プール及び野外活動施設等の見直しに係る基本的な考え方 ( 素案 ) ~ 概要版 ~ みなさまのご意見を募集しています! ( パブリックコメント ) 募集期間 平成 24 年 4 月 16 日 ( 月 ) から 5 月 25 日 ( 金 ) まで 素案の全文は 以下の場所で閲覧できます 市民情報室( 市役所 1 階 ) 各区役所広報相談係 対象施設( プール 野外活動施設等 ) 横浜市ホームページ( 総務局しごと改革推進課 ) http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/sigoto/arikata/soan/ 提出方法 郵送 FAX Eメールで 下記のあて先へお送りください 横浜市電子申請サービスからもご提出いただけます 詳しい提出方法は この冊子の9 10ページをご覧ください あて先 横浜市総務局しごと改革推進課意見募集担当 231-0017 横浜市中区港町 1-1 FAX:045-664-5917 Eメール :so-shigoto@city.yokohama.jp 1
プール 野外活動施設等の見直しの取り組みについて 検討の経過 位置づけ 横浜市では 市民 有識者 市会議員で構成する 横浜市事業評価会議 を平成 22 年度に開催し プールと野外活動施設等の見直しについて ご意見や提案をいただきました いただいた意見等に基づき 平成 23 年度に外部の有識者で構成する 横浜市公共施設のあり方検討委員会 で 各施設の現状や課題などについて 検討を行ってきました また 平成 23 年 12 月から横浜市会においても議論を始めました この プール及び野外活動施設等の見直しに係る基本的な考え方 ( 素案 ) は 今までの検討結果を受けて プールと野外活動施設等がどうあるべきか その機能や施設をどう維持していくかを考えるにあたり 各施設の現状や課題を整理し 見直しの考え方や今後の検討の進め方について 横浜市の考え方をまとめたものです 対象施設 1 プール (551 か所 ) 屋内プール (11 か所 ) 余熱 旧余熱プール ( ふれーゆ 港南 保土ケ谷 旭 リネツ金沢 都筑 栄 ) 西スポーツセンター 清水ヶ丘公園プール 日産ウォーターパーク 横浜国際プール 屋外 (30 か所 ) 公園プール (28 か所 ) 横浜プールセンター 本牧市民プール 学校プール (510 か所 ) 余熱 旧余熱プール : ごみ焼却工場の余熱を利用しているプールを余熱プールといいます ごみ焼却工場が廃止 休止されたプールは 旧余熱プールといいます 2 野外活動施設等 (8 か所 ) 野島青少年研修センター 青少年野外活動センター 三ツ沢公園 こども自然公園 くろがね 道志 少年自然の家 赤城林間学園 南伊豆臨海学園 上郷 森の家 野外活動施設等とは 青少年の健全育成を目的に設置された施設で こども達が恵まれた自然環境の中で 宿泊体験や野外炊事等の野外活動を行うことができる施設です 2
なぜ 今 公共施設の見直しが必要なのか? < 取り巻く環境 > 横浜市の現状 1 少子高齢化が進みます 横浜市の人口は 将来的に減っていきます 割合でみると 子どもが減って 高齢者が増えていきます 横浜市の現状 2 公共施設が老朽化しています 市民利用施設や道路 下水道管きょなどの たくさんの公共施設を持っています 高度経済成長期に整備したため 老朽化しています 全ての公共施設を維持していくには 今後 20 年間で約 1.7 兆円が必要です 保有公共施設 横浜市の現状 3 厳しい財政状況が続きます 扶助費や人件費 公債費などのいわゆる義務的経費の割合が 全体の 50% を占めています 24 年度の一般会計予算では 実質的な市税の減収が約 120 億円という厳しい状況です 25 年度の収支不足額は 中期 4 か年計画での追加必要額も含めて 約 460 億円です 扶助費とは 社会保障制度の一環として 各種法令に基づいて実施する給付や 本市が単独で行っている主に福祉 保健 医療にかかる費用 図 : 平成 24 年度一般会計歳出経費別構成比を簡略化しました 3
プール 野外活動施設等は何が課題なのか? プールの課題 1 利用者が少なくなっています 屋外プールは ピーク時に比べ利用者が減少しています 現在は 83 万人 / 年の利用者がいます 公園 約 44 万人減 横浜フ ールセンター他 1 約 20 万人減 屋内プールは 各施設 10~20 万人 / 年の利用者がいます 一部施設で 10 万人を下回っています 学校プールの地域開放は 1 日平均 25.6 人 / 校となっています (23 年度 6 校実施 ) 年間延べ利用者数 プールの課題 2 施設が集中している地域があります 様々な目的で 設置してきたため 施設間の距離が 2~3km 程度と 集中している地域 (7 エリア ) があります 特に 鶴見区 神奈川区 港北区エリア 