新潟県少子化対策モデル事業実施にかかる募集要領 平成 27 年 5 月 13 日新潟県福祉保健部児童家庭課 1 趣旨本県の出生数は 近年減少傾向が続いている また 合計特殊出生率も依然として低い水準にとどまっており 少子化対策は喫緊の課題となっている 県では 新潟県少子化対策モデル事業検討委員会最終報告書 ( 平成 27 年 1 月 ) を踏まえて 現時点で有効と考え得る複数の類型による少子化対策モデル事業 ( 以下 事業 という ) を実施する この募集要領は 事業の趣旨に照らして 効果的な事業実施が可能な事業者を選定するために必要な事項を定めるものである なお 事業の詳細については 新潟県少子化対策モデル事業実施要領 ( 以下 実施要領 という ) に規定する 2 事業内容 主たる事業所を新潟県内におく法人 ( 地方公共団体を除く ) 団体又は個人事業 主 ( 以下 法人等 という ) が以下に掲げる 1 型から 6 型までの 6 つの類型の モデル事業に取組むこと なお 提案にあたっては 1 型から 6 型までの中から 1 つを選択すること 事業の 6 つの類型 ) 類型 1 型仕事と子育て両立支援型 2 型第 3 子からの出産 子育て支援型 3 型第 1 子からの出産 子育て支援型 4 型 (1 型 +2 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 3 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 5 型 (1 型 +3 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 1 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 6 型地域で行う子育て支援型 事業内容 仕事と子育ての両立の実現に向けて 従業員の時間的ゆとり創出に取り組む法人等に対して県が支援 第 3 子以上の子を出生した従業員 ( 配偶者の出生を含む ) に対して 教育費用を含む子育てに要する費用として 県と法人等から合わせて 200 万円を支給 第 1 子以上の子を出生した従業員 ( 配偶者の出生を含む ) に対して 子育てに要する費用として県と法人等から合わせて 50 万円を支給 1 型の事業及び 2 型の事業を実施 1 型の事業及び 3 型の事業を実施 安心して楽しく子育てをすることができる地域の実現に向け 試行的な取組を行う法人等に対して 県が支援 本事業における従業員とは 従業員又はその配偶者が県内に住所を有する者を いう 2 型または 4 型における第 3 子以上の出生に係る支給額 200 万円は 出生した - 1 -
第 3 子以上の子の教育費用を含む子育て費用に対し支給するものであり 支給 を受けた従業員は 200 万円の全部または一部を教育費用に充てるものとする 3 事業期間 平成 27 年 7 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までとする 4 補助金交付 本事業に選定された事業者には 新潟県補助金等交付規則 ( 昭和 32 年新潟県規 則第 7 号 ) 及び新潟県少子化対策モデル事業補助金交付要綱 ( 以下 交付要綱 と いう ) 実施要領に基づき補助金を交付する 補助金交付の概要 類型 1 型仕事と子育て両立支援型 2 型第 3 子からの出産 子育て支援型 3 型第 1 子からの出産 子育て支援型 4 型 (1 型 +2 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 3 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 5 型 (1 型 +3 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 1 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 6 型地域で行う子育て支援型 県の補助内容 法人等に対して年 150 万円を上限に補助 第 3 子以上を出生した従業員 ( 配偶者の出生を含む ) が在籍する法人に対して1 従業員あたり 150 万円を補助 法人等は 