地 方 公 共 団 体 としての 性 格 2 特 別 地 方 公 共 団 体 である 性 格 3 公 法 人 である 性 格 このような 性 格 を 持 つ 一 部 事 務 組 合 の 権 能 は 次 のようなものであるといえます 20

1 一 部 事 務 組 合 は 法 人 格 が 認 められ 行 政 主 体 としての 各 種 の 公 権 が 賦 与 されているという 点 で 普 通 地 方 公 共 団 体 となんら 違 いはありません ただし 一 部 事 務 組 合 の 権 能 は 規 約 で 定 められた 共 同 処 理 事 務 の 範 囲 内 においてのみ 認 められます 2 この 共 同 処 理 事 務 については なんら 制 限 はなく 共 同 処 理 事 務 の 範 囲 内 であれば そのために 必 要 な 条 例 規 則 を 制 定 し 財 源 を 調 達 し 法 律 の 認 めている 範 囲 内 で 公 権 力 をもって 事 務 を 執 行 すること ができます 2 一 部 事 務 組 合 の 財 務 と 会 計 一 部 事 務 組 合 には 都 道 府 県 及 び 市 町 村 に 関 する 規 定 の 準 用 があります( 地 方 自 治 法 第 292 条 ) また 財 務 の 規 定 については 全 て 準 用 されると 解 されていることから 一 般 的 には 会 計 の 区 分 の 規 定 ( 地 方 自 治 法 第 209 条 )についての 準 用 があります したがって 法 令 に 特 別 会 計 を 設 けるべき 旨 の 規 定 がある 場 合 は 格 別 その 他 の 場 合 は 一 般 会 計 であることは 普 通 地 方 公 共 団 体 の 場 合 と 同 様 です 3 一 部 事 務 組 合 における 消 費 税 の 課 税 関 係 このように 一 部 事 務 組 合 の 場 合 会 計 については 普 通 地 方 公 共 団 体 と 同 様 と 考 えるべきものであり 消 費 税 法 の 適 用 についても 基 本 的 には 普 通 地 方 公 共 団 体 と 同 様 に 解 することとなります( 消 費 税 法 第 60 条 ) ただし 普 通 地 方 公 共 団 体 において 本 来 特 別 会 計 を 設 けて 会 計 経 理 することとされている 事 業 を 一 部 事 務 組 合 において 共 同 処 理 する 場 合 には 当 該 事 業 を 経 理 する 一 部 事 務 組 合 の 会 計 は 特 別 会 計 と 考 え るべきものであることから 消 費 税 法 施 行 令 第 72 条 第 3 項 において 当 該 事 業 は 同 条 ( 消 費 税 法 第 60 条 ) 第 1 項 本 文 の 特 別 会 計 を 設 けて 行 う 事 業 とみなす とされています ここで 特 別 会 計 を 設 けて 行 う 事 業 とみなされる 事 業 とは 1 地 方 公 営 企 業 に 係 る 事 業 2 競 馬 等 の 公 営 競 技 の 事 業 3 対 価 を 得 て 資 産 の 譲 渡 又 は 貸 付 けを 主 として 行 う 事 業 等 が 考 えられます このうち 地 方 公 営 企 業 は 地 方 公 営 企 業 法 等 により 特 別 会 計 を 設 けて 行 うものとす ることが 定 められていることから 一 部 事 務 組 合 においてこのような 事 業 を 共 同 処 理 する 場 合 にも 当 然 に 特 別 会 計 を 設 けて 会 計 経 理 することとなります このほか 消 費 税 法 施 行 令 第 72 条 第 3 項 においては 2 及 び3の 場 合 について 特 別 会 計 を 設 けて 行 う 事 業 とみなすこととされています なお 地 方 自 治 法 第 285 条 の 一 部 事 務 組 合 が 特 別 会 計 を 設 けて 行 う 事 業 のうち 対 価 を 得 て 資 産 の 譲 渡 又 は 貸 付 けを 主 として 行 う 事 業 以 外 の 事 業 は 一 般 会 計 に 係 る 事 業 とみなされます この 場 合 主 として 行 われる 事 業 か 否 かは その 特 別 会 計 の 総 収 入 金 額 に 占 める 資 産 の 譲 渡 又 は 貸 付 けの 対 価 の 額 が50%を 超 えているか 否 かにより 判 定 します ( 問 11) 平 成 26 年 4 月 1 日 前 の 借 入 金 の 返 済 に 充 てる 補 助 