Performance rma Tests s for Floor Covering gs 43
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GBRC Vol.35 No.3 2010.7 なお 摩耗輪のタイプと試験荷重は 製品規格の規定 により選択する 験体表面に滴下して時計皿で覆い 規定時間 24時間な ど まで静置した後 試験液を拭い取り 水洗いなどの 洗浄を行い 乾燥させた後に 目視観察を行う 浸せき法の場合は 一定量の試験液を容器に入れ 試 験体を決められた深さ 半浸せきや全浸せき まで 浸 せきさせて蓋をする 規定時間まで静置した後 滴下法 と同様にして 目視観察を行う 6. 3 性能評価 評価は 目視によって床仕上げ材の変状を観察するが 観察項目は個別の製品規格によって異なる 一般には 変色 光沢の変化 しわ 割れ 膨れ はがれなどの有 写真-5.2 テーバー式摩耗試験機 無を観察する 耐薬品性が規定された製品規格の一例を 表-6.2に示す 5. 3 性能評価 耐摩耗性は 質量減少量や厚さ減少量を求めて評価す る JIS A 1451で行う摩耗試験は 品質規定や基準が明 表-6.1 耐薬品性試験の規格の一例 確には定められていないが テーバー式摩耗は 化粧層 や表面塗膜がある場合については 下地の露出の程度を 確認しながらの評価もできる 耐摩耗性が規定された製 品規格の一例を表-5.1に示す なお 試験時条件は各規 格をご参照願いたい 表-5.1 耐摩耗性が規定された製品規格の一例 6. 耐薬品性試験 表-6.2 耐薬品性が規定された製品規格の一例 6. 1 概要 医薬品や化学製品を扱う病院 工場 学校など 住宅 ではトイレやキッチンでは 酸 アルカリ 有機溶剤 調味料 洗浄剤類などさまざまな薬品類を扱う これら の薬品類が床上にこぼれた場合 床仕上げ材の変色 光 沢低下 軟化 膨潤 溶解などの原因になる 6. 2 試験方法 試験は 個別の製品規格により 試薬の種類や濃度 試験体への接触方法に違いがあり 一例を表-6.1に示す 滴下法 点滴法 による試験は 一定量の試験液を試 47
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GBRC Vol.35 No.3 2010.7 方法 に規定されている 試験は 図-8.1に示す壁式RC構造による実験室 ま 施工に準じて壁際納まりまで試験体を再現して試験を行 う たは残響室を用いて行う どちらの試験施設の場合も上 ただし 床仕上げ構造の種類により衝撃力の伝達経路 階の音源室において 床に床仕上げ材料を施工する前後 と各部位の影響度が異なるため 試験規格では まず床 の各状態で床衝撃音を発生させ 下階受音室における床 仕上げ構造を表-8.1の3つのカテゴリーに分類している 衝撃音レベルを精密騒音計などで測定する そして 施 そして 各部位の影響度に対応した方法として 規格本 工前後の測定値の差から 床衝撃音レベル低減量を式 文による一般的な試験方法 附属書による小試料試験方 8.1 により算出する なお 試験に用いるコンクリー 法 それに壁式構造実験室に限定した試験方法 以上の トスラブは 厚さが200mmまたは150mmの場合が多い 3種類の試験方法が規定されており 3つのカテゴリーの 床仕上げ構造にそれぞれ適用できる試験方法の種類を表 -8.2のように限定している これらの詳細については 本誌Vol.33 No.1 pp.29-37を参照されたい なお 住宅の品質確保の促進等に関する法律 品確法 における特別評価方法認定 特認 を取得する場合には 加振点の設置位置の数や試験体の施工数などについて 追加の規程がある 表-8.1 床仕上げ構造のカテゴリー分類 図-8.1 壁式RC構造による試験施設の例 当試験研究センターの実大音響実験室 寸法単位 mm 床衝撃音を発生させる標準衝撃源には 軽量衝撃源 タ ッピングマシン および重量衝撃源 タイヤ衝撃源 ボ 表-8.2 床仕上げ構造のカテゴリー分類と試験方法の対応 ール衝撃源 が用いられる 一般的な試験方法では 標準衝撃源による加振位置お よび精密騒音計による受音位置は それぞれ空間的に均 等に分布する5箇所に設定され 衝撃源を各加振位置に 順次移動して測定が行われる また 壁式RC構造によ る実験室では スラブ面積約20m2のうち2辺を構造壁に 接する隅角部の約10m2 図-8.1 b 参照 に 現場標準 49
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