( 公財 ) いわて産業振興センター広報誌 I n d u s t r y I n f o r m a t i o n I W A T E VOL. 148 2014 年 11 月号 支援企業紹介 2 わざ いわての仕事録 有限会社 内田販売システムスポーツから健康へ ものづくりの挑戦は続く 第 21 回いわて希望ファンド第 18 回いわて農商工連携ファンド 4 内視鏡外科学会開催について 6 内田販売システムのこれがポイント! 少年野球からプロ選手まで 幅広い ユーザーを獲得するトレーニング用 バット 飛距離やフォーム インパクト ゾーンなど目的別にラインナップ 年 齢や技術に合せた練習で確実なレベ ルアップができると評価は高い いわて異業種交流討議会 交流会開催について よろず支援窓口 7 試験販売事業出展者募集のお知らせ 8 最低賃金広報 8 6 事業カレンダーいわて産業振興センターに関連する事業紹介です 12 月 [DECEMBER] 3 日 ~5 日セミコンジャパン 2014 4 日 5 日ものづくりアカデミー 経営者 管理者のための原価低減セミナー 1 月 [JANUARY] 未定とうほく 6 県自動車関連技術展示商談会 2 月 [FEBRUARY] 25 日 ~27 日 PVEXPO2015 第 8 回国際太陽電池展未定加工部門別商談会
7 スポーツ から健康 へ ものづくり の挑戦 は続く わざ いわて の 仕事録 6 5 8 10 1 2 3 4 支援企業紹介 宮古市 9 11 長年培った木材加工の技術をベースに 画期的なスポーツトレーニ 1平成8年に 株 内田木工の 販売会社として創立された同 社は 平成23年に内田木工 と合併 独自の商品開発に力 を注いできた 23実際のバットにも使われ ているイタヤカエデやタモを 使用 トレーニング用にも良 材を使うのがこだわり 4 商品には絶対の自信があ る 振ってもらえば良さが分 かる と製品を持って全国の 問屋を歩いた内田社長 56第一工場では製材を 第 二工場では算盤の球などの 半加工品を製造 第三工場 がトレーニング用品で 加工 から発送まで一貫生産 7手首 肘 肩の可動域を広 げる フィンガーゴリラ 8足裏を鍛える アーチドク ターAQ 木材加工の技術 が生かされた仕上がりだ 9 創 業 時から稼 働するNC ルーター 操作する内田社長 の弟である内田嘉久常務は 高い技術を持つ職人だ 算盤の球となるオノオレ カンバの半加工品とロング セラーとなったまな板類 いわて産業振興センターの活用実績 海外への商品販売には欠かせない知的財産 活動に関する取り組みをスタートさせている 今後も様々な情報の提供 有効な補助金の使 い方や指導者の派遣などを期待する 有限会社 内田販売システム ング器具を次々に発表してきた内田販売システム 常に新しいもの 地元の良材を高い技術で加工 オンリーワン商品を全国へ販売 創立は昭和34年 業務は地元の 田社長は 自らも新製品を次々に開 ない部 分に他の素材を利用する方 業界では異例の数字である 木製魚箱製造からスタートし 新幹線 発 全国の問屋や百貨店に売り込み 法を探っていたんです 内田社長は どんな状況でも開発 工事に使う土台など様々な木材加工 に歩く ヒバ材を使った薄手のまな板 研究成果は開発に生かされ 平成 に力を注ぎ 次へと挑戦し続けること 常に新しいものを創りだす父の背 へと広がった そのひとつが算盤の木 使いやすさにこだわった木製トレー 6年に登場したのがトレーニングバット が大事 と語る 一般的なスポーツ用 中を見て育ったから 自分の中にも難 玉となるオノオレカンバの加工で 現 従来にはない発想で作り上げた製品 パワースラッガー 木製のヘッド 重 品よりはるかに売るのが難しいトレー しいものづくりに挑戦していこうという 在も製造しているのは国内では唯一 は 東京の大手百貨店の棚にも並ぶ 心 グリップの3点で構成され 