e:cue システムマニュアル Programmer v3.3 Faderunit nano twilight calypso e:node e:com e:link Media Engine 2003 Beiner van Beeck GbR, Friedrich-List-Straße 23, D-33100 Paderborn. www.ecue.tv Manual Version EN V2.0 12.12.03 1/6
フェーダーユニットについて 本 説 明 書 は e:cue システムマニュアル 全 体 のうち フェーダーユニットに 該 当 する 部 分 だけを 抜 粋 したものです 1.1. メディアエンジンとの 接 続 フェーダーユニットをメディアエンジンに 接 続 するには 以 下 の 手 順 で 行 います 1. フェーダーユニットの 電 源 ケーブル 接 続 し 次 にフェーダーユニットのシリアル 出 力 端 子 を 付 属 のシリアルケーブルを 使 ってメディアエンジン 後 部 の Serial と 書 いてあるとこ ろに 接 続 します 2. 次 に Programmer ソフトウェアのメニューバーから EXTRAS メニューをプルダウ ンし SHOW PROPERTIES に 入 ります (もしくは アイコンバーの 部 分 の 以 下 のアイ コンをクリックします ) 3. Serial 1 をクリックします 4. ドロップダウンメニュー driver mode が 出 現 するので e:cue Faderunit を 選 択 し ます ここでのセッティイングは メディアエンジンにショーファイルをアップデートした 後 に 有 効 です 1.2. PC 側 のセットアップ ここでは フェーダーユニットを Programmer がインストールされている PC に 接 続 する 手 順 を 説 明 します まず 接 続 先 の PC に com ポートがあることを 確 認 して 下 さい デスクトップ PC では 通 常 COM1/COM2 の 合 計 2 個 の 9 ピン D-sub コネクターがあるはずです ノートブック PC を 使 用 する 場 合 別 売 の USB-シリアル 変 換 ケーブル を 使 って USB ポートからエミュレート 接 続 する 必 要 があります ( 詳 細 はシリアル 変 換 ケーブルに 標 準 添 付 されている 説 明 書 に 従 って 下 さい) 従 って ここではデスクトップ PC への 接 続 を 例 にとり 説 明 します 1. まずフェーダーユニットの 電 源 を 入 れ 付 属 のシリアルケーブルを 使 ってフェーダユ ニットと PC 側 の COM1 とを 接 続 します フェーダーユニット 本 体 の D-sub コネクター 部 分 にスライドスイッチがあり このスイッチが Serial 側 に 設 定 されていることを 確 認 し て 下 さい 2. Programmer ソフトウェアのメインメニューから EXTRAS/APPLICATION OPTIONS を 選 択 するか のアイコンをクリックします 2/6
3. 出 てきたウィンドウの 中 の"Device Manager"タブをクリックします 4. "Control Panel"タブをクリックし "<none>"のところを 再 度 ダブルクリックします 5. ここでフェーダーユニットが 接 続 されている COM ポートを 指 定 します Select the COM port of the Faderunit. You can also adjust some settings which are described further below. フェーダーユニットと Programmer の 接 続 がオンラインになるとフェーダーユニットの LED が 点 滅 から 点 灯 に 変 化 し 使 用 可 能 の 状 態 となります 1.3. セッティング タブ フェーダーユニットの 接 続 が 完 了 したら 次 に setting タブを 開 き 各 種 設 定 を 行 います Normal Slide ここでのスライダーは フェーダーユニットのエンコーダーホイールを 通 常 まわしたときの DMX レベル 変 化 の 度 合 いを 指 定 します Shifted Slide ここでのスライダーは シフトキーを 押 しながらエンコーダーホイールを 回 したときの DMX レベル 変 化 の 度 合 いを 指 定 します Invert Wheel Mapping この 機 能 は 通 常 エンコーダーホイールを 回 したときのパラメーター 変 化 は 時 計 方 向 で 0 より 上 昇 するものを 逆 転 させる 機 能 です つまり ホイールを 右 に 回 すとパラメーターは 減 少 します 例 えばカラーチェンジャーを 使 用 するとき 0-100% 赤 色 を 100%からスタートさせたいときな どに 便 利 な 機 能 です 1.4. フェーダーユニットの 各 機 能 サブマスターフェーダは 12 あり 初 期 設 定 では Q1~Q12 が 割 り 当 てられてい ます Programmer3.3X ではこの 12 の フェーダに 自 由 にキューを 割 り 当 てるこ とが 可 能 です この 設 定 は Cuelist Directory(キューリストディレクトリ) のところで 設 定 します 1. F1, F2, F3... ファンクションキー レコードキー 機 能 セレクションキー Programmer 本 体 の トリガーマシン 機 能 で 特 別 な 機 能 をアサインします ファンクションキーの 右 隣 側 にはメインウィンドウのモード 切 り 替 えキー シーンを 記 憶 す 3/6