中区 磯子区エリア西区 南区 保土ケ谷区エリアの 3 エリアは集中しています 海岸部 (16 施設 ) 例 1: 余熱 旧余熱プール ごみ焼却工場設置に伴う地元還元施設は 余熱を利用しているため ごみ焼却工場の近くにあります 例 2: その他屋外プール 公園プールの一部 海の埋め立てに伴う代替として設置された施設は 海岸部に集中しています 例 3: 公園プールの一部 人口急増期に学校プールの代替として設置してきました 学校プールは 市内に均一に配置されています プールの課題 3 市民の皆様の税金を使っています 学校以外の全てプールを維持するために 1 年間に約 34 億 2 千万円を使っています 1 人がプールを利用するごとに876 円を税金で負担しています ( 総額は約 18 億 2 千万円 ) 半分以上の施設が設置から30 年以上が経過し 老朽化しています 耐震対策が必要な施設や休止している施設もあります 施設経過年数 積み残しの保全費約 47 億 2 千万円 予算の不足などの理由から 修理や更新ができていない施設があります 必要な経費は 全施設で約 47 億 2 千万円です 4
プール 野外活動施設等は何が課題なのか? 野活の課題 1 利用者が少なくなっています 春から秋にかけて利用はされていますが 冬は利用者が少なくなっています 市内の青少年野外活動センターの部屋稼働率は 1 年間で最も利用が多い 8 月でも 68%(3 施設合計 ) です キャンプ場の利用者が 特に少なくなっています ( 平均利用者数 : 道志 :4,387 人 赤城 :804 人 ) 市内青少年野外活動センターの月別利用状況 68% 49% 野活の課題 2 市民の皆様の税金を使っています 全ての施設を維持するために 1 年間に約 8 億 8 千万円を使っています 1 人が施設を利用するごとに1 日あたり1,994 円を税金で負担しています ( 総額は約 6 億 2 千万円 ) 半分以上の施設が設置から30 年以上 施設経過年数 が経過し 老朽化しています 積み残しの保全費約 11 億 9 千万円 予算の不足などの理由から 修理や更新ができていない施設があります 必要な経費は 全施設で約 11 億 9 千万円です 例 : 赤城林間学園約 4 億 2 千万円 道志約 1 億 4 千万円 野活の課題 3 安全性に課題があります 道志青少年野外活動センター( キャンプ場 ) は 施設へ行くアクセス道路が 急傾斜地崩壊危険箇所や土石流危険区域などの安全性に課題がある区域に指定されています 水源かん養林 アクセス道路 急傾斜地崩壊危険箇所など 道志青少年野外活動センター 道志青少年野外活動センター周辺図 5
今後 どうしていくの? どうやって進めるの?1 見直しの考え方 ( 総論 ) 優先的に保全し運営する施設と閉鎖する施設を選ぶ検討をします 各施設の具体的な方針は 今後決定していきます 横浜市会から 全施設の維持は難しい という意見がある一方で プールは高齢者の健康増進に役立っている 市民の声を聴くことが大切 民間活用も検討して欲しい 市民に身近な問題であり 慎重に検討すべき 等の意見がありました 検討の進め方のポイント 視点 施設設置の経緯や利用状況 施設配置 コスト 安全性などの視点で検討します ポイント 1 PR や運営改善によって利用状況やコスト状況が改善できないか 検討します 改善の取組を行った施設は その効果を検証した上で検討します ポイント 2 民間の知恵や工夫を取り入れたり 民間の活用によって改善が見込める施設は 民間の活用を検討します ポイント 3 利用状況やコスト状況などの情報は 積極的に公開します ポイント 4 集約化や廃止にあたっては 利用者や地域の方からご意見をいただきながら 代替策や跡地利用策を検討します 廃止する場合には 老朽化等も考慮して時期を決定します ポイント 5 今後も維持する施設は 施設の PR や魅力づくりなどの改善の取組や無駄な経費の削減などの取組を行います 6
今後 どうしていくの? どうやって進めるの?2 プールの見直しの考え方 ポイント1 共通 プールは 屋内プールや屋外プールなどの施設の分類ごとではなく プール全体として総合的に見直しを考えていきます 施設が集中している7つのエリアについて 段階的な集約化を考えます ポイント 2 旧余熱プール ( 栄 港南 ) 利用促進や経営改善の取組を行い その効果検証をした上で それぞれの施設の方針を 26 年度末までに検討します ポイント3 公園プール 特に施設が集中している3エリアについて 各 1 施設を集約化する実施計画を 25 年度末までに検討します また 現在休止しているプールは これまでの利用状況や費用対効果を踏まえて 機能転換を検討します ポイント4 横浜プールセンター 本牧市民プール ( その他屋外プール ) 設置の経緯にも配慮するとともに 経営改善の取組や民間の活用 施設の集約化の可能性を 25 年度末までに検討します ポイント5 学校プール 中学校プールは近隣 2~3 校で共同利用する拠点校方式を基本とし 小学校プールは各校に整備します 併せて 本市が所有するプールや民間プール等の活用も検討します 7