素振り ニング器具を 岩手から全国に流通 精神があると思います 同社だけ 伝統工芸として名高い兵 ロングセラーとなった で実球を打ったようなインパクトを体 させる 地理的デメリットも乗り越えて 宮 古 市 刈 屋に本 社 工 場を置き 庫の播州算盤や島根の雲州算盤に 験できる画 期 的なトレーニング器 具 事業を継続するためには 現状維持 だ さらにプロ野 球 選 手も使 用する という選択肢はなかった づくりに挑戦し続ける内田広子社長が 次に目指すものは何か 内田 広子 代表取締役 トレーニング器具を次々に開発 新たな健康器具で世界に出る モンスタースラッガー ピッチャー用 そんな同社の次のステージは 健 の フィンガーエース などの野球シ 康 産 業 だ 現 在は大 学と共同で る同社の技術力こそが高く評価され スポーツトレーニング用品の開発 リーズからテニストレーニング器具 体力維持や強化に繋がる特殊なイ 販売し 取引先は北海道から沖縄ま た結果といえるだろう も 同社が次の 一手 を探る中で生 ゴルフ用品など 製品ラインナップは ンソールを開 発 中 来 年 の 商 品 発 でとまさに全国規模だ その陣頭指 技術のみならず 当時珍しかったN まれた事業だ 当時研究機関で研 非常に多岐にわたる 機能や性能 表を目指しつつ 内田社長はすでに 揮を執る内田広子社長の原点は父 Cルーターもいち早く導入するなど先 修していたのが 木と異素材の組み デザイン面での評価も高く パワース 海 外 進 出も描いている 岩 手 宮 古 嘉吉氏と 父の立ち上げた製材会社 取の気風も嘉吉氏は持ち合わせてい 合わせ 当社の理念は ものづくり ラッガーの売上は累計20万本以上 から世 界 へ 挑 戦はもう始まってい 時代にある た そんな父の元で技術を磨いた内 ですから 木を生かしつつ 木で出来 移り変わりの激しいトレーニング用品 るのだ 岩手発 オンリーワンの商品を全国 も岩手産が使われている 宮古が良 へ をモットーに事業展開する有限会 材の産地だったことも理由だが 硬く 社内田販売システム 野球をはじめと て加工が難しいオノオレカンバを扱え するスポーツトレーニング用品を開発 挑戦と感謝を忘れずに宮古市から全国へ 技アリ ポイント 地理的デメリットはありますが 岩手から全国へ情報を発信することに意義があると考えます 当社は 商品を考える人も作る人も地元の人間 地元に感謝し挑戦者の気持ちを忘れなければ国内でも海外で も受け入れられるという自負があります 企 業 デ ー タ 会 社 名 本 社 電 話 代 表 者 有限会社 内田販売システム 宮古市刈屋4-1-1 0193-73-2840 内田 広子 創 業 従 業 員 業 種 U R L 平成8年 1996年 9月 11名 トレーニング用品 木工クラフト品製造 販売 http://www.uchida-power.jp/ 3
ご案内5 案第 21 回 第 18 回 いわて希望ファンドいわて農商工連携ファンド 公募中です 11/25[ 火 ] まで 希望ファンド小規模事業者枠は 11/17( 月 ) までごいわて農商工連携ファンド地域活性化支援事業 本県の地域経済の重要な担い手である農林水産業と中小企業者との連携 ( 農商工連携 ) を強化し 相乗効果を発揮していくことで地域経済の活性化を図るため 中小企業者と農林漁業者の連携体が行う創業や新たな事業展開等への支援を行います 内県内中小企業等の革新的 個性的な取り組みにより 地域経済の活性化をいわて希望ファンド図るため 創業 経営革新 中心市街地活性化に向けた取り組みなどにつ地域活性化支援事業いて 助成金交付による総合的な支援を行います 起業 新事業活動支援事業 創業 起業や経営の革新に資する中小企業等の以下の取り組みを支援 新商品 新技術 新役務の開発または事業化 販路開拓 それに伴う市場調査 動向調査 人材養成等 創業する者 