50 万円を負担し県補助金の150 万円とあわせ第 3 子以上出生した従業員に200 万円を支給 従業員または当該従業員の配偶者が県内に住民票を有し 子を県内市町村に住民登録すること 第 1 子以上の子を出生した従業員 ( 配偶者の出生を含む ) が在籍する法人に対して1 従業員あたり 37.5 万円を補助 法人等は12.5 万円を負担し県補助金の37.5 万円とあわせ第 1 子以上出生した従業員に 50 万円を支給 従業員または当該従業員の配偶者が県内に住民票を有し 子を県内市町村に住民登録すること 1 型と 2 型の補助内容 1 型と 3 型の補助内容 法人等に対して 年 150 万円を上限に補助 5 本事業の事業主体及び資格基準等 (1) 事業主体類型 1 型仕事と子育て両立支援型 2 型第 3 子からの出産 子育て支援型 3 型第 1 子からの出産 子育て支援型 要件 以下 (1)~(4) を全て満たすこと (1) 法人等であること (2) 効果検証に適した規模を有すること効果検証に適した規模とは 県内における従業員数が概ね 100 人以上の法人等をいう なお 従業員規模が概ね 100 人未満の法人等にあっ - 2 -
4 型 (1 型 +2 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 3 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 5 型 (1 型 +3 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 1 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 6 型地域で行う子育て支援型 ては 複数の法人等が一つの共同体を形成して事業主体とすることができる (3) 3 年間継続して事業の実施が可能であること (4) 県が提示した調査票の提出が可能であること また 複数の法人等が事業主体となる場合 代表法人等を定め 県への申請 報告等のとりまとめが可能であること 以下 (1)~(3) を全て満たすこと (1) 法人等であること (2) 3 年間継続して事業の実施が可能であること (3) 県が提示した調査票のデータの提出が可能であること (2) 応募基準事業主体とする法人等は 以下の要件を全て満たすこと 1 地方自治法施行令第 167 条の4の規定に該当しないこと 2 新潟県から指名停止を受けていないこと 3 法人税 消費税 地方消費税及び県税の滞納がないこと 4 会社更生法 ( 平成 14 年法律第 154 号 ) 及び民事再生法 ( 平成 11 年法律第 225 号 ) 等により 更生又は再生手続きを行っていないこと 5 経営状況が健全であること 6 事業主体になろうとする法人等及びその役員等が 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 ( 平成 3 年法律第 77 号 ) 第 2 条に掲げる暴力団又は暴力団員及びこれらの者と社会的に非難されるような関係にある団体でないこと 7 重複して複数の事業主体の構成員になることはできない 6 事業者選定に係るスケジュール 5 月 13 日 ( 水 ) 募集開始 ( 県庁ホームページへ要領等を掲載 ) 5 月 25 日 ( 月 ) 説明会参加締切 5 月 27 日 ( 水 )28 日 ( 木 ) 説明会 5 月 29 日 ( 金 ) 質問項目締切 6 月 03 日 ( 水 ) 質問に対する回答 6 月 10 日 ( 水 ) 申請書 提案書等提出期限審査 選定 6 月 10 日 ( 水 ) 応募者に対してヒアリングを行う場合がある ~22 日 ( 月 )( 予定 ) ヒアリング期間は概ね15 日 ( 月 ) から19 日 ( 金 ) を予定 6 月下旬事業者決定 7 事業者選定に係る説明会 以下のとおり 新潟 長岡 上越 佐渡で説明会を実施する 説明会参加を希望 - 3 -