今後 どうしていくの? どうやって進めるの?3 野外活動施設等の見直しの考え方 ポイント1 共通 全ての施設で 利用促進や経営改善の取組を行います ポイント2 青少年野外活動センター 市内 ( 三ツ沢公園 こども自然公園 くろがね ) 利用促進の取組を行い その効果検証をした上で 26 年度末までに適正な施設規模を検討します 利用状況等が改善しない場合は 代替策などを検討し 集約化を行います ポイント 3 青少年野外活動センター 市外 ( 道志 ) 道志村の意見も踏まえながら キャンプ場は機能の変更 廃止も含めて 24 年度末までに検討します 廃止する場合は 代替策を検討します ポイント4 上郷 森の家 周辺施設と連携した利用促進や民間の活用 一部機能の閉鎖等の経営改善を24 年度末までに検討します ポイント 5 少年自然の家 ( 赤城 南伊豆 ) 昭和村との交流の発展を推進するとともに 赤城林間学園の施設の一部であるキャンプ場の閉鎖を含めて 24 年度末までに検討します 8
ご意見の提出にあたって 募集期間 平成 24 年 4 月 16 日 ( 月 ) から 5 月 25 日 ( 金 ) まで ( 必着 ) 提出方法 所定のはがき またはお好きな用紙にご意見 氏名 住所 年齢 プールまたは野外活動施設等の利用の有無 (1 年以内 ) 利用した施設名を記入いただき 郵送 FA X E メールで 下記のあて先へご提出ください または 横浜市電子申請サービスからご提出ください <あて先 > 横浜市総務局しごと改革推進課意見募集担当あて郵送 : 231-0017 横浜市中区港町 1-1 FAX :045-664-5917 Eメール :so-shigoto@city.yokohama.jp < 電子申請 届出システム > https://shinsei.asp-e-kanagawa.lg.jp/eka-jportal/entrance. do?command=pkg_detail&lcd=141003&pkgid=059789 横浜市トップページ 電子申請 手続 簡易申請一覧 プール及び野外活動施設等の見直しに係る基本的な考え方 ( 素案 ) 横浜市のプールや野外活動施設等が もっと良くなるには どうしたらいいだろう? 料金受取人払郵便 横浜港支店承認 7127 郵便はがき 2 3 1 8 7 9 0 017 差出有効期間平成 24 年 5 月 25 日まで ( 郵便切手不要 ) 横浜市中区港町 1-1 横浜市総務局しごと改革推進課意見募集担当行 横浜市にはどのくらいの施設が必要なんだろう? 9 氏名 住所 年代 該当する項目にマルをつけてください 1.19 歳以下 2.20~29 歳 3.30~39 歳 4.40~49 歳 5.50~59 歳 6.60 歳以上 問 1 1 年以内にプールまたは野外活動施設等を利用しましたか? 1. プールを利用した 2. 野外活動施設等を利用した 3. 両方利用した 4. 利用していない 問 2 利用した施設名をお書きください ( )
ご意見の提出にあたって 素案の全文は 以下の場所で閲覧できます 市民情報室( 市役所 1 階 ) 各区役所広報相談係 施設( ふれーゆ 港南プール 保土ケ谷プール 旭プール リネツ金沢 都筑プール栄プール 西スポーツセンター 清水ヶ丘公園プール 日産ウォーターパーク 横浜国際プール 野島青少年研修センター 青少年野外活動センター ( 三ツ沢公園 こども自然公園 くろがね 道志 ) 赤城林間学園 南伊豆臨海学園 上郷 森の家) 横浜市ホームページ ( 総務局しごと改革推進課 ) http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/sigoto/arikata/soan/ 注意事項 ご提出いただいたご意見に対して 個別の回答はいたしかねますので あらかじめご了承ください ご提出いただいたご意見の内容につきましては 氏名 電子メールアドレスなどの個人情報を除き 公開される可能性がありますので あらかじめご了承ください ご意見の提出にあたり 記載していただいた氏名等の個人情報につきましては 横浜市個人情報の保護に関する条例に従って適正に管理し 本案件に対する市民意見募集に関する業務のみに利用させていただきます ご意見等をお書きください 素案へのご意見はもちろん 施設運営のアイデアや提案もお待ちしています ご不明な点についての問い合わせ先 横浜市総務局しごと改革推進課意見募集担当電話番号 :045-671-4332 通話記録ができないため 電話での意見の提出はご遠慮ください ご協力ありがとうございました 10