られるよう 材料 構造 めっき方法などを検討した 現地試験は 宮城県牡鹿半島太 平洋沿岸鮫浦湾 13 年度 椿浜水深 6.8m 14 年度 椿浜水深 4.0m 15 年度 サキガマ水 深 5.4m と茨城県ひたちなか市平磯沿岸で行った 両地区とも キタムラサキウニの優占 する磯焼け地帯に位置し 試験装置を設置して ①ウニの這い上がり状況 装置に取り付 けたアラメの生残と海藻の着生状況 ②揺れ状況 ③構造上の問題点 ④腐食状況 を調 べた また試験地には 波向 波高計を設置し 波動流速として有義波動流速振幅Us 変 動流速振幅の 2 倍で定義 を測定した なお 平磯沖での調査は茨城県水産試験場浅海増殖部の全面的な協力により実施した 2 藻食性魚類の食害に対する波動の抑制効果について 食害の影響が大きい藻食性魚類としてアイゴを対象種とし アイゴの海藻摂食に及ぼす 流動の抑制効果を水槽実験で調べた 実験には振動流を発生できる回流水槽を用い 水温 20 でアイゴ 平均体重 264g 静岡県水産試験場伊豆分場提供 が 1 日(9 17 時)にアラ メを摂食した量を振動流 周期 10s の流速振幅を変えて調べた また アイゴによる食 害の抑制に必要な波動流の発生確率を 本州中部太平洋沿岸を対象海域として沿岸波浪長 期観測データを用いて計算によって予測し 流動による食害防止の可能性を検討した こ こで 波浪データには 気象庁が静岡県石廊崎沖で 1976 1999 年間に毎時観測した有義波 高と有義波周期を用い また主要 18 分潮の調和定数に基づき潮汐による水深変化を推算し た これらのデータを外的条件として 海底勾配 1/10 の一様斜面に観測沖波が入射すると 仮定して Battjes and Stive(1985)3) に従い波高の水深変化を予測し Soulsby(1987)4) の方法 で局所的な平均波動流速振幅U m,maxを計算した 調査結果 1 揺動式装置 1 反転防止型装置 13 年度試験 初年度は 軸受間距離に対する海藻の着生部 位 着生盤 の相対的長さを大きくすることが 費用対効果と軸の歪み対策の点で有利であるこ とから 着生盤長さ 軸受間距離となる装置の 実用化を検討した しかし この形状は不規則 な波の作用によってときどき反転することがあ り その際 着生盤が支柱に衝突して破損する ことがわかった また 造波水路を用いた模型 実験の結果 波動が規則的であるかぎり 抵抗 板は波動流がどのように強くなっても 90 度 水 平 近くまでしか上がらないが 波動が不規則 になると 流速が瞬間的にほとんど 0 になった ときに発生する乱れ 渦 によってまれに反転 することがわかった そこで 初年度は 図2 に示す反転防止用アーム付装置を試作した こ の構造の装置では着生盤が立ち上がるようにす るため 抵抗板の下端に重りをつけなければな らないが ここでは着生盤と軸との距離を短く 図2 試作した試験装置 下は固定台
15cm 2.5 / SUS304 2001 12 6.5m 6.8m 2001 10 22 21 14 14 13 6.8m 4.0m 2002 8 1 15 3
14 6.8m 2002 9 8 5.4m 20 / 2003 11 4 2.6m/s 2004 2 13 T 1,8551,180mm38 500mm W143L900mm201,100mm L700H300t1.5mmL800mm 400t1.5mm 3 4
15 15 604040 cm 24 18mm 0 0.8m0.6m 0.8m 18 (50.3mm)(12 s)24 0 1 2 3 400 3002mm 38400mm 500mm 2mm Run rms 1) (cm) 1 4.18 0 2 3.76 0 3 3.55 0 4 2.98 0 5 1.67 0.20 1) 5
Newmark- Cradle DelphiBorland Cradle Cradle 1m 100m 10 Cradle 3mm 200 100 2mm 55.84g 109mm 10 Cradle (ADV) 10 Cradle 90 Cradle 10 11 Cradle 10 6
11 5.5 s 1/7 9011 8.5s 12 1.1m/s 1.5m/s 13 2m rms U m,max < 1.1m/s < 1.5m/s 2324 12 13 2m T 7
10.5% Cr Cr 5) SUS316 < 2 m/ 6) 14 15 14 14 2 15Cr 5) SUS304L TiNb 5) 14 15 8
7) 7) b d b/d b/d 0.52 7) 16 W max i Wl 1 2 2 max 3l 4 1 l 48EI z 16 (1) i Wl1 4EI z l l 1 (2) ll 1 E I z max /l i < c/b I z = d 4 /64 d 1/4 Wl1 l 1 l d 2 (3) E( c / b) 2.6m/sGSM-2023-30 80MPab = 30mmd = 20mm184135mm4 l = 986mm 9
1 l = 143mmE = 1.93 10 5 N/mm 2 SUS304 C 2 W d u A 688N 2 C d (= 2)(=1025kg/m 3 ) W/(2bd) = 0.57MPa b/d 1.5 max /l = 1/257 <1/1200 8) 18mm 20mm 18mm 103 90 Cradle Cradle 10
0.4m/s 1) 1.5m/s 2m rms 2m T 1) 2001 1pp.59-107 2) 200012 pp.59-62 3) J.A. Battjes and M.J.F. Stive, 1985: Calibration and verification of a dissipation model for random breaking waves. J. Geophys. Res., 90(C5), pp.9159-9167 4) R.L. Soulsby, 1987: Calculating bottom orbital v elocity beneath waves. Coastal Eng., 11, pp.371-380 5) 2002 237pp. 6) 1995pp.235 7) 1998 244pp. 8) 1983 14 322pp. 11