Windows 10 の新ブラウザー Microsoft Edge とは なお これまでの標準ブラウザーだった Internet Explorer は Windows 10 でも残されています 互換性の問題で Microsoft Edge で表示できない Web ページがある場合に Internet Explorer で開くという使い方ができます あくまでも Windows 10 ではメインのブラウザーが Microsoft Edge サブのブラウザーが Internet Explorer という位置づけです 画像はクリックで拡大できます ついにリリースされた Microsoft の新 OS Windows 10 スタートメニューの復活などさまざまな変化がありましたが 特に注目なのが 新しい標準ブラウザーとして追加された Microsoft Edge( マイクロソフトエッジ ) です これまでの標準ブラウザー Internet Explorer の後継という位置づけですが どのような機能を持っているのでしょうか 今回は Microsoft Edge の基本的な使い方やおすすめの機能についてご紹介します 新ブラウザー Microsoft Edge が登場 Microsoft Edge( マイクロソフトエッジ ) は Internet Explorer と同様に タブを追加することでひとつのウィンドウでも複数のページを効率的に表示できるブラウザーです 注目の機能としては Web ページを お気に入り のようなリストに追加して後でじっくり読める リーディングリスト Web ページヘ手書きでメモができる Web ノート 広告などの要素を省いたシンプルなレイアウトで閲覧できる リーディングビュー などがあります また ブックマーク リーディングリスト 閲覧履歴などは ハブ と呼ばれる場所でまとめて管理できるようになっています Windows 10 で Microsoft Edge を起動するには タスクバーのアイコンをクリックします このように Microsoft Edge のウィンドウが表示されます 初回起動時は Microsoft Edge へようこそ という Web ページが表示されます シンプルな Microsoft Edge の画面をチェックしようそれでは 実際に Microsoft Edge の画面を見ていきましょう Microsoft Edge の画面デザインは いたってシンプル 見た目にもスッ 1 / 6
キリしていて メニューのボタンも大きくなっているので マウス操作はもちろん タッチ操作でも使いやすくなっているのが特長です アドレスバー画面上部にあるアドレスバーは インターネット検索も兼ねています ここにキーワードを直接入力して検索を実行できます 現在表示されているタブの右横にある + をクリックします アドレスバーには 表示している Web ページ の URL が表示されます インターネット検索 をする場合は まずこの欄をクリックします アドレスバーにキーワードを入力して Enter キーを押すと Bing で検索できます キーワード入力時には 検索候補 キーワードを含む閲覧履歴やお気に入りから選択することもできます タブの追加タブを追加する場合は タブの横にある + ボタンをクリックして簡単に追加できます 新しいタブが追加され タブを切り替えながら複数の Web ページを閲覧できます このケースでは 新しいタブで Yahoo! JAPAN を表示しています 操作メニューアドレスバーの右側には各種機能を使うためのアイコンが並んでいます アイコンをクリックするだけで その機能を使うことができます アイコンは左から 読み取りビュー お気に入りまたはリーディングリストに追加 ハブ Web ノートの作成 共有 その他の操作 になります 2 / 6
要素を省略してスッキリ表示できる 読み取りビュー 操作メニューから リーディングビュー ボタンをクリックすると Web ページの広告やリンクなどの要素を省略して 写真とテキストだけのシンプルな表示に切り替えることができます 表示しているページを お気に入り として登録するには 操作メニューのスターマークをクリックするだけで OK 追加したお気に入りは ハブ から開けます 通常の Web ページでは 広告やボタン類など があるのが一般的です スターマークをクリックして 表示された画 面から お気に入り を選択し 追加 を クリックすれば保存されます アイコンをクリックして リーディングビューに切り替えると 広告やボタン類が省略され シンプルな表示で読みやすくなります インターネットの情報はハブに集めておく Microsoft Edge の機能の中で 特に活用して欲しいのが ハブ と呼ばれる機能です ハブを使えば Web ページのお気に入り リーディングリスト 履歴などを効率的に追加 管理できます ここでは ハブの基本的な使い方を解説しますので きちんとマスターしましょう お気に入り の登録 お気に入り を開いてみると 先ほどの Web ページが追加されているのがわかります リーディングリスト今は時間がないけど 後からじっくり Web ページを見たいときに使うと便利なのが リーディングリスト 気になる Web ページを追加しておけば 後で ハブ から開いてゆっくり閲覧できます URL を登録するという意味では お気に入り と同様の機能ですが ニュース記事を後で読みたい場合など 短期間だけ保存したいときに向いています 3 / 6
お気に入りのときと同様に スターマークを クリックし 上から リーディングリスト を選択して Web ページを追加します お気に入り リーディングリスト などのアイコンをクリック リストからクリックして Web ページを開けます また 右クリックすると 新しいフォルダーの作成や削除などの操作も可能です 他のアプリで共有する 共有 ボタンを使うことで ページの情報をアプリで利用することができます 良く使うアプリと連携できるのでとても便利です リーディングリスト を開いてみると Web ページが追加されているのがわかります ハブを開く追加したお気に入りやリーディングリストは すべてハブにまとめられます ハブから追加済みの Web ページを選択して開きます 開いているページの情報を他のアプリで使用 する場合は 操作メニューから 共有 ボタ ンをクリックします お気に入り や リーディングリスト 閲覧履歴 など ハブに保存済みの Web ページを開きたいときは 操作メニューから ハブ ボタンをクリックします 右側から 共有 というメニューが表示され ます 連携するアプリを選択しましょう 4 / 6
ホームページの上にメモが書ける Web ノート Microsoft Edge に搭載されている Web ノート は 表示しているページにペンツールで手書きメモができる画期的な機能です マウス操作やタッチ操作で画面をなぞるだけで ページ上に書き込みができます 関連情報を手書きでメモしたり 強調したい部分をマーカーで囲んだりしておけば Web の情報をスクラップ感覚で整理できて便利です また 共有 ボタンをクリックすると 書き込んだページを OneNote アプリにメモとして保存することも可能です 書き込みが終わったら 画面右上の保存ボタンをクリックします OneNote アプリに保存したい場合は その右側の 共有 ボタンから行います Web ノートを作成するには 書き込みたいペー ジを表示した状態で ツールメニューから Web ノートの作成 ボタンをクリックします 保存先としてお気に入りもしくはリーディングリストを選択して 追加 をクリック この操作で Web ノート形式 ( 画像ファイル ) の保存ができます スクラップ感覚で Web 情報を整理したいときに向いています 注釈の挿入やクリッピングもできる Web ノートでは ポップアップ形式での注釈の挿入や 必要な部分を切り取るクリッピングなどを行うこともできます Web の情報を資料として活用する機会の多い人には 非常に便利な機能といえるでしょう Web ノート用の画面に切り替わるので 左上のツールバーからペンの種類や色を選択します 後は 画面上をマウスやタッチ操作でドラッグすれば このように書き込みができます 5 / 6
ツールバーから注釈ボタン ( 吹き出しのアイコン ) をクリックすると このようなポップアップ形式のコメント欄に入力して注釈をつけることができます ツールバーからクリップボタン ( ハサミのアイコン ) をクリックすると マウスドラッグで指定した範囲をクリップボードにコピーできます まとめ Windows 10 を使いこなすうえで欠かせない新ブラウザーの Microsoft Edge 操作性は極力シンプルでありながら Web ノートやハブなどの便利な機能を備えているのがポイントです 特に ブックマーク リーディングリストなどをハブで一元的に管理できるので インターネットで情報収集する機会の多い人はかなり重宝するでしょう Windows 10 を手に入れた方は Microsoft Edge をどんどん活用してください 6 / 6