る record キーなどがあります 2. キューリストを 選 択 します 3. ポーズ( 一 時 停 止 ) 4. プレイ 5. サブマスターフェーダー 6. フラッシュキー(サブマスター100%) 7. <グランドマスターフェーダーの 右 隣 にある4つのボタン> F フォーカスチャンネルへのアサイン(パン&チルト) C カラーチャンネルへのアサイン(RGB もしくは CMY) B ビームチャンネルへのアサイン(ゴボ etc..) < LiveFX 選 択 したチャンネルに 対 する LiveFX のパラメータ +ジョグホイール: パラメーターの 微 調 整 (Shift キー+マウススライドと 同 じ 効 果 が 得 ら れます) + Up/Down キー:キューリストページの 切 り 替 え + : LiveFX でのエフェクトパラメーター 調 整 をジョグホイールでできるようにしま す (Programmer ビューになっていなければ 有 効 になりません) 8. ジョグホイール( 各 パラメーターを 調 整 するのに 用 います) 1.5. ファンクションキーの 割 当 1. この 2ツ 巴 マークをクリックするか メインメニューから ENGINE/AUTOMATION を 選 択 します 2. マークをクリックして 新 しいトリガールールを 作 成 します 3. Edit Trigger Rule 画 面 左 側 の Trigger 部 分 で 次 のようにダイアログから 選 択 します On= Keyboard Source=Faderunit Event=Release( 離 す)もしくは Press( 押 す) Code=1-10(これがファンクションキーF1-F10 に 該 当 します) 4. 次 に 右 側 の Action エリアに 行 きます ここでは フェーダーユニットの F キーが 押 さ れた 場 合 の 実 際 のアクションを 指 定 します 例 えば Do=Cuelist (これを 選 択 すると 下 の2つのダイアログが 出 現 します) Cuelist=QL1 Action=Stop このようにすると 再 生 中 フェーダーの 一 に 関 係 なく またサブマスターを QL1 に 割 り 当 て ていた 場 合 であっても F1 キーを 押 すことで QL1 は 停 止 します この 他 にもさまざまなア クションが 存 在 しますのでいろいろと 応 用 してみて 下 さい 4/6
5. アクションの 設 定 が 終 了 したら レキーをクリックして 確 定 します 画 面 はもと の AUTOMATION に 戻 り 先 ほど 設 定 したトリガールールが 表 になっていることがわか ります これでフェーダーユニット F キーから 直 接 アクションを 仕 掛 けることが 可 能 にな ります 同 時 に2つのアクションを 設 定 することも 可 能 です : 1 つめのルールは "Press" でキューリストイベントをスタートします 2 つめのルールは"Release" でキューリストをストップ ( 同 じキューリストであ ることが 必 要 ) こうすれば F キーを 押 している 間 だけキューリストが 動 くと 言 ったことが 可 能 であ り チェイサーなどを 現 存 のキューに 乗 せるときに 非 常 に 便 利 です 1.6. フェーダーユニットステータス フェーダーユニットのステータスウィンドウは F7 キーもしくはメインメニューから VIEW / FADERUNIT STATUS で 出 現 します このウィンドウでは 現 在 のジョグダイヤルホイールに 関 する 情 報 (DMX 値 etc..)およびサブマスターフェーダーの QL 割 当 とフェーダーレベルに 関 する 情 報 が 一 目 で 確 認 できます 1.7. フェーダーユニットキーの 再 アサイン もともとあるフェーダーユニットのキーに 割 り 当 てられた 機 能 を 別 の 機 能 に 差 し 替 えます 1. フェーダーユニットステータスウィンドウから MENU をクリックし Setup Faderunit を 選 択 します 2. リスト 部 分 もしくはフェーダーユニットの 図 から 目 的 のキーを 選 択 します 3. "Add" ( 追 加 )キーを 押 して 新 たなファンクションをリストから 選 択 します キーリファレンスウィンドウ もし 2 台 以 上 のフェーダーユニットを 同 時 に 接 続 している 場 合 リファレンスウィンドウ の Bank Code は 変 える 必 要 があります 例 えばフェーダーユニット 1 の 場 合 はコード 1 フ ェーダーユニット 2 の 場 合 はコード 2 といった 具 合 です 5/6
1.8. アクションをキーに 割 り 当 てる アクションをフェーダーユニットの 各 キーに 割 り 当 てます 1. フェーダーユニットステータスウィンドウで Menu から Setup Faderunit を 選 択 します ( 下 の 画 面 が 出 現 します) 2. リストもしくはフェーダーユニットの 図 から 希 望 するキーを 選 択 します 3. 左 から 2 番 目 のアイコン "Add Action"(アクションの 追 加 )をクリックします 4. アクションのダイアログが 出 現 します ここでアクションの 設 定 を 行 います ( 詳 しくは 第 * 章 アクションの 設 定 と 演 出 をお 読 みください < 便 利 な 使 い 方 > あるボタン1 押 しでキューリストを 実 行 /ストップさせる 実 行 するアクションとして"Cuelist"(キューリスト)を 選 択 します 最 初 のパラメーターを 目 的 のキューリストに 設 定 します 2 番 目 のパラメーターを"Toggle"に 設 定 します これで 指 定 したキューリストがそのキーを 押 したときに 始 まり もう 一 度 押 すとキュール s とストップ というアクションが 完 成 します その 他 にもいろいろな 使 い 方 がありますので 試 してみて 下 さい 6/6