する場合 別紙 1を郵送 FAX E-mail のいずれかで新潟県福祉保健部児童家庭課あて提出すること なお 説明会の参加は任意であり 出欠は審査に影響しない (1) 新潟会場 日時 :5 月 27 日 ( 水 ) 110 時 00 分から 12 時 00 分 214 時 00 分から 16 時 00 分 1と2でどちらか一方を選択 会場 : 新潟ユニゾンプラザ ( 新潟市中央区上所 2-2-2) (2) 長岡会場 日時 :5 月 28 日 ( 木 ) 10 時 00 分から 12 時 00 分 会場 : 長岡商工会議所 ( 長岡市坂之上町 2-1-1) (3) 上越会場 日時 :5 月 28 日 ( 木 ) 14 時 00 分から 16 時 00 分 会場 : 上越商工会議所 ( 上越市新光町 1-10-20) (4) 佐渡会場 日時 :5 月 27 日 ( 水 )14 時 00 分から 16 時 00 分 会場 : 佐渡島開発総合センター ( 佐渡市両津湊 198) 8 質疑応答 (1) 質問書の提出この要領等について不明な点がある場合は 平成 27 年 5 月 29 日 ( 金 ) 午後 5 時までに別紙 2 新潟県少子化対策モデル事業実施にかかる質問事項 により新潟県福祉保健部児童家庭課まで提出すること なお 郵送 FAX E-mail によるものとする (2) 回答書の送付回答は 平成 27 年 6 月 3 日 ( 水 ) までに県庁 web 上に掲載する なお 質疑に対する回答は 募集要領 実施要領の追加又は修整とみなす 9 提出書類等 (1) 提出期限平成 27 年 6 月 10 日 ( 水 ) 午後 5 時までに新潟県福祉保健部児童家庭課へ持参又は郵送する ( 郵送の場合は提出期限必着 ) (2) 提出書類 1 事業公募申請書 ( 実施要領様式第 1 号 ) 2 事業提案書 ( 実施要領様式第 2 号 ) 3 参考資料 登記簿謄本( 履歴事項全部証明書 ) 登記簿謄本がない場合 団体要件を満たすことがわかる規約その他の規程 納税証明書( 未納税額がないことの証明 ) 財務状況がわかる資料 事業実施体制がわかる資料 - 4 -
(3) 提出部数等 1 提出部数は 7 部 ( 正本 1 部 正本のコピー 6 部 ) とする 2 必要に応じて補足資料を求める場合がある 10 審査 選定及び結果の通知 (1) 別に定める事業者選定委員会が各類型ごとに 10 者程度を上限として事業者を審査 選定する なお 事業者選定委員会の選定に当たっては 申請者に対し 事業内容等に係るヒアリングを行う場合がある (2) 県は 事業者選定委員会の選定結果等を踏まえ 事業主体を決定し その旨を申請者に通知するとともに公表する なお 不選定となった場合は 申請者にその旨を通知する 事業者選定委員会の選定基準 類型 1 型仕事と子育て両立支援型 2 型第 3 子からの出産 子育て支援型 3 型第 1 子からの出産 子育て支援型 4 型 (1 型 +2 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 3 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 5 型 (1 型 +3 型 ) 時間的 + 経済的時間的ゆとり支援と第 1 子からの経済的ゆとり支援の同時達成型 6 型地域で行う子育て支援型 選定基準 (1) 本事業の趣旨 目的を正しく理解し 実施内容が適切かつ具体的な内容であること (2) 法人等にとって新規性 先進性がある取組であること (3) 適切なスケジュール及び事業実施体制のもと 事業期間終了まで業務の実施が可能なこと (4) 従業員の構成 ( 総数 男女比 子育て世帯等 ) が 効果検証に適していること (1) 本事業の趣旨 目的を正しく理解していること (2) 事業実施体制及び財務状況から 法人負担分の拠出など事業期間終了まで業務の実施が可能なこと (3) 従業員の構成 ( 総数 男女比 子育て世帯等 ) が 効果検証に適していること 1 型及び 2 型と同様 1 型及び 3 型と同様 (1) 本事業の趣旨 目的を正しく理解し 実施内容が適切かつ具体的な内容であること (2) 当該地域にとって新規性 先進性がある取組であること (3) 適切なスケジュール及び事業実施体制のもと 事業期間終了まで業務の実施が可能なこと (4) 当該地域の現状及び課題を的確に把握し それに対応した取組であること - 5 -