金 の 交 付 を 受 けた 場 合 Q A 平 成 26 年 4 月 1 日 前 ( 消 費 税 率 4% 以 前 )に 借 入 金 等 を 財 源 として 課 税 仕 入 れを 行 い 当 該 借 入 金 等 の 返 済 等 のための 補 助 金 等 が 同 日 以 後 に 交 付 された 場 合 当 該 補 助 金 等 が 交 付 された 課 税 期 間 における 特 定 収 入 に 係 る 仕 入 控 除 税 額 の 調 整 計 算 はどのようになりますか 当 該 補 助 金 等 に 係 る 仕 入 控 除 税 額 の 調 整 計 算 は 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 特 定 収 入 に4/105を 乗 じ て 計 算 することとなります 国 地 方 公 共 団 体 等 に 特 定 収 入 がある 場 合 には 仕 入 控 除 税 額 の 計 算 に 当 たって その 特 定 収 入 に 係 る 課 21

税 仕 入 れ 等 の 税 額 を 調 整 することとされています(P4 参 照 ) 消 費 税 法 施 行 令 の 一 部 を 改 正 する 政 令 ( 平 成 25 年 政 令 第 56 号 ) 附 則 第 14 条 国 地 方 公 共 団 体 等 の 仕 入 れ に 係 る 消 費 税 額 の 特 例 に 関 する 経 過 措 置 では 平 成 26 年 4 月 1 日 以 後 に 受 け 入 れる 特 定 収 入 に 係 る 仕 入 控 除 税 額 の 調 整 計 算 については 原 則 として 新 税 率 ( 消 費 税 率 6.3%)を 前 提 として 調 整 ( 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 特 定 収 入 に6.3/108を 乗 じて 計 算 )し 同 日 前 に 受 け 入 れた 特 定 収 入 及 び 同 日 以 後 に 受 け 入 れる 特 定 収 入 のうち 法 令 若 しくは 交 付 要 綱 等 又 は 国 地 方 公 共 団 体 が 合 理 的 な 方 法 により 補 助 金 等 の 使 途 を 明 らかにし た 文 書 において 同 条 第 2 項 に 規 定 する 旧 税 率 適 用 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 支 出 等 のためにのみ 充 てられること が 明 らかにされているものについては なお 従 前 の 例 ( 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 特 定 収 入 に4/105を 乗 じて 計 算 ) によることとなる 旨 を 規 定 しています ところで 法 令 において 借 入 金 等 の 返 済 又 は 償 還 のための 補 助 金 等 が 交 付 されることとなっていない 借 入 金 等 ( 以 下 借 入 金 等 という )を 財 源 として 課 税 仕 入 れを 行 い 後 日 当 該 借 入 金 等 の 返 済 等 のための 補 助 金 等 が 交 付 された 場 合 で 当 該 補 助 金 等 の 交 付 要 綱 等 に 当 該 借 入 金 等 の 返 済 等 のための 補 助 金 等 である 旨 が 記 載 されているときは 当 該 補 助 金 等 は 当 該 課 税 仕 入 れにのみ 使 用 される 収 入 として 使 途 を 特 定 するこ ととなります( 消 費 税 法 基 本 通 達 16-2-2(1) 注 書 ) したがって 例 えば 平 成 26 年 4 月 1 日 前 ( 消 費 税 率 4% 以 前 )に 借 入 金 等 を 財 源 として 課 税 仕 入 れを 行 い 当 該 借 入 金 等 の 返 済 等 のための 補 助 金 等 ( 交 付 要 綱 等 で 使 途 が 特 定 されているものに 限 ります )が 同 日 以 後 に 交 付 された 場 合 には 当 該 補 助 金 等 に 係 る 仕 入 控 除 税 額 の 調 整 計 算 は 従 前 の 例 ( 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 特 定 収 入 に4/ 105を 乗 じて 計 算 )によることとなります 22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61