中小企業者 特定非営利活動法人 (NPO 法人 ) 農事組合法人等 対象者 1 一般枠 2 地域資源活用枠 3 経営革新枠 4 小規模事業者枠 起業または新事業に取り組む事業者 地域資源を活用する事業 経営革新計画の承認を受けた事業 従業員 5 名以下の事業所で起業または新事業に取り組む事業者 助成限度額助成率 300 万円 1/2 300 万円 2/3 500 万円 3/4 150 万円 3/4 助成期間 1 年間 ( 継続 3 年以内 毎年審査 ) 中心市街地活性化支援事業 支援機関による 中心市街地や商店街活性化に向けての革新的な以下の取り組みを支援 支援事業 ~ 市場調査 動向調査 新商品 新役務の開発又は企業化 販売促進 販売力強化 業種構成再編 遊休資産活用 ~ 中心市街地の活性化に関する法律第 15 条第 1 項各号に掲げる者 中小企業者が実施する 対象者 小売 サービス業を営む県内に住所のある中小企業者等起業 経営革新等を支 商工会 商工会議所 商店街振興組合 事業協同組合 知事が適当と認める特定非営利活動法人 (NPO 法人 ) 援する事業を行う支援 助成率 9/10 ( 店舗賃借料については 店舗賃借料 / 月 月数 ( 助成対象期間 1/3) の算式によって算出された額の9/10) 機関の取り組み支援 助成限度額 250 万円 助成期間 1 年間 ( 継続 3 年以内 毎年審査 ) 第 20 回いわて希望ファンド地域活性化支援事業採択一覧 第 20 回いわて希望ファンド地域活性化支援事業について 平成 26 年 9 月 11 12 日開催された外部委員による審査委員会において 下記の 事業が採択されました 区分 企業 組合名 所在地 事業内容 株式会社アイカムス ラボ マイクロアクチュエーターを応用した完成品の開発と事業化 ブラウン管パネルガラス 薄型液晶パネル プラズマパネル 太陽電池パネル等のリサイクルとその事株式会社環境保全サービス奥州市業者ネットワークの構築 ( 継続 2 年目 ) 経営革新 小野食品株式会社 釜石市 高齢者向け調理済み総菜セットの開発 株式会社エヌエルフォーティー 普代村 セミオーダー方式を取り入れた KAZUMARU ブランドの立ち上げによる自社企画の製品販売 有限会社コマツ商店 陸前高田市 ~ 三陸ブランドの確立と適正価格による流通を目指す!~ 有限会社長根水産 山田町 いわて山田天然ふぐブランド化事業 有限会社丸三漆器 一関市 法人向けノベルティギフト用途を主眼とした秀衡塗の開発と販路開拓 地域資源活用枠 株式会社鈴清食品 一関市 地域企業様と連携し 新たな大豆加工品の開発と販路開拓 ラピアス電機株式会社 八幡平市 八幡平産の未利用及び廃棄される枝 葉を有効活用して抽出した アロマオイルの製造及び販売 4 起業 新事業活動支援事業 中小企業者と農林漁業者が連携をして行う下記の事業を支援 1 新商品等開発支援事業 ( 新商品 新技術 新役務の開発事業) 2 販路開拓等支援事業 ( 販路開拓事業 ) ~ 新商品 新技術 新役務の開発または事業化 販路開拓 それに伴う市場調査 動向調査 人材養成等 ~ 対象者 助成率 助成限度額 助成期間 区分企業 組合名所在地 起業 新事業 県内の中小企業者と農林漁業者の連携体 農林漁業者とは 農業 林業 漁業を行うもの及びこれらの組織する団体 ( 農協 森林組合 漁協 連合会も可 ) 中小企業者以外で 県内の NPO 等と農林漁業者の連携体 4/5 600 万円 ( 農商工等連携事業計画の認定を受けている場合は助成限度額 1,000 万円 ) 1 年間 ( 継続 3 年以内 毎年審査 ) 農商工連携による起業 新事業活動等を支援する事業を行う支援機関の取り組み支援 農商工連携の基本的要件 1 有機的連携 中小企業者と農林漁業者が有機的に連携し それぞれの経営資源を有効に活用すること 有機的連携 とは 通常の事業範囲を超えて両者が連携することを指します 