11 効果検証本事業は モデル事業であり この事業を3 年間 継続的に実施 検証した上で 有効な施策を国に提言していくこととしている 本事業の実施者は 毎年効果検証に必要な書類提出があることを留意すること 詳細は 実施要領を参照のこと 12 その他 (1) 応募にあたっての様式等は実施要領に規定している (2) 記載例 補足説明については 県の web を参照のこと 13 問合せ先 提出先等 950-8570 新潟市中央区新光町 4 番地 1 新潟県福祉保健部児童家庭課少子化対策 保育係電話 :025-280-5215 FAX:025-281-3641 E-mail:ngt040270@pref.niigata.lg.jp - 6 -
表 1 選定及び補助金交付の手続きの流れ 1 事業公募申請書 (6 月 10 日〆 ) 法 様式第 1 号 新潟県少子化対策モデル事業公募申請書 様式第 2 号 事業提案書 4 事業者決定通知 (6 月下旬 ) 2 選定依頼 3 選定結果報告 選定委員会 人 等 5 交付申請 ( 1) 別記第 1 号様式 交付申請書 6 交付決定 ( 2) 県 7 実績報告 ( 翌年度 4 月 7 日〆 ) 別記第 5 号様式 実績報告書 1 5 交付申請について 1 型 4 型 5 型 6 型の事業は 4 月 10 日まで ( 平成 27 年度は 7 月 10 日まで ) に提出 2 型 3 型 4 型 5 型の事業は 対象となる子が出生した後 原則 翌月 5 日までに提出 2 6 交付決定について交付申請受理後 県は速やかに交付決定し 概算払いする 表 2 効果検証の手続きの流れ ( 調査は別途依頼 ) 1 検証データ報告依頼 ( 半期ごと ) 法 人 等 2 報告 ( 半期ごと ) 4 検証データ報告依頼 ( 年度末 ) 5 報告 ( 翌年度 4 月末 ) 県 3 報告 6 報告 検証委員会 7 検証結果 - 7 -
( 参考 ) 主な検証項目 ( 項目は予定 調査は別途依頼 ) (1) 別表 1 に係る 1 型から 5 型まで 1. 社員の状況 a. 年齢 性別 b. 結婚した年齢 c. 世帯の構成 d. 世帯収入 e. 会社における勤務時間 残業時間 f. 居住状況 2. 企業の状況 a. 業種 事業規模 b. 社員の男女別 年齢別構成 c. 賃金 手当 d. 勤務条件 福利厚生の制度 e. 休暇制度の取得状況 f. 時間外勤務の状況 3. その他 a. モデル事業の取組からの意識の変化 b. 支給額の使途 (2) 別表 1 に係る 6 型 1. 補助対象地域の現状及び課題 2. 本事業以外で実施される支援事業の内容 3. 本事業の利用状況 4. 地域住民の満足度 意識変化 - 8 -
別紙 1 新潟県福祉保健部児童家庭課少子化対策 保育係行 FAX:025-281-3641 又は E-mail:ngt040270@pref.niigata.lg.jp 本票のみお送り下さい 新潟県少子化対策モデル事業実施にかかる説明会参加申込書 貴社名 住所 参加者所属 役職 参加者氏名 参加者所属 役職 参加者氏名 参加者所属 役職 参加者氏名 ご記入いただいた貴社の情報は適切に管理し, 本説明会運営の為だけに使用いたします ご連絡担当者様 電話 FAX 電子メール 参加希望会場 (1~5のどちらかひとつ) を 印 ( 太枠内 ) で囲んでください 新潟会場 : 平成 27 年 5 月 27 日 ( 水 ) 新潟ユニゾンプラザ ( 新潟市中央区上所 2-2-2) 無料駐車場あり 110 時 00 分から 12 時 00 分 214 時 00 分から 16 時 00 分長岡会場 : 平成 27 年 5 月 28 日 ( 木 ) 長岡商工会議所 ( 長岡市坂之上町 2-1-1) 車でお越しの方は 近隣の有料駐車場をご利用願います 310 時 00 分から 12 時 00 分上越会場 : 平成 27 年 5 月 28 日 ( 木 ) 上越商工会議所 ( 上越市新光町 1-10-20) 無料駐車場あり 414 時 00 分から 16 時 00 分佐渡会場 : 平成 27 年 5 月 27 日 ( 水 ) 佐渡島開発総合センター ( 佐渡市両津湊 198) 無料駐車場あり 514 時 00 分から 16 時 00 分 - 9 -
担当者別紙 2 新潟県福祉保健部児童家庭課少子化対策 保育係行 新潟県少子化対策モデル事業実施にかかる質問事項 平成年月日 所在地 名称 代表者 職氏名電話 F A X E-mail 質問事項 - 10 -