経営資源を有効に活用 とは 両者の有する設備 技術 個人の有する知識及び技能その他ビジネスノウハウ 知的財産等が 本事業を実施するために具体的 かつ有効に用いられていることを指します 2 新商品の開発等 株式会社浅沼醤油店 ( 連携者 : 三浦青果 ) ( 岩手町 ) 株式会社千秋堂 ( 連携者 : 有限会社ファーム菅久 ) ( 雫石町 ) 株式会社エピ ( 連携者 : 盛川農場 ) 花巻市 ( 花巻市 ) 有限会社早野商店 ( 連携者 : 社会福祉法人大洋会 ) 岩泉町 ( 大船渡市 ) 株式会社九戸村ふるさと振興公社 ( 連携者 : 新岩手農業協同組合九戸支部甘茶専門部会 ) 事業により 新商品若しくは新役務の開発 生産または需要の開拓が実現すること 新商品若しくは新役務 ( サービス ) とは 事業実施主体にとって これまでに開発 生産したことのない新たな商品または役務であることが必要です 第 17 回いわて農商工連携ファンド地域活性化支援事業採択一覧 第 17 回いわて農商工連携ファンド地域活性化支援事業について 平成 26 年 9 月 11 日開催された外部委員による審査委員会において 下記の事業が採択されました 九戸村 ( 九戸村 ) 事業内容 岩手町の野菜の旨みをぎゅ ~ っと閉じ込めた 北緯 40 度の野菜ソース の商品開発 ( 継続 3 年目 ) 岩手 雫石産米粉及び農産物を活用したご当地スイーツの付加価値化と新規市場開拓 ( 継続 2 年目 ) 岩手県産小麦を活用した簡単 短時間で調理可能な長期保存半焼成パンの新商品化と販路開拓 新しいフルーツ 食用ほおずき を使った ドリンク ( ジュース サイダーなど ) の商品化 と販路開拓及び収穫量増に向けた栽培方法の研究 甘茶で育む 健康 で 豊か な村づくり 元正榮北日本水産株式会社 ( 連携者 : 熊谷豊治 ) 大船渡市 ( 大船渡市 ) 漁業者と企業が一体化した計画生産 と 加工 販売機能の整備 による事業連携( 継続 2 年目 ) 株式会社浦島商店 ( 連携者 : 浦島繁寿 ) 大船渡市 ( 大船渡市 ) 株式会社陸中たのはた ( 連携者 :NPO 法人体験村たのはたネットワーク / ( 一社 ) 田野畑産業開発公社 / 田野畑漁業協同組合 ) 支援機関による支援事業 農商工連携の事例 ~ お菓子の開発 ~ 中小企業者 ( 菓子メーカー ) もち米である古代米 低アミロース米の米粉 を使用し試作品の製造 サイズ パッケージ共に平泉に結びつけるデザインの製作 展示会における市場調査 販路拡大活動を行う 農林漁業者 ( 農業者 ) 古代米を米粉に加工 ( 品種の選定と製粉条 件 ) 低アミロース米 うるち米といった食感の異なる原材料も検討 事業化された事により古代米に新たな活用 販路が生まれた 田野畑村 ( 田野畑村 ) いわて三陸産 ウイルスフリー牡蠣 のブランド創造プロジェクト ( 継続 2 年目 ) たのはたグルメ & 体験プロジェクト 連携それぞれが工夫を凝らした取り組み! 新商品開発! 平泉の 世界文化遺産 登録を目前に商品開発を構想 平泉 と 古代米 という共通した歴史イメージをもつ素材を組み合わせて考案され事業化に至った 商品名 パッケージデザイン等も同様のイメージから発案された 小規模事業者枠 中心市街地 株式会社紫波フルーツパーク紫波町 自園自醸ワイン紫波 のスパークリングワインの開発と販路開拓 株式会社あさ開 野村海産株式会社 ひころいちファーム 民宿とおの おりつめ木工 町田俊一漆芸研究所 株式会社シオン 小綿麻美子フラワーデザインスクール 盛岡商工会議所 二戸市商工会 大船渡市 陸前高田市 遠野市 雫石町 二戸市 清酒製造技術を応用した新規清涼飲料水の開発 三陸鮑を活用した商品開発と販売 ( 継続 2 年目 ) ~ 気仙地域の農産物による加工品の全国発信!~ 自家製どぶろく のブランド化と 地元果実 によるこだわりカクテルの開発 生産及び販売網の構築 直交 ( クロスバンド構造 ) 材の開発研究と直交材を用いたオリジナル家具の製造 速乾性漆を活用した漆器の開発と販路開拓 自然塗料 新 U-OIL( ユーオイル ) ならびにそれを国産材に塗装した塗装木材商品 ( 仮称 )YAMATO の商品化 ペーパーフラワーを中心としたフラワーデザインスクールの差別化戦略の構築 継続可能な もりゼミ への進化を目指して ~ もりゼミ認知度アップ事業 ~ 戦国の英雄 九戸政実 歴史まちなか活性化プロジェクト ( 継続 2 年目 ) 手続きの流れ お問い合わせお申し込みは (助成金交付要望書提1 2 応事募)出)(対象事業の決定個別相談(必須3 4 審採査委員会)グ択通業計画ヒアリン5 6 申助助請成書金知提交出付7 交成付金決交定付通決定知8 事( いわて希望ファンド担当 / 鎌田 高橋いわて農商工連携ファンド担当 / 伊藤利光 ) 産業支援グループ TEL019-631-3824 FAX019-631-3830 メール joho@joho-iwate.or.jp 業実施(着手)9 フ10 事業実プォローアッ11 助事)(1年後 原則い施の確認12 実成金の支払い業完了後の精算払施事業の評価13
お知らせ7 知らせ第 27 回日本内視鏡外科学会総会 産学連携 医工連携セッション お報第 27 回日本内視鏡外科学会総会産学連携 医工連携セッション 無料で企業の皆さまを支援します! よろず支援窓口 10 月 2 日 ~4 日までの 3 日間 内において開催された 第 27 回日本内視鏡外科学会総会 ( 大会長 : 岩手医科大学外科学講座教授若林剛氏 ) において 産学連携 医工連携セッション を共催しました 本セッションは 医療機器の世界市場戦略を視野に入れ 医療現場の最前線で活躍している内視鏡外科医によるニーズ発信や高度な技術力を有した地域ものづくり企業によるシーズ発表等を通じて 医学と工学の連携や地域ものづくり企業が参画した内視鏡外科手術機器の開発と実用化を促進することを目的に開催したものです 同学会総会には約 5,000 人の参加があり 本セッションにも多くの医療従事者や関連メーカー担当者等が来場しました 参加したものづくり企業からは 医療従事者との面談等により医療現場のニーズが把握できた 今後の医療機器開発のヒントを頂いた 等 好評をいただきました また 産学連携 ニーズシーズマッチングセッションにおいて 下記のとおり いわて医療機器事業化研究会 ( 以下 研究会 という ) の会員企業 3 社が 医師のニーズに対する自社が保有する技術シーズを発表しました 本発表は大変貴重な経験となり 会員企業の医療機器産業に対する取り組みの大きな一歩となりました 研究会では 医療関連学会との連携を進めるなど 参入支援 や 医工連携マッチング に向けた取り組みを引き続き支援してまいります 皆さまの? に応えます これまでも本誌でお伝えしていますように 当センターでは 6 月 30 日より よろず支援窓口 ( 中小企業庁所管 ) を設置し 企業の皆さまからのご相談にお応えしています 県内の企業 創業者であれば 無料で何度でも相談を受けられます (1 回 1 時間まで ) 相談は予約が必要ですので お電話またはメールにて お問い合わせ下さい 予約状況は ホームページでご確認いただけます コーディネーター 総合的 先進的経営アドバイス チーム編成を通じた支援 的確な支援機関等の紹介 [ ニーズ発表 ] 自治医科大学附属さいたま医療センター一般 消化器外科助教授齊藤正昭氏 [ シーズ発表 ] イグノス [ 提案内容 ] 画像処理技術の活用 [ ニーズ発表 ] 前橋赤十字病院消化器病センター消化器外科部長富澤直樹氏 [ シーズ発表 ] フィンガルリンク [ 提案内容 ] 超音波等を活用した生体情報のセンシング技術の活用 [ ニーズ発表 ] 東京大学大学院医学系研究科消化管外科准教授野村幸世氏 [ シーズ発表 ] アイカムス ラボ [ 提案内容 ] マイクロアクチュエーターを使用した医療機器開発 伊藤朗 中小企業診断士 マーケティング IT 活用 事業計画作成等 山口敏 中小企業診断士 事業戦略立案 ブランディング戦略立案 マーケティング戦略立案 ソーシャルビジネス支援 中村春樹 中小企業診断士 マーケティング IT 活用 事業計画作成等 藤井登 マーケティング 6 次産業化支援 食関係新商品開発支援 小山康文 知財支援 ものづくり支援 大学等研究機関との連携支援 ものづくり企業のマッチング支援 開催概要 3 ヶ月間 (6/30~9/30) の相談状況 名称 日程 平成 26 年 10 月 2 日 ( 木 )~4 日 ( 土 ) 場所 いわて県民情報交流センター ( アイーナ )8 階 主催 第 27 回日本内視鏡外科学会総会 東北経済産業局 岩手県 ( 公財 ) いわて産業振興センター 共催 ( 株 ) インテリジェント コスモス研究機構 後援 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) 告6 いいこと いわて異業種交流討議会 交流会 ( 第 4 回 ) を開催しました (1) ものづくり企業の出展 (35 社 : 会員企業 3 社 ) (2) 産学連携 ニーズシーズマッチングセッション 医療現場からの医療機器開発に係る課題 内容ニーズ発表 (8 名 9テーマ ) ものづくり企業のシーズ発表 (16 社 : 会員企業 3 社 ) (3) ニーズ解析に基づく産学連携 医工連携シンポジウム (4)PMDAによる医療機器開発に関する薬事戦略相談 よろず支援拠点ではこの 3ヶ月間で 208 名の相談者から のべ 909 件のご相談に応じました 地域別では 県央部 ( 盛岡周辺 ) が約半数を占めています 業種を見ますと サービス業が最も多く 次いで建設 製造業 卸 小売業となっています 内容の分類では 売上拡大 資金繰り 経営改善 がトップ 3となっています このほか 海外販路開拓 事業承継 雇用 労務 など広範囲にわたります なお相談内容をカテゴリーに分けると 経営 にかかる相談が3 分の1あり 売上戦略 の相談がそれに続きます また創業に関する相談もいただいています 相談事例 県外 その他 20 件 県北 14 件 沿岸 31 件 農林漁業 3 件通信 運輸 8 件 電機 ガス 水道 8 件 卸売 小売 43 件 今後の予定 県南 43 件 地域別相談者数 業種別相談者数 建設 製造業 65 件 県央 100 件 その他 11 件 サービス 70 件 さる10 月 10 日午後 いわて異業種交流討議会 ( いいこと ) の第 4 回交流会を開催しました 今回はの 東日本機電開発 ( 株 ) を見学 同社の配電盤 制御盤の設計 ~ 製作 及び家畜排泄物リサイクルシステムについて理解を深めました 出席したメンバーの所属する企業とは異なる事業で 大いに参考になったとのことでした その後 同社内にて当センターの藤井克己顧問による進行のもと 各社における産学官連携等の取り組みについて をテーマにディスカッションを行い 活発な意見交換を行いました なお11 月 5 日には第 5 回交流会を開催済です 今後も毎月 企業見学や講演会等を行い 県内産業のさらなる興隆に向け 異業種交流を深めていきます * 創業 & スタートアップ支援 ( 創業前 ~ 創業後 3 年未満の企業 ) 戦略構築 資金調達 計画策定支援 補助金申請支援など * 既存企業 ( 創業後 3 年以上経過の企業 ) 製品開発と販路確定 特許等申請 発明協会に橋渡し 補助金申請支援など * 経営改善支援再生支援機関への橋渡し 資金繰り助言 計画策定支援 事業承継等支援 窓口 お問い合わせ先 の事務所にて相談を受け付けておりますが 今後よろず支援窓口では 県内各地にコーディネーターが出向き 県主催の相談会などで相談をお受けしたり 単独で相談会を開催することも検討しております 近くにまいりました際は お気軽にご利用下さい [ 電話 ]019-631-3826 [ メール ]yorozu@joho-iwate.or.jp [ 場所 ] 北飯岡 2-4-26 岩手県先端科学技術研究センター ( 岩手県工業技術センター隣 ) [ 対応時間 ]( 祝祭日 年末年始のぞく ) 月 ~ 金曜日午前 9 時 ~ 午後 5 時 (12 時 ~1 時は休憩 ) http://www.joho-iwate.or.jp/yorozu/
知らせこの冊子は地球に優しいベジタブルオイルインクを使用しています お試験販売事業 出展者募集のお知らせ 主催 ( 公財 ) いわて産業振興センター 期 場 間 所 事業対象者 平成 26 年 5 月 ~ 平成 27 年 2 月末 中小企業支援法第 2 条に規定する中小企業者 岩手県内において創業しようとする個人及びグループ 農林水産物及びその加工品の生産者等 その他 いわて産業振興センターが適当と認める者 使用可能面積および1 事業者あたりの出店限度日数 お問い合せ 貴社の新商品を盛岡地区で試験販売し 手応えを確かめてみませんか? イオンモール盛岡南 いわて活菜横丁 結いの市 内 試験販売スペース ( エスカレーター側入り口 ) 詳しくはホームページをご覧下さい 確認しましょう! 最低賃金 厚生労働省 / 岩手労働局からお知らせ 岩手県最低賃金が 平成 26 年 10 月 4 日 ( 土 ) より時間額 665 円から 678 円に改正されました 岩手県内で働くパートタイマー アルバイト等を含む全ての労働者に適用されます 賃金額が 時間額 678 円を下回っている場合は 発効日から時間額 678 円以上となるよう賃金額を改正する必要があります 岩手県最低賃金( 地域別 ) のほか 産業別最低賃金が5つ設定されています 適用対象労働者 対象となる賃金 岩手県最低賃金と特定 ( 産業別 ) 最低賃金 5m 3.2m 最長 7 日間 ( 間が空いても可 ) までで調整します イオンモール盛岡南 1F ユニクロ ATM イオン盛岡南店 ( 旧サティ ) いわて活菜横丁結いの市 http://www.joho-iwate.or.jp/challengeshop/ 空き日程の確認 申込 :( 一社 ) 遠野ふるさと公社 ( 結いの市管理者 ) 019-631-3137 制度についての確認 :( 公財 ) いわて産業振興センター産業支援グループ 019-631-3823 この事業は いわて希望ファンド の助成を受けて実施しています 消費者ニーズや商品評価の把握にご活用ください! http://www.joho-iwate.or.jp/tm/ 全ての事業主は その雇用する労働者 ( パート労働者 アルバイト等含む ) に 最低賃金以上の賃金を支払わなければなりません 最低賃金の対象となる賃金は 通常の労働時間 労働日に対して支払われた賃金に限られ 精皆勤手当 通勤手当 家族手当 賞与は含まれません 最低賃金には 岩手県内全ての事業場に適用される 岩手県最低賃金 と特定の産業に適用される 特定 ( 産業別 ) 最低賃金 があります 詳細は 岩手労働局労働基準部賃金室 (TEL:019-604-3008) へお問い合わせください 岩手労働局 ( 公財 ) いわて産業振興センター広報誌 発行 / 公益財団法人いわて産業振興センター 020-0857 北飯岡 2 丁目 4-26( 岩手県先端科学技術研究センター 2F) TEL.019(631)3823 FAX.019(631)3830 E-mail joho@joho-iwate.or.jp URL http://www.joho-iwate.or.jp/ 2014 年 11 月 10 日 ( 毎月 10 日発行 ) 編集印刷 / 川嶋印